連続ドラマW

2025年07月02日

きこりのテレビ日記 #236

 6月29日(日曜日)晴れ 13度→30度

 昨日の朝はカラスの盛んな鳴き声で目が覚めたが、今朝は静か。
昨日確認したら、うちのさくらんぼの木の上にちょっと小さめのカラスがおり、多分親鳥と思われるカラスが守るために騒いでいた模様。雑草取りしている間も、大声で鳴きながらすぐ横をビュン!と飛んで威嚇してきたが、無視(内心ビビッてたが雑草取りも暑くてずっとサボってきたので切迫してたのさ〜)。害がないとわかれば大人しくなるべ・・と思ったが変わらず・・・脅されっぱなしつつも庭仕事をした1時間半。

 今日はどうしたことかカラスがいない。遠くで声がするところみるとショバを変えたのか、あのカラスが無事巣立ったのか。どちらにしろ平和が戻ったが暑くて庭に出る気にならない。先週からずっと気温30度が続いており、気持ち的に負けている。例によってカーテン閉めたまんま、気力も奪われソファに寝っ転がってドラマやYoutube見たりしてすごしとったゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 今週も暑いんだよな〜ヤダヤダ・・・

 朝のうちはまだマシ・・・
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 最近、よくツルンで行動しているなつとミー太。
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 ジャコウアオイが咲いてきた〜
ピンクの可憐な花がかわいい。
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 本当は昨日実家に行こうと思っておかずを作ったのだが、これまた暑さに負けて断念。なので今朝持って行ったのだが〜母ときたら暑いのにクーラーもつけず窓も締切り。すぐにクーラー点けたのだが寒いと言って消された( ̄▽ ̄;) 30分で限界を感じ帰宅。

 いや〜わたしゃ、風通しの悪いとこってホント嫌なのよね。なのに実家は用心のため窓を絶対開けない。いつもは冷房つけているというが〜〜年取ると気温差に気づけずに熱中症になるっていうけど、よくわかるワ。長袖着てベストみたいの(薄手だけど)着てても寒い!だからね〜熱中症注意喚起してペットボトル入り飲料も置いてくるけど、母なりの揺るがない生活スタイルがあるからな〜変えないよね。いろんな面で一緒には暮らせないよな・・と再認識。

 『with MUSIC』(録画)(日本テレビ)


 まったく見たことない番組なんだけど、ツイッターで「BE:FIRST」が出ると知り、慌ててラスト30分録画。「BE:FIRST」ってたくさんいるんだね〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 『波うららかに、めおと日和』のテーマ曲、『夢中』堪能致しました〜♬ ドラマにぴったりの曲だったもんね。いい組み合わせだとドラマも歌も両方が生き続けるんだよね。しばらくリピートしちゃいそう。

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matakita821 at 16:08|PermalinkComments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年10月02日

連続ドラマW 『落日』 第4話(最終話)

「良かった。知ることができて。
真尋さん・・・」香(北川景子)
「はい」真尋(吉岡里帆)
映画を創ろう
はい


 ふたりの目の前に広がる落日。
力輝斗と千穂も一緒に見つめた景色。
そして香の父も見たであろう夕陽。
終わりを意味する落日だけど、3人とも、きっと明日という日を信じていた。

 姉の千穂(駒井蓮)と力輝斗(竹内涼真)が付き合っていたらしいと知った真尋は、事故が神社付近だったことから、二人が一緒にどこかへ行こうとしていたのでは?と推理。しかし千穂が車に轢かれたのを見て、怖くなった力輝斗は逃げた?その後悔が事件へと繋がったのかもしれないと考えた。

 二人の関係を示す確証が欲しいところだが、千穂の日記には名前が書いておらず、彼は口下手なので手紙で気持ちを交換していたらしい。その手紙は部屋を探しても見つからなかった。
でも、真尋はもう前に進むことだけを考えている。

「私、お姉ちゃんと力輝斗のこと、最後まで調べてみる。
何もないかもしれないけど。
もしかしたら辛い事実が待っているかもしれない」真尋
「・・・・それでも千穂はお前に知ってもらいたいと思うよ」良平(宮川一朗太)


