松山ケンイチ

2025年03月29日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.10 (最終回)22年の時を超えて…父娘の愛が辿り着いた、奇跡の結末

 真相は判明したのだが〜〜
なんかふわっとした最終回だったというか・・
いろいろと腑に落ちないというか・・・( ̄▽ ̄;)

 まぁ、そもそもが神井(磯村勇斗)が言っていた通り、「超浅はかっスね」でしかないのだった。


 親のネグレクトだかなんだかで弟が餓死した瞬間から京子(西田尚美)の中に闇が生れたらしい。それでも赤沢(藤本隆宏)と出会って結婚、守を授かったが、お金がないから弟は死んだ(いや、親のせいじゃ?)との思いから働きに出ようとするも赤沢の反対を受け夫婦間に溝が。赤沢には内緒で幼馴染の廣島育美(池谷のぶえ)と会社を立ち上げ、出資者の1人だった林川安成(野間口徹)と恋愛関係となり、よくある「妻とは別れる」との言葉を真に受けた京子は赤沢とは別居。林川の子を妊娠・出産するが体面を気にする林川に、その子を林川の籍に入れると言われ同意。

 歌も一緒の家族写真はそういうアレだったのね〜
奥さん、すんごい恨み顔だったじゃん・・
写真だけ撮ったら、歌は京子の元に帰ったんだ。
ごめんよ〜赤ちゃんの数、勝手に増やして〜( ̄▽ ̄;)

 で、離婚成立したからと言われ林川家に行ってみたら・・・
奥さんが狂って無理心中的に両親と子供達を殺してしまっていた。
夫も殺そうとした妻を林川が絞殺。
とんでもない地獄絵図となったが、この期に及んでもまだ「林川家の名誉が」とか言っている林川。すべてアンタのせいだよ。

 もうみんな死んじゃってるんだから名誉がどうのとか意味なし芳一では?
どういう発想なの?( ̄▽ ̄;)
で、その名誉を守るために殺された体にして(筋力のなさそうな男女二人の割りにはスピーディな仕事)、締めに自分も自殺(京子は自殺幇助)。

 いや〜殺されて吊るされる方が、よっぽど恨まれてたんだね〜ヒソヒソ・・って感じで体面悪いと思うが・・・
すべてを見届けた京子は警察に知らせて去ったのかい?
結局、歌(心麦)も現場に放置だしよ。
愛情があったとは思えんぞ。


 
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matakita821 at 00:50|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年03月22日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.9 最終章 前編〜真犯人の告白!サヨナラ私が走った旅路の最果て

 ストーリーを急激に動かすためにやってきた視聴者の味方・神井。
こんな一気にじゃなくて小出しにでもしてくれりゃ、もっと展開早かったのに( ̄▽ ̄;) なんで今頃、友哉(成田凌)と幼馴染で、力郎おじさん(酒向芳)とも知り合いだって話す気になった?友哉起訴を受け、さすがにこれじゃ10話に収まらないだろ?って焦ったのか?

 わたしゃ、神井(磯村勇斗)が東賀山事件に執着するのが謎だったんで、これでスッキリしたよ。で、急にクリーンになる神井の印象(笑
地獄に行く覚悟もできているみたいだし、いいぞお!

 神井は力郎さんが決めつけデカ達に話したけど信じてもらえなかった情報まで入手しとった。力郎さんが林川家に盗みに入った日、赤ちゃんを抱いた奥さんじゃない女の人が林川氏(野間口徹)と帰宅した後、事件が起こったそうな。

 神井の推理によると、その赤ちゃんは林川歌。
そして抱っこしていた女性が歌の本当の母親。
1階にいたはずの歌が2階に移動していたのは、この殺戮から離れた場所にいさせたかった?林川一家を殺した犯人にとって歌は特別だった。
 


 鳴川(間宮啓行)、正体バレる前の喪黒福造の時はもっとモンスターみあったんだけどな〜( ̄▽ ̄;) そんなアンタ、『どこから俺は道を誤った?』なんて反省する人じゃないでしょうよ〜『また俺は罪を重ねたよ・・』って、今回裏側が描かれたことで、状況の変化にいちいち怯えたように反応する姿が見られたが、モンスターにも人間の心があると?ちょっとキャラのブレを感じるし、喪黒福造を煽りすぎたよな〜とも思う。

 阿南(瀧内公美)も、絶対的な父親に従うことで親子関係を成立させている雰囲気だったのに、バレてからは阿南の方に支配権ある感じになってるのが???
まぁ、人間にはいろんな面がありますからねぇ・・
実はこうだったんですよ〜ということなのでしょう。

 鳴川は遠藤力郎の逮捕が冤罪だと知っていた。でも結局、何もしなかった。それどころか発覚を恐れ春生(リリー・フランキー)、染田のおじさん(酒井敏也)、阿波山夫妻の口を封じた?コレがバレたら娘の出世にも影響するという親心?でも親心を利用した自己保身にも見える。『見せたかった父親らしい背中』ってなんだよ?

