松村北斗
2022年03月18日
「カムカムエヴリバディ」 第20週 1993-1994 第97話
その日は終戦記念日だった。
るい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)は健一さんが淹れた美味しいコーヒーを飲み、「On the Sunny Side of the Street」のレコードを聴かせてもらった。
場所も違うし、レコードも安子(上白石萌音)と稔さん(松村北斗)が聴いたものではなかったけれど、「Dippermouth Blues」で聞く「On the Sunny Side of the Street」は特別だった。
この場所が持つ力が、引き継がれてきた思いが、
るいの心を素直に昔の思い出へと向かわせてくれた。HPはこちら
2人はあの神社に来ていた。
安子が何度も何度も祈ったあの場所に。
いや、きっと安子以外にもたくさんの人達が祈ったことだろう。
『よかったなぁ、会えて』ジョー
『うん』るい
『定一さんの息子さんとそれにお孫さんにまで』
『うん』
『それとるいのお父さんとお母さんにも。
すごく腑に落ちた。
定一さんの店でデートして、サッチモ聴いて。
それで生まれてきた娘にるいって付けたんやって』
ジョーはるいの中にある思い出の点を線で繋いでくれる。
るいの代りに。
その頃、ひなたはるいの写真を見付けようとして、昭和21年の英語会話のテキストを見つけた。そこには「Yasuko」「Rui」と名前が記されていた。
終戦記念日のサイレンが鳴る中、ひなた(川栄李奈)は、その古いテキストを読みふけった。すると人の好さそうなおっちゃんが窓から声をかけてきた。
で、ひなたは何をしても英語が中々身に付かないとボヤいた。
『そんなはずありませんよ。
み〜んな英語の赤ちゃんなんですから』
『英語の赤ちゃん・・・?』ひ
するとラヂオから玉音放送が流れ始め・・・
それを訳した英語も聞こえてきた。
さて、皆さまご存知さだまさしさん演じる平川唯一さんが満を持して登場!
平川さんからひなたへ「カムカム英語」の講師になるきっかけが語られました。
『ある時、国際課の方から依頼されたんです。
ラジオの英語講座の講師をやってみないかと。
私はすぐにお引き受けしました。
あの頃の弱り切った日本を元気づけたかった。
ラジオを通して、英語を通して、明るく楽しい暮らしを取り戻してほしかった。そう思いましてね』
平川さんと向き合って「カムカム昔話」を聞くひなた((*´∀`*))
テーマ曲の「証城寺の狸囃子」も歌ったぞ。
『日本を明るくするのにぴったりの曲です』平川
外国の曲じゃなくて誰もが知っている日本の歌だったからこそ、日本人の心に響いて、おっ、なんか楽しそうだぞ、おもしろそうだぞって思わせてくれたんだよね。共に口ずさむことで、みんながカムカム仲間になれた。
続きを読む
るい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)は健一さんが淹れた美味しいコーヒーを飲み、「On the Sunny Side of the Street」のレコードを聴かせてもらった。
場所も違うし、レコードも安子(上白石萌音)と稔さん(松村北斗)が聴いたものではなかったけれど、「Dippermouth Blues」で聞く「On the Sunny Side of the Street」は特別だった。
この場所が持つ力が、引き継がれてきた思いが、
るいの心を素直に昔の思い出へと向かわせてくれた。HPはこちら
2人はあの神社に来ていた。
安子が何度も何度も祈ったあの場所に。
いや、きっと安子以外にもたくさんの人達が祈ったことだろう。
『よかったなぁ、会えて』ジョー
『うん』るい
『定一さんの息子さんとそれにお孫さんにまで』
『うん』
『それとるいのお父さんとお母さんにも。
すごく腑に落ちた。
定一さんの店でデートして、サッチモ聴いて。
それで生まれてきた娘にるいって付けたんやって』
ジョーはるいの中にある思い出の点を線で繋いでくれる。
るいの代りに。
その頃、ひなたはるいの写真を見付けようとして、昭和21年の英語会話のテキストを見つけた。そこには「Yasuko」「Rui」と名前が記されていた。
終戦記念日のサイレンが鳴る中、ひなた(川栄李奈)は、その古いテキストを読みふけった。すると人の好さそうなおっちゃんが窓から声をかけてきた。
で、ひなたは何をしても英語が中々身に付かないとボヤいた。
『そんなはずありませんよ。
み〜んな英語の赤ちゃんなんですから』
『英語の赤ちゃん・・・?』ひ
するとラヂオから玉音放送が流れ始め・・・
それを訳した英語も聞こえてきた。
さて、皆さまご存知さだまさしさん演じる平川唯一さんが満を持して登場!
平川さんからひなたへ「カムカム英語」の講師になるきっかけが語られました。
『ある時、国際課の方から依頼されたんです。
ラジオの英語講座の講師をやってみないかと。
私はすぐにお引き受けしました。
あの頃の弱り切った日本を元気づけたかった。
ラジオを通して、英語を通して、明るく楽しい暮らしを取り戻してほしかった。そう思いましてね』
平川さんと向き合って「カムカム昔話」を聞くひなた((*´∀`*))
テーマ曲の「証城寺の狸囃子」も歌ったぞ。
『日本を明るくするのにぴったりの曲です』平川
外国の曲じゃなくて誰もが知っている日本の歌だったからこそ、日本人の心に響いて、おっ、なんか楽しそうだぞ、おもしろそうだぞって思わせてくれたんだよね。共に口ずさむことで、みんながカムカム仲間になれた。
続きを読む
matakita821 at 17:38|Permalink│Comments(4)
2022年01月07日
「カムカムエヴリバディ」 第10週 1962
1月3日(月)第43話
え〜〜ジャズ喫茶関連の皆さん、めでたくもタイトルバックで名前が表示されました(笑
「宇宙人」→ジョー(オダギリジョー)
「おしゃれな女」→ベリー(市川実日子)
「すかした男」→トミー(早乙女太一)
さて、ジャズ喫茶「Night and Day」に迷い込んだるい(深津絵里)は
トランペットを吹いている宇宙人に遭遇。
びっくりしながらも、彼のトランペットの音色に惹きつけられるのでした。
そしてジャズ喫茶の常連達の会話に巻き込まれるという・・・
ベリーにはジョーを狙ってると思われ絡まれるし( ̄▽ ̄;)
心の中でガンガンツッコミを入れるるいが楽しい。
きっと本来はそういう子なんやろな。
片桐さん(風間俊介)とも親しくなれたら
気安く喋れたんやろか・・・δ(・ω・`)ウーン…
なんかもう、あのときめきは戻ってこないかもしれんなぁ・・
ジョーと呼ばれていた宇宙人は、演奏を終えると
普通にるいの前の席に座りおしゃべり開始。
ジョーはクリーニング店でるいが名前を呼ばれたのを聞いて、すぐに「るい=ルイ・アームストロング」と理解した模様。
『サッチモのルイとちゃうの?』
名前がサッチモと同じ=ジャズ好き=それで店に来た と、解釈したようだが偶然なのだよ。
そして宇宙人の服にいつも付いとるケチャップの謎が解明された!
白い服着とるのに、何も気にせんとケチャップたらしながらホットドック食べとる!
今日も早速ケチャップ付けとるし・・・
『これじゃったんか!
いっつもシャツのおんなじとこにちいとるケチャップ。
あぁ・・・ほっといたら染みになるのに・・・
洗いてぇ・・・今すぐ洗いてぇ・・・(るい心の叫び)』
我慢できずジョーのシャツを回収。
ついでにお店の人の制服も預かって来たという商売上手なるいなのでした(笑
ジョーの人柄がわかってきたぞ。
あのイライラポーズに見えた指の動きはいつも心の中でトランペット吹いてたからなんだね。そして普段は長嶋茂雄タイプ。思いつきでしゃべるし、集中すると他を見とらん(笑
いいテンポの月曜日。
ジャズ喫茶場面のるいの驚きと、ポンポン出て来る心のツッコミ、ジョーとの噛み合わない会話、喧騒。
合間に挟まれる竹村夫妻(濱田マリ・村田雄浩)の、るいへの親心。
そうして帰宅した頃には、るいの傷はどこかにいっていたのです。
ジョーのトランペットに癒されたんかのぅ♬
1月4日(火)第44話
さて、ジャズ喫茶「Night and Day」にクリーニング済衣類を届けたるいは、オーナーの小暮(近藤芳正)の厳重なチェックを経て継続契約を取り付けました。
そして、そこに住んでいるジョーにも洗濯物を届けに行き、彼の生活を垣間見たのでした。
『何じゃあ・・・変わった部屋じゃなあ。
トランペットを吹くことと、レコードを聴くこと。
それだけが目的みてぇな部屋じゃ』
ジョーがあまりに雑にインスタントコーヒーを淹れようとするんで、思わず手を出してしまったるい・・・
『おじいちゃんが使ようったカップとおんなじぐれぇの大きさじゃ。
おじいちゃんは新しもの好きじゃったからなぁ。
インスタントコーヒーが出た時もすぐ飛びついて買うとったなあ・・・』
雉真家での空白の10年が伝わってくる初めてのるいの回想。
やっぱり千吉さん(段田安則)は、るいのことかわいがってくれてたんだなぁ・・
きっとおじいちゃんと過ごす時間だけがるいの憩いになっていたんだろうね。
インスタントコーヒーが初めて雉真家に来た時にも千吉さんは嬉しそうに見せて、るいも素直に好奇心を表現して、おじいちゃんのために淹れてあげたんだろうなぁ。
ジョーは、るいの淹れたコーヒーの美味しさに驚きながら飲んでいた。
この人、トランペット以外のことは全部適当にやってきたね?(笑
さらに・・・シャツに刺繍してある「宇宙人」にも気づいたのだが・・・
『あっ・・・いや、そりゃあ・・・その・・・ただの記号です』るい
『記号?』ジョー
『はい・・・』
『僕の?』
『はい・・・』
『宇宙人が?』
『・・・すみません・・』
『ええ?え〜!何か、かっこええなぁ!』
『よかった・・・変わった感性の人で』
(* ̄m ̄)プッ なんだろ〜
この2人、噛み合わないようでいて、すごく合っているような。
今までるいの心のツッコミと実際の発言ははっきり分離していたけれど、ジョーに対しては心の中も表に出る言葉も変わらない感じ。そしてジョーも素直(笑
さらに「サッチモ」とは何者か判明。
るいは、ルイ・アームストロングの顔を初めて知ったぞ(笑
そしてジョーの吹く「on the Sunny Side of the Street」を聴いているうちに・・・
どこかでこの曲を聴いたことがあると気づいた・・・
それは懐かしさなのか、悲しさなのか・・・遠い記憶・・
でも、どこでだったかは憶えていなかったようです。
まだ小学校入る前だったからなぁ・・・
それに安子と一緒に聴いたはずだから記憶を封印しているのかも。
ジョーの洗濯物を手に竹村クリーニングに帰ったるいを片桐(風間俊介)が待っていた。
店員として片桐に接する気丈なるいの後ろ姿、何か言いたそうだけど言えない片桐の様子から竹村夫妻は、この恋が終わったのだと察知した。片桐が帰った後、用事を作って二人はるいをひとりにしてくれた。
風間君、やっぱりうまいねぇ・・・
あの時あんな表情を見せてしまった自分を後悔しているのも、でもそれが今の自分なんだと気づいた上で会いに来ているのもわかる。
るいの目には涙が浮かんでいるようにも見えたが、堪えられたのはジョーのおかげかもしれん。預かってきた洗濯物、一枚一枚を手に取り確認していると、ジョーがどんなふうに過ごしているのかが見えてくる。彼のシャツの「宇宙人」と記した糸をほどき「ジョー」と刺繍したるい。もう彼は、謎の「宇宙人」ではなく、粗忽で、飲もうとするコーヒーさえこぼしてしまう、ルイ・アームストロングが大好きで、いつだってトランペットのことを考えている「ジョー」という男性になっている。
いつのまにかるいの心の中を灯すように存在していたジョー・・・
そのるいの心の流れがすごく自然で、さすが藤本さんだとうならされる。
安子(上白石萌音)にとってルイ・アームストロングは稔さん(松村北斗)が導いてくれた英語であり、未来と希望が込められた言葉(詞)だった。
るいはジョーの存在とともに心動かされる音楽として出会い、いずれ自分のルーツに辿りつくのだろうか。そして、そこに導いてくれるのは多分、ジョー。
続きを読む
え〜〜ジャズ喫茶関連の皆さん、めでたくもタイトルバックで名前が表示されました(笑
「宇宙人」→ジョー(オダギリジョー)
「おしゃれな女」→ベリー(市川実日子)
「すかした男」→トミー(早乙女太一)
さて、ジャズ喫茶「Night and Day」に迷い込んだるい(深津絵里)は
トランペットを吹いている宇宙人に遭遇。
びっくりしながらも、彼のトランペットの音色に惹きつけられるのでした。
そしてジャズ喫茶の常連達の会話に巻き込まれるという・・・
ベリーにはジョーを狙ってると思われ絡まれるし( ̄▽ ̄;)
心の中でガンガンツッコミを入れるるいが楽しい。
きっと本来はそういう子なんやろな。
片桐さん(風間俊介)とも親しくなれたら
気安く喋れたんやろか・・・δ(・ω・`)ウーン…
なんかもう、あのときめきは戻ってこないかもしれんなぁ・・
ジョーと呼ばれていた宇宙人は、演奏を終えると
普通にるいの前の席に座りおしゃべり開始。
ジョーはクリーニング店でるいが名前を呼ばれたのを聞いて、すぐに「るい=ルイ・アームストロング」と理解した模様。
『サッチモのルイとちゃうの?』
名前がサッチモと同じ=ジャズ好き=それで店に来た と、解釈したようだが偶然なのだよ。
そして宇宙人の服にいつも付いとるケチャップの謎が解明された!
白い服着とるのに、何も気にせんとケチャップたらしながらホットドック食べとる!
今日も早速ケチャップ付けとるし・・・
『これじゃったんか!
