永山瑛太

2023年11月03日

きこりのテレビ日記 #134

 10月31日(火曜日)くもり ハロウィーンらしい

 今日で10月も終わり。久しぶりに父の夢を見た。
父の車に後ろから私も車でついていくのだが、道はどんどん細くなったり、建物の中に入ったりしてしまう。しまいに階段を下って行って見えなくなり、こんなとこ絶対無理だよ・・行けやしないよ・・と途方に暮れているという・・( ̄▽ ̄;) コレにはどういった教えが?父が霊界から「オマエはまだまだだ」と言ってきているのでしょうか〜?

 7時15分 BSP 『まんぷく』第5週 信じるんです! 第26話

 も〜生きて行くにもやっとなのに「自分の着物は売らない!」って言ったり、いちいち萬平さん(長谷川博己)に当てこすりを言うブシムス(松坂慶子)に毎回ムカッとするんだけど、萬平さんが腹膜炎の時はお百度参りしてくれたし、なんだかんだ言っても、こうやってお尻を叩いてくれた存在があったからこそ、萬平さんも必死に活路を見出そうと判子を思いついたのかな〜と思ったり。

 松坂さんの鈴さんが憎らしいけどかわいいし、しょうがないな〜と思わせてくれる絶妙の演技で萬平さんラブの福子(安藤サクラ)、仙人ぽいけどたまに狂気の萬平、二人の間で怒ったり拗ねたりボヤいたりして不思議なバランスを作ってくれてるような気もする(笑

 今週、塩軍団かと思ったら、来週だったワ。


 7時30分 BSP 『ブギウギ』第5週 ほんまの家族や(22)

 最近、「まんぷく」から「ブギウギ」にすぐに気持ちが切り替えられない( ̄▽ ̄;)
特に今週は。

 趣里さんのスズ子の圧倒的な存在感。深い悲しみと衝撃、混乱・・・ウェットに陥らない演技と演出がさわさわとこちらの心に染みわたっていく。
そして大西家に戻ってきたびしゃびしゃに濡れた着物のスズ子を迎えた六郎(黒崎煌代)が拭いてくれる。

「抱き締めてくれ。ワテも体が・・バラバラになってまいそうや」スズ子
「大丈夫や。バラバラになんかせえへん」六郎
「お母ちゃん・・・お母ちゃ〜ん!
「いや、ワイ、六郎やで」
アホ!知ってるわ!


 アホで純粋な六郎だからこそ癒すことができる。
スズ子の「お母ちゃーん」を受け止めることができる。
いや〜このための六郎のキャラか・・と恐れ入ったよ。

 大阪に戻り「香川でのことは内緒や」と六郎に約束させるスズ子。
でも、お母ちゃんの顔を見たスズ子に再会してツヤさん(水川あさみ)は、わかったはず。スズ子がどんな思いでこの家に戻ってきたか、そして一人で心の始末をつけてきたことを。大人になったんだよね、スズ子は(´;ω;`)

 梅丸に戻ったスズ子はいつもそうするように歌って気持ちを切り替えていた。このことがスズ子の歌に深みと味わいをさらに与えてくれるのかもしれん。この場所があって本当に良かった。

 てか、川に入っていくスズ子の歩き方がツヤさんそっくりでびっくりした。
やっぱりお母ちゃんの子なんやなぁ。

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matakita821 at 18:28|PermalinkComments(2)

2023年10月19日

きこりのテレビ日記 #131

 10月17日(火曜日)晴れ 5度

 5時10分起床。5時22分、ミー太と外へ。
寒い!峠では積雪アリ。タイヤ交換を呼び掛ける声が・・・( ̄▽ ̄;)
ドカジャンも出さねば。
なんか冬の期間が長すぎるような気がするんだけど!

 夜ドラ『ミワさんなりすます』(1)(NHK+)

 録画し忘れちゃったので久々に「NHK+」で試聴。
客への映画布教が激しすぎて勤めていたレンタルビデオ店をクビになった久保田ミワ(松本穂香)は最大の推し・俳優の八海崇様(堤真一)が家政婦を募集しているのを知り衝撃を受ける。自分にも応募の可能性があるか確認するも、求められているスキルが高すぎる(大卒以上、TOEIC800点以上、整理収納アドバイザー、ハウスクリーニングアドバイザー、栄養士・管理栄養士、調理師、*明るくて社交的な方)。

