理想的本箱

2024年04月12日

きこりのテレビ日記 #159

 4月9日(火曜日)雨・・・三善英史の歌が思い浮かぶ私は昭和・・・

 咲いたばかりのチオノドグサが雨に濡れているよ〜
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 『理想的本箱 君だけのブックガイド』勇気が欲しい時に読む本(録画)(Eテレ)

 う〜ん・・・さすが幅様セレクト!
どの本も読んでみたくなったし、
「映像の帯」もアプローチがそれぞれ違っていて見ごたえあったわ〜

 音楽への情熱だけを胸に抱え、言葉も通じない外国へ「棒ふり修行」に出た小澤さん。コンクールでももちろん言葉を使った的確な指示は出せない。そこで「五体でぶつかってやれ」と、誰にでもわかるようなはっきりとした身振り、表情でやりきる。国や人種や感覚が違っても、底の底では同じものが流れていると信じて。

 絶対に伝えるんだという強い思いと音楽を信じる心、信じ込むこと・・かな?いや、小澤さんは音楽と共に生きる幸せな未来を確信していたのだろう。
なんか清々しく前向きな気持ちにしてくれそう。

 三冊の中では一番シンパシーを感じた(笑
「映像の帯」の『生まれつき私はじっとしているのが大好きで、せかせか動き回ることはあまり好きではない。体質的に外界からの刺激を好まないのだ』で、もうやられた(笑

 何も持たない強さ、何も持っていないと思っていることによる潔さ、ゆえに我が道を行く・・が、ゆるくて心地よいというか・・興味深いお方だわ〜
ポチッとしたけど現在売り切れだったヨ〜
 
 コジコジ見たくなった〜(DVD持ってる)。
この番組の「映像の帯」見てて、初めて笑ったワ。
コジコジは語っちゃいけません。感じるのです。

 アニメ『はたらく細胞』(1)肺炎球菌(録画)(Eテレ)

 アニメってほとんど見ないんだけど、通っている歯医者さんに原作が置いてあって(笑)面白かったんで見てみたぞ。

 私は日々、自分の臓器に感謝しております。
「膀胱さん、頑張ってくれてありがとう。おかげで夜中に目が覚めないでぐっすり眠れたわ」「大腸さん、小腸さん、いい仕事をしてくれてありがとう。おかげでスッキリよ」等。で、このアニメを見たおかげで身体に対する感謝の思いがさらに高まったナリ。白血球さん、赤血球さん、24時間勤務、お疲れ様デス!くしゃみひとつ出すにもこんな大変な苦労があったとは。次回も見よ。


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matakita821 at 17:41|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年10月02日

きこりのテレビ日記 #92

 9月30日(金曜日)くもり

 5時20分起床。
空気がひんやりしていて気持ちいい。

 5時25分ミー太と外へ。
そういえば昨日ミー太が外で捕まえた獲物の半身(鳥だかねずみだか不明)が庭に残ってたんだった・・・ミー太の帰宅が遅かったのであわてて家の中に誘導した為、後始末を忘れていた・・・
見たくないけどナントカせねば・・と思って探したがどこかへ消えていた。

 7時30分 BSP 『ちむどんどん』最終回

 やっと終わった・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
しかし最終回もこの朝ドラらしかったというか・・・
時間の流れが何の意味もなしていない。
登場人物たちの時の重なりが全く伝わってこない。
ただ唐突に202X年になっただけ。

 (*´Д`)=3 見たらボヤかずにいられないから見ないようにしていたんだけど、「早ちむ」の次に入る番組見たいからつけてると、どうしても目に入るし、会社に行ったらはいってるしよ・・・
申し訳ないけど、これほど酷い朝ドラって無かったと思う。

 主人公(一族)の経験も失敗も喜びも悲しみも何も生きていない。
問題が起きても金曜日になると解決し(それも本人の努力ではなく周りの働きで円満解決)、すべてがリセットされる。だから成長もしない。

 主人公が思いつきで行動するのもいい、無礼なほど前向きでもいい、しゃかりきに頑張らなくても運のいい人はいるし愛される人もいる。でも、この人って何がやりたかったんだろう?この人にとって共に生きている人たちってどんな存在なんだろう?家族って?夢って?人生って?朝ドラって??ある意味非常に考えさせられる半年だった(笑

 何より悲しいのは主人公一家以外の登場人物の扱いの雑さと設定の適当さ。物語の展開が決まっていて、その都合のために現れ、利用され、去るはめになる。その人物の心や状況はおざなり。ヒロインを際立たせるための背景でしかない。劇伴も違和感を感じるものが多かった。多分、劇伴で状況を説明しようとしているのか、スタッフが思っている方向へ引っ張ろうとしているんだろうけど強引だったし、なぜにこの劇伴???って時が多かった。そもそも主人公たちが生きている時代がわからず混乱したよ。え?コレ60年代?70年代??80年代にコレありだったっけ???

 長い長い半年だった。キャストの皆様には心からお疲れ様でしたと言いたい。プロは辛いね。早くこの場所から新たなステージへと飛び立って行って欲しい ( ̄▽ ̄;)

 『珈琲いかがでしょう』第5話〜最終話 (Amazon Prime)

 面白かったわぁ〜
もう一回見直しちゃおうかしら

 青山(中村倫也)とたこ師匠(光石研)と、その珈琲との出会い。
がらんどうのようだった目に光が宿り、砂漠に水が沁みこむように青山の心と感覚が目覚め始めるのが伝わってきた。
正直、中村さんってこんなうまい人だったんだってびっくりしたよ。
たこ師匠に導かれ、珈琲の深い世界へ、そして自分自身の人生の世界へ。
心を殺して暴力の世界で道具として存在していた青山に、生きる理由が生まれた。

 ポップで粋なたこ師匠。8話で若い頃の姿が見られたけど、年をとってもあの頃と同じ、暖かくて本当に大切なものがわかっていて、その為に行動できるお方。
おしゃれな光石さんよりも、こんなどこか泥臭いからこそ輝いている光石さんが見たかった。この役は光石さんだからこそだよねぇ。
『私はあんたのこと、大切に思っているよ』という言葉が静かに沁みた。





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matakita821 at 18:53|PermalinkComments(6) このエントリーをはてなブックマークに追加