糠平

2006年10月30日

ちょいと糠平へ

 28日は娘の13回目の誕生日だったので、

前から温泉に一泊しようと計画を立てていました。


 だって、夏休みのあと国語の最初の授業で娘が作った俳句が・・

「夏休み 一歩も帯広 出なかった」ですよ〜(;´▽`A``

たまにはどっか連れてかないとね・・

でも、部活もあるし、仕事が終ってからなんで近場じゃなきゃだめなんで

糠平(車で50分ぐらい)に決めたのです。

 はっきり言って、糠平という所ははさびれた温泉場というイメージなんで

大した期待もなく行きました。


 でも、がんばってるな〜という印象を受けましたね。

家族だけとか、少数のお手伝いの人達だけで営業してるところも

けっこうあって、私達が泊まったのも20部屋しかない小さい旅館でした。

 ご近所さんもそんな感じで、息子さんや娘さんが、

代々続いている旅館と温泉場を何とか盛り上げよう、

活気つけようとがんばっているのががびしびし伝わってきましたね〜

それがとても気持ち良かったし・・また行こうかという気持ちになりました。


 旅館自体は改築を続けているみたいですが、

私達が泊まったのは昔ながらの和室だったんでそれはちょっとテンション下がりました。

 娘のテンションが下がったのもすぐわかったんで、

『ヤバイヤバイ・・、ヽ`(~д~*)、ヽ』

つーか、玄関にマスコット犬のすんごいでかい犬がいたのを見た時から

まず娘の表情が変わったんだけど・・・

『犬がいるとは・・・調べてなかったよ・・( ̄ー ̄;』

何か、ペット可の宿だったみたいで・・(それぐらいチェックしとけよ!ってね〜)

他にも犬連れのお客さんがいました。とほほ・・

 しかも、トイレが部屋になかったんですよ〜!

想定外だわ〜私トイレ近いんで、かなりめんどくさかったです。


 でも、館内はアンティークものというか昭和っぽい小物があちこちに

置いてあって、いい感じでしたね。

ただ、廊下がすんごい寒かった。真冬になったら廊下にも暖房入れるのかな?

果実酒














 廊下に置いてあった地元で取れた果実で作ったらしい

お酒とジュース。

夕食の時にこちらが選んだお酒を出してくれました。


 晩御飯は、糠平周辺で取れた山菜や野草を使った創作料理でした。

鹿肉や野草の天ぷらも出ました。

夕食

 私が外食に求めるのは、プロが見せてくれる驚きのようなものです。

そういう意味では、満足がいく内容ではありませんでしたが

お客さん一人一人を気遣う従業員の方たちの気持ちのいいサービスの

おかげで楽しい夕食になりました。

 気になったのは、長芋のスープ。 

長いものスープ

 娘のバースディケーキは帯広で買って、

娘を驚かそうと夕食の時に出して下さいと頼んでおきました。

 娘は「何か、お父さんの態度がわざとらしかったけどね・・」

と言ってましたが・・~(^◇^)/ 

ケーキ

 夕食前にちょっとドライブに行くと、

鹿さんがじーーーっとこっちを見てました。

わかりますか?

私は夫と娘に「シカ!シカ!」って言われてるのに5分ぐらいわかんなくて

さんざんののしられました・・

だって保護色みたいになってるんだも〜

しかさん

 トロッコに乗りました。

受付をしていたお兄ちゃんがすごい寒そうだったわ。

トロッコっていうと私は「インディー・ジョーンズ魔宮の伝説

を思い出すんだけど〜

こりは、誰か一人が犠牲になって(?)こいで進むというやつだったわ・・

変わりばんこに自転車をこいだんだけど、私がこぐと急にスピードダウン・・

トロッコ


 最近、市川崑監督の「金田一耕助シリーズ」を見直してるんで、

こういう寂しい風景を見ると、死体が浮いてきそうだわ〜

しかし、この男、風景を撮ろうとすると必ず入り込むな〜( ̄_ ̄ )。o0○

糠平湖



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matakita821 at 14:16|PermalinkComments(16)