永作博美
2025年02月06日
夜ドラ「バニラな毎日」 第11夜
『どこに行くの、優美ちゃん!
待って!行かないで!家にいてよ〜!』
お母さんの声が聞こえ、優美さん(伊藤修子)の手は止まってしまった。
笑顔は消え、苦しそうな表情になった。
「ごめんなさい・・・」
「大丈夫ですか?」葵(蓮佛美沙子)
「すいません・・ちょっと手が・・・
・・・細かい作業慣れてなくて」
「肩の力抜くといいですよ。やりなおせるし」
気を取り直して再び始めるもうまくいかない。
「あぁ・・・全然あかん・・」優美
「別にいいの。
お菓子作りってね、自由なのよ」佐渡谷
「・・・・そう。自由でいい」葵
葵から「自由でいい」という言葉が出て、
なんだかこっちが泣きそうになったよ(´;ω;`)
大好きなお菓子の世界だったけど、それゆえにガッチガチに葵を縛る世界でもあったお菓子に対して、そんなふうに言えるようになったなんて。
葵自身も少しづつ自由になってきているんだね。
二人の言葉に励まされ、優美さんは再び集中。
でも心の中ではお母さんの恨み節が響いている。
その声と自分を守ろうとする優美さん自身が戦っている。
「できた!」
最後の一個、すんごいきれいにできてる〜!
粉砂糖を振ったら出来上がり。
二人の拍手を受けて優美さんやっと笑顔になった。
するとまた聞こえてきた。
『なんで優美ちゃん笑ってるの?
お母さんを置いていったのに、なんで?
ず〜っとお母さんのそばにいて』
「・・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・
ごめんなさい・・」優美
続きを読む
待って!行かないで!家にいてよ〜!』
お母さんの声が聞こえ、優美さん(伊藤修子)の手は止まってしまった。
笑顔は消え、苦しそうな表情になった。
「ごめんなさい・・・」
「大丈夫ですか?」葵(蓮佛美沙子)
「すいません・・ちょっと手が・・・
・・・細かい作業慣れてなくて」
「肩の力抜くといいですよ。やりなおせるし」
気を取り直して再び始めるもうまくいかない。
「あぁ・・・全然あかん・・」優美
「別にいいの。
お菓子作りってね、自由なのよ」佐渡谷
「・・・・そう。自由でいい」葵
葵から「自由でいい」という言葉が出て、
なんだかこっちが泣きそうになったよ(´;ω;`)
大好きなお菓子の世界だったけど、それゆえにガッチガチに葵を縛る世界でもあったお菓子に対して、そんなふうに言えるようになったなんて。
葵自身も少しづつ自由になってきているんだね。
二人の言葉に励まされ、優美さんは再び集中。
でも心の中ではお母さんの恨み節が響いている。
その声と自分を守ろうとする優美さん自身が戦っている。
「できた!」
最後の一個、すんごいきれいにできてる〜!
粉砂糖を振ったら出来上がり。
二人の拍手を受けて優美さんやっと笑顔になった。
するとまた聞こえてきた。
『なんで優美ちゃん笑ってるの?
お母さんを置いていったのに、なんで?
ず〜っとお母さんのそばにいて』
「・・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・
ごめんなさい・・」優美
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2025年02月05日
夜ドラ「バニラな毎日」 第10夜
さて、突然の秋山氏(木戸大聖)とのデート。
とっとと終わらせたいんだけど的に「で?」と急かす葵(蓮佛美沙子)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ いくらなんでも冷たすぎじゃろ。
秋山君は送り返されたバニラビーンズを受け取って欲しくて持ってきたのさ〜オペラを作っている時の葵の姿に感動させてもらったから、そのお礼なんだって。
しかしそんな言葉も品も突っ返す葵(笑
まぁ、確かにね、高価すぎるもんもらっちゃうと、代わりに何かしなきゃならないんじゃ?とは思うよね。相手はそんなこと思ってなくても葵的には借り作った感が気持ち悪いんだろうね。
てか、一束だけ頂いたそうな。
だからそれ以上はもらえないと固辞。
「これで好きなお菓子作ってください。
作り続けてください」秋山
「嫌です」葵
なんかこんなふうにプレゼントで転ぶ女と思われたくないというか?
とにかくブロックブロック!(笑
怖いんだろうな。恋と向き合うことが。
自分がどんなふうになるかわからない。
大事にしていたお菓子と自分だけの世界に恋が入ってきたら・・・
「私は、そういうのに
付き合っている暇ないんです!
今・・・
この時間で私の睡眠時間削られたんです。
これ以上邪魔しないで」
秋山君が一生懸命気持ちを伝えようとしているのに、取りつく島もありゃしない ( ̄▽ ̄;)
静、ファイティン!
さて、葵は職場で「マンブラン(マンゴークリームを使ったモンブラン)」の存在を知り、お菓子って意外と何でもありなんだ〜と気づき、優美(伊藤修子)のための新しいモンブランを創作し始めた。
やっぱり葵ってすごいよね。
発想を得て、すぐに行動する。
様々な配合を試してみて、最適の組み合わせを選び抜く。
経験とひらめきと技術。
想像した味と形を完璧に生み出す。
葵はお菓子を愛しているけど、きっとお菓子にも愛されているんだね。
続きを読む
とっとと終わらせたいんだけど的に「で?」と急かす葵(蓮佛美沙子)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ いくらなんでも冷たすぎじゃろ。
秋山君は送り返されたバニラビーンズを受け取って欲しくて持ってきたのさ〜オペラを作っている時の葵の姿に感動させてもらったから、そのお礼なんだって。
しかしそんな言葉も品も突っ返す葵(笑
まぁ、確かにね、高価すぎるもんもらっちゃうと、代わりに何かしなきゃならないんじゃ?とは思うよね。相手はそんなこと思ってなくても葵的には借り作った感が気持ち悪いんだろうね。
てか、一束だけ頂いたそうな。
だからそれ以上はもらえないと固辞。
「これで好きなお菓子作ってください。
作り続けてください」秋山
「嫌です」葵
なんかこんなふうにプレゼントで転ぶ女と思われたくないというか?
とにかくブロックブロック!(笑
怖いんだろうな。恋と向き合うことが。
自分がどんなふうになるかわからない。
大事にしていたお菓子と自分だけの世界に恋が入ってきたら・・・
「私は、そういうのに
付き合っている暇ないんです!
今・・・
この時間で私の睡眠時間削られたんです。
これ以上邪魔しないで」
秋山君が一生懸命気持ちを伝えようとしているのに、取りつく島もありゃしない ( ̄▽ ̄;)
静、ファイティン!
さて、葵は職場で「マンブラン(マンゴークリームを使ったモンブラン)」の存在を知り、お菓子って意外と何でもありなんだ〜と気づき、優美(伊藤修子)のための新しいモンブランを創作し始めた。
やっぱり葵ってすごいよね。
発想を得て、すぐに行動する。
様々な配合を試してみて、最適の組み合わせを選び抜く。
経験とひらめきと技術。
想像した味と形を完璧に生み出す。
葵はお菓子を愛しているけど、きっとお菓子にも愛されているんだね。
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2025年02月04日
夜ドラ「バニラな毎日」 第9夜
「人を殺したことがあるんです」
「!・・・」葵(蓮佛美沙子)
「!・・・」佐渡谷(永作博美)
「・・・・ごめんなさい。
初対面の人には、この話しておくんです。
一応伝えておかないのは、ずるいと思って」
いきなり始まったんで、録画失敗したかと思っちゃったが( ̄▽ ̄;)
多分、出会ってすぐにこの話を始めたんだろうね。
「殺した」が罪の意識からくるたとえ話なのか、
実際にそうなってしまったのかはわからないけれど、
彼女自身は自分は人を殺したと思いこんでいる。
そしてそんな人間が普通に生活していること、
さらにお菓子教室に来ていることにも苦しんでいる。
「そうね。
お菓子を作ってほっこりしてみない?」佐渡谷
「お菓子を自分で作って、
それを食べると・・・
一瞬いい気分になれるかも・・」葵
「人を救える・・ってことですか?」優美
「うん。私は救われたことがある」佐渡谷
基本、ネガティブ返しというか・・・
いや、優美さんの心の手前でブロックして返す癖がついているというか。本当の優美さんが隠れて出てこない。表情も辛さが顔に張り付いている。
それでも相変わらずあるがままを柔らかく受け止め、
お菓子を作る流れに持っていく佐渡谷さん。
葵もだんだん慣れてきたのか、前みたいに段取り重視進行・ついてこられない奴は置いていく!というのではなく、驚いてはいるけれど優美を尊重しようとしている。
やっぱりこのお菓子教室は葵の心のリハビリにもなっているんだよな。
続きを読む
2025年01月31日
夜ドラ「バニラな毎日」 第8夜
葵(蓮佛美沙子)がオペラにナイフを入れたのを見た秋山君(木戸大聖)は緊急事態とばかりに必死で窓を叩いて入れてもらったぞ。
「ソレ、捨てないでください!!」
作るところをずっと見ていたと告げると葵は、???
「すごすぎて・・目が離せなくて・・
・・・何にも形のない状態から、
ここまで一人で作ってきたんですよね?」
「お菓子って・・・そういうものですから」
「僕の作業もちょっと似てます・・って言ったら
怒られるかもしれないけれど・・・似てます」
「・・・華やかなミュージシャンと?」
「作り上げていく過程が」
ゼロから作り上げていく自分の世界。
集中して、突き詰めて、より良いものを。
昨日より今日、今日より明日。
身を削ってと言ったら大げさかもしれないけれど、
葵のケーキも秋山の歌も、
今現在の彼らの人生が注ぎ込められてるように思う。
自分自身のものでありながら多くの人達の心に届くように。
「私・・・これしかやってこなかったんで。
他のこと全然わかんなくて・・・
これしかやれることがないんです」
「・・・・」
「なのにもうできない」
他の世界を知らない、それほどお菓子の世界に生きてきた。
葵にとってそれはコンプレックスであり誇りなんだね。
店をやっている時はその誇りが葵を支えていた。
でも今は、心のシーソーがコンプレックスの方に傾いている。
やっぱり極端なところが、このふたりは似ているのかな。
続きを読む
2025年01月30日
夜ドラ「バニラな毎日」 第7夜
さて、さっそくその問題点とやらを拝聴しようかのぅ。
「白井さんには愛を感じない。
お菓子に対してはすごく情熱を感じます。
でも・・・
他人と関わることを避けているというか・・・
あっ・・・怒んないでください。
僕と白井さん、同類だと思うんです」秋山
「・・・・・・」
「何でも自分一人でできるって信じてませんか?」
「・・・・・」
「だから・・・
白井さんは一度人を愛した方がいい」
言っちゃったね・・・葵(蓮佛美沙子)がずっと見ないようにしてきた心の傷をえぐっちゃったね( ̄▽ ̄;) でもほんとのことだと思う。
多分、葵は母親との関係でトラウマがあるんだね。
今も聞こえる母親の声。
『あなたに私は必要ないのかもね』
理由はわからないが母親のコンプレックスを刺激したのか、
見放すような言葉を放たれた子供の頃の葵。
元からそういう関係だったのか、それ以降こじれてしまったのかはわからないが、親から愛されたと思えなかった人間は他人を信じられない。他人が怖い。私もそうだけど、人が近づいてくると距離を作ってしまう。親しくなりたいと思っていても反射的に逃げてしまう。人に認めて欲しいのに人から離れてしまう。
秋山君(木戸大聖)の『愛がない』という言葉で思い出したのが、
今再放送されている朝ドラ「カムカムエヴリバディ」だ。
和菓子屋に生まれた安子(上白石萌音)は小さい頃から祖父と父・職人さん達が餡子の鍋を囲みながら、愛おし気につぶやいているのを見て来た。
『美味しゅうなあれ・・・
美味しゅうなあれ・・・』
それは食べてくれる人の幸せを願うおまじない。
餡子を食べて笑顔になって欲しいという祈りだった。
多分、葵にはお客さんが見えていないんだと思う。
お菓子と自分の世界。
納得できる材料を使って完璧に作るお菓子。
誰も褒めてくれないけど完璧にできあがったお菓子、その存在だけが葵を認め癒してくれる存在だったんじゃないのかな。
続きを読む
2025年01月29日
夜ドラ「バニラな毎日」 第6夜
店の外では秋山(木戸大聖)ファンがかしましいけど、当の本人はケーキを作っているうちに落ち着いてきて楽しんでいる模様。
活動休止しているのはスランプに陥ったからだそうな。
以前は恋をしても失恋しても作品に繋がったのに、最近はその『パッション』が出てこないんだって。なんか恋人が切れたことないって言ってたもんね ( ̄▽ ̄;) なぜそのような生活をしているのか。
「ブラウニーとオペラが自分の中にあるんです」
なんやらハッスルする時とだらける時の差が大きいらしい。
それで振られたと思ったら、また次の恋へ。
あ〜〜極端なんだね。
100かゼロか。
その端から端を行き来している間にわかんなくなっちゃったんだね。
失恋の悲しみを癒せないから次の恋にも行けない。
も〜〜どうしたらいいの?
で、彼はカウンセリングの先生に
「癒しを一度丁寧につくることから味わってみるのはどうですか?」とアドバイスされ、ここに来たそうな。てか、カウンセリングの先生は佐渡谷さん(永作博美)の姪っ子なんだって。ここに至って葵(蓮佛美沙子)は患者さん→カウンセラー→佐渡谷→お菓子教室(自分)という流れを理解したぞ。
佐渡谷が治療に関わることが無責任に思える葵だったが・・・
「無責任だからいいのよ。気楽でしょ?