 たとえどんな証拠が見つかったとしても、それは「事実」の側面でしかない。
それでも人はその人を焦がれる分だけ知りたいと思う。
知ることでしか、その人に近づけないから。

 父から姉は大切なものを缶に入れる癖があったと聞いた真尋は部屋中捜したが、見つけたのは缶に入っていた子供の頃の宝物だった。

 二人が灯台の近くで会っていたらしいという話を伝えながら、真尋は同じ場所で自殺した香の父親について、(その死を)乗り越えられたのか尋ねた。

「それは・・・まだかな」

 香は父の死は自分のせいだと考えていた。
父は自分を守ることができなかったことで苦しみ自殺したと。
父が最期に見た映画はリバイバル上映されていた「スター・ウォーズ」だった。

「もし、父があの時、
(「スター・ウォーズ」には続編があると)知ってたらな・・って。
そしたらあの日、父は家に帰ってたかもしれない。
30年後に続編を見ることを楽しみにして。
この世界で頑張ってみようって考えたかもしれない。
映画には・・それくらいの力があるって信じたい


 ほんのちょっとしたことが生きる支えになる。
誰かとの小さな約束、いつか行ったあの景色をもう一度見ること、
そして大好きな映画のその後を見ること。
生きる為に人はそんなことを心の灯にしているんだと思う。

 香は地域の住人から「猫将軍」についての聞き込みを続けていた。
千穂が事故に遭う大分前に猫将軍は振られたという噂があったらしい。
千穂さんは突然、神社に来なくなったそうな。

 振られた力輝斗が姉のことを恨みに思っていた可能性があるという真尋の言葉を受け、香は弁護士に再度面会を頼んだが諫められてしまった。

「本人は何年も覚悟して安らかに死を迎えられるように暮らしてきたんです。
確実な根拠もないのに無責任にひっかき回す権利があなたにありますか?」


 確かにそうなんだけどさ〜
いや〜何かこの弁護士さん、新たな事実が見つかって再審請求通ったら面倒くさいと思ってるんじゃ。どんな人間だって「安らかに死を迎えられる」覚悟なんてそうそうできるもんじゃないよ。

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matakita821 at 22:49|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年09月25日

連続ドラマW 『落日』 第3話

「死なせてください。
死なせてください。
もう死なせてください。
・・・・死なせてください


 その声には恨みも憎しみもなかった。
ただ純粋に「死なせて欲しい」という祈りのような願いだけ。
人の言葉や行動がそうさせているのではない。
彼が、自分自身に判断を下し、死を望んでいる。

 「私ね、人を殺したの」

 香(北川景子)は二人の死に関わっていた。
1人は父・裕貴(夙川アトム)。
妻・真理(真飛聖)に出世が遅い事を毎日毎日ヒステリックに責められ罵られていた父は、ある日、何も言わずただ香を抱きしめた後、映画を見に行った。

 そこは『父が唯一生きる気力を取り戻せる場所』だったが、その日は帰りに崖に飛びこんで自殺した。場所は真尋がドラマの脚本に描いた、あの灯台のある崖だった。

 その後、母は心を壊し一緒に生活できる状態ではなくなったため、香は横浜の父の実家に引き取られた。

 中学生の時、クラスでいじめられている男の子がいた。そのいじめは命にもかかわるほどの壮絶なものだった。ある時、彼をかばったら、その後彼から映画に誘われ、断ったら押し倒された香は思わず本音をぶつけた。

「気持ち悪い!!
臭いし気持ち悪い!!」


 その夜、彼は自宅の部屋で首を吊って自殺した。
教室に乗り込んで来た母親は香にどす黒い怒りをぶつけた。

あなたのせいであの子は死んだのよ!
あなたのせいで!
この人殺し!人殺し!!


