池田エライザ

2024年12月23日

「海に眠るダイヤモンド」第10話(最終回 後編) 記憶は眠る

 鉄平が住んでいた家の庭には一面のコスモス。
そして海の先には端島があった。

「誰もいなくなってしまったけれど・・
あるわ・・・ここに。
私の中に。
みんな・・・眠ってる」


 あそこにはすべてがあった。
愛も人生も汗も涙も笑顔も。
みんな一生懸命生きていた。
そして今も心の中で生き続けている。

「私の人生、どがんでしたかね?」朝子
「うん。朝子はね、気張って生きたわよ」いづみ


 いづみは、やっとあの頃の朝子に笑顔で会いに行くことができた。
あの頃の自分を愛しむことができた。

「お待たせ」鉄平
「待ちくたびれた」朝子
「ごめん・・・」
「キラキラしている・・」
「朝子・・・
俺と結婚してください」
「はい。・・・ふふふ」
「ふふふ・・」


 鉄平が手渡したのはコスモスを掲げたダイヤモンド。
それは端島の空の色。そして海。
朝子の心の中にある、鉄平と一緒に見た鮮やかで美しい永遠の青。
あのダイヤモンドは今も端島で輝き続けている。


 11冊目の日記を手にしたいづみに玲央は言った。

「行ってみよう、今度こそ。
端島へ。
あの夜の朝子さんを迎えに行こう」


『戻れないあの島。
今はもういない人々。
愛しい人の思い出はすべて
あの島へ置いてきた。
あの島は・・・端島』いづみ


 「IKEGAYA」は売却せず、和馬(尾美としのり)が社長に就任した。
鹿乃子(美保純)夫婦は新規事業を始めることにした。

 最初っからそうすりゃ良かったんだよ( `д´) ケッ!
姑息な手段使いやがって。
まぁ、お互い納得して鹿乃子もやる気満々みたいだから良かったよ( ̄▽ ̄;)

 鉄平の11冊目の日記は1973年8月から始まっていた。
鉄平(神木隆之介)は浦上天主堂で逃亡後初めて賢将(清水尋也)と会っていた。
賢将はずっと鉄平を捜し続けていたが、ヤクザ達に見つからないよう仕事も場所も転々としながら生きている鉄平と繋がることは無かった。
しかし端島の閉山を知り、鉄平から連絡を入れたのだった。

 リナ(池田エライザ)は栄子として誠と、ハル(中嶋朋子)の故郷で一緒に生活していた。
鉄平は追っ手にリナの居場所を知られないよう生活費を渡すとすぐにいなくなった。
逃げる、見つかる、隠れる、そしてまた逃げる。
逃亡の日々。
それでも鉄平は朝子に会える日を信じていた。

『いつまで、待たせることになるのか。
いったいつまで逃げればいいのか。
弟を殺した俺が死ぬまで幸せも安息も与えない。
そういうことだろう』


 鉄平が背負うことになったものの大きさ、重さ、失われた朝子と過ごすはずだった時間と未来への希望を思うと心が押しつぶされそうになる。端島を支えるという天職も失い、怯えながらその日その日を生きる。わたしゃリナが憎いよ。進兄も憎いよ・・




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matakita821 at 19:08|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

「海に眠るダイヤモンド」第9話(最終回 前編) あの夜


 1965年。
誠の治療のため、リナ(池田エライザ)は進平(斎藤工)の死亡届を出していなかった妻・栄子となった。誠は亡くなった進平と栄子の子供として出生届が出された。それは長崎の病院でだけ使われる名前のはずだった。あの夜までは。

 起きたことがあまりにも衝撃的すぎて、ドラマが終わった今でも受け止めきれない。
進平が殺した男の兄貴分が現れ、カタをつけようと誠を誘拐。誠を奪い返しに行った鉄平(神木隆之介)は殺したのは自分だと伝えた。そう言わないと進平の息子の誠が殺されてしまうから。そいつらから逃げるために鉄平とリナは、その場で舟を漕ぎだし端島を離れた。

 その夜、鉄平と会う約束をしていた朝子(杉咲花)は、店の前でずっと待っていた。夜が明けるまで。

 すぐに二人が駆け落ちをしたと島中大騒ぎになった。
誠が誘拐された時点でハルさん(中嶋朋子)には全部話したんだから、せめて朝子には真実を伝えてあげて欲しかった。でも、鉄平はヤクザに追われる身だから、もし鉄平の居場所を知って朝子が追いかけてきたら、あるいは探そうとしたら危険が及んでしまう・・・鉄平が口止めしたのかもしれないね。

 鉄平は朝子にプロポーズしようとしていた。
手作りのギヤマンを手に。


 賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)の息子・孝明(滝藤賢一)と会った玲央たちは、鉄平の日記は春に亡くなった賢将の遺品の中にあり、朝子に渡すよう記されていたと知った。百合子は20年前、病気で亡くなっていた。

「父のメモには『渡した方が朝子のためか、そうじゃないのかわからなかった』と書いてありました。
いなくなった人の寂しい話ですからね。
父は時間の流れに賭けたんだと思います。
日記が朝子さんの手に渡るか、渡らないか・・・
それも神の思し召し。
そう思ったんじゃないかな」孝明


 真実を知ることが、鉄平を忘れて生きようとしている朝子のためになるのか、
今、穏やかに暮らしていこうとしている朝子の幸せを邪魔することにならないだろうか、
いや、知らないまま生きる方が辛いのではないだろうか、
でも、知ったところで会えないのなら知らない方がいいのかもしれない、
知ってしまうことで余計辛くなるのでは・・
二人の親友だからこそ日記を手にした賢将は悩み続けたろうと思う。

 もし時が流れて、朝子が自分から鉄平の真実を知ろうとする時が来るのなら、その時が知るべき時なのかもしれない・・



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matakita821 at 18:40|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年12月16日

