飯島直子

2025年06月24日

「続・続・最後から二番目の恋」第11話(最終話) いくつになっても、未来に恋していたい

「われわれは、
ず〜〜っとこのまんまいくんですかねぇ〜」和平
「どうなんでしょうねぇ〜〜」千明


 そうしてなされた、あのベロベロに酔っぱらった夜の
プロポーズの記憶の確認。
もちろんお互いに覚えておりました。

「でもなんか〜〜
ちょっと怖いんですよね〜
うん・・・怖いの・・かな?
あなたと一緒に暮らしたりしたら、
楽しいだろうし、
素敵だな・・と思うんです。
結構ちゃんと、大好きです」千明


 でも、別れることが怖い。
それは和平もおんなじ。

「大切な人と・・・別れるのは・・
・・・もう嫌ですね。
もうそういう経験はしたくない。
ホントに嫌です」和平
「うん」
「なんかこう大切な誰かと一緒にいて、
そっからはもう、ひとりにはなりたくない。
怖いのかな。やっぱり」
「じゃあ一緒ですね」


 年をとればとるほど別れが怖い。
若いころよりも辛いし忘れられない。
別れに耐えられない、別れで変わってしまう自分がいるんじゃ?と怯える。

「じゃあ・・このままでも・・いいですかね?
このままでも・・隣にいてくれます・・か?」千明
「もちろん。喜んで」和平


 和平さんらしい答え。
そしてふたりらしい答え。

「でも、ひとつ約束しません?
シラフの約束。
いつか心が解けて、怖さが薄くなったら、
一緒に暮らしましょう。
起きた時、
すっぴんのあなたがいる暮らしがしてみたい」
「え〜〜フフ・・いやぁ・・・・
・・・うん・・・べつに・・いいよ」
「じゃあ約束」
「・・・えへへ・・」


 約束があるって素敵だ。
今話し合ったふたりの関係。
でもちょっと違うふたりになるかもしれない約束。
その約束を守るのか、忘れたフリをするのかは、お互い次第。まだわからない。
変わらないようでいて変わっていくふたり。
ワクワク、ドキドキする未来に向かって楽しみながらゆっくりと歩いている。


 ちゃんと失恋した律子と成瀬先生のお話デスヨ〜。

 恋をしている自覚も、その恋が実らないことも、どんどん好きになったら辛い未来しか待っていないことも見えるし、わかっている年齢。そして自分でストップをかけることもできるし、どんな関係を作っていくかを選び取ることができるのもわかっている。律子(石田ひかり)が選んだのは和平(中井貴一)とずっと友達でいること。

 お互いに鎌倉で生れ、鎌倉で育ったのに、多分何回もすれ違ってきたであろうに、出会わなかった律子と和平。人生ひと山もふた山も越えて、やっと出会ったことの意味もあるはず。

「鎌倉に帰ってきて良かったです」律子




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2025年06月10日

「続・続・最後から二番目の恋」第9話 一緒にわちゃわちゃ生きていければ幸せ



 さて、冒険に出た双子たちは、ゼーゼー言いながらも子供の頃の夢を叶えたようです。
頂上で飲むコーヒー旨し!

「どんな気持ちですか?今」万里子
「・・・・・・う〜ん・・・
命の心配しなくていいのは嬉しいんだけどさ、
ちょっとピンときてないっていうか・・」真平
「はい」
「どうしていいのかわからないっていうのがさ、
正直なところ」
「うん」


「ず〜っと今日死ぬかもしれないと思って
生きてきたからね。40年近く」
「そうですね。
・・・・怖いですよね。
急に何かが変わるのは怖いです。
素晴らしいことでも怖いですよね」
「うん。怖いね」
「でも、良かったです」


 ず〜っと病気の自分、死と隣り合わせの自分としか向き合ってこなかったんだもん。それが無くなると、いい変化だとわかっていても怖さは生れる。急に目の前に「自由」が攻めてきたみたいで戸惑う。これからだよね。人生やっと半分まで来たところ。少しづつ健康な自分に慣れていけばいいさ。

