目黒蓮

2023年01月13日

「舞いあがれ!」 第15週 決断の時 

 月曜日 第67話

 お父ちゃん(高橋克典)の葬儀は終わったけれど、めぐみ(永作博美)も舞(福原遥)も未だ呆然自失状態。家族同様の梅津家の皆さんも無念さと辛さを抱えとる。

 ばんば(高畑淳子)と一緒に五島からかけつけてくれた貴司(赤楚衛二)の「しばらくこっちにおるから」という言葉が貴司らしくて有難かったよ。

「こがんなことになって・・・こがん辛いことってあるとやろうか・・・
母ちゃん、よう耐えられたねぇ・・」めぐみ
「父ちゃん死んだ時・・・めぐみがおったけん。
まだ中学生で・・・。
めぐみばちゃ〜んと育てんばっちそれだけば考えて夢中で働いとった」ばんば


 改めて知る母の思い。
辛い中での救い。ほんの小さな救いかもしれんけど、心に深く刻まれる。
 
 めぐみさん、一気に老けてしまった。
ここ数日の心労が表われている・・・
今にも倒れそうなのに倒れることもできない。


 そして誰もが気になっている会社のゆくえだよ。
悠人(横山裕)は売るのが一番いい。それも早いうちにと伝えるが、めぐみも舞も、まだそんなことは考えたくもないのだった。

「お父ちゃんは工場売るつもりなかった。立て直すことだけ考えてた。
そのお父ちゃんの気持ち大事にしたいねん」めぐみ
「何か続けられる方法ない?」舞
「親父がおらんようなった今、状況は前より悪なってんねん」悠人
「もう・・ちょっとだけ・・・考えさして」


 苦しみの中で絞り出すように答えためぐみ。
めぐみの気持ちは痛いほどわかる。
でも、悠人の言うとおりだと思う。手を打つなら早い方がいい。誰にとっても。
噂はすぐに広まるから大量の在庫を抱え、IWAKURAは危ないって言われていただろうし、社長が亡くなって責任の所在がはっきりしない会社と取引を継続するだろうか。タイミングを逃すと売ろうとしても買ってもらえなくなる。


 悠人はいつも辛い役を買って出ているように思う。
めぐみを見る時の悲しみ押し隠し決意するような目。
これを言えばどんな思いをさせるのかもわかっている。
でも、この場ではっきり言える知識と判断力があるのは悠人だけなんだもの。
言うしかないさね (´;ω;`)


「悠人や、工場売った方がよかっち思っちょっとね」ばんば
「はい」悠人
「継ぐつもりや、なかとか?」
ないです。俺の仕事は投資やし、この世界で一流になるために努力してきたんです。投資家として冷静に計算して、今、工場を売んのがベストやと判断した。
そんだけです


賢かね。
じゃばってん、人間やバカ力ん出ることもあっとぞ。
向かい風ん強かけんが強くなることもあっとさ

「・・・それ、舞も言うてました」
「まぁ、よく話し合えばよか。邪魔したね」


 去り際がきれい、さすがばんば。
悠人への「賢かね」には貴司への「変人たいね」と同じ温かさを感じた。
批判も誘導もせず、そのままの相手を受け入れる。
受け入れてもらったことで相手は安心してもう一歩進むことができる。
そして家族を信じていること、家族で話し合ったらいいと、大事なことだけは伝える。


 めぐみが会社に復帰するとさっそく信金さんがやって来た。
支店長は悠人が会社を継がないことを確認すると、会社を畳む提案をしたが、今のめぐみには決断できない。それでも責任の所在をはっきりさせる為にめぐみが社長代行としてすべての責任を負うという書類へのサインを求めてきた。

 判子を押す手が震えてズレてしまった・・・
これで莫大な借金をめぐみが背負うことに。恐ろしいことだよ。


 社内でもIWAKURAはどうなるのか不安や憶測の話でもちきり。
そりゃそうなるよね。
そんな中、黙々といつも通りの仕事を続ける笠やん(古舘寛治)はさすがだよ。

 帰宅した舞は下駄箱にあった浩太さんの靴を見つけ、堪らず泣き崩れてしまった。

靴・・あんのに・・・
お父ちゃん、もうおらん・・・


 舞を抱きしめながら涙を流すめぐみさん・・・
その二人の泣き声を二階で悠人も聞いていたやろか。

 いつも自分で靴を磨いていたお父ちゃん。
丁寧に大切に心をこめて磨いていた。
浩太さんの生き方そのもののように。
遺された靴がピカピカなのが余計に悲しかったよ(´;ω;`)ウッ…


 火曜日 第68話

 舞はめぐみを支えたいのに空回りする自分を感じていた。

よ〜く探せば、でくっことやあるはずよ。
ばんばにでくっことや、これたい
」ばんば
「お弁当?」舞
「およ。舞とめぐみの分」
「ありがとう」


 ばんばの確かな生きる力が伝わってくる。
それが気力を失ってしまっためぐみや舞に少しづつ浸透してくる。
ばんばがいてくれて本当に良かった。


 頼りにしていた経理総務課課長の古川さん(中村靖日)が辞め、
追い詰められためぐみは笠やんに相談にのってもらった。
めぐみは浩太さんの願いは会社を続けることだったから、そうしたいが自分に社長は無理だと伝えた。

「社長が先代から工場継いだ時な、俺は無理やと思てんで。
ネジのことな〜んも知らん若いやつがちっちゃい工場どこまで守れんねて・・・
もってせえぜえ1年、2年やろなて。
せやのに社長は2年どころか30年も守り続けて・・・
こないおっきい工場にした。大したもんや。