「海に眠るダイヤモンド」第8話 ダイヤモンド

「俺・・・なんかもっと・・こう・・
思いっきり笑って、
誰かのために泣いたり、
幸せになって欲しいって思ったり、
石炭が出て欲しいって
心の底から願ってみたいです・・・
ダイヤモンド・・・
俺も・・ダイヤモンドが欲しい!」玲央


 その言葉の通り、ダイヤモンドを掴むために自分で行動した玲央(神木隆之介)。
やっと心からの笑顔が見られた。

 いづみの鉄平を思う気持ちが玲央を動かし、玲央の行動が和馬(尾美としのり)や孫たちを動かし、そして賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)の子供へと繋いでくれた。妊娠に怯えていた百合子だったけど、あの時の子供はしっかりと育ったし、3人の子宝に恵まれたんだね。良かった。

 端島に生きた人々の思いは消えない。

 そして、端島は眠りから目覚めた。
黒いダイヤモンドを手にした鉄平は、そして島の人々は喜びの声を上げひとつになった。

 でも、『端島が復活したら、必ず』という約束は叶えられなかった。
鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と誠とともに、誰にも告げず端島を出て行った。

 進兄の死、誠の病気、出されていない婚姻届と出生届。
兄の死の責任を感じている鉄平なら自分の籍に入れ、リナ達の面倒を見ていく道を選ぶだろう。でも今度は端島にいたら生きていけない。鉄平の心は朝子(杉咲花)を求めているし、リナと魂が結びついているのは進平だけ。進兄(斎藤工)の代わりには誰もなれない。鉄平もリナもダイヤモンドを端島に置いてきた。そんな二人が一緒に生きていけるんだろうか。


 1964年、火災による水没放棄から4ヶ月が過ぎ、他の炭鉱に異動したり、退職し島を離れるものも多かった。しかし鉄平達は新たに未開発の石炭層発掘を進めていた。

 進兄、あのまま石炭と一緒に閉じ込められたんじゃなくて良かった。
仲間がすぐに引き返してくれたんだね。
でも助からなかった。

 進兄は端島がずっと続くと心から信じていた。
だから婚姻届も誠の出生届も急がなかった。
生きていて欲しかったよ。
そしてあの黒いダイヤモンドを掴んで欲しかった。




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matakita821 at 00:01|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年12月08日

「海に眠るダイヤモンド」第7話 消えない火 


「端島は終わったりせん。
ここで・・・三人で・・幸せに」


 進兄、なんとか生きていてくれ!
リナと誠ちゃんの元へ帰るんだろうが!

 火を止めるためにポンプを止めた鉄平。
それが進兄の死に繋がるなんて、あんまりだよ。

 でもこのままで済ます鉄平じゃない・・
今まで見てきた私達は知っている。
でも、進兄の札を手に取った鉄平は・・・
まさか裏にして戻す訳ないよね?

 どちらにしろ辛すぎる。
改めてこの端島はとんでもない危険の上に成立していたことがわかる。
鉱員たちは毎日本当に命懸けで降りて石炭を掘っていた。
あの幸せも笑顔も振興も、石炭があってこそだった。
まだまだ続くはずだったのに海の底に沈めさせねばならない。

 火事が収まるとともに端島が終わる。
なんという選択だろう。
これ以上負傷者を出さない、
端島に生きる人達の命を守るための決断だったが、
端島が終わると、人々の生活も未来も消える。
命あってこそとは思うが、端島を絶望がおおっている。

 1964年、進平とリナの子・誠は一歳となり、百合子(土屋太鳳)と賢将(清水尋也)も結婚1周年を迎えた。鉄平(神木隆之介)と朝子(杉咲花)は住民たちにはバレないよう交際を続けていた。

 そんな中、夜中に島中に鳴り響くサイレン。
一番深い9片で起きた坑内火災は鎮火したかに見えたが、翌日、底に溜まっていたガスにくすぶっていた火が引火し爆発。火は燃え続けた。

 消火活動は通気を良くしてガスを拡散、石灰散布・揚水ポンプを逆流させ放水を続けたがおさまらず、酸素を止める密閉消化に変更。

 もし火が消えなかったら・・・
端島が終わる。
島民全員が不安と闘っていた。


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matakita821 at 23:59|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年12月02日

「海に眠るダイヤモンド」第6話 希望の種 

 思いを確認しあった朝子(杉咲花)と鉄平(神木隆之介)。

「鉄平・・私、
お婿さんになる人とコスモス植えたいけん。
持っといて」朝子
「はい!」鉄平


 手渡された種の入った袋。
でも、その種は、やっと今、玲央(神木隆之介)によって植えられ芽を出した。
なぜいづみ(宮本信子)が持っていたのか。
二人で植えることは叶わなかったのか。

 閉山になった端島の写真に鉄平の姿はなかった。

「私も知らないの・・・
彼が・・・鉄平が・・どうなったのか」


 どういうこと?
坑内火災に遭って遺体が見つかっていないということ?
それとも行方不明になったの?
火災の原因が鉄平にあって耐え切れず消えた?
もしかしたら鉄平は生きているかもしれない?

 1963年、炭鉱閉山のニュースが相次ぐ中、端島の勢いは衰えなかった。
正月。リナ(池田エライザ)の妊娠を機に進平(斎藤工)は両親に結婚することと荒木家での同居を伝えた(実際はリナの戸籍を取り寄せることはできないし、進平の妻の死亡届は出していないので入籍はできず内縁関係)。

 多分、あの事は進平とリナが二人きりになっても話されなかっただろう。
あの男の遺体は本当に海流が沖へと運んでくれた。
あれからリナを捜しに来た者はいない。
進平の「端島なら、なんとかなる」という言葉は本当だろう。端島にいる限り、二人の秘密は隠しおおせる。
 
 リナは「荒木リナ」として生きていくことになった。
罪の意識を奥に押し込んで。
慣れない幸せに戸惑いながら。
リナにとっては初めての家族に守られた穏やかな時間が始まった。


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matakita821 at 16:07|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年11月25日