 書初めの課題「生きる」「生きろ」と書いた万里子(内田有紀)。
シンプルでまっすぐな祈りが真平(坂口憲二)を支えてきたんだね。

 そして千明(小泉今日子)は万里子からの手紙と草案を受け取っていた。
万里子の手紙には成長していく自分への実感と喜び、そしてそこまで導いてくれた千明への感謝と愛情が詰まっていた。そんな瞬間に立ち会えた千明も誇らしかっただろうね。

 『すべての文字が私が選択した意志でできてます』という言葉が本当に素敵だと思ったよ。選ぶことも進むことも怖がっていた万里子が一人の人間として自分の意志で歩きだし、未来を選ぼうとしている。なんか泣けるぜ。

 それに対する千明の手紙も人間性が伝わってきてグッときたよ。
万里子の思いも行動もすべて受け止め、そして優しく背中を押してくれている。
さすが万里子が惚れ込んだ人だよ。

 自分の背中を見つめ一生懸命ついてきていた子が、いつのまにか一人の作家として自分を刺激し、感動させ、パワーをくれる存在になっている。
こんな嬉しいことないよね (´;ω;`)

『今までは仕事上の恋人だったけど、
今度は溶け合いたいです。
作品でひとつになりたい』


 やられたよ・・・最高のラブレターじゃんか。
草案は千明と万里子が往復書簡のように書き加え、その後「チーム千明」のみんなにも参加してもらい、さらに推敲することになったぞ。

 まさにチームのみんなで創り上げる作品。
万里子にとっても嬉しいやね。



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2025年06月03日

「続・続・最後から二番目の恋」第8話 泣いても笑っても愛おしい人生



 真平(坂口憲二)から長倉ファミリー(千明含む)に招集がかけられた。
隔離されたメンバーはもしや3人目ご懐妊では?等と予想して勝手に喜んでいたが、病気完治の報告だった。大きな病院でいろんな検査をしてもらった結果、脳幹部の腫瘍と思われた影は無くなったと言われたのさ〜!

 常に最悪の状況になるかもしれない未来を見すえながら、それでも必死に前向きに生きて来た真平。支えてきた知美さん(佐津川愛美)と子供達。やっと晴れ晴れとした気持ちで生きていけるね。

 心配や不安というネガティブな思いだろうと、ずっと抱えてきたら、その人の一部になっている。だからそれが無くなることに不安も感じている。それは当たり前さぁ・・ずっと無理をしないように疲れないようにって制限をかけた生活してきたんだから。それでも嗚咽を抑えるような「とにかく今は嬉しいです!嬉しい!」という言葉は大きい(´;ω;`) 人生が大きく変わるね。

 みんなに感謝を伝えながら、真平が一番に気遣ったのは万里子(内田有紀)。
双子という特別な繋がりゆえに真平が抱える死の恐怖をも万里子は共有してきてしまったんだね。万里子が感じてきた未来への不安や違和感は、真平のものでもあった。

 親離れを迎えた万里子だったけど、同じく真平も新たなステージに向かう時が来ているんだろうね。和平さん(中井貴一)の乾杯の言葉に泣けた (。•́ωก̀。)…

「よく頑張った。
よく生きてくれた。
真平がさっき、あのぅ・・・病気が治ったって言ったけど
俺は治ったんじゃなくて、治したんだと思う。
お前と知美ちゃんと二人で病気を治したんだ。
もちろんおっちゃんやそうも、それを手伝ってくれた。
家族の愛が病気に勝ったんだ」


 報告を聞いて静かに感動している和平さんの背中をさすってあげたり、胸いっぱいでなかなか挨拶できない背中をポンポン叩いてあげる千明(小泉今日子)、二人を見ているとまさに阿吽の呼吸で長年連れ添った夫婦のようだった。

 さて、すべてをリセットしたい衝動にかられたのでしょうか〜?
断捨離を始めようとしたが一人ではにっちもさっちもいかず千明に助けを求めた(ら和平もついてきた)典子(飯島直子)だったが〜

 千明に「無理してなしにしなくてもいい、それ(過去と現在)も含めて、あんたという人間ができあがったわけでしょ?」と言われ腑に落ちた模様( ̄▽ ̄;) やっぱりさ〜一人で考え込むより、友のひとことさ。