この時この場所だけで会う人、
言いたいことを気軽に言えて
嫌になったら会わなければいい。
ここはサードプレイス。
ここではしがらみなんか忘れちゃって
脱力系の自分でいていいの」
わかるわ〜
行きずりの人だから、二度と会わない人だからこそ
心の中を正直に話せることあるよね。
わかってもらわなくていいの。
やっぱり人って、ただ聞いて欲しいんだな。
そしてお菓子作りって最高のリハビリかも。
サポートしてもらいながらお菓子を完成させる達成感。
作りながら話を聞いてもらえる心地よさ(葵は無関心だけど ( ̄▽ ̄;) )。
そして甘くて美味しいケーキに心もお腹も満たされる。
続きを読む
2025年01月28日
夜ドラ「バニラな毎日」 第5夜
『こんな風景があったんだ。
いつも帰るのが夜中で、
生活にも心にも余裕がなくて
何も見えてなかった。
夢を持つ若者に優しい町だった。
古い町並みに残っていた古民家や空家を再生し町を活性化させる。
私はそのプロジェクトのおかげで安く物件を借りることができた。
それなのに・・・』
商店街の賑わい、傍らで遊ぶ子供達、
家庭菜園の収穫をしながら
おしゃべりを楽しむおばちゃん達、
普通の人達のいつもの日常が葵にとっては新鮮で珍しい。
それだけ必死にお菓子やお店のことだけを考えて
生きてきたってことだよね。
恋愛する余裕も、趣味を楽しむゆとりもなかった。
真面目にわき目もふらずお菓子と向き合い続けた。
もっと力抜かんと倒れちゃうよ・・・
葵の働く姿を見た佐渡谷は思ったのかもしれない。
今回の生徒さんは挙動不審の青年。
怯えたように扉を叩き『開けて!』と訴える声。
マスクにサングラス。
戸締りを厳重チェック。
人目を避けたいのか勝手に窓のカーテン閉めちゃうし。
やっと落ち着いてメガネとマスクを取った青年は、『これで挙動不審の理由がわかるでしょ?』とばかりに微笑んだが、葵(蓮佛美沙子)には、さっぱり・・
『あれ?・・・まさか・・・俺のことご存じない?』的ショックを受けた表情になった後、涙ぐみ、『そうだよな・・知らない人もいるよな、俺ってバカだな』てな感じで自嘲的に笑顔を作る青年。情緒不安定?葵は怖くなっちゃったぞ(笑)
それでもその子は何とか立て直し、秋山静(木戸大聖)と名乗った後、笑顔で握手の手を差し出してきたんだが、受ける葵はルール徹底。
「す・・すいません。
先に手洗ってもらっていいですか?
白井です」
その後も別れた元カノの話始めたと思ったら泣きそうになるし、
葵に個人的な質問グイグイしてくるかと思ったら褒めてくるし、
気まずいったらありゃしない。
佐渡谷さん(永作博美)にダッシュで来るようライン送ったさ。
その間も落ち着かずうろうろして、準備しておいたものを落とす秋山に、葵はイライラ。全く意に介さず自分語りを始める彼だったが、クールにスティック対応する葵。
決して距離を縮ませない(笑
続きを読む
いつも帰るのが夜中で、
生活にも心にも余裕がなくて
何も見えてなかった。
夢を持つ若者に優しい町だった。
古い町並みに残っていた古民家や空家を再生し町を活性化させる。
私はそのプロジェクトのおかげで安く物件を借りることができた。
それなのに・・・』
商店街の賑わい、傍らで遊ぶ子供達、
家庭菜園の収穫をしながら
おしゃべりを楽しむおばちゃん達、
普通の人達のいつもの日常が葵にとっては新鮮で珍しい。
それだけ必死にお菓子やお店のことだけを考えて
生きてきたってことだよね。
恋愛する余裕も、趣味を楽しむゆとりもなかった。
真面目にわき目もふらずお菓子と向き合い続けた。
もっと力抜かんと倒れちゃうよ・・・
葵の働く姿を見た佐渡谷は思ったのかもしれない。
今回の生徒さんは挙動不審の青年。
怯えたように扉を叩き『開けて!』と訴える声。
マスクにサングラス。
戸締りを厳重チェック。
人目を避けたいのか勝手に窓のカーテン閉めちゃうし。
やっと落ち着いてメガネとマスクを取った青年は、『これで挙動不審の理由がわかるでしょ?』とばかりに微笑んだが、葵(蓮佛美沙子)には、さっぱり・・
『あれ?・・・まさか・・・俺のことご存じない?』的ショックを受けた表情になった後、涙ぐみ、『そうだよな・・知らない人もいるよな、俺ってバカだな』てな感じで自嘲的に笑顔を作る青年。情緒不安定?葵は怖くなっちゃったぞ(笑)
それでもその子は何とか立て直し、秋山静(木戸大聖)と名乗った後、笑顔で握手の手を差し出してきたんだが、受ける葵はルール徹底。
「す・・すいません。
先に手洗ってもらっていいですか?
白井です」
その後も別れた元カノの話始めたと思ったら泣きそうになるし、
葵に個人的な質問グイグイしてくるかと思ったら褒めてくるし、
気まずいったらありゃしない。
佐渡谷さん(永作博美)にダッシュで来るようライン送ったさ。
その間も落ち着かずうろうろして、準備しておいたものを落とす秋山に、葵はイライラ。全く意に介さず自分語りを始める彼だったが、クールにスティック対応する葵。
決して距離を縮ませない(笑
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2025年01月24日
夜ドラ「バニラな毎日」 第4夜
タルトタタン、完成!
美味しそうだった〜
粉砂糖を炙ってできた艶がたまらん。
噛む音も味なんだね。
葵(蓮佛美沙子)、「本当は良くないけど、何事も挑戦ということで」と言いながら柔軟に対応してくれた。きっと今までだったら、そういう妥協を自分にも他人にも許さなかったんじゃないかなぁ。
「失敗作がこんなに美味しいなんて!」順子(土居志央梨)
「そう。失敗したっていいのよ。
いろんなやり方でやり直せる」佐渡谷(永作博美)
「・・・・・」葵
佐渡谷のさりげない言葉が葵と順子それぞれの心にじんわりと伝わっていく。
その後、ちょっといいことをした気分で
気持ちよくカフェで働いている葵に事件が。
店長にお店をやっていたパティシエとバレてクビ宣告さ〜
レシピ盗まれるアレから同業者は雇わない規則になってるんだと。
いやいやいやいや、そんなことするかいな( ̄▽ ̄;)
「お金が必要で!」とすがってみたが問答無用で、もう来なくていいとバッサリさ。
カフェのバイト代は120,000円、コンビニバイトで70,000円。
銀行への返済が毎月12万。
家賃が45,000円。
カフェのお給料が無くなったら借金返済どころか生活にも困窮してしまう。
絶望・・・・・
続きを読む
美味しそうだった〜
粉砂糖を炙ってできた艶がたまらん。
噛む音も味なんだね。
葵(蓮佛美沙子)、「本当は良くないけど、何事も挑戦ということで」と言いながら柔軟に対応してくれた。きっと今までだったら、そういう妥協を自分にも他人にも許さなかったんじゃないかなぁ。
「失敗作がこんなに美味しいなんて!」順子(土居志央梨)
「そう。失敗したっていいのよ。
いろんなやり方でやり直せる」佐渡谷(永作博美)
「・・・・・」葵
佐渡谷のさりげない言葉が葵と順子それぞれの心にじんわりと伝わっていく。
その後、ちょっといいことをした気分で
気持ちよくカフェで働いている葵に事件が。
店長にお店をやっていたパティシエとバレてクビ宣告さ〜
レシピ盗まれるアレから同業者は雇わない規則になってるんだと。
いやいやいやいや、そんなことするかいな( ̄▽ ̄;)
「お金が必要で!」とすがってみたが問答無用で、もう来なくていいとバッサリさ。
カフェのバイト代は120,000円、コンビニバイトで70,000円。
銀行への返済が毎月12万。
家賃が45,000円。
カフェのお給料が無くなったら借金返済どころか生活にも困窮してしまう。
絶望・・・・・
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2025年01月23日
夜ドラ「バニラな毎日」 第3夜
「自分の心の声だけは・・・
聞き逃さないであげてね」佐渡谷
「・・・(うなづく)」順子
さて・・・順子が帰ってしまった後、残された二人。
「正直私、順子さんが失敗したらいいのにって思っちゃいました。
何か・・ああいう態度でお菓子作られるの
なんかしゃくで」葵(蓮佛美沙子)
「ちょっとお!営業妨害はしないでよね!」佐渡谷(永作博美)
「してないですよ!
むしろ私は失敗しないようにアドバイスしようとしたのに、
アレ、わざと失敗させました?」
「う〜ん・・・・」
何かを察した佐渡谷さんは、失敗を恐れることないよ・・と伝えたかったんじゃないかな。だから、ホラ、一緒に失敗してみようよ?大丈夫だよと見守っていた。
葵に声をかけたのは彼女の作るお菓子に惚れていたのと場所が欲しかったってのが一番だろうけど、好きなことをしているのに、どこか生きずらそうな葵をほっとけなかったのかもしれない。
佐渡谷が次に順子(土居志央梨)と作ろうと決めたのは「タルトタタン(葵提案)」。
なんとか彼女を誘い出すことに成功。
今回は葵が積極的に誘導し成功体験を味わってもらうつもり。
緊張しながら作業を開始した順子だったが、バニラビーンズを入れるタイミングを見計らっているうちに失敗したトラウマが蘇ってしまった。職場で成果を上げられなかった結果、受けた処遇、責める声、呆れた言葉、叩きのめされた自信。過呼吸なのかな。そんな順子さんを救ったのはバニラビーンズの香りだった。
香りって大事だよねぇ。
パン屋さんに入ってもあの匂いに癒されるもんね〜
美味しそうな匂いは幸せをくれる。
「本物」の材料を使ってきたことで赤字を出してしまった葵も
佐渡谷に本物のすばらしさをわかってもらえ、だからこそ順子に届いたのを実感できて嬉しかったみたい。バニラの香りは葵をもリラックスさせた模様。教え方も表情も優しくなった。
続きを読む
聞き逃さないであげてね」佐渡谷
「・・・(うなづく)」順子
さて・・・順子が帰ってしまった後、残された二人。
「正直私、順子さんが失敗したらいいのにって思っちゃいました。
何か・・ああいう態度でお菓子作られるの
なんかしゃくで」葵(蓮佛美沙子)
「ちょっとお!営業妨害はしないでよね!」佐渡谷(永作博美)
「してないですよ!
むしろ私は失敗しないようにアドバイスしようとしたのに、
アレ、わざと失敗させました?」
「う〜ん・・・・」
何かを察した佐渡谷さんは、失敗を恐れることないよ・・と伝えたかったんじゃないかな。だから、ホラ、一緒に失敗してみようよ?大丈夫だよと見守っていた。
葵に声をかけたのは彼女の作るお菓子に惚れていたのと場所が欲しかったってのが一番だろうけど、好きなことをしているのに、どこか生きずらそうな葵をほっとけなかったのかもしれない。
佐渡谷が次に順子(土居志央梨)と作ろうと決めたのは「タルトタタン(葵提案)」。
なんとか彼女を誘い出すことに成功。
今回は葵が積極的に誘導し成功体験を味わってもらうつもり。
緊張しながら作業を開始した順子だったが、バニラビーンズを入れるタイミングを見計らっているうちに失敗したトラウマが蘇ってしまった。職場で成果を上げられなかった結果、受けた処遇、責める声、呆れた言葉、叩きのめされた自信。過呼吸なのかな。そんな順子さんを救ったのはバニラビーンズの香りだった。
香りって大事だよねぇ。
パン屋さんに入ってもあの匂いに癒されるもんね〜
美味しそうな匂いは幸せをくれる。
「本物」の材料を使ってきたことで赤字を出してしまった葵も
佐渡谷に本物のすばらしさをわかってもらえ、だからこそ順子に届いたのを実感できて嬉しかったみたい。バニラの香りは葵をもリラックスさせた模様。教え方も表情も優しくなった。
続きを読む
夜ドラ「バニラな毎日」 第2夜
「何でですか・・・
何で失敗するのがわかってたのに
教えてくれなかったんですか?
たったこの数時間に
私がいくらお支払いしたか分かってますよね?
なのに・・・
なんでこんな失敗したものを私が?!
私はあなたたちのクライアントでしょ?!
クライアントの要望に応えるのが
あなた達の仕事ですよね?!
仕事をなめすぎじゃないですか?!」順子
「言い過ぎじゃないですか・・?」葵
衝撃的な展開に驚き戸惑う葵(蓮佛美沙子)。
でも佐渡谷さん(永作博美)は全く動じない。
作っている最中も順子(土居志央梨)の勘の悪さや遅さ、センスの無さにイライラし、手や口を出したくてたまらない葵(顔に出てたけどな( ̄▽ ̄;) )と、終始「大丈夫、大丈夫」と穏やかな顔であるがままを受け止める佐渡谷さんが対照的だった。
多分、失敗するのが耐えられない順子さんは、「自由に」という言葉が苦手だ。勉強も試験も好きだったろうし難なくクリアしてきたのだろう。なのになぜ、たかがお菓子つくりがうまくいかないのだろう。頭ではわかっているのに、できないのがもどかしく腹立たしい。
多分、料理自体ほとんどしたことがないんじゃ?( ̄▽ ̄;)
おかずを作ったりする料理とスウィーツでは多分違うんだろうけど(わたしゃ、計量が面倒くさいし適当にやりがちなので手を出せない)、やっていればある程度、作業の予想はつくと思う。
ならばなぜ順子は見るからに難しそうなフルーツタルトを作ろうと思ったのか?
もっと簡単なシフォンケーキとか(いや、それすらも私は作ったことないが)から始めればいいじゃんか。今まで失敗したことないから過信したのか?自分の能力にショックを受けた順子は怒りを二人にぶつけ(あの言葉はいつも彼女が仕事の際に言われているものなんだろうか)、去って行った。発作起こしたみたいになってたけどトラウマでもあるのかしら。どうなるんかのぅ・・・
第1夜 第3夜 第4夜
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何で失敗するのがわかってたのに
教えてくれなかったんですか?
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あなた達の仕事ですよね?!
仕事をなめすぎじゃないですか?!」順子
「言い過ぎじゃないですか・・?」葵
衝撃的な展開に驚き戸惑う葵(蓮佛美沙子)。
でも佐渡谷さん(永作博美)は全く動じない。
作っている最中も順子(土居志央梨)の勘の悪さや遅さ、センスの無さにイライラし、手や口を出したくてたまらない葵(顔に出てたけどな( ̄▽ ̄;) )と、終始「大丈夫、大丈夫」と穏やかな顔であるがままを受け止める佐渡谷さんが対照的だった。
多分、失敗するのが耐えられない順子さんは、「自由に」という言葉が苦手だ。勉強も試験も好きだったろうし難なくクリアしてきたのだろう。なのになぜ、たかがお菓子つくりがうまくいかないのだろう。頭ではわかっているのに、できないのがもどかしく腹立たしい。
多分、料理自体ほとんどしたことがないんじゃ?( ̄▽ ̄;)
おかずを作ったりする料理とスウィーツでは多分違うんだろうけど(わたしゃ、計量が面倒くさいし適当にやりがちなので手を出せない)、やっていればある程度、作業の予想はつくと思う。
ならばなぜ順子は見るからに難しそうなフルーツタルトを作ろうと思ったのか?