けどなぁ、そないに頑張れへんかったら社長はまだ元気やったかも分かれへん。
せやよってめぐみさん、無理することあらへんねん。

自分と舞ちゃんのこともよう考えて、な」


 笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…ありがとう。
浩太さんが亡くなって、いろいろ言う人もおったやろと思う。
無理して工場広げて会社潰したとか、経営者としてどうかとか・・
でも、苦労も努力もわかっている一緒に頑張ってきた笠やんから認められて、めぐみは心から嬉しかったと思う。報われたんじゃなかろうか。
そしてばんばのように、いつだって相手が負担なく道を選びやすいように、まるで清めてくれているような笠やん。
すばらしい相方と浩太さんは歩んできたんだねぇ・・




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2023年01月06日

「舞いあがれ!」 第14週 父の背中 

 水曜日 第64話

 さて、悠人(横山裕)in (株)IWAKURA!
父(高橋克典)が築いた自慢の工場を案内する舞(福原遥)と、おいくら億円になるか品定めする悠人。でも、自分の商品ではないからか、すぐにリサーチ打ち切り。
「うめづ」に移動(豚バラお好み焼きの方が魅力らしい)。

 久しぶりに家族そろって晩餐。舞の作った豚丼を美味しそうに食べるお兄ちゃん・・・だったが・・・悠人が送ったビリケンもどきの話(にゃんとプレミアがついて購入時の10倍の値段がついているそうな)から、工場も売れば?という話になり・・・

 浩太さんにしてみたら、小さな工場を受け継ぎ、社員と苦戦しながら共に成長してきたという思いがある。社員も会社も自分の子供と同じ。
売るという発想にはなれんわな。


 家のことを思うからこそ冷静な判断で提案しとるのにという悠人と、
家族なのに何で自分の思いをわかろうとしないんや?という浩太・・
平行線だわね ( ̄▽ ̄;)


分からん親父やな
お前こそ、何で分かれへんね
「何でみんな損切りでけへんか教えたろか。
自分の失敗認めんのが怖いからや。
そやから親父も現実に向き合って工場売んの考えたらどうや」
「株なんかと一緒にすんな」
話にならん。金にかえられんとか甘いこと言うて、
結局、親父は現実見る勇気ないねん

「お兄ちゃん、やめて」舞
「お父ちゃんの気持ち、考え」めぐみ(永作博美)
はあ?俺が悪いん?心配して言ったってんねん!
いらんお世話や、帰れ!
言われんでも帰るわ!


 決裂・・・
悠人以外は「気持ち」や「こころ」が一番。
それはわかるが、息子の忠告を受け止める度量の広さも欲しいぞ。
今、社長になった浩太に現実を突きつけられるのは笠やんか悠人しかいないんじゃないの?
笠やんは職人だから経営状況まで把握していないだろうし。
気持ちを優先していたら、突然沈没ってことにもなりかねない。
そしたら従業員が再出発するための給料だって払えなくなってしまう。


 せっかく作っためぐみの手料理も誰もほとんど手を付けず・・
タッパーに保存。

 それでも舞の呼び出しには応じる悠人。
舞は工場を立て直す方法を一緒に考えて欲しいと頼むのだが〜〜

断る。
親父が今やらなあかんのは被害を最小限に食い止めることや。
これ以上借金が増えんうちに工場売んのが一番ええ


 例によって浩太側に立ち、一緒に働いている従業員達のためにも工場は売れないと訴える舞だったが・・・

「(工場で梱包の仕事しているのは)お前の自己満足やろ。
お前、来年にはパイロットになって家出ていくんやろ。
その後、工場がどうなんのか考えたことあんのか?
お前がやってることはその場しのぎの親切やねん。
どうせ手ぇ離すんやったら、はなから助けん方がええ。
無責任やぞ


 悠人は飼うことができない捨て犬に餌をあげるのは逆に残酷だし無責任だと考える。舞はそれでも目の前の捨て犬に餌をあげずにいられない。
妙な例えになっちゃったけど、どちらも優しいんだよね。
舞の優しさの方が伝わりやすいけど、悠人の優しさには痛みも含まれている。
そしてわかってはもらえないことの方が多い。
(「わかる奴だけわかればいい(@「あまちゃん」)」的な?)

でも悠人は舞が苦しむことも考えて言っていると思うぞ。

 どうしたもんだか・・・
柏木学生(もう学生じゃねぇし!)( 目黒蓮)に相談する舞なのでした。

 いや〜腐っても彼氏?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
もう柏木の存在をすっかり忘れていたよ。
さて、柏木は舞になんとアドバイスするのでしょうか〜?


 木曜日 第65話

 う〜む・・・σ(´-ε-`) 柏木よぉ・・・
舞は「何かあったのか?」って電話で聞かれて「そうなのさ〜!家がとんでもないことになってさ、お兄ちゃんにはキッツイこと言われるし、もうどうすりゃいいんだか」って洪水のように話し始める私とは違うのよ。
遠慮しているわーーー
黙ってそばに居てくれたら話す気にもなるんだろうけど〜
知らないとはいえ「パイロットにはなるんだよな?」は言葉のチョイス間違えたのでは?昔の柏木っぽいけどさ。


 さて、経理総務課課長の古川さん(中村靖日)から浩太に再度のリストラ要請アリ。
太陽光発電のデカい仕事が決まりそうだけど、それだけで何とかなる状況ではない。
しかし浩太の答えはNO。

「これ以上、従業員は切られへんね」

 古川さんだって同僚を減らしたい訳じゃない。
苦渋の末の進言よ。
なのに、それを再考すらしてもらえないんじゃ古川さんにも愛想尽かされるかもよ。




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2022年12月23日

「舞いあがれ!」 第12週 翼を休める島

 月曜日 第56話

就活が難航していた舞(福原遥)も、ついに内定がもらえたぞ。
しかもあの「ハカタエアライン」!(笑

 吉報はすぐにばんば(高畑惇子)の元へも届き、島中のみなさんが喜んでくれとる。なんと、ハカタエアラインは五島への直行便が出ているんだって!

