松重豊

2022年11月16日

きこりのテレビ日記 #96

 11月14日(月)風つよし

 5時15分起床。昨夜は珍しくいろいろ考えていて眠れなかった。
5時25分、ミー太と外へ。
今日は新聞集配所休みかも?と思ったら、やっぱりそうだった。
配達員さん達の出入りもないし寂しいわね。

 先週から社長がコロナ陽性のためお休み。
本日から出勤とのことだが、どうであろう。

 『霊媒探偵・城塚翡翠』第5話(最終話)VS. Eliminator Part II(録画)(日本テレビ)

なんだよぅ〜めっちゃ面白いじゃん!
すべてが、伏線」・・・そういうことか!
そして「invert」への華麗なプロローグとなっている。
私も香月と同じですっかり騙されとった。
そして清原果耶さんをキャスティングしたことに納得。
全視聴者と香月をまるっと騙せるのは清原果耶だけ。

お前は何者なんだ?!」香月(瀬戸康史)
霊媒探偵・城塚翡翠とでも名乗っておきましょう」翡翠


 「シャーロック」もビックリの知識と頭脳と観察力と推理力を持つ奇術師でインチキ霊媒師。
そして翡翠を世間知らずのお嬢様キャラに見せる重要な役割を演じていた真ちゃん(小芝風花)は情報収集する武闘派アシスタントだった。何か翡翠に秘密を握られて一緒にいるようだが、翡翠にとっては唯一の友であり対等な関係の相棒のように見えたわ〜来週からの活躍が楽しみ。

 香月を殺人に駆り立てたのは美しい義姉への恋心と罪の意識だった。
強盗に襲われ、ナイフで刺された姉を見つけた幼い香月がそのナイフを引き抜いたことにより失血死で亡くなった。その時、彼女は痛かったのか痛くなかったのか、自分を恨んでいたのか許していたのか・・・それが知りたくて彼女に似た女性を殺し続けた。

 翡翠が香月に下した最終ジャッジは「気持ちの悪い性欲を発散させているだけの、ただの最低下劣な『変態シスコン野郎』」・・・

 「闇の伴走者」を思い出したよ。
彼も好きだったお姉さんの死ぬ間際の表情で得た愉悦を再現したくて女性を殺し続けた。ある者にとって「死」はトラウマでありながら甘美な体験なのでしょう。

「僕が君を愛していたのは本当だ」香月
「えぇ。だからこそ私で実験したいのでしょう?」翡翠


 翡翠はハンターでありながら、いやハンターだからこそ、その恐るべき臭覚で香月のすべてを知った一番の理解者だったのかもしれない。もしかしたら、翡翠のワトソンにだってなりえたのに(真ちゃん談)。ま、翡翠の悪を憎む気持ちは強いようだから、犯人確定した時点でナシだけどね。

 香月の殺人に至るすべては、翡翠が抜き取った香月のスマホから蛯名(須賀健太)へとライブ中継されていた。抵抗する暇もなかった。鮮やかな幕引き。香月は鐘場(及川光博)らに引っ立てられて行った。そもそも鐘場から翡翠に持ち掛けた作戦だったんだね。

 翡翠の霊媒能力は本当にインチキなのか。
それともそう見せたがっているだけなのか。
思っていた以上に複雑、時に単純、自分を変幻自在に作り上げる。
圧倒的な魅力と存在感の城塚翡翠・・・

 いや〜久々に胸のすく最終回を見せてもらいました。
もちろん来週からの「invert 城塚翡翠 倒叙集」にも期待。
すべてが、反転」を見せてもらいましょう!




 『孤独のグルメ season10』第6話 岐阜県下呂市のとんちゃんとけいちゃん(録画)(テレビ東京)

 あらっ、下呂市!
♬〜上呂もあるのね、下呂だけじゃないのね〜♬(@「さらば下呂温泉」)と歌い始めたら、五郎さんが降り立ったのは上呂駅。ホントに小さい駅だ〜( ̄▽ ̄;)

 なんと今回、五郎さん(松重豊)は同級生が校長(松下由樹)をしている中学校で講演をするのです!
廊下に張ってある告知ボスターには、そっくりの似顔絵(校長が描いたのか?( ̄▽ ̄;))と共に

輸入雑貨商 井之頭五郎
世界を股にかけた 
ビジネスで培われた 
グローバルな思考に 迫る!!

 「東京から来たる!!」って煽り文句が、また昭和だね( ̄▽ ̄;)
講演の内容聞きたかったなぁ。

 無事講演を終え、ちょいとセンチメンタルな気持ちを味わった五郎さんは即、飯処探し。田舎町でやっと見つけた「大衆食堂 大安」へ直行。

 いいね〜このだだっ広い空間にテーブルとパイプ椅子。
飲み物や小鉢は自分で勝手に取るスタイルってのも気楽でいいわ〜
タイトルのとんちゃんのトンは豚、けいちゃんのケイは鶏でございました。
とんちゃんにするか、けいちゃんにするか迷う五郎さん。
私ならとんちゃんだね。いや、ぎゅうちゃんも捨てがたい。

 五郎さんが選んだのはとんちゃんけいちゃんWの定食。
味噌ダレがうまちょ〜だった〜
すき焼き風も良かったが、とんけいTKGは最高でしょうよ。
からの〜マトンそば、五郎オリジナルマトキム丼!
五郎さんの美味しそうな顔、ごちそう様でした!




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2022年03月30日

「カムカムエヴリバディ」 第22週 2001-2003 第105話

 五十嵐(本郷奏多)は虚無さん(松重豊)に訴えた。
ひなた(川栄李奈)も通訳しながら援護。

「どこで何をして生きようとお前が鍛錬し、
培い、身につけたものはお前のもの。
一生の宝とせよ」。
俺が時代劇スターの夢を諦めた時に
虚無蔵さんがくれた言葉です。
この言葉を支えにアメリカで
たった一人生き抜くことができました。
この言葉が、俺を侍にしてくれたんです。
俺は日本の俳優の中で、誰よりも一番、侍というものを体現してるのは伴虚無蔵だと思います

私もそう思います!』ひ

虚無蔵さんという人が侍なんです!』五
めちゃくちゃ同感です!』ひ

 結構効いてきたで。押しの一手だ!

侍なら、時代劇を救ってください!』五

 よし!ほぼ落ちたゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 
最後の締めはアニーさんだ!
気持ちを表現するために正座し
手を前につき頭を深く下げました。
やはりここは日本のやり方でね。


 虚無さんは監督の前で五十嵐と殺陣を披露した。

 二人とも、あの日のオーディションが蘇る・・・
さらに凄みを増した虚無さんの剣。
そして虚無さんの剣を受けることで五十嵐も。


 スタッフの皆さん、大絶賛。
コレはもう虚無さんで決まりでしょう!