「海に眠るダイヤモンド」第5話 一島一家

「進平さん・・・死んじゃうかと思った」
「・・・(首を振る)」
「ごめんね・・ごめん・・」


 このふたりは人間としてギリギリの淵でどうしようもなく求めあっている。
二人なら一緒に生きられる、というよりも一緒に死ねるのかもしれない。
リナ(池田エライザ)の「死んじゃうかと思った」は「愛している」。

 妻の死を認めようとしなかった進平(斎藤工)が
リナにだけは「栄子は死んだ」と伝えた。

「もう誰も愛さない」
「愛さない」
「独りで生きていく」
「生きていく」


 ふたりだけにわかる思いの確認。
リナのために殺すことにためらいは無く、
「海流が沖へ流すと助からん」ことを伝える、
弟への嘘も上手な進平。

 でもきっとこのふたりに平穏な日々は来ない。
ジンクスは繰り返される。
多分、進平は死ぬのだろう。
進平のいない端島にリナの居場所はない。

 てことは・・・玲央(神木隆之介)はリナの孫なのか?
じゃあなぜ朝子(いづみ)は玲央に拘るのか。
鉄平とは結ばれなかった。結ばれなかったからこそ宝物を捜すように玲央を求めたのかと思ったが、そんなもんじゃないんだね、きっと。もっと深くて大きなもの。郷愁だけではなく、端島ですごした幸せな時間、島を出てから捨てて来たものを取り戻したかったのか、あるいは贖罪?

 ストライキ、部分ストライキ、ロックアウト、ロックアウト破り・・・
いつの時代も経営者と労働者の間には暗くて深い河がある。
これは戦争だ。生きる為の。
でも必死に戦っても、いつのまにか上同士で話が決まっている。
負傷した兵士は虚しいばかり。
その怒りは痛みを感じないトップではなく、ちゃんとその下の痛みがわかる人間に向けられる。

 賢将(清水尋也)は、いけにえだ。
鉱員や組合長らにとっては敵の息子であり、戦わずして勝利を得た卑怯者でしかない。鉄平(神木隆之介)も職員ではあるが、家族は鉱員だし、負傷したということは敵側とはいえ同じ兵士と認められる。そして鉄平のように正直に思いを発表することは立場上許されない。責められ罵られる賢将の心の傷は誰にも見えない。



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matakita821 at 09:45|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年11月18日

「海に眠るダイヤモンド」第4話 沈黙

「奇跡は・・人が起こす」百合子

 長崎での被爆。
死んでしまった姉。
原爆症に苦しみながらも祈り続けた母。
その母の介護をしながら、自分もいずれこうなるのだと怯え続けた百合子(土屋太鳳)。

 神は何もしてくれなかった。
戦争でたくさんの人間が死んだ時も、原爆が落ちた時も、その後も。
どんなに祈っても必死に救いを求めても沈黙していた。
その恨みを朝子(杉咲花)にぶつけてきた百合子。

 でも戦争を始めたのも人間で、原爆を落としたのも人間だ。
戦争を始めた人間、勝つために国民をコントロールした人間、
負けが見えていても戦争を終わらせようとしなかった人間、
愛国心の名の元に他国民の命を消滅させる決断をした人間、

 そしてそんな決定に従うしかなかった人間たち。
戦争は人の考える力を奪う。
戦争を始めた人間たちが望んだのは何も考えず従うロボットだから。

 迷いを振り払い生きる人達。
戦争になんの疑問も抱かず息子が戦地に向かうのをばんざいで見送った一平(國村隼)。
飢えさせないために娘達を疎開させ空襲に遭わせてしまったハル(中嶋朋子)。
自分の信仰のために娘を長崎へ連れて行き死なせてしまった百合子の母。

 誰も悪くない。その時その時を必死に生きていただけだ。
終戦を迎えても、いや戦争が終わってからがさらなる苦しみの始まりだった。
みんな自分を責めながら、後悔の狭間で自分の罪と向き合いながら生きている。
戦争の愚かさを、失った命の尊さを、その罪を、忘れずに生き続けることでしか償えないから。



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2024年11月04日

「海に眠るダイヤモンド」第2話 スクエアダンス

 
 賢将(清水尋也)は朝子(杉咲花)が好きで、朝子は鉄平(神木隆之介)が好きで、鉄平はリナ(池田エライザ)が好き。そしてリナは進平(斎藤工)と?百合子は誰が好きなんだろう。スクエアに入らず見ているだけ?

 百合子(土屋太鳳)の家庭もいろいろあったみたいだね。
亡くなった姉、悲しみで神に救いを求めた母は百合子の存在を忘れている。端島を出ていきたいけど、出て行ったところで惨めな思いをするだけ。ここにいるから好き放題できる。精神的にも身体的にも逃げ場はない。台風が島ごと自分と住人達を飲み込んでしまえばいいと思っただろうか。でも朝子だって働きづめのこの島から出ることはできない。島の住人のほとんどが閉塞感を抱えている。

 台風が来れば船は来なくなり、水と食料は無くなり、電気も通らなくなる。島中を海水が暴れまわり何もかも破壊していく。人の命も奪う。自然の驚異に人間は耐えるのみ。鉱員住宅は狭くて風通しも悪くカビとの闘い。部屋は奪い合いで大雨になると便所から糞尿があふれ出す。それでもいづみ(宮本信子)にとっては島の姿を見るだけで心がかきむしられるような場所。いろんな感情が混ざり合った複雑な思いがあるのだろう。

 前回、いづみはリナか朝子か・・と思っていたんだけど百合子の可能性も出て来た( ̄▽ ̄;) 出て行きたかったけど出ていけなかった島、閉山して離れることになっただろうが、離れてみて心をあの島に置いてきたことに気づいたのか。

 第1話 地底の闇を切りひらく 
 第3話 孤島の花
 第4話 沈黙
 第5話 一島一家
 第6話 希望の種
 第7話 消えない火
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2024年03月27日