 で、阿南も父親と同じスタイルかと思ったら、冤罪だとわかったら起訴を取り下げるって・・ホントお?今まで起訴ありきで動いてたと思うけど〜?怪しい状況なのに赤沢に圧力かけてたじゃーん。でも「憎いから追いかけていた」とのカミングアウトと、検事としてのあるべき姿を子に教えられた体の鳴川は自首。でも春生は殺してないって。この期に及んで嘘は言わないよね〜



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matakita821 at 14:04|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年03月15日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.8 揺るぎない親子愛の果てー信念が導く場所

 喪黒福造=鳴川=阿南の父親・・・ということでございます。
でも正体見えなかった時は、もっとガッシリした感じだったけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
大物感もないけど・・・
そして声変わりすぎなんだけど・・(笑)七色の声を持つ男?
正体割れたとたんショボい雰囲気になったような気がするんだけど?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 鳴川(間宮啓行)、怪しすぎたもんね。
あのデカい声と胡散臭い関西弁。
松風(松山ケンイチ)の事務所に来たのも情報キャッチとかく乱のためって見え見えだったもん。赤沢のつてを探しているとか言っちゃってさ、久世(篠井英介)の居場所を探ろうとしてたんでしょ!

 松風は気づいていない。何だかんだいってちょろいね。
で、ここに来て怪しい(常に怪しい人ランキングには入っていたが)のが森崎ウィンよ。彼も喪黒福造一派なのでは?息子枠しかないから阿南(瀧内公美)とは腹違いの兄弟?だとしたら、血縁関係者をどこまでも使い倒すスタイル?

 このドラマは「親子愛」がテーマでもあるから、最終的に喪黒チルドレンが(もう決めてかかってるけど( ̄▽ ̄;) )父親をどうジャッジするかだよね。



 さて、やはり阿波山夫妻殺されてしまった。
自分が動いたせいで次々と殺人が行われているのでは?と怯える心麦(広瀬すず)。
そうだよ、アンタのせいだよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
でもやめる気ないんでしょ?

 わんこは無事保護された模様でホッとしたが(どこの誰に保護されたの?教えて?)。
バッチリ犬の毛を付けて出勤する赤沢(藤本隆宏)。
隣でナデナデしていたもんね。
背中にポチッとだけ付いているのに笑っちゃったけど。
そして秋貞(絃瀬聡一)の『でも係長の家にいるのは・・猫?』にも(笑
長毛種の猫だったら、もじゃもじゃするよ〜

 てか、赤沢のイエスマンかと思っていた秋貞(絃瀬聡一)、意外とやるじゃん!
よくあの毛を検査したね。喪黒門下かと思ったが、それならわざわざ調べないから、このルーキー君から過去の事件が崩されたりもアリ?



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matakita821 at 16:44|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年03月08日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.7 決着!父が託した愛の始まりー私が掴んだ希望

「山下さんもあなたも、人が良すぎるのが
仇になるんですよ」赤沢(藤本隆宏)


 あらーーー
上司の言う事ばっかり聞いている気の弱い男かと思ったら、意外な暗黒面が・・・( ̄▽ ̄;)阿波山さん(井上肇)のところ火災が発生してたけど、もし殺されているんだったら、春生(リリー・フランキー)が殺られた時と同じやり口だよね。

 赤沢なのか・・と見せかけて・・・裏に誰か(処分班的チームが)いるはず。
てかさ、春生も歌ちゃんを引き取るって決めたんなら、自分で預かりに行けば良くない?な〜んか、一回赤沢家を通したってのが疑念を呼ぶというか・・・ホントに心麦(広瀬すず)は歌なのかな?実は赤沢家の守(野村康太)が歌とか?名前から女の子と思ったでしょ〜?残念でした〜実は男の子でした〜!的な?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ(←どうしても赤子入替エピソードを入れたい)

 守ちゃん、いい歳と思うが誕生日はいつも家族で祝っているのかい?仲間同士でワイワイとかないの?彼女とかは?いい子ちゃんすぎるぞ。そして京子(西田尚美)、手作りケーキの愛が重いわ。


 しかし思った通り津寺井(鳥谷宏之)は人でなしだったね。
とんでもねぇ『第二の人生』の絵を勝手に描いとった。
引き取ったのはもちろん林川家の遺産狙い(財産目録手元にアリ)。歌ちゃんのことを金蔓としか思っておらず、成長するまでのドキュメンタリー撮ろうといきなり乳児院に出現。赤沢達がしょっ引かなかったら、そのままトンズラする勢い。歌ちゃんの運命も決まるところだったよ。そして喪黒福造と連絡取っているし。そもそも歌ちゃんを引き取ったのは喪黒の指示?お互いの利害が一致したのかい?

