永作博美

2023年01月06日

「舞いあがれ!」 第14週 父の背中 

 水曜日 第64話

 さて、悠人(横山裕)in (株)IWAKURA!
父(高橋克典)が築いた自慢の工場を案内する舞(福原遥)と、おいくら億円になるか品定めする悠人。でも、自分の商品ではないからか、すぐにリサーチ打ち切り。
「うめづ」に移動(豚バラお好み焼きの方が魅力らしい)。

 久しぶりに家族そろって晩餐。舞の作った豚丼を美味しそうに食べるお兄ちゃん・・・だったが・・・悠人が送ったビリケンもどきの話(にゃんとプレミアがついて購入時の10倍の値段がついているそうな)から、工場も売れば?という話になり・・・

 浩太さんにしてみたら、小さな工場を受け継ぎ、社員と苦戦しながら共に成長してきたという思いがある。社員も会社も自分の子供と同じ。
売るという発想にはなれんわな。


 家のことを思うからこそ冷静な判断で提案しとるのにという悠人と、
家族なのに何で自分の思いをわかろうとしないんや?という浩太・・
平行線だわね ( ̄▽ ̄;)


分からん親父やな
お前こそ、何で分かれへんね
「何でみんな損切りでけへんか教えたろか。
自分の失敗認めんのが怖いからや。
そやから親父も現実に向き合って工場売んの考えたらどうや」
「株なんかと一緒にすんな」
話にならん。金にかえられんとか甘いこと言うて、
結局、親父は現実見る勇気ないねん

「お兄ちゃん、やめて」舞
「お父ちゃんの気持ち、考え」めぐみ(永作博美)
はあ?俺が悪いん?心配して言ったってんねん!
いらんお世話や、帰れ!
言われんでも帰るわ!


 決裂・・・
悠人以外は「気持ち」や「こころ」が一番。
それはわかるが、息子の忠告を受け止める度量の広さも欲しいぞ。
今、社長になった浩太に現実を突きつけられるのは笠やんか悠人しかいないんじゃないの?
笠やんは職人だから経営状況まで把握していないだろうし。
気持ちを優先していたら、突然沈没ってことにもなりかねない。
そしたら従業員が再出発するための給料だって払えなくなってしまう。


 せっかく作っためぐみの手料理も誰もほとんど手を付けず・・
タッパーに保存。

 それでも舞の呼び出しには応じる悠人。
舞は工場を立て直す方法を一緒に考えて欲しいと頼むのだが〜〜

断る。
親父が今やらなあかんのは被害を最小限に食い止めることや。
これ以上借金が増えんうちに工場売んのが一番ええ


 例によって浩太側に立ち、一緒に働いている従業員達のためにも工場は売れないと訴える舞だったが・・・

「(工場で梱包の仕事しているのは)お前の自己満足やろ。
お前、来年にはパイロットになって家出ていくんやろ。
その後、工場がどうなんのか考えたことあんのか?
お前がやってることはその場しのぎの親切やねん。
どうせ手ぇ離すんやったら、はなから助けん方がええ。
無責任やぞ


 悠人は飼うことができない捨て犬に餌をあげるのは逆に残酷だし無責任だと考える。舞はそれでも目の前の捨て犬に餌をあげずにいられない。
妙な例えになっちゃったけど、どちらも優しいんだよね。
舞の優しさの方が伝わりやすいけど、悠人の優しさには痛みも含まれている。
そしてわかってはもらえないことの方が多い。
(「わかる奴だけわかればいい(@「あまちゃん」)」的な?)

でも悠人は舞が苦しむことも考えて言っていると思うぞ。

 どうしたもんだか・・・
柏木学生(もう学生じゃねぇし!)( 目黒蓮)に相談する舞なのでした。

 いや〜腐っても彼氏?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
もう柏木の存在をすっかり忘れていたよ。
さて、柏木は舞になんとアドバイスするのでしょうか〜?