いっつもシャツのおんなじとこにちいとるケチャップ。
あぁ・・・ほっといたら染みになるのに・・・
洗いてぇ・・・今すぐ洗いてぇ・・・(るい心の叫び)』
我慢できずジョーのシャツを回収。
ついでにお店の人の制服も預かって来たという商売上手なるいなのでした(笑
ジョーの人柄がわかってきたぞ。
あのイライラポーズに見えた指の動きはいつも心の中でトランペット吹いてたからなんだね。そして普段は長嶋茂雄タイプ。思いつきでしゃべるし、集中すると他を見とらん(笑
いいテンポの月曜日。
ジャズ喫茶場面のるいの驚きと、ポンポン出て来る心のツッコミ、ジョーとの噛み合わない会話、喧騒。
合間に挟まれる竹村夫妻(濱田マリ・村田雄浩)の、るいへの親心。
そうして帰宅した頃には、るいの傷はどこかにいっていたのです。
ジョーのトランペットに癒されたんかのぅ♬
1月4日(火)第44話
さて、ジャズ喫茶「Night and Day」にクリーニング済衣類を届けたるいは、オーナーの小暮(近藤芳正)の厳重なチェックを経て継続契約を取り付けました。
そして、そこに住んでいるジョーにも洗濯物を届けに行き、彼の生活を垣間見たのでした。
『何じゃあ・・・変わった部屋じゃなあ。
トランペットを吹くことと、レコードを聴くこと。
それだけが目的みてぇな部屋じゃ』
ジョーがあまりに雑にインスタントコーヒーを淹れようとするんで、思わず手を出してしまったるい・・・
『おじいちゃんが使ようったカップとおんなじぐれぇの大きさじゃ。
おじいちゃんは新しもの好きじゃったからなぁ。
インスタントコーヒーが出た時もすぐ飛びついて買うとったなあ・・・』
雉真家での空白の10年が伝わってくる初めてのるいの回想。
やっぱり千吉さん(段田安則)は、るいのことかわいがってくれてたんだなぁ・・
きっとおじいちゃんと過ごす時間だけがるいの憩いになっていたんだろうね。
インスタントコーヒーが初めて雉真家に来た時にも千吉さんは嬉しそうに見せて、るいも素直に好奇心を表現して、おじいちゃんのために淹れてあげたんだろうなぁ。
ジョーは、るいの淹れたコーヒーの美味しさに驚きながら飲んでいた。
この人、トランペット以外のことは全部適当にやってきたね?(笑
さらに・・・シャツに刺繍してある「宇宙人」にも気づいたのだが・・・
『あっ・・・いや、そりゃあ・・・その・・・ただの記号です』るい
『記号?』ジョー
『はい・・・』
『僕の?』
『はい・・・』
『宇宙人が?』
『・・・すみません・・』
『ええ?え〜!何か、かっこええなぁ!』
『よかった・・・変わった感性の人で』
(* ̄m ̄)プッ なんだろ〜
この2人、噛み合わないようでいて、すごく合っているような。
今までるいの心のツッコミと実際の発言ははっきり分離していたけれど、ジョーに対しては心の中も表に出る言葉も変わらない感じ。そしてジョーも素直(笑
さらに「サッチモ」とは何者か判明。
るいは、ルイ・アームストロングの顔を初めて知ったぞ(笑
そしてジョーの吹く「on the Sunny Side of the Street」を聴いているうちに・・・
どこかでこの曲を聴いたことがあると気づいた・・・
それは懐かしさなのか、悲しさなのか・・・遠い記憶・・
でも、どこでだったかは憶えていなかったようです。
まだ小学校入る前だったからなぁ・・・
それに安子と一緒に聴いたはずだから記憶を封印しているのかも。
ジョーの洗濯物を手に竹村クリーニングに帰ったるいを片桐(風間俊介)が待っていた。
店員として片桐に接する気丈なるいの後ろ姿、何か言いたそうだけど言えない片桐の様子から竹村夫妻は、この恋が終わったのだと察知した。片桐が帰った後、用事を作って二人はるいをひとりにしてくれた。
風間君、やっぱりうまいねぇ・・・
あの時あんな表情を見せてしまった自分を後悔しているのも、でもそれが今の自分なんだと気づいた上で会いに来ているのもわかる。
るいの目には涙が浮かんでいるようにも見えたが、堪えられたのはジョーのおかげかもしれん。預かってきた洗濯物、一枚一枚を手に取り確認していると、ジョーがどんなふうに過ごしているのかが見えてくる。彼のシャツの「宇宙人」と記した糸をほどき「ジョー」と刺繍したるい。もう彼は、謎の「宇宙人」ではなく、粗忽で、飲もうとするコーヒーさえこぼしてしまう、ルイ・アームストロングが大好きで、いつだってトランペットのことを考えている「ジョー」という男性になっている。
いつのまにかるいの心の中を灯すように存在していたジョー・・・
そのるいの心の流れがすごく自然で、さすが藤本さんだとうならされる。
安子(上白石萌音)にとってルイ・アームストロングは稔さん(松村北斗)が導いてくれた英語であり、未来と希望が込められた言葉(詞)だった。
るいはジョーの存在とともに心動かされる音楽として出会い、いずれ自分のルーツに辿りつくのだろうか。そして、そこに導いてくれるのは多分、ジョー。
続きを読む
matakita821 at 18:19|Permalink│Comments(4)
2021年12月24日
「カムカムエヴリバディ」 第8週 1951-1962
12月20日(月)第36話
『わしと結婚してほしい。
わしゃあ、甲子園には行けなんだ。
大学野球も志半ばじゃった。
じゃけど進駐軍との試合に勝てたら、アメリカに勝てたら、
そん時ゃあ、兄さんも認めてくれる。
そねん思うて戦うたんじゃ。
これからは、わしが守りてぇ。おめえのことも、るいのことも』
プロポーズされている時の安子(上白石萌音)の表情を見たら、
あ、コレ、全然ダメだわ・・と気づくと思うが〜〜(;´・ω・)ウーン・・・
勇(村上虹郎)としては精いっぱいの自分としての誠意で
進駐軍に勝ったら、兄(松村北斗)にも許してもらえる、
安子も納得できる・・と考えたんだろうが・・・
まぁ、兄嫁を弟がもらうってのも無い話じゃないしさ・・
でも、安子にしたら野球の勝負とかどうでもいいっていうか〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
勝ったからどうとか言われても全くしっくり来ず・・・
ポカーーン・・てな感じだよね。
稔さんを殺したアメリカ軍に敵討ちを!って発想ないもの。
コレ、すぐに返事しなかったのは安子も混乱しちゃったのかな?
ロバートさんと会っていなかったら勇と一緒になったのかな?
NOならすぐに返事しないと勇も期待してるよ〜〜
HPはこちら
安子は心の友・きぬちゃん(小野花梨)に相談。
きぬちゃんはズバッと指摘してくれた。
『これまでが不自然じゃったんじゃ思うよ。
再婚もせんと雉真の家におって、
おはぎゅう売りながらるいちゃん育てるじゃなんて。
勇ちゃんのこたあ、好きじゃろう?』
『もちろんじゃ』安子
『じゃったら、何が問題なん?』
そこに偶然ロバートさん(村雨辰剛)が現れ・・・
2人の話す様子を見ていた察しのいいきぬちゃんは「問題」に気づいたさ。
『安子ちゃん・・・
自分が、どねんしてんかはっきりさせんといけんよ』
きぬちゃん、さすがじゃ。
いつだって安子の一番の味方で安子の気づかないことをきっちり教えてくれる。
カウンターに並んで仲良く話す安子とロバートさんをマスター(世良公則)は嬉しそうに見守ってくれとる。
安子はロバートさんには夢を語ることができる。
ロバートさんは安子が何を大切にして何を生きがいにしているかを知っている。
そして、これから何がしたいかを安子に聞いてくれる。
ロバートさんとの間には「未来」へと繋がる「今」があるけど
勇との間には「過去」しかないんじゃなかろうか・・
勇は安子のこと、何も知らないんじゃないのかな・・
ロバートさんは安子のおはぎが美味しいのは『あなたの子供の頃の思い出の味、悲しみの味、それから、るいちゃんへの愛情の味なのです(英語)』と伝えてくれた。
そして別れ際に、いつも通り花を買っているから奥様のためかと思ったら、安子へ。
『I'm very impressed by you.
You are an amazing woman.』
(あなたには感服です。あなたはすばらしい女性です)
『See you around, Yasuko.』
(では、また。安子)
『Take care ・・・Robert』
(はい、また。・・・・ロバート)
安子、初めて「ロバート」と!
そしてロバートさんも初めて安子へお花を!!
2人の間だけに流れる特別な時間・・・に、
見ているこちらもにんまりしてしまったのだがーーーー
何ということでしょう!
勇が見ていた!!(;`Д´ノ)ノ
怖い顔でロバートを睨んどる!
『誰?今の人。誰なら?』勇
『違うんじゃ!』安子
『違う?』
安子も普通に「テキスト作るの手伝ってる人だよ〜」って答えりゃいいものを、
あわわわわ・・ってしどろもどろになったもんだから、
勇も気づいてしまったワ( ̄▽ ̄;)
そして答えながら安子もわかったんだと思う、
ロバートさんは自分にとって特別な人なんだって。
勇は家に帰らず、ヤケ酒。
ラジオから流れる英語を消せ!と騒ぎ、暴れるのでした。
勇・・・振られたらストーカーになるタイプ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
かわいさ余って憎さ100倍になりそうで怖いんだけどーー
安子は千吉(段田安則)に家を出る意志を伝えたさ。
それで千吉は何もかも理解した模様。
こっからの詰め方はさすが一代で財を築いた雉真繊維社長。
るいと離れないという安子に、赤ん坊のるいを任せた結果怪我を負わせたこと、この前医者にるいの傷を見せたこと、治る可能性はあるが手術を何回もせねばならず、かなりの費用がかかることを話した。
『おはぎの小商いで賄える額じゃねぇ。
途方もねぇ金がかかることじゃ。
雉真繊維の力がなかったら治してやれん。
それでも・・るいを連れて、この家を出る言んか。
本当に、それがるいのためじゃ思よんか。
雉真の子として生きていく。
それが、るいにとっては一番えんじゃ』
千吉さんにとって「雉真の子」であるるいが一番かわいい。
安子はるいの母親にすぎない。
それでも千吉さんなりに安子の自由を認めてやらせてきたんだと思う。
じゃが家は出る、るいも連れて行くというのは決して許さない。
安子の「自由」はあくまで千吉の加護の元許されていた。
本当の意味で自由に日なたの道歩くにはまだまだ時間がかかりそうじゃ・・
安子の代では叶わんのかのぅ・・
って、算太(濱田岳)も雪衣さん(岡田結実)に、ある意味プロポーズ。
算太の場合は雪衣さんの気持ちが勇にあるってわかっていての・・だが・・・
雪衣さん、どう答えたんじゃろ・・
安子が勇と一緒になるんなら辛いから算太と一緒になるのもアリかもしれんが、
安子が出ていくのなら・・・(  ̄〜 ̄;)ウーン…
12月21日(火)第37話
雉真家を出ていくなら、るいとは暮らせない・・・
従うしかなく、るいを泣きながら抱きしめる安子なのでした・・
コレさ〜るいが男の子なら後継ぎだからって、しかたなくも納得できるけど、女の子なのにさ〜それにこれから勇が結婚したら子供生まれるじゃんね〜そしたらどうすんのよ?るいを母親から離して辛い思いさせる意味あるんかい?( -᷄ω-᷅)
飲み屋でケンカして傷だらけになった勇が帰宅。
安子と勇の雰囲気から状況を察知していた雪衣さんは赤チンでお灸を・・
『無様ですね。
そねんことでお酒ょう飲んで暴れるじゃなんて。
雉真の坊ちゃんの面目丸潰れじゃね』
この時、お、意外と雪衣さんと勇合ってるかも・・って思ったんだよね。
勇って、こういう言い方する人好きそうじゃん ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
出ていこうとする雪衣さんの腕を掴んだ勇じゃった・・
『ひでぇ人じゃね。
今も・・・たった今も安子さんのことを思うとるくせに』雪衣
『分かっとるんじゃったら出ていきゃあええが・・・
出ていけぇ…』
出て行かなかったようです・・・( ̄▽ ̄;)
勇は雪衣さんの気持ちを知っていたんだね。そこに甘えた。
そして雪衣さんも自分に気持ちがないことをわかりながら結ばれることを望んだ。
勇への思いをスッパリ捨てたのかと思ったが、この時だけでいいと思ったのか・・
勇がロバートと一緒にいる安子を見なければ、この展開は無かっただろうなぁ・・・
そして・・朝、勇の部屋から出て来る艶っぽい雪衣さんと
会ってしまった算太・・・
その日はよりによって「たちばな」再建のために信用金庫からお金を借りる相談をしに行く日・・・
安子は必死に貯めたお金の入った通帳と判子を算太に託した・・・
_| ̄|● ・・・
こんな精神状態の算太に銭持たせちゃダメだぁ・・って心配していたよ・・・
信金に算太は現れることなく・・この町からも消えた・・
算太・・・ひどいよ・・ひどすぎるよ・・
そりゃショックだったろうさ・・・雪衣さんのいるこの町から逃げたいと思うだろうさ、それなら通帳と判子置いてけよ!
アンタには仁義ってもんがないんかい?!
安子がどんな思いで貯めたと思ってるんじゃヽ(`Д´)ノ
てか、安子も算太の様子が変だな〜とは思わなかったのかね?
信じきっとったのかもしれんが・・・
このドラマ、意外とみんな思い込みで行動しとるぞ。
勇も安子がどんな人間か知ろうとしていないし、
安子も算太が何を考えて生きているのか、
雪衣さんを好きだったことにも気づいていない。
みんな自分のことだけで精一杯な時代だったのかもしれんが・・・
安子はお金を借りる話がまとまったら、おはぎを作る店で自分は算太とに暮らすが、るいはこの家に残るということを伝えた。
『これは、るいのためなんじゃ。
るいが幸せになるために必要なことなんじゃ』
るいに納得できる訳がない。
自分は母親に捨てられたんだと思ってしまうよ・・・
なぜるいだけ残らねばならないのか、
「たちばな」再建が安子にとって幸せの大前提であること、
その幸せをるいにも味合わせたいがために頑張っていること、
せめて「たちばな」が軌道に乗ったら迎えに行くまでの辛抱だと、ちゃんと伝えてあげて欲しかった。
きぬちゃんが言っていたように「いつかはわかってくれる」かもしれないが・・・
「今」のるいは孤独だよ。
ひとりで「カムカム英語」のテーマ曲をつぶやくように歌っているるいが不憫でならない。
大阪で2人で暮らした時にるいに怪我をさせたことで安子は母親として自信を失い臆病になり、千吉さんの言葉に従うしかないと思ったんだろうが・・
自由に生活しているように見えても安子は他の朝ドラの主人公のような女傑タイプではなく、普通の気立ての良いおなごだからなぁ・・時代もあるし、自然と縛られとるものがあるんだろうなぁ。
そして・・
算太出奔を知った安子は大阪に行ったことを突き止め、捜すために大阪へ。
慌てて荷物を詰めている安子をるいが不安そうに見とる。
『たちばなのお店のことで大事な用ができたんじゃ。
算太伯父さんが先に行っとるからお母さんも行かんと』安子
『早う帰ってきてね』るい
『もちろんじゃ』
これもな〜はっきり算太がいなくなったから捜しに行くって言っちゃダメだったのかな〜
大人の事情は子どもに伝えるべきじゃない?伝えた方がいいよ〜
それとこの件、千吉さんは知っているのかい?
知らなかったら千吉さんも勇もるいを置いて安子が消えたと思うんじゃ・・
広い大阪どうやって捜すんぢゃ・・
ロバートに頼るしかない。
安子はロバートが集めてくれた情報を元に算太の知り合いを尋ね歩き続けた。
見つからないまま日は過ぎて、疲労で憔悴した安子は雨の中自転車にぶつかって倒れてしまった・・・
まさか・・このまま・・?
そんなーーー?!!
雉真家でカムカムのテキストをお守りのように見つめている
るいはどうなるんだよーー?!