 虚無さんは、マジで『解せぬ』と言っていたけど、本当にすごい人ってのはそういうもんなのかもしれないね。
虚無さんにしてみたら、
普通にいつも通りやってみせただけ。
ハリウッドとかどことか関係ない。
やっぱり芯から侍なんだよなぁ・・・

HPはこちら

 さて、ついにアニーさん(森山良子)が「大月」の回転焼きを食べる時がきた!
スタッフの皆さん、結局忙しくて食べる暇が無かったようで、ジョージ(ハリー杉山)がアニーさんの部屋に持って来たのさ〜。

 回転焼きを半分に割って、
餡子だけをつまんで食べていた。
何かを感じているようにも見えるが・・・・
よく半分こして、るいと分け合って食べていたよなぁ。
そして「ひなた」という名前も気になっているようだし。

 安子みたいだが・・・
イマイチ安子だ!と言いきれない感じなんだよなぁ・・・
日本に住んでいたことは間違いないんだが。
アメリカで安子と親しくしていた友人で事情を聞いているのかな?まさか、アニーがきぬちゃんってことはないよね?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ






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2022年03月29日

「カムカムエヴリバディ」 第22週 2001-2003 第104話

 オーディションは無事終了。
アニーさん(森山良子)はねぎらいと共にひなた(川栄李奈)を気遣った。

 やっぱり文ちゃん(本郷奏多)のことが気になって、集中できない時があったのをアニーさんは気づいてたのさ〜

 るい(深津絵里)にも言わなかったのに、思わずひなたはアニーさんに「別れた恋人と10年振りに再会したこと」を話していた。

『I understand.
Do you still love him?』A

(まだ好きなの?)

『I don't know・・
I never thought I'd see him again』H

(わかりません・・
また会うとは夢にも思わなかったから)


『Choose the path with least regrets.
It's your life, isn't it?』

(後悔のない道を選びなさい。
あなたの人生でしょ)


 ひなたへ向けた言葉がそのままアニーさんへ返ってくる。
アニーさんにも後悔しない道を選んで欲しいよ。
もし安子なら、今るいに会わなければ、もう機会はないかもしれないよ。


 すっかり打ち解けた二人は名前で呼び合う仲に。
母に言えないことでも話せる・・・
まるで孫とおばあちゃんじゃないか・・

HPはこちら

 ひなたが道場の掃除をしていたら、五十嵐(本郷奏多)が手伝い始めた。
ふたりで一緒に床拭きするのも、あの頃に戻ったようだねぇ・・・

『楽しかったなぁ・・・ここにいた頃。
死体役とか扮バイとか嫌で嫌でしかたなかったけど。
今、思い返してみたら・・・
うん・・幸せだったと思う。
若くて。ばかで。必死で。
俺の青春そのものだよ


『戻りたいて思ったりする?あの頃に・・
(あの頃の2人に)』ひなた
『そうだなぁ・・・
うん。そんなふうに思う時もあるよ』文
『・・・(私も)』
 
 辛くて苦しかった日々を懐かしく思えるのも、幸せだったと言えるのも、今が充実しているから。その「今」に繋がっている「過去」だから美しく思える。
五十嵐、頑張ってきたんだね。そしてひなたも。

 でも過去は過去。
五十嵐もひなたも、今は「あの頃のふたり」を愛おしい過去として穏やかに話しあえる。会ったことで心が揺れたひなただったけど、もう二人は別々の道を歩いていることを実感したんじゃないかな。そして、今の人生を大切にして欲しいとお互いに心から願っていることも。

 なんだか切ないね・・





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2022年03月28日

「カムカムエヴリバディ」 第22週 2001-2003 第103話

 五十嵐(本郷奏多)はアクション監督のアシスタントだった!
ひなたと別れた後、東京で父親の会社に勤め、それなりに忙しい日々を過ごしていたが「つまらなかった」そうな。朝は虚無さん(松重豊)からもらった木刀で素振りをし、夜はジョーからもらったトミー北沢(早乙女太一)のCDを聴いていた。

 トミーのトランペットに夢中になった五十嵐は『もっと広い世界があるのに何やってんだろ・・』と思う様になり、2年で会社を辞めて、勘当同然の身で一人アメリカへ渡ったんやて。

『もちろんハリウッドは太秦よりずっと厳しい。
言葉の壁も想像以上に大きいしね。
それでもアジア人で殺陣ができることは武器になると思った』

 そう思えたのは虚無さんに仕込まれ、ともに重ねてきた時間があるから。虚無さんとの日々が己を信じさせ、それが自信となって五十嵐を支えてきたんだと思う。

 そして同じく夢を失った人生の先輩としてジョーが手渡したCDが五十嵐に新たな夢を見させ、広い世界へと飛び立たせた。

 当時頑なとも思えたが、時代劇しか演らないと言い切っていた五十嵐。子供の頃に生まれた時代劇へのあこがれとときめきを守りたかったんだね。役者になることは諦めたが、別の方法で時代劇と繋がり続けた。
『志を失わなければ、きっとなれますよ』・・・その通りだった。
HPはこちら


『どんなことでも厭わないでやってたらニックが・・・あっ、ミラー監督が気に入ってくれた。
あの頃、見た夢は叶わなかったけど・・・
ようやく自分の道を見つけられたよ


 コレがグジグジ僻みっぽいこと言って拗ねていた五十嵐なんでしょうか〜?
スマートな雰囲気を身に付け、堂々とした姿でございます。


 ひなたもいろんな意味で衝撃を受けております。

『っていうか・・・
っていうか!っていうか!っていうか、文ちゃん、
めちゃくちゃ
  かっこようなってへん!?


 心の声が溢れ出てしまったわ〜〜( ̄▽ ̄;)アハハ…
っていうかーー「Bun Igarashi」て。
Bunshiroじゃ長くてアレだったのかしら?


 五十嵐のことを知った榊原さん(平埜生成)は、ひなた(川栄李奈)を気遣い、今回の仕事を外れてもいいと言ってくれたが、公私のケジメはしっかりつけるひなたであった。

『もう10年も前のことやさかい』



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2022年03月25日

「カムカムエヴリバディ」 第21週 1994-2001 第102話

 ひなた(川栄李奈)は案内役の任務を立派に成し遂げました。
御一行様も榊原さん(平埜生成)も大満足やった。

 さて、昨日から全視聴者の熱視線を集めた、高齢のキュートな女性は、キャスティングディレクターのアニー・ヒラカワという名前だった。

『何かすてきな人やなぁ思て・・・』ひなた

 なぜかひなたを惹きつけてしまう・・・
やはり安子?・・・いやいやいや早計やろ。

 「ヒラカワ」と言えばカムカム英語の平川先生。
もしやミセス・ヒラカワ?・・あるいはその一族?

 そして安子が仕事上「アニーヒラカワ」という名前を使っている説。
偽名というか芸名というかビジネスネームというか・・・
アメリカで活躍した日本人って、こんなふうに英語と日本の苗字組み合わせて名乗るよね?ロッキー青木とか、ソニー千葉とかさ。

 別の人間になって生きようと思った時、自分にとっては大切だけど他人にはバレない偽名を作るはず。安子が英語という翼でアメリカに渡り、生きることができたは平川先生の「カムカム英語」のおかげ。だから彼女が「ヒラカワ」を名乗るってのも無くはない・・・
HPはこちら


 映画の主演は、みなさんご存知マット・ロリンズ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
江戸時代の日本が舞台なんやて。日本人の役者もかなり使うらしい。
アニーヒラカワさんが何人か選んで監督に推薦し、それ以外は大規模なオーディションで決められるそうな。

『戦のシーンとかあるみたいやから何百人規模やと思う。当然、立ち回りとかスタントとかできたら有利やからな。条映の俳優さんや大部屋さんらにもチャンスがあるで』榊原

 思い出すなぁ・・・
「妖術七変化 隠れ里の決闘」のオーディション。


 帰宅したひなたは、押し入れに仕舞っておいた五十嵐(本郷奏多)から贈られた風鈴を出してみた。

『アホやなぁ・・あんたは。
あともうちょっと我慢してたら、
スターになれたかもしれへんのに・・』

 そう思わずにいられないよね。
人生はタイミングだよなぁ・・・(o´д`o)=3

 その後、風鈴は窓辺で風に揺れていた。
やっぱり五十嵐のこと、忘れられないよなぁ・・・






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2022年03月09日

「カムカムエヴリバディ」 第19週 1992-1993 第90話

 道場で最後の掃除をしている五十嵐(本郷奏多)の元に虚無さん(松重豊)が現れ、練習に使っていた木刀を手渡した。

『はなむけだ』
『虚無蔵さん・・俺は、もう殺陣は・・・』
『どこで何をして生きようと、お前が鍛錬し、
培い、身につけたものはお前のもの。
決して奪われることのないもの。
一生の宝とせよ』