 木曜日 第65話

 う〜む・・・σ(´-ε-`) 柏木よぉ・・・
舞は「何かあったのか?」って電話で聞かれて「そうなのさ〜!家がとんでもないことになってさ、お兄ちゃんにはキッツイこと言われるし、もうどうすりゃいいんだか」って洪水のように話し始める私とは違うのよ。
遠慮しているわーーー
黙ってそばに居てくれたら話す気にもなるんだろうけど〜
知らないとはいえ「パイロットにはなるんだよな?」は言葉のチョイス間違えたのでは?昔の柏木っぽいけどさ。


 さて、経理総務課課長の古川さん(中村靖日)から浩太に再度のリストラ要請アリ。
太陽光発電のデカい仕事が決まりそうだけど、それだけで何とかなる状況ではない。
しかし浩太の答えはNO。

「これ以上、従業員は切られへんね」

 古川さんだって同僚を減らしたい訳じゃない。
苦渋の末の進言よ。
なのに、それを再考すらしてもらえないんじゃ古川さんにも愛想尽かされるかもよ。




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2022年12月28日

「舞いあがれ!」 第13週 向かい風の中で 

 月曜日 第61話

 お父ちゃん(高橋克典)が救急車で運ばれたとの報を受け、あわてて島を出発した舞(福原遥)・・・

 こんな時なのにちゃんと朝陽君(又野暁仁)に挨拶していくのが舞らしい。
朝陽君も名残惜しそうだった。
貴司(赤楚衛二)が居てくれて良かったよ。突然、二人ともいなくなったら、せっかく馴染んできた朝陽君も不安になるもんなぁ。


 病院に駆けつけると、意外とお父ちゃんは元気そうだった。
胃潰瘍とのことで1週間の入院らしい。

 浩太が普段している仕事はめぐみ(永作博美)がやってるのかな?
笠やん(古舘寛治)は現場を仕切るのに忙しいだろうし。
経理の古川さん(中村靖日)はそんなタイプじゃないしな〜


 舞からの報告を受けたばんば(高畑淳子)もホッ・・・
朝陽君は貴司と仲良く星を見ているそうな。

 電話を受けているばんばの後ろで美知留さん(辻本みず希)が台所仕事しながら、心配そうに見ていた。この家の、島の家族になってきているのが伺える描写。こういうのがあるとないとじゃ大違いだよ〜

 ここに至ってめぐみも舞に会社の窮状で浩太が奮闘し心身ともに疲労してしまったことを伝えたさ。やっぱり新工場の借金がキテいる模様。従業員の給料も、もう何ヶ月も家の貯金から出しているらしい。

 いや〜〜〜(ll゚д゚) それはもうかなりヤバい状態では・・・
会社のお金だけで回らなくなったら、もう坂道を転げ落ちる的な・・・


 浩太の留守の間もなんとか変わりなく稼働しているIWAKURA。
しかし、章兄ちゃん(葵揚)の様子がおかしい・・・

 もしや転職とか他の会社へ移ろうと考えている?
小さな工場の頃から支えてくれていた、今は「圧造部門」の主任。
そんな〜〜章兄ちゃん〜〜

 でも、3人目の子供産まれるって言うてたしなぁ・・・
責めることはできないが、これは痛い。痛いぞ。
まさか笠やんまでいなくなったりしないよね〜〜


 体調も大分戻り、舞と一緒に夢を語り合う浩太さん・・・

「飛行機の部品も作れる大きい工場建てたいてずっと思てて、やっとその入り口に立てたとこなんや。今は、きついけどな、ここを乗り越えたらグッと夢に近づけるわ。
舞かて大変な訓練乗り越えてパイロットの夢に近づいたんやろ。
それとおんなじや」


 夢を持つことはすばらしい。
その夢に向かって突き進むのも勇気のある立派なことだ。
でも、リーマンショックのせいで何もかもが変わってしまった。
どんなに乗務員の能力が高くても嵐の中では飛行できん。
ここはひとつ、手堅い部分だけ残して、後は思い切って撤退も・・あるのでは・・
会社が無くなってしまったら元も子もないからなぁ・・
浩太さんの体調もアレだしさ〜
大勢の従業員の生活背負っているから、方向転換も難しいのかもしれんが・・


 さて、悠人(横山裕)が病室に現れた。
(仕事(リサーチ)メインでお見舞いは、ついで ( ̄▽ ̄;))

「確実に成長する会社探しに来てんねん。
お客さんのお金預かって有望な会社に投資してお金増やすんが俺の仕事やからな。
うちは徹底した調査と分析が売りでな。
もうけるタイミングを見逃せへん。
リーマンショックも俺にとったら、絶好の稼ぎ時やったわ

「悠人・・・みんなしんどい思いしてんのに、
お前・・その言い方はあれへんやろが・・」浩太
「そら、ここらの町工場は痛い目見てるやろな。
まぁでも、ちゃんとしてるところは生き残るし、そうやないところは潰れる。
そんだけの話やろ