「見た目の整理より、心の整理・・かな」

 でもね、見た目の整理をすると心も整理されるよ(笑
まずね、3人暮らし仕様のままだから〜一人ぐらし用に変えましょうよ。
捨てるもん捨てて、自分好みに変えるのさ〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ




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matakita821 at 16:26|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年05月27日

「続・続・最後から二番目の恋」第7話 ときめきに、年齢制限なんかない



 さて、『ナガクラ』に関係者様御一同が集合した夜から数日後、
千明(小泉今日子)の家で女子会が開かれた。
メンバーは啓子(森口博子)、祥子(渡辺真起子)、典子(飯島直子)、万里子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)、知美(佐津川愛美)、律子(石田ひかり)。

 えりなにはちょっと刺激が強いかな〜と思うし、
なんで律子も?とも思うぞ( ̄▽ ̄;) まぁいい。来る者は拒まずの千明ハウスさ。

 一方、和平(中井貴一)は成瀬先生(三浦友和)を『ナガクラ』に呼び出してサシ飲み。で、どちらでも話題になったのが千明と和平との関係。

「そういうアレじゃない・・っていうのは・・
どういうアレなの?」成瀬
「いや、どういうアレって言われても・・・
いや、何かこう・・・
・・・説明するのが難しいっていうか」和平
「(結婚の約束とかしている)そういうアレでは
ないってことだね?」
「そういう・・・アレじゃない・・って
訳でも・・・ないっていう・・」


 女子会の方で口火を切ったのは、もちろん律子( ̄▽ ̄;)
でも、実はメンバーもみんな理解している訳ではない。

「付き合ってるとか、付き合ってないとか、
そういう感じじゃ・・・ないんだよね」千明


 本人達も、もうわかんないよね。
なんというか〜既成の概念を越えた存在?

「え?ナニ?
もしかしてプロポーズとかしてる?」成瀬


 一応しているんデスヨ〜
コレは2014年に放送された「続・最後から二番目の恋」最終回での二人の会話でございます。

「お前、悔しかったらしてみろよ。
私にプロポーズ!」千明
「いいですよ。俺と結婚しろ。吉野千明」和平
「嫌だね〜へへへ・・・」
「断りやがって」

「でも、吉野千明。これだけは言わしてもらう」
「何だよ?」
「ちょっとお前の耳の穴かっぽじって、よく聞け」
「よし、聞こうじゃねぇか」
「他の男と結婚することだけは絶対に許さねぇ。
分かったか?!」
「分かりました!そんな予定も ございませんが。
フフフ・・・残念」
「よし、よし!分かった。よし。残念だな」
「ジャガジャン!」
「ジャガジャンだな」
「っていうか、もう長倉!オイオイオイ・・・
何かギュッて抱き締めるとかそういうことできねぇのかよ?そろそろ」
「バカだね」
「バカじゃねぇよ。バカかな?バカか?」


 そのまま二人ともぐでんぐでんに酔っぱらって
ソファで寄り添ったまま寝ちゃったんだよね。
だからお互い相手は憶えていないと思っている。
そしてそれでいいと思っている・・のかな?
今の、この、説明しようのないけれど心地いい関係が続けばそれでいいというか。

「『付き合ってるの?』『恋人なの?』って聞かれれば、『いや、違います』としか・・・
言いようがない。
まぁ、違う・・・違うんですよね。
でも一番大切な人であることは間違いない。
ずっとそばにいてもらいたいと思いますし、
幸せであって欲しいとも思っています。
結論を出したくないって言うのかな・・・
だから楽しいっていうか・・・」和平


 男子にも女子達にもわかってはもらえなかったが、千明も同じように思っているんだよね。
若い頃だったら、白黒ハッキリつけただろうけど、
今はこの形容しがたいけど楽しい関係がいいんだろうね。



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2025年05月20日

「続・続・最後から二番目の恋」第6話 どうせならファンキーに年をとりたい



 さて、唐突に決まった『事実婚の相手・長倉和平(中井貴一)』を伴った千明(小泉今日子)の帰郷。多分嘘とは思うが(前科アリ)父・隆司(小倉蒼蛙)の具合が悪くなり、うわごとで千明を呼んでいるから戻ってこいと母・有里子(三田佳子)から電話が入ったのさ〜