「舞ちゃんの飛行機と祥子さんの船ば乗り継いで島に来る・・・ロマンやねぇ」豪(哀川翔)
「あっ!PRひらめいちゃった。
『祖母と孫がつなげる航路 ようこそ知嘉島へ』」信吾(鈴木浩介)


 ソレ、最高じゃん!( ´∀`)b

 舞達Aグループは全員就職先も決まり、卒業を控えた晩、
お疲れさん会に、にゃんと水島(佐野弘樹)も合流!
柏木(目黒蓮)が呼んだそうな(ヨシヨシ)

 みんなへの餞の言葉がリアルすぎて(笑)、しーん・・となっちゃったけど、
相変わらずの水島節が聞けて嬉しかったぞ。
自分で作った総菜を持ってきて、みんなにふるまってくれた。食べる様子を伺い、「美味しい!」という声にホッとする姿に今の場所でしっかり生きているんだなぁって思った。
落とされて良かったと思える日がきっとくる。人生ってそういうことがある。


 航空会社への入社まで3ヶ月ぐらい?
その間を利用して柏木は語学留学するそうな(さすがお坊ちゃま)。
ちょっとの間、マイ&ヒロは遠距離恋愛さ。

 「遠く離れても俺たちは大丈夫だ」「うん、大丈夫」と言い合う二人に早速フラグが・・(笑
きっと柏木不在の間に舞にいろんなことが起こるんでしょうよ( ̄▽ ̄;)


 未来への希望溢れる舞と仲間たちでしたが・・・
(株)IWAKURAではリーマンショックの暗雲がじわりじわり・・・
急に発注が先月の半分以下になり、支払いが回らない予感・・・
冬のボーナスも一人3万円と寂しい限り。
新しく入った社員達の中には不満が収まらない者もいる。
そんな社員達をなだめる笠やん(古舘寛治)と章兄ちゃん(葵揚)だったが・・・

 章兄ちゃんとこ三人目が生まれるらしい。
古株だから他の社員さんたちよりはお給料もらっているだろうが、ボーナスが少ないのは厳しいなぁ。
家のローンとか教育費とかいろいろあるもんなぁ・・

 てか、笠やんがどっかに引き抜かれたり、亡くなったり(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)したら終わりだよね。
あるいは笠やんが止めるのも聞かず大量に社員が辞めたりとか・・
不安しかない・・・そしてお兄ちゃん(横山裕)は大丈夫なんかい?


 火曜日 第57話

 舞は突然「預言者の妹」になったぞ。
雪乃さん(くわばたりえ)情報で知ったんだが、悠人(横山裕)が「リーマンショックを予測した若き天才投資家」として雑誌のインタビューに答えていたのさ〜。

『グローバル金融危機を予測するためには常に世界中にアンテナを張って、膨大なノイズの中から真に重要な情報を選び出す分析力が必要です。大切なのは他人ではなく自分を信じることです。自分の能力と判断を信じることができれば迷わず行動できるはずです』

 情報を得られなかった自分と工場は危機に瀕している。悠人の記事を読みながら複雑な表情を浮かべる浩太(高橋克典)。

 工場の経営状況・・・かなり大変なことになっている模様。一回でも支払いが滞ったら積み重ねて来た信用は無くなってしまう。借金を増やしながらも、なんとか回していくか、規模を縮小するか、借金を最小に留め会社を終わらせるか・・・社長として最も難しい判断をせねばならない時が来ているのかも。

 リーマンショックの波は舞の元にも。
就職先のハカタエアラインが経営悪化のため新入社員の入社一年延期決定。
その通知が舞にも届いた。

 ε-(ーдー)ハァ・・・やる気満々で希望に燃えていたのに・・・
その後のことは来年2月に改めて連絡をくれるみたいだが、このまま無かったことになるんじゃ・・・
中澤(濱正悟)も半年延期になったそうな。
お別れ会で嬉しそうに妻子の写真を見せていたのにさ・・・


 ガックリきていた舞だったが由良先輩(吉谷彩子)から呼び出しがあり、気力回復。

 由良先輩、相変わらず颯爽としてブレなくて、しゅてき。
パイロットになる夢を持ち続け、その費用を貯めるために設計事務所で働いている。
由良先輩なら必ず成し遂げてくれる。
おかげで舞のモチベーションも戻ったみたい。


 でも、急に1年間空いちゃったから舞もどうしたらいいのかわからないんだよね。
カラ元気を出して頑張っている舞をめぐみ(永作博美)たちも心配していたんだが、ばんば(高畑惇子)から捻挫したとSOSが入り、舞が手伝いに行くことに。

 ばんばには申し訳ないが、ナイスタイミングゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
困った時には五島、そしてばんばと仲間たちだよ。
どうやら信吾さんの熱意が通り、島の留学制度が始まったようで、ばんばの家でも受け入れることにしたらしい。


 現れた男の子はかなりマイペースみたい。
さてさて、ばんばと舞、男の子、どんな暮らしになるのかしら・・

 って、五島には、にゃんと貴司(赤楚衛二)も来ているそうな。
きっと貴司にとっても五島は故郷みたいな場所になっていると思われ・・・
ばんばに会って、報告したり、一緒の時間を過ごすことで、今の自分を見つめることができているんだろうなぁ。貴司との連絡手段が手紙だけってのも、らしくてイイネ(笑
そして縁のある人とは自然と繋がるようになってんのよ。
(柏木とは舞が時差で遠慮したため繋がらず)