 容赦ないもの言いに磨きがかかったような (~_~;)
なんでここまで浩太に手厳しい?
そして天狗なのか?
「♬ 上りきったら〜あとは下り坂〜♬」(by 水原 範朝 「下り坂」@「王様のレストラン」)だぞ!
舞も浩太も唖然呆然・・・
てか、悠人の仕事の内容、初めてわかったワ ( ̄▽ ̄;)


 それでも頼れるのは兄だけ。
舞は会社の状況を話して助けてくれるよう頼んだ。

 でも、あんまり聞いちゃいないみたい。
そんなショボいネジ工場再生なんか俺の仕事じゃないってか?
浩太さん退院決まったが不安しかない。


 火曜日 第62話

 職場に復帰した浩太に経理総務課課長の古川さん(中村靖日)が本気の再建計画を銀行に示すためにリストラの申し入れ。それだけは避けたい浩太だったが、もはや迷う余地はない。
まず選ばれたのは商品こん包のパートのおばちゃん達3人。抜けた穴は舞がやりたいと申し出た。

 そんなやり取りがありまして・・・父と工場を見て回る舞。
社長としての父の姿が誇らしげな舞。

 いや〜こんな大変な状況なのに娘を楽しそうに案内しているとこ見ると、従業員イラッとくるんでない?( ̄▽ ̄;)

 舞が引き継ぐことになる仕事を、そのパートのおばちゃん達に教わるのだが〜〜
不良品を弾いて、200個梱包するという作業をまずやらせてみるおばちゃん達。

 もうリストラすることは伝えられているようで、険しい表情で舞の動作を監視する三婆。案の定、舞は傷の付いたネジに気づかすに梱包してしまった。

ちっちゃ〜い傷やけど機械の選別では見つけられへんかった傷や。
これを見逃せへんことがIWAKURAの品質を守ってんねん

「はい。すいません」舞
「こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜が務まんねやろか?」
「素人でもできる仕事や思われてるから真っ先に切られんねやろ」
「うちらがどないな思いで働いてきたかも知らんと」


 最初っからできる訳ないけど、舞のゆるふわニット、結わえてもいないロングヘアにヒヤヒヤしたよ。梱包なら簡単だから自分にもできると思っているのがおばちゃん達にも伝わってしまった。働くことの厳しさを舞も実感したんじゃないのかな。

 浩太は信金の人に三名リストラしたことを伝えたが、IWAKURAの現状を認識しているとは判断されなかった。リストラの人数を増やすとか工場の機械を売るとか、もっと抜本的な改善策を示さなければ返済の猶予は認めないと宣告されてしまった。

 浩太としては苦渋の決断でパートさんに辞めてもらったから、これ以上どうせいゆうねん!という気持ちかもしれんが、私が銀行側でも、なにぬるいこと言うてんじゃ!ってなると思うぞ(わたしゃ晴れの日にも雨の日にも傘を貸さない業突く張りだよ)。生きるか死ぬか、もうそこまで来てるんじゃないの?

 工場では、まだ笠やんが働いていた。
「うめづ」で信金から言われたことを伝え、ボヤく浩太さん。

「機械売るっちゅうことはやで、夢を売るっちゅうことやろ。
いろんな新しいもん作る夢・・・」浩太
売ったらええがな。
あんたが工場継いだ時、あんな立派な機械なかったやんか。
亡くなったおやじさんと違て、アンタ、経営も下手くそでなぁ。
愛想尽かした従業員が1人減り2人減り・・・
結局、ちっちゃい工場で俺と二人っきりで働いたやんか。

俺はな、あの頃も悪なかったと思うで。
機械は売ったかてかまへん。
あのちっちゃい工場にかて、でっかい夢があったんやから


 笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…
そうだね、場所じゃないよね。心意気だよ。そして確かな技術だよ。
経営者と職人とでは求めるもんが違うかもしれんが、納得できるいいもんを作りたいという思いは同じ。腕と情熱があれば、お客さんの細かいニーズに対応できる。IWAKURAは、そうやって成長してきたんじゃんか。職人として何度も窮状を乗り越えてきた笠やんの力強い言葉が沁みたよ。


 おばちゃん達が辞める日、心から頭を下げる浩太、感謝の思いを伝えるめぐみ。

お嬢ちゃん、これだけは覚えとき。
商品こん包の仕事は最後のとりでや。
私らが不良品一個ほこり一個でも見逃したら
そのまま、お客さんとこへ届いてしまう。
ここのネジは、ええネジなんや。
職人さんらが心込めて作っててな。
そのネジを、たった一個の不良品のせいで台なしにはでけへん。
そう思てこれまで気張って働いてきたんや。
社長、頼むで。この工場潰さんといてな