いろんな悪いタイミングが重なり過ぎた・・
もし、あの時勇に見られていなければ・・
もし、算太があの瞬間を見ていなければ・・
もし・・・ってどんどん遡りたくなるよ・・( ̄▽ ̄;)
続きを読む
『わしと結婚してほしい。
わしゃあ、甲子園には行けなんだ。
大学野球も志半ばじゃった。
じゃけど進駐軍との試合に勝てたら、アメリカに勝てたら、
そん時ゃあ、兄さんも認めてくれる。
そねん思うて戦うたんじゃ。
これからは、わしが守りてぇ。おめえのことも、るいのことも』
プロポーズされている時の安子(上白石萌音)の表情を見たら、
あ、コレ、全然ダメだわ・・と気づくと思うが〜〜(;´・ω・)ウーン・・・
勇(村上虹郎)としては精いっぱいの自分としての誠意で
進駐軍に勝ったら、兄(松村北斗)にも許してもらえる、
安子も納得できる・・と考えたんだろうが・・・
まぁ、兄嫁を弟がもらうってのも無い話じゃないしさ・・
でも、安子にしたら野球の勝負とかどうでもいいっていうか〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
勝ったからどうとか言われても全くしっくり来ず・・・
ポカーーン・・てな感じだよね。
稔さんを殺したアメリカ軍に敵討ちを!って発想ないもの。
コレ、すぐに返事しなかったのは安子も混乱しちゃったのかな?
ロバートさんと会っていなかったら勇と一緒になったのかな?
NOならすぐに返事しないと勇も期待してるよ〜〜
HPはこちら
安子は心の友・きぬちゃん(小野花梨)に相談。
きぬちゃんはズバッと指摘してくれた。
『これまでが不自然じゃったんじゃ思うよ。
再婚もせんと雉真の家におって、
おはぎゅう売りながらるいちゃん育てるじゃなんて。
勇ちゃんのこたあ、好きじゃろう?』
『もちろんじゃ』安子
『じゃったら、何が問題なん?』
そこに偶然ロバートさん(村雨辰剛)が現れ・・・
2人の話す様子を見ていた察しのいいきぬちゃんは「問題」に気づいたさ。
『安子ちゃん・・・
自分が、どねんしてんかはっきりさせんといけんよ』
きぬちゃん、さすがじゃ。
いつだって安子の一番の味方で安子の気づかないことをきっちり教えてくれる。
カウンターに並んで仲良く話す安子とロバートさんをマスター(世良公則)は嬉しそうに見守ってくれとる。
安子はロバートさんには夢を語ることができる。
ロバートさんは安子が何を大切にして何を生きがいにしているかを知っている。
そして、これから何がしたいかを安子に聞いてくれる。
ロバートさんとの間には「未来」へと繋がる「今」があるけど
勇との間には「過去」しかないんじゃなかろうか・・
勇は安子のこと、何も知らないんじゃないのかな・・
ロバートさんは安子のおはぎが美味しいのは『あなたの子供の頃の思い出の味、悲しみの味、それから、るいちゃんへの愛情の味なのです(英語)』と伝えてくれた。
そして別れ際に、いつも通り花を買っているから奥様のためかと思ったら、安子へ。
『I'm very impressed by you.
You are an amazing woman.』
(あなたには感服です。あなたはすばらしい女性です)
『See you around, Yasuko.』
(では、また。安子)
『Take care ・・・Robert』
(はい、また。・・・・ロバート)
安子、初めて「ロバート」と!
そしてロバートさんも初めて安子へお花を!!
2人の間だけに流れる特別な時間・・・に、
見ているこちらもにんまりしてしまったのだがーーーー
何ということでしょう!
勇が見ていた!!(;`Д´ノ)ノ
怖い顔でロバートを睨んどる!
『誰?今の人。誰なら?』勇
『違うんじゃ!』安子
『違う?』
安子も普通に「テキスト作るの手伝ってる人だよ〜」って答えりゃいいものを、
あわわわわ・・ってしどろもどろになったもんだから、
勇も気づいてしまったワ( ̄▽ ̄;)
そして答えながら安子もわかったんだと思う、
ロバートさんは自分にとって特別な人なんだって。
勇は家に帰らず、ヤケ酒。
ラジオから流れる英語を消せ!と騒ぎ、暴れるのでした。
勇・・・振られたらストーカーになるタイプ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
かわいさ余って憎さ100倍になりそうで怖いんだけどーー
安子は千吉(段田安則)に家を出る意志を伝えたさ。
それで千吉は何もかも理解した模様。
こっからの詰め方はさすが一代で財を築いた雉真繊維社長。
るいと離れないという安子に、赤ん坊のるいを任せた結果怪我を負わせたこと、この前医者にるいの傷を見せたこと、治る可能性はあるが手術を何回もせねばならず、かなりの費用がかかることを話した。
『おはぎの小商いで賄える額じゃねぇ。
途方もねぇ金がかかることじゃ。
雉真繊維の力がなかったら治してやれん。
それでも・・るいを連れて、この家を出る言んか。
本当に、それがるいのためじゃ思よんか。
雉真の子として生きていく。
それが、るいにとっては一番えんじゃ』
千吉さんにとって「雉真の子」であるるいが一番かわいい。
安子はるいの母親にすぎない。
それでも千吉さんなりに安子の自由を認めてやらせてきたんだと思う。
じゃが家は出る、るいも連れて行くというのは決して許さない。
安子の「自由」はあくまで千吉の加護の元許されていた。
本当の意味で自由に日なたの道歩くにはまだまだ時間がかかりそうじゃ・・
安子の代では叶わんのかのぅ・・
って、算太(濱田岳)も雪衣さん(岡田結実)に、ある意味プロポーズ。
算太の場合は雪衣さんの気持ちが勇にあるってわかっていての・・だが・・・
雪衣さん、どう答えたんじゃろ・・
安子が勇と一緒になるんなら辛いから算太と一緒になるのもアリかもしれんが、
安子が出ていくのなら・・・(  ̄〜 ̄;)ウーン…
12月21日(火)第37話
雉真家を出ていくなら、るいとは暮らせない・・・
従うしかなく、るいを泣きながら抱きしめる安子なのでした・・
コレさ〜るいが男の子なら後継ぎだからって、しかたなくも納得できるけど、女の子なのにさ〜それにこれから勇が結婚したら子供生まれるじゃんね〜そしたらどうすんのよ?るいを母親から離して辛い思いさせる意味あるんかい?( -᷄ω-᷅)
飲み屋でケンカして傷だらけになった勇が帰宅。
安子と勇の雰囲気から状況を察知していた雪衣さんは赤チンでお灸を・・
『無様ですね。
そねんことでお酒ょう飲んで暴れるじゃなんて。
雉真の坊ちゃんの面目丸潰れじゃね』
この時、お、意外と雪衣さんと勇合ってるかも・・って思ったんだよね。
勇って、こういう言い方する人好きそうじゃん ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
出ていこうとする雪衣さんの腕を掴んだ勇じゃった・・
『ひでぇ人じゃね。
今も・・・たった今も安子さんのことを思うとるくせに』雪衣
『分かっとるんじゃったら出ていきゃあええが・・・
出ていけぇ…』
出て行かなかったようです・・・( ̄▽ ̄;)
勇は雪衣さんの気持ちを知っていたんだね。そこに甘えた。
そして雪衣さんも自分に気持ちがないことをわかりながら結ばれることを望んだ。
勇への思いをスッパリ捨てたのかと思ったが、この時だけでいいと思ったのか・・
勇がロバートと一緒にいる安子を見なければ、この展開は無かっただろうなぁ・・・
そして・・朝、勇の部屋から出て来る艶っぽい雪衣さんと
会ってしまった算太・・・
その日はよりによって「たちばな」再建のために信用金庫からお金を借りる相談をしに行く日・・・
安子は必死に貯めたお金の入った通帳と判子を算太に託した・・・
_| ̄|● ・・・
こんな精神状態の算太に銭持たせちゃダメだぁ・・って心配していたよ・・・
信金に算太は現れることなく・・この町からも消えた・・
算太・・・ひどいよ・・ひどすぎるよ・・
そりゃショックだったろうさ・・・雪衣さんのいるこの町から逃げたいと思うだろうさ、それなら通帳と判子置いてけよ!
アンタには仁義ってもんがないんかい?!
安子がどんな思いで貯めたと思ってるんじゃヽ(`Д´)ノ
てか、安子も算太の様子が変だな〜とは思わなかったのかね?
信じきっとったのかもしれんが・・・
このドラマ、意外とみんな思い込みで行動しとるぞ。
勇も安子がどんな人間か知ろうとしていないし、
安子も算太が何を考えて生きているのか、
雪衣さんを好きだったことにも気づいていない。
みんな自分のことだけで精一杯な時代だったのかもしれんが・・・
安子はお金を借りる話がまとまったら、おはぎを作る店で自分は算太とに暮らすが、るいはこの家に残るということを伝えた。
『これは、るいのためなんじゃ。
るいが幸せになるために必要なことなんじゃ』
るいに納得できる訳がない。
自分は母親に捨てられたんだと思ってしまうよ・・・
なぜるいだけ残らねばならないのか、
「たちばな」再建が安子にとって幸せの大前提であること、
その幸せをるいにも味合わせたいがために頑張っていること、
せめて「たちばな」が軌道に乗ったら迎えに行くまでの辛抱だと、ちゃんと伝えてあげて欲しかった。
きぬちゃんが言っていたように「いつかはわかってくれる」かもしれないが・・・
「今」のるいは孤独だよ。
ひとりで「カムカム英語」のテーマ曲をつぶやくように歌っているるいが不憫でならない。
大阪で2人で暮らした時にるいに怪我をさせたことで安子は母親として自信を失い臆病になり、千吉さんの言葉に従うしかないと思ったんだろうが・・
自由に生活しているように見えても安子は他の朝ドラの主人公のような女傑タイプではなく、普通の気立ての良いおなごだからなぁ・・時代もあるし、自然と縛られとるものがあるんだろうなぁ。
そして・・
算太出奔を知った安子は大阪に行ったことを突き止め、捜すために大阪へ。
慌てて荷物を詰めている安子をるいが不安そうに見とる。
『たちばなのお店のことで大事な用ができたんじゃ。
算太伯父さんが先に行っとるからお母さんも行かんと』安子
『早う帰ってきてね』るい
『もちろんじゃ』
これもな〜はっきり算太がいなくなったから捜しに行くって言っちゃダメだったのかな〜
大人の事情は子どもに伝えるべきじゃない?伝えた方がいいよ〜
それとこの件、千吉さんは知っているのかい?
知らなかったら千吉さんも勇もるいを置いて安子が消えたと思うんじゃ・・
広い大阪どうやって捜すんぢゃ・・
ロバートに頼るしかない。
安子はロバートが集めてくれた情報を元に算太の知り合いを尋ね歩き続けた。
見つからないまま日は過ぎて、疲労で憔悴した安子は雨の中自転車にぶつかって倒れてしまった・・・
まさか・・このまま・・?
そんなーーー?!!
雉真家でカムカムのテキストをお守りのように見つめている
るいはどうなるんだよーー?!
いろんな悪いタイミングが重なり過ぎた・・
もし、あの時勇に見られていなければ・・
もし、算太があの瞬間を見ていなければ・・
もし・・・ってどんどん遡りたくなるよ・・( ̄▽ ̄;)
続きを読む
matakita821 at 18:06|Permalink│Comments(2)
2021年12月17日
「カムカムエヴリバディ」 第7週 1948-1951
12月13日(月)第31話
HPはこちら
オフィスの前で別れたロバートさん(村雨辰剛)は、るいへのクリスマスプレゼントを手渡してくれた。ただ相手の幸せだけを願う日、それがクリスマスなんだね。
帰宅した安子(上白石萌音)もるいにプレゼントを渡した。
それは稔さん(松村北斗)さんから預かっていた英和辞典。
『お母さんの宝物じゃ。メリークリスマス、るい』
『メリークリスマス、お母さん』
そうして安子にも大きなクリスマスプレゼントが!
『クリスマスにサンタがやって来ました』・・(* ̄m ̄)
算太(濱田岳)!よくぞ無事に帰ってきてくれたね!
安子はこれまでのことを算太に話し、算太は初めて姪っ子のるいと会った。
『安子・・・よう生きとってくれた』算太
『お兄ちゃんこそ・・・生きとってよかった。
お兄ちゃんが生きとって・・・(´;ω;`)』安子
『おうおう・・・安子。泣くな。ハハッ・・』
算太・・・淡々と受け止めとったように見えたが
内心、みんなの死に目に会えなかったこと、
安子にすべて背負わせてしまったことで、
自分を責めとったんだろうなぁ・・
雉真家の皆さんにも温かく迎えられ、
南の島で敵から逃れ空腹で動けなくなっていたら
チャップリンが現れ戦争が終わったことを教えてもらい帰ることができたと、おもしろおかしく話す算太(千吉さんも勇さんも、ぽかーーんとしとったが( ̄▽ ̄;) )。
しかし、千吉さん(段田安則)が金太さん(甲本雅裕)の思いを伝えたら、急に安子に雉真家の嫁になるとはうめぇことやりよったな!って言いだしたり、雪衣さんをセクハラ的にくどいたり、妙な様子に。安子が窘めると『死んだ親父が何ゅう思よろうが知ったことじゃねぇ』と部屋を出ていこうとしたら・・・
美都里さん( YOU)が現れ、算太を優しく抱きしめた。
『恋しいんじゃろう?
お父さんとお母さんに会いとうてたまらんのじゃろう?』
算太の脳裏に、南の島で死にそうになった時のできごとが蘇った。
『父ちゃん・・母ちゃん・・・
どうやら、わしゃあここまでのようじゃ・・・』
倒れて息も絶え絶えになっとる算太に、小しずさん(西田尚美)が近づいて来た。
『算太、久しぶりじゃね。元気しょおった?』
『元気かどうか、見りゃ分かろうが・・・』
『もう戦争は終わっとるんよ』
『えっ?』
『この先に港があるから、そこで船に乗られえ』
『えぇ?』
『フフフ・・・本当にあんたは賢えようで抜けとるんじゃから』
小しずさんは算太を抱きしめてくれた。
『謝りてぇと思ようった。
今までのこと・・・父ちゃんと母ちゃんに謝って・・・
それから・・・
わしのダンス見てもらいてぇ思ようった。
しゃあけど・・わしゃあ、もう何の気力も湧かんのじゃ・・・』算太
『あほうじゃねぇ・・・
生きとるだけでええんじゃ。
自分らが死んでも、あんたが生きとりゃあそれだけでえぇ。
お父さんもお母さんも、そねん思うとるんよ〜』美都里
『算太・・よう生きとってくれたねぇ。
算太。お母さん、もうそれだけで十分じゃ』小しず
『母ちゃん・・・母ちゃん・・・母ちゃん・・』
母を呼びながら泣いている算太の背中を美都里さんはあやすように
優しく、ぽん・・ぽん・・と叩いてくれた。
後悔と自分を責める気持ちから、虚勢を張っていた算太の心を受け止めてくれた美都里さん・・(´;ω;`)ウゥゥ
おかげで算太は素直に母ちゃんの胸で甘えて泣くことができた。
抑え込んでいた自分の思いを吐き出すことができた。
美都里さんの言葉は稔さんを待っていた母親としての本当の気持ち。
ただ純粋に子供の無事を祈り、生きていることに感謝したい母としての深い愛情。
多分今まで家族も、こんな美都里さんを見たことがなかったんじゃなかろうか。
算太の母を求める気持ちと、美都里さんの稔さんを思う気持ちが結びついてお互いに救いとなった。
まさか美都里さんに泣かされる日が来ようとは・・・(´;ω;`)
わたしゃ、美都里さんがふら〜〜っと現れた時、『私の稔は帰って来んのに、なんでアンタは帰って来たん?!』って責めるんじゃ?ってヒヤリとしたよ。
許しておくれ・・・
YOUさんからあふれた美しい光のような愛。すばらしかった。
温かく算太を包んでくれてありがとう・・・
月曜から泣かせないでおくれよぉ・・・(T┏_┓T)
12月14日(火)第32話
すっかり元気になった算太は安子とるいが煮ている小豆の匂いで目が覚めた。
『小豆の声を聴けえ。時計に頼るな。目を離すな。
何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。
おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ』安子・るい
この言葉も匂いも橘家のもんにはお守りのようなもんなんだろうなぁ。
算太もやっと帰ってきたと思えたべ。
安子の作ったおはぎを食べた算太は「たちばな」再建を申し出た。
安子は戦後の焼け野原で金太が言っていた言葉を伝えたさ。
『たちばなを建て直すで。
たちばなの菓子で救われる人がきっとおるはずじゃ』
『まいったのう・・・
親父ゃあ、何でもお見通しじゃ』算太
その「救われる人」の中には算太も入っていたと思う。
金太さんは算太のためにも「たちばな」を残しておきたかったんじゃ。
さて、勇(村上虹郎)は社長に雉真繊維で野球部を作ることを提案。
千吉さんは『また野球かよ・・』って顔になったが(( ̄▽ ̄;)アハハ…)、
林専務が援護(林専務!グッジョブ!)。
『父さん、わしゃあ、兄さんのようにはなれん。
わしのやり方でしか雉真の後継ぎにはなれんのんじゃ』勇
勇、それでいいんじゃ!
