林遣都
2023年09月11日
日曜劇場「VIVANT」 第9話
いやいやいやいや!
日本刀出してきちゃったけど、アレは縄を切ったと思われ・・・
別班の仲間を裏切っていないということで赦されたのか、
それとも乃木(堺雅人)がノコル(二宮和也)にハメられたのがわかったのか・・・
てか、コレ、来週で全部収拾つくのかい?
頼むから乃木やノコルが死んだり、後味の悪いことにならんで欲しい (―人―)
今回はノゴーン・ベキ、エピソード・ゼロ。
公安の乃木卓が「テント」のリーダー「ノゴーン・ベキ」になるまで。
家族としてのメンバーとの出会い、「テント」創設の理由、組織として拡大変化していった時間が描かれました。
いや〜林遣都君が魅せてくれました!
すばらしいの一言。
ここ最近の私が見た林遣都君は「初恋の悪魔」の鹿浜→「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の変わり者編集者小野寺→そしてコレ、だったんで、改めて役者・林遣都の奥深さを実感できたというか・・
諜報員という特殊な立場でありながら、妻・明美(高梨臨)のおかげで幸せな家庭生活を送っていた男が怒りと絶望の果てに見たもの、掴んだもの。複雑な背景を持つ乃木卓という男の人生が変貌する瞬間、運命を受け入れ、再び生きる意味を見出す姿を、見る者に激しく美しく焼き付けてくれた。
続きを読む
日本刀出してきちゃったけど、アレは縄を切ったと思われ・・・
別班の仲間を裏切っていないということで赦されたのか、
それとも乃木(堺雅人)がノコル(二宮和也)にハメられたのがわかったのか・・・
てか、コレ、来週で全部収拾つくのかい?
頼むから乃木やノコルが死んだり、後味の悪いことにならんで欲しい (―人―)
今回はノゴーン・ベキ、エピソード・ゼロ。
公安の乃木卓が「テント」のリーダー「ノゴーン・ベキ」になるまで。
家族としてのメンバーとの出会い、「テント」創設の理由、組織として拡大変化していった時間が描かれました。
いや〜林遣都君が魅せてくれました!
すばらしいの一言。
ここ最近の私が見た林遣都君は「初恋の悪魔」の鹿浜→「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の変わり者編集者小野寺→そしてコレ、だったんで、改めて役者・林遣都の奥深さを実感できたというか・・
諜報員という特殊な立場でありながら、妻・明美(高梨臨)のおかげで幸せな家庭生活を送っていた男が怒りと絶望の果てに見たもの、掴んだもの。複雑な背景を持つ乃木卓という男の人生が変貌する瞬間、運命を受け入れ、再び生きる意味を見出す姿を、見る者に激しく美しく焼き付けてくれた。
続きを読む
2022年09月25日
『初恋の悪魔』#10(最終話)
自宅捜査会議は続く。
これが、彼ら4人が選んだ道。
出会った時から変わっていないように見えて変わった4人、変わっているようで変わらない4人。耳かき一杯ほどの変化が彼らの中で起きたけど、その光と闇とともに4人は生きていく。
『行くぞ!