「はい。必ず立て直します。
その時は、またお願いします」浩太


 おばちゃん・・そんな思いで働いてくれていたんだね (´;ω;`)
三婆なんて言ってスマンかった。心から謝罪するよ。
職人さん達への厚い信頼、会社の商品への強い愛情、それを自分たちが守るという誇りとともに働いている、こんなすばらしい従業員に辞めてもらわねばならんとは・・・辛い。辛すぎるよ。

 浩太よ、このおばちゃん達の無念さと最後の希望に応えるためにも、もうなりふりかまっている場合じゃないよ。




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2022年11月18日

「舞いあがれ!」 第7週 パイロットになりたい!

 月曜日 第31話

 舞(福原遥)の「大事な話」に驚くめぐみ(永作博美)と浩太(高橋克典)。
さらに航空大学を受験し、合格すれば、大学を中退し、この春から通うために勉強を始め、資金も貯めていると聞き、唖然・・・

「あんた、ずっと飛行機作りたい言うてきたやん。
お父ちゃんも楽しみにしてんねんで。
お父ちゃんが作った部品を舞が作る飛行機に載せるんやって。
もう少しやなぁて・・・
親の勝手な期待かも分かれへんけど、
舞は子供の頃から手先が器用で工作好きやったやろ。
飛行機作りたいいう夢聞いた時、舞に向いてる、ええ仕事やなぁと思てな。
ずっと応援してきた。
せやから大学はちゃんと卒業してほしい。それまでに考えたらええやん。
一回人力飛行機で飛んだだけやろ。そやのに・・・」めぐみ


「一回だけでも分かる。
お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ。
その気持ちに間違いなかったんやないの?
お母ちゃんが反対なんは分かった。
けど諦めることはでけへん」舞


 ありゃーーーその事とこの事は違・・・・・違わない・・か?
でも自分が中退したからこそ、卒業して欲しいという思いがあるんじゃないの?
浩太さんと一緒になったことはもちろん後悔なんてしていないだろうけど、生活していたら、あの時勉強しておけば良かったという思いは誰もが抱く後悔だと思う。

 それに模型飛行機に乗った時の初めての感動に引きずられているだけなのかもしれない・・とも思うよなぁ。
スワン号とお客さんを乗せて飛ぶ旅客機のパイロットは違うだろうし。


 「ノーサイド」に逃げ込んだ舞だったが、ママから久留美(山下美月)と共に親の思いを諭され帰宅・・・
そこに悠人(横山裕)から電話が。

 例によってかわいい妹をおちょくる兄だったが、舞からめぐみに放った言葉の後悔を聞くと驚いとった。

「びっくりしたやろな。
舞がそんなことを主張するん初めてやろ。
遅れてきた反抗期、どこまで続くか見ものやな」


 反抗期というか、自立の時期なのかな。
子供ならいつか親と闘う時が来る。闘うことでしか得られない自分というのもあると思う。闘わず諦めると一生引きずってしまう(私だよ!あの頃は闘う気力も無かったのよ〜 ( ̄▽ ̄;))。


 めぐみ達も舞の言動に驚き戸惑ってはいたが、怒って反対している訳じゃない。
まだまだ男社会と思われるパイロットの世界、そんな所で苦労し傷つく娘を心配していたのさ〜。

「舞にできるやろか・・」めぐみ
「う〜ん・・・」浩太
「大変な仕事なんやろねぇ」
「いや、そらそやろ。
大勢の命預かって飛ばなあかんねから」
「舞は、そんなまだ人のいてへん道をがむしゃらに切り開いていくタイプやあれへん。頑張ってパイロットになれたとしても、そのあとしんどい思いすんのとちゃうやろか・・・」


 苦労は買ってでもしろと昔から言われているが、親としては、ほどよい苦労はさせてもいいが、命懸けのしんどい思いはさせたくないゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
航空大学に入れても、そこで挫折したら舞はどうしたらいいのか・・・


 そんな話をしていたら、「うめづ」のおばちゃん(くわばたりえ)が泣きながら飛び込んできた。

どないしよ!貴司が・・・貴司が!