もっと簡単なシフォンケーキとか(いや、それすらも私は作ったことないが)から始めればいいじゃんか。今まで失敗したことないから過信したのか?自分の能力にショックを受けた順子は怒りを二人にぶつけ(あの言葉はいつも彼女が仕事の際に言われているものなんだろうか)、去って行った。発作起こしたみたいになってたけどトラウマでもあるのかしら。どうなるんかのぅ・・・
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夜ドラ「バニラな毎日」 第1夜
「あなた、ここで何しようとしてるんですか?!」
「(にま〜〜)・・・お菓子教室」
こだわりぬいた厨房をベタベタと触り、がさつに開け閉めする佐渡谷(永作博美)にイライラキリキリする葵(蓮佛美沙子)。余裕で応える佐渡谷の空気に、もう飲まれている(笑)これだけでも二人の性格がよくわかる。
やっともった自分の店を5年で閉めることになった葵。
お客さんが並ぶほど繁盛していたけど(最終日だったからか?)
内情は燃え盛る火の車〜( ̄▽ ̄;)
閉店日に手伝ってくれた友達の「こだわりすぎたんじゃないの?」という言葉が痛い。
そんなことわかっている。
でも材料の質を落としたくないし、お客様に自信を持って提供できるケーキを作りたい。
納得のいかないものを出すのはプライドが許さない。
その結果がこれだった。
借金返済のためバイトを掛け持ちし忙しく過ごしている葵に声をかけてきた謎の関西系のおばちゃん。いきなり店を貸して欲しいというのさ〜
胡散臭いったらありゃしない(笑)
調べたら素人に毛が生えたレベルの料理研究家。
レシピも適当で手抜きにしか見えない。
なんか気になるドラマ。
そして永作博美さんと蓮佛美沙子さんという二人の役者さんへの信頼感から見てみようと思います。
第2夜 第3夜 第4夜
第5夜 第6夜 第7夜 第8夜

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2023年03月31日
「舞いあがれ!」 最終週 私たちの翼
月曜日 第122話
『空飛ぶクルマを開発中の「ABIKILU」では、より進化した試作2号機アビキュラ2号の完成が急がれていました』
目標は今年(2020年)中に有人飛行。
安全性と信頼性をしっかり検証するために最低でも500回の飛行試験が必要だった。
そのためデータ整理をしてくれるバイトさんを探していたんだが・・・
舞が朝陽君を連れて来た!
朝陽君は現在、浪速大学で航空宇宙工学を専攻しており、惑星探査ドローンの勉強をしているんだって〜
いや〜あの朝陽君と舞が一緒に仕事をするようになるなんてね〜
感慨深いわ〜「ABIKILU」でアビキュラ2号を見た途端にオタクっぽい発言をして刈谷先輩たちを喜ばせていたぞ。
一方、ばんば(高畑淳子)は「デラシネ」の店番に馴染んでおります。
写真集を見せながら五島の様子や文化を伝えたりして楽しそう。
子供たちにも慕われて、「秘密基地」は受け継がれている模様。
小学生の頃、毎日のように通っていた駄菓子屋のおばあちゃんを思い出したよ。
そこのおばあちゃんと何気ない会話を交わす時間が好きだった。
ばんばもきっとそんな存在。
ほどよいフィット感で寄り添ってくれるみんなのおばあちゃん。
ばんば、五島に帰りたいんだろうなぁ・・・
五島の写真集を切なそうに見つめていた。
めぐみ(永作博美)の社長業引き継ぎは順調みたいだから、もうすぐ帰れるかしら。
貴司(赤楚衛二)は、おっちゃん(又吉直樹)にやっと会えた。
パリイのアパルトマンの一室。
飾り気はないけれどおっちゃんらしさの感じられる居心地良さそうな空間。
貴司のために淹れてくれた珈琲、カップが欠けとるが清潔で愛用しているんだろうな。
自分の第二歌集「連星」(結構読み込んだ痕あり)を見つけた貴司は
「感想は言わんといて。けなされても褒められても辛い」貴司
「褒められても辛いんかいな」八木
「うん・・・
自分でええと思ってへんもん褒められんのしんどいねん。
こんなんでええんかなって迷いながら本出して・・・
それが今までよりずっと褒められて・・・
歌一個も作られへんようになって・・・
僕・・・また逃げてしもたんかもしれへん。
海の底に潜っても潜っても花一個も見つけられへんのは
結婚して幸せになったからって思ってしもて」
貴司、そんな前からしんどかったんか・・・
でも、芸術に携わる人はもしかしたらずっとそんな感じなのかな。
自分の作品に満足できず否定し、迷い、もっともっとと自分自身の中を探り続ける。
「おっちゃんは、昔自分が息するためだけに詩ぃ書いてた。
せやけど学生の時な、その詩ぃをあげたいて思う人ができた」
「おっちゃんが詩集贈った人?」
「・・・強い人でな。
本気で世界を変えたい言うていつも闘うてた。
世界中を飛び回ってな。
けど随分前に自分で生きんのやめよった」
「その人はおっちゃんの恋人?」
「・・・・」
「しんどなったらな、会いに行くねん。
忘れんために探しに行くんや。
その人がおったことある場所にな」
「会えんの?」
「知り合いのおらん街独りぼっちで歩いてたら
声が聞こえる時がある。
昔と変わらん優しい声がな。
そっと会いに来てくれるんや」
「おっちゃんは今も・・・その人のために詩ぃ書いてんねんな」
「ほな、ちょっと行ってくるわ。
ここにおってええで」
おっちゃんの孤独。
でも、それは辛くも重くもない。
さっと羽織って外に出られるコートのように気軽で優しくておっちゃんと一体になっている。
おっちゃんは本物の「デラシネ(根無し草)」。
でもデラシネであることがおっちゃんの救いであるのかもしれない。
おっちゃんは貴司の質問には答えなかった。
それはおっちゃんにとって大切なことではないから。
孤独で自由でロマンチストなおっちゃん。
おっちゃんは死ぬまで詩を書きながらさすらい続けると思う。
自分自身のために紡ぐ言葉、誰かのために見出す言葉、
そこに迷いはなかった。
でも、貴司は目に見えない多くの人達のために言葉を求めてしまったのかもしれない。そして自分を見失ってしまった。
原点に戻って、今、自分自身のために・・・
いや、ここで言葉をすべて手放してみたらどうだろう。
何も考えず、ただこの場で感じてみたらどうだろう。
目が覚めて気づいたおっちゃんからのメッセージ。
『呼ばれたから行くわ。
パリでしばらく暮らしたらええ。
誰の声が聞こえる?
話したいこと見つかったら言葉にしてみ』
貴司にとっておっちゃんは灯台のように温かく導いてくれる人。
そして言葉とともに自由に生きる人。
貴司はデラシネではないし、なろうともしていない。
でもこの二人は魂で分かり合えているような。
最終週、なんだか一話一話が愛おしく感じられる。
この朝ドラのヒロインは舞だけど、わたしゃ貴司という人間が一番気になる。
このパリで何を見出すのか、すごく楽しみ。
続きを読む
『空飛ぶクルマを開発中の「ABIKILU」では、より進化した試作2号機アビキュラ2号の完成が急がれていました』
目標は今年(2020年)中に有人飛行。
安全性と信頼性をしっかり検証するために最低でも500回の飛行試験が必要だった。
そのためデータ整理をしてくれるバイトさんを探していたんだが・・・
舞が朝陽君を連れて来た!
朝陽君は現在、浪速大学で航空宇宙工学を専攻しており、惑星探査ドローンの勉強をしているんだって〜
いや〜あの朝陽君と舞が一緒に仕事をするようになるなんてね〜
感慨深いわ〜「ABIKILU」でアビキュラ2号を見た途端にオタクっぽい発言をして刈谷先輩たちを喜ばせていたぞ。
一方、ばんば(高畑淳子)は「デラシネ」の店番に馴染んでおります。
写真集を見せながら五島の様子や文化を伝えたりして楽しそう。
子供たちにも慕われて、「秘密基地」は受け継がれている模様。
小学生の頃、毎日のように通っていた駄菓子屋のおばあちゃんを思い出したよ。
そこのおばあちゃんと何気ない会話を交わす時間が好きだった。
ばんばもきっとそんな存在。
ほどよいフィット感で寄り添ってくれるみんなのおばあちゃん。
ばんば、五島に帰りたいんだろうなぁ・・・
五島の写真集を切なそうに見つめていた。
めぐみ(永作博美)の社長業引き継ぎは順調みたいだから、もうすぐ帰れるかしら。
貴司(赤楚衛二)は、おっちゃん(又吉直樹)にやっと会えた。
パリイのアパルトマンの一室。
飾り気はないけれどおっちゃんらしさの感じられる居心地良さそうな空間。
貴司のために淹れてくれた珈琲、カップが欠けとるが清潔で愛用しているんだろうな。
自分の第二歌集「連星」(結構読み込んだ痕あり)を見つけた貴司は
「感想は言わんといて。けなされても褒められても辛い」貴司
「褒められても辛いんかいな」八木
「うん・・・
自分でええと思ってへんもん褒められんのしんどいねん。
こんなんでええんかなって迷いながら本出して・・・
それが今までよりずっと褒められて・・・
歌一個も作られへんようになって・・・
僕・・・また逃げてしもたんかもしれへん。
海の底に潜っても潜っても花一個も見つけられへんのは
結婚して幸せになったからって思ってしもて」
貴司、そんな前からしんどかったんか・・・
でも、芸術に携わる人はもしかしたらずっとそんな感じなのかな。
自分の作品に満足できず否定し、迷い、もっともっとと自分自身の中を探り続ける。
「おっちゃんは、昔自分が息するためだけに詩ぃ書いてた。
せやけど学生の時な、その詩ぃをあげたいて思う人ができた」
「おっちゃんが詩集贈った人?」
「・・・強い人でな。
本気で世界を変えたい言うていつも闘うてた。
世界中を飛び回ってな。
けど随分前に自分で生きんのやめよった」
「その人はおっちゃんの恋人?」
「・・・・」
「しんどなったらな、会いに行くねん。
忘れんために探しに行くんや。
その人がおったことある場所にな」
「会えんの?」
「知り合いのおらん街独りぼっちで歩いてたら
声が聞こえる時がある。
昔と変わらん優しい声がな。
そっと会いに来てくれるんや」
「おっちゃんは今も・・・その人のために詩ぃ書いてんねんな」
「ほな、ちょっと行ってくるわ。
ここにおってええで」
おっちゃんの孤独。
でも、それは辛くも重くもない。
さっと羽織って外に出られるコートのように気軽で優しくておっちゃんと一体になっている。
おっちゃんは本物の「デラシネ(根無し草)」。
でもデラシネであることがおっちゃんの救いであるのかもしれない。
おっちゃんは貴司の質問には答えなかった。
それはおっちゃんにとって大切なことではないから。
孤独で自由でロマンチストなおっちゃん。
おっちゃんは死ぬまで詩を書きながらさすらい続けると思う。
自分自身のために紡ぐ言葉、誰かのために見出す言葉、
そこに迷いはなかった。
でも、貴司は目に見えない多くの人達のために言葉を求めてしまったのかもしれない。そして自分を見失ってしまった。
原点に戻って、今、自分自身のために・・・
いや、ここで言葉をすべて手放してみたらどうだろう。
何も考えず、ただこの場で感じてみたらどうだろう。
目が覚めて気づいたおっちゃんからのメッセージ。
『呼ばれたから行くわ。
パリでしばらく暮らしたらええ。
誰の声が聞こえる?