 今の五十嵐にとっては
竹光さえも重いかもしれないが、
殺陣の練習の時間、2人は剣だけではなく
真剣にお互いの心をぶつけあったはず。
学び合った濃密な時間は消えることがない。
竹光はその象徴。

 今までのことは決して無駄じゃない。
必ずこれからの人生にも生かされるはずだと
虚無さんは伝えたかったんだと思う。
いつも心に侍を
忘れるでないぞ。
HPはこちら


 ここから、五十嵐と向き合うジョー(オダギリジョー)と
ひなた(川栄李奈)へ向き合うるい(深津絵里)の姿が同時に描かれる。

 あの詰所にいる五十嵐を訪ねたジョーは笑顔だった。

『事情を知ってるなら・・・
もっと他にあるんじゃないかと』五十嵐
『ほ・・・他にって?』ジ
『いや・・・だから・・・
「娘を泣かせやがって」とか「責任とれ」とか。
「一発殴らせろ」とか・・・』

 ジョーはそんなこと言わないよ。
元恋人の父ではあるけれど、
きっと一人の大人として、
同じく夢を諦めねばならなかった人間として
話しに来たんだと思う。


『すみません・・・
こんなことになってしまってすみません』
『五十嵐君・・・
僕もなぁ、夢があったんや。若い頃。
でも、叶わんかった。
一度は手が届いたように見えたけど・・・
でも、あかんかった』
『あの・・・夢って・・・?』

 ジョーは袋からCDを取り出して見せた。
それはトミー(早乙女太一)のものだった。
トミー北沢は、音楽に疎い五十嵐ですら知っている
ジャズトランぺッターになっていた。


『僕の友達。
レコード出して、CD出して。
アメリカにまで行って。
僕の叶えられへんかった夢、全部叶えてる。
新譜出る度に買うてるけど、一回も聴いてない。
そやから・・・僕には分かるんや。
五十嵐君はひなたのことを大事に思ってる。
そやからこそ、ひなたの前から消えるんやって。
僕がるいの前から消えようとしたように


 いつもの穏やかな語り口・・・
でも、
ジョーがどんな地獄を乗り越えててきたのか、
夢を捨てることがどんなに苦しいことか、
死に向かう道でどんな光を見出したのか・・・
ジョーを見てきたわしらにはわかる。

 新譜が出る度に買っているけど聞いていない・・・
30年近く経っても、トランペットから離れたこと、
その傷と痛みが忘れられないんだね。

 わたしゃ、ジョーが作曲でもして稼いでいるんじゃ・・なんて抜かしていたけど、違ったね。ジョーも一瞬そんな事考えたかもしれんが、辛くて、苦しくて、できなかったんだと思う。それにジョーは吹きながら作曲していたから、感覚の記憶だけでは難しかったのかな。

 るいにとっては、
ジョーが生きていてくれるだけで、
一緒にひなたの道を歩いてくれるだけで良かったんだね。
それがるいの幸せであり、ジョーの幸せ。
望んだとおりの道を、今、2人は歩いている。





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2022年02月25日

「カムカムエヴリバディ」 第17週 1983-1984

 2月21日(月)第78話

 「破天荒将軍」珠姫様(安達祐実)の場面撮影再開。美咲すみれは、お茶を点てる場面で茶杓を静かに扱っていた。
さらに・・演技もうまくなっている!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ


 そして五十嵐(本郷奏多)は斬られた従者の死体役としてセットに横たわっていた。
榊原さん(平埜生成)によると大部屋俳優は「死体役」からなんやて。
ただ死んでる言うても、絶対動いちゃダメだしかなり難しいそうな。

 五十嵐が突然寝てしまったように見えたのは死体役の練習をしていたんだね。
病気じゃなくて良かった!(*´∀`)=3 ホッ
そう言えば寝てるにしては固まりすぎてたもんね。
榊原が言う事にゃ、五十嵐の死体は「完璧」。
かなり練習積んだんやろなぁ。


 撮影は無事終了。
すみれさんはどこかすっきりした笑顔になっていた。

 改めて謝罪したひなた(川栄李奈)にすみれは、若いのに「黍之丞シリーズ」を見てセリフまで憶えているなんて『変わってるのね』・・・
しかし、ひなたにとっては特別な回だったらしい。
『おゆみちゃんが潔くて。侍みたいで』

 コレはひなたからの最高の賛辞だよね。

『私は忘れていた。あのシーンのこと。
ううん・・・あのシーンだけじゃなくて、
おゆみを演じてたことなんて忘れてた。
忘れたかった。あの頃の自分を。
あの頃は今よりさらに若くて、かわいくて、
可憐で、溌剌としてて、ピチピチしてて・・・
それだけで価値があった。

それだけじゃダメなんだなって気が付いたのは、
「黍之丞シリーズ」を降板してからよ。
潔くて、侍みたいで・・か』

 すみれさんはサイン入りの台本を渡して去って行った。
『潔く、侍みたいに。
やめたんと違うかなぁ。テレビにしがみつくのは』榊原

 若さのマジックが解けた後に残ったのは
「黍之丞シリーズ」に出ていたという情報だけ。
すみれさんは過去を忘れて東京で新しい自分を創っていこうと必死に頑張ったが、「美咲すみれ」を一人の女優として認めてくれる人も重宝してくれる人もいなかったのだろう。むしろ「黍之丞シリーズ」に出ていたということが邪魔になったのかもしれない。
そんな時、古巣に呼ばれて消したい過去に引き戻されるようで嫌だったんかなぁ。

 でもふたりの時代劇バカに出会い、
自分の作品をこんなに愛してくれる人がいたと知り、目が覚めたんだろうなぁ。
もう一度ここからやり直してみようって。
すみれさん、いい笑顔になっていた。
きっとショーでもおゆみちゃんの魅力を
たっぷりと見せてくれるはずや。


 一方、五十嵐の方も・・・
轟監督(土平ドンペイ)からテレビ時代劇批判に対して『ホンマに死体にしたろか!』と叱責されたが、ばんきょむさん(松重豊)に五十嵐のことを頼んでくれた。

 ばんきょむさん、相変わらず無表情だけど(笑
五十嵐〜すごいじゃないの〜!
あのばんきょむさんの弟子になれるなんて。
監督はコンテストの時、ひなたが突然斬ってきたにも関わらず、流れを崩さずアドリブで応えた事をちゃんと見ていてくれた。普段から練習をしていなければできない事だと。コレ、ちょっとひなたに感謝かしら〜?( ̄皿 ̄)ウシシ


 帰宅後、ひなたがジョー(オダギリジョー)に
サイン入りの台本を自慢していると、五十嵐が回転焼きを買いに来た。
焼いている間、無理やり奥に行かされ
(ジョーとるいが竹村夫妻みたいやった)
ふたりで話す羽目に(笑

 って・・・ジョーがお茶入れとる!!(´゚Д゚`)
ジョー、いつもこんなことしとったん?
新鮮〜〜!!