 どうした?貴司。
3日も家に戻らず連絡もない言うてたもんなぁ・・・
耐えられず、心が求めるどっかへ呼ばれていったのかなぁ・・・


 火曜日 第32話

 なんと貴司は3日前に会社に退職届を出していたことが判明。
心配に堪らなくなった雪乃さん(くわばたりえ)が会社に電話して発覚。
携帯も繋がらないし、そりゃ取り乱すのも当然さ。
それを聞いた舞と久留美も心当たりを探しまわり、「デラシネ」が閉店したことを初めて知った。

 雪乃さんが会社に行って貴司のことを聞いてきたが、前の日まで普通に働いていたということ以外なにもわからなかった。事故に巻き込まれた可能性もあるため、居ても立っても居られず警察に届けるという雪乃さんを、そんな事したら帰りづらくなると止める勝さん(山口智充)。

 突然のことに何も気づかなかった自分を責める舞たち・・・
貴司はサインを出していたと勝さんを責める雪乃さんの声が胸に響く。

「ちゃう・・・
私、何も知らんかったんやない・・・
貴司君、何か変やなって心のどっかで気ぃ付いてた。
そやのに、自分のことで頭いっぱいで・・・」舞


 そこに着信を見た貴司から電話がかかってきた!
なんと今、五島におるそうな。

「舞ちゃんからうちのおかんに言うてくれへん?
ちゃんと生きてるから心配せんといてて」貴司
「そんなん自分で言うた方がええ。心配してはるから」舞
「今は話できへん。
・・・もう限界なんよ。
せやから舞ちゃんから伝えてほしい」
「分かった。けど教えて。五島にしばらくおんの?」
「分かれへん。
けど見てみたかった景色があんねん。絵葉書の・・・」

 それだけ言って切れたしまった。

 そういえば、小学生の頃、舞が五島から送った絵葉書、
いつまでも見てたもんなぁ・・
そこは舞がいるなにやら遥かかなたの美しい場所。
舞が帰ってきてからは、舞を元気にしてくれた不思議な場所。

 いつしか貴司君の中で行ってみたい特別な場所、「デラシネ」と同じように、そこに行けば救われるかもしれないと思える場所になっていたんだろうか。
なんだかわかるような気がする。心がそこを求めている。なにもかも無くしたと思った時呼ばれる景色というのがあると思う。


 てか貴司、ばぁばの所へ行きんさい!
そして受け止めてもらいなさい。




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2022年11月04日

「舞いあがれ!」 第5週 空を飛びたい!

 月曜日 第21話

 舞(福原遥)は鶴田先輩(足立英)に自分の決意を伝えましたぞ。
すると鶴田は由良先輩(吉谷彩子)が使っていたマシーンに座らせ、彼女と同じ負荷ワット数でこがせた。
必死で漕ぐがペースは落ちるし3分が限度だった。

「由良は琵琶湖の上を210ワットで1時間半こぐつもりやった。
由良を見てて大変そうやなって思ったんやったら、
岩倉にとってはもっともっと大変なんや」鶴田
「はい」舞
「分かったんやったら、ええ」
「けど・・・大変やからこそ挑戦したいんです。
みんなで作ったスワン号私が飛ばしたいんです

「・・・ちょっと時間くれるか」


 そりゃそうだよね。
いくら舞の本気がわかっても、あいよ!と受け入れられるはずもない。
ケガをさせるかもしれないし、なにより身体をつくる時間が短すぎる。
でも、舞が並々ならぬ決心で来ていることは、その目を見てわかったはずや。


 舞はもう走りだしている。
訓練の為、高額なロードバイク購入(128,000円!久留美(山下美月)が値切ってくれたナリ)。
飛べる身体作りのための食事制限も開始。

 めぐみ(永作博美)にも自分の思いを伝えた。

「お母ちゃん、私、人力飛行機のパイロットやりたいねん。
これがスワン号、きれいやろ?
私な、パイロットの由良先輩のことかっこええな思て勝手に憧れてた。
そやけど憧れるだけやなくて自分でやってみたい」
「・・・・そうなん」
「うん」
「・・・分かった
「ええの?」


 黙って舞の話を聞き、笑顔でうなづいてくれためぐみ。
めぐみの中ではすごい葛藤があったと思う。
先輩が骨折して入院したって聞いたばかりだし心配しかない、なんでうちの子がそんな役を引き受けなきゃなんないの?って思うよね。でも、チャレンジする娘を応援したいという気持ちが勝った。自分で決めてチャレンジする度に悩みながらも成長してきた娘を見てきたから。親って最終的には子供を信じるしかないよね ( ̄▽ ̄;)