話したいこと見つかったら言葉にしてみ』
貴司にとっておっちゃんは灯台のように温かく導いてくれる人。
そして言葉とともに自由に生きる人。
貴司はデラシネではないし、なろうともしていない。
でもこの二人は魂で分かり合えているような。
最終週、なんだか一話一話が愛おしく感じられる。
この朝ドラのヒロインは舞だけど、わたしゃ貴司という人間が一番気になる。
このパリで何を見出すのか、すごく楽しみ。
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2023年03月24日
「舞いあがれ!」 第25週 未来を信じて
月曜日 第117話
舞(福原遥)は引越しの終わった刈谷先輩(高杉真宙)と玉本先輩(細川岳)の会社「ABIKILU」を訪ねましたぞ。製造中の「空飛ぶクルマ」を目の当たりにして目を輝かせとった。
「空飛ぶクルマ」って巨大ドローンなんだね。
そこに人も乗れるという。
荷物だって運べるだろうし、救急医療にも使えるかも。
あ、別にヘリコプターでいっか ( ̄▽ ̄;)
「岩倉、見とけ。
来年には、きっと有人飛行にたどりついてみせる」刈谷
「来年ですか?」舞
「ああ。誰もが気軽に自由に空を行き来できる未来を俺たちが作る」
コレが単なるビッグマウスに聞こえないのよ。かなり難しい試みなのは素人の私でもわかるけど、刈谷先輩なら一縷の希望から広げてくれそうなんだも。
てか、しっかり年齢を経た渋い刈谷先輩を魅せてくれる高杉さん、すごいぞ。
なんか舞がすごく輝いている。
家庭も育児も仕事も充実していい感じで回っているのが伝わってくる。
一方、貴司(赤楚衛二)は・・・実はスランプに陥っていた。
連載のエッセー原稿も遅れた模様。
リュー(川島潤哉)から第三歌集の話が出たが表情が暗い。
「歌、詠めてます?」リュー
「・・・・少しずつ・・」貴司
「うん。・・・なら、よかった」
貴司LOVEのリューだもの。
この答え方の微妙な雰囲気感じたはず。
これは作家なら誰もが通る道なのかな。
いつも短歌を書き留めていたノートが真っ白。
なんか貴司の中で言葉が流れておらず、滞っているような。
ばんば(高畑淳子)は東大阪の生活にずいぶん馴染んできたみたい。
読書も日常になったらしく「デラシネ」で五島の写真集に見入っていた。
舞は定期的に「ABIKILU」に足を運んでいるのかな。
ある時、刈谷先輩と玉本先輩が口論している現場に遭遇。
玉本先輩を「うめづ」に誘って理由を聞いたところによると、
開発が遅れているらしい。
ホントだったら今月中に空飛ぶクルマの機体を浮かせて投資を呼び込む予定だったんだが、うまいこと飛ばない。
「開発が遅れると金がどんどんなくなっていく。
金がなくなるとスペアパーツも満足にそろえられへん。悪循環や」玉本
情熱で何でも乗り切れると感じていたあの頃・・・
みんなで心をひとつにすれば夢は叶うと信じていた。
今、新たな夢に向かって走っている刈谷たち。
夢は大きければ大きいほど乗り越える壁も高くなるし現実的な問題が足を引っ張る。
この朝ドラはやっぱり一筋縄じゃいかないね。
今週を入れて、あと2週。
どこに、どう落ち着くんだろうか。
火曜日 第118話
笠やん先生(古舘寛治)の技術教室楽しそう♬
緊張しながらも子供たち、チャレンジを楽しんでいた。
いい経験だよね。
金属加工を体験することで、ものづくりの可能性が広がるだろうし、工場は楽しくて創造的というイメージもってもらえそう。
舞は笠やんに「空飛ぶクルマ」開発の件を話し、御園さん(山口紗弥加)に「こんねくと」として何か協力できないか相談をもちかけた。
御園さんは例によって、え〜〜そんな夢みたいな話に乗るワケぇ?!てな感じだったけど、「ABIKILU」視察には行くそうな( ̄▽ ̄;)
なんか・・・御園さんのことはどちらの脚本家さんも、もうどうすることもできないんだろうね( ̄▽ ̄;) 脚本家さんが交代し続ける時期に来ちゃったからさ。相変わらず、このシトって何やってんだろ??と思ってしまう。
「技術教室と一緒で未来への投資やな」笠やん
技術教室に来た子供たちのことを「東大阪の宝やな」って言ってたもんね。
技術を残すためには次世代を育てていかんと。
子供たちにとっても工場にとっても可能性広がる機会だよね。
続きを読む
舞(福原遥)は引越しの終わった刈谷先輩(高杉真宙)と玉本先輩(細川岳)の会社「ABIKILU」を訪ねましたぞ。製造中の「空飛ぶクルマ」を目の当たりにして目を輝かせとった。
「空飛ぶクルマ」って巨大ドローンなんだね。
そこに人も乗れるという。
荷物だって運べるだろうし、救急医療にも使えるかも。
あ、別にヘリコプターでいっか ( ̄▽ ̄;)
「岩倉、見とけ。
来年には、きっと有人飛行にたどりついてみせる」刈谷
「来年ですか?」舞
「ああ。誰もが気軽に自由に空を行き来できる未来を俺たちが作る」
コレが単なるビッグマウスに聞こえないのよ。かなり難しい試みなのは素人の私でもわかるけど、刈谷先輩なら一縷の希望から広げてくれそうなんだも。
てか、しっかり年齢を経た渋い刈谷先輩を魅せてくれる高杉さん、すごいぞ。
なんか舞がすごく輝いている。
家庭も育児も仕事も充実していい感じで回っているのが伝わってくる。
一方、貴司(赤楚衛二)は・・・実はスランプに陥っていた。
連載のエッセー原稿も遅れた模様。
リュー(川島潤哉)から第三歌集の話が出たが表情が暗い。
「歌、詠めてます?」リュー
「・・・・少しずつ・・」貴司
「うん。・・・なら、よかった」
貴司LOVEのリューだもの。
この答え方の微妙な雰囲気感じたはず。
これは作家なら誰もが通る道なのかな。
いつも短歌を書き留めていたノートが真っ白。
なんか貴司の中で言葉が流れておらず、滞っているような。
ばんば(高畑淳子)は東大阪の生活にずいぶん馴染んできたみたい。
読書も日常になったらしく「デラシネ」で五島の写真集に見入っていた。
舞は定期的に「ABIKILU」に足を運んでいるのかな。
ある時、刈谷先輩と玉本先輩が口論している現場に遭遇。
玉本先輩を「うめづ」に誘って理由を聞いたところによると、
開発が遅れているらしい。
ホントだったら今月中に空飛ぶクルマの機体を浮かせて投資を呼び込む予定だったんだが、うまいこと飛ばない。
「開発が遅れると金がどんどんなくなっていく。
金がなくなるとスペアパーツも満足にそろえられへん。悪循環や」玉本
情熱で何でも乗り切れると感じていたあの頃・・・
みんなで心をひとつにすれば夢は叶うと信じていた。
今、新たな夢に向かって走っている刈谷たち。
夢は大きければ大きいほど乗り越える壁も高くなるし現実的な問題が足を引っ張る。
この朝ドラはやっぱり一筋縄じゃいかないね。
今週を入れて、あと2週。
どこに、どう落ち着くんだろうか。
火曜日 第118話
笠やん先生(古舘寛治)の技術教室楽しそう♬
緊張しながらも子供たち、チャレンジを楽しんでいた。
いい経験だよね。
金属加工を体験することで、ものづくりの可能性が広がるだろうし、工場は楽しくて創造的というイメージもってもらえそう。
舞は笠やんに「空飛ぶクルマ」開発の件を話し、御園さん(山口紗弥加)に「こんねくと」として何か協力できないか相談をもちかけた。
御園さんは例によって、え〜〜そんな夢みたいな話に乗るワケぇ?!てな感じだったけど、「ABIKILU」視察には行くそうな( ̄▽ ̄;)
なんか・・・御園さんのことはどちらの脚本家さんも、もうどうすることもできないんだろうね( ̄▽ ̄;) 脚本家さんが交代し続ける時期に来ちゃったからさ。相変わらず、このシトって何やってんだろ??と思ってしまう。
「技術教室と一緒で未来への投資やな」笠やん
技術教室に来た子供たちのことを「東大阪の宝やな」って言ってたもんね。
技術を残すためには次世代を育てていかんと。
子供たちにとっても工場にとっても可能性広がる機会だよね。
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2023年03月17日
「舞いあがれ!」 第24週 ばんばの歩み
月曜日 第112話
一気に時間は飛んで、2016年8月、貴司(赤楚衛二)とめぐみ(永作博美)が見守る中、舞(福原遥)出産。無事女の子が生まれましたヨ〜
会いに来てくれた勝おじいちゃん(山口智充)も雪乃あばあちゃん(くわばたりえ)も大感激。
うれし涙を流しながら舞に感謝する姿に、こっちももらい泣き(笑
赤子の名前の候補、貴司が考えてきたで〜
「真帆」「凪」「空乃」「星花」「美羽」「風夏」「歩」。
そうして決まった名前は「歩(あゆみ)」。
舞の「何があっても負けんと前に進んでほしい」という願いと
貴司の「一歩一歩進んでくねん」という思いが込められている。
って、久留美(山下美月)が様子を見に来たからびっくりしたよ。
アンタ、まだ長崎に行ってなかったの?( ̄▽ ̄;)
アレから8ヶ月は経っていると思うが〜
面接(一年に一回ぐらいしかしないの?)に受かって、この秋から長崎でフライトナースやるって言ってたけど〜
そして佳晴(松尾諭)はどうなったのかしら?
道子さん(たくませいこ)と一緒に暮らしてんの?
まさかまだ久留美といるのかしら?
舞の退院後、悠人(横山裕)が出産祝いをもって来てくれた。
「置物や。
この子が大人になる頃には、ちょっとした財産になってるはずや」
また謎のプレゼントを ( ̄▽ ̄;)
でも、そのセンス嫌いじゃないわ〜
そして視聴者に貴司情報を伝えてくれるお兄ちゃん。
貴司の二冊目の歌集「連星」は売れており重版出来ですってよ!
そのおかげで講演とか雑誌の仕事も増えたんだって〜
お返しに久留美の長崎行きが決まったことを教える舞。
悠人と久留美、今までは偶然会った時に飲んで、お互いいろんな話をしていたらしいんだが、さすがに長崎と東大阪じゃ偶然は期待できなくなるよね。
退院後、すぐに自宅でできる仕事を始める舞。
やっぱりねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
でも、貴司がいる。
「舞ちゃん、もっと頼って。2人で親になったんやから」
何も言わなくても主体的に動く貴司。コレだよ!
全国の妻であり母親である者が期待する理想の夫!(笑
一ヶ月健診でも歩ちゃんを抱っこしているのは貴司。
「手伝うよ」「協力するよ」「〇〇やっておいたよ」「言ってくれたらやるよ」なんて貴司の口からは決してでまへん!
その後、久留美の送別会が舞たちの家で行われました。
なんか寂しいねぇ・・こんな時こそ「うめづ」でしょうよ( ̄▽ ̄;)
そこに突然現れた男・悠人。
「俺とつきあわへんか」
「そんなん・・・何で今言うん。
これから離れ離れになんのに・・・」久留美
「もうたまたま会われへんねやろ?
じゃあ計画的に会うしかないやん」
「会いたいん?」
「そうじゃなかったら送別会の邪魔せえへん」
「何でいちいちひねくれんの。
・・・そこも・・好きやけど」
「・・・・」
「うん。つきあおっか」
「うん」
交渉成立!おめでとうございます!
一本締め、よぉ〜〜パン!!
悠人らしい単刀直入しかない告白(笑
どんな時もクールなお兄ちゃんが久留美だけは離したらイカン!って思えたんだね。
お似合いだわ〜!
しかし、この人達は身内の前で告白するの好っきやな ( ̄▽ ̄;)
それから2年。
歩ちゃんも成長し保育園に通っております。
『こんねくと』の経営も順調の模様。
そこにばんばが入院したとの報が!!
火曜日 第113話
ばんば(高畑淳子)は脳梗塞だった。
船着き場でお客さん降ろした後の、急にめまいがする、手がしびれるという言葉を聞いたミタコングが、いや、浦さん(鈴木浩介)が大きい病院に連れて行ってくれたそうな。
脳梗塞はスピードが命だもんね。
浦さんの判断のおかげで大事に至らずにすんだよ。
めぐみと舞が五島へ飛び、医師の話を聞くと、症状が軽かったので2週間ほどで退院はできるが手足の痺れは残ると言われた。
もう船に乗ることはできないし、
一人暮らしもさせない方がいいと告げられた。
その事はばんばも知っているらしい。
続きを読む
一気に時間は飛んで、2016年8月、貴司(赤楚衛二)とめぐみ(永作博美)が見守る中、舞(福原遥)出産。無事女の子が生まれましたヨ〜
会いに来てくれた勝おじいちゃん(山口智充)も雪乃あばあちゃん(くわばたりえ)も大感激。
うれし涙を流しながら舞に感謝する姿に、こっちももらい泣き(笑
赤子の名前の候補、貴司が考えてきたで〜
「真帆」「凪」「空乃」「星花」「美羽」「風夏」「歩」。
そうして決まった名前は「歩(あゆみ)」。
舞の「何があっても負けんと前に進んでほしい」という願いと
貴司の「一歩一歩進んでくねん」という思いが込められている。
って、久留美(山下美月)が様子を見に来たからびっくりしたよ。
アンタ、まだ長崎に行ってなかったの?( ̄▽ ̄;)
アレから8ヶ月は経っていると思うが〜
面接(一年に一回ぐらいしかしないの?)に受かって、この秋から長崎でフライトナースやるって言ってたけど〜
そして佳晴(松尾諭)はどうなったのかしら?
道子さん(たくませいこ)と一緒に暮らしてんの?
まさかまだ久留美といるのかしら?
舞の退院後、悠人(横山裕)が出産祝いをもって来てくれた。
「置物や。
この子が大人になる頃には、ちょっとした財産になってるはずや」
また謎のプレゼントを ( ̄▽ ̄;)
でも、そのセンス嫌いじゃないわ〜

そして視聴者に貴司情報を伝えてくれるお兄ちゃん。
貴司の二冊目の歌集「連星」は売れており重版出来ですってよ!
そのおかげで講演とか雑誌の仕事も増えたんだって〜
お返しに久留美の長崎行きが決まったことを教える舞。
悠人と久留美、今までは偶然会った時に飲んで、お互いいろんな話をしていたらしいんだが、さすがに長崎と東大阪じゃ偶然は期待できなくなるよね。
退院後、すぐに自宅でできる仕事を始める舞。
やっぱりねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
でも、貴司がいる。
「舞ちゃん、もっと頼って。2人で親になったんやから」
何も言わなくても主体的に動く貴司。コレだよ!
全国の妻であり母親である者が期待する理想の夫!(笑
一ヶ月健診でも歩ちゃんを抱っこしているのは貴司。
「手伝うよ」「協力するよ」「〇〇やっておいたよ」「言ってくれたらやるよ」なんて貴司の口からは決してでまへん!
その後、久留美の送別会が舞たちの家で行われました。
なんか寂しいねぇ・・こんな時こそ「うめづ」でしょうよ( ̄▽ ̄;)
そこに突然現れた男・悠人。
「俺とつきあわへんか」
「そんなん・・・何で今言うん。
これから離れ離れになんのに・・・」久留美
「もうたまたま会われへんねやろ?
じゃあ計画的に会うしかないやん」
「会いたいん?」
「そうじゃなかったら送別会の邪魔せえへん」
「何でいちいちひねくれんの。
・・・そこも・・好きやけど」
「・・・・」
「うん。つきあおっか」
「うん」
交渉成立!おめでとうございます!
一本締め、よぉ〜〜パン!!
悠人らしい単刀直入しかない告白(笑
どんな時もクールなお兄ちゃんが久留美だけは離したらイカン!って思えたんだね。
お似合いだわ〜!
しかし、この人達は身内の前で告白するの好っきやな ( ̄▽ ̄;)
それから2年。
歩ちゃんも成長し保育園に通っております。
『こんねくと』の経営も順調の模様。
そこにばんばが入院したとの報が!!
火曜日 第113話
ばんば(高畑淳子)は脳梗塞だった。
船着き場でお客さん降ろした後の、急にめまいがする、手がしびれるという言葉を聞いたミタコングが、いや、浦さん(鈴木浩介)が大きい病院に連れて行ってくれたそうな。
脳梗塞はスピードが命だもんね。
浦さんの判断のおかげで大事に至らずにすんだよ。
めぐみと舞が五島へ飛び、医師の話を聞くと、症状が軽かったので2週間ほどで退院はできるが手足の痺れは残ると言われた。
もう船に乗ることはできないし、
一人暮らしもさせない方がいいと告げられた。
その事はばんばも知っているらしい。
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2023年03月03日
「舞いあがれ!」 第22週 冒険のはじまり
月曜日 第102話
「オープンファクトリー」は大成功。
打ち上げも大盛り上がり!
そこにいきなり爆弾を投下する小堺さん(初登場!)
「ええ気なもんやなあ。
東大阪の町工場がスクラムを組む?
スクラム組めんのはなぁ、体力のあるごっついやつらだけや。
俺らみたいな弱っちい工場からしたらな、あんたらみんな目障りやねん!