安子が仕事に行っている間はるいは美都里さんと一緒に過ごしとる。
安子が持ってきたおはぎを半分こして食べる2人の優しい時間。
雉真家に帰ってくることにした時、どんな恐ろしい展開が待っているのかと怯えたが、帰ってきて本当に良かったねぇ(´;ω;`)
るいと一緒に過ごすことで美都里さんがどんなに癒されたことか。
稔さんが小さかった頃にも、こうやって二人で半分こしておやつを食べたのかねぇ。
『るいのお父さんもおはぎが好きじゃった』美都里
『本当?』るい
『本当じゃ。
大学予科の初めての夏休みに、おはぎゅう買うてきてくれたんじゃ。
大阪で買いそびれたから、朝丘町の「たちばな」いう
お店で買うてきたよ言うて・・・』
『おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ、
おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ』
美都里さんの頭をなでるるい・・・
『何じゃ?』
『おいしい餡子のおまじないじゃ。
食べる人が笑うてくれますようにいうてお願いするんじゃ』
『そっか・・・そっかそっか・・・
おいしゅうな〜れ言うんか。ハハッ・・・そっかそっか』
なんだか美都里さんの表情が・・どんどん浄化されてるというか・・
一時は安子のことも恨み全てを呪っただろうが、今は懐かしい大切な思い出として輝いている。
美都里さんは悲しみを越えて、
こんなにも美しく尊い存在になったんだね(´;ω;`)
野球部を作ったことで雉真繊維の社員たちの結束は強まり、
なんと売り上げも伸びて来たそうな。
安堵するように勇を誉める千吉さんに美都里さんは
『今更何を言よんでぇ。
当たり前じゃろう。私が産んだ子なんじゃから。
自慢の息子じゃ。稔も勇も』
『そうじゃな・・うん。ありがとう、美都里』千吉
『再びクリスマスが近づく頃に美都里は稔のいる空の向こうへと旅立ちました』
ゥア────。゚(゚´Д`゚)゚。────ン!!
美都里さん、なんちゅう一生を見せてくれるんぢゃ!
あんたはすばらしい母親じゃったよ。愛の人だった。
るいの心の中に大きなもんを残していってくれた・・
もちろん安子や算太にも。
クリスマス。
おはぎを売り歩いている安子の元にロバートさんが現れた。
岡山を撤退するそうでお別れに来てくれたのさ〜
安子はおはぎの代金を貰わなかった。
『It's Christmas day !』
去年、ロバートさんから貰った言葉をそのままお返し。
『Mrs.Kijima、英語の勉強これからも続けてください。
きっとあなたをどこか思いも寄らない場所まで連れていってくれますよ』ロバート
『Merry Christmas!』安子
『Merry Christmas!』
『長かった戦争は本当に終わったのだと、その時安子は思いました』
敵同士だった国のもんが、心から相手の幸せを祈りあっている・・
それはクリスマスだからというだけではないだろう。
みんな戦争の傷から立ち直り、前を向いて歩いて行こうとしていた・・
続きを読む
HPはこちら
オフィスの前で別れたロバートさん(村雨辰剛)は、るいへのクリスマスプレゼントを手渡してくれた。ただ相手の幸せだけを願う日、それがクリスマスなんだね。
帰宅した安子(上白石萌音)もるいにプレゼントを渡した。
それは稔さん(松村北斗)さんから預かっていた英和辞典。
『お母さんの宝物じゃ。メリークリスマス、るい』
『メリークリスマス、お母さん』
そうして安子にも大きなクリスマスプレゼントが!
『クリスマスにサンタがやって来ました』・・(* ̄m ̄)
算太(濱田岳)!よくぞ無事に帰ってきてくれたね!
安子はこれまでのことを算太に話し、算太は初めて姪っ子のるいと会った。
『安子・・・よう生きとってくれた』算太
『お兄ちゃんこそ・・・生きとってよかった。
お兄ちゃんが生きとって・・・(´;ω;`)』安子
『おうおう・・・安子。泣くな。ハハッ・・』
算太・・・淡々と受け止めとったように見えたが
内心、みんなの死に目に会えなかったこと、
安子にすべて背負わせてしまったことで、
自分を責めとったんだろうなぁ・・
雉真家の皆さんにも温かく迎えられ、
南の島で敵から逃れ空腹で動けなくなっていたら
チャップリンが現れ戦争が終わったことを教えてもらい帰ることができたと、おもしろおかしく話す算太(千吉さんも勇さんも、ぽかーーんとしとったが( ̄▽ ̄;) )。
しかし、千吉さん(段田安則)が金太さん(甲本雅裕)の思いを伝えたら、急に安子に雉真家の嫁になるとはうめぇことやりよったな!って言いだしたり、雪衣さんをセクハラ的にくどいたり、妙な様子に。安子が窘めると『死んだ親父が何ゅう思よろうが知ったことじゃねぇ』と部屋を出ていこうとしたら・・・
美都里さん( YOU)が現れ、算太を優しく抱きしめた。
『恋しいんじゃろう?
お父さんとお母さんに会いとうてたまらんのじゃろう?』
算太の脳裏に、南の島で死にそうになった時のできごとが蘇った。
『父ちゃん・・母ちゃん・・・
どうやら、わしゃあここまでのようじゃ・・・』
倒れて息も絶え絶えになっとる算太に、小しずさん(西田尚美)が近づいて来た。
『算太、久しぶりじゃね。元気しょおった?』
『元気かどうか、見りゃ分かろうが・・・』
『もう戦争は終わっとるんよ』
『えっ?』
『この先に港があるから、そこで船に乗られえ』
『えぇ?』
『フフフ・・・本当にあんたは賢えようで抜けとるんじゃから』
小しずさんは算太を抱きしめてくれた。
『謝りてぇと思ようった。
今までのこと・・・父ちゃんと母ちゃんに謝って・・・
それから・・・
わしのダンス見てもらいてぇ思ようった。
しゃあけど・・わしゃあ、もう何の気力も湧かんのじゃ・・・』算太
『あほうじゃねぇ・・・
生きとるだけでええんじゃ。
自分らが死んでも、あんたが生きとりゃあそれだけでえぇ。
お父さんもお母さんも、そねん思うとるんよ〜』美都里
『算太・・よう生きとってくれたねぇ。
算太。お母さん、もうそれだけで十分じゃ』小しず
『母ちゃん・・・母ちゃん・・・母ちゃん・・』
母を呼びながら泣いている算太の背中を美都里さんはあやすように
優しく、ぽん・・ぽん・・と叩いてくれた。
後悔と自分を責める気持ちから、虚勢を張っていた算太の心を受け止めてくれた美都里さん・・(´;ω;`)ウゥゥ
おかげで算太は素直に母ちゃんの胸で甘えて泣くことができた。
抑え込んでいた自分の思いを吐き出すことができた。
美都里さんの言葉は稔さんを待っていた母親としての本当の気持ち。
ただ純粋に子供の無事を祈り、生きていることに感謝したい母としての深い愛情。
多分今まで家族も、こんな美都里さんを見たことがなかったんじゃなかろうか。
算太の母を求める気持ちと、美都里さんの稔さんを思う気持ちが結びついてお互いに救いとなった。
まさか美都里さんに泣かされる日が来ようとは・・・(´;ω;`)
わたしゃ、美都里さんがふら〜〜っと現れた時、『私の稔は帰って来んのに、なんでアンタは帰って来たん?!』って責めるんじゃ?ってヒヤリとしたよ。
許しておくれ・・・
YOUさんからあふれた美しい光のような愛。すばらしかった。
温かく算太を包んでくれてありがとう・・・
月曜から泣かせないでおくれよぉ・・・(T┏_┓T)
12月14日(火)第32話
すっかり元気になった算太は安子とるいが煮ている小豆の匂いで目が覚めた。
『小豆の声を聴けえ。時計に頼るな。目を離すな。
何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。
おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ』安子・るい
この言葉も匂いも橘家のもんにはお守りのようなもんなんだろうなぁ。
算太もやっと帰ってきたと思えたべ。
安子の作ったおはぎを食べた算太は「たちばな」再建を申し出た。
安子は戦後の焼け野原で金太が言っていた言葉を伝えたさ。
『たちばなを建て直すで。
たちばなの菓子で救われる人がきっとおるはずじゃ』
『まいったのう・・・
親父ゃあ、何でもお見通しじゃ』算太
その「救われる人」の中には算太も入っていたと思う。
金太さんは算太のためにも「たちばな」を残しておきたかったんじゃ。
さて、勇(村上虹郎)は社長に雉真繊維で野球部を作ることを提案。
千吉さんは『また野球かよ・・』って顔になったが(( ̄▽ ̄;)アハハ…)、
林専務が援護(林専務!グッジョブ!)。
『父さん、わしゃあ、兄さんのようにはなれん。
わしのやり方でしか雉真の後継ぎにはなれんのんじゃ』勇
勇、それでいいんじゃ!
安子が仕事に行っている間はるいは美都里さんと一緒に過ごしとる。
安子が持ってきたおはぎを半分こして食べる2人の優しい時間。
雉真家に帰ってくることにした時、どんな恐ろしい展開が待っているのかと怯えたが、帰ってきて本当に良かったねぇ(´;ω;`)
るいと一緒に過ごすことで美都里さんがどんなに癒されたことか。
稔さんが小さかった頃にも、こうやって二人で半分こしておやつを食べたのかねぇ。
『るいのお父さんもおはぎが好きじゃった』美都里
『本当?』るい
『本当じゃ。
大学予科の初めての夏休みに、おはぎゅう買うてきてくれたんじゃ。
大阪で買いそびれたから、朝丘町の「たちばな」いう
お店で買うてきたよ言うて・・・』
『おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ、
おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ』
美都里さんの頭をなでるるい・・・
『何じゃ?』
『おいしい餡子のおまじないじゃ。
食べる人が笑うてくれますようにいうてお願いするんじゃ』
『そっか・・・そっかそっか・・・
おいしゅうな〜れ言うんか。ハハッ・・・そっかそっか』
なんだか美都里さんの表情が・・どんどん浄化されてるというか・・
一時は安子のことも恨み全てを呪っただろうが、今は懐かしい大切な思い出として輝いている。
美都里さんは悲しみを越えて、
こんなにも美しく尊い存在になったんだね(´;ω;`)
野球部を作ったことで雉真繊維の社員たちの結束は強まり、
なんと売り上げも伸びて来たそうな。
安堵するように勇を誉める千吉さんに美都里さんは
『今更何を言よんでぇ。
当たり前じゃろう。私が産んだ子なんじゃから。
自慢の息子じゃ。稔も勇も』
『そうじゃな・・うん。ありがとう、美都里』千吉
『再びクリスマスが近づく頃に美都里は稔のいる空の向こうへと旅立ちました』
ゥア────。゚(゚´Д`゚)゚。────ン!!
美都里さん、なんちゅう一生を見せてくれるんぢゃ!
あんたはすばらしい母親じゃったよ。愛の人だった。
るいの心の中に大きなもんを残していってくれた・・
もちろん安子や算太にも。
クリスマス。
おはぎを売り歩いている安子の元にロバートさんが現れた。
岡山を撤退するそうでお別れに来てくれたのさ〜
安子はおはぎの代金を貰わなかった。
『It's Christmas day !』
去年、ロバートさんから貰った言葉をそのままお返し。
『Mrs.Kijima、英語の勉強これからも続けてください。
きっとあなたをどこか思いも寄らない場所まで連れていってくれますよ』ロバート
『Merry Christmas!』安子
『Merry Christmas!』
『長かった戦争は本当に終わったのだと、その時安子は思いました』
敵同士だった国のもんが、心から相手の幸せを祈りあっている・・
それはクリスマスだからというだけではないだろう。
みんな戦争の傷から立ち直り、前を向いて歩いて行こうとしていた・・
続きを読む
matakita821 at 17:19|Permalink│Comments(4)
2021年12月10日
「カムカムエヴリバディ」 第6週 1948
12月6日(月)第26話
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
続きを読む
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
続きを読む
matakita821 at 19:08|Permalink│Comments(2)
2021年12月03日
「カムカムエヴリバディ」 第5週 1946-1948
11月29日(月)第21話
『稔の戦死の知らせから半月が過ぎました。
安子は涙が枯れ果てるまで泣き暮らしました。
「ひなたの道を歩けば 人生は輝く」。
そう歌っている安子は暗闇から抜け出せずにいました』
稔さん(松村北斗)の写真を見ながら拭いていた布を叩きつける安子(上白石萌音)・・・
深い悲しみが誰にぶつけていいのかわからん怒りへと変わる。
そしてそれは母親である美都里(YOU)にも。
もともと精神的に弱かった美都里は稔の死が受け入れられず、その怒りを安子に向けるようになった。
『あんたが稔をそそのかして稔の人生を狂わせたんじゃ。
あんたが殺したようなもんじゃ!
あんたは疫病神じゃ。
とっととこの家から出ていかれぇ!』
『いいえ。私は稔さんの妻で、るいの母親です。
どこへも行きません』安子
安子にちゃんと自分の意志を伝えられる強さがあって良かった。
朝ドラでよく見る、何言われても我慢して耐えるおなごじゃのぅて。
辛いことに変わりはないんじゃが・・・
一方、稔亡き後、勇(村上虹郎)は野球も大学も辞めさせられ、否応も無く雉真繊維の跡継ぎの道を歩かされることに。
勇も言っとったが全部戦争が悪いんじゃ・・
いろんな人の運命を狂わせとる。
戦争は終わっても、生きている人間の苦しみは終わらない。
野球道具も片づけ物置に仕舞おうとする勇だったが、るいが大きくなったら使わせるつもりじゃった( ̄▽ ̄;)
『るいは名前からして野球の申し子じゃからのう』・・・
だから違うんだってば(笑
安子も伝えようとしたが、思いがけずるいが立ち上がり話は中断。
やっと安子の笑顔が見られてほっとする勇じゃった。
自分も大変なのに、いつも安子のことを思い、守ってくれる。
勇はたいした男じゃ。一度やり始めたらとことんまで頑張る勇だから、跡継ぎになっても意外とイケそうだよねぇ。でも、勇の幸せはどこにあるんじゃろ・・・
美都里はますます不安定になり、稔を捜して夜に家を飛び出したり、
安子を追い出すよう千吉さん(段田安則)に訴えるようになった。
そうして千吉さんは決断した。
正気じゃない美都里と過ごすのは辛かろうということで、
安子に縁談を世話するから雉真家を出ていくよう伝えたのさ。
『お断りします。
私は稔さんの・・・稔さんだけの妻です。
今までも、これからも』
安子がそう言うだろうとは千吉さんもわかっていた。
でも、るいは雉真家の子だから置いていけと。
『るいは私が育てます。
私から、るいを奪わんでください。お願いします!