 この前、心配する母親に楽しそうに暮らしていることを証明しようと写真たくさん送ったのに、それが逆効果だったようで・・・
それでもスルーしようとする千明をマイルドに説得する和平さん。

「何度でも騙されてあげてください。
会いたいって言ってくれてる親がそこにいるんですから。
ここにいる長倉家のみんなは
おんなじこと思ってると思いますよ。
我々は早くに親を亡くした子供達ですから。
会いたくても・・・会えない」


 さらに千明の中にあるほんのちょっとの不安(万が一本当だったら)を指摘する万理子(内田有紀)。みんな千明のことわかりすぎ〜〜(笑
長倉ファミリー全員で背中を押すのでした。

 こんなん言われたら、行くっきゃないでしょうよ〜
婚約者を連れてね(笑

 いや〜信州に降り立った和平さん、
シュッとしててかっこ良かったわ〜
さすが中井貴一(笑

 家に行く道中で自分が通っていた小学校へ寄り、
思い出話をする千明。

 コレ、普通に恋人のスタンスでしょうよ〜
和平さん、興味津々で聞いとる。
友達ですら通ってた小学校になんて興味ないよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

「なんか大人になればなるほど、
おなじような経歴の人達の集合体になっていくんですね〜
なんかそれがつまんないな〜と思って」千明


 確かにね〜
同じようなグループの同じぐらいの感じって確認して安心したいのかも。
人間ってどうしても比べたくなるけど、比べたところでたいして変わんないよってメンバーと集っちゃうのかもね。

 ドラマの制作現場は、いろんな職種のいろんな経歴の人達が力を出し合ってひとつのものをつくる。それが楽しいそうな。

 きっと歩きながら他にもいろんな話をしたんだろうな〜
田舎に帰ってくると都会に住んでる者目線になり、ここに自分の居場所はないな〜と思う、でもかといって鎌倉が自分の居場所だという確信も持てない、揺るぎない根っこがあるとも思えない・・・そんなことをいろいろ考えてザワザワしてしまう。

 和平さんはいつも通り、心地よい笑い声とあいづちで聞いていた。
相変わらず邪魔にならず、ほどがよい(笑
これってすごいことなんだよなぁ・・・・


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2025年05月13日

「続・続・最後から二番目の恋」第5話 そっか年取るって悪くないかもね

「悪い酒だったのかな・・・」和平

 そうです(笑
まさか自分が騙されるなんてね。
自分を認められて褒められて誘ってもらえて。
行く気はなかったとしても、そりゃ嬉しいさ。

 お金引っぱられる前に教えててもらって良かったけど、傷つくよなぁ。
他人の言葉で舞いあがっていた自分が。
心の隙を突かれる自分であったことが。
騙せる人間と見定められたことが。
そして実は自分は辞めた後のことが不安だったんだと気づかされたことが。
悔しいし、悲しいし、腹立つよ。

 でもさ、コレ、若い頃にはなかった心境なんだけど、予想外のことが起きてショックを受けたり落ち込んだりすると、あぁ、いまだにこんな失敗して情けない恥ずかしいって、もちろん思うんだけど、その奥で自分はまだこんなふうに失敗できるんだな、そして心が動くし回復もできるんだな・・ってどこかでほっとしたりするんだよな。私だけかい?そして年取ってもいろんなことが起きるもんなんだな〜(じゃなくて自分が起こしてんのか?( ̄▽ ̄;))としみじみするというか。(一種の逃避だべか)だって若い頃は年を取ったら何も起こらないし心が乱されることもないんだろうな〜って思っていたから。面白いよね。

 千明ならきっと、こんなこともネタにして笑えるようになるよね。
年をとっても、いろんなことが起きるから退屈しないって。
悪い酒だったけど、いい酒でもあった。


 さて、えりな(白本彩奈)デスヨ。
海岸で知り合った青年・優斗(西垣匠)から和平がカフェで自分のことを甘えん坊キャラのように話していたことを知り、千明も交えて和平と3人の席をセッティング。父へ今の自分の素直な気持ちを伝えたぞ。