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2022年12月16日

「舞いあがれ!」 第11週 笑顔のフライト

 月曜日 第51話

 さて、柏木からの教官チェンジ提案。
舞は「ちょっと考える時間をくれませんか?」と答えたのだが、
どうしても舞とサンダー(吉川晃司)を引き離したい柏木(目黒蓮)。

「もう時間がない。
早く教官を替えて訓練に集中しないと最終審査に間に合わないかもしれない」


 急かす急かす( ̄▽ ̄;)
舞が「大河内教官のこと勘違いしてた。もうちょっと(教官の元で)頑張りたい」と伝えたのに、勝手に山下教官に話通してやがる。

 いや〜とんでもなく危ない男発覚・・・
彼女のことは俺が考えてやらなければって思ってんのかね?
女子供扱いかい?恋愛感情が暴走?
柏木がこのままだと、ここで(航空学校)でお別れだわね( ̄▽ ̄;)


 そんな事がありまして・・・舞の二回目のソロフライト。
ブリーフィングの時、サンダーは何か言いたそうにしていたけど実施を許可。

 多分天候に少々難ありで、途中でちょっと大変かもな〜って感じだったんだろうけど、あえてフライトさせて学ばせようとしたんかねぇ。

 ところが少々どころじゃなかった。
風向きが変わり、急遽帯広空港に戻るよう指示を出し上空で待機させていたんだが、横風が強まり、帯広空港に戻ることもできなくなった。サンダーは釧路空港への着陸を指示。

『私一人でって・・・・そんなん・・・
燃料はある。大丈夫。けど、もし・・・
釧路も風が強くて降りられへんかったら‥』


 舞の心臓バクバク・・・
不安や恐怖と必死に闘い、頑張って冷静を保ち、フライト方向を見極めようとする姿に緊張マックス!緊迫感がグイグイと伝わってくる。
いや〜福原さん、ホントうまいと思うワ〜
パイロットってのはこの孤独に耐えられるだけの強さがないとダメなんだね。


 ところが・・・

「岩倉学生、聞こえるか?」
「・・・はい」
「右を見ろ。釧路まで私が誘導する」


 キャーーーーーー!!➸( ˙-˙=͟͟͞͞)♡ス˝キュン
聞こえましたヨ〜〜私にもあの曲が!
来るの早えぇな・・とは思ったけど(笑
私の性格的に逆に邪魔だよ・・とも思ったけれども(笑


 このラストにもちろん朝ドラ受け班も大盛り上がり。
鈴木アナが言いたくてたまらない顔をしていた(笑

「かっこいいね・・」大
「コレ、ホントですよね?夢とかじゃなくて」鈴木アナ
「惚れてまう・・惚れてまう案件です、コレは!」華
「いや、マーヴェリックでしたね」大
マーヴェリックでしたわ・・・流れましたね、あの曲が。
デンジャー・ゾーンが!
」華
「金曜日お会いしてますのでね、釧路空港でのシンバルキックまで見えてます」大
「いや〜すごかった、コレ。恋は止まらないよ。『恋をとめないで』」華


 すばらしい朝ドラ受け(笑
半年前には死んだ目で、もごもご朝ドラ受けしてたのにゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 って、地上でハラハラしながら見守る柏木。
このことでサンダーに責任問題とか突き付けなきゃいいが。


 火曜日 第52話

 大河内教官の誘導に従い、釧路空港が近づいてきた。
そして着陸態勢に入ったよ!

「岩倉学生」
「はい」
「自信を持て。落ち着いてやればできる」


 今までの失敗を省み、今飛んでいる空と向き合った舞は
風を掴み、着陸の体感をついに自分のものにした。
センターラインにきれいに着陸!

よくやった。
これまでで一番の着陸だった
」サンダー


 「よくやった」頂きましたよ〜!!
サンダーの誉め言葉は柏木への「悪くない」が最上級だと思ったのに、
「よくやった」だよ〜!!花丸だよう!

 ほっとしたのと、思っていた通りの着陸ができたこと、
教官から認めてもらえたこと、いろんな感動で涙する舞にもらい泣き。
美しい涙だよ・・・(´;ω;`)


 舞に足りなかったのは経験と自信。
今回のこの経験は舞にとって一生忘れられない体験だったし大きな成長に繋がったと思う。かわいい子には旅をさせろ・・だね。違うか( ̄▽ ̄;)


 感謝とともに改めて、この前の「(自分は)適正のない生徒を落とすためにいる」という言葉の意味を尋ねる舞。

「あの言葉、教官の本心ですか?」
「本心だ。
パイロットの適性のない学生をいち早く見極め落とすことも私の仕事だ。
水島にはその適性がなかった。

 だが、パイロットになれなくても彼の人生が終わったわけではない。
大切なのは彼がこれからどう生きるかだ。
彼は、また別の道を歩んでいける」


 水島はちゃんと頭を下げて大河内教官に感謝の気持ちを伝えていたんだね。
水島が学んでいるうちにパイロットに本気でなりたいと思うようになったのは事実だと思う。
でも、家業を継ぐ道から逃げてきた水島は、落とされてどこかでホッとしたところもあったんじゃなかろうか。
これで実家に戻るしかないという覚悟ができた。
落とされたのは適正が無かっただけ。
彼の人間性や人生が否定された訳じゃない。


「岩倉学生。
審査や訓練ばかりにとらわれて大事なことを見失うな。
なぜパイロットになりたいか思い出したか?
目指すべきものは、そこにあるはずだ」


 今回の件でサンダーが生徒ひとりひとりの人生を背負い、
しっかりと向き合ってきたことが舞にも伝わったと思う。


 で、帯広に戻ってきた舞を待ち構えていた柏木が
走り寄って抱きしめっ!

 Σ(~ロ~;) オイオイオイ!ここは学校だぞ。
しかも舞はまだ、アンタと付き合うって言ってないからな。
(乂' 3 ')ブー!! パッション柏木、イエローカード!