どねんなことでも我慢します。
しゃあから、このままこのうちに置いてください。お願いします!』
『ここに縛りつけておくよりも新しい人生を生きてほしい。
きっと稔も、そう望んどるじゃろう』千吉
確かに女一人が生きていくのはとんでもなく大変だろう。
働ける場所も限られている。
今まで朝ドラでもさんざん望まずに堕ちていく女性たちを見て来た。
ましてや子連れだと共倒れもありえる。
だから千吉さんは本当に安子のことを思って言ってくれてるんだろうと思う。
帰ってこない稔を思って生きていくよりも、まだ若い安子には未来があると。
昔は夫婦のどちらかが亡くなって子供が居たら、その兄弟とか姉妹が再婚させられるパターンがよくあったから、もしかしたら勇と一緒になるよう言われるのでは?と心配したけど、さすがにそれは無かった。まぁ、そんな話が出ても、今の勇ならきっぱりと断るだろうが。
亡くなってまだ半月。
安子の心の整理もついてない。つく訳もないんだが・・・
どうせなら早い方がいいと思ったのかなぁ・・
きっぱりと「雉真の子」と言いきっとったが、子供を奪われたら安子は生きていけんよ・・
てか、この父と安子のやりとりを勇が聞いていてくれて良かった。
朝ドラ名物・立ち聞きをこんなに期待したこともなかったよ。
夜、安子の部屋を訪ねた勇はお金の入った封筒を渡した。
『この家を出て、るいと2人で暮らすんじゃ』
思えば、安子と稔の縁を繋いで雉真家に呼び入れてくれたのも勇・・
そして今は、その雉真家から安子とるいが自由になる手助けをしてくれようというのかい・・(´;ω;`)
HPはこちら
11月30日(火)第22話
勇から出ていくよう言われても、まだ美都里や千吉のことを心配する安子じゃった。
『そりゃあ、悲しむじゃろう。
しゃあけど、このままでえぇわきゃあねぇ。
母さんも、もっと強うならんといけん。
あたあ、わしが何とかする』
なんて力強い言葉。
そうだね、人生には何度か生き方を変える機会が来る。
美都里さんもなんとか悲しみを乗り越えて強うなってくれ。
朝一番の汽車に乗るため安子はるいと2人で雉真家を出た。
見送りは勇だけ。
『あんこ!
どねえしても困ったら帰ってくりゃあえぇ。
そんときゃあ、わしが、おめえをもろうてやらぁ!』勇
『フフッ・・』安子
『フフッ』
勇、あんたって人は・・・(´;ω;`)
ずっと義姉さんと呼んでいたのに。
最後にあんこと呼んだね。
そして初めて自分の思いを伝えた。
自分のためじゃなく、安子を安心させ背中を押すために・・・
汽車の中で安子は笑顔であの歌を歌っていた。
稔と出会い、稔と暮らした岡山を去るのは辛かろう・・
そして不安しかなかったはず。
それでも「on the sunny side of the street」・・・
(ひなたの道を歩けば きっと 人生は輝くよ)
この歌を支えに安子は歩き出した。
安子が向かったのはかつて稔が暮らしていた大阪の下宿。
あのおばちゃんに、また鈴木君関連と間違われたけど(笑
おばちゃんは物置にしていた家を貸してくれた。
『せやけど、言うとくで。
今、みんなな生きるだけで必死やねん。
だ〜れも助けてくれへんで?』
『はい。分かっとります』
いや、屋根もあるし寝泊りできるし、水と火も使える場所ですやん!
有難い!有難いよ!(´;ω;`)
雉真家では、言った通りに勇が両親に説明をしていた。
美都里さんは相変わらず孫がさらわれたから警察へ行くと言ってたが、勇がビシッと言ってくれた。
そうだなぁ・・安子がこの家にいたとしても、美都里さんはるいに依存して、ますますマズイ路線に突っ走ったじゃろ。やっぱり離れた方が良かったんだよ。
安子は闇市で買ったさつまいもで飴を作って売ることにした。
美味しそうだし、いいアイディア!
んが、商売はやはりあめぇもんじゃなかった。
簡単には売れないし、食べるだけ食べて代金を払わない奴もいる。
飴を売る安子の姿はいかにも弱弱しく、頼りなげに見え、生き馬の目を抜く闇市では、全く目立たず、人々の足を止めることもできなかった。
上品すぎるよ!
もっとガツガツいかなきゃ!( ̄`Д´ ̄)9(←そういうのだけは自信ある)
それとやっぱり男の人がついてないと、ナメられるよね。だから気迫で負かしてやる!ぐらいでいかないと〜〜
そして朝ドラ闇市常連のショバ代取立屋に遭遇。
必死で路地裏に逃げた安子はある家の中から、ラジオから「証城寺の狸囃子」のメロディーに乗って『♬ Come, come, everybody ♬』という英語の歌詞が聞こえるのに気づいた。
『それが「カムカム英語」との出会いでした』
「カムカム英語(英語会話)」は昭和46年2月から始まったみたいだね。
この歌詞は講師の平川唯一さんが作詞したそうな。
英語は稔と繋がれる大切な言葉。
まだ慣れないこの土地で英語が、それも家族みんなで歌ったことのあるメロディーに乗って聞こえてきた。それが安子の命綱になったとは平川さんも知らんじゃろ・・
続きを読む
『稔の戦死の知らせから半月が過ぎました。
安子は涙が枯れ果てるまで泣き暮らしました。
「ひなたの道を歩けば 人生は輝く」。
そう歌っている安子は暗闇から抜け出せずにいました』
稔さん(松村北斗)の写真を見ながら拭いていた布を叩きつける安子(上白石萌音)・・・
深い悲しみが誰にぶつけていいのかわからん怒りへと変わる。
そしてそれは母親である美都里(YOU)にも。
もともと精神的に弱かった美都里は稔の死が受け入れられず、その怒りを安子に向けるようになった。
『あんたが稔をそそのかして稔の人生を狂わせたんじゃ。
あんたが殺したようなもんじゃ!
あんたは疫病神じゃ。
とっととこの家から出ていかれぇ!』
『いいえ。私は稔さんの妻で、るいの母親です。
どこへも行きません』安子
安子にちゃんと自分の意志を伝えられる強さがあって良かった。
朝ドラでよく見る、何言われても我慢して耐えるおなごじゃのぅて。
辛いことに変わりはないんじゃが・・・
一方、稔亡き後、勇(村上虹郎)は野球も大学も辞めさせられ、否応も無く雉真繊維の跡継ぎの道を歩かされることに。
勇も言っとったが全部戦争が悪いんじゃ・・
いろんな人の運命を狂わせとる。
戦争は終わっても、生きている人間の苦しみは終わらない。
野球道具も片づけ物置に仕舞おうとする勇だったが、るいが大きくなったら使わせるつもりじゃった( ̄▽ ̄;)
『るいは名前からして野球の申し子じゃからのう』・・・
だから違うんだってば(笑
安子も伝えようとしたが、思いがけずるいが立ち上がり話は中断。
やっと安子の笑顔が見られてほっとする勇じゃった。
自分も大変なのに、いつも安子のことを思い、守ってくれる。
勇はたいした男じゃ。一度やり始めたらとことんまで頑張る勇だから、跡継ぎになっても意外とイケそうだよねぇ。でも、勇の幸せはどこにあるんじゃろ・・・
美都里はますます不安定になり、稔を捜して夜に家を飛び出したり、
安子を追い出すよう千吉さん(段田安則)に訴えるようになった。
そうして千吉さんは決断した。
正気じゃない美都里と過ごすのは辛かろうということで、
安子に縁談を世話するから雉真家を出ていくよう伝えたのさ。
『お断りします。
私は稔さんの・・・稔さんだけの妻です。
今までも、これからも』
安子がそう言うだろうとは千吉さんもわかっていた。
でも、るいは雉真家の子だから置いていけと。
『るいは私が育てます。
私から、るいを奪わんでください。お願いします!
どねんなことでも我慢します。
しゃあから、このままこのうちに置いてください。お願いします!』
『ここに縛りつけておくよりも新しい人生を生きてほしい。
きっと稔も、そう望んどるじゃろう』千吉
確かに女一人が生きていくのはとんでもなく大変だろう。
働ける場所も限られている。
今まで朝ドラでもさんざん望まずに堕ちていく女性たちを見て来た。
ましてや子連れだと共倒れもありえる。
だから千吉さんは本当に安子のことを思って言ってくれてるんだろうと思う。
帰ってこない稔を思って生きていくよりも、まだ若い安子には未来があると。
昔は夫婦のどちらかが亡くなって子供が居たら、その兄弟とか姉妹が再婚させられるパターンがよくあったから、もしかしたら勇と一緒になるよう言われるのでは?と心配したけど、さすがにそれは無かった。まぁ、そんな話が出ても、今の勇ならきっぱりと断るだろうが。
亡くなってまだ半月。
安子の心の整理もついてない。つく訳もないんだが・・・
どうせなら早い方がいいと思ったのかなぁ・・
きっぱりと「雉真の子」と言いきっとったが、子供を奪われたら安子は生きていけんよ・・
てか、この父と安子のやりとりを勇が聞いていてくれて良かった。
朝ドラ名物・立ち聞きをこんなに期待したこともなかったよ。
夜、安子の部屋を訪ねた勇はお金の入った封筒を渡した。
『この家を出て、るいと2人で暮らすんじゃ』
思えば、安子と稔の縁を繋いで雉真家に呼び入れてくれたのも勇・・
そして今は、その雉真家から安子とるいが自由になる手助けをしてくれようというのかい・・(´;ω;`)
HPはこちら
11月30日(火)第22話
勇から出ていくよう言われても、まだ美都里や千吉のことを心配する安子じゃった。
『そりゃあ、悲しむじゃろう。
しゃあけど、このままでえぇわきゃあねぇ。
母さんも、もっと強うならんといけん。
あたあ、わしが何とかする』
なんて力強い言葉。
そうだね、人生には何度か生き方を変える機会が来る。
美都里さんもなんとか悲しみを乗り越えて強うなってくれ。
朝一番の汽車に乗るため安子はるいと2人で雉真家を出た。
見送りは勇だけ。
『あんこ!
どねえしても困ったら帰ってくりゃあえぇ。
そんときゃあ、わしが、おめえをもろうてやらぁ!』勇
『フフッ・・』安子
『フフッ』
勇、あんたって人は・・・(´;ω;`)
ずっと義姉さんと呼んでいたのに。
最後にあんこと呼んだね。
そして初めて自分の思いを伝えた。
自分のためじゃなく、安子を安心させ背中を押すために・・・
汽車の中で安子は笑顔であの歌を歌っていた。
稔と出会い、稔と暮らした岡山を去るのは辛かろう・・
そして不安しかなかったはず。
それでも「on the sunny side of the street」・・・
(ひなたの道を歩けば きっと 人生は輝くよ)
この歌を支えに安子は歩き出した。
安子が向かったのはかつて稔が暮らしていた大阪の下宿。
あのおばちゃんに、また鈴木君関連と間違われたけど(笑
おばちゃんは物置にしていた家を貸してくれた。
『せやけど、言うとくで。
今、みんなな生きるだけで必死やねん。
だ〜れも助けてくれへんで?』
『はい。分かっとります』
いや、屋根もあるし寝泊りできるし、水と火も使える場所ですやん!
有難い!有難いよ!(´;ω;`)
雉真家では、言った通りに勇が両親に説明をしていた。
美都里さんは相変わらず孫がさらわれたから警察へ行くと言ってたが、勇がビシッと言ってくれた。
そうだなぁ・・安子がこの家にいたとしても、美都里さんはるいに依存して、ますますマズイ路線に突っ走ったじゃろ。やっぱり離れた方が良かったんだよ。
安子は闇市で買ったさつまいもで飴を作って売ることにした。
美味しそうだし、いいアイディア!
んが、商売はやはりあめぇもんじゃなかった。
簡単には売れないし、食べるだけ食べて代金を払わない奴もいる。
飴を売る安子の姿はいかにも弱弱しく、頼りなげに見え、生き馬の目を抜く闇市では、全く目立たず、人々の足を止めることもできなかった。
上品すぎるよ!