 さて、鶴田は舞がパイロットに立候補してきたことを由良に報告。
しかし、彼は記録更新のためには自転車部に当たろうと思っていた。

いや、記録を狙えるとしたら、それは岩倉です。
スワン号作った仲間の思いを知らん人には記録は出されへんと思います


 よくぞ言っておくれだね、由良先輩!
精神論で引っ張るのは危険だけど、技術だけじゃない、全力で頑張っても力尽きそうになった時踏ん張れるのは、みんなの思いを力にして飛びたいという強い気持ち。


 という訳で、鶴田が(残っている)部員の前で舞がパイロットを務めることを発表、なんとか受け入れてもらえたぞ。

 最初、戸惑いと疑問の空気が流れる中、すぐに賛成の声をあげてくれたのが空さん(新名基浩)だった。職人肌の空さん、舞の仕事ぶりや人柄を見て、この子になら賭けられると思ってくれたんだよね。嬉しいよぅ・・・

 あとは刈谷先輩(高杉真宙)が戻って来てくれれば・・・
しかし、パイロットになるという舞の報告を全否定するのでした。



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2022年10月28日

「舞いあがれ!」 第4週 翼にかける青春

 月曜日 第16話

 さて、10年の時が流れ、あのかわいかった舞ちゃん(浅田芭路)は18歳。
舞(福原遥)と、そして同じ時代を生きているみなさんの現状を確認してみましょう。

 岩倉舞・・・浪速大学で航空工学を学ぶ一年生。入学式で人力飛行機サークル「なにわバードマン」に見学に行き、翼を壊してしまい、謝罪に行ったのがきっかけで入部。琵琶湖で行われるイカロスコンテスト出場を目指しスワン号制作に励んでいるが、新米なので翼を支える骨リブの型紙作りを頑張っております。部費と活動費を捻出するために久留美と同じカフェでバイトを始めたぞ。

 ちゃんと謝りに行き、「自分にできることをやらせて欲しい」と頼んだ舞。健やかで素直な心がそのまま育っているのを見て、おばちゃん嬉しかったよぅ。由良先輩(吉谷彩子)にすげなく拒絶されたけど、舞の「翼(よく)がキレイやったから」という言葉に気づいてくれた先輩が誘ってくれた。最初っから、お!人力飛行機サークルある!入るぞ!てな感じではなく、出会いと入部までの流れに舞の性格が良く現わされていたわ〜

 岩倉浩太(お父ちゃん)(岩倉螺子製作所 社長)(高橋克典)・・・特殊ネジ試作品成功と大量受注を経て、機械も増やし、ネジを材料から作るメーカーに成長させた。特殊ネジの依頼も増え、二つの工場を持つ従業員18名の会社になりました。飛行機の部品を作りジェット機に載せるという夢を持っている。会社のイメージアップを図るためにCI(コーポレート アイデンティティー)に目覚め、HPやスローガン作りに燃えている。その過程で東大阪で作るという人工衛星のことを知り、悠人のナメた発言を受け発奮し、人工衛星製造の説明会に参加する。

 お父ちゃんのエネルギッシュな働きぶりから、この10年の努力と成果の実りが伝わってくる。良かった〜ネジ工場あるあるにならなくてゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ そして同じ夢を持つ舞と過ごすちょっとした時間に喜びを感じているのもわかるわ〜チャレンジすることを恐れない熱い男健在!まだまだガンガンいくで〜!

 岩倉めぐみ(お母ちゃん)(永作博美)・・・岩倉螺子製作所の総務兼経理として会社とお父ちゃんを支えている。相変わらず忙しそうやけど自信と貫禄が伝わってくる。

 岩倉悠人(お兄ちゃん)(横山裕)・・・希望を成し遂げ地元の名門中学・高校を出て東大に進んだが、町内でも有名な岩倉家の問題児となっとる。連絡が取れないため就職活動がうまくいってないのでは?と家族に心配をかけたが、(多分)一流どころのIMORI電機から内定をもらっていた。が、そこは3年で辞めて投資家になる計画を持っている。大学3年の間に株で2千万稼いだので、今後3年で10倍に増やすつもりだそうな。夢は「指一本動かすだけで億稼げる人間になる」。「うめづ」の豚玉お好み焼きが大好物。

 お兄ちゃん、いつのまに銭ゲバになってもうたん?何かをするためにお金を稼ぐというのではなく、お金を増やすこと自体がおもしろくなっている感じ。現在2004年。お兄ちゃんが大損して借金作って行方不明のホームレスになってしまわないことを願います・・・

 望月久留美(山下美月)・・・「絶対ええ看護師さんになる」と強い決意を持つ看護専門学校一年生。お父ちゃん(松尾諭)の仕事が続かないせいか、生活費を稼ぐためにカフェでアルバイトをしている。