きこりのテレビ日記 #156

 3月23日(土曜日)晴れ

 今週はずっと首が痛くて、ストレッチとか電動マッサージャー使ったりとかいろいろやっているが、中々治らない。運動不足なのだろうか。ストレートネックとやらか?枕がアレなのか?凝りに効く薬も飲んでいるがイマイチ。そしてバレンタインジャンボも300円しか当たらなかった。

 『不適切にもほどがある』第9話 分類しなきゃダメですか?(録画)(TBS)

 ハラスメントの迷宮に入っていく〜〜( ̄▽ ̄;)
いじめは相手がそう感じたらいじめ・・というのはわかるけど、今回の渚(仲里依紗)への「アウティング」(初めて聞いた〜)&マタハラ嫌疑はどうなんでしょうか〜?インタビューの時、個人名を言った訳でもないし、妊活している人なんてたくさんいるし。

 よく小説家に私のことを勝手に書きましたね?!って言ってくる人がいるらしいが、それっぽかったぞ。ハラスメントハラスメントだよ〜でも、申し立てられたら会社としても対応しなきゃだし。多様化の時代のせいで「正しいジャッジ」が下せないというか〜みんな揺れ動いちゃってるの?

 今回は井上(三宅弘城)がサカエ(吉田羊)に「タイムパラドックスはご法度なのに〜!」って怒っていて、えぇ〜〜?!今さら?と思ったなど(笑

 3月24日(日曜日)晴れ

 いい天気だったけど、一歩も外に出ず( ̄▽ ̄;)
猫達だけが出たり入ったり。
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 雪がかなり溶けてきたよ〜
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 3月25日(月曜日)気温プラスだけど風強し

 朝が気持ちよくなってきた。
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 庭の一番乗り、ビオラ。
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 『舟を編む 〜私、辞書つくります〜 』第6話(録画)(NHKBS)

 新社長(堤真一)の決定は大渡海のデジタル一本化。
理由としてあげられたのが、重くて嵩張る中型辞書が売れる根拠が見つからない、よりよい辞書を作る上で紙による制約が枷になっているのではないか、さらに情報が古くなっても改訂しないかぎり更新できない・・・

 デジタル一本はどうでしょうかね〜?紙とデジタル、買う人が選択できるようにしたらいいんじゃないの?それに全国の図書館で買ってもらえるでしょうよ〜紙を消すのは惜しいよ。特に辞書は。意味がわかればいいってもんじゃないような。目、頭、指先の感覚、もしかしたら臭覚も。いろんな感覚を使いながら言葉を捜し、出会い、噛みしめる。ページをめくるという行為は、ただそれだけじゃないように思う。精神論か?( ̄▽ ̄;)

 デジタルにすると情報を更新するのは確かに簡単だ。
でも荒木さん(岩松了)の言葉で人間はずっと「今」を記録し残す努力を続けてきたんだなぁ・・と改めて気づかされた。

「人間がその歴史の中で、
いつ何を手放し、いつ何を獲得したのか、
紙の辞書にはね、その記録が詰まっている」


 上書きすれば修正は簡単だけど、残すことで、残してくれたからこそ、過去の「今」を確認できる。変わってきた時代を実感することができる。

 そしてラストでこんなふうに「カツカレー」が生きてくるとは。
うまい!座布団やっちくりぃ!

「カツはカツとしてカレーと出会って、
カレーはカレーとしてカツと出会って。
私は私として荒木さんや辞書編集部のみんなと出会って。
カツとカレーが出会ってカツカレーになったみたいに。

私も、今までと違う私になって。
もう戻れないです。出会っちゃったから。
辞書つくる前の私には」


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2021年11月02日

「古見さんは、コミュ症です。」 最終話

 さて、文化祭当日。
万場木さん(吉川愛)が只野(増田貴久)への思いを無理やり振り切ろうとしているのを感じた古見さん(池田エライザ)は彼女と話し合いたいと待っていた。

 こういう所、すごくいいね。自分の勝手な思い込みで突き進まない。しっかりと相手を理解しようとしている。古見さんは会話で自分の思いを伝えることに慣れていないかもしれないけれど、相手への思いや姿勢は伝わってくるよね。そしてそれに素直に応えようとする万場木さんもしゅてきぢゃ。

 二人は只野への思いを確認しあったさ。
でも・・・二人の只野像は微妙に違っております。

 万場木さんにとっての只野は、空気みたいに気を遣わずにすんで、自分のことよりみんなのことを気にしてしまう人。
 古見さんにとっての只野は、カッコ良くて、一緒にいると安心感を与えてくれる、そしていつもみんなのことを良く見ていてくれる、優しくてあったかくて、笑った顔がかわいい・・・語りが止まらない!(笑

 潔く自分は諦める宣言をする万場木ちゃんだったが・・・
『わかりません・・
どうして同じ人を好きになったら諦めるんですか?』古見さん

 これは「好き」初心者の古見さんの思いがまだ育っていないからとも言えるけど・・・きっと古見さんの「好き」には競い合うとか優劣とかは、ないんだと思う。自分の「好き」と同じように相手の「好き」も大切にしたい。尊重したい。

 万場木さんは「好き」から始まった思いに楽しいだけじゃないいろんな感情が付いてくること、それが友情に影響を及ぼすことを知っている。自分の「好き」が相手を傷つけ、そのことで自分の「好き」が揺らいでしまうことを恐れている。

『私は只野君のことも好きだけど、古見さんのことも好きなんだよ。
大好きなんだよ
『・・・』

 って、古見さんが何か言おうとしたら二人を捜していた只野が来た。
間が悪いわ〜(笑

 人によって見えている姿は違う。
万場木さんと古見さんの只野像がちょっと違っていたように。
それは自分自身についても同じ。

 万場木さんにとって古見さんは美人で性格も良い、特別な女性。
古見さんと比べたら自分が選ばれる訳がないと思っている。
そんな古見さんは自分のことをみんなが普通にできることもできない、周りに負担ばかりかけてしまう存在と思っている。そして古見さんにとっての万場木さんは、あったかくて優しくておおらかで、自分にはないものをたくさん持っている素敵な女の子なんだよね。
HPはこちら

 メイド服に着替えた二人はとってもかわいい
でも只野、古見さんを見る時の方が目が輝いていたよね・・(* ̄m ̄)w

 古見さんは今までずっと学校行事ではひとりだったこと、話かけられてもうまく返せず、みんなとうまくやりてくでもやれなくて、みんなを手伝えなくて申し訳なく思ってきたことを万場木さんに伝えた。

『だから・・私・・・
万場木さんと・・・万場木さんとメイドさん一緒にやれるの
すごく・・すごく・・・嬉しい。
私も・・・万場木さん・・・大好きなので・・・
一緒にやりたい・・・メイドさん・・一緒にやらせてください・・』
うん!一緒にやろ!