もっとガツガツいかなきゃ!( ̄`Д´ ̄)9(←そういうのだけは自信ある)
それとやっぱり男の人がついてないと、ナメられるよね。だから気迫で負かしてやる!ぐらいでいかないと〜〜
そして朝ドラ闇市常連のショバ代取立屋に遭遇。
必死で路地裏に逃げた安子はある家の中から、ラジオから「証城寺の狸囃子」のメロディーに乗って『♬ Come, come, everybody ♬』という英語の歌詞が聞こえるのに気づいた。
『それが「カムカム英語」との出会いでした』
「カムカム英語(英語会話)」は昭和46年2月から始まったみたいだね。
この歌詞は講師の平川唯一さんが作詞したそうな。
英語は稔と繋がれる大切な言葉。
まだ慣れないこの土地で英語が、それも家族みんなで歌ったことのあるメロディーに乗って聞こえてきた。それが安子の命綱になったとは平川さんも知らんじゃろ・・
続きを読む
matakita821 at 19:22|Permalink│Comments(2)
2021年11月26日
「カムカムエヴリバディ」 第4週 1943-1945
11月22日(月曜日)第16話
出征が近づき、稔(松村北斗)は安子(上白石萌音)に辞書を渡した。
これは二人だけのお守りみたいなもんだね・・
留守の間、安子を守ってくれますように・・と。
『稔さん・・・どうか、ご無事で。
ご無事で帰ってきてください』
『安子。泣くな。きっと帰ってくる。
必ず帰ってくるから』
きっとだよ、稔さん・・・(´;ω;`)
徴兵年齢が引き下げられ、勇(村上虹郎)もその対象となり、岡山に帰って来た。
安子のことを健やかに「義姉さん」と呼び、
あらゆる場面で安子を気遣い、守り、
「蹴った」と聞けば、大きくなった安子のお腹に優しく触れてみる。
二人を結びつけるために行動した時から勇はきっぱりと安子への
思いを断ち切ったんじゃな。
そこにあるのは清々しくて頼りになる義弟としての姿のみだ。
小しずさん(西田尚美)たち婦人会では竹やり作りをしながら世間話。
これが戦争が日常になるってことなんだろうなぁ。
『楽しみやけど(安子ちゃん)心配やねぇ・・・
何もかんもままならんこないな時に・・・』
『こねん時じゃからこそ生まれてくる子なんじゃて思ようります』小しず
そうじゃな。赤子はきっとみんなの光のような
存在になってくれるはず。
安子は無事おなごを出産した。
さて、朝ドラでは出産と共に起こる名付けの両家戦争はありません(笑
だって稔さんが決めた名前をちゃんと安子に渡しておいたから。
『るい?』美都里(YOU)
『るい?・・・何じゃ、珍奇な名前じゃのう』千吉(段田安則)
(* ̄m ̄)プッ 珍奇て・・・
『分かった!野球の塁じゃ。
塁は攻撃側にも守備側にも一番大事なもんじゃ。
みんなで塁(るい)を守るんじゃ!(いろんな意味で(笑))』勇
「るい」は安子と稔にとって大切な歌、
『On the Sunny Side of the Street』のルイ・アームストロング。
自分達の子供には、人間として自由に生きて行って欲しい、
ひなたの道を歩いていって欲しいという希望が込められた名前。
そうして勇も出征。
1944年11月には東京付近にB29の襲撃があったとの発表があった。
ラジオはとっくに天気予報すら流さなくなり、
大本営による都合のいい戦況報告のみになっていた。
『決して誰にも聞かれてはいけない子守歌を、安子は毎夜、るいに歌ってやりました』
その『On the Sunny Side of the Street』には、たくさんの祈りが込められていただろう。
早く戦争が終わってください。
どうぞ稔さんが無事でありますように・・・
どうか早く、みんなでひなたの道を堂々と歩けますように。
HPはこちら
11月23日(火曜日)第17話
安子がるいと共に「たちばな」を訪ねると、ひささん(鷲尾真知子)と小しずさんがお汁粉を作って待っていてくれた。
金太さん(甲本雅裕)も工場動員のお昼時間に飛んで帰ってきた。
店内は暗く閑散とし、ショーケースにはもちろん何も入っていない。
それでもるいを囲んだ温かで充たされた時間・・・
小しずさんは安子が産まれた時の「幸せな一日じゃった」様子を伝えてくれた。
泣いて誕生を喜ぶ金太さん、
すぐに紅白まんじゅうを作ってご近所に配ったおじいちゃん、
お祝いを持ってきてくれた商店街の皆さんと騒いでおばあちゃんに怒鳴られていたこと。
「幸せのおすそわけ」という言葉がじんわりと伝わってくる
安子の誕生した日・・・
いつの時代も赤子が喜びと幸せをみんなに運んでくれる。
久しぶりに再会したきぬちゃん(小野花梨)は、姉の嫁ぎ先に疎開するそうな。
きぬちゃん、どうか元気でね。
『東京大空襲に続き、大阪にもB29が来襲。
いずれ地方の都市部へも空襲が始まることが予想されました』
疎開のため岡山を離れる方も多く、置いていく荷物を安く買い叩き大喜びするケチ兵衛さん(堀部圭亮)に吉右衛門は軽蔑と怒りを込め『あんたぁ、お父ちゃんなんかじゃねえ。あこぎなケチ兵衛じゃ!』との言葉をぶつけるのでした。
そうしてついに岡山にも敵機が襲撃。
岡山市内は火の海と化した。
逃げているうちに気を失った吉右衛門が目を覚ますと・・・
父親が自分をかばう様に覆いかぶさっており、
息子の無事を確認した後、息をひきとった・・・
吉兵衛さん・・・・(´;ω;`)
そして・・・吉右衛門君はきっと・・・父親に向けてあの言葉を放ったまま死なせてしまった自分を許せず・・・一生背負いながら生きていくんだろうなぁ・・・
空襲がおさまり、実家が心配になった安子はるいを預けて「たちばな」へと向かった。
そこでは・・金太さんが途方に暮れたように座っていた。
ひささんと小しずさんは防空壕に避難していたのだが、そこも焼夷弾に焼かれた・・・
『わしが・・・言うた。
あの防空壕に入れ言うて・・・待っとけぇ言うて・・・
小しず〜!母ちゃ〜ん!
すまん!すま〜ん!
わしが言うた〜!
すま〜ん!わしが〜!』
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウァァァン 全部戦争が悪いんじゃ!
突然奪われた大切な人との未来を返せ!
金太さんは何も悪くねぇ!
なのに深い後悔と苦しみを背負って生きていくなんて・・・
小しずさん・・・ひささん・・・
(T┏_┓T) 辛い・・・辛いよぉ・・・
続きを読む
出征が近づき、稔(松村北斗)は安子(上白石萌音)に辞書を渡した。
これは二人だけのお守りみたいなもんだね・・
留守の間、安子を守ってくれますように・・と。
『稔さん・・・どうか、ご無事で。
ご無事で帰ってきてください』
『安子。泣くな。きっと帰ってくる。
必ず帰ってくるから』
きっとだよ、稔さん・・・(´;ω;`)
徴兵年齢が引き下げられ、勇(村上虹郎)もその対象となり、岡山に帰って来た。
安子のことを健やかに「義姉さん」と呼び、
あらゆる場面で安子を気遣い、守り、
「蹴った」と聞けば、大きくなった安子のお腹に優しく触れてみる。
二人を結びつけるために行動した時から勇はきっぱりと安子への
思いを断ち切ったんじゃな。
そこにあるのは清々しくて頼りになる義弟としての姿のみだ。
小しずさん(西田尚美)たち婦人会では竹やり作りをしながら世間話。
これが戦争が日常になるってことなんだろうなぁ。
『楽しみやけど(安子ちゃん)心配やねぇ・・・
何もかんもままならんこないな時に・・・』
『こねん時じゃからこそ生まれてくる子なんじゃて思ようります』小しず
そうじゃな。赤子はきっとみんなの光のような
存在になってくれるはず。
安子は無事おなごを出産した。
さて、朝ドラでは出産と共に起こる名付けの両家戦争はありません(笑
だって稔さんが決めた名前をちゃんと安子に渡しておいたから。
『るい?』美都里(YOU)
『るい?・・・何じゃ、珍奇な名前じゃのう』千吉(段田安則)
(* ̄m ̄)プッ 珍奇て・・・
『分かった!野球の塁じゃ。
塁は攻撃側にも守備側にも一番大事なもんじゃ。
みんなで塁(るい)を守るんじゃ!(いろんな意味で(笑))』勇
「るい」は安子と稔にとって大切な歌、
『On the Sunny Side of the Street』のルイ・アームストロング。
自分達の子供には、人間として自由に生きて行って欲しい、
ひなたの道を歩いていって欲しいという希望が込められた名前。
そうして勇も出征。
1944年11月には東京付近にB29の襲撃があったとの発表があった。
ラジオはとっくに天気予報すら流さなくなり、
大本営による都合のいい戦況報告のみになっていた。
『決して誰にも聞かれてはいけない子守歌を、安子は毎夜、るいに歌ってやりました』
その『On the Sunny Side of the Street』には、たくさんの祈りが込められていただろう。
早く戦争が終わってください。
どうぞ稔さんが無事でありますように・・・
どうか早く、みんなでひなたの道を堂々と歩けますように。
HPはこちら
11月23日(火曜日)第17話
安子がるいと共に「たちばな」を訪ねると、ひささん(鷲尾真知子)と小しずさんがお汁粉を作って待っていてくれた。
金太さん(甲本雅裕)も工場動員のお昼時間に飛んで帰ってきた。
店内は暗く閑散とし、ショーケースにはもちろん何も入っていない。
それでもるいを囲んだ温かで充たされた時間・・・
小しずさんは安子が産まれた時の「幸せな一日じゃった」様子を伝えてくれた。
泣いて誕生を喜ぶ金太さん、
すぐに紅白まんじゅうを作ってご近所に配ったおじいちゃん、
お祝いを持ってきてくれた商店街の皆さんと騒いでおばあちゃんに怒鳴られていたこと。
「幸せのおすそわけ」という言葉がじんわりと伝わってくる
安子の誕生した日・・・
いつの時代も赤子が喜びと幸せをみんなに運んでくれる。
久しぶりに再会したきぬちゃん(小野花梨)は、姉の嫁ぎ先に疎開するそうな。
きぬちゃん、どうか元気でね。
『東京大空襲に続き、大阪にもB29が来襲。
いずれ地方の都市部へも空襲が始まることが予想されました』
疎開のため岡山を離れる方も多く、置いていく荷物を安く買い叩き大喜びするケチ兵衛さん(堀部圭亮)に吉右衛門は軽蔑と怒りを込め『あんたぁ、お父ちゃんなんかじゃねえ。あこぎなケチ兵衛じゃ!』との言葉をぶつけるのでした。
そうしてついに岡山にも敵機が襲撃。
岡山市内は火の海と化した。
逃げているうちに気を失った吉右衛門が目を覚ますと・・・
父親が自分をかばう様に覆いかぶさっており、
息子の無事を確認した後、息をひきとった・・・
吉兵衛さん・・・・(´;ω;`)
そして・・・吉右衛門君はきっと・・・父親に向けてあの言葉を放ったまま死なせてしまった自分を許せず・・・一生背負いながら生きていくんだろうなぁ・・・
空襲がおさまり、実家が心配になった安子はるいを預けて「たちばな」へと向かった。
そこでは・・金太さんが途方に暮れたように座っていた。
ひささんと小しずさんは防空壕に避難していたのだが、そこも焼夷弾に焼かれた・・・
『わしが・・・言うた。
あの防空壕に入れ言うて・・・待っとけぇ言うて・・・
小しず〜!母ちゃ〜ん!
すまん!すま〜ん!
わしが言うた〜!
すま〜ん!わしが〜!』
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウァァァン 全部戦争が悪いんじゃ!
突然奪われた大切な人との未来を返せ!
金太さんは何も悪くねぇ!
なのに深い後悔と苦しみを背負って生きていくなんて・・・
小しずさん・・・ひささん・・・
(T┏_┓T) 辛い・・・辛いよぉ・・・
続きを読む
matakita821 at 19:17|Permalink│Comments(2)
2021年11月19日
「カムカムエヴリバディ」 第3週 1942-1943
11月15日(月曜日)第11話
日常を浸食する戦争の影響。
衣料品を自由に買えなくなり、不足を実感するようになってきた。
小しずさん(西田尚美)がチョッキを編むための毛糸も手に入りにくい。
「Dippermouth Blues」ではコーヒー豆の入手が困難になり、レコードをかければ石が飛んできた。
非常時に顕れる人間性。
ケチ兵衛(堀部圭亮)は衣類を買い占めし高く売る気満々。
いつの時代にもいる「正義マン」になることでうっぷん晴らしをする者。
さて、稔さん(松村北斗)に銀行の頭取の娘さんとの見合い話がもちあがる。
もちろん政略結婚ぢゃ。
そこで稔さん頑張った!
安子(上白石萌音)のことを話し、『父さんの決めた相手と結婚することはできません』ときっぱりと(稔さんの胸の震えが伝わってくるようじゃった)伝えたさ。
今まで親の言う事に逆らったことのない優秀でどこに出しても自慢でできる息子が真正面から楯突いたんだからね〜千吉さん(段田安則)は心底驚いただろうし、
美都里さん(YOU)は相手の娘を誘惑した悪い奴としか思っとらん( ̄▽ ̄;)
しかも稔さんに『母さんは黙っていてください!』なんて言われたもんだから
いつも大人しい稔さんが私にこんな口を・・?!┏┗(´ิ田´ิ#)┓┛キイーーーー!!と怒りの炎を燃やし、お菓子を注文し安子を呼び寄せたさ。
こえぇぇーーーーー!!(゚Д゚;∬アワワ・・・
YOUさんがさすがの存在感。
世間知らずのお嬢様育ちで自分が受けて来た教育や考え方以外認めない。
自分の言動が相手を傷つけるなんて思いもしない。
安子を呼び出したのも身分違いだってわかってないバカな子みたいだから教えてやらなきゃ、てなもん。今週はキツイ展開になりそうだなぁ・・・
HPはこちら
11月16日(火曜日)第12話
安子(上白石萌音)を前に、じーーーーーっと見つめる美都里(YOU)。
息子が好きになった娘がどんな子か・・見定めることすらしない。
まるでそこらの石ころでも眺めるような美都里の目。
(ビー玉のようなYOUさんの目がさすがだった・・・)
不意打ちを受け、怯えるばかりの安子。
美都里は夫が「小せe商店街のぇ商店街の小せぇ店」で買った菓子を好むのが不思議だったと話し、稔さん(松村北斗)が大学に入った年、初めての帰省の時に手土産に買ってきたのが始りだったと確認。
『その時、稔を知ったんじゃね』と、
あくまで安子の一方的な思いであるように語った。
そして菓子はそのまま持って帰るよう命じ、多すぎる菓子代を置いた。
『暮らしの足しにしてちょうだい』
呆然と立ち尽くす安子に最後の一撃。
『二度と稔に近づかないで!』
最小の言葉で最大の攻撃力。
安子は打ちのめされてしまったさ。
異変を感じ尋ねた金太(甲本雅裕)にも安子は何があったのかは話さなかった。
『ごめんなさい。私が間違うたんです』
察しのいいきぬちゃん(小野花梨)(ずっと見たことあるよな〜と思いながら見ていたが、今日調べたら、やっぱり『鈴木先生』のか〜べ〜だ!この時も難しい役をさらっと演じてたなぁ。よその店なのに普通に掃除する姿に育ちと人柄が見えて良かった!)が黙っていられる訳がない。安子には内緒で「Dippermouth Blues」で稔さんを待ち伏せ。返せずに困っていたお金を渡した。
事情を聞いた稔は激怒。
美都里を怒鳴りつけ、お金を床に叩きつけた。
(初めて見る稔さんの顔。でも、前からちょいちょいお母さんにはキツイ口調だったもんね。バカにしている訳ではないけど尊敬もしていないんだろうなぁ)
そこに帰宅し、すぐに事態を理解した千吉さん(段田安則)は
美都里さんに『こういうつまらんことをするんじゃねぇ』とピシャリ。
『安子さんと一緒になります』と宣言する稔さんの言葉を受け、
『好きにしたらえぇ』と冷静に返した。
『その代り、家を出え。
雉真の名を捨てて、あの菓子屋の婿になりゃあええ。
その覚悟があるんか』
『それしかないと・・言うんじゃったら!』と答えた稔さんだったが
その覚悟が無いのはあきらかだった。
雉真家の長男として家業を継ぎ、嫁には安子をもらう。
そうとしか考えていなかったろう・・
『ええか。菓子屋じゃろうが服屋じゃろうが、
商いは大学の勉強でどねんかなるもんじゃねぇ。
まして今は戦争中じゃ。
ちょっと気ぃ抜いたら隙ゅう見せたらたちまち潰されてしまう。
そういう時勢じゃ。
雉真の長男としてぬくぬく育ってきたおめえの手に負えることじゃねえ。
今のおめえにできるんは、せいぜい親の言うことを聞いて
会社の益になるおなごと婚約することぐれえじゃ。
そうしたら、いずれ戦争が終わった時、
おめえが好きなように商いするだけの財産を残してやれるんじゃ。
分かったら世まい言を言うとらんときっぱりと別れてけえ』
家族と家業を守るために必死に生きて来た人の言葉だった。
千吉さんの中には美都里のような「たちばな」を蔑む気持ちはない。
同じ商売人として生きていく厳しさも生き残る大変さもわかっているから。
だからこそ、そんな父の言葉は稔さんに深く刺さったと思う。
そして自分の覚悟のなさに気づかされ、
足元が崩れるようなショックで呆然としたのだろう。
「たちばな」の前から立ち去っていく稔さんに気づいた金太は
声をかけずにはいられなかったさ。
『会うてやってください。
それが一時、安子を苦しめることになっても
どうか安子に会うて、ちゃんと話うしてやってください。
お願いします』
辛い・・・
娘に別れ話をしてやってくれと頭を下げて頼むなんて・・
でも金太さんの父親としての深い愛情が伝わってきた。
そうしないと安子はずっとひきずって苦しみ続ける。
一緒になれないのなら、せめて大好きだった稔さんからはっきりと引導を渡して欲しい。それが心を通わせあった者への礼儀だし愛情だと思う。
別れ話は両方辛いけど、ここで逃げちゃダメなんだよ。
父の言葉を聞いて安子を諦めるつもりになっていた稔さんだったが
会うと気持ちが揺らぐ。
『時間はかかるかもしれんけど戦争が終わったら・・・
大学卒業したら・・・きっと・・・』
そんなの決断の先延ばしだよ。
安子に希望を持たせるのは残酷すぎる。
だから安子の方から終わらせた。
稔さんをこれ以上苦しめたくないから。
『間違うとったんです。最初から。
分かっとったはずじゃのに夢を見てしまいました。
長うて甘え夢を見続けてしまいました。
ラジオの講座がのうなったら、覚えた英語忘れてしもうた。
稔さんのこともきっと忘れられます』
辛い・・・(ノω;`)
何も考えずかけおちに走ることができる二人じゃない。
稔さんにはその勇気がなかったし、
安子は捨てられないほど「たちばな」も大切に思っているから。
そうして初めて見えた稔さんの弱さ。
「夢から覚めた」悲しさとさびしさがじわじわと伝わってくる回でした。
稔さんも、初めて本当の自分自身を知ったんじゃなかろうか。
続きを読む
日常を浸食する戦争の影響。
衣料品を自由に買えなくなり、不足を実感するようになってきた。
小しずさん(西田尚美)がチョッキを編むための毛糸も手に入りにくい。
「Dippermouth Blues」ではコーヒー豆の入手が困難になり、レコードをかければ石が飛んできた。
非常時に顕れる人間性。
ケチ兵衛(堀部圭亮)は衣類を買い占めし高く売る気満々。
いつの時代にもいる「正義マン」になることでうっぷん晴らしをする者。
さて、稔さん(松村北斗)に銀行の頭取の娘さんとの見合い話がもちあがる。
もちろん政略結婚ぢゃ。
そこで稔さん頑張った!
