顔が消えていく

2023年08月20日

きこりのテレビ日記 #123

 8月16日(水曜日)雨・・ずっと雨

 お盆休み最終日。会社の倉庫のトイレ掃除行こうと思っていたのに、午前中ヤボ用済ませたら疲れちゃって1時間半も昼寝してしまった( ̄▽ ̄;) ダルくてもう外に出る気なし。あーーー明日から仕事かーー行きたくねぇ・・

 こちらは外に出たいのに、雨で出られないお方・・・
2023-8-16

 『シッコウ!! 〜犬と私と執行官〜』第6話(録画)(テレビ朝日)

 桂十郎(笠松将)に「付き合って欲しい!」と頼まれ引っ張って行かれたのは彼の母親の前。
何度も勝手にお見合いをセッティングされているそうで、ひかり(伊藤沙莉)は偽の恋人役を頼まれたのさ〜。

 なんか「あなたの相手は神さまが選ぶ!」とか言ってたけど、宗教に入れ込んでいるのでしょうか〜?ひかりが「長窪さんはもう十分幸せそうですよ。私たちはもう大人です。幸せになろうが不幸になろうが自分のことは自分で決めていいんじゃないでしょうか」ときっぱり言ってくれて良かったよ。

 ひかりのものの言い方は穏やかだけど気持ちに嘘がないから説得力あるんだよね。何か人に聞かせる力がある感じ。それに言葉って発するタイミングも大事だと思う。ひかりはそのセンスも上等。

 一方、今回の小原(織田裕二)のシッコウはかなりハード。
不動産競売にかけられたマンションに孫と犬と居座り続ける男・佐久山(でんでん)の説得。
難しや〜小原だって鬼じゃないからね、内心「商いと情けの間を行ったり来たり(@中尾質店のおじさん)」だと思うよ。

 佐久山さん、全く聞く耳持たない感じだもんね。
コレさ、息子が借金の担保にMSの部屋を抵当に入れたのが原因らしいけど、もしや息子が書類偽造したの?それとも佐久山も納得して判子押したのかね?息子が勝手にやったんなら息子を訴えたら何とかならんの?そこまでしたくないか?時間かかるだろうし。

 後で弁護士やら各方面に相談したけど全員に断られたって言ってたから、伊佐山さんには憶えないんだろうね。そりゃ納得いかないよなぁ・・・悪徳政治家を習って知らんふりすると孫に宣言しとった。

 なんか「法律」と「シッコウ」の間で、ある意味被害者でもある伊佐山さん達みたいな行き場を失ってしまう人達の世話をしてくれる組織があればいいのに。執行官もいろいろ紹介しているみたいだけど、もっと積極的にコーディネートしてくれるような存在があればなぁ。

 でもMS買った夫婦も気の毒すぎるし〜
伊佐山さんも「真面目に生きてきたのにこのザマ!」って嘆いていたけど、彼らだって「真面目に生きてきた」人たちだよ。一生懸命働いて作ったお金だもんね。

 「明渡し強制執行」の日、玄関でストライキ決行しようとした伊佐山さんは無理とわかると執行官室へ怒鳴り込み。しまいにハサミや傘で暴力行為開始。結局腰いわしちゃって白旗上げる羽目になったぞ。

 今回は栗橋(中島健人)が大活躍。恫喝する伊佐山に「債権者の方が被害者」と訴え、諦めた後の伊佐山のケアも丁寧にやってくれた。これはすごく大事だよね。誠実に仕事に向き合う中でも、どうしてもこぼれおちてしまう人間の心を尊重してくれた。執行官たちにとっても有難いよね。

 このことで弁護士としての使命感を改めて感じた栗橋だったけど、もしかしたらひかりも「執行官」の道が見えたのかしら〜?




 8月17日(木曜日)くもりだけど30度

 『BS世界のドキュメンタリー』もっと頑張れる!アメリカハイスクールのリアル 米 2021年(録画)(BS1)

 結構面白かった。
サンフランシスコで学力一位のローウェル高校に通う12年生・11年生たちの日常を追ったドキュメンタリー。彼らは入学した時からスタンフォードやハーバードなどの有名大学を目指し努力し続ける。学年が上がるに従って徐々に希望範囲を広げていくが志望校を聞くと、皆「スタンフォード!」と答える感じ。

 勉強漬けのハードな日々、強いプレッシャー、親からの期待、成績によって揺れ動く自尊心、希望と不安。かなり優秀な子でもほとんどが第一志望の大学には合格を認められない。入学出願とその結果を受け止めながら学生たちは初めて、自分の夢、大学で何をやりたいのか、自分という人間、親との関係を見つめ、求めてきたものと今現在の自分とをすり合わせようとする。

 私なんてなんも考えてなかったから(高校も落ちて、今度も落ちて母親に攻撃されたら自分は死ぬ・・と思ったからそれを避けるために頑張ったってだけ)、ギリギリの状態でも努力し続け前向きに捉えようとする彼らは立派だと心から思ったよ( ̄▽ ̄;)

 彼らは確実に優秀な能力を備えており、さらに伸びていくと期待できるけど、大学が欲しい人材と彼らの希望が一致するとは限らない。でもマッチしなかっただけで彼らの能力が否定された訳ではないということも学んでいく。

 こう考えるとテストメインで判断される日本って楽っちゃ楽かもゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ でもテストで人間性までは判断できないから日本の受験方法だと大学側の選択権も緩いってことなのかね。

 どちらにしろ「大学に合格するため」という枠の中でも彼らは自分らしい道を探し続け、チャレンジし、傷つきながらも成長する自分自身を感じている。青春だよなぁ(って、最近「青春」って言葉聞かないよね。2周ぐらい回って「青春」は遠い宇宙のかなたに行っちゃったか)・・・清々しいぞ。そして最終的な決断に誇りを持って大学生活を楽しんで欲しいなぁ・・と思ふ。

 過干渉な親から離れた場所での大学生活を望んでいたアルヴァンは合格した大学の中から母親の希望大学へ通うことにした。大学の寮の部屋にまで来てごちゃごちゃ言う母親は誇らしげだったけど、自立を阻まれるアルヴァンが心配だよ( ̄▽ ̄;)

 ラストに、この子はパッとしないし個性もなさそうだから、かなり妥協することになるんだろうな〜と思って見ていたシーレンという男の子がスタンフォード合格を確認して大喜びする姿(「オーマイガー!」連発(笑))には驚くとともになるほどね〜とも思った。個性って難しい(笑

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matakita821 at 15:22|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加