 (´;ω;`)う・・うぅ・・伝えられた!
良かったねぇ・・古見さん・・・万場木さんと出会えて・・
そして、そんな二人をお父さんのように見守っている只野よ(笑

 さて、メイド喫茶開店前・・・
成瀬(城田優)とクラスのみんなは話し合って、古見さんを特別枠にすることに決定!苦手な接客はしなくていい。
シンボルのようにただ座っていてくれればオッケー!

 あらーーーー( ̄▽ ̄;)
そんな〜〜あんなにみんなと参加できることを楽しみにしていたのに・・
優しさからってのはわかるけど、古見さんは特別扱いを望んでないよ〜
それは逆に差別じゃ・・・

 でも、自分を思ってのことだとわかっている古見さんは受け入れようとしている・・・
さぁ、只野、今こそ、余計なお世話力を発揮するんだ!!





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2021年10月19日

「古見さんは、コミュ症です。」 第7話

 『好き』が渦巻く文化祭準備中
(♡´艸`)ウフフ♡ 文化祭前夜はいろんな秘密とドキドキが飛び交っていたよね〜
古見さん界では5人しか残ってなかったけど、私の高校ではほぼみんな残っていたよ。確か10時ぐらいまでだったけど緩いとこだったから12近くまでみんなうろうろしてた(笑)作業終わってもなんかテンションあがっちゃってさ。

 うちの高校では文化祭二日目の夜にフォークダンスがあったので
その前、つまり「文化祭前夜」に告白する人が多数いたよ(笑
もうお約束。だから前夜に呼び出されたら決まりさ。
懐かしいねぇ・・
わたしゃ、そんな華やかな話は無かったんで地味にトンカチ振るってたよ( ̄▽ ̄;)

 そんな何かが起こりそうな文化祭前日。
例によって次々と用事を頼まれ、そして快く引き受ける只野君(増田貴久)。
そしてメイド服製作中の古見さん(池田エライザ)も器用さを見込まれ頼まれている。やっぱりこの二人、似ているよね。

 でも・・・先週の古見さんの『もう大丈夫です』発言を受けて只野はいつものペースが出ない・・・いや、出さない。古見さんに対してだけ。
なんか余計なお世話かな〜とか思ってしまう。

 古見さんもペースを崩している。只野に対してだけ。
『好き』という新たな感情をどう扱っていいかわからない。
只野君のことが『好き』・・・なのかしらん・・・

 教室に二人残って、それぞれ作業中。
お互いに相手のことが気になって見てしまうけど、タイミングがうまいことズレて、常にお互いの背中を見つめてしまう。

 古見さんが針で指を刺した気配に気づき黙って絆創膏を置く只野。やっぱり自然と優しさが身についている。そして古見さんは、もちろん『うれしい゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚』と伝えたい!でも只野に用がある女生徒が入ってきたんで言えなくなってしまった。

 二人っきりになって再度『ありがとう』チャレンジを試みるが『好き』が渦巻いて言えやしない古見さん。その無言を『うまく貼れないから貼って欲しいのかな』と推察し貼ってあげる只野。違ってるけど、それもまた嬉しい古見さん。

 (*´pq`)ぷっ・・・
もう二人の間に言葉はいらないじゃん!

『絆創膏を貼り終え、「ここでいいかな?」とひと安心の只野君。
気恥ずかしい古見さん。
「余計なことをしてしまった」と、ちょっと後悔する只野君。
依然として気恥ずかしい古見さん。
「やっぱり余計なことだったんだ!」と落ちこむ只野君。
ドギマギして顔をそらす古見さん。
チラッ。
そらす。
チラッ。
そらす。
チラッ。
そらす。
そらす。
チラッ。
チラッ。』


 も〜〜!!二人とも心の中では、なんて雄弁なの!
そんな二人の独特の空気に入れないものを感じる万場木さん(吉川愛)。
HPはこちら

 しかし『好き』初心者ではない万場木さんは、果敢に只野に『好きな人はいるか』聞いてみた。言いよどんだものの『いないです』(どう見たっているって答え方だろ!)(そしてこの質問されたらピンとこなきゃダメだろ!)確認のため古見さんの名前を出すも『ないない、ないです!』と罪作りな発言を・・・





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2021年10月12日

「古見さんは、コミュ症です。」 第6話

 さて、夜の公園でブランコに乗りながら、ひとりシャボン玉をしている古見さん(池田エライザ)・・・

『人との会話やコミュニケーションが苦手とする人・・・。
そういう人間はえてして、「あ〜〜何であの時ああしたんだろう・・」と後々考えてもやもやする。
古見さん、今、そのもやもやの真っ最中』


 わかるわ。この歳になってももやもやするよ。年取ればそんなこと気にしなくなるかと思っていたけど違う。そしてどんなに親しくなっても、もやもや考えてしまう。もしかしたら、あの言葉・・違うふうに取られたかも・・・そんなつもり無かったけど、もしかしたら・・・
なんでもっと違うふうな伝え方をしなかったんだろう・・・バカバカバカ!(-公- ll)