安子(上白石萌音)のことを話し、『父さんの決めた相手と結婚することはできません』ときっぱりと(稔さんの胸の震えが伝わってくるようじゃった)伝えたさ。
今まで親の言う事に逆らったことのない優秀でどこに出しても自慢でできる息子が真正面から楯突いたんだからね〜千吉さん(段田安則)は心底驚いただろうし、
美都里さん(YOU)は相手の娘を誘惑した悪い奴としか思っとらん( ̄▽ ̄;)
しかも稔さんに『母さんは黙っていてください!』なんて言われたもんだから
いつも大人しい稔さんが私にこんな口を・・?!┏┗(´ิ田´ิ#)┓┛キイーーーー!!と怒りの炎を燃やし、お菓子を注文し安子を呼び寄せたさ。
こえぇぇーーーーー!!(゚Д゚;∬アワワ・・・
YOUさんがさすがの存在感。
世間知らずのお嬢様育ちで自分が受けて来た教育や考え方以外認めない。
自分の言動が相手を傷つけるなんて思いもしない。
安子を呼び出したのも身分違いだってわかってないバカな子みたいだから教えてやらなきゃ、てなもん。今週はキツイ展開になりそうだなぁ・・・
HPはこちら
11月16日(火曜日)第12話
安子(上白石萌音)を前に、じーーーーーっと見つめる美都里(YOU)。
息子が好きになった娘がどんな子か・・見定めることすらしない。
まるでそこらの石ころでも眺めるような美都里の目。
(ビー玉のようなYOUさんの目がさすがだった・・・)
不意打ちを受け、怯えるばかりの安子。
美都里は夫が「小せe商店街のぇ商店街の小せぇ店」で買った菓子を好むのが不思議だったと話し、稔さん(松村北斗)が大学に入った年、初めての帰省の時に手土産に買ってきたのが始りだったと確認。
『その時、稔を知ったんじゃね』と、
あくまで安子の一方的な思いであるように語った。
そして菓子はそのまま持って帰るよう命じ、多すぎる菓子代を置いた。
『暮らしの足しにしてちょうだい』
呆然と立ち尽くす安子に最後の一撃。
『二度と稔に近づかないで!』
最小の言葉で最大の攻撃力。
安子は打ちのめされてしまったさ。
異変を感じ尋ねた金太(甲本雅裕)にも安子は何があったのかは話さなかった。
『ごめんなさい。私が間違うたんです』
察しのいいきぬちゃん(小野花梨)(ずっと見たことあるよな〜と思いながら見ていたが、今日調べたら、やっぱり『鈴木先生』のか〜べ〜だ!この時も難しい役をさらっと演じてたなぁ。よその店なのに普通に掃除する姿に育ちと人柄が見えて良かった!)が黙っていられる訳がない。安子には内緒で「Dippermouth Blues」で稔さんを待ち伏せ。返せずに困っていたお金を渡した。
事情を聞いた稔は激怒。
美都里を怒鳴りつけ、お金を床に叩きつけた。
(初めて見る稔さんの顔。でも、前からちょいちょいお母さんにはキツイ口調だったもんね。バカにしている訳ではないけど尊敬もしていないんだろうなぁ)
そこに帰宅し、すぐに事態を理解した千吉さん(段田安則)は
美都里さんに『こういうつまらんことをするんじゃねぇ』とピシャリ。
『安子さんと一緒になります』と宣言する稔さんの言葉を受け、
『好きにしたらえぇ』と冷静に返した。
『その代り、家を出え。
雉真の名を捨てて、あの菓子屋の婿になりゃあええ。
その覚悟があるんか』
『それしかないと・・言うんじゃったら!』と答えた稔さんだったが
その覚悟が無いのはあきらかだった。
雉真家の長男として家業を継ぎ、嫁には安子をもらう。
そうとしか考えていなかったろう・・
『ええか。菓子屋じゃろうが服屋じゃろうが、
商いは大学の勉強でどねんかなるもんじゃねぇ。
まして今は戦争中じゃ。
ちょっと気ぃ抜いたら隙ゅう見せたらたちまち潰されてしまう。
そういう時勢じゃ。
雉真の長男としてぬくぬく育ってきたおめえの手に負えることじゃねえ。
今のおめえにできるんは、せいぜい親の言うことを聞いて
会社の益になるおなごと婚約することぐれえじゃ。
そうしたら、いずれ戦争が終わった時、
おめえが好きなように商いするだけの財産を残してやれるんじゃ。
分かったら世まい言を言うとらんときっぱりと別れてけえ』
家族と家業を守るために必死に生きて来た人の言葉だった。
千吉さんの中には美都里のような「たちばな」を蔑む気持ちはない。
同じ商売人として生きていく厳しさも生き残る大変さもわかっているから。
だからこそ、そんな父の言葉は稔さんに深く刺さったと思う。
そして自分の覚悟のなさに気づかされ、
足元が崩れるようなショックで呆然としたのだろう。
「たちばな」の前から立ち去っていく稔さんに気づいた金太は
声をかけずにはいられなかったさ。
『会うてやってください。
それが一時、安子を苦しめることになっても
どうか安子に会うて、ちゃんと話うしてやってください。
お願いします』
辛い・・・
娘に別れ話をしてやってくれと頭を下げて頼むなんて・・
でも金太さんの父親としての深い愛情が伝わってきた。
そうしないと安子はずっとひきずって苦しみ続ける。
一緒になれないのなら、せめて大好きだった稔さんからはっきりと引導を渡して欲しい。それが心を通わせあった者への礼儀だし愛情だと思う。
別れ話は両方辛いけど、ここで逃げちゃダメなんだよ。
父の言葉を聞いて安子を諦めるつもりになっていた稔さんだったが
会うと気持ちが揺らぐ。
『時間はかかるかもしれんけど戦争が終わったら・・・
大学卒業したら・・・きっと・・・』
そんなの決断の先延ばしだよ。
安子に希望を持たせるのは残酷すぎる。
だから安子の方から終わらせた。
稔さんをこれ以上苦しめたくないから。
『間違うとったんです。最初から。
分かっとったはずじゃのに夢を見てしまいました。
長うて甘え夢を見続けてしまいました。
ラジオの講座がのうなったら、覚えた英語忘れてしもうた。
稔さんのこともきっと忘れられます』
辛い・・・(ノω;`)
何も考えずかけおちに走ることができる二人じゃない。
稔さんにはその勇気がなかったし、
安子は捨てられないほど「たちばな」も大切に思っているから。
そうして初めて見えた稔さんの弱さ。
「夢から覚めた」悲しさとさびしさがじわじわと伝わってくる回でした。
稔さんも、初めて本当の自分自身を知ったんじゃなかろうか。
続きを読む
matakita821 at 17:04|Permalink│Comments(6)
2021年11月16日
「カムカムエヴリバディ」 第2週 1939-1941
11月8日(月曜日)第6話
稔さん(松村北斗)と安子(上白石萌音)の手紙のやり取りを重ねることで伝わってくる二人の心の繋がり。
そして日常の変化(「日常英語会話」の番組停止、野球のボールが手に入りにくい、たばこの銘柄が英語表記から日本語へ)からじわじわと伝わってくる戦争へと歩を進めていく不穏な空気。
それでもお互いの気持ちだけを見つめ『日なたの道を歩こう』と誓いあう二人が清らかで美しい。そして、避けられない歴史を思うと切なくなる。
よく練られた、この朝ドラらしさが感じられる、心に残る第2週1日目でした。
HPはこちら
11月9日(火曜日)第7話
算太(濱田岳)がついに帰宅!おかえり〜〜!ヽ(o´∀`o)ノ
算太がみんなに言う事にゃ、ダンスホールでは人気者(映像がいかにも算太らしい過ごしぶりでほっとしたのだが〜〜)で楽しく過ごしていたらしいが閉鎖になってしまったそうな。
今はあくまで「小休止」。
菓子職人の世界に戻る気はないらしい。
ところが・・・にゃんと借金取りが算太を捜しに来たという・・( ̄▽ ̄;)
ダンスホールの支配人も前払いした給料踏み倒されたと嘆いておるし、貢いだのに逃げられたと泣いているおなごもいるそうな・・・
なんてこった・・・算太・・だめんず枠だったか・・・_| ̄|●
借金は金太さん(甲本雅裕)が払ったけど、勘当処分決定。
算太が親に肩代わりさせるために帰って来たとは思えない。
これからまた逃亡の旅を続けるために、みんなの顔を見ておきたかったんかのぅ・・
「たちばな」のあんころ餅を食べて『あ〜うめぇなぁ』とつぶやいていた算太。
跡継ぎ問題から解放されてやっと美味しく思えたのか、
それとも橘に戻って来たかったんじゃろか・・・
続きを読む
稔さん(松村北斗)と安子(上白石萌音)の手紙のやり取りを重ねることで伝わってくる二人の心の繋がり。
そして日常の変化(「日常英語会話」の番組停止、野球のボールが手に入りにくい、たばこの銘柄が英語表記から日本語へ)からじわじわと伝わってくる戦争へと歩を進めていく不穏な空気。
それでもお互いの気持ちだけを見つめ『日なたの道を歩こう』と誓いあう二人が清らかで美しい。そして、避けられない歴史を思うと切なくなる。
よく練られた、この朝ドラらしさが感じられる、心に残る第2週1日目でした。
HPはこちら
11月9日(火曜日)第7話
算太(濱田岳)がついに帰宅!おかえり〜〜!ヽ(o´∀`o)ノ
算太がみんなに言う事にゃ、ダンスホールでは人気者(映像がいかにも算太らしい過ごしぶりでほっとしたのだが〜〜)で楽しく過ごしていたらしいが閉鎖になってしまったそうな。
今はあくまで「小休止」。
菓子職人の世界に戻る気はないらしい。
ところが・・・にゃんと借金取りが算太を捜しに来たという・・( ̄▽ ̄;)
ダンスホールの支配人も前払いした給料踏み倒されたと嘆いておるし、貢いだのに逃げられたと泣いているおなごもいるそうな・・・
なんてこった・・・算太・・だめんず枠だったか・・・_| ̄|●
借金は金太さん(甲本雅裕)が払ったけど、勘当処分決定。
算太が親に肩代わりさせるために帰って来たとは思えない。
これからまた逃亡の旅を続けるために、みんなの顔を見ておきたかったんかのぅ・・
「たちばな」のあんころ餅を食べて『あ〜うめぇなぁ』とつぶやいていた算太。
跡継ぎ問題から解放されてやっと美味しく思えたのか、
それとも橘に戻って来たかったんじゃろか・・・
続きを読む
matakita821 at 16:32|Permalink│Comments(0)
「カムカムエヴリバディ」 第1週 1925-1939
11月5日(金曜日)第5話
第1週目、気持ちのいいスタート。和菓子にも注目しとる。
HPはこちら
今日は、稔(松村北斗)(爽やか〜!癒されるわ〜!)とのほのかな初恋を育てていた安子(上白石萌音)が勇(村上虹郎)の『兄さんはいずれ雉真の社長になる人じゃあ。あんころ屋の女なんか釣り合うもんか!』という言葉で恋心を封じ込めようとする。
も〜〜勇め、小学生の頃から変わっとらんのだから〜
兄と一緒にいる安子がきれいで嬉しそうで・・・嫉妬してしまったんじゃろが、それじゃ気持ちは伝わらんぞ。
思い切ろうとしても、いつもの『英語会話』の時間に目が覚めて・・・
ラヂオの前に座る安子。
聞いていたら泣けてきて・・・
それに気づいたお母さん(西田尚美)が行こうとするのを『もう14なんじゃ。泣きてぇこともあろうえ』と、止めるひささん(鷲尾真知子)。そうして二人で黙って見守る姿にじーーん・・ときたよ。
なんというか・・大人がちゃんと子供が子供として泣ける場をつくってくれてる安心感というか・・・泣いて、考えて、きっと自分で乗り越えてくれるって信じているんだよね。
算太(濱田岳)の時も、安子に『お兄ちゃん、おだんご作りょうる時いっこも楽しそうじゃねえもん。作る人の気持ちがお菓子に乗り移るって、おじいちゃんいっつも言いようる。おはぎのダンスは、あねん楽しそうじゃったのに』と言われてる姿を見た父の金太(甲本雅裕)がダンサーになるのを許したもんね(朝ドラ歴史的にも英断だった!)(ものにならなかったら帰ってくるって話だったが・・・帰って来てないってことは、ものになったの?それとも行方不明とか?)。
親としては思う所いろいろあるんだろうけれど、根底に子供に幸せに生きていって欲しいって思いがあるからか強制したりしない。自分の考えに固執しないというか・・そういう家風?血筋?なのかな?
おじいちゃん(大和田伸也)も、ラヂオのことあんなに反対していたのに、家族も職人さんも、みんないい笑顔になってたのを見て、考えを変えてくれたもんなぁ。
さて、恋も自転車も初心者の安子でしたが・・・
稔が大阪に帰ると知り、自転車に乗って(よろよろして倒れたりしてたから、走った方が早いよ!と思ったが(笑)自転車に乗って会いに行きたかったんだよね )出発前の稔に会う事ができた。
『メイ アイ・・・
メイ アイ ライト ア レター トゥ ユー?』安子
『・・・・of course! I will write to you in return.