 でも、舞ははっきりと柏木に
「大河内教官の下で最後まで訓練頑張りたいです」と伝えられた。
柏木も納得したみたい ( ̄▽ ̄;) ハハハ…

 その後、訓練は順調に進み、最終審査が一週間後に迫ったある日。
中澤(濱正悟)からメンバーに離婚発表が・・・
皆、呆然。
しかし凛子(山崎紘菜)からは積極的に奥さんと話そうともせず、自己完結し離婚を決めたことへの叱責が。

 凛子の指摘した通り、そういうとこだぞ。
もし別れたくないんなら、すぐに会いに行くとか〜、会ってもらえなくても必死に気持ちを訴えるとか(まぁ、それはそれで面倒な奴かもしれんが)、常に相手の出方を見て、そっちがそうなら俺もって流れで決める感じが奥さんにしてみたら悲しいんじゃないかい?この人の本気はどこにあるんだろう?って疲れちゃったのかもね。

 てか、凛子はなんであんなに怒るのかね?
前に離婚の相談している時にも思ったけど、なんか凛子と中澤の撮り方(関わり方)がまるで付き合ってるかのような・・ただ単に凛子が姐御っぽいだけなの?

 本日「あさイチ」にゲスト出演した中澤学生・・・
ドラマと全然ちがうーーーー!!ビックリ。
なんかすごくスッキリしたお顔(笑
人は髪型とメガネでかなり変わるのね〜





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2022年12月09日

「舞いあがれ!」 第10週 別れと初恋

 月曜日 第46話

「岩倉。俺・・・お前のこと・・」柏木(目黒蓮)
「・・・・・」舞
「・・・いや、ごめん。何でもない。
じゃあ、明日」
「・・・え・・・何なん…?」


 ホント!何なんだよ?!(笑
無邪気な笑顔で去ってくなっつーの!
いくら恋愛方面にうとい舞でも「これは・・告白?」ってなったと思うぞ。
しかも大事な試験の前日にこげな爆弾投下してからに。
どうしてくれる?


 舞は試験の緊張と柏木の言いたかったことが気になって眠れやしない。
フライト練習中にサンダー大河内(吉川晃司)と柏木が入れ替わったり入れ替わらなかったりして舞を翻弄する夢を見てぐったり。

 一方、妻からの封書を開けた中澤(濱正悟)は、出て来た離婚届に動揺しまくり。

 でも、なんで凛子(山崎紘菜)に相談してんの?( ̄▽ ̄;)
まぁ、吉田学生(醍醐虎汰朗)はまだ子供というか男女のあれこれに疎そうだしな。
水島(佐野弘樹)に言ったところでちゃかされるだけだろうし。
柏木は・・・違うよね。
でも、凛子からもプリソロチェックに集中しろ!とカツ入れられただけだった。


 朝ごはん、いつものように柏木の前の席に座らない舞を見て、何かあったと気づく皆さん( ̄▽ ̄;)
挙動不審の舞、離婚問題でテンションダダ下がりの中澤、凛子も変な感じ。
沈んだ雰囲気をどうにかしようと水島が円陣組みを提案。
舞は即、賛同。気持ちを入れ替えたい中澤も同意。実は結構緊張していた柏木もすぐ参加表明。

全員、合格するぞ!」舞
お〜!」全員


 円陣組んだけど何て発すればいいかわからずモタモタしていると
「恥ずかしいから早くしろ」と訴えた柏木に (* ̄m ̄)プッ
周りは「いいぞ!いいぞ〜!」って囃し立てながら笑顔で見守っていたから、みんな、このチームの熱さと結束の強さを分かっているのかね?


『プリソロチェックとは学生が今後、一人での飛行訓練ができるかを審査することです。いつもの担当教官とは別の教官が行います』

 なるほど。
舞のチームを担当する教官から「何かありますか?」と
問われたサンダーは

「情けはいりません。厳しく審査してください」

 そして始まった試験。
トップバッターは柏木。サンダーと担当教官、そして次に受ける舞も後ろに乗っております。
さすが柏木。模範的フライト。
教官も「適切なタイミング」「冷静な判断」と高判定(舞のぞきこみ情報)。

 お次は舞。
まずまずのフライト。
しかし着陸の時右にズレてしまい、すぐにやり直し。
しかし、二度目もセンターラインからズレてしまった〜〜

 すぐにやり直す判断をしたのは良かったと思うが〜
教官はあまりいい評価くれなかったような〜(柏木のぞきこみ情報)


 火曜日 第47話

 プリソロチェックの審査結果発表!!

柏木学生 もちろん合格!
岩倉学生 合格!本人もビックリ(バランスを崩した時点でやり直した判断が評価された)
水島学生 不合格 → 三日後再審査


 水島学生の審査の時、柏木が後ろに乗っていたんだが、水島は管制官からの待機要請が聞き取れなかったのに、わかったフリでやりぬこうとしたらしい。

 それはマズイな・・・柏木の過信よりも危険だよ。

 この事態を受け、柏木は積極的に動いた(変わったね〜)。
再審査に備える水島を手伝い、管制官とのやりとりの練習をしてくれたぞ。

 一方、舞はサンダーの情に訴える作戦に。

「水島学生はこれまで本当に頑張ってきたんです。
着陸なんて私より全然上手ですし・・・
プレッシャーには少し弱いところがあるかもしれませんけど、
これからだんだん慣れてくると思います。
水島学生の再審査よろしくお願いします」