 古見さんの場合は・・・
万場木さん(吉川愛)に『好きな人はいるの?』って聞かれたんだけど、いまいちその感情が掴めなくて突っ込んだ質問をしようとしたら只野(増田貴久)が現れたんで、会話がバツッと終わってしまった。友達としてコレは失礼だったんじゃないか・・・という反省のシャボン玉だったのです。

 で、翌朝、満を持して靴箱の影で万場木さんを待ち伏せ。
『す・・・す・・・すき』古見
古見さんが一生けん命話そうとしている!
人目についたら注目を浴びて古見さんは話せなくなってしまう!
万場木さんは慌てて古見さんを体育館の隅っこに連れていったぞ。

ゆっくりでいいよ〜!(大丈夫!聞く態勢とれてるよ!)
「好き」?!(まで、ちゃんと聞いたからね!次どうぞ〜!でも急がなくていいよ)』

好き』古見
すき焼き?!』万場木

 連想ゲームじゃないのよ( ̄▽ ̄;)
一生懸命古見さんを応援しながら待っている万場木さん。
ええ子や〜〜

 古見さんも何とかこの前の会話を続けたかった意志を伝えられた。
万場木さんは筆談を促し、気を遣わせないように椅子に着席。

『好き、とは 具体的にどんな感情でしょう?』
『めっちゃ古見さんぽい質問だね。
あーーー何だろうなぁ・・・一緒にいて楽しいとか、
嬉しい〜!とか、何となく気になるとか?』万
『・・・・???』『万場木さんは 好きな人いるんですか?』
『私は・・・今はいないかな・・・
(只野の顔が浮かんだくせにぃ〜コノコノ( ´∀`)σ)゚Д゚;) )
何となく気になるっていうのは、「好き」とはちょっと違うのかもしれない』
『・・・・・』
待って待って!わかった!
今まで出会ったことのない感情だよ!

あーー、メモんなくて大丈夫!んーー何だろうな、
胸キュン だったり、ほわってあったかくなったり
きゅん・・・
うん!
ふわっ・・・
ドキドキドキッとか!
ドキドキドキ

『「何だろう・・この気持ち。今までにない気持ち。
今まで出会ったことのない気持ち。
そうか!これが好きっていうことなのね!」』万

 この小芝居はいったい・・・( ̄▽ ̄;)
でも、万場木さんも、もちろん古見さんも、二人でこんなふうに「恋バナ」できたことがすごく嬉しかったみたい。ところで「マブダチ」という言葉はまだ学生さん達の間では生きているの?
HPはこちら

 そんな充実した時間をすごしてからのテストの時間。
そんな時にも葛藤は訪れる。

 床にペンを落としてしまったけど、先生に伝えることができない古見さんの状況を察知した只野はわざと自分のペンも落としてから挙手し、ペンを拾って欲しい旨を先生に伝えたぞ。

 そして古見さんも、只野が消しゴムを忘れて困っているのを察知。自分の消しゴムを定規でゴリゴリ削って二つに割って、渡してくれるのかと思ったら床にポン!その意図を察した只野がまたしても先生にお願いして消しゴム入手成功!二人とも話さなくてもわかってるね〜

 てか、この心の声を叫ぶ場面の撮影風景見てみたい(笑
LIFE!』とかでやってくんないかな〜(´m`)

 その後の中途半端な時間にやってきた転校生のアイツ。
上履きがデカい。
黒板いっぱいに名前を書いて自己主張。
鏡を見付けたら、場所も人目もはばからず髪型調整。
ジャケットを脱いだり来たり、身をよじったり。
朝陽の中で輝いている俺!成瀬詩守斗(城田優)!

 いや〜!城田さんいいわ〜!
みなさんの票を集める時の軽やかなステップ(笑
片居君(溝端淳平)の抜けた穴を華麗に埋めてくれたわ〜





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matakita821 at 18:35|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年10月05日

「古見さんは、コミュ症です。」 第5話

 さて、生徒会長選挙に立候補した潔清子さん(大西礼芳)を応援したい気持ちが急激に高まっている古見さん(池田エライザ)だが・・・
どうやって応援したらいいのかわからない。
なんせ初めての感情と状況なんで。

 そこで、たまたま会った長名(ゆうたろう)に相談したら・・・
チアガールの衣装を着けてキンキラのポンポンを持たされたしまった・・
でも、指示された通り一生懸命に『よよいのよい!よよいのよい!』をやる古見さん。

 「東村山音頭」?・・・( ̄▽ ̄;)
それを見た只野(増田貴久)の心にいろんな衝撃が走った!

『も、ものすごい勇気!』

『しかし、違うんじゃないか?!いや、違わないか?!』

『かわいすぎるーー!!』

『結果的にナイスですねーー!!』

 言ってみたかっただけでは?( ̄▽ ̄;)

 そんな事が行われているとも知らず、一人で立候補のビラを配っている潔さん。
気づいた只野たちが合流して手伝い始めたぞ。
すると古見さんが放つ光に吸い寄せられた者どもが群がってきた。
その流れをi潔くバツッ!と遮断する潔さん。
やめて!やめて!

 ホラ、潔癖症だからさ、
古見さんを利用しているという不正感に耐えられなかったのよ〜

 そこに現れた阿瀬さん(筧美和子)、長い付き合いだからね、
自分にも手伝わせて欲しいと言ってくれたのだが〜〜

何かあったとしても、あなたには頼まない!
・・・・・あなたは友達じゃないから・・・』潔

 こんなこと言われたら、私だったら一瞬で凍って死んでしまうわ〜〜
そして二度と近づかない( ̄▽ ̄;)

 しかし、このような物言いに慣れているのか、
それでもプッシュする阿瀬さん。

触らないで!!

 ひゃーーー!(ll゚Д゚ll)
さすがに時間が止まってしまったよぅ。
どうする?どうする〜?