何やねん町工場代表ですみたいな顔しやがって・・・
みんながみんな自分らみたいに余裕があると思うなよ!」
しーーーーーん・・・・( oдo )
でも、そう言われりゃそうなんだよね。
厳しいと言いながらも参加できる工場は、まだいい。
スクラムの仲間に入れない工場にしてみたら、イヤミのひとつも言いたくなるよね。
しかし我らが舞は驚くだけじゃなく、すぐに行動に移したぞ。
小堺さんの工場へ行き、金網の写真を貰って来た。
そして金網に関して各方面にリサーチ。
金網のフェンス以外の新しい使い道を考え、小堺さんにプレゼン。
しかし小堺さんは頑なだった ( ̄▽ ̄;)
金網で自社製品作って売るなんて「無理や!」と一蹴。
売れるかどうかわからんもんに力を注ぐ気力はない模様。
小堺さんの舞への「アホ」にすぐに反応し怒りを示す勝(山口智充)。
「うちの娘にアホとは何や?!アホとは!」
フォローするように見せて、圧をかける雪乃さん(くわばたりえ)。
「今のアホは冗談やんな?( o言o)」
二人とも最高!(笑
そうなんだよね〜もう舞は二人の娘なんだよね。
この舅と姑がいれば100人力だね。
一方、貴司(赤楚衛二)の元にも新しい風が吹いてきていた。
リュー(川島潤哉)からだけどさ( ̄▽ ̄;)
この前の短歌教室の記事の反響が大きく、あちこちの学校から教えに来て欲しいと問い合わせが来ているそうな。で、貴司に日本中を旅しながら短歌教室を開いてもらい、その時貴司が詠んだ短歌を連載したいっていうのさ。
リューの嬉しそうな顔。
コレだよ!コレ!来たよ!ってホックホク(笑
なのに貴司から出た第一声は・・
「家には帰れますか?」
「帰れるよ。時々は」
「・・・時々・・・」
リューが気の毒になるほどのテンションだだ下がり( ̄▽ ̄;)
だってそんな長い間旅に出るなら「デラシネ」を閉めなきゃならない。
後ろで絵を描きながら二人の会話を聞いていた大ちゃん(中須翔真)の手が止まった。
返事はちょっと待ってもらったんだが、リューは不満そうだった。
まぁ、史子だったら付き合っている人がいたとしても、すぐオッケーするだろうね( ̄▽ ̄;)
でも貴司は違う。舞と離れたくないし、今の生活に満足している。
それに大ちゃんだよ。
昔の貴司と同じように、大ちゃんも居場所を失ってしまう。
貴司の時はもう大人になっていたし、八木のおっちゃん(又吉直樹)も店を閉めることが今の貴司に必要だとわかっていたから去っていけた。
でも大ちゃんはまだ中学生。
「デラシネ」が無くなったら無くなったで図書館とか行くのかもしれないけれど、なんかなぁ・・・
家に帰ってきても金網の使い道をいろいろ考えて楽しそうな舞を
貴司が愛おしそうに見つめてるぅ〜〜

「町工場が減ってるんはひと事やないねんな。
金型屋さん、メッキ屋さん、材料屋さん。
みんなつながってて、どっか一つが潰れてしもたら
ほかの会社も危なくなる。
なんとかせな」舞
ホントにそうだね。
他人事じゃない。
これは東大阪で工場を営む者みんなの問題なんだね。
いや〜舞はたいした器だよ。
そんなことがありまして、小堺さんと曽根さんに呼び出された舞が「うめづ」に駆けつけると・・・
「会社、畳も思てな。
もう、ひし形金網ではやっていけへんねん」小堺
小堺さん、何かほっとした顔している?と思ったら・・・
そういうことか。
うーーん・・・閉めどきというのもあるからなぁ。
無理して頑張っても借金増えるだけだしねぇ・・(´-ω-`)
火曜日 第103話
「もう、ひし形金網ではやっていけへんねん。
50年歯ぁ食いしばって工場守ってきた親父には悪いけど、ここまでや。
・・・ちっちゃい頃から、親父のおやじの工場入り浸っててな、
金網が編まれていくとこ飽きんと見てた。
針金を機械で編むだけや。
簡単やと思うやろ?
ちゃうねん。
きれいに編むには職人の技術が要んねん。
うちの工場の職人な、みんな腕ようてな、
ええひし形金網作りよんねん。
・・・せやけどしゃあない。もう堪えきれへんわ」小堺
自分とこで作る金網への深い愛情、誇り、職人さん達への強い信頼感。
ここで工場を閉めてしまったら、その職人さん達の磨き上げた技術も行き場を失ってしまう。受け継がれることもない。
舞には小堺さんの無念さも申し訳なさも痛いほどわかったさ。
諦めない女・舞は自分の描いた新しい金網製品のスケッチを見せ、小堺さんの説得開始。
打ち上げの時小堺さんがぶん投げようとした「オープンファクトリー」の飛行機を差し出した。
続きを読む
「オープンファクトリー」は大成功。
打ち上げも大盛り上がり!
そこにいきなり爆弾を投下する小堺さん(初登場!)
「ええ気なもんやなあ。
東大阪の町工場がスクラムを組む?
スクラム組めんのはなぁ、体力のあるごっついやつらだけや。
俺らみたいな弱っちい工場からしたらな、あんたらみんな目障りやねん!
何やねん町工場代表ですみたいな顔しやがって・・・
みんながみんな自分らみたいに余裕があると思うなよ!」
しーーーーーん・・・・( oдo )
でも、そう言われりゃそうなんだよね。
厳しいと言いながらも参加できる工場は、まだいい。
スクラムの仲間に入れない工場にしてみたら、イヤミのひとつも言いたくなるよね。
しかし我らが舞は驚くだけじゃなく、すぐに行動に移したぞ。
小堺さんの工場へ行き、金網の写真を貰って来た。
そして金網に関して各方面にリサーチ。
金網のフェンス以外の新しい使い道を考え、小堺さんにプレゼン。
しかし小堺さんは頑なだった ( ̄▽ ̄;)
金網で自社製品作って売るなんて「無理や!」と一蹴。
売れるかどうかわからんもんに力を注ぐ気力はない模様。
小堺さんの舞への「アホ」にすぐに反応し怒りを示す勝(山口智充)。
「うちの娘にアホとは何や?!アホとは!」
フォローするように見せて、圧をかける雪乃さん(くわばたりえ)。
「今のアホは冗談やんな?( o言o)」
二人とも最高!(笑
そうなんだよね〜もう舞は二人の娘なんだよね。
この舅と姑がいれば100人力だね。
一方、貴司(赤楚衛二)の元にも新しい風が吹いてきていた。
リュー(川島潤哉)からだけどさ( ̄▽ ̄;)
この前の短歌教室の記事の反響が大きく、あちこちの学校から教えに来て欲しいと問い合わせが来ているそうな。で、貴司に日本中を旅しながら短歌教室を開いてもらい、その時貴司が詠んだ短歌を連載したいっていうのさ。
リューの嬉しそうな顔。
コレだよ!コレ!来たよ!ってホックホク(笑
なのに貴司から出た第一声は・・
「家には帰れますか?」
「帰れるよ。時々は」
「・・・時々・・・」
リューが気の毒になるほどのテンションだだ下がり( ̄▽ ̄;)
だってそんな長い間旅に出るなら「デラシネ」を閉めなきゃならない。
後ろで絵を描きながら二人の会話を聞いていた大ちゃん(中須翔真)の手が止まった。
返事はちょっと待ってもらったんだが、リューは不満そうだった。
まぁ、史子だったら付き合っている人がいたとしても、すぐオッケーするだろうね( ̄▽ ̄;)
でも貴司は違う。舞と離れたくないし、今の生活に満足している。
それに大ちゃんだよ。
昔の貴司と同じように、大ちゃんも居場所を失ってしまう。
貴司の時はもう大人になっていたし、八木のおっちゃん(又吉直樹)も店を閉めることが今の貴司に必要だとわかっていたから去っていけた。
でも大ちゃんはまだ中学生。
「デラシネ」が無くなったら無くなったで図書館とか行くのかもしれないけれど、なんかなぁ・・・
家に帰ってきても金網の使い道をいろいろ考えて楽しそうな舞を
貴司が愛おしそうに見つめてるぅ〜〜


「町工場が減ってるんはひと事やないねんな。
金型屋さん、メッキ屋さん、材料屋さん。
みんなつながってて、どっか一つが潰れてしもたら
ほかの会社も危なくなる。
なんとかせな」舞
ホントにそうだね。
他人事じゃない。
これは東大阪で工場を営む者みんなの問題なんだね。
いや〜舞はたいした器だよ。
そんなことがありまして、小堺さんと曽根さんに呼び出された舞が「うめづ」に駆けつけると・・・
「会社、畳も思てな。
もう、ひし形金網ではやっていけへんねん」小堺
小堺さん、何かほっとした顔している?と思ったら・・・
そういうことか。
うーーん・・・閉めどきというのもあるからなぁ。
無理して頑張っても借金増えるだけだしねぇ・・(´-ω-`)
火曜日 第103話
「もう、ひし形金網ではやっていけへんねん。
50年歯ぁ食いしばって工場守ってきた親父には悪いけど、ここまでや。
・・・ちっちゃい頃から、親父のおやじの工場入り浸っててな、
金網が編まれていくとこ飽きんと見てた。
針金を機械で編むだけや。
簡単やと思うやろ?
ちゃうねん。
きれいに編むには職人の技術が要んねん。
うちの工場の職人な、みんな腕ようてな、
ええひし形金網作りよんねん。
・・・せやけどしゃあない。もう堪えきれへんわ」小堺
自分とこで作る金網への深い愛情、誇り、職人さん達への強い信頼感。
ここで工場を閉めてしまったら、その職人さん達の磨き上げた技術も行き場を失ってしまう。受け継がれることもない。
舞には小堺さんの無念さも申し訳なさも痛いほどわかったさ。
諦めない女・舞は自分の描いた新しい金網製品のスケッチを見せ、小堺さんの説得開始。
打ち上げの時小堺さんがぶん投げようとした「オープンファクトリー」の飛行機を差し出した。
続きを読む
2023年02月10日
「舞いあがれ!」 第19週 告白
月曜日 第87話
雪乃さん(くわばたりえ)の知らせを受け、ネットニュースを見ためぐみ(永作博美)と舞(福原遥)は悠人(横山裕)の事件を知った。
IWAKURAの権利を戻してきた件を思い出し、想定内だったのかと思いつつ、本人に確認しようとするめぐみ達だったが連絡はつかなかった。
いつもならめぐみの電話に出なくても舞の電話には出てくれるのに。
パートナーの高橋君とやらに責められても黙っていたということは、やはり確信犯なのだろうか。
誰かに陥れられたってことないのかな?
悠人の件で取材の電話が入り、会社の前にも週刊誌の記者達が集まっている。
めぐみ社長は社員に説明をするために集まってもらった。
この対応の早さはさすがだね。
連絡が取れないから情報も無く、伝えられることもほとんどないんだけど、社員に迷惑をかけていることを謝罪したいという社長の気持ちはしっかり伝わったよ。
みなさん責めるどころか、会社がピンチの時に悠人が助けてくれたことをあげて心配し、IWAKURAの結束の強さを見せてくれた(´;ω;`) 有難い。有難いよ。この4年の間、みんなで苦境を乗り越えてきたんだもんね。
わたしゃ風評被害を心配したけれど、取引先のすずかけ工業さんも全く気にせずいつも通りの対応をしてくれた。良かった。信頼関係ができているんだね。
自宅前にも記者達が張り込んでいるため、舞はデラシネに避難。
外はどしゃぶりの雨。
「お兄ちゃん、どこおるんやろ?ちゃんとごはん食べてるやろか。
誰か助けてくれる人おるんかな・・・
お兄ちゃん、昔から何でも一人でできたから。
誰かに助けてって言えてんねやろか・・・」
「・・・・」貴司(赤楚衛二)
「ごめん。もう閉店やんな」
「ええよ。僕も雨やむまでおるつもりやったし。
「ありがとう。雨・・・やむんやろか?」
お兄ちゃん、子供時代から家族に気ぃ使っている感じだったもんな。
浩太さん(高橋克典)は仕事で忙しくて、めぐみは身体の弱い舞を常に気にして疲れていた。
甘えちゃダメだって自分で律してきたのかもしれない。
もしかしたら家庭に自分の居場所はないって思っていたのか・・・
ふらふらと雨の中を濡れながら歩いていた悠人。
ここは・・・柏木公園なのかな?
倒れた悠人を雨が叩き続けていた。
「雨」が効果的に使われていた回だった。
どしゃぶりの雨の中、なすすべもなく倒れる悠人。
こんな時でも悠人はひとりで耐えようとする。
こんなに近くにいるのに悠人の声が舞達には届かない。
いつか雨がやんで晴れ間がのぞくように悠人の心が晴れる日もくるのだろうか。
今回、悠人は一言も話さなかった。
なのに自分がしでかしてしまった事の大きさにおののき、打ちのめされ、自分自身に絶望しているのが伝わってきた。やっぱりすごい人だ。
「もう帰り。雨が降りそうやで」という親として舞を気遣うめぐみの言葉。
そして時間を気にする舞へ貴司からの「雨やむまでおるつもりやったし」という言葉。直接的なことは何も言わないけれど、いつだって貴司は相手には気を使わせず労わってくれる。
貴司は「言葉」というものを知ってる。
言葉を使わない方がいい時、言葉でしか伝えられない時。
常に「言葉」と向き合っている人なんだと思う。
火曜日 第88話
公園に倒れている悠人を誰が見つけてくれるの〜?と思ったら・・・
まさか久留美父(松尾諭)だったとは。
酔っぱらいと思ったようだが、雨の中わざわざ声をかけるとは、
そんな行動が自然にできる優しいところがあるって初めて知ったよ。もっと世間相手にやさぐれているのかと思ってた( ̄▽ ̄;)
自分ちにつれて行って布団に寝かせてくれた。
タイミングよく帰ってきた久留美(山下美月)が、すぐに対応してくれたぞ。
目が覚めた悠人は迷惑料払って(2万ぐらい?( ̄▽ ̄;) )出て行こうとしたが、連絡を受けためぐみと舞が到着。
「悠人・・・うちに帰ろ」めぐみ
「2人には迷惑かけへん」悠人
「何言うてんの!一緒に帰ろ、な?」
かたくなな態度を崩さない悠人に久留美が喝。
「おばちゃんも舞も、悠人さんのことどんだけ心配してたか・・・
その気持ちちょっとは考えてください。
大事な人がしんどい時に何もでけへんのってホンマにつらいんですよ。
支えてくれる家族がいてはるんやから頼ったらええやないですか」
久留美ちゃん、ずっとそんな気持ちで佳晴の面倒みてきたんだね。
お父ちゃんのしんどさを代わることはできないから自分にできることを・・って。
佳晴・・・わざわざ雨の中、回復にいいという(そんなん聞いたことないが)チョコを買ってきてくれた。そういうとこがあるから久留美も見捨てられないんだな。(DV彼氏に尽くす彼女っぽいけど( ̄▽ ̄;) )
悠人を見た時のめぐみの、安堵、驚き、愛情、心配・・・複雑な気持ちを隠した上でのなんとも言えない表情。
「うちに帰ろ」という声の響き。
望月親子に悪態をつく悠人をビンタかと思ったら耳をぎゅーー!