 一瞬で諦めたが、どんな人が採用されたのかを見たくて八海様のお屋敷前をうろうろしていたら、その家政婦さんが交通事故に遭い運ばれて行った。

 彼女の身分証を持っていたミワは八海のマネージャー・藤浦(山口紗弥加)に家政婦と間違われ(否定すべき瞬間は何度もあったが八海様のプライベートを覗きたい欲が勝った)お屋敷の中へ。そこで拝顔した八海様はボトルシップを作っていた。

 いや〜ミワって家事的なスキルなさそうだけどなりすませるのか?
絶対大丈夫じゃないよね?( ̄▽ ̄;)
でも、推しとはいえ、あそこまで突き詰めて研究する情熱はすばらしい。映画も年間1000本視聴しているっていうし。この好きが仕事に繋がればいいのになぁ。

 そして推しの私生活を拝見できて会話も可能という徳を積んだ者だけに許される僥倖!捕まったっていい。同じ空気が吸えるんならね。

 なんか面白そうだから今日も見てみます。

 その流れで、ついでに『みんなの体操』
やっぱり「みんなの体操」はいいわね〜
5分間だけど、やり終わると確かな充実感があるわ〜


 『君だけが知らない』監督 ソ・ユミン 2021年 韓国 

 オッパーーー!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

 事故で大怪我を負い記憶を失ったキム・スジン(ソ・イェジ)は夫ジフン(キム・ガンウ)の手厚い介護を受け退院。家に戻っても記憶は戻らない。さらに偶然友人らしき女性に会い、夫が教えてくれた自分とは違う自分の姿を知ることになり、夫への不信感が芽生えていく・・・さらに記憶喪失のせいなのか未来が見えるようになり、彼女の日常はさらに混乱していく。

 最初、わたしゃ「トーク・トゥ・ハー(2002年 ペドロ・アルモドバル監督) 」みたいな感じなの?って思ったが、もっと複雑(いや、こっちもかなり込み入っていたが)だった。誰の言葉が正しいのか、どこが幻覚で、なにが真実なのか。何層にも渡って展開する物語の根っこにあるのは純愛、だと思う。映画の原題は「Recalled」。タイトル通り彼女が思い出した瞬間から見えていた世界の色が大きく変わる。私が全く信じていない(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)絶対的な愛が顕れる。それがリアルに伝わってきて確実に心に残る、役者さんたちの演技と脚本の構成でした。切なくて叫びだしたくなるようなラストだった。

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matakita821 at 18:46|PermalinkComments(0)

2023年10月11日

きこりのテレビ日記 #129

 10月9日(月曜日)体育の日 晴れ

 6時10分起床。
窓を見たら、なつがえずいていた( ̄▽ ̄;)
2023-10-9

 ミー太とすずを外に出した後、熱いほうじ茶を。
にゃんと今朝の気温は2度!ひーーー!
令和ちゃんは秋が嫌いなのかしら〜?一気に初冬・・( ̄▽ ̄;)

 6時25分 Eテレ 『テレビ体操』

 タイミングが合ったので、すんごい久しぶりにテレビ体操。
タイトル映像も曲も変わっていた。かわいいわんこが二匹。
テレビ体操は今まで猫派だったはずだが。犬派配慮でしょうか。
そしてピアノ演奏の幅さんがシルバーヘアになっていた。
お似合いデスヨ〜

 で、その後流れで見た『みんなのうた』の「2つのゆびわ」という歌に、おばちゃんちょっとびっくりしちゃったわよ。
男の子が仲良しの女の子にシロツメクサの指輪を作って渡すんだけど、まさかの拒否。だって先にお父さんからアルミホイルの指輪をもらっているから。

 始まりが「ごめんね〜わたし、うけとれない〜」だからね( ̄▽ ̄;)
彼とパパ、どっちを選ぶべきか・・・迷った女の子は風さんに相談。
そして「君の決めたことならば どんなことも嬉しいよ」というパパの言葉を思い出して、アルミホイルの指輪を引き出しの中にしまい、お散歩へという・・・
いや〜「みんなのうた」、恐ろしい子!

 9時過ぎから庭仕事4時間コース。
仕事の4時間は死ぬほど長いのに庭にいるとあっという間。
もう花は終わりの時期なんだが、来年のために‥デスヨ。
雑草取りをせねばならん空間を少しでも減らすために、いろいろやっております。

 ミー太が見守っていてくれます。
2023-10-9-2


 『たそがれ優作』第1話 年の差ワイン(録画)(BSテレ東)

 なんとな〜く録画してみました。
優作(北村有起哉)はベテランバイプレイヤーなのかな?
団地に独り住まい。そんなに儲かってはいない模様 ( ̄▽ ̄;)