 そこで古見さんが動いた!
『よよいのよい!よよいのよい!(古見さん心の応援)』
只野も加勢。こっちはマツケンサンバみたいだったけど。
その後、皆をお昼のテーブルへ移動させることでなんとか収拾。
しかし空気があんまりよろしくない・・・

『万場木さん、いろいろ察している』空気読む子だからね
『只野君、誘ってことを緩やかに後悔している』まぁ、そうでしょう。
『古見さん、おやじギャグを考えている』いつも通り。

 さらに潔のおかげで道場のような雰囲気に。

『食事中に動かないでもらえますか?埃が立つので』
『大きな声でしゃべることも控えてもらえますか?』
『食べることに集中しましょう』


 ジェスチャーでみんなに謝る阿瀬さん。
『ごめんなさい。ごめんなさい』
『なんで阿瀬さんが謝るの?(ジェスチャー)』万場木
『私は〜小さい頃からよく知ってるの(ジェスチャー)』

 あとはわからんかった( ̄▽ ̄;)アハハ…
古見さんも加わってジェスチャー合戦が続いたが
只野には理解不能。

カオスだ・・・(只野こころの叫び)』

 やっとシュールな時間に耐えたお食事タイムが終了。
そこになじみ登場!
潔の立候補のビラにダメ出し。
さらになぜ自分に頼まないのかとクレーム。

 いや〜すごいねなじみ。
どんな固い空気の壁でも易々とマイペースで入ってくる。
ある意味救いだね(笑

 つっぱねる潔さんだったが、なじみ主導の元「たたいてかぶってじゃんけんぽん」ゲームへ突入。
全員と勝負してキヨちゃん(潔さん)が買ったら応援は諦めるということに。

 なぜこの子たちは、こんなに昭和なんだ?( ̄▽ ̄;)
そして「たたいてかぶってじゃんけんぽん」で圧勝するキヨちゃん。
思いっきり叩くことに躊躇しない(特に只野の時が酷かった。横にスライドしたからかなり痛かったはず(笑))潔さんが、古見さんの時だけはさすがに手加減してた(笑

『もうこれで、私のことはほっといてくれるわね』潔さん
『何言ってるの?もう僕たちは「たたいてかぶってじゃんけんぽん」をした仲じゃない。熱い時間を共にした仲間!目いっぱい応援させてもらうよ 』なじみ
『そうくると思った。好きにして』

 潔さんもなじみのことはわかってるのね( ̄▽ ̄;)





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matakita821 at 18:12|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年09月28日

「古見さんは、コミュ症です。」 第4話

 さて、「友達と一緒に海へ」・・・
この初めての状況に緊張しているのは古見さん(池田エライザ)だけではありません。
早く来ているであろう古見さんを気遣い、これまた早めに待ち合わせ場所に現れた只野(増田貴久)。

 でも、二人とも反対側で待っているよ!( ̄▽ ̄;) よくあるパターン。
そんな只野だけを見つめている片居君(溝端淳平)・・・
「只野君とするビーチボール」シュミレーション中。
そんな片居君を見てしまい困っている万場木さん(吉川愛)・・・
長名なじみ(ゆうたろう)に助けを求めるもはダブルブッキングしたとかで欠席。
なじみなしでこのメンバー・・・
暗澹とした気持ちになる万場木でしたとさ。

 なじみは償いとして海で旅館している友人に送迎を頼んでくれた。
しかし、この親切が仇に。
こういう行事に慣れていない者は予定変更にすぐ対応できない。

 電車で行くと思っていたのにバス!
密室に4人のみ。
自分達以外の、「その他大勢のざわざわ」がどれほどリラックスさせてくれることか・・
そして『会話せねば!』という重圧から救ってくれることか・・

 古見さんなんて『駅名にまつわる豆知識いろいろ』って本持参して会話を盛り上げようと画策していたのに、お先真っ暗だよ。
空気が重い!
みんな『何か話さなければ!!』という思いでガッチガチ(笑
只野なら「楽しい会話」を始められそうだけど、3対1の圧には勝てず。
万場木さん17回目の『暑いね〜』・・・頑張った!(笑
誰か旅行のしおり的なものでも作ってくれたら良かったのに〜〜( ̄▽ ̄;)

 そこで只野が提案したのが・・・困った時のしりとり。
小学生の時の町内の子供会の旅行を思い出すわ〜
でも今は『しりとり』にすがるしかない!
みんな一生懸命答えとる。
ことわざ縛りの片居君、駅名オンリーで応える古見さん・・
みんな全力でしりとりしてるよ!

 さぁ、海に着いた!
砂浜にピクニックシートを敷いて、ビーチパラソルを刺して・・
目の前は海・・・
「友達と海にいる状況」にみんな胸がいっぱい。
もう十分な感じ?

『どうしてみんな黙っているのですか?』古見
『(メンバーに)気を使わなくていられるようになったのでは?』只野
『それ!』万場木
『しゃべらなくても大丈夫っていうか・・』只野
『ね〜!いいよね?そういう感じ』万場木

 みんな嬉しそう( *´艸`)
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 で、海に来たらビーチボールということで開始。
しかし、呼吸が合わず全く続かない。
センスが良かったのは古見さん。
おかげでいい感じに。

 こういう人いたなぁ・・
普段はすんごく大人しくて会話しているとこ見たことないんだけど
(でも、取り巻きの男子がいつもいた)
体育の時間にすんげえ素早く動いてきれいに決める。
かっこいいなぁ・・・って遠目に見てたわ。

 ところが・・古見さんが転んで怪我をして中断。
じゃあ、何やろう・・ってなったんだけど・・・

『どうしよっか・・』只野
『わ、私はどっちでも・・』万場木
『・・・どっちでも』片居

しまった!
「どっちでも」と、ますます追いつめてしまう
言葉を誘導してしまったあああ!
(只野 こころの叫び』

 決断する人がいないーーー!
やっぱりなじみがいなきゃーーー
責任を感じて、しゅん・・とする古見さん

『私のことは気にせず あそんでください』古見

 それを受けて3人で遊びに行ったぞ。
みんないい子たちだなぁ・・(o^―^o)ニコッ
それぞれいろんな形で古見さんをフォローしてくれてるし。

 てか、古見さんの書いた言葉が画面に大きく出るようになって
すんごく有難い!(笑
いつもTVから離れている場所で書いているから、いちいち近づいて古見さんの文章確認してたんだも( ̄▽ ̄;)アハハ…