 死体役の稽古をしていたのに気づかなかったことを詫びるひなたに
五十嵐は死体役の大変さをぽつぽつと話し始めた。
真夏でも汗を出したら怒鳴られる。
真冬の土座衛門を演じた時はこのまま死んだ方がマシと思うほどだったそうな。

『真冬の土座衛門になった日、
ここの回転焼きを食べた。
目の前でおばさんが熱々を焼いてくれた。
あったかくて甘い餡子の味が広がって
生き返った気がした。
もう少し頑張ろうと思った。

それからだ。
辞めようと思う時、気合を入れたいと思う時、
ここの回転焼きが食べたくなる』五十嵐

 『素直なええ子やねぇ』というるい(深津絵里)の言葉を素直に認められないひなただったが・・・
素直だよ、五十嵐。
そしてるいはやっぱり安子(上白石萌音)の子だね。
安子が沈んだ顔をしていた千吉さん(段田安則)に何も聞かずにおしるこを出したように、るいも五十嵐の様子を見て察したんだろうな。
それで熱々を焼いてあげた。
その優しさと餡子の甘さが五十嵐を救った。
なんか嬉しいねぇ・・(´;ω;`)

 
 てかジョー、台本読んでるフリしとったが、
二人の会話をしっかり聞いていたはず(笑
そして五十嵐、弟の名前が「桃太郎」、お父さんも普通に『破天荒やなぁ!』なんて言っているのを聞いて、ひなたみたいな時代劇バカが育った理由がちょっとわかったんじゃないかな。


 2月22日(火)第79話

 時代劇を救うバイトを終え、
夏休みの宿題に追われているひなた( ̄▽ ̄;)
相変わらず一恵(三浦透子)と小夜子(新川優愛)に手伝ってもらっている(笑
そんなひなたに虚無蔵さんがバイト代を持ってきてくれた。

 時代劇でよく見る小銭を紐に通したアレ!(笑
5円玉と50円玉オンリー!
コレ、作るの大変だったんじゃ・・・(笑


 虚無蔵さんのおかげでひなたは自分の道を見つけることができた。
高校を卒業したひなたは、私の希望どおり(笑)映画村に就職しましたぞ。

 配属は業務部。って、何やるの?
直属の上司は榊原だから映画村の運営に関わる全般?

 五十嵐は映画村内でバイトをしながら大部屋俳優見習いを頑張っている。
時間があれば虚無蔵さんに稽古をつけてもらっております。
ひなたとは会えば相変わらず憎まれ口を叩き合う仲ですが、いいライバルでもあるのかな。

 そんなある日、
ひなたがお客様にお茶を出しに行くと・・・

モモモモモモモモ・・・
モモケ〜ン!
(ひなた心の叫び)』

 榊原さん、ひなたが黍之丞ファンだって知っているから、呼んでくれたんやろな。グッジョブ!!
わざわざ、モモケンに紹介してくれたで!


ひい〜〜!
ありがとう!榊原さん!

(ひなた心の叫び part2)』

 そしたら、モモケン(尾上菊之助)思い出してくれた!
注文100個に驚いて、産気づいたるいがモモケンに運ばれて、桃太郎(野春)を産んだ日のことを。

 アレから、差し入れ用に何度も回転焼きを買ってくれているんだって〜!!
太い客じゃないの!(笑
付き人が買いに来てたそうだから、
るいも気づかなかったんだね。


 その夜の大月家の食卓はモモケンさんの話題で大盛り上り!
ジョー、めっちゃ食いついとった(笑
そもそもモモケンが来たのは映画村のCM撮影の打合せのためだった。
もちろん黍之丞で撮る。愉しみだのぅ♬

 さて・・・その撮影日。
ついに奴が戻ってきましたよ〜!!ヽ(≧▽≦)ノ
「謎の振付師」として!!


いけ〜ん!
いけんいけんいけんいけんいけん!
こねぇなもん、一個もおもろうねぇがあ!
どこのでぇつなら、このCMを企画したんは?!


 プラン通り撮影を進めていたら
突然割って入ってきた謎の振付師(濱田岳)。
「ダンゴちゃん(モモケン)の親友」と名乗り、
この場を仕切り始めたぞ。

ダンゴちゃん、ここはワシに任しとけぇ!

 なんかすんごいエラそうなんだけど・・大丈夫か?( ̄▽ ̄;)アハハ…
算太演出のCMはエンタメ色が強く、斬新な「踊るモモケン」が映画村をご案内♬
忍者さん達もスタイリッシュに花を添えております。
どっかで見たような気もするが・・・(笑
見た人が『なんだコレ?!』と度肝を抜かれつつも
現地へ行って確認したくなる気持ちにさせてくれるものでしたゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 算太、いったいどういう流れで
ダンゴちゃんの親友に?
一代目からの繋がりなの?
てか、「ダンゴちゃん」ってナニ?(笑


 モモケンもご満足で撮影は終了。
ここでモモケンから大切なお知らせが・・・

『テレビの申し子と言われたモモケンこと、
二代目桃山剣之介。
劇場用映画製作をすることと相成りました』
『それは「黍之丞」の映画ですか!?』
そのとおり!
私の父である先代・桃山剣之介の遺作「妖術七変化 隠れ里の決闘」。
これを二代目である私の主演で再映画化します!


 えぇーーー?!( ゚Д゚ )
モモケン、『あんな駄作』って言ってなかった〜?
なぜに「妖術七変化 隠れ里の決闘」を選んだの?
そして何か言いたげにモモケンの発言を聞いていた虚無蔵さん・・
二代目と確執でもあるの?


 タイトルバックに「謎の振付師 濱田岳」の名前を見た時は
衝撃で胸が高鳴ったよ。
先週予告で見た時は条映のお偉いさんにでもなったの?と思ったが、「謎の振付師」て!(笑
でも、算太らしい。
相変わらず胡散臭い雰囲気が漂っていて良いわ〜(笑





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2022年02月18日

「カムカムエヴリバディ」 第16週 1983

 2月14日(月)第73話

 ひなた(川栄李奈)が家族に「ミス条映コンテスト」に出場すると発表。

 それぞれの反応・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
ジョーは大賛成。るいは反対。桃太郎は応援モード。


『それはすごいな。いつや?』ジョー(オダギリジョー)
『ちょうど夏休みや』ひなた
『あ〜それはええな』

『お姉ちゃん、女優さんになるん?』桃太郎(野崎春)

『夢みたいなこと言うてんと真面目に将来のこと考えなさい。
そんな偉そうなことは回転焼きの一つもまともに焼けるようになってから言いなさい。お母ちゃんはひなたのために言うてんの』るい(深津絵里)

 るいは大月家の良心だからな。一応、言わねば( ̄▽ ̄;)
しかし意外なことに、
この家のルールは最終的にはジョーが司っている。


『50万やて。優勝賞金。
ひなたなりに考えたんと違うかな?
家計のこととか、いろいろ?桃太郎もいてるし』ジョー
『そやからいうて極端やわ。コンテストに出るやなんて』るい
『僕の時は応援してくれてたやん。
コンテスト出るってなった時』
『あ・・・それとは・・・全然意味が違うわ』
『僕は知ってるよ。
挑戦するのってわくわくすることやで』

 なんか昔の話題が出て、ちょっとドキドキしたけど・・・
もしかしたら二人だけの時には、たまに昔のこととか話したりしてるのかな。
るいだってホントは応援してあげたいんだよね。


 ひなたは気を取り直して
回転焼きにもう一度挑戦させて欲しいと申し出たが・・
(材料もったいないし、後片付け大変そうだし・・( ̄▽ ̄;)アハハ…)
るいはストップをかけたで。