勘違いするな。
努力をしてもパイロットになれない学生はいる。
私がここにいるのはそういう学生を落とすためでもあるんだ。
審査に私情は不要だ
」大河内


 舞はこの言葉でサンダーに反感を抱いたようだが、
サンダーは間違っていないと思うぞ。
サンダーだって私情入れたら全員合格させたいはずだよ。

「信じられへん」って言っていたけど、
ここで水島を合格させる方が信じられないよ( ̄▽ ̄;)
厳しい鬼の目でパイロットの適正を見極めるのが仕事だもの。
凛子が言っていた通り
「どれだけ努力しても届かない人もいるの。それくらい厳しい世界にいるの」
ってことなんだろうね。

 それにあんまり水島が必死になっている姿見たことないような( ̄▽ ̄;)
影ではやっていたのかい?
そりゃここまできて悔しいだろうけど、
いつも余裕ぶっこいた体で過ごしていたようにしか・・・


 結局、水島は再審査でも不合格でフェイル決定。
退学し寮を去ることになった。
こんなことになったのに、まだおちゃらけて気持ちを隠そうとする水島・・・

「なぁ・・素直に悔しいって言えよ。
・・・俺は・・・俺は・・悔しい」柏木
「ふざけんな。何でお前が泣いてんだよ」水島

お前は親父から逃げたくてここに来たんだろ?
でも、今は違う。
ここで必死に頑張ってるうちに本気でパイロットになりたいと思った。
そうだろ?

「・・・だから何だよ。
結局、俺はのこのこ親父んとこに帰る。
いくら本気になっても駄目なんだって分かっただけなんだよ」

お前は駄目なんかじゃない!
親父の代わりに言ってやる!俺が言ってやる!
お前は絶対駄目なんかじゃない

「何だよ・・・やめてくれよ・・くそ!
俺だって悔しいよ!
せっかくここまで来たのに・・・悔しいよ!


 抱き合って泣く二人にドアの所で立ち聞きしていた他のメンバーももらい泣き。

「水島さん・・・」舞
「みんなごめん・・・こんなところで終わって、ごめん」水島
「謝らんといてください。
私らここ出ても仲間です。ずっと仲間なんです!


 正直、突然の熱血学園ドラマ展開におばちゃん戸惑ったけど、
気づいたら一緒に泣いていたよ(笑
あんなにクールだった柏木が仲間のために、こんなに自分をぶつけてくるなんて。
成長したね (´;ω;`)

 そして水島、おちゃらけ時代はもう終わったよ。
こっからは本気と書いてマジでいくのさ。
泣きながら本当の水島を目覚めさせてくれた柏木のためにも。




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2022年12月03日

「舞いあがれ!」 第9週 私らはチームや

 月曜日 第41話

 北海道入りし、帯広のフライト課程を控えている舞(福原遥)の元に貴司(赤楚衛二)からはがきが届いた。貴司は今、福井の漁港で働いているそうな。

『もうちょいいろんなとこ行って、自分の言葉を探そうって思ってます』

 裏には短歌が書かれていた。

『トビウオが飛ぶとき 他の魚は知る 水の外にも 世界があると』

 舞のファイトに貴司が勇気をもらっていることが伝わってきた。
トビウオは舞であり、貴司でもあると思う。
その一歩が自分自身の成長であり、心が繋がっている友の刺激にもなっている。

 『自分の言葉を探す』ってのもいい言葉だ。
その表現が自分が生きていることの証明になるような、そんな言葉。
貴司の前向きで穏やかな勢いが嬉しいねぇ。


 さて、フライト課程開始の朝、またしても中澤学生(濱正悟)が恐ろしい噂をメンバーに聞かせた。自衛隊時代は戦闘機のパイロットで情け容赦なく学生をフェイル(能力がない人間を退学させる)してしまう鬼教官。

「人呼んで帯広の雷様。「サンダー大河内」」中澤

 フライト課程では3人一組となって担当教官による指導を受けるそうな。
舞のグループは水島(佐野弘樹)と柏木(目黒蓮)。
凛子(山崎紘菜)は吉田(醍醐虎汰朗)と中澤。

 で、視聴者の皆さんご存じの通り、舞たちの教官はサンダー大河内(吉川晃司)。
靴音を響かせて登場(笑

 一方、凛子たちの教官・山下は相当クセが強い。
中途半端なルー大柴ふう話し方と独特ルールのコミュニケーションで別の意味で辛い。

 早速、明日のフライトのために「プロシージャー」の確認。
「プロシージャー」とは操縦席に乗り込んでから飛行するまでにチェックする項目のことで、にゃんと182個もあるんだって!陽が暮れちゃうよ!

 舞から指名されたんだが、途中で度忘れ。
その後にやった柏木は完璧。サンダーからは「悪くない」とのお言葉が。

 多分「悪くない」が最上位から3番目ぐらいなんじゃ?
だから一般的には「ご立派!」という意味と思われ。


 落ち込む舞だったが、舞よりもヒドイのがいた。
水島さ。わりかしすぐ止まった。
普通に教官に「次、何でしたっけ?」とか聞いてるし( ̄▽ ̄;)
度胸は認めるワ。


 学生たちは翌日の天気情報を元に訓練空域を決定せねばならない。
舞たちのとこは、舞の提案を柏木が「不完全」とジャッジ。
完璧な訓練計画を練るために気象の解析は自分がやると申し出た。

 凛子たちのとこは凛子と中澤が意見対立。
どうなるんだ?と思ったら中澤が「ここは女性に譲るとしよう」と終わらせ凛子の怒りを買っていた。

 いや〜〜中澤、きっとそういうとこだぞ。奥さんをイライラさせてるのは。
相手を尊重するように見せかけて(誰も見ないけど)上からのエラっそうな態度。


 夜になっても舞は「プロシージャー」の確認練習をしていた。
凛子も誘ったけど「なるようになるって」と断られた。

 いや〜「なるようになる」ってのはデキる人の言葉だよね。
十分練習して自信があるからこその「なるようになる」だもんね。


 で、水島を誘って練習始めたんだが、イマイチ練習に乗り気じゃなさそう。

 水島、お前こそもっとやらなきゃダメだろ!
何なんでしょ・・・この人、ホントにパイロットになりたいのかね?
実家継ぎたくないもんだから、ここに逃げてきてんじゃ。


 ここは柏木の部屋でもある。
で、水島が電話するために外に出たら、さっきまで迷惑そうにしていたのに柏木が手伝ってくれた。
さらに舞の不安が高まっているのを見ると・・・