 そして歌ちゃん隠しにはかなりの人数の大人が関わっていると思われ・・・
やっぱり普通に関係者を巻き込んだ非合法手段(母子手帳・出生証明書偽造)だったじゃん!
乳児院の人、医師の阿波山と妻(元看護士)、赤沢夫妻、山下夫妻。
じゃあ結局、津寺井が引き取った歌は乳児院が渡した別の子なんだよね?
喪黒福造は真実を知っているんだろうか。

 今さらジローなんだが、わたしゃ、そもそも東賀山と、今、心麦が住んでいる場所の位置関係がわからんのだが・・・( ̄▽ ̄;) 春生たちはそこの所轄の刑事だったの?阿波山夫妻って東賀山に住んでるんだっけ?(いろいろと見落とし聞き落とし問題)松風(松山ケンイチ)が阿波山さん達に会いに行く時に「何か思い出すことがあるかもしれないしね」って心麦に言ってたけど、結構大きくなるまで居たんだっけ?まさか赤ちゃんの時の記憶じゃないよね?てか、松風は話聞く前から、心麦=歌ってわかってたよね。



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matakita821 at 16:44|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年03月01日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.6 暴走する危険な正体!退路なき娘の強行策

「私の父は小学生の時、行方をくらましました。
約束していたカーブも教えてくれずに。
生きているのか死んでいるのかもわかりません。

私はあなたが羨ましいです。
遠藤力郎さんは拘置所の中かもしれませんが
生きている。

あなたは親の無実を信じて
山下春生さんに接触して証拠を集めようとした。
私だったら、そこまでできません。
だから私はあなたが羨ましい。

お父さんと友哉さんを再会させるために、
できることはやります。
だから私をどうか信じてください」松風



 久世(篠井英介)と松風(松山ケンイチ)。
遠藤力郎(酒向芳)と友哉(成田凌)。
阿南検事(瀧内公美)と母(有森也実)、そして父。
心麦(広瀬すず)と春生(リリー・フランキー)。

 様々な親子の在り方。
親を信じたいのに信じられない子ども、
信じたいからこそ行動する子ども、
なにがあろうと信じ切る子ども。

 春生からの手紙は遠藤友哉に言われ染田(酒井敏也)が偽造したものだと認識させようと誘導したが、まったく揺らがずに「(根拠は)私には分かるから」と答えた心麦にイラッとする阿南。
なぜこの子はバカみたいに父親を信じているの?

 愛人だった母親は夫の機嫌を損ねないことが一番で、娘は繋ぎとめるための道具としか思っていなかった。夫に依存しきっていたが夫が離れていったら、今度は娘に依存。

『私は・・・この女とは一生分かり合えない』

 結婚して距離を置くことができたが、同僚だった夫の妬みから関係は破綻。離婚して実家に戻ってきた阿南を母親は喜んで迎えた。

 そして父親は・・・父親って喪黒福造だよねぇ?
自分を支配し駒のようにしか使おうとしない。
彼女は母親からも父親からも愛情を感じたことはないのかもしれない。
それでも父親のロボットとなり、愛情と思えるものを繋ぎとめようとしている。



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matakita821 at 19:03|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年02月22日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.5 襲いかかる宿命 秘められた弁護人の本心

 振り返った松風父(久世)(篠井英介)がめっちゃ怖い( ̄▽ ̄;)
心麦(広瀬すず)のこと、マークしてんの?
リュック持ってるかと思ったが持ってなかった。
松風(松山ケンイチ)の回想で『現金の入った鞄を盗んだ警察官』ってのがお父さんなんだよね?でもハメられた?

 赤沢(藤本隆宏)の回想でも「ずっと見てるぞ!」って鬼みたいな形相になってたのは、ハメた(ハメるよう指示された?)のは赤沢ってこと?で、赤沢と春生(リリー・フランキー)も繋がっているから、春生と久世も繋がっていて、春生は久世の事件を思い出して『東賀山事件』も検察経由で犯人でっちあげ的なアレがあるのかも・・と気づくに至ったんじゃ。

 んーーー、でも検察からのでっちあげって話的には面白くないよね〜( ̄▽ ̄;)
この手のドラマでよくある組織での隠ぺい、大儀のための何とやら。もう聞き飽きたよ。それだったらまだ痴情のもつれ等であって欲しいワゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 