『回転焼き一つにもその人が出るんや。
この・・・ちょっとはみ出す感じ・・・
これが、ひなたなんやろね。
やるんやったら本気で優勝目指しなさい。
手ぇ抜いたりしたら、お母ちゃん許さへんで』るい
ありがとう!お母ちゃん!』ひなた

 良かった良かった・・・
その後はオーディションに向けて各方面に協力を仰ぎ・・

・写真撮影 お父ちゃん→吉右衛門(堀部圭亮)
・履歴書 小夜ちゃん(新川優愛)代筆?
・着物の所作、ついでにお茶の作法 指導 一子(市川実日子)

 ひなたは、
『侍のように 弱音を吐かず こうと決めたことは命懸けで やり遂げる』
と、唱えながら頑張りましたぞ。

 書類選考は通過!(まぁ、かわいいからな)
あとは本選を待つばかり。
もちろんひなたの脳内では自分が選ばれる妄想が完成しております。

 そして来た「ミス条映コンテスト」選考日!
ひなたは一張羅(多分)の黄色いチェックのワンピースを着て試合に臨みました。
お父ちゃんと桃太郎、友人たちは客席で見守っております。
そしてにゃんと会場奥にはばんきょむ(松重豊)の姿も!

 まずは自己アピールタイム!
みなさん、しっかりされてる( ̄▽ ̄;)アハハ…
バックボーンも固いわ〜
いや、完成されすぎている・・ここは原石を捜す場ではないの?
そしてエントリー10,
緊張して目の焦点が合っていない大月ひなたの出番でございます!


 2月15日(火)第74話

 さて、インタビューはふわっとこなし、次は演技テスト。
ひなた達は茶屋の娘。
そこに浪人どもが来て悪さをしようとする。
危ういところに若侍の進之介が助けに現れる。
さらに愛の告白を!そこで一言!

 って、大喜利じゃないんだが・・・
そして進之介、唐突やな・・( ̄▽ ̄;)アハハ…


 時代劇ファンにとっては憧れの場面なのだが〜〜
進之介役の人を見た途端、ひなたは(⊙ε⊙)ギョッ
回転焼きを買いに来た「不愛想な男」!!


『な・・・何であいつが・・・』

 出番が迫って来たのに、ひなた動揺しまくり。
自分の番号を呼ばれても出られない。
何とか気持ちを切り替え、か弱い茶屋の娘になっております。

『へぇ〜〜ちゃんとお芝居してる』小夜子
『だてに「ガラスの仮面」読んでへんな』一恵

 そうよね!
「ガラスの仮面」読んでるなら、こんな即興劇お茶の子さいさいよ!
『演れる・・!
ここにいるのは審査員という名の観客!』


 進之介(本郷奏多)から顔が見えんよう隠している姿が
怯えているようにも見える(笑
そして進之介からプロポーズの言葉が・・・
しかし・・憎々しい顔で捨てセリフを言っていた姿が浮かんできて・・・
こやつ、許せん!!
気づいたら進之介の刀を奪って斬りつけとった。


誰が・・・
誰がお前なんかについていくかあ!
たあ!

『・・・うおっ!うっ・・・(倒れてくれた( ̄▽ ̄;)アハハ…)
ぐわあっ!・・・・

 慌てて取り繕ったが時すでに遅し・・・
会場は大爆笑。審査員唖然。
身内は、こりゃダメだと悟ったのでした。


 帰り際、進之介に会ったので謝っておいた。

『あの!すいませんでした。
変なお芝居につきあわせてしもて・・・』ひ
『・・・・・そのバカ面。
どっかで見たことあると思ったら、回転焼き屋の娘か。
どうりで・・・』男
『どうりで?』
『バカだと思った』

 チャンチャン!( ̄▽ ̄;)

 お姫様にはなれなかった。
みんなは慰めてくれたけど・・・
落選がそれほどショックではないことにショックを受けたひなたなのでした。

『その程度の覚悟やったんやな・・・私』

 まぁ、思いつきで出場したからな。
でも、あの状況であんだけ会場を沸かせたなんて
大したもんだよ。偶然とはいえさ。


 そんなことがありまして・・
砂嵐の中、奴がやって来た。
一応、回転焼きを買った後に申し出たで。

拙者、伴虚無蔵と申す
『バンキョムゾー・・・?』るい
ひなた殿はご在宅か
『ひなた・・・ひなたのお知り合いですか?』
いや、さにあらず
『お母ちゃん?どないしたん』ひなた
ひなた殿。明朝9時、条映太秦映画村の橋へ参れ。
門番へは話を通しておく


 ついにスクリーンの向こう側からばんきょむ現る!!
てか、ばんきょむ、普段からこんな感じなの?( ̄▽ ̄;)
そして桃太郎、やっぱり小夜ちゃんを狙っていたんだね。





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2022年02月11日

「カムカムエヴリバディ」 第15週 1976-1983

 2月7日(月)第68話

 るい(深津絵里)はひなた(新津ちせ)にラジオの英語会話を勧めた。
朝の6時45分からと聞いて倒れこむひなたじゃったが・・・

『せっかくお母ちゃんが当ててくれたラジオや。
これで英語勉強しよう』ジョー
『まだやってたんや・・・』るい

 大阪に来た頃は安子のことを思い出すと険しい顔になっていたるいが、
懐かしそうな顔になっとる・・・

HPはこちら

 さて、もちろんジョー(オダギリジョー)はひなたを起こすのに難儀するであろうことはわかっていた。そこで子供大好き、出席したら判子を押してもらえるカード(Englishとおどろおどろしい字体で描いてあるジョー画伯の素敵なやつ)を用意しとった。すぐにひなたは引っかかったで(笑

 ラジオの英語の挨拶に普通に応えるお父さんに、ちょっとびっくりするひなた。
『お父ちゃん!英語しゃべってるやん』ひなた

 ジョー、なんて答えるんだろ?と、わたしゃ、一瞬緊張が走ったよ( ̄▽ ̄;)
ジャズ界に居たこととかトランぺッターだったこととか話すのか?


『お父ちゃんは「ギブミー チョコレート」言うてた世代やからね』

 一生懸命聞いたけど全くわからんし、すでに疲れちゃってるひなた(笑

 一回目からなんてわかる訳ないやん。
でも、ジョーに似て耳がいいと思うから続ければイケる思うで。


 で、早速判子タイム。
この時の2人の会話がジョーとひなたらしくて(*≧m≦)
こういう細かい所がいいよねぇ。


『明日も頑張ろな』ジョー
うん!わぁ〜パンダや!かわいい』ひなた
『あっ・・・パンダか』
『パンダやん。ホラ、パンダ!なぁ?』
『大福かなと思って・・・フフフフ』
『耳ついてるやん』

 るいは本屋さんで英語会話のテキストを買って来て(130円、回転焼き2個分強)、ひなたに渡した。そして「Hinata」と書いてあげた。

 昔、母が自分のために書いてくれたように。
ラジオの前にふたりで座って、仲良くテキストを見ながら、歌ったり話したりしたよね・・

 るいが、ただひなたを思ってしてあげていることが、結果的に母へと繋がっている。そしてそうなるように背中を押してくれたのはジョーとひなたなんだよね。
生きるってこういうことなのかもしれない。自分自身の傷と戦い、出会った人達との関わりの中で傷と向き合うようになり、癒され、越えていく。


 英語を学習しながら想像の翼を広げるひなたが楽しい。
でっかい刺身の船盛りを抱え、あのハンサムボーイを誘ってる(笑

 さらに、授業中うとうとして先生に叱られたら・・・

『Every day I get up early,
turn on the radio at 6:45 a.m.
and listen to the English conversation program.
That's why I'm sleepy.
Have you ever listened to it?
Don't you think that's diligent?』


『わたしは毎日、早起きをして6時45分から
ラジオの英語会話を聴いているんです。
だから眠いんです。
先生は聴いたことあるんですか?
わたし、すごくないですか?』


 想像の中ではペラペラと先生に話かけとったが・・・
実際は・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…


『何、口をパクパクさせてんねや?』先生

 小夜ちゃん、吹替してあげて〜〜!

