桜の塔

2021年04月16日

きこりのテレビ日記 #36

 4月15日(木)

 朝陽とミー太。
66

 6時25分Eテレ 『テレビ体操

 先月までは日曜日にやっていた「ラジオ体操第一・第二連続」が木曜日になり、結構キツイ(だから日曜日はサボっていたのに)。しかし最近ますます疲れやすい。倦怠感というか気力が持たなすぎるというか・・変だなぁ・・にんにく卵黄飲んでるのに。まだ足りないのかしら。それともツイッターでよく見る「気圧のせい」ってやつかい?今までそのような圧を感じたことはなかったが・・・感じたことがないものがどんどん増えてくるのが加齢なんだろうが何だか納得いかん。てか、この前も仕事中のあまりにも働きたくなさ加減に自分に足りないのは体力じゃなくて「根性」とか「我慢」なのでは?とすら思ったほど。私の母も姉も非常に働き者で自立心旺盛なのに、なぜ私だけこんなナマケモノで楽したいとしか考えないのか。

 『あぐり』第3週「謎の女」第16話

 昨日は民ちゃんに酷い事言われて落ち込んでるのを望月家のみなさんが誤解してあぐりに気を使っておった。謎の女・世津子(草笛光子)はエイスケ(野村萬斎)のアレではなく御大(里見浩太朗)の昔の恋人だった。エイスケが東京にいる間面倒を見てくれるようパパが頼んだらしい。それだけではなくエイスケの才能を見抜き小説家になる助けもしているようだす。モガというのでしょうか。洋装が似合う粋な女性でした。偶然出会ったあぐりともすぐに意気投合。長い付き合いになりそう。

 エイスケは世津子を通して出版社の編集長に小説を見てもらったようですが、反応は宜しくなかったようで・・・世津子は『あなたはこのままじゃダメになる』と言い残して東京へ帰っていった。田舎に帰ったぐらいでダメになる才能なら、そもそも才能ないのでは?と思ったりするが・・( ̄▽ ̄;)


 7時30分 BSP 『おちょやん』第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」第94話

 今週も毎回毎回、『ええ最終回やった』と言いたくなる展開でございました。
万太郎はん(板尾創路)は千さん(星田英利)のおかげで最期の花道を飾ることができた。舞台の上で、話せなくなった万太郎さんの意志と呼吸を瞬時に察知し、受けておもしろくできるのは千さんだけやろ。万太郎さんはお客さんの拍手と笑いに見送られて喜劇役者人生に幕を下ろすことができたんや。舞台袖で亡くなった万太郎さんは気持ちよさそうな笑顔だった。こんな幸せな役者としての最期があろうか。千さんはやっぱり兄さんには敵わんなぁ・・と思ったんじゃないかねぇ。

 そうしてやっと帰ってきた寛治(前田旺志郎)だったが、彼が日本に帰ることができたのはヨシヲ(倉悠貴)のおかげだったのさ〜。

 満州で博打に負けてボコボコにされそうなところを救ってくれたのがヨシヲやった。自分が千代の弟だと話さずに千代の近況を寛治から聞き出そうとする姿に(´;ω;`) 寛治が養子になっていると知り、姉のために絶対生きて返そうと思ったんやろな。ずっと面倒見てくれてたそうや。そうして終戦前日に日本に戻るよう必死に説得に来てくれた。その時初めて弟であることを話し、あのガラス玉の入ったお守り袋を寛治に託したんや。

『心配いらん。
姉やんやったら、アホやなぁ言うてお前のこと笑て許してくれる。
あんだけひどいことした俺のことさえ許してくれたんやさけ。
生きて帰るんや。姉やんが待ってる。行け!

 その後、エライ目に遭いながら寛治はなんとか引き揚げを待つ収容所に辿り着いたが、そこでヨシヲが逃げ遅れた人を助けようとして撃たれて亡くなったことを知ったんや。それで寛治は収容所の人たちの役に立つために働きみんなを送り出そうと決めたそうな。だからこんなに帰ってくるのが遅くなったんだね(´;ω;`)

 辛くて何度も死にたくなった寛治の命を繋いでくれたのはヨシヲ。
あのガラス玉を千代に届けなければという思いが寛治を日本に帰らせたんだよね。
ヨシヲ〜〜!アンタのことだって千代は待ってたんやで!
ヽ(`(`(`(`ヽ(`Д´)ノ ウワ・ウワ・ウワ・ウワ・ウワアァァァン!!
千代の望み通り、ヤクザな仕事から離れて(なんか怪しげな店ではあったがゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)たくさんの人の命を救ってくれたんだね。立派だったよ。

 涙を湛えた目で夜空を見上げ『明日も晴れやな・・・ヨシヲ・・』と話しかける千代 (´;ω;`)・・・
あの月にはヨシヲがいる。そしてお母ちゃんもいる。テルヲもな。
戦争は終わらないねぇ・・・

大豆田とわ子と三人の元夫』第1話(録画)(フジテレビ)