 人は地獄の底にいるような悲しみの中でも責める相手を選んでいる。
責められるべきはいじめていた少年たちなのに、手を差し出した相手の手が翻されると、その相手を憎む。

 それは香が映画で描いた3つのエピソードのうちのひとつだった。
映画の中で少年の遺書が一枚取り除かれる場面があったが、それも同じだった。

 何年か経って彼の家に謝りに行った時、母親は相変わらずだったが、姉は彼の死の真実を教えてくれた。遺書は2ページあり、1枚目は香への謝罪が一行、そして2枚目には『お母さん、ごめんなさい』と何度も何度も便箋いっぱいに書かれていた。

 姉は自殺の原因が母親だと気づいていたが、この遺書を見たら今度は母が死ぬと思い、切り離した。

「あなたへの憎しみが原動力でもいいから、母に生きていてもらいたくて。
ほんとにごめんなさい。今では後悔してます。
弟の最期の思いを母に伝えれば良かった。
ホントにごめんなさい。ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」


 真尋に、この場面の意味を問われた香は「生きる原動力」と答えていたが、それは彼の母親にとっての「原動力」という意味なんだろうか。
でも、誰かにとっての原動力が別の誰かの絶望になることもある。

 真実を知っても香は救われなかった。

「どう考えればいいかわからなくなって、映画にしたの」香

 それが「監督(作家)」という人間。
自分を含む人間と出来事を客観視し、残酷で嫌な部分をも目を見開きまっすぐに見つめ、「作品」という形に創り上げずにいられない。そうすることでしか救われない。

 次に香が映画にしたいと思ったのが沙良と力輝斗の事件だった。

「沙良さんが亡くなったって知ってからずっと・・
私だけが生き残ったっていう罪悪感があったの。
だから、どうして沙良さんが死んだのか、どうしても知りたかった。
知れば・・・前に進めるから」

「真尋さんもそうじゃない?お姉さんのこと。
知らなければ良かったって・・言ってたけど、
知ることで前に進めたこと、あるんじゃないかな」


 香の言葉を受け止めきれなかった真尋(吉岡里帆)は去っていった。

 香はほとんど表情を変えずにしゃべる。
一見、感情を失ったロボットのように見えるけれど、心の底に揺らいでいるものたぎっているものが伝わってくる。それは時に香を飲み込んでしまうほど大きなものになり彼女を苦しめたのだろう。多分、香は、作品というものに落とし込めなければ死んでいたかもしれない。



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matakita821 at 19:35|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年09月19日

連続ドラマW 『落日』 第2話

「監督は・・・
『知りたい』って言い続けてますけど、
知ることで、その先に何があるんですか?」真尋(吉岡里帆)

「知らないと・・前に進めないから。
・・・知ることによって、次の道を探して・・・
やっと生きて来た」香(北川景子)


 香は知りたいんだと思う。
人間とは、なんなのか。
自分とは、どんな人間なのか。
私は生きていていい人間なのか。

 香の「知りたい」は、まるで叫びのようだ。
暗闇の中を這いずりながら光を探し求めている。そして、やっと見つけたおぼろげな灯を決して逃したくないというような、静かな横顔から必死な思いが伝わってきた。

 彼女の「知りたい」は「生きたい」なのだと思う。
それを彼女自身も気づいていないのかもしれないけれど。

 医師の葛城は、カウンセリングで得た立石力輝斗(竹内涼真)の「真実」を語ってくれた。

「僕は妹が嫌いでした。
自分勝手でわがままで何でも自分の思い通りになると思ってた」


 事件当日、沙良(久保史緒里)は両親が買っておいてくれたクリスマスケーキを手に2階の部屋へとあがってきた。
沙良の部屋は力輝斗の部屋を通らないといけない造りになっており、その度に彼女は引きこもりの兄に毒づくのが日常だった。


「あんたさ・・・そろそろ死んでくれないかな」

 オーディションに合格した沙良は、高校卒業後に東京でアイドルデビューが決まっており、「引きこもりの兄」がいるのは都合が悪いと吐き捨てた。
彼女はケーキを切る為に持ってきたナイフで挑発しながら、蹴り、叩き、罵り続けた。


「わかるよね。
アンタなんて生きてる価値ねぇんだよ!!