 今回は刑事ドラマの犯人役。
現場に向かう時はいつも同じ団地の小学生すみれ(浅田芭路)に演技を見てもらいダメ出しをしてもらう(この二人の場面は楽しいし、浅田芭路ちゃん、さすがの貫禄)。

 撮影開始前に新人女優の月川サキ(駒井蓮)からファンだと言われ気をよくした優作はNG連発の彼女を慰め、終了後は彼女に頼まれワインの美味しい店へと連れていく。

 もちろんくどく気満々なのだが〜酔いが進むにつれ、すぐにくどきにかかるスタッフへの激しいディスりが始まり、引き下がるしかない優作(笑。この子、最初っから作戦立てて優作に近づいたんなら女優として大成するかもね ( ̄▽ ̄;)

 なんか優作が諦めムードになると寅さんぽい劇伴が流れたんだけど、毎回このように振られてしまうということか?「バー・ともしび」のママ(坂井真紀)との付き合いの長そうな関係(元妻って訳ではないのかしら?)が伝わってくる気の置けない会話やメイクさんやスタイリストさんとのやり取りも面白いっちゃー面白いけど、ドラマ的にそんなに惹かれなかったかな。


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matakita821 at 18:22|PermalinkComments(0)

2022年03月29日

「ミステリと言う勿れ」 最終話(episode.2.5 後編)

 コレは・・・シーズン2決定しているの?
じゃないと、今後の展開を視聴者におまかせするにしても中途半端すぎる。
特別編とか創ってくれるのかしら?
でも、それでおさまるタイプの物語とも思えんが。
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 今回は大阪から東京へ戻る整(菅田将暉)の新幹線車内編と、ジュート(北村匠海)を招待した我路(永山瑛太)たちの船内編。

 隣に座った女性・美樹谷紘子(関めぐみ)の手紙を見たことから、彼女の実の両親と育ての母親の秘密を解き明かしてしまう整。

 『聞き耳立てたりしないので・・』と告げてからも、結局関わっていたのが整らしい(笑
知ったこと、そして考えたことを伝えずにはいられない。


 暴力夫から自分が盾となり娘を守り、親友に託した生母。
そして親友のために娘を大切に育ててきた母親・サキ(高畑淳子)。
そこで終わっときゃ母と娘はいい話を抱えて嫁ぐことができたが、やはり黙っちゃいられない整。病死したと娘に話した父親は二人の母が殺したこと、そのせいで生母は心を病んでしまったという推理をサキに伝えた。

『あの子が「しあわせで」と読んだなら、それが正しいのよ。
私達はこれからも二人であの子を守っていく。
通りすがりのあなたはすべて忘れて』サキ
僕は結構記憶力がいいので忘れません』整

 この時の高畑さんの表情・・・「コイツも殺すべき?」とも取れるし、その存在に怯えているようにも見える。高畑さんは好きじゃないけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ やはりすごく面白い女優さんだと思う。母親の愛と狂気。「二人で守っていく」と言ったが、生母はずっと病院にいるだろう。サキはこれからも娘の母親として生きていく。そう仕向けたのはこの人なのかもしれない・・そう思わせる顔だった。

 そして整の『忘れません』という言葉。
出会った相手の善も悪も記憶している・・・。
本当の姿を知られているということは脅威ではあるけれど救いでもあるのかもしれない。誰かが自分の見られたくない顔ではあるけれど知っている。その事を意識することでサキは誰よりも愛情深い母親になれるのかもしれない。

 そして親に対してなんらかの葛藤を抱えているらしい整は二人の母の思いをどう受け止めだんだろう・・






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matakita821 at 15:45|PermalinkComments(2)

2022年03月23日

「ミステリと言う勿れ」 第11話(episode.2.5 前編)

 今回は「episode.2.5 前編」ということで、あのバスジャック事件解決後のお話。

 大阪の美術展へ向かう整(菅田将暉)、
愛珠がバスに乗っていた理由と漂流郵便局で見つけたはがきに記されていた「ジュート」を探す我路(永山瑛太)たち、
3人の犠牲者が出ている連続殺人事件の捜査を行う芝浜署備前島警部(船越英一郎)・猫田刑事(松本若菜)・応援要請により加わった風呂光(伊藤沙莉)、

 3方向から描かれ進むが、前編ラストでは我路と猫田、そして連続殺人犯が集結する。
今回、整君の出番はCMよりも少ない。
凄惨な事件の合間のなごみ要員的にチラッと映るのみでございます。