すべてが抑えてはいたが、子を思う母の思いが伝わってきた。
続きを読む
雪乃さん(くわばたりえ)の知らせを受け、ネットニュースを見ためぐみ(永作博美)と舞(福原遥)は悠人(横山裕)の事件を知った。
IWAKURAの権利を戻してきた件を思い出し、想定内だったのかと思いつつ、本人に確認しようとするめぐみ達だったが連絡はつかなかった。
いつもならめぐみの電話に出なくても舞の電話には出てくれるのに。
パートナーの高橋君とやらに責められても黙っていたということは、やはり確信犯なのだろうか。
誰かに陥れられたってことないのかな?
悠人の件で取材の電話が入り、会社の前にも週刊誌の記者達が集まっている。
めぐみ社長は社員に説明をするために集まってもらった。
この対応の早さはさすがだね。
連絡が取れないから情報も無く、伝えられることもほとんどないんだけど、社員に迷惑をかけていることを謝罪したいという社長の気持ちはしっかり伝わったよ。
みなさん責めるどころか、会社がピンチの時に悠人が助けてくれたことをあげて心配し、IWAKURAの結束の強さを見せてくれた(´;ω;`) 有難い。有難いよ。この4年の間、みんなで苦境を乗り越えてきたんだもんね。
わたしゃ風評被害を心配したけれど、取引先のすずかけ工業さんも全く気にせずいつも通りの対応をしてくれた。良かった。信頼関係ができているんだね。
自宅前にも記者達が張り込んでいるため、舞はデラシネに避難。
外はどしゃぶりの雨。
「お兄ちゃん、どこおるんやろ?ちゃんとごはん食べてるやろか。
誰か助けてくれる人おるんかな・・・
お兄ちゃん、昔から何でも一人でできたから。
誰かに助けてって言えてんねやろか・・・」
「・・・・」貴司(赤楚衛二)
「ごめん。もう閉店やんな」
「ええよ。僕も雨やむまでおるつもりやったし。
「ありがとう。雨・・・やむんやろか?」
お兄ちゃん、子供時代から家族に気ぃ使っている感じだったもんな。
浩太さん(高橋克典)は仕事で忙しくて、めぐみは身体の弱い舞を常に気にして疲れていた。
甘えちゃダメだって自分で律してきたのかもしれない。
もしかしたら家庭に自分の居場所はないって思っていたのか・・・
ふらふらと雨の中を濡れながら歩いていた悠人。
ここは・・・柏木公園なのかな?
倒れた悠人を雨が叩き続けていた。
「雨」が効果的に使われていた回だった。
どしゃぶりの雨の中、なすすべもなく倒れる悠人。
こんな時でも悠人はひとりで耐えようとする。
こんなに近くにいるのに悠人の声が舞達には届かない。
いつか雨がやんで晴れ間がのぞくように悠人の心が晴れる日もくるのだろうか。
今回、悠人は一言も話さなかった。
なのに自分がしでかしてしまった事の大きさにおののき、打ちのめされ、自分自身に絶望しているのが伝わってきた。やっぱりすごい人だ。
「もう帰り。雨が降りそうやで」という親として舞を気遣うめぐみの言葉。
そして時間を気にする舞へ貴司からの「雨やむまでおるつもりやったし」という言葉。直接的なことは何も言わないけれど、いつだって貴司は相手には気を使わせず労わってくれる。
貴司は「言葉」というものを知ってる。
言葉を使わない方がいい時、言葉でしか伝えられない時。
常に「言葉」と向き合っている人なんだと思う。
火曜日 第88話
公園に倒れている悠人を誰が見つけてくれるの〜?と思ったら・・・
まさか久留美父(松尾諭)だったとは。
酔っぱらいと思ったようだが、雨の中わざわざ声をかけるとは、
そんな行動が自然にできる優しいところがあるって初めて知ったよ。もっと世間相手にやさぐれているのかと思ってた( ̄▽ ̄;)
自分ちにつれて行って布団に寝かせてくれた。
タイミングよく帰ってきた久留美(山下美月)が、すぐに対応してくれたぞ。
目が覚めた悠人は迷惑料払って(2万ぐらい?( ̄▽ ̄;) )出て行こうとしたが、連絡を受けためぐみと舞が到着。
「悠人・・・うちに帰ろ」めぐみ
「2人には迷惑かけへん」悠人
「何言うてんの!一緒に帰ろ、な?」
かたくなな態度を崩さない悠人に久留美が喝。
「おばちゃんも舞も、悠人さんのことどんだけ心配してたか・・・
その気持ちちょっとは考えてください。
大事な人がしんどい時に何もでけへんのってホンマにつらいんですよ。
支えてくれる家族がいてはるんやから頼ったらええやないですか」
久留美ちゃん、ずっとそんな気持ちで佳晴の面倒みてきたんだね。
お父ちゃんのしんどさを代わることはできないから自分にできることを・・って。
佳晴・・・わざわざ雨の中、回復にいいという(そんなん聞いたことないが)チョコを買ってきてくれた。そういうとこがあるから久留美も見捨てられないんだな。(DV彼氏に尽くす彼女っぽいけど( ̄▽ ̄;) )
悠人を見た時のめぐみの、安堵、驚き、愛情、心配・・・複雑な気持ちを隠した上でのなんとも言えない表情。
「うちに帰ろ」という声の響き。
望月親子に悪態をつく悠人をビンタかと思ったら耳をぎゅーー!
すべてが抑えてはいたが、子を思う母の思いが伝わってきた。
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2023年01月27日
「舞いあがれ!」 第17週 大きな夢に向かって
月曜日 第77話
2013年8月。あれから4年が過ぎ、舞(福原遥)は営業部のエースとなっていた。
いや〜自信あふれた説得力のある営業トーク!
お客さんの要望に応えられる技術があることをわかりやすくはっきり伝える。
そして相手を安心させる笑顔は変わっていない。
舞の4年間の過ごし方が見えるようなオープニングだった。
IWAKURAの経営も順調。仕事もどんどん増えてきとる。
守りに徹してきためぐみ社長(永作博美)も少しづづ手を広げようと計画している。
で、かつて辞めてもらった砂川さん達に戻ってもらおうとコンタクトは取ったんだが、今の仕事が順調で来てはもらえんらしい。もちろん梱包も人手不足。あのおばちゃん達に戻って欲しいとお願いしてみたが(一人は戻ってくれた)断わられたんだって〜
そりゃそうだよね。
みんな一生懸命働く人達だもの。新しい職場でも重宝がられているはず。
でも、そこであきらめないのが舞さ( ̄▽ ̄;)
むしろ障害があると燃えるタイプ。
おばちゃん達二人、入江さんと西口さん、舞の説得を受け入れ戻ってきてくれた!
ホンマに有難いなぁ。
そしてIWAKURAがいい波に乗っているのを感じる。
活気が溢れ、みんな生き生きと働いている。
浩太さん(高橋克典)が元気だった頃のように。
山田(大浦千佳)と舞が、すっかり仲のいい同僚として、お互いを気遣いながら働いているのがなんか嬉しかったよ。4年の間に培ってきたものがあるんだろうね。
そして山田、きれいになった気がするのだが〜あれから合コンの勝率はどうだったのか。
八木のおっちゃん(又吉直樹)から「デラシネ」の鍵を預かった貴司(赤楚衛二)は古本屋をやりながら短歌の創作に励んでおり、短歌界の芥川賞と言われている「長山短歌賞」に応募しようとしていた。で、応募作品を選ぶのを舞に手伝ってもらっております。
二人の四年間も伝わってきた。
こんなふうに舞が仕事終わりに「デラシネ」に寄って、貴司とおしゃべりしたり、短歌見せてもらったり、時には晩御飯一緒に食べたり。
貴司にとっても充実した4年間だったみたいだね。
表情に大人のゆとりがあるというか、大吉先生も驚いていたけど色気がにじみ出ております(笑
そして舞を見つめる目が優しい!
舞は社長に「航空機産業参入支援セミナー」へ行こうと提案。
航空機の部品作りたいという会社が集まるそうな。
社長は「まだ無理や」と応えたが、ここでも舞は磨き上げた営業トークで説得。
品質保証のために必要な「JIS Q 9100」とかについても勉強を初めていた。
「お父ちゃんの夢やからな。気持ちも分かる。
そやけどな、やっぱりリスクが大きいんちゃうか?」社長
「山の頂上。お父ちゃんが言うてた。
一歩ずつ登っていったら、いつかは山の頂上にたどりつけるって。
お母ちゃん、IWAKURAにとっての山の頂上は、
航空機の部品、作ることやないの?
技術磨いて、工場大きくして・・・
私、どないしてもお父ちゃんの夢かなえたい。
航空機の部品、絶対作りたい。
お母ちゃん、一緒に行こう。一緒に山の頂上目指そ」舞
「・・・分かった」
力強く夢を語る舞の姿とお父ちゃんが重なって、心動かされたふうの社長やったが・・
取り合えず一緒に行くだけだと思うぞ。
だって、今の舞には何を言っても聞きゃーしないと思われ・・・( ̄▽ ̄;)
まだ4年しか経ってないんだも、そんな新しいこと始めるの私は反対!
山の頂上て・・いきなりエベレスト目指すのは無謀やで。
自分の思いだけで突っ走るのはお父ちゃんと似ている。
やっと経営が安定してきたのに、ここで冒険することを、しかも設備投資やらなんやら大がかりになるチャレンジを社員たちが望むだろうか。
IWAKURAが傾いたのは浩太さんが夢に拘って工場広げたからでは?
取り合えず落ち着け!
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2013年8月。あれから4年が過ぎ、舞(福原遥)は営業部のエースとなっていた。
いや〜自信あふれた説得力のある営業トーク!
お客さんの要望に応えられる技術があることをわかりやすくはっきり伝える。
そして相手を安心させる笑顔は変わっていない。
舞の4年間の過ごし方が見えるようなオープニングだった。
IWAKURAの経営も順調。仕事もどんどん増えてきとる。
守りに徹してきためぐみ社長(永作博美)も少しづづ手を広げようと計画している。
で、かつて辞めてもらった砂川さん達に戻ってもらおうとコンタクトは取ったんだが、今の仕事が順調で来てはもらえんらしい。もちろん梱包も人手不足。あのおばちゃん達に戻って欲しいとお願いしてみたが(一人は戻ってくれた)断わられたんだって〜
そりゃそうだよね。
みんな一生懸命働く人達だもの。新しい職場でも重宝がられているはず。
でも、そこであきらめないのが舞さ( ̄▽ ̄;)
むしろ障害があると燃えるタイプ。
おばちゃん達二人、入江さんと西口さん、舞の説得を受け入れ戻ってきてくれた!
ホンマに有難いなぁ。
そしてIWAKURAがいい波に乗っているのを感じる。
活気が溢れ、みんな生き生きと働いている。
浩太さん(高橋克典)が元気だった頃のように。
山田(大浦千佳)と舞が、すっかり仲のいい同僚として、お互いを気遣いながら働いているのがなんか嬉しかったよ。4年の間に培ってきたものがあるんだろうね。
そして山田、きれいになった気がするのだが〜あれから合コンの勝率はどうだったのか。
八木のおっちゃん(又吉直樹)から「デラシネ」の鍵を預かった貴司(赤楚衛二)は古本屋をやりながら短歌の創作に励んでおり、短歌界の芥川賞と言われている「長山短歌賞」に応募しようとしていた。で、応募作品を選ぶのを舞に手伝ってもらっております。
二人の四年間も伝わってきた。
こんなふうに舞が仕事終わりに「デラシネ」に寄って、貴司とおしゃべりしたり、短歌見せてもらったり、時には晩御飯一緒に食べたり。
貴司にとっても充実した4年間だったみたいだね。
表情に大人のゆとりがあるというか、大吉先生も驚いていたけど色気がにじみ出ております(笑
そして舞を見つめる目が優しい!
舞は社長に「航空機産業参入支援セミナー」へ行こうと提案。
航空機の部品作りたいという会社が集まるそうな。
社長は「まだ無理や」と応えたが、ここでも舞は磨き上げた営業トークで説得。
品質保証のために必要な「JIS Q 9100」とかについても勉強を初めていた。
「お父ちゃんの夢やからな。気持ちも分かる。
そやけどな、やっぱりリスクが大きいんちゃうか?」社長
「山の頂上。お父ちゃんが言うてた。
一歩ずつ登っていったら、いつかは山の頂上にたどりつけるって。
お母ちゃん、IWAKURAにとっての山の頂上は、
航空機の部品、作ることやないの?
技術磨いて、工場大きくして・・・
私、どないしてもお父ちゃんの夢かなえたい。
航空機の部品、絶対作りたい。
お母ちゃん、一緒に行こう。一緒に山の頂上目指そ」舞
「・・・分かった」
力強く夢を語る舞の姿とお父ちゃんが重なって、心動かされたふうの社長やったが・・
取り合えず一緒に行くだけだと思うぞ。
だって、今の舞には何を言っても聞きゃーしないと思われ・・・( ̄▽ ̄;)
まだ4年しか経ってないんだも、そんな新しいこと始めるの私は反対!
山の頂上て・・いきなりエベレスト目指すのは無謀やで。
自分の思いだけで突っ走るのはお父ちゃんと似ている。
やっと経営が安定してきたのに、ここで冒険することを、しかも設備投資やらなんやら大がかりになるチャレンジを社員たちが望むだろうか。
IWAKURAが傾いたのは浩太さんが夢に拘って工場広げたからでは?
取り合えず落ち着け!
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2023年01月20日
「舞いあがれ!」 第16週 母と私の挑戦
月曜日 第72話
社長になっためぐみ(永作博美)は社員達に人員整理の結果、信金さんに融資の返済期限を延長してもらえたことを報告。しかしその期限は半年と短い。経営立て直しのために営業に力を入れる、そのために藤沢君(元からいる営業)と娘の舞(福原遥)と新規事業獲得に励むと伝えた。
みなさんの反応の冷たいこと・・・
舞がパイロット内定を辞退したと覚悟と熱意を見せても、戸惑いと不安しか返ってこない。
ネジのことなんも知らんお嬢さんが入ったところで泥舟感は高まるばかり。それに舞の落ち着いた佇まいが非常事態なのにって逆に腹立つのかもしれんなぁ・・
そして藤沢君(榎田貴斗)だよ。
営業先をリストアップしてくれたのはいいけど、ド素人の舞に丸投げ。
営業の基本ぐらい教えてくれてもいいじゃん!
ただがむしゃらに電話かけまくっても仕事獲得に繋がるとは思えん。
直接担当者に会いに行く時も紹介がてら舞を連れて一緒に回ればいいと思うんだが。
無駄な動きをしている暇はないのに、どういうつもり?