 無反応だった力輝斗は静かに立ち上がると、ナイフを拾い、沙良の腹部を刺した。
一階で酔っぱらって寝ていた両親、「親も嫌いだった」「子供の頃から妹ばかりかわいがっていた」からそのまま火をつけた。


 虐待の有無を確認したら力輝斗は否定したが、
葛城は「うそかもしれない」と思っていた。

「死刑になりたくて。
あえて虐待のことを言わなかったのかもしれない。
情状酌量の余地を残したくなくて」
「どうしてそう思うんですか」香
「彼は・・・死にたがっているように見えたからです」


 カウンセリングの時の力輝斗の言葉には何パーセントかの真実はあるのだろう。
しかし話された「真実」は「本当の動機」を隠すため彼が創った「真実」かもしれない。

「僕は正常です。死刑にしてください」力輝斗

 ヤケになっているふうでもなく、思いつめている訳でもない。
「死刑」を求めることが彼の救いに繋がってでもいるような。
彼も香とおなじ?自分が生き続けることへの疑問を持ち続け、それでも静かに繋いでいた細い糸を断ち切られてしまったんだろうか。



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matakita821 at 19:17|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年09月13日

きこりのテレビ日記 #126

 9月9日(土曜日)くもりのち雨

 今日は月に一度の土曜休みヾ(*´∀`*)ノ
珍しくミー太は朝おとなしく、6時ごろ起こしに来た。
6時か・・まぁ、しょうがあるまい、どうせ雑草取りするつもりだったからな。

 7時から雑草取り3時間半コース。
暑さでずっと放置してきたので、こんなに頑張っても家の前がちょっこしスッキリしたかな??という程度だが、少しは気がすんだ。毎朝、外に出て雑草を見る度にイヤ〜な気持ちが生じていたので、それが軽減されるだけでもいい。

 余力が残っていたら夕方にもやるか・・と思ったが雨。
録画もの消化したナリ。

 『まほろ駅前多田便利軒』2011年 監督大森立嗣(録画)(wowow)

 視聴3度目ぐらいかな・・・やっぱり面白い。
多田(瑛太)と行天(松田龍平)の、言葉には出さない感じ合うコミュニケーションが好きだ。それぞれが持っている、手放したいのに手放せない傷と痛みが便利屋の客として出会った人間達との関わりによって漂ってくる。

 それにしても松田龍平が創りあげた行天春彦という男・・・
繊細かと思えば図太くしたたか、いぢわるなようで優しい、捨てられた子犬のようでもあり、世捨て人の老人のようでもある佇まいと表情、人の心の動きを敏感に察すると思えば、全てに鈍感なフリをする。あのふわふわと浮かんでいるような走り方と常に風の中にいるような目。

 時に自分の人生を差し出すような行動にでる彼にとって、他人に示す優しさとは何なんだろう。ゲームのようでもあり、必死に命綱に掴まっているようにも見える。

 松田龍平という役者の凄さを実感したけれど、それは瑛太という受け止める相手がいてこそ。
そして刑事役の岸部一徳様の唯一無二の存在感にシビレた(毎回シビレているけど今回もシビレる)。この映画はエンディングのくるりの「キャメル」でじんわり泣かされるまでがセットになっております。


 9月10日(日曜日)くもりのち晴れ

 朝のうちに実家に行き、母の生存確認。
先週、娘が仕事の都合で飛び飛びだけどこっちに帰ってきており、その度に母のところに寄ってくれたおかげで、かなり脳が活性化したような‥( ̄▽ ̄;)

 孫の存在ってすごいもんだね。
優しい娘なんで、その存在が母の眠っていた(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)優しい部分を引き出すのか、孫とはそもそもそういうものなのか。私も、もし孫ができたら、そんなふうに変われるものなんだろうか。全くそう思えないんだが。

 19時 TBS『日曜劇場 VIVANT祭り! 緊急生放送SP』

 面白かった〜!珍しくリアタイよ(ドラムの声で)。
副音声での会話が最高(中々設定できなくて焦ったけど( ̄▽ ̄;) )。
特に山本役の迫田孝也さんのくだりが・・(笑
乃木(堺雅人)に唾を吐きかける場面では「すいませんでした〜!!」って謝ってるし、blue@walkerこと太田を犯そうとする場面の前には『生放送で出ると思わなかった〜!』ってめっちゃ焦ってるし〜迫田さん好きになっちゃった〜他のキャストの皆さんも、楽しそうにツッコんでらした〜

