筒井道隆

2024年03月15日

「グレイトギフト」 最終回

 『Level A May12』、ギフトよりもさらに危険で精度の上がった殺人球菌が誕生していた!そしてそこには「明鏡の皇帝」よりもさらに強く、圧倒的な存在感を放つ美しい女王の姿が。
杏梨(倉科カナ)−−−!
やっぱり最後に笑ったのはアンタだったか。

 「いろんな人が助けてくれて」罪にならなかったって言ってたもんね〜 ( ̄▽ ̄;) あちこちのヤバイ情報持っているから喋られちゃ困るってのもあるんだろうけど、「ギフト」は常に需要がある。人間に欲望がある限り。そして「ギフト」を牛耳る者がこの世界の支配者として君臨できる。あらたな「ギフト」を手に入れた杏梨の野心がどこまで行けるのか追ってみたい気もする。そして藤巻と久留米が再び組んで戦う姿も。

 さて、白鳥(佐々木蔵之介)にギフトを食らわせて下克上を狙おうとする郡司(津田健次郎)と本坊(筒井道隆)と郡司妻・佳澄。
「ついに白鳥理事長を殺せる」いつも通りドライにふわ〜っと殺人計画を遂行しようとする本坊(笑)買って来た珈琲にギフトを入れて飲ませるという安易な作戦だったが、それ以前に佳澄が裏切っていたのでバレバレ。

 結局、真犯人と組んだ白鳥が「改良型オクトセブン・Oct7+」により佳澄を殺害する場面を見せられ(その直前の『誰を殺そうかな〜』とぐるぐる回る「死のハンカチ落とし」に笑った)、再度、再再度?の服従を誓わされる(藤巻と久留米は拒否)のであった。

 真犯人は、みんなの希望どおり奈良ちゃん(小野花梨)!(笑
ヨッ!待ってました!小野花梨嬢!
偶然生まれた「Oct7」を引き継ぎ、一連の計画に参加することを心から楽しんだ奈良。サイコパスでもなくネガティブな感情からでもない。研究者としてのやりがいを初めて感じ、人間の命を操ることに喜びを感じる無邪気な殺人者。「ギフト」を一番愛し大切に思っていたのは奈良だったのかもしれない。何もなかった彼女に「ギフト」は生きがいを与えてくれたのだから。

「君はなぜ、そんな残酷なことができる?」藤巻
「善悪の天秤にかけても必要だと思うからですかね。
一言で言うと研究者の性です。
私が一番感激したのはギフトが誰からも愛されたことです。
手に入れた人は必ずギフトに魅了される。
今後は白鳥理事長と組んで、もっと魅力的な球菌に育てていきます!


 いや〜最高だよ、小野花梨様。
最後に締めてくれるって信じてましたよ!
居酒屋で焼うどん頼む時みたいに気楽に事件の経過を話してくれる奈良。
この独特の空気感を出せるのは小野ちゃんだけ。

 特効薬のレシピをよこせば一生遊んで暮らせる金を渡すと言われた藤巻(反町隆史)と久留米(波留)だが、ここで金に転んじゃ、それこそ「衝撃の展開」だよ(笑)藤巻は郡司・本坊・神林(尾上松也)に人間として医師として、事務長として、刑事として、初心を思い出して〜!と熱血指導。みんなもこの戦い(裏切ったり失敗したりする度に「白鳥理事長のおっしゃる通りです」と言わされる(3人で合わせるのも大変)のに疲れてきたのかゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 消極的に同意。



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matakita821 at 19:07|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加