 梅津貴司(赤楚衛二)・・・高校卒業後、コンピューター相手の方が仕事が楽やと勘違いしシステムエンジニアの職に就いた。でも想像以上にハードで残業も多いみたい。相変わらず「デラシネ」に入り浸っている。詩の創作の時間を大切にしている。

「働いてたら本読みたいなとか、詩ぃ書きたいなぁとか、前よりずっと思うねん。
自分の好きなもんがはっきり見えてきて夢に近づいてる気ぃするんや」


 心が詩を書くことを求めているんだね。あの頃と同じ。いや、もっとその思いが強くなってきている。生活すべてが創作に結びついていくんだろうね。

 「デラシネ」のおっちゃん(又吉直樹)・・・相変わらず(笑)。誰が居ても気にしない。故にいまだに舞たちの秘密基地となっている。

 火曜日 第17話

 スワン号完成に向け一致団結する「なにわバードマン」に悲報が!
なんと、「イカロスコンテスト」出場のための書類審査で落ちてしまったのさ〜!!

 ショッキング〜!みんなこの大会のために頑張ってきたのに。
わざわざ留年した先輩までいるのに。どうすりゃいいのさ。
わたしゃ、希望すれば誰でも出られると思っていたよ。
そもそも人力飛行機製造人口自体少ないと思ってた・・・
そんなに厳しい世界だったとは・・・無知な私を許して欲しい・・




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2022年10月21日

「舞いあがれ!」 第3週 がんばれ!お父ちゃん

 月曜日 第11話
 
 大阪に戻った舞(浅田芭路)の新しい生活が始まりました。
てか、舞が留守にしている間に岩倉家もかなり変わったよ。
お父ちゃん(高橋克典)やお兄ちゃん(海老塚幸穏)が料理を作ってくれたり、食事の準備をしたり、そこに舞のお手伝いも加わって、めぐみ(永作博美)の負担が少しは減りそうな予感。家族一致団結ゆう感じやな。

 そして舞は、初めて父も飛行機が大好きで、夢を叶えて飛行機を作る会社で働いていたことを知った。江戸時代に飛行機の構想を持っていた発明家の本も見せてくれたで。

 学校での舞は体育の授業にも参加し、堂々と跳び箱も飛んでみんなをびっくりさせとる。明るく積極的になった舞は注目の的。しかし、久留美(大野さき)がクラスのみんなから仲間外れにされている事を知りショックを受ける。うさぎのスミちゃんが死んでしまった事で「ウサギ殺し」呼ばわりされていたのさ〜

 なんてことだ。
そんなの子供の飼育係が全部背負うことじゃないでしょうよ〜
先生は知っとんのか?


 翌日、学校を休んだ久留美に会いに行った舞は、ウサギは飼い主に具合が悪いことを隠そうとするし、急に死んでしまうことがあると教えた(本で調べたらしい)。
そやから、望月さんのせえやない

 伝えられた〜!すごいじゃん!
舞は日々成長している。
チャレンジすることを楽しんですらいる。
それにめぐみに思っていることを言葉にして伝え、相談することもできるようになった。


 って、久留美ちゃんのお父さん、松尾諭さん!
なんか最近、逆に仲野太賀さんに似てきたような気がするんだが(笑
久留美ちゃん、「うちのお父ちゃん、かっこええんやで」と言っていたけど、もしかして今は働いてないのかな。昔ラグビーの選手やっていてケガして会社辞めたということだが・・・学校休んだけど久留美ちゃんは具合悪くなさそうだし・・なんか事情ありそう。

 でも勇気を出したことで友達として、さらに一歩近づけたみたい。
久留美とは長い付き合いになりそうだね(HPにも載っているしゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)


 火曜日 第12話

 お父ちゃんの工場大ピンチ!
納品したネジに不良品が混じっていたという事で取引停止を言い渡されたのさ〜
それまでにも寝る間を惜しんで働いており、舞と約束した遊園地にも行けず、グライダーを作る約束も果たせず・・疲れ切っているお父ちゃんが心配よ〜

 そもそも、お父ちゃんのお父ちゃんが亡くなって、工場を継ぐことになり、飛行機の会社を辞めたそうな。

「いつか飛行機の部品作りたいねん。
それが僕の新しい夢」


 そう、ヤングめぐみに語っていたヤングふう克典・・・
でも工場経営に追われ、夢どころではなくなっていったんだろうなぁ。

 舞は父と一緒にグライダーを作る為の本を探そうと貴司(齋藤絢永)と近所の古本屋へ。
気難しい店主のおっちゃん(又吉直樹)(昔は立ち読みしてたら、よくはたきで追い払われたよね(笑)肩たたかれて「買ってからね 」とか言われたもんだよ)が選んでくれた本に夢中。そして貴司は、そのおっちゃんが書いた詩集に心打たれていた。