僕も返事を書くよ』稔
ヽ(´∀`)ノ ヤッターーー!!
稔さん、安子のこと妹みたいにしか思っていないと思ってたけど、実は稔もその気だったのかい?
「初恋」は実らないと言うけれど、この初々しいお二人さんの恋をおばちゃんは応援するわ!
でも、ナレーションでも言っていたけど「安子はまだ14歳」・・・
人生、始まったばかりなんだよね。
第2週 1939-1941 第3週 1942-1943
第4週 1943-1945 第5週 1946-1948
第6週 1948 第7週 1948-1951
第8週 1951-1962 第9週 1962
第10週 1962
第11週 1962-1963 第12週 1963-1964
第13週 1964-1965
第14週 1965-1976 第15週 1976-1983
第16週 1983
第17週 1983-1984
にほんブログ村
人気ブログランキング
第1週目、気持ちのいいスタート。和菓子にも注目しとる。
HPはこちら
今日は、稔(松村北斗)(爽やか〜!癒されるわ〜!)とのほのかな初恋を育てていた安子(上白石萌音)が勇(村上虹郎)の『兄さんはいずれ雉真の社長になる人じゃあ。あんころ屋の女なんか釣り合うもんか!』という言葉で恋心を封じ込めようとする。
も〜〜勇め、小学生の頃から変わっとらんのだから〜
兄と一緒にいる安子がきれいで嬉しそうで・・・嫉妬してしまったんじゃろが、それじゃ気持ちは伝わらんぞ。
思い切ろうとしても、いつもの『英語会話』の時間に目が覚めて・・・
ラヂオの前に座る安子。
聞いていたら泣けてきて・・・
それに気づいたお母さん(西田尚美)が行こうとするのを『もう14なんじゃ。泣きてぇこともあろうえ』と、止めるひささん(鷲尾真知子)。そうして二人で黙って見守る姿にじーーん・・ときたよ。
なんというか・・大人がちゃんと子供が子供として泣ける場をつくってくれてる安心感というか・・・泣いて、考えて、きっと自分で乗り越えてくれるって信じているんだよね。
算太(濱田岳)の時も、安子に『お兄ちゃん、おだんご作りょうる時いっこも楽しそうじゃねえもん。作る人の気持ちがお菓子に乗り移るって、おじいちゃんいっつも言いようる。おはぎのダンスは、あねん楽しそうじゃったのに』と言われてる姿を見た父の金太(甲本雅裕)がダンサーになるのを許したもんね(朝ドラ歴史的にも英断だった!)(ものにならなかったら帰ってくるって話だったが・・・帰って来てないってことは、ものになったの?それとも行方不明とか?)。
親としては思う所いろいろあるんだろうけれど、根底に子供に幸せに生きていって欲しいって思いがあるからか強制したりしない。自分の考えに固執しないというか・・そういう家風?血筋?なのかな?
おじいちゃん(大和田伸也)も、ラヂオのことあんなに反対していたのに、家族も職人さんも、みんないい笑顔になってたのを見て、考えを変えてくれたもんなぁ。
さて、恋も自転車も初心者の安子でしたが・・・
稔が大阪に帰ると知り、自転車に乗って(よろよろして倒れたりしてたから、走った方が早いよ!と思ったが(笑)自転車に乗って会いに行きたかったんだよね )出発前の稔に会う事ができた。
『メイ アイ・・・
メイ アイ ライト ア レター トゥ ユー?』安子
『・・・・of course! I will write to you in return.
僕も返事を書くよ』稔
ヽ(´∀`)ノ ヤッターーー!!
稔さん、安子のこと妹みたいにしか思っていないと思ってたけど、実は稔もその気だったのかい?
「初恋」は実らないと言うけれど、この初々しいお二人さんの恋をおばちゃんは応援するわ!
でも、ナレーションでも言っていたけど「安子はまだ14歳」・・・
人生、始まったばかりなんだよね。
第2週 1939-1941 第3週 1942-1943
第4週 1943-1945 第5週 1946-1948
第6週 1948 第7週 1948-1951
第8週 1951-1962 第9週 1962
第10週 1962
第11週 1962-1963 第12週 1963-1964
第13週 1964-1965
第14週 1965-1976 第15週 1976-1983
第16週 1983
第17週 1983-1984
にほんブログ村
人気ブログランキング
matakita821 at 16:31|Permalink│Comments(6)
2021年11月12日
きこりのテレビ日記 #61
11月8日(月曜日)
7時30分 BSP 「カムカムエヴリバディ」第6話
稔さん(松村北斗)と安子(上白石萌音)の手紙のやり取りを重ねることで伝わってくる二人の心の繋がり。
そして日常の変化(「日常英語会話」の番組停止、野球のボールが手に入りにくい、たばこの銘柄が英語表記から日本語へ)からじわじわと伝わってくる戦争へと歩を進めていく不穏な空気。
それでもお互いの気持ちだけを見つめ『日なたの道を歩こう』と誓いあう二人が清らかで美しい。そして、避けられない歴史を思うと切なくなる。
よく練られた、この朝ドラらしさが感じられる、心に残る第2週1日目でした。
11月9日(火曜日)霧深し
昨夜はそんなに大量に水分を摂った訳でもないのに3度もトイレに起きてしまった。
そして3時半には雄たけびをあげて走り回るすず姐さんを布団に収納。
4時半にはミー太が・・・°。。(´-ω-`) ぐすん・・細切れの眠り・・
しかなたく5時起床。
5時10分ミー太と一緒に外へ。
「ゴムまりのように」という表現があるが、そんな感じで駆け降りるミー太。
でも、もっと固い感じ。デカいけしごむのように?
7時30分 BSP 「カムカムエヴリバディ」第7話
算太(濱田岳)がついに帰宅!おかえり〜〜!ヽ(o´∀`o)ノ
算太がみんなに言う事にゃ、ダンスホールでは人気者(映像がいかにも算太らしい過ごしぶりでほっとしたのだが〜〜)で楽しく過ごしていたらしいが閉鎖になってしまったそうな。
今はあくまで「小休止」。
菓子職人の世界に戻る気はないらしい。
ところが・・・にゃんと借金取りが算太を捜しに来たという・・( ̄▽ ̄;)
ダンスホールの支配人も前払いした給料踏み倒されたと嘆いておるし、貢いだのに逃げられたと泣いているおなごもいるそうな・・・
なんてこった・・・算太・・だめんず枠だったか・・・_| ̄|●
借金は金太さん(甲本雅裕)が払ったけど、勘当処分決定。
算太が親に肩代わりさせるために帰って来たとは思えない。
これからまた逃亡の旅を続けるために、みんなの顔を見ておきたかったんかのぅ・・
「たちばな」のあんころ餅を食べて『あ〜うめぇなぁ』とつぶやいていた算太。
跡継ぎ問題から解放されてやっと美味しく思えたのか、
それとも橘に戻って来たかったんじゃろか・・・
『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』第1話 「やっぱりワインレッドがしら?」(録画)(NHK総合)
本当にのほほんとしたドラマだぞ(笑
でも、なんとなくいいかも。
芸人「阿佐ヶ谷姉妹」の姉担当・エリコさん(木村多江)は妹担当・ミホさん(安藤玉枝)が三ヶ月も自分の部屋に泊まっているから、一緒に暮らそうと提案するがミホさんははぐらかすばかり。
でも、その後も一緒に暮らすのは断るんだけど居続けるという・・( ̄▽ ̄;)
しかし、6畳一間で二人暮らしって結構キツイぞ。
それぞれの部屋があるならまだしも一間だからねぇ・・・
しかも仕事も一緒でしょ?
わたしゃ、どんなに親しくても一人の時間がないと辛いのよね。
でもエリコさんのキャラというか、お人柄も大きいのかしら。
『お姉さんといると二人でいても一人でいるような気分になれるのよ』
って言ってたしさ。
性格は全く違うように見えるけど、
コレは別に気にしなくてもいいでしょ・・って部分が一致するのかなァ。
パンツも貸し合える関係ってすごいよね (* ̄m ̄)プッ
演じるお二人からは阿佐ヶ谷姉妹として長年関係を育んできたような気安さとほどよい距離感の愛情が伝わってきた。
てか、木村多江さん、かなりエリコさんに寄せてるよね?(笑
高円寺に行ったミホさんを心配して『コーエンジ兄弟』になってしまったミホさんに『ミホさんはイーサン?ジョエル?どっちなの?!』と問いかける場面では笑ってしまったわ。
『チコちゃんに叱られる』の木村多江劇場を思い出した(笑
姉や母親のようにミホさんのことを心配するエリコさんだけど、天然なところもあり、ミホさんがいるおかげでしっかりしたエリコさんでいられるのかも。そしてかなりマイペースなミホさんだけど本能で見抜くところがあるのかな。
ミホさんと一緒に暮らしたいのは『私が楽しく暮らしたいから』とわかったエリコさん。
ミホさんが一晩いないだけで、なんともしっくりこない。
もうミホさんがいるのが当たり前になっている。
そうして居候して、エリコさんが口説き続けて1年半ぐらい経ったのかしら?唐突に引っ越してきたミホさん。カビとアリのせいってのは7割がた正しいと思うけど(笑)残りの三割はミホさんの方もエリコさんとのふたり暮らしが楽しいと思えたからだよね。
なんか妙な二人だけど、来週も見てみます♫
11月10日(水曜日)小雨
6時55分 Eテレ 『0655』
「冬毛の歌」の季節が来た。
「ポニーのヒサミツと中川理沙」さんの歌声は真冬に太陽の光を浴びながら、はらはらと落ちて来る粉雪のよう。
この映像の動物たちを見ていると心から癒される。
彼らの冬と共に生きる姿と、何とも言えない深いものを感じさせる目。
美しくて気高いなぁ。
続きを読む
7時30分 BSP 「カムカムエヴリバディ」第6話
稔さん(松村北斗)と安子(上白石萌音)の手紙のやり取りを重ねることで伝わってくる二人の心の繋がり。
そして日常の変化(「日常英語会話」の番組停止、野球のボールが手に入りにくい、たばこの銘柄が英語表記から日本語へ)からじわじわと伝わってくる戦争へと歩を進めていく不穏な空気。
それでもお互いの気持ちだけを見つめ『日なたの道を歩こう』と誓いあう二人が清らかで美しい。そして、避けられない歴史を思うと切なくなる。
よく練られた、この朝ドラらしさが感じられる、心に残る第2週1日目でした。
11月9日(火曜日)霧深し
昨夜はそんなに大量に水分を摂った訳でもないのに3度もトイレに起きてしまった。
そして3時半には雄たけびをあげて走り回るすず姐さんを布団に収納。
4時半にはミー太が・・・°。。(´-ω-`) ぐすん・・細切れの眠り・・
しかなたく5時起床。
5時10分ミー太と一緒に外へ。
「ゴムまりのように」という表現があるが、そんな感じで駆け降りるミー太。
でも、もっと固い感じ。デカいけしごむのように?
7時30分 BSP 「カムカムエヴリバディ」第7話
算太(濱田岳)がついに帰宅!おかえり〜〜!ヽ(o´∀`o)ノ
算太がみんなに言う事にゃ、ダンスホールでは人気者(映像がいかにも算太らしい過ごしぶりでほっとしたのだが〜〜)で楽しく過ごしていたらしいが閉鎖になってしまったそうな。
今はあくまで「小休止」。
菓子職人の世界に戻る気はないらしい。
ところが・・・にゃんと借金取りが算太を捜しに来たという・・( ̄▽ ̄;)
ダンスホールの支配人も前払いした給料踏み倒されたと嘆いておるし、貢いだのに逃げられたと泣いているおなごもいるそうな・・・
なんてこった・・・算太・・だめんず枠だったか・・・_| ̄|●
借金は金太さん(甲本雅裕)が払ったけど、勘当処分決定。
算太が親に肩代わりさせるために帰って来たとは思えない。
これからまた逃亡の旅を続けるために、みんなの顔を見ておきたかったんかのぅ・・
「たちばな」のあんころ餅を食べて『あ〜うめぇなぁ』とつぶやいていた算太。
跡継ぎ問題から解放されてやっと美味しく思えたのか、
それとも橘に戻って来たかったんじゃろか・・・
『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』第1話 「やっぱりワインレッドがしら?」(録画)(NHK総合)
本当にのほほんとしたドラマだぞ(笑
でも、なんとなくいいかも。
芸人「阿佐ヶ谷姉妹」の姉担当・エリコさん(木村多江)は妹担当・ミホさん(安藤玉枝)が三ヶ月も自分の部屋に泊まっているから、一緒に暮らそうと提案するがミホさんははぐらかすばかり。
でも、その後も一緒に暮らすのは断るんだけど居続けるという・・( ̄▽ ̄;)
しかし、6畳一間で二人暮らしって結構キツイぞ。
それぞれの部屋があるならまだしも一間だからねぇ・・・
しかも仕事も一緒でしょ?
わたしゃ、どんなに親しくても一人の時間がないと辛いのよね。
でもエリコさんのキャラというか、お人柄も大きいのかしら。
『お姉さんといると二人でいても一人でいるような気分になれるのよ』
って言ってたしさ。
性格は全く違うように見えるけど、
コレは別に気にしなくてもいいでしょ・・って部分が一致するのかなァ。
パンツも貸し合える関係ってすごいよね (* ̄m ̄)プッ
演じるお二人からは阿佐ヶ谷姉妹として長年関係を育んできたような気安さとほどよい距離感の愛情が伝わってきた。
てか、木村多江さん、かなりエリコさんに寄せてるよね?(笑
高円寺に行ったミホさんを心配して『コーエンジ兄弟』になってしまったミホさんに『ミホさんはイーサン?ジョエル?どっちなの?!』と問いかける場面では笑ってしまったわ。
『チコちゃんに叱られる』の木村多江劇場を思い出した(笑
姉や母親のようにミホさんのことを心配するエリコさんだけど、天然なところもあり、ミホさんがいるおかげでしっかりしたエリコさんでいられるのかも。そしてかなりマイペースなミホさんだけど本能で見抜くところがあるのかな。
ミホさんと一緒に暮らしたいのは『私が楽しく暮らしたいから』とわかったエリコさん。
ミホさんが一晩いないだけで、なんともしっくりこない。
もうミホさんがいるのが当たり前になっている。
そうして居候して、エリコさんが口説き続けて1年半ぐらい経ったのかしら?唐突に引っ越してきたミホさん。カビとアリのせいってのは7割がた正しいと思うけど(笑)残りの三割はミホさんの方もエリコさんとのふたり暮らしが楽しいと思えたからだよね。
なんか妙な二人だけど、来週も見てみます♫
11月10日(水曜日)小雨
6時55分 Eテレ 『0655』
「冬毛の歌」の季節が来た。
「ポニーのヒサミツと中川理沙」さんの歌声は真冬に太陽の光を浴びながら、はらはらと落ちて来る粉雪のよう。
この映像の動物たちを見ていると心から癒される。
彼らの冬と共に生きる姿と、何とも言えない深いものを感じさせる目。
美しくて気高いなぁ。
続きを読む
matakita821 at 17:38|Permalink│Comments(0)