 そんなひたなの英語学習が日常になってきた頃・・・
なんということでしょう!
小夜子ちゃん(竹野谷咲)が、あのボーイと一緒に「大月」来店!
天神さんで偶然再会し、美味しい和菓子が食べたいというのでここに連れてきたんだって〜!

 小夜ちゃん、グッっジョブ!
そしていろんな意味でスゴイ!(笑
最初見た時は優等生タイプの大人しい子かと思ったが、自分の意志をはっきり伝えられる物おじしない、ひなたとは違った意味のはつらつガールだった。「ちびまるこちゃん」のたまちゃんみたいに将来海外で活躍するのかも!


 って、彼はビリー(幸本澄樹)という名前だった。
ぽーーーっと見つめるひなたの姿に、急に英語に励みだした理由を知ったるいとジョーなのでした。

 時代劇一色だったひなたの世界が広がっていく。
ジョーもるいも嬉しくてたまらんやろな〜


 2月8日(火)第69話

 小夜ちゃんによるとビリーはアメリカから来たそうな。
家に帰り、早速地球儀を持ってくるひなた。
『ここや』すぐにアメリカの位置を指さするい。

『遠い?』ひなた
『そうやね・・・ちょっと遠いね』るい

 まだ見たことのない母のいるところ、
そしてかつてその場所でトランペットを吹いてみたいと夢見た場所、
ときめきをくれたビリーが住んでいる国、
三人三様の思いで、地球儀を見つめるのでした。

 母と関連する話題になってもるいの表情が明るい。
優しい表情になっている。
素直にお母さんに会いたい、思えてるんやろか。


 ひなたは一週間毎日早起きをして英語会話を聴いた。

『(判子が)6つたまった』ひなた
『うん。大福が6つやな』ジョー
『パンダやろ?』

 しかし・・・・
昭和の小学生には誘惑がいっぱい。

 土曜日の夜は『8時だよ!全員』。
(うちはその後『キイハンター』見とった。
いつもは8時に強制就寝させられるけど土曜だけ特別)

日曜日は平日の睡眠負債を消化するために朝寝坊。
(うちは日曜日でも6時には叩き起こされたよ( ̄▽ ̄;)
日曜日なのになんで?!と理不尽さに怒りを感じ不機嫌に)


 起きたら、もちろん友達と遊びまわる。
一恵の持っている「花とおとめ」(笑)を覗いたり、
男子と一緒に川でザリガニ取ったりしてたらあっちゅーま。
(私も川であめんぼやら取ってたわ〜)

「サザエさん」→「母をたずねて三千里」(ほぼみんな、このコースだったと思う)→風呂に入ったら→一恵が貸してくれた「花とおとめ」を熟読。一番気になっているのは「ガラスの仮面」!(笑

 いや〜2022年になっても終結しとらんって知ったら、ひなたショックを受けるやろな(笑
「ガラスの仮面」の連載が始まったのは1976年1月号から。今は初夏らしいから、マヤが月影先生に見いだされ「劇団つきかげ」に入った頃かしら〜?(* ̄m ̄) そろそろ亜弓さんと「はい」「いいえ」「ありがとう」対決ね。


 そして月曜日、
夜更かししたひなたはジョーに声をかけられても起きられず・・・
もちろん英語会話はパス。
学校で休み時間にテキストでも読もうと思ったが睡魔に勝てず・・・
夜は夜で「ノストラダムスの大予言」見なきゃだし・・(笑

『1999年って何年後や』ジョー
『23年!』るい
『(その頃ひなたは)34歳!わぁ・・』ひなた

 翌朝のひなたの『学校なんか行ったかて、あと23年で地球は滅亡すんのに』てなボヤキ(笑
私も思った!ばかばかしいよ。どうせ頑張った所で悪魔の大王が来て、わやになるじゃん・・て(笑


 特番やってたよね〜!
私ももちろん見たよ。「恐怖の大王」ってナニ?
宇宙人が攻めて来るの?みんな殺されちゃうの?
ズガ━━━━(ll゚Д゚ll)━━━━ン!!
翌日、教室は軽いパニック状態だったよ(笑


 そんなこんなで、英語会話は1週間しか続かず。
テキストも机の上で埋もれてしまいましたとさ。

 私なんてホント3日坊主だからね。
ひなたは1週間頑張ったんだからえらいよ( ̄▽ ̄;)アハハ…


 るいはひなたが居なくてもラジオのスイッチを入れて
「英語会話」を聞いていた。微笑みながら。

 そんなある日、るいは検診、ジョーはその付き添いで留守。
(さすがジョー。この頃は検診について来るパートナーって珍しかったと思う。いつだってるいが一番なんだよね)
家にはひなた一人。

 にゃんと、そこにビリーが回転焼きを買いに来た!
東京を離れる前に食べたかったみたいだが、ひなたには彼が何を言ってるのかさっぱりわからんし、母が居なくて回転焼きが作れないことも伝えられない。
一生懸命テキストの内容を思い出そうとするけど焦れば焦るほど頭まっしろ・・

『習たやん!・・・覚えたやん!』

 ふがいない自分に呆然となりながら、ビリーが去って行くのを見ていたのでした。





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matakita821 at 18:29|PermalinkComments(2)

2022年02月04日

「カムカムエヴリバディ」 第14週 1965-1976

 1月31日(月)第63話

 ついにひなた誕生!
温かな陽ざしを浴びながら、川沿いの道をひなたを抱っこして
幸せそうに歩くるいとジョー・・・
おばちゃん、もう胸がいっぱいよ(´;ω;`)

HPはこちら

 それから10年の月日が流れ・・・
ひなた(新津ちせ)は小学校4年生。
明るくはつらつとして思いやりのある、
そしてお父さんの影響で時代劇が大好きな女の子。
多分、ジョーが買ってくれたのであろう刀を居間で振り回しております。

 部屋に貼ってある書初め(?)が「さむらい」て ( ´艸`)
ひなたの育ち方を見たら、るい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)が
愛情いっぱいに見守りながら育てたのがわかる。
2人ともしっかりお父さんとお母さんになれとるやないの。


 ひなたの親友は一子(市川実日子)の娘・一恵(清水美怜)。
近所に住んでいるみたいやなぁ。

 10年の間に二代目桃山剣之介(尾上菊之助)も、お笑い系から時代劇の本格派俳優に転身したようで、初代モモケンの代表作「棗 黍之丞」シリーズのテレビ版に主演し人気を博しております。ばんきょむ(松重豊)も相手役として頑張っているみたいだね。

 そして、今は夏休み。
町内のみなさんで早朝ラジオ体操。

 懐かしいなぁ・・・
私も近所の保育所に行ってラジオ体操したよ。
あのカードに判子押してもらうために頑張って早起きしたなぁ。
皆勤賞だとノートとか鉛筆もらったような・・