 いや〜コレ、千明が間にいてくれて良かったよね( ̄▽ ̄;)
和平がうまいこと言えない所を千明が解説してあげて、えりなが照れくさくて言えなさそうなとこを背中押してくれてさ。

 大人になったよねぇ・・シーズン1の頃は確かにマイルドではあったけどトゲも出しますよってキャラだったもんね。思春期でもあったし、父を思うが故に口に出せないこともあって溜ってしまうものがあったんだろうね。でも、さすが長倉ファミリー。しっかり父への愛情と感謝を伝えられた。 「人として好きだと思う」なんて最高じゃないですか〜いい子に育ったよ〜

 ある意味、えりなも自立して和平も子離れの時期が来ているのかな。
庇うべきか弱い存在だったひな鳥はもういない。
いつのまにかひとりの人間として父親に向き合えるほど成長していたんだね。
和平さん、嬉しいねぇ・・そして寂しいけど誇らしいね。
あの世で奥さんに会えたら、胸を張っていいよ。


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2025年04月15日

「続・続・最後から二番目の恋」第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる

 『続・最後から二番目の恋』最終回から11年・・・
って、つい最近な気がするワ!( ̄▽ ̄;)
始まったと思ったらコロナ渦の2020年に戻り、そっから描くのかと思ったら、また2025年に戻った。

 千明もコロナに罹患し味わったことのない不安と恐怖を味わうが、長倉家のおかげで何とか乗り切れた模様。

『さみしくない大人なんていない
大人は自分の時間が有限なことも
今から大きな素晴らしいことが起きないことも知っているから

そして年を取れば取るほど
こんなに頑張って生きてきたのに・・・
何でこんなに社会に大切にされないんだろうと
生れてきて、やがて老いていくということは
何て切ないことなんだろうと思っているから

でも、こうも思うのだ
老後なのかセカンドライフなのか分からないけど
それを一緒に笑って、ネタにして、共に生きる人がいれば
それならば何とか乗り切れるんじゃないかなと

家族でも夫婦でも友人でも隣人でも・・
何でもいいけど誰かいてくれれば
気の合うやつが隣に』



 登場人物の皆様も順調に年を重ね・・・
千明(小泉今日子)は定年を一年後に控え「セカンドライフセミナー」なんぞに出席しとる。

和平(中井貴一)は定年後、「観光推進課指導監」として市役所で働いている。嘱託なのかな?立場は変わったけど相変わらず忙しく働いている。

万理子(内田有紀)は脚本家になっており、でも「千秋専属の」って書いてあったぞ。じゃ千秋が辞めちゃったらどうなるんだ?

真平(坂口憲二)、おかえり!!やっぱりこのドラマには坂口君がいないと。
知美(佐津川愛美)とどうなったんだっけか??と思っていたら、結婚して双子に恵まれとった。カフェは繁盛しているみたいだね〜

典子(飯島直子)は、息子も一人立ちして暇そう( ̄▽ ̄;)

えりなちゃん(白本彩奈)も24歳。小さい頃とおんなじ方が演じているんだね。
美大を卒業してカフェを手伝いながら作品を創っている模様。

 千明と和平は相変わらずお互いにツッコミつつ深い話もサラリとできるほどよい距離感を保っている。コロナの時は和平が一晩中見守っていてくれた。なんとも有難く嬉しい近くの他人。

 そして新メンバーとして
千明のかかりつけ医の成瀬(三浦友和)。
なんか電車に乗っている千明が見られたらうれしい的な描写があり、もしや恋?と思ったら、亡くなった奥さんと千明がそっくりだったのね。

 和平には通訳のバイトで入った律子さん(石田ひかり)。
和平と仲良しだった一条のおじいちゃんの娘。一条さんが亡くなり形見分けに『くらちゃんへ』と残したものを開けてみるとエロ系だったため、和平のことも父と同じようなエロ親父と思っているらしく過剰な反応が・・・( ̄▽ ̄;)

 それぞれ恋のライバルが現れるという訳やね。



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