「明日のフライト、俺は楽しみだけどな」柏木
「え?」舞
「だって飛ぶために来たんだろ?」


 この言葉で緊張がほどけ、飛ぶ楽しみを思い出すことができた。
柏木、いい奴じゃん。そして実は人の心の動きに敏感に対応できる。
舞が緊張で実力が発揮できないことや自分で自分を追い詰めている姿を見て、なんとか視点を変えてあげようと思ったんだろうね。
柏木もトビウオだった。


 火曜日 第42話

 ついに初フライトの日。
まず自分達の訓練計画を説明する「ブリーフィング」をして、教官のオッケーが出たら、訓練場へ行き、自分達が乗る機体の点検、そして搭乗。

「では、最初に岩倉学生から操縦を行う。搭乗開始」大河内

 なぜいつも舞を最初に指名する?サンダーよ( ̄▽ ̄;)
できる子からやらせて緊張をほぐしてよ〜〜


 見ているこっちまでドキドキしながら固唾を飲み見守ったよ。
舞はプロシージャーもバッチリ。
滑走路を走る時、センターから何度かズレたけど、上昇!

 緊張でこわばる舞の身体と目、
それを乗り越えようと勇気を振り絞り向き合う姿、
そして無事飛び立ち、水平飛行を保っている時、初めてほっとして
飛んでいることに感動し涙ぐみそうになる舞に、おばちゃん感動したよ(´;ω;`)


 しかし左へ旋回ができず、高度が落ちてきて操縦交代を命じられた。
水島の番だけど酔っちゃって無理。
舞は気が抜けた状態。
柏木も気持ち悪そうだったけど頑張った。

 交代って一回飛行場に戻るのかと思ったら、あんな狭い機内で入れ替わるのね。ビックリだよ。それに最初っから素人に操縦させるんかい?なんかあったら教官は横から無理やり操縦するのか?って心配したけど、自動車教習所の車と同じで教官側にもちゃんと操縦桿があった (;´∀`)‐3 ホッ(当たり前だろ!)

 フライト後は「デブリーフィング」という名の反省会。
もうみんな抜け殻状態だけど気力をふりしぼったぞ。

 食事の時間だが食欲ゼロでサラダだけ取る舞。
テーブルにつこうとしたら、他のみんなもサラダだけでぐったり・・・
あの柏木ですら。

 なんかこのドラマ見て、パイロットさん達を見る目が変わったよ。
こんな大変な訓練をクリアーしてきたのね〜って。


 子供らの心配をする梅津家と岩倉家の両親たちの姿にほっこり。
めぐみからのメールに心配かけまいと「うまくいった」と返信する舞・・・

 で、サラダしか食べてないからお腹が空いて眠れない。
談話室みたいなとこでカップ麺食べてたら、吉田学生もカップ麺持って現れた。

「今日のフライトさ、緊張したけどちょっと楽しかった」吉田
「楽しかった?」舞
「うん。いつか自分で飛ばしてみたいって憧れて、
さいろいろ勉強して、今日初めてこの手で操縦して・・・
緊張したけど楽しかった」

「・・・私も、ホンマ一瞬やったけど楽しいて思た。
あぁ、この景色が見たかったんやって
」舞
うん


 吉田君が、あの飛べた時の一瞬の喜びを舞に思い出させてくれた。
トビウオたち、跳ねてます。


 そしてそんな二人の会話を朝ドラ名物立ち聞きする柏木(手にカップ麺)。
素直に初フライトの感動を共有しあう二人が羨ましかったのか。
もしかして柏木はパイロットになることを義務のように感じているのかしら。




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matakita821 at 13:04|PermalinkComments(4)

2022年11月25日

「舞いあがれ!」 第8週 いざ、航空学校へ!

 月曜日 第36話

 航空学校入学試験まで、あと三ヶ月。
舞(福原遥)は、受験勉強、大学の授業(大学に2年以上在学し一定の単位数を取得しないと航空学校への入学資格が得られない)、バイト(学費稼ぎ)・・・ヨレヨレになるほど頑張っております。

 そしてついに一次試験の日が来ました!
お父ちゃん(高橋克典)とお母ちゃん(永作博美)からお守りの授与。

 良かったなぁ・・こうやって笑顔で送り出してもらえて。
二人は、心から舞の新しい夢を応援してくれとる。


 試験は全国から集まったパイロット志望の学生たち500人以上が、半年かけて3回にわたる試験に挑み入学できるのは72名と、かなりの難関。
一次試験は筆記、二次試験では健康診断や心理テストなど様々な適性検査、三次試験は面接。

 ひゃーーーー!想像以上に厳しい!
半年かけてってのも緊張がずっと続いてヤダねぇ( ̄▽ ̄;)


 しかし舞は無事二次まで合格し、三次試験へ。
面接とかって舞は初めてだよねぇ・・・
対策を立てる暇もなかったようで、緊張のあまりズレた発言をしてしまいヤバい雰囲気になったが、最後のパイロット志望動機を語る場面で挽回。

 素直で健やかにパイロットへの夢を情熱的に語る姿は、ほんに好感が持てたわ〜
なにより何色にも染まっていないというか、この子ならスポンジみたいに情熱の力で吸収しそうって感じよ。