舞の味方したら他の従業員さん達に責められると思ってんのかしら。
そして舞も舞だよ( ̄▽ ̄;)
ネジの知識も納期もわからんのに営業先でどんな話をしようってのさ?
もちろん電話はスルーされるし、訪問しても堂々と居留守を使われてしまう。
そんな中、会って話を聞いてくれたのは、かつて岩倉螺子製作所が危機の際、特殊ネジの仕事を回してくれた「カワチ鋲螺」の森本さん。しかし仕事には繋がらなかった。
「今まで経営に関わってはれへんかったお母さんが社長になりはったんですわな。
厳しいこと申しますけどな、そない簡単に信用でけへんのですわ。
今、ご自身の会社がどんなレベルの製品やったら引き受けられんのかちゃんと理解してはりますか?未経験者が工場やっていくて、どだい無理な話なんですわ」
厳しい言葉だが、ごもっとも。
商品のことなんも知らんのに相手を説得できる訳もない。
そして森本さんは忙しい中、わざわざ時間を取って舞に大事なことを教えてくれた。
これも浩太さん(高橋克典)が地道に築いてきた信頼関係があったからだよね。
舞は笠やんに「ねじの転造と切削のこと」を教えて欲しいと頼んだ。
それを聞いた社員Aは「これからネジのお勉強か」て呆れとった。
ゆっくりかもしれんが舞は一歩一歩進もうとしている。
舞のバイタリティは恐ろしいほど。
ゼロからのスタートでも怯まず挑んでいく。今までと同じように。
てか、大吉先生は「山田がキーマン」って言ってたけど、どんどん増長する山田の態度が憎らしいったらありゃしない ( ̄▽ ̄;) 華丸さん「そろそろいい子にならないかなぁ」とボヤいとったが、急に善人になるのもアレだし、タイミングが難しいぞ。よっぽどの事がなきゃ減らず口もなくならないだろうしさ。
舞から内定を辞退して二人で会社を立て直すと聞いたばんば(高畑淳子)はさすがに動揺したみたいだが、舞の前向きな言葉を受け止めてくれた。そして朝陽君(又野暁仁)に友達ができたこと、学校に行けるようになるかもしれないと教えてくれた。
「朝陽君前に進んでるやん」舞
「およ」ばんば
「私も頑張る」
火曜日 第73話
そして始まった「笠やんのやさしいネジ教室」。
めぐみも加わり、そして社員の一人・土屋さん(二宮星)も参加。
それを見た社員は今更・・てな感じだったけど、かまっちゃいられんのだわ。
笠やんにしてみたら初歩の初歩だろうけど、社員が言うところの「素人」にもすごくわかりやすい内容だった!コレ、他の人にも絶対ためになると思うワ〜
新しい発見があるんじゃないかなぁ。
『ネジが好きですから』と周りに同調することなくネジ講義に参加した土屋さん。いい職人になるだろうなぁ。「好き」って強いよねぇ?
章兄ちゃん(葵揚)を思い出したよ。
そして相変わらず呆れ顔で通り過ぎる山田(大浦千佳)ではあったが、
舞の動向は常に気になる模様 ( ̄▽ ̄;)
最近舞と二人の場面多くなってきているよね?
やはり山田がキーマンなの?
山田が動けば山も動くのか??
続きを読む
社長になっためぐみ(永作博美)は社員達に人員整理の結果、信金さんに融資の返済期限を延長してもらえたことを報告。しかしその期限は半年と短い。経営立て直しのために営業に力を入れる、そのために藤沢君(元からいる営業)と娘の舞(福原遥)と新規事業獲得に励むと伝えた。
みなさんの反応の冷たいこと・・・
舞がパイロット内定を辞退したと覚悟と熱意を見せても、戸惑いと不安しか返ってこない。
ネジのことなんも知らんお嬢さんが入ったところで泥舟感は高まるばかり。それに舞の落ち着いた佇まいが非常事態なのにって逆に腹立つのかもしれんなぁ・・
そして藤沢君(榎田貴斗)だよ。
営業先をリストアップしてくれたのはいいけど、ド素人の舞に丸投げ。
営業の基本ぐらい教えてくれてもいいじゃん!
ただがむしゃらに電話かけまくっても仕事獲得に繋がるとは思えん。
直接担当者に会いに行く時も紹介がてら舞を連れて一緒に回ればいいと思うんだが。
無駄な動きをしている暇はないのに、どういうつもり?
舞の味方したら他の従業員さん達に責められると思ってんのかしら。
そして舞も舞だよ( ̄▽ ̄;)
ネジの知識も納期もわからんのに営業先でどんな話をしようってのさ?
もちろん電話はスルーされるし、訪問しても堂々と居留守を使われてしまう。
そんな中、会って話を聞いてくれたのは、かつて岩倉螺子製作所が危機の際、特殊ネジの仕事を回してくれた「カワチ鋲螺」の森本さん。しかし仕事には繋がらなかった。
「今まで経営に関わってはれへんかったお母さんが社長になりはったんですわな。
厳しいこと申しますけどな、そない簡単に信用でけへんのですわ。
今、ご自身の会社がどんなレベルの製品やったら引き受けられんのかちゃんと理解してはりますか?未経験者が工場やっていくて、どだい無理な話なんですわ」
厳しい言葉だが、ごもっとも。
商品のことなんも知らんのに相手を説得できる訳もない。
そして森本さんは忙しい中、わざわざ時間を取って舞に大事なことを教えてくれた。
これも浩太さん(高橋克典)が地道に築いてきた信頼関係があったからだよね。
舞は笠やんに「ねじの転造と切削のこと」を教えて欲しいと頼んだ。
それを聞いた社員Aは「これからネジのお勉強か」て呆れとった。
ゆっくりかもしれんが舞は一歩一歩進もうとしている。
舞のバイタリティは恐ろしいほど。
ゼロからのスタートでも怯まず挑んでいく。今までと同じように。
てか、大吉先生は「山田がキーマン」って言ってたけど、どんどん増長する山田の態度が憎らしいったらありゃしない ( ̄▽ ̄;) 華丸さん「そろそろいい子にならないかなぁ」とボヤいとったが、急に善人になるのもアレだし、タイミングが難しいぞ。よっぽどの事がなきゃ減らず口もなくならないだろうしさ。
舞から内定を辞退して二人で会社を立て直すと聞いたばんば(高畑淳子)はさすがに動揺したみたいだが、舞の前向きな言葉を受け止めてくれた。そして朝陽君(又野暁仁)に友達ができたこと、学校に行けるようになるかもしれないと教えてくれた。
「朝陽君前に進んでるやん」舞
「およ」ばんば
「私も頑張る」
火曜日 第73話
そして始まった「笠やんのやさしいネジ教室」。
めぐみも加わり、そして社員の一人・土屋さん(二宮星)も参加。
それを見た社員は今更・・てな感じだったけど、かまっちゃいられんのだわ。
笠やんにしてみたら初歩の初歩だろうけど、社員が言うところの「素人」にもすごくわかりやすい内容だった!コレ、他の人にも絶対ためになると思うワ〜
新しい発見があるんじゃないかなぁ。
『ネジが好きですから』と周りに同調することなくネジ講義に参加した土屋さん。いい職人になるだろうなぁ。「好き」って強いよねぇ?
章兄ちゃん(葵揚)を思い出したよ。
そして相変わらず呆れ顔で通り過ぎる山田(大浦千佳)ではあったが、
舞の動向は常に気になる模様 ( ̄▽ ̄;)
最近舞と二人の場面多くなってきているよね?
やはり山田がキーマンなの?
山田が動けば山も動くのか??
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2023年01月13日
「舞いあがれ!」 第15週 決断の時
月曜日 第67話
お父ちゃん(高橋克典)の葬儀は終わったけれど、めぐみ(永作博美)も舞(福原遥)も未だ呆然自失状態。家族同様の梅津家の皆さんも無念さと辛さを抱えとる。
ばんば(高畑淳子)と一緒に五島からかけつけてくれた貴司(赤楚衛二)の「しばらくこっちにおるから」という言葉が貴司らしくて有難かったよ。
「こがんなことになって・・・こがん辛いことってあるとやろうか・・・
母ちゃん、よう耐えられたねぇ・・」めぐみ
「父ちゃん死んだ時・・・めぐみがおったけん。
まだ中学生で・・・。
めぐみばちゃ〜んと育てんばっちそれだけば考えて夢中で働いとった」ばんば
改めて知る母の思い。
辛い中での救い。ほんの小さな救いかもしれんけど、心に深く刻まれる。
めぐみさん、一気に老けてしまった。
ここ数日の心労が表われている・・・
今にも倒れそうなのに倒れることもできない。
そして誰もが気になっている会社のゆくえだよ。
悠人(横山裕)は売るのが一番いい。それも早いうちにと伝えるが、めぐみも舞も、まだそんなことは考えたくもないのだった。
「お父ちゃんは工場売るつもりなかった。立て直すことだけ考えてた。
そのお父ちゃんの気持ち大事にしたいねん」めぐみ
「何か続けられる方法ない?」舞
「親父がおらんようなった今、状況は前より悪なってんねん」悠人
「もう・・ちょっとだけ・・・考えさして」
苦しみの中で絞り出すように答えためぐみ。
めぐみの気持ちは痛いほどわかる。
でも、悠人の言うとおりだと思う。手を打つなら早い方がいい。誰にとっても。
噂はすぐに広まるから大量の在庫を抱え、IWAKURAは危ないって言われていただろうし、社長が亡くなって責任の所在がはっきりしない会社と取引を継続するだろうか。タイミングを逃すと売ろうとしても買ってもらえなくなる。
悠人はいつも辛い役を買って出ているように思う。
めぐみを見る時の悲しみ押し隠し決意するような目。
これを言えばどんな思いをさせるのかもわかっている。
でも、この場ではっきり言える知識と判断力があるのは悠人だけなんだもの。
言うしかないさね (´;ω;`)
「悠人や、工場売った方がよかっち思っちょっとね」ばんば
「はい」悠人
「継ぐつもりや、なかとか?」
「ないです。俺の仕事は投資やし、この世界で一流になるために努力してきたんです。投資家として冷静に計算して、今、工場を売んのがベストやと判断した。
そんだけです」
「賢かね。
じゃばってん、人間やバカ力ん出ることもあっとぞ。
向かい風ん強かけんが強くなることもあっとさ」
「・・・それ、舞も言うてました」
「まぁ、よく話し合えばよか。邪魔したね」
去り際がきれい、さすがばんば。
悠人への「賢かね」には貴司への「変人たいね」と同じ温かさを感じた。
批判も誘導もせず、そのままの相手を受け入れる。
受け入れてもらったことで相手は安心してもう一歩進むことができる。
そして家族を信じていること、家族で話し合ったらいいと、大事なことだけは伝える。
めぐみが会社に復帰するとさっそく信金さんがやって来た。
支店長は悠人が会社を継がないことを確認すると、会社を畳む提案をしたが、今のめぐみには決断できない。それでも責任の所在をはっきりさせる為にめぐみが社長代行としてすべての責任を負うという書類へのサインを求めてきた。
判子を押す手が震えてズレてしまった・・・
これで莫大な借金をめぐみが背負うことに。恐ろしいことだよ。
社内でもIWAKURAはどうなるのか不安や憶測の話でもちきり。
そりゃそうなるよね。
そんな中、黙々といつも通りの仕事を続ける笠やん(古舘寛治)はさすがだよ。
帰宅した舞は下駄箱にあった浩太さんの靴を見つけ、堪らず泣き崩れてしまった。
「靴・・あんのに・・・
お父ちゃん、もうおらん・・・」
舞を抱きしめながら涙を流すめぐみさん・・・
その二人の泣き声を二階で悠人も聞いていたやろか。
いつも自分で靴を磨いていたお父ちゃん。
丁寧に大切に心をこめて磨いていた。
浩太さんの生き方そのもののように。
遺された靴がピカピカなのが余計に悲しかったよ(´;ω;`)ウッ…
火曜日 第68話
舞はめぐみを支えたいのに空回りする自分を感じていた。
「よ〜く探せば、でくっことやあるはずよ。
ばんばにでくっことや、これたい」ばんば
「お弁当?」舞
「およ。舞とめぐみの分」
「ありがとう」
ばんばの確かな生きる力が伝わってくる。
それが気力を失ってしまっためぐみや舞に少しづつ浸透してくる。
ばんばがいてくれて本当に良かった。
頼りにしていた経理総務課課長の古川さん(中村靖日)が辞め、
追い詰められためぐみは笠やんに相談にのってもらった。
めぐみは浩太さんの願いは会社を続けることだったから、そうしたいが自分に社長は無理だと伝えた。
「社長が先代から工場継いだ時な、俺は無理やと思てんで。
ネジのことな〜んも知らん若いやつがちっちゃい工場どこまで守れんねて・・・
もってせえぜえ1年、2年やろなて。
せやのに社長は2年どころか30年も守り続けて・・・
こないおっきい工場にした。大したもんや。
けどなぁ、そないに頑張れへんかったら社長はまだ元気やったかも分かれへん。
せやよってめぐみさん、無理することあらへんねん。
自分と舞ちゃんのこともよう考えて、な」
笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…ありがとう。
浩太さんが亡くなって、いろいろ言う人もおったやろと思う。
無理して工場広げて会社潰したとか、経営者としてどうかとか・・
でも、苦労も努力もわかっている一緒に頑張ってきた笠やんから認められて、めぐみは心から嬉しかったと思う。報われたんじゃなかろうか。
そしてばんばのように、いつだって相手が負担なく道を選びやすいように、まるで清めてくれているような笠やん。
すばらしい相方と浩太さんは歩んできたんだねぇ・・
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お父ちゃん(高橋克典)の葬儀は終わったけれど、めぐみ(永作博美)も舞(福原遥)も未だ呆然自失状態。家族同様の梅津家の皆さんも無念さと辛さを抱えとる。
ばんば(高畑淳子)と一緒に五島からかけつけてくれた貴司(赤楚衛二)の「しばらくこっちにおるから」という言葉が貴司らしくて有難かったよ。
「こがんなことになって・・・こがん辛いことってあるとやろうか・・・
母ちゃん、よう耐えられたねぇ・・」めぐみ
「父ちゃん死んだ時・・・めぐみがおったけん。
まだ中学生で・・・。
めぐみばちゃ〜んと育てんばっちそれだけば考えて夢中で働いとった」ばんば
改めて知る母の思い。
辛い中での救い。ほんの小さな救いかもしれんけど、心に深く刻まれる。
めぐみさん、一気に老けてしまった。
ここ数日の心労が表われている・・・
今にも倒れそうなのに倒れることもできない。
そして誰もが気になっている会社のゆくえだよ。
悠人(横山裕)は売るのが一番いい。それも早いうちにと伝えるが、めぐみも舞も、まだそんなことは考えたくもないのだった。
「お父ちゃんは工場売るつもりなかった。立て直すことだけ考えてた。