マーヤーのヴェールを剝ぎ取るんだ』鹿浜
鹿浜の心の中に生まれた一生抜けない棘のような「初恋の悪魔」・・・
彼は、その悪魔を飼いならすことはできるだろうか。
痛みであるとともに喜びでもある不思議な存在。
きっと彼は、その悪魔を猛烈に愛しているのだ。
こんなドラマを書く人だったんだね。坂元さんって。
初めて、一回目が始まった時から引き込まれた坂元裕二さんの作品。雰囲気も、テンポも、音楽も、キャスティングも、もちろん脚本も、全てにハマった。新鮮なカッコよさにシビれたよ。
さて、振り返ってみましょう。
玄関前の飛び散った血痕を見つけ、ヤバいな〜ヤバいな〜、コレ絶対殺されるやつでしょ!と思いながらもサイコキラーの元へと近づいて行く小鳥さん(柄本佑)。で、期待を裏切らずやられるという・・・うわっ!!って声が出ちゃって、ミー太がビクッ!としていたよ( ̄▽ ̄;)
いつものように父親(伊藤英明)に助けを求める弓弦(菅生新樹)。
そして真相に気づき署長を問い詰める鹿浜(林遣都)。
この期に及んでも隠ぺいしようと協力を求める雪松署長。
確かに弓弦はサイコキラーなのかもしれないけれど、その芽を育てたのは雪松。彼が息子が最初の殺人を犯した時に罪に向き合わせ償わせていたら違っていたかもしれない。もしかしたら雪松にとっては隠ぺい工作が愛情表現だったんだろうか。誰にも言えない家族だけの秘密を絆と勘違いしていたのか?だから苦悩しつつも心の奥でハッスルしていた。そんな父の姿を感じた弓弦は愛に応えようとさらに頑張ったのかもしれない。
その雪松劇場も終了。捕まって、今度は一緒に罪を背負うことで父と息子の絆を紡いでいくのかな。
てか、小鳥さんが生きてて良かった〜!あ、森園(安田顕)も(笑)。
そして刺されたショックなのかヘビ女(って言うのもアレだから鏑木さんにするね)(松岡茉優)が消えてしまった・・・
退院後、なぜか鹿浜の家に居候し、いちゃいちゃする悠日(仲野太賀)と星砂(松岡茉優)を淡々と、かいがいしくお世話する鹿浜が切ない。
悠日たちは自分達の存在が鹿浜を苦しめることはわかっていても傍に居たかったんだと思う。ここにいるのは星砂だけど鏑木さんの気配や匂いを少しでも残しておいてあげたかった。鹿浜と鏑木さん、ふたりの世界・・それは確かに存在し溶け合ったのだから。
続きを読む
これが、彼ら4人が選んだ道。
出会った時から変わっていないように見えて変わった4人、変わっているようで変わらない4人。耳かき一杯ほどの変化が彼らの中で起きたけど、その光と闇とともに4人は生きていく。
『行くぞ!
マーヤーのヴェールを剝ぎ取るんだ』鹿浜
鹿浜の心の中に生まれた一生抜けない棘のような「初恋の悪魔」・・・
彼は、その悪魔を飼いならすことはできるだろうか。
痛みであるとともに喜びでもある不思議な存在。
きっと彼は、その悪魔を猛烈に愛しているのだ。
こんなドラマを書く人だったんだね。坂元さんって。
初めて、一回目が始まった時から引き込まれた坂元裕二さんの作品。雰囲気も、テンポも、音楽も、キャスティングも、もちろん脚本も、全てにハマった。新鮮なカッコよさにシビれたよ。
さて、振り返ってみましょう。
玄関前の飛び散った血痕を見つけ、ヤバいな〜ヤバいな〜、コレ絶対殺されるやつでしょ!と思いながらもサイコキラーの元へと近づいて行く小鳥さん(柄本佑)。で、期待を裏切らずやられるという・・・うわっ!!って声が出ちゃって、ミー太がビクッ!としていたよ( ̄▽ ̄;)
いつものように父親(伊藤英明)に助けを求める弓弦(菅生新樹)。
そして真相に気づき署長を問い詰める鹿浜(林遣都)。
この期に及んでも隠ぺいしようと協力を求める雪松署長。
確かに弓弦はサイコキラーなのかもしれないけれど、その芽を育てたのは雪松。彼が息子が最初の殺人を犯した時に罪に向き合わせ償わせていたら違っていたかもしれない。もしかしたら雪松にとっては隠ぺい工作が愛情表現だったんだろうか。誰にも言えない家族だけの秘密を絆と勘違いしていたのか?だから苦悩しつつも心の奥でハッスルしていた。そんな父の姿を感じた弓弦は愛に応えようとさらに頑張ったのかもしれない。
その雪松劇場も終了。捕まって、今度は一緒に罪を背負うことで父と息子の絆を紡いでいくのかな。
てか、小鳥さんが生きてて良かった〜!あ、森園(安田顕)も(笑)。
そして刺されたショックなのかヘビ女(って言うのもアレだから鏑木さんにするね)(松岡茉優)が消えてしまった・・・
退院後、なぜか鹿浜の家に居候し、いちゃいちゃする悠日(仲野太賀)と星砂(松岡茉優)を淡々と、かいがいしくお世話する鹿浜が切ない。
悠日たちは自分達の存在が鹿浜を苦しめることはわかっていても傍に居たかったんだと思う。ここにいるのは星砂だけど鏑木さんの気配や匂いを少しでも残しておいてあげたかった。鹿浜と鏑木さん、ふたりの世界・・それは確かに存在し溶け合ったのだから。
続きを読む