 副音声はニノが加わってからさらに活気づいたよね〜
ニノったらロシアのヴォスタニアとテントの会合場面(乃木が別班メンバーを撃ち殺し裏切った場面)が初参加で誕生日だったそうな。
「誕生日に、初日に、コレ、撮ってます!」(笑

 視聴者からの疑問や質問を交えてのトーク場面では、やはり6話のテント拷問場面のニノのパズドラ疑惑が(笑)本人は「パズドラは現場だけ」ドラマのエゴサをしていたと言っていたが(笑

 別班メンバーがテントとの会合場所に向かう車内の揺れでマスクが被れない場面(テスト)も笑っちゃったぞ。キャストの皆さんもみんな笑って拍手していたが(笑)すごくいい雰囲気の現場だったのが伝わってきたね。

 さらに先週、第8話のニノが大好きな音尾さんが詰められるシーン。
数字が苦手な堺様は数字をひらがなに直して覚えたそうな・・(゚ロ゚屮)屮
そして憧れの皆さんとの共演でワクワクしていたのに追い詰められる羽目になった音尾さんだが、「とっても幸せだった」そうな。良かった良かった(笑
 
 このディレクターズカット版は重要な場面ばかりなんだよね?
改めて第7話、乃木が再びバルカ共和国に向かう機内での野崎の手を掴み伝えた「あなたは鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す」という言葉、空港での別れ際の「スネイプ社での商談」というヒント・・・

 わたしゃ「ハリー・ポッター」読んだことがないんだけど、野崎はポッタリアン設定だから「裏切りますよ。でも、あなたにはわかりますよね?(わかっていて欲しい)」ということだったんだよね?

 乃木と野崎の関係がどんな決着を見せるのか、みんなが怪しんでいる薫(二階堂ふみ)と乃木は?
ツイッターでも盛り上がっていたし、最終回直前にふさわしいテンション上がりまくりのお祭りでございました。

 21時30分 TBS『VIVANT』第9話

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matakita821 at 19:13|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年09月12日

連続ドラマW 『落日』 第1話

 wowowの契約外したり入れたり何度もやっているから、すんごい久しぶりにオリジナルドラマ見たよ( ̄▽ ̄;) わたしゃ、ほとんどキャスティングで視聴決定する方なんだが、コレ前情報なしで見てみたら苦手な吉岡里帆さんと、演技的に惹かれたことが無かった竹内涼真殿が、ほぼメインだった。でも、なにか違う。今回はキテるんじゃ?!このドラマは二人の役者さんにとって運命なのかも!と一般人のおばちゃんの私がエラそうだが予感したぞ。もちろん視聴決定。

 一作目の映画でベルサイユ国際映画祭グランプリを受賞した長谷部香(北川景子)は二作目の映画の題材に15年前に笹塚町で起きた殺人事件を扱おうと考えていた。

 それは21歳の引きこもりの長男・立石力輝斗(竹内涼真)が高校三年生の妹・沙良(久保史緒里)を包丁で15ヶ所刺して惨殺し家に火を点け両親をも殺したという事件で、力輝斗には死刑判決が出ていた。香は事件があった町出身であるほとんど無名の脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に執筆をオファーする。最初は断った真尋だったが、被害者の立石沙良の情報を知り、事件と沙良という人間、その家族関係に興味をひかれ受けることに。

 裁判で力輝斗は「引きこもりの自分に比べて毎日楽しく生きている妹が憎くてやった」と動機を話していたが、それは本当なのか、なぜ沙良は殺されねばならなかったのか。

 沙良と関わった同級生から見た彼女は「サイコパス」そのもだった。
同情をひかせる嘘を平気でつく。
学校で目立つ存在の男子二人を振り回し仲たがいさせ闇に落とす。
才能ある陸上選手に一生の傷を負わせ未来も夢も破壊する。
一切罪の意識はない。
病院のベッドで動けずにいる同級生を前にした沙良は、まるで悪を食べて輝く少女だった。



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matakita821 at 18:38|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加