阿部サダヲ

2024年02月29日

きこりのテレビ日記 #151

 2月26日(月曜日)雪 −8℃

 5時半起床。最近じわじわと起きる時間がズレてきている。って、目覚ましかけてるの自分な訳だが ( ̄▽ ̄;) 運送屋さんが来る時間(に合わせて倉庫の鍵を開けねばならない)と起きる時間の微妙なせめぎ合い。まぁ、運送屋さんも働き方改革でそんな早く来ないべ(昔は4時台に来てたらしいが)と
思いつつ・・・

 『グレイトギフト』第6話(録画)(テレビ朝日)

 い〜〜ぃ?本当に真犯人?
わたしゃ、久留米(波留)が藤巻(反町隆史)と組んでギフトの創造主様のフリしているのかと思ったよ。真犯人いるとしたら、残ってるのは波留さんか小野花梨さんしかいないよ?杏梨(倉科カナ)が実は医大中退とかでギフト作ったって説でもいいけど、入院患者を狙えるんだからやっぱり病院内にいる人だよねぇ?外部の人間が作って内部にいる共犯者にやらせてもいいんだけど、なんか一匹狼っぽいよね。他にめぼしい人いるっけ?

 それにしてもオープニングの藤巻の突然のキャラ変(笑
「今までの人生が馬鹿らしくなるほどの法外な金」を要求。
いくら離婚で気落ちしているからって、「Mr.善人」藤巻がそこまで変わるなんて白鳥(佐々木蔵之介)だって思わないよね〜( ̄▽ ̄;)

 そして白鳥を取引に同席させる為の大芝居。
「ボンクラ藤巻」氏、頑張ったけどさぁ〜どうみても呼び寄せようとしているとしか思えない言動を白鳥がわからないとでも?白鳥をナメてもらっちゃ困る(笑)でも必死で悪になろうとする演技、その後の腑抜け状態に益々藤巻が好きになったわ〜(自動的に反町氏も昇格)なんてキュートなお方なの。私の人生で反町さんに興味を持つ日が来るなんて思ってもいなかったよ。ツイッターで流れてくる「いい人情報」で少しポイントは溜まっていたけどさ。

 さて、今週、ホントに真犯人わかるのかな?7話でしょ〜?10話あるとして・・もうバレんか?バレても証拠がないからどうすることもできないか。てか、警察にももう言えないし、どうすりゃいいんだろうね。

 『不適切にもほどがある!』第5話 隠しごとしちゃダメですか?(録画)(TBS)

 「わっかりました」からのラジカセ〜『結婚の許しを乞うダンス』〜
「は〜い!は〜い!は〜い!は〜い!
義父さん、この通り!義父さん、ビリーブ・ミー!」
が最高でございました。
このための錦戸亮投入デスヨ。艶っぽくて、本気なのにどこかふざけた雰囲気もあるのがいいよね。でも何か錦戸君、痩せていたんでないかい?もうちょっとお肉付いてもいいと思うけど。

 そして純子(河合優実)と小川(阿部サダヲ)は阪神・淡路大震災に巻き込まれ亡くなってしまったんだね。知って昭和に戻っても自分達だけ助かる訳にもいかないし、そういう展開にするクドカンとも思えない。かといって亡くなるとわかっていてそのままというのも難しいよな。クドカンがどう描くのか・・・。

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matakita821 at 18:24|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年02月05日

きこりのテレビ日記 #148

 2月3日(土曜日)晴れ

 いつもは500円〜900円台のワインを買うのだが〜先週、たまたま2,700円ぐらいの赤ワインを買ったら美味しくて、仕事の間中ずっと、家に帰ったらワインと〜まぐろのカルパッチョ〜〜軽く炙って〜、こじゃれた野菜散らして〜、ワサビ醤油と〜粉チーズ〜などと考えながら頑張った。で、帰宅後、その通りにした結果、睡魔に襲われ3時間ほど昼寝。さすがにいつもの時間には寝れず、リアタイ。