 連続殺人事件はナイフで殺害した後、遺体を交差点の真ん中に磔状に遺棄されていた。被害者たちの傷口からは羽喰玄斗(千原ジュニア)(小日向さんが出た第5話で登場)の17人目の被害者・辻土岐子の血液が検出されたため、同じ凶器を使ったと考えられ、この事件も行方不明になっていた羽喰玄斗の仕業ではないかと思われた。

 その後、防犯カメラ映像で大きなスーツケースを運ぶ少女の姿が見つかり、遺体を運んだものと推理。この少女が大きく関わっていると思われ行方を追うことに。

 我路の方は愛珠(白石麻衣)が短期間だったが闇カジノで働いていたこと、それはカウンセリング(主治医ではない誰か)で勧められたらしいことを突き止めた。
 その後、闇カジノ情報を風呂光に知らせるのだが〜〜〜

 その情報を芝浜署の皆さんと共有せず(お客さん以前の問題では?)一人で闇カジノへと向かう風呂光さん・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
そしてその闇カジノは地下にあるというだけでゲームセンターみたいに誰でもふらっと気軽に立ち寄れる場所なのでした。もうちょっと闇感出して欲しかった(笑


 それと風呂光さんが猫田に殺人犯(愛珠を殺した運転手)が現実に存在することに怖くなったと話す場面があったが、殺人犯が同僚だったじゃないの〜!そっちはそうでもなかったのかしら。

 我路は何が入っているかわからん開けられない寄木細工の箱を調べるため寄せ木細工ミュージアムへ行き、学芸員の辻浩増(北村匠海)と知り合う。

 って、コイツがなんと羽喰玄斗の息子で連続殺人犯のジュートだった。彼は羽喰玄斗の犯行とされる18人目の犠牲者を殺した真犯人(小日向さんの相棒)を知っていた。さらに羽喰玄斗が殺され埋められている場所も。その事を警察に何度も訴えたが誰も動いてくれなかったそうな。

 猫田の調べで被害者は全員闇カジノでのバイト経験者だと判明。さらに風呂光が闇カジノに出入りしていた女装した占い師の存在を掴んだ。そして犯人は十に固執する人間で名前に十が入っている女性を選んで殺していたことに気づいた。さらに辻が「コーマ」と呼ばれていたことから(植物の)黄麻=ジュート=辻とピーンと来ちゃったよ。





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matakita821 at 16:23|PermalinkComments(2)

2022年01月25日

「ミステリと言う勿れ」 第3話(episode.2 後編)

 青砥警部(筒井道隆)達がSATと共に犬堂邸に踏み込んでから結構長い時間居たよね( ̄▽ ̄;)アハハ…SATさん、ご苦労様・・
そして迎えたバスジャック犯の皆さんはとてもクールでよろしかったわ〜
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 前回犬堂ガロと名乗っていたのは甲矢(従弟)で、本物の犬堂我路は熊田翔(永山瑛太)だった。甲矢が背中を見せた唯一の人間が熊田であり、ガロの署名がある飾ってある絵は左利きの人が描いたもの(甲矢は右利き)という整(菅田将暉)の推理で判明。

 実行犯役の2人は従弟で犬堂甲矢(久保田悠来)と乙矢(阿部亮平)。
我路は乗客たちの言動をじっくり観察するために乗客のフリをしたらしい。

 犯人は特定できたが、まだ罪を隠し持っている乗客達で遊ぶ我路。
一平(森永悠希)は眠っている愛珠(白石麻衣)の鞄から財布を盗んだ(元々盗癖あり)。めぐみ(佐津川愛美)は苦しそうな愛珠に助けを求められたが急いでいたので無視した。

 犯人は運転手の煙草森(森下能幸)と、整が発表。
落とした食べ物をゴミ箱に入れないで絨毯の下に隠した、その性癖から。
そして事件の詳細は公表されていないはずなのに『あんな生き埋めにされて』と言っていた。

『煙草森さん、あなたは人を殺したんじゃなくて、
「ただ片づけた」だけなんですよね?』整
『はい。そうです。分かってもらえますか?』煙草森

 愛珠が乗っているのに気づかず車庫に向かった煙草森は
急ブレーキをかけた時愛珠を発見。
しかしもう死んでいた。自分のせいで死んだのかどうかわからず
どっちにしろ会社に怒られるのは嫌だということで山に埋めた。 

『埋めたらなくなります。見えなくなればOKです!』

 しかし埋めてホッとしていたら愛珠が生き返った。
出て来られないように押さえていたら、死に向かう気配が伝わってきて
何とも言えない快感が襲ってきた。
それが忘れられず、終点で客が一人の時に眠らせて埋めた。

 いいキャスティングだった。
穏やかな狂い方がリアルだった。

 煙草森は逮捕。犬堂ファミリーもしょっ引かれることになったのだが、
整のカウンセリング効果か『バスジャックは無かった』ということで団結する乗客のみなさん。

 そして我路と整の間には友情が芽生えたようです。
常に冷静で鋭い観察眼と高い思考力を持つ似た者同士。
短い間だったけど、お互いを認めあったのかしら〜?