 そしてお父さんと同じように体操のリーダーを務めている吉右衛門ちゃん(堀部圭亮)。
吉右衛門は清子さん(松原智恵子)の希望通り蕎麦屋の初美さん(宮嶋麻衣)と結婚し、息子の吉之丞ちゃん(石坂大志)を授かった。吉右衛門さん、子煩悩みたいやな。吉之丞は近所のガキ大将のようです。

 今日は天神さんのお祭り。
るいはひなたに夏休みの宿題をやらせたいのに、ジョーはおこずかいをあげてた。

 この時代で200円って多くない?
お大尽のように買い物できるぞ。


 一恵と一緒にあちこちの屋台をめぐって楽しく過ごし、
夜は家族で花火。
あっという間に夏休みが終わりそう。
なのに宿題にも手を付けておらず、絵日記も三日坊主、
自由研究のことなんて忘れとる。

どないしよう・・・
う〜〜〜!どないしよう・・・
』ひなた

 ぷっ・・(´m`)
ひなたはちびまるこタイプみたいやな。
勤勉なるいには似なかったようです(笑


 時代はサイケ。
ジョーも流行りのファッションに身を包んでいたわ〜
るいの髪型もアイドルっぽかった。


 70年代のジョーの日常は謎だったが、
(ずっと配達担当なのかな?)
相変わらず機嫌良う暮らしているようです。
ご近所にも大月さんとこの旦那さんはあんな感じやからしかたないって
認知されていそう ( ̄▽ ̄;)アハハ…


 大月家、家族三人仲良し。
回転焼き屋もほどほどには利益が出ているようです。
カラーテレビもあったしなぁ。
そしてひなたはお父さんが大好きってのはわかった。


 高校野球での黙とう。
ひなたにとってはお父さんやお母さんの真似をしているだけだろうが
ジョーやるい、吉右衛門さんや清子さんらにとっては
「戦争」は自分の歴史と深く関わり、繋がっている忘れられない出来事。
戦後30年経ったというけれど、まだまだ生々しい記憶と傷なんだろうなぁ。


 2月1日(火)第64話

 ついに夏休み最終日。
皆勤賞目指していたのに宿題に追いまくられ、ひなたはラジオ体操をサボってしまったぞ・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
ジョーが「武士の情け」で手伝ってくれとるが焼け石に水。
描いてくれた絵日記の絵も前衛的すぎて、理解不能だし、
親に手伝ってもらったの丸わかりや(笑
で、算数のドリルをやってもらったんだが・・・

 ジョーは多分、学校に行ってないと思うから算数は難しすぎる・・( ̄▽ ̄;)
分からない者同士あ〜でもないこ〜でもない・・・一向に進まん(笑


あ〜もうええ!余計時間かかるわ!』ひなた

 そんなひなたにるいがやんわりと喝。
穏やかな口調が逆に怖い(笑

『あんた、それでええ思てんの?
宿題せんと遊びほうけて。
テレビ見てチャンバラばっかりして。
毎年毎年、夏休みのたんびにおんなじこと繰り返して。
あげくお父ちゃんに泣きついて。
たった一つ続けとったラジオ体操まで最後の最後に投げ出してしもた。
もう宿題なんかせんでええ。
そのまま学校行って先生に絞られなさい。


 でも、すぐにフォローに回るジョー。
自分も勉強しなかったけど『るいみたいな人がお嫁さんになってくれた』て。
『何にも困ってへんよ』やて。

 も〜〜結局るいLOVEに落ち着くんかい?!(笑
でもこんなジョーが居てくれるから、るいも安心してひなたを怒れるんだと思う。
それにジョーは『〜しなさい』とか親の権力や夫(男)の立場を笠に着たり絶対しない。
いつでも機嫌よう(コレって意外と難しいよ)過ごして、自分にわかっていることを自分の言葉で伝えてくれる。自分を過小評価も過大評価もしない。いつだってあるがままの自分。コレってすごいよね。


 宿題に悪戦苦闘しているひなたの元へ、
小夜子(竹野谷咲)が貸した傘を返しに来た。
とっくに宿題を終えている小夜子はお礼に手伝うと言ってくれたが・・・

やっぱりやめとく!
侍は見返りなんか求めへんもんや!
』ひなた

 小夜子はひなたに「さむらい」好きになった理由を尋ねた。
まぁ、そうなるわな(笑
もちろん、麦茶を持って来たるいは立ち聞きしております。

 幼稚園の頃、ひなたは「働かないお父ちゃん」のことで吉之丞らにからかわれ、泣きべそかいて帰ってきた。お父ちゃんは何も言わず膝の上に乗せてくれて、一緒に時代劇を見た。それから毎日お父さんと一緒に時代劇を見るうちに『かっこええなぁ・・』と思う様になったそうな。

『私が見てきた侍はみんな・・・強くて優しくて。
絶対に泣いたりしぃひん。弱音なんか吐かへん。
こうと決めたことは命懸けでやり遂げる。
私は憧れてんねん。そういう侍の生き方に』ひなた

 それは、お父ちゃんの膝の上だったからや。
お父ちゃんがひなたの涙も悔しさも包んで溶かしてくれた。
そんな大好きなお父ちゃんが好きな侍だったから
ひなたも好きになったんだよね。


 その後、一恵も加り、結局手伝ってもらって
ひなたの宿題は終わったようです。

『友達に恵まれてるんやな、ひなたは。
それがどれだけ幸せなことか、僕らはよう知ってる。
ひなたにとってそれより大事な夏休みの宿題はないよ』

『るい、ひなたは10歳や。
僕は10歳のお父さん。るいは10歳のお母さん。
一緒に大きくなってったらいいねん』

 こんなジョーにるいは救われているんやな。
そしてひなたはいい子に育っている。
描かれなかったるいとジョー、そしてひなたとの10年がしっかりと伝わってくる。
店番しているのがジョーだったら出直すお客さんがいるのも含めてね(笑


 ひなたの部屋には刀置き場もあったけど、
アレはきっとジョーの手作りやろなぁ・・・(´m`)

 よそから見たら、ひなたんとこは父親は「仕事してへん」し「変」なのかもしれん。でも、ジョーがジョーらしく居てくれたからこそ、この家は回っている。
ツイッターではジョーは猫枠(存在しているだけで癒される)ってことになってるが(笑
なんやら守り神みたいな?
座敷童みたいな感じかなぁゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ





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matakita821 at 17:45|PermalinkComments(4)

2022年01月14日

「カムカムエヴリバディ」 第11週 1962-1963

 1月10日(月)第48話

 HPはこちら

 たこ焼きのおかげで、また話せるようになったふたり・・・
自分のシャツを干してくれているるい(深津絵里)に『またこぼさんようにしてくださいよ』と言われているジョー(オダギリジョー)も、
そんな自分の後ろ姿を見つめながら『(かき氷)溶けるよ』と言われているるいも幸せそう。

『・・・・特別なんや。僕にとっても。
僕にとっても「On the sunny side of the street」は・・・』

 話の始め方が繊細な心遣いのできるジョーらしかった。

『僕の一番古い記憶は「on the Sunny Side of the Street」なんや。
今でも耳によみがえる。あのイントロの高らかなトランペット。
シンガーでもないおじさんがマイク奪って歌いだして・・・
みんな圧倒されてた。
英語やったし何言うてるかは僕には全然分からんかった。
けど・・・その時の僕には見えてた。
ひなたの道が。
これから自分が歩いていく道はサニー・サイド・オブ・ザ・ストリート、
明るい光に照らされてる。そんな予感でいっぱいやった』