 22時 NHK総合『お別れホスピタル』第1話 死ぬってなんだろう

 思っていたよりもかなり重たい内容だった・・・
でも、次回も見ます。

 いろんな病状の患者が一緒の部屋で暮らす療養病棟。
高齢者がほとんどで退院する人は、ほぼいない。
おしゃべり好きな山崎さん(丘みつ子)、反対に誰ともほとんどコミュニケーションを取らない野中さん(白川和子)、認知症傾向のある太田さん(松金よね子)。

 こりゃ大変だ・・・( ̄▽ ̄;)てな喧噪の後の急変。さっきまで楽しそうに喋っていた山崎さんが亡くなり、その隣の野中さんも。そして合わせるように太田さんも亡くなってしまった静かな病室。てんでバラバラだった病室の三人が仲良くお茶会をしているのを想像しながら、一緒にクッキーを食べる歩(岸井ゆきの)。彼女の今いる世界が静かに伝わってくる演出だった。

 そしてちょっとした知り合いだった陽気なおじさん・本庄(古田新太)の入院と自殺。自由に生きてきた結果、家族を失ったと笑って話していた本庄さんが突然、死を選ぶ。かと思えば回復の見込みがなく息子も諦めた植物状態が続くと思われる夫の延命処置を希望し、幸せそうに寄り添う妻もいる。

 本人が書類ででも残さない限り、最期の選択は残された家族にゆだねられる。でも家族でもその考えは一致する訳じゃない。息子は生き続ける母のために人工呼吸器をつけない判断を提案するが、妻はそれでも生きていて欲しいと拒否する。当の本人の意志は確認できる状態じゃない。

 死を選んだ本庄さんの孤独と絶望は本人にしかわからない。
でも、落ちていた3本の吸い殻。もし煙草が一本しかなかったら、本庄さんは部屋に戻ったかもしれない。目の前にある「死」は瞬間で消えたりくっきりしたり・・死に向かう心は偶然の要素にも左右される。

 そんな職場から、呼び出された実家に行けば別の現実が待っている。
中学の時のいじめが原因で摂食障害と自傷行為を繰り返す妹・佐都子(小野花梨)は「死にたい」が口癖。そんな娘を持て余し歩に依存する母加那子(麻生祐未)。

 狂暴になり暴言を吐く佐都子に説教をし、「生きたくても生きられない人もいるだよ!」と叫んでしまう歩。

「そうだね・・・そういう人は死ぬのすごい辛いし、きっと怖いだろうね。
でも、生きるのが辛い人間にとっては楽になれて羨ましい。
そういう人は自分で自分を殺さずに死ねるんだから」佐都子
「・・・・・何言ってんの。
わかんないよ、死ぬとか。わかんないよ・・
つべこべ言わずに生きろよ!!


 がんじがらめで逃げ場のない世界。
妹にしてみたら、あの母親の元で育っても、なんとかうまいことコミュニケーションが取れて、ちゃんと自立して、この家から離れて暮らしている姉への羨望と劣等感と怒りがある。でも、歩も実はギリギリの状態でなんとかやっている。

 誰もいなくなった病室には新しい患者が入院した。
欲が深く猜疑心も強く、家や土地の権利書を持ち込んで「誰にも渡さない!」死にたくな〜い!」と叫ぶ池尻さん(木野花)。
あの世には持っていけないんだが・・・( ̄▽ ̄;)

『誰だってその時は自分で決めたい。
でも、自分で決められないこともある。

自分で決めるのが一番いい?
そうとも限らないと思う。
死ぬって何だろう』


 常に「死」と向き合わねばならない職場。
そして「死」を意識した患者さんに寄り添わねばならない場所。
自分の死、そして大切な人の死、死を前にして人は改めて自分の人生、共に生きてきた人の人生を見つめなおす。「死」を考えることは「生」を考えることだと思う。矛盾しているかもしれないけれど本庄さんは自分らしく生きるために死んだのかもしれないし、佐都子の自傷行為は生きたいという思いの現れかもしれない。



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matakita821 at 18:12|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加