 正直、この脚本家さんのドラマでハマったことないわ・・・と思ったら『チェイス〜国税査察官〜』(ラストになんじゃこりゃ感は確かにあった)と『それでも、生きてゆく』(コレは夢中になった。風間俊介君という俳優に出会えたドラマ)はハマっていたワ( ̄▽ ̄;)

 今回のドラマを見てまず思うのは、ナレーションが多い!ナレーションがとにかくどこに行ってもついてくる。ハマれば、むしろ来い!来い!ってなるのかもしれないが、初回は煩いと感じた(伊藤沙莉さんの声は好き)。でもキャスティングはすごく好み(二番目の夫がちょっと納得いかないが)だし、フジ(コレは関テレだが)はタイトルバック(オープニングもラストも)の作り方(曲も画面も)のセンスがすこぶる良いので、それに乗せられて見てしまう傾向はある。

 しかし元夫が三人もいたらみんなでいろいろ話せるからいいね。
とわ子のことで話題は尽きないだろうしさ。こんなグループライン持ってる人、めったにいないよね?(笑)松たか子さんは何をやっても絶対に下品にならない。それが唯一の欠点と言ってもいいほどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。毎回新しい男性と出会いがあるのかしら・・今回は結婚詐欺師の斎藤工さんがナイスな味わいを魅せていた。昭和の詐欺師みたいに船長さんの制服着て『出航!』てねぇ・・(´^ё^`)工様、とっても良かったわ。

 結婚詐欺師かぁ・・・若い頃は騙されんぞ、ナメられんぞ!ってバリッバリに警戒心丸出しでガードしてたけど(誰も騙さないしナメとらん ( ̄▽ ̄;) )妙齢婦人になった今となっては、むしろ騙されたいよ。おもしろい体験だよなぁ(いや、金が絡むとおもしろいとか言ってられないが)。ま、とにかく来週も見てみます。

 4月16日(金)

 やっと金曜日。でもまだ土曜日もあるのだった。
庭のチオノドクサが満開ヽ(´∀`)ノ 一方、畑は雑草が青々と生長中。
あぁ・・・また長い戦いが始まる・・・
666

 7時15分 BSP『あぐり』第3週「謎の女」第17話

 御大(里見浩太朗)がエイスケ(野村萬斎)に後を継がせるために骨折を装う(朝ドラあるある)が、すぐバレてエイスケは一人東京へ旅立ってしまった。あぐりとは同志愛的なものが育まれていると思ったが、かなりせっぱ詰まっていたのかしら〜?何の挨拶もなく行ってしまったぞ。でも東京行ったからと言ってどうなんでしょうねぇ( ̄▽ ̄;)

 7時30分 BSP 『おちょやん』第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」第95話

 千さん(星田英利)が練習に参加しないまま「お家はんと直どん」は初日を迎えた。お家はんは千代(杉崎花)が演じたぞ。舞台は大成功。弱っていた大山社長も立ち上がって万歳する出来栄えやった。千さんなしでも成功してしまった・・・

 この脚本は万太郎一座と天海天海一座が一緒になって新しい喜劇を創っていくということとリンクしているのかと思ったが、一座と千さんの新しい旅立ちの話でもあった。

『これから、まるで違う家のもん同士が一緒になっていきますのや。
考えが食い違うこともようけありますやろ。
せやけどな、昔に縛られて今を見失うたらあかん。なぁ、直どん』
『ああ、そうですな。
あんたら若いもんがこれからの世の中引っ張っていくんや。頼んだで』


 千代と同じように千さんも舞台の上が人生の人や。
舞台の上で生き、役と共に成長し、演じることで自分を表現してきた。
それがセリフを思い出せなかったり、いつものツッコミが出なかったりで、舞台の上で今までのように演じる(生きる)ことができなくなってしまった自分と向き合い、引き際を考えていたんだろうなぁ。役者として他のもんにも厳しかったが自分にも厳しかった。万太郎さんが亡くなったことも大きかったやろ。
千さんは道頓堀を去って行った。

ええ芝居やった。
天海・・・お前のお父ちゃんにやっと義理果たせたわ
』千さん
『今までほんまにありがとうございました。
あなたから貰たもんは何一つ無駄にはしません』一平
『元気での』

 振り返らずに歩いていく千さんの姿・・・りっぱな花道やった。
最後にやっと一平のことを「天海」と呼んでくれたねぇ・・
どんなにうれしかったか。
正直、中の人は好きじゃなかったけど、彼が創り上げた千さんはすばらしかった。
泥臭くいじわるで情けないところもあって、でも一平にとって父親のようであり、
母のようでもあり、隠しても温かさが滲み出てしまう。
芝居が好きで好きで骨の髄まで役者として生きてきた人間くさい人。
彼がこれからどこへ行き、どんなふうに生きていくのか気になってしょうがない。
一観客として芝居を楽しめる日がくるのかわからんが、いつか会いに来てほしいねぇ。

 てか、「花籠の人」は誰なんじゃろ?
もしや千さん?って思ったりしたけど、そんな最初っから千代のこと注目していたかねぇ?候補だった人たちは次々と鬼籍に入っちゃったし・・・
熊田さんとかだったら怒るよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

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matakita821 at 20:54|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加