そのお父ちゃんの気持ち大事にしたいねん」めぐみ
「何か続けられる方法ない?」舞
「親父がおらんようなった今、状況は前より悪なってんねん」悠人
「もう・・ちょっとだけ・・・考えさして」
苦しみの中で絞り出すように答えためぐみ。
めぐみの気持ちは痛いほどわかる。
でも、悠人の言うとおりだと思う。手を打つなら早い方がいい。誰にとっても。
噂はすぐに広まるから大量の在庫を抱え、IWAKURAは危ないって言われていただろうし、社長が亡くなって責任の所在がはっきりしない会社と取引を継続するだろうか。タイミングを逃すと売ろうとしても買ってもらえなくなる。
悠人はいつも辛い役を買って出ているように思う。
めぐみを見る時の悲しみ押し隠し決意するような目。
これを言えばどんな思いをさせるのかもわかっている。
でも、この場ではっきり言える知識と判断力があるのは悠人だけなんだもの。
言うしかないさね (´;ω;`)
「悠人や、工場売った方がよかっち思っちょっとね」ばんば
「はい」悠人
「継ぐつもりや、なかとか?」
「ないです。俺の仕事は投資やし、この世界で一流になるために努力してきたんです。投資家として冷静に計算して、今、工場を売んのがベストやと判断した。
そんだけです」
「賢かね。
じゃばってん、人間やバカ力ん出ることもあっとぞ。
向かい風ん強かけんが強くなることもあっとさ」
「・・・それ、舞も言うてました」
「まぁ、よく話し合えばよか。邪魔したね」
去り際がきれい、さすがばんば。
悠人への「賢かね」には貴司への「変人たいね」と同じ温かさを感じた。
批判も誘導もせず、そのままの相手を受け入れる。
受け入れてもらったことで相手は安心してもう一歩進むことができる。
そして家族を信じていること、家族で話し合ったらいいと、大事なことだけは伝える。
めぐみが会社に復帰するとさっそく信金さんがやって来た。
支店長は悠人が会社を継がないことを確認すると、会社を畳む提案をしたが、今のめぐみには決断できない。それでも責任の所在をはっきりさせる為にめぐみが社長代行としてすべての責任を負うという書類へのサインを求めてきた。
判子を押す手が震えてズレてしまった・・・
これで莫大な借金をめぐみが背負うことに。恐ろしいことだよ。
社内でもIWAKURAはどうなるのか不安や憶測の話でもちきり。
そりゃそうなるよね。
そんな中、黙々といつも通りの仕事を続ける笠やん(古舘寛治)はさすがだよ。
帰宅した舞は下駄箱にあった浩太さんの靴を見つけ、堪らず泣き崩れてしまった。
「靴・・あんのに・・・
お父ちゃん、もうおらん・・・」
舞を抱きしめながら涙を流すめぐみさん・・・
その二人の泣き声を二階で悠人も聞いていたやろか。
いつも自分で靴を磨いていたお父ちゃん。
丁寧に大切に心をこめて磨いていた。
浩太さんの生き方そのもののように。
遺された靴がピカピカなのが余計に悲しかったよ(´;ω;`)ウッ…
火曜日 第68話
舞はめぐみを支えたいのに空回りする自分を感じていた。
「よ〜く探せば、でくっことやあるはずよ。
ばんばにでくっことや、これたい」ばんば
「お弁当?」舞
「およ。舞とめぐみの分」
「ありがとう」
ばんばの確かな生きる力が伝わってくる。
それが気力を失ってしまっためぐみや舞に少しづつ浸透してくる。
ばんばがいてくれて本当に良かった。
頼りにしていた経理総務課課長の古川さん(中村靖日)が辞め、
追い詰められためぐみは笠やんに相談にのってもらった。
めぐみは浩太さんの願いは会社を続けることだったから、そうしたいが自分に社長は無理だと伝えた。
「社長が先代から工場継いだ時な、俺は無理やと思てんで。
ネジのことな〜んも知らん若いやつがちっちゃい工場どこまで守れんねて・・・
もってせえぜえ1年、2年やろなて。
せやのに社長は2年どころか30年も守り続けて・・・
こないおっきい工場にした。大したもんや。
けどなぁ、そないに頑張れへんかったら社長はまだ元気やったかも分かれへん。
せやよってめぐみさん、無理することあらへんねん。
自分と舞ちゃんのこともよう考えて、な」
笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…ありがとう。
浩太さんが亡くなって、いろいろ言う人もおったやろと思う。
無理して工場広げて会社潰したとか、経営者としてどうかとか・・
でも、苦労も努力もわかっている一緒に頑張ってきた笠やんから認められて、めぐみは心から嬉しかったと思う。報われたんじゃなかろうか。
そしてばんばのように、いつだって相手が負担なく道を選びやすいように、まるで清めてくれているような笠やん。
すばらしい相方と浩太さんは歩んできたんだねぇ・・
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2023年01月06日
「舞いあがれ!」 第14週 父の背中
水曜日 第64話
さて、悠人(横山裕)in (株)IWAKURA!
父(高橋克典)が築いた自慢の工場を案内する舞(福原遥)と、おいくら億円になるか品定めする悠人。でも、自分の商品ではないからか、すぐにリサーチ打ち切り。
「うめづ」に移動(豚バラお好み焼きの方が魅力らしい)。
久しぶりに家族そろって晩餐。舞の作った豚丼を美味しそうに食べるお兄ちゃん・・・だったが・・・悠人が送ったビリケンもどきの話(にゃんとプレミアがついて購入時の10倍の値段がついているそうな)から、工場も売れば?という話になり・・・
浩太さんにしてみたら、小さな工場を受け継ぎ、社員と苦戦しながら共に成長してきたという思いがある。社員も会社も自分の子供と同じ。
売るという発想にはなれんわな。
家のことを思うからこそ冷静な判断で提案しとるのにという悠人と、
家族なのに何で自分の思いをわかろうとしないんや?という浩太・・
平行線だわね ( ̄▽ ̄;)
「分からん親父やな」
「お前こそ、何で分かれへんね」
「何でみんな損切りでけへんか教えたろか。
自分の失敗認めんのが怖いからや。
そやから親父も現実に向き合って工場売んの考えたらどうや」
「株なんかと一緒にすんな」
「話にならん。金にかえられんとか甘いこと言うて、
結局、親父は現実見る勇気ないねん」
「お兄ちゃん、やめて」舞
「お父ちゃんの気持ち、考え」めぐみ(永作博美)
「はあ?俺が悪いん?心配して言ったってんねん!」
「いらんお世話や、帰れ!」
「言われんでも帰るわ!」
決裂・・・
悠人以外は「気持ち」や「こころ」が一番。
それはわかるが、息子の忠告を受け止める度量の広さも欲しいぞ。
今、社長になった浩太に現実を突きつけられるのは笠やんか悠人しかいないんじゃないの?
笠やんは職人だから経営状況まで把握していないだろうし。
気持ちを優先していたら、突然沈没ってことにもなりかねない。
そしたら従業員が再出発するための給料だって払えなくなってしまう。
せっかく作っためぐみの手料理も誰もほとんど手を付けず・・
タッパーに保存。
それでも舞の呼び出しには応じる悠人。
舞は工場を立て直す方法を一緒に考えて欲しいと頼むのだが〜〜
「断る。
親父が今やらなあかんのは被害を最小限に食い止めることや。
これ以上借金が増えんうちに工場売んのが一番ええ」
例によって浩太側に立ち、一緒に働いている従業員達のためにも工場は売れないと訴える舞だったが・・・
「(工場で梱包の仕事しているのは)お前の自己満足やろ。
お前、来年にはパイロットになって家出ていくんやろ。
その後、工場がどうなんのか考えたことあんのか?
お前がやってることはその場しのぎの親切やねん。
どうせ手ぇ離すんやったら、はなから助けん方がええ。
無責任やぞ」
悠人は飼うことができない捨て犬に餌をあげるのは逆に残酷だし無責任だと考える。舞はそれでも目の前の捨て犬に餌をあげずにいられない。
妙な例えになっちゃったけど、どちらも優しいんだよね。
舞の優しさの方が伝わりやすいけど、悠人の優しさには痛みも含まれている。
そしてわかってはもらえないことの方が多い。
(「わかる奴だけわかればいい(@「あまちゃん」)」的な?)
でも悠人は舞が苦しむことも考えて言っていると思うぞ。
どうしたもんだか・・・
柏木学生(もう学生じゃねぇし!)( 目黒蓮)に相談する舞なのでした。
いや〜腐っても彼氏?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
もう柏木の存在をすっかり忘れていたよ。
さて、柏木は舞になんとアドバイスするのでしょうか〜?
木曜日 第65話
う〜む・・・σ(´-ε-`) 柏木よぉ・・・
舞は「何かあったのか?」って電話で聞かれて「そうなのさ〜!家がとんでもないことになってさ、お兄ちゃんにはキッツイこと言われるし、もうどうすりゃいいんだか」って洪水のように話し始める私とは違うのよ。
遠慮しているわーーー
黙ってそばに居てくれたら話す気にもなるんだろうけど〜
知らないとはいえ「パイロットにはなるんだよな?」は言葉のチョイス間違えたのでは?昔の柏木っぽいけどさ。
さて、経理総務課課長の古川さん(中村靖日)から浩太に再度のリストラ要請アリ。
太陽光発電のデカい仕事が決まりそうだけど、それだけで何とかなる状況ではない。
しかし浩太の答えはNO。
「これ以上、従業員は切られへんね」
古川さんだって同僚を減らしたい訳じゃない。
苦渋の末の進言よ。
なのに、それを再考すらしてもらえないんじゃ古川さんにも愛想尽かされるかもよ。
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さて、悠人(横山裕)in (株)IWAKURA!
父(高橋克典)が築いた自慢の工場を案内する舞(福原遥)と、おいくら億円になるか品定めする悠人。でも、自分の商品ではないからか、すぐにリサーチ打ち切り。
「うめづ」に移動(豚バラお好み焼きの方が魅力らしい)。
久しぶりに家族そろって晩餐。舞の作った豚丼を美味しそうに食べるお兄ちゃん・・・だったが・・・悠人が送ったビリケンもどきの話(にゃんとプレミアがついて購入時の10倍の値段がついているそうな)から、工場も売れば?という話になり・・・
浩太さんにしてみたら、小さな工場を受け継ぎ、社員と苦戦しながら共に成長してきたという思いがある。社員も会社も自分の子供と同じ。
売るという発想にはなれんわな。
家のことを思うからこそ冷静な判断で提案しとるのにという悠人と、
家族なのに何で自分の思いをわかろうとしないんや?という浩太・・
平行線だわね ( ̄▽ ̄;)
「分からん親父やな」
「お前こそ、何で分かれへんね」
「何でみんな損切りでけへんか教えたろか。
自分の失敗認めんのが怖いからや。
そやから親父も現実に向き合って工場売んの考えたらどうや」
「株なんかと一緒にすんな」
「話にならん。金にかえられんとか甘いこと言うて、
結局、親父は現実見る勇気ないねん」
「お兄ちゃん、やめて」舞
「お父ちゃんの気持ち、考え」めぐみ(永作博美)
「はあ?俺が悪いん?心配して言ったってんねん!」
「いらんお世話や、帰れ!」
「言われんでも帰るわ!」
決裂・・・
悠人以外は「気持ち」や「こころ」が一番。
それはわかるが、息子の忠告を受け止める度量の広さも欲しいぞ。
今、社長になった浩太に現実を突きつけられるのは笠やんか悠人しかいないんじゃないの?
笠やんは職人だから経営状況まで把握していないだろうし。
気持ちを優先していたら、突然沈没ってことにもなりかねない。
そしたら従業員が再出発するための給料だって払えなくなってしまう。
せっかく作っためぐみの手料理も誰もほとんど手を付けず・・
タッパーに保存。
それでも舞の呼び出しには応じる悠人。
舞は工場を立て直す方法を一緒に考えて欲しいと頼むのだが〜〜
「断る。
親父が今やらなあかんのは被害を最小限に食い止めることや。
これ以上借金が増えんうちに工場売んのが一番ええ」
例によって浩太側に立ち、一緒に働いている従業員達のためにも工場は売れないと訴える舞だったが・・・
「(工場で梱包の仕事しているのは)お前の自己満足やろ。
お前、来年にはパイロットになって家出ていくんやろ。
その後、工場がどうなんのか考えたことあんのか?
お前がやってることはその場しのぎの親切やねん。
どうせ手ぇ離すんやったら、はなから助けん方がええ。
無責任やぞ」
悠人は飼うことができない捨て犬に餌をあげるのは逆に残酷だし無責任だと考える。舞はそれでも目の前の捨て犬に餌をあげずにいられない。
妙な例えになっちゃったけど、どちらも優しいんだよね。
舞の優しさの方が伝わりやすいけど、悠人の優しさには痛みも含まれている。
そしてわかってはもらえないことの方が多い。
(「わかる奴だけわかればいい(@「あまちゃん」)」的な?)
でも悠人は舞が苦しむことも考えて言っていると思うぞ。
どうしたもんだか・・・
柏木学生(もう学生じゃねぇし!)( 目黒蓮)に相談する舞なのでした。
いや〜腐っても彼氏?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
もう柏木の存在をすっかり忘れていたよ。
さて、柏木は舞になんとアドバイスするのでしょうか〜?
木曜日 第65話
う〜む・・・σ(´-ε-`) 柏木よぉ・・・
舞は「何かあったのか?」って電話で聞かれて「そうなのさ〜!家がとんでもないことになってさ、お兄ちゃんにはキッツイこと言われるし、もうどうすりゃいいんだか」って洪水のように話し始める私とは違うのよ。
遠慮しているわーーー
黙ってそばに居てくれたら話す気にもなるんだろうけど〜
知らないとはいえ「パイロットにはなるんだよな?」は言葉のチョイス間違えたのでは?昔の柏木っぽいけどさ。
さて、経理総務課課長の古川さん(中村靖日)から浩太に再度のリストラ要請アリ。
太陽光発電のデカい仕事が決まりそうだけど、それだけで何とかなる状況ではない。
しかし浩太の答えはNO。
「これ以上、従業員は切られへんね」
古川さんだって同僚を減らしたい訳じゃない。
苦渋の末の進言よ。
なのに、それを再考すらしてもらえないんじゃ古川さんにも愛想尽かされるかもよ。
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