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matakita821 at 18:02|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年09月21日

「古見さんは、コミュ症です。」 第3話

 只野仁人(増田貴久)・・・古見さん(池田エライザ)の携帯の電話帳の一番目に載っている男。
にゃんと、お父さんお母さん以外では只野だけ!
その事実ににんまりする只野。

 そして古見さんも、その事実が信じられない。
この自分が友達の携帯電話番号をゲットしたとは!しかも自分から。
なんと誇らしいことでしょう!
で、間違ってボタン押して只野に電話しちゃった!
(((;゚;Д;゚;))) ヒーーーー!!!

 只野が出たけど、パニックになり通信遮断!
もちろん折り返す只野。

『あ・・もしもし?』
『・・・・お・・・おかけになった電話番号は現在使われておりません・・・

 切れちゃったけど、古見さんの声を聞いた衝撃と喜びに満たされる只野。
そうしてちょっと前の古見さんなら飛んできたボールをただただ悲しい気もちで見ているだけだったけど、今は転びながらも、ちゃんと打ち返すことができる!

『ごめんなさい。失礼な切り方をして・・・・(メール)』
『大丈夫ですよ』的な返信をする只野。

 しかし・・・古見さんは、このメールに返信をするべきか、
するなら何と書くべきか、でも迷惑では??等悩んで・・・1時間が過ぎてしまいましたとさ。

 人付き合い慣れてないとさ(自分のことだよ( ̄▽ ̄;) ) 自分なんかが話しかけたり・・メールしたりしたら迷惑なんじゃ?嫌なんじゃ?って思いがち。
ま、回数しているうちに小悩む時間も少なくなってくるさぁ ♬

 さて、お昼、万場木(吉川愛)と一緒に食べることにしたんだもんね〜
食堂のテーブルに古見さんと万場木のかわいいお弁当が並んどる
しかし万場木がいない。
古見さんは美しい姿勢を保ちつつ待っております。

 そして、片居君(溝端淳平)は嬉し恥ずかし友達チャレンジタイム!
内心ビクビクしながらも只野に『ツラ貸せや!

 でも順応性の高い只野は普通に受け入れております。
『いいですよ。ツラ、貸しますよ
ハッピーサクセス!

 焼きそばパン渡すこともできたし、一緒に食べられたし、
『あーん』って食べさせてあげることもできたしぃ。
すごいぞ!

 しかも只野から、自分と一緒にいる時は『肩肘張らずにありのままの片居君でいてくれるほうが嬉しい』という言葉まで!
片居君的には力抜いたら「アホみたい」に見えるるんじゃ?と思っていたようだが(コレは誰の教えなのかな?)力みを取ってくれた方がお互い楽だよね( ̄▽ ̄;)

 若い頃って思い込みが激しいからなぁ。
勝手に思い込んで自分で自分を追い詰めちゃう時あるよね。
そんなパンパンになった思い込みの角をちょいと突いて空気を抜いてくれるのが友達なのかなぁ。

 で、古見さんのいるテーブルに片居君を呼ぶ只野。
あの「古見様」を前にして新たな緊張の波にもまれる片居君・・・
さ、言動コントロールして!





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matakita821 at 20:04|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年09月14日

「古見さんは、コミュ症です。」 第2話

 只野(増田貴久)と古見さん(池田エライザ)の友達生活が始まった。
只野の「おはよう!」に丁寧に絵まで添えて応える古見さん。
って、おはようから記述式かよ( ̄▽ ̄;) ブレないわね。
でも、心なしか古見さんの表情が柔らかよ。

 オープニングで只野の説明を「普通の高校生」でコミュニケーション能力も「普通」って言ってたけど、只野君、コミュニケーション能力すごく高いと思うぞ。しかも土足でドカドカ入るタイプではなくさりげな〜く、相手に負担に感じさせず、個別にしっかり寄り添った対応ができるハイスペック保持者。

 こういう人って心の底から羨ましい。私なんて『この人と友達になりたいなぁ』って思っても話しかけられないし、話しかけられたら緊張してぶっきらぼうになっちゃうしよ、小学生の初恋かっての。男子にも言いたいこと言えなかったし、『普通に話したいのにーーー』っていつも悶々としていたよ(笑
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 今回、新キャラ登場。
長名なじみ(おさななじみ)(ゆうたろう)(ゆうたろうって言うと私的には石原裕次郎のモノマネする人なんだけど・・時代は変わったのね ( ̄▽ ̄;) )只野の幼馴染?こっちも違うタイプのコミュニケーション能力アリ。なんでも古見さんは、そのミステリアスな雰囲気のせいか、実は校内であっという間に『古見様』と呼ばれ崇め奉られる存在になっているそうで(古見さんは避けられてると思っていた)、アンタみたいな「カス」が調子に乗って近づいちゃダメなんだと教えに来てくれたのさ〜。

 わかっていたけど・・・改めて己の態度を反省する只野・・・に熱視線を送る片居君(溝端淳平)。先週は一緒に帰れたのかしら?それとも待ちぼうけ?
今回は『お昼を一緒に食べよう』と誘うつもり。

 でもまた怯えさせちゃった。
心の中は只野へのスィートな思いいっぱい なのに、また緊張しすぎてセリフを忘れちゃったの。
古見さんのことでインネン付けられると思った只野は謝り倒しとった。
慌てて金八先生みたいな金言を発したら、只野は励まされたと思って喜んでいたけど、一緒にお昼を食べる野望は叶わなかった。焼きそばパン二人分買っていたのに・・・
片居君、ファイティン!






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matakita821 at 18:44|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加