 やっぱりジョーは定一さん(世良公則)が面倒見ていた少年だった。
一番古い記憶が、定一さんが安子(上白石萌音)のために歌ったあの舞台・・・
多分、ジョーは戦災孤児なんやろな。
どっかからか逃げ出して来たのか、あるいは家も親も亡くして流離っていた時に「Dippermouth Blues」から聴こえた曲に引き留められたのか・・・

 あの時の定一さんの歌の持つ力はすごかったもんね。
こんなふうに一人の少年の心に「ひなたの道」を見せたなんて、
定一さん知らないだろうなぁ。
今も元気で岡山であの店にいて欲しいな。

 ジョーは、それはいつ頃のことかは知らなかったが
場所は進駐軍のクラブだと憶えていた。

『私ゃあ・・・私ゃあ・・・レコードでした。
岡山の喫茶店で聴いた・・・レコード。
小せぇ頃、何回か連れてかれました』るい
『誰に?』
『・・・・
ずっと・・・忘れとりました。
しゃあけど、サマーフェスティバルで大月さんのトランペット聴いて・・・
急によみがえりました』

 上の2人が気になってしょうがない平助さん(村田雄浩)。
ラムネを二人分買って来て覗きに行こうと・・(*≧m≦)
『邪魔したりなや!』と言いつつも和子さん(濱田マリ)も様子が知りたくてたまらん(笑
二人とも娘が初めてボーイフレンド連れて来たみたいや。

 るいの封じ込めていた記憶がジョーの穏やかな語りで次々と呼び覚まされる。
お母さんが持って来た進駐軍さんからもらったクリスマスプレゼントのお菓子・・
自分を見つめながら伝えた言葉・・・

『お母さん?』ジョー
『私の名前は父が付けたんじゃそうです』

『アメリカのルイ・アームストロングいう人から名前をもろたんじゃ。
ルイ・アームストロング?
トランペット吹きょうる人じゃ』安子


『やっぱりサッチモのルイやったんや』ジョー
『「ひなたの道を見つけて歩いていこうね、るい」
母は、そう言うたんです。
「On the sunny side of the street」を聴きながら・・・
せぇのに・・・せぇのに母は・・・私ゅう捨てました。
進駐軍さんと恋をして・・・
幼かった私ゅう置いて・・・アメリカへ行ってしもうた。
じゃから思い出しとうなかった。
優しかった頃の私だけを見てくりょおった頃の
母の笑顔を思い出しとうなかったんです』

『そうか。会いたいんやなぁ、お母さんに』ジョー
『な・・・何ゅう言よんですか?人の話ゅう聞きょおりました?

 いや、ジョーの『聞く力』と理解力、ハンパないと思う。
んが、『会いたい』という言葉に怒ったるいは、ジョーのシャツを外して
「生乾きのシャツ着て帰れ!」と(笑

 でも、扉の外でその会話を聞いていた平和夫婦がうまいこと入って来て
晩御飯に誘ってくれた。ジョーも素直に受けたで。

 テレビを前に食卓を囲む四人は家族みたいだった。
ジョーも家族の雰囲気が嬉しかったんやろなぁ。
そして平和ご夫婦も。娘ができたと思ったら婿まで。
4人全員にとって特別な時間になったはずや。

 二人だけならあのまま、またケンカ別れになっていたかもしれん。
でも、おっちゃんとおばちゃんのおかげでるいも素直になれたんや。
家族ならではのさりげないフォローとプッシュ(笑
るいも初めて味わったやろなぁ。

 食事を終えた後も・・・
『ほな、るいちゃん、そこまで送ったげ』
和子さん、グッジョブ!完璧や!

 花火をしている親子を見つめていたジョー。
二人はおなじ「寂しさ」を抱えてる。
そんなるいに風鈴を買って手渡したジョー。
嬉しさを噛みしめるように風鈴を見つめた後、ジョーの後を追いかけるるい。
そんなふたりがかわいくて、静かに寄り添う心がひなたを歩いているようで・・・

 この幸せが続いて欲しい!と思うんだけど、なんかヒヤヒヤする〜〜( ̄▽ ̄;)
まさかジョーも稔さんと同じようにどっか行っちゃうんじゃ・・・
そして子供を残していくんじゃ・・・
藤本さ〜ん・・頼むよーー!るいを幸せにしてやってよ〜〜!

 そして、るいの記憶・・・
るいは捨てられたんじゃない、るいが安子を捨てたんだよ・・・(´;ω;`)
優しかった安子の眼差しは思い出したのに、自分が親子の縁を断ち切ったことは封印しているんじゃろか・・・

 でも、人の記憶ってそういうものかもしれない。
(オダジョーの出演した映画『ゆれる』を思い出したよ)
るいからしたら、自分の入学式を忘れて外人さんと抱き合っていて、
その後、自分を置いて2人でアメリカに行った母だもんね。
(視聴者は見て知っているけど)安子の心の中は安子しか知らないし、
るいは誰からも説明受けてないんだから。

 それに『I hate you!』って酷い言葉を投げつけたけど、
親子だから許される、また会いにくるだろうと思っていたのかもしれない。
なのに安子はそれっきりいなくなってしまった。
生きて入れれないほど辛かったから。
るいにとっては自分を捨てた母なんだよなぁ・・・

 安子のためにも本当のことを思い出して欲しいし、自分は捨てられる子なんだと思っているるいに愛されていたんだと知って欲しいとも思う。
でも、あの時の真実を知ったら、るいはもっと自分を責めて苦しむとも思うし・・・
(ノД`)ハァ…・・・
どうしたらみんなで笑顔でひなたの道を歩けるんじゃろ・・

 1月11日(火)第49話

 お給料日後の休日、るいはレコード店に行って
「On the sunny side of the street」を買った。
レコードプレイヤーも買いたかったけど33,600円ナリ。今でもお高く思える値段だから、当時だと今の10倍ぐらいの感じかい?諦めよ・・と思っているるいを黙って見つめているジョーと、気づいてレコードを後ろに隠するい。

 この二人に言葉はいらないんだよね。
沈黙の意味を分かち合えると言うか・・・
稔さんと安子は英語という言葉で絆を確認しあっていたけど
るいとジョーは沈黙、そして音楽が二人を繋いでいる。

 で、「Night and Day」でレコードを聴くふたり。
るいは夢中でその世界に浸っとる。

 記憶を蘇らせる「On the sunny side of the street」・・・
あんなにるいは怯えていたのに。
それが今は自分でレコードを買って味わっとる。
おばちゃん、嬉しいよ(´;ω;`)
ジョーのトランペットの音がるいの冷え切った記憶を優しくあっためてくれたんや。

 土手を歩いていて子供たちが飛ばしたボールを投げ返した時、
るいは自然な笑顔になっていた。
力強くて相手を包みこんでくれるような、安子のような温かさのある。
本来のるいを取り戻してきている。

 ジョーはるいにジャズ関連の雑誌を貸してくれた。
引き込まれるように読むるい。
るいの世界がどんどん広がっていく・・・

 竹村クリーニング店の場面が、また違った風を感じさせ気持ちいい。
おっちゃんとおばちゃんのラジオを受けた、いつもの掛け合い。
近所の映画館の西山さん(笑福亭笑瓶)の呼びかけに明るく応えるるい。
ご近所さんみんながるいの家族みたいやね。

 新しくかかる映画のポスターを見たら・・・
桃剣さん(尾上菊之助)はさらに立派な貫禄。
そしてるいが大阪に来た頃には斬られ役だった松重豊さんは共演者として名前が載る役者になっとる!頑張ったなぁ・・・
「伴 虚無蔵」・・・変わった名前やな( ̄▽ ̄;)




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