 結果はもちろん合格!
貴司(赤楚衛二)と久留美(山下美月)が「うめづ」でお祝いしてくれたぞ。

 舞と久留美の仕事の話を聞いて、貴司引け目を感じるんじゃ?って思ったけど、おばちゃんの大きな勘違いだったわ。

 なんか貴司の中にゆるぎないものができてきたみたい。
僕はこの生き方でいく、ゆうような。
旅に出た先でバイトとかしながら短歌を詠んで、また戻って来る。
そんないい周期ができているんだね。

 でも、まだまだ旅の途中。
いつか勝負に出て欲しいなぁ。


 合格発表後、1年の待機を経て、ついに宮崎の航空学校へ行く時が来た。
お母ちゃん達も晴れやかな笑顔で餞の言葉をくれた。

「これからやで。
自分のやりたいこと貫くっちゅうんはホンマ大変なことやよってな。
今まで経験したことのない壁にぶつかって
何べんもくじけそうになるかも分かれへん。
けどな、夢をかなえるには一歩一歩諦めんと進んでいくしかあれへんねん」浩太
うん」舞
「しんどなった時はいつでも電話してきてええんやで」めぐみ
「ありがとう」
舞が空飛ぶの楽しみにしてるよって!」浩太


 お父ちゃん自身が夢に向かっていくうえで実感している言葉だから重みがあるよね。
お父ちゃんとお母ちゃんはいつだって舞の一番の味方やな。


 で、学校の前で面接の時に一緒だった、感じ悪い男と再会。
なんかエリート意識丸出しというか、試験官に対しても乗馬ワード知ってて当たり前みたいな不遜な態度だったもんね〜人の悪口なんて言わない温厚な舞が久留美達に思わず愚痴ってしまったほど腹立たしい言動だった柏木(目黒蓮)さ。

 いや〜大吉先生が「完全にあの二人はくっつくで。いずれ」「大きなフラグが立ちましたよ」とおっしゃってたが、ね〜〜!!
ヒロインにめっちゃ感じ悪い奴と再会→恋仲へ・・は王道だよね〜
ま、舞はそんなんでもないだろうが柏木はいずれ夢中になるねゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
舞のことお花畑とか言ってたけど、ああいうクールガイは落ちたら早いよ(笑

 てか、華丸さんの「あいつだけコロコロ持ってなかったよ」
「もう馬に乗って来たんでしょ!」大吉

 に、笑っちゃった。ほんに、良く見てるわ〜
全部荷物送っちゃったのかしら?
スマートなシティボーイは手ぶらかい?
いつデレるか楽しみ(笑


 火曜日 第37話

 さて、航空学校は全寮制。
舞も女子寮へ。同室は矢野倫子さん(山崎紘菜)、25歳。

 え〜〜勝手にベッドも上で机も陽当たりいい方取っちゃって・・
早いもん勝ち?舞だから大人しく受け入れたたけど、私なら異議申し立てるぞ。


 宮崎では4ヶ月間基礎知識を学び、クリアできた者だけがフライト課程に進める模様。
クラスは18人。
6人づつのチーム分けがされ、何かと一緒に課題に取り組むそうな。

 舞の「Aチーム」は凛子と、
ちょっとウザいお調子者・水島祐樹(佐野弘樹)、23歳
見るからにキチントさん・中澤真一(濱正悟)、25歳
引っ込み思案ぽいけど授業中はハキハキ・吉田大誠(醍醐虎汰朗)、21歳。
そして感じ悪いプロ・柏木。

 昼食を取りながら自己紹介って流れになったが柏木が拒否。
なんでしょ・・( ̄▽ ̄;) なんもわざわざ空気をケバ立たせなくてもさーー

 てか、何でみんなそんなに勉強できるの?予習しているから?
舞だって予習はしていると思うが、なんかレベルが違いすぎる。
急に「できない子キャラ」になってしまった・・・まぁ、優秀な人たちが集まっているからアレなんだろうけど・・・
他所で修行した人たちばっかりなんじゃないのお?


 もちろん舞も自分なりに工夫して専門用語を覚えようと部屋でも必死に勉強をしている。
そんな中、気になるのが毎晩おしゃれして外出する凛子さん。
勉強しなくて大丈夫なのかしら?と心配する舞だったが、授業中しどもどする舞とは違って常に教官の質問にすべて堂々と答える優秀な凛子・・

 わたしゃ、出かけるフリしてどっかで勉強してるんじゃ?と勘繰ったが違った。
後をつけた舞が見たのは男子学生の部屋に通っている姿だったが、先輩に勉強を教わっているだけだった。化粧しておしゃれしていたのは、緊張感を保ち自分に気合を入れる為だってよ 。


 ( ̄▽ ̄;) へーーーそうなんだ〜
女子寮には男子が出入りするのは絶対禁止なのに女子が男子寮を訪ねるのはいいんだ?
コレって差別では?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 凛子さんって、なんか女性であるってことをすごく意識しているような感じ。でも、女性である喜びを謳歌しているというよりは、私は女だけど、悪い?というようなネガティブな思いを感じる。

 凛子は成績をあげたいという合理的な理由で先輩男子学生の所に通っていたのさ〜
冷たいかな〜と思えた凛子でしたが、余計なことを言わないだけで悪意は全くない様子。舞のことも勉強に誘ってくれたぞ。


 舞の強みは、この素直さとコミュニケーション能力だね。
それに遅れているように見える勉強も舞のことだからじわじわと追いついてくるはず。

 てか、やっと「なにわバードマン」のみんなの顔が区別つくようになったのに(名前は一部のみ)、また新しいメンバーの顔憶えなきゃならん・・
( ̄▽ ̄;) 試練だわ〜
なんか印象に残る事件でも起こしてくれりゃ憶えるんだけど。





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matakita821 at 19:38|PermalinkComments(0)