 貴司、感性が豊かなんだね。
詩を理解し、その「寂しくてきれい」な景色を見ている。
小さくてもちゃんと自分の世界を持っている。
自分の感性を理解し認めてくれたおっちゃんと出会えて貴司も嬉しかったんじゃないかな。
すっかりおっちゃんに気に入られた二人(笑
これから、ここ「デラシネ」が二人の秘密基地になりそう。


 いろいろな事が重なって疲れ切っているお父ちゃん・・
舞はそんな父を元気にしたい!と飛行機を作りを始めましたぞ。
舞の思いを乗せて飛んでくれるかしら。

 ばらもん凧に段ボールの翼をつけて、なんとか空を飛べるように工夫した舞。
自分で考えて、行動し、失敗してもまた別の方法でチャレンジ。
舞という女の子の心が楽しく健やかに跳ね始めています。






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matakita821 at 20:36|PermalinkComments(2)

2022年10月15日

「舞いあがれ!」 第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!


 五島での祥子さん(高畑惇子)と舞(浅田芭路)の生活が始まり、「自分のことは自分でやる」というルールの元、様々なことにチャレンジする舞。

 祥子さんがね〜本当〜に温かく舞のことを見守ってくれていてさ〜
舞が興味を持ったことは優しく背中をおして、何でもやらせてくれる。
舞が自分で感じ、考える力を育てようと、寄り添っていてくれる。
舞も最初の頃は、まだビクビクして、失敗で自分を責めたりしたけれど、


できんことは、次できるようになればよか。
そっでな、できんなら、できることば探せばよかとぞ


 祥子さんの言葉が舞の素直な心に沁み込み、勇気を与えてくれる。
五島の美しい自然と太陽の光の中、むくむくと本来の舞自身が芽を出し、育ってきている。


 徐々に舞が自分の思いを表現できるようになったように、祥子さんとめぐみ(永作博美)も、しまい込んでいた思いを口にできるようになった。

 「めぐみ丸」と名付けた船に乗っているおばあちゃんとお母ちゃんが、なぜずっと会わずにすごしていたのか尋ねる舞。

「おばあちゃんとお母ちゃんケンカしたん?」
「むか〜しな・・・」
「何で?」
「何でかな・・・うまく言えんね」
「おばあちゃんは、ず〜っと待ってたん?お母ちゃんが帰ってくんの。
それか、お母ちゃんのこと嫌い?」


「・・・嫌いなわけが、なか。
待っとったとよ。めぐみに会いたかった。
舞と悠人の顔ば見たかった。
じゃけん、今、舞と一緒におってうれしか


 過去の恨み言を一切言わず、めぐみ達への思いと今の幸せを伝える祥子さんがしゅてき。
そして舞の前で取り繕うこともなく、まっすぐに向き合っている。
こころのきれいな人だなア。


 そしてめぐみも、舞のことを心配しながらもホッとしている自分がいると浩太(高橋克典)に話していた。

「この頃、14年前のこと、よう思い出すねん」めぐみ

 結婚のことなのかな?大喧嘩になり、なんか売り言葉に買い言葉って感じで啖呵を切って島をでてきためぐみ。

私、あの時、お母ちゃんを見返すことばっかり考えてた。
ちゃんとした妻、ちゃんとした母親になってやるて。

けど五島でお母ちゃん見た時・・・14年前とは違てた。
ちょっとおばあちゃんなってた。当たり前のことやけど。
そしたら、何や肩の力がフッと抜けて・・・」
「・・・分かる気ぃする。
舞預かってくれはったんは、頑張り過ぎてるめぐみを楽にするためかもな」浩太


 めぐみ、弱音を吐けるようになって良かった (´;ω;`)
きっとそんな事すら自分に許さなかったんだろうね。

 会わない時間があると、その相手のイメージが過去のままで止まっているけど、実際はお互い別々の場所で時間が重なっているんだよね。その事にビックリするけど、だからこそ、その現実を前に「今」を見つめることができるのかも。

 毎年まめに年賀状で報告して繋いでいてくれた浩太さん、グッジョブ!




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matakita821 at 10:01|PermalinkComments(2)