 整にとって観察と分析、そしてその結果を伝えることは
コミュニケーション手段になっているような気もするが、
そもそもの始まりは生きるためだったんじゃないか?
整の育った環境が知りたいわ〜

『整君、君、人の癖をまねるとこあるよね。
相手を怒らせるかもしれないから気をつけた方がいい』我路
えっ?!
『気づいてないの?
そういうのって普通子供がかまって欲しい時にやるんだけど、
小さい整君は・・・誰の気を引きたかったんだろうね?』

 美しいふたり。
整が人を見る目・・・責めるのでもなくジャッジしているのでもない、
子供の純真な澄んだ目。
だからこそ、その目で見られる大人は怖がる。

 我路にもそんな雰囲気がある。
汚れなき審判者。
警察にゆだねた煙草森が精神鑑定に持ち込まれると知り、刑をくだした。
彼には迷いも後悔もないはず。





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matakita821 at 15:59|PermalinkComments(0)

2022年01月18日

「ミステリと言う勿れ」 第2話(episode.2 前編)

 面白かった!好きだわ〜
バスジャックに巻き込まれた久能(菅田将暉)。
でも、いつも通り冷静で疑問に思う事は忖度なく聞いたり喋ったりするんで、周りの乗客はヒヤヒヤ(笑

 何で自己紹介させるんだろ?と思ったら、バスジャックが目的ではなく巷で起きている連続殺人事件の犯人を特定するためだった。バスジャック犯人は一人目の犠牲者・犬堂愛珠(白石麻衣)の兄弟、犬堂オトヤ(直情系)(雑用担当)(阿部亮平)と犬堂ガロ(プランニングと指揮担当)(久保田悠来)。
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 バスの中で突然始まった久能先生の「倫理」の時間。
テーマは「何で人を殺しちゃいけないのか?」。

『当たり前のことでしょ』めぐみ(佐津川愛美)
『自分が殺されたくないから』リラ( ヒコロヒー)
『残された家族が悲しむから』熊田(永山瑛太)
『捕まるから』淡路(森永悠希)→犯人から『捕まらなかったらやるのか?』と反論あり。

 などの一般的な返答に対して、
『いけないってことはないんですよ』と言い出し、
例によって、みなさんを内心ざわつかせる久能。

『罰則はありますけど、人を殺しちゃいけないって法律はないです。
なぜ人を殺しちゃいけないのか。いけなくはないんだけど・・
ただ、秩序のある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなっているだけです』

 戦争になれば殺しはオッケーだし、たくさん殺した人ほど褒められる。
国が作った法律だけど、状況によっては許されるし、むしろ奨励される。
実際に殺しまくっている場所は世界中にあるんだから、犯人もそういう所に行けばいいと(笑

『ただし、そういう所では、あなたもさくっと殺されます。
あなたが殺されずにすんでいるのは、
ここにいるのが秩序を重んじる側の人達だからです。
どうして人を殺しちゃいけないんだろうなんてわざわざ考えることもない、
そういう人達だから、あなたは殺されずにすんでるんです。
つまりね、あなたは水泳大会にやって来て棒高跳びがしたい〜と
言ってるようなものなんです。
大変迷惑なんです。

だからあなたは棒高跳びの大会に出たらいいんですよ。
ただしその大会は何のルールもない、誰も順番を守らない、
あなたの棒をへし折りにくる敵もいる。
そんな大会です。それがあなたの出たい大会なんです。

だだし、もしそういう所には行きたくない、
自分だけが殺す側でいたいと思うなら、それはまた別の話です。
それは単に人より優位に立ちたいとか、人を支配したいとか、
つまり劣等感の裏返しでしかないからです。
「どうして人を殺しちゃいけないんだろう」なんてレベルの話じゃ、
そもそもないんですよ』

 はぁ〜〜(´・∀・`) なるほどねぇ〜
偶然だけど、この中にいる殺人犯を挑発したようだが、久能なら気にしないさ。
なんだコイツ・・という表情のみなさんとは違って、非常に興味深い目で久能を見つめていた熊田。
久能の口を封じようと襲ってきたオトヤから守ってあげていたぞ。





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matakita821 at 17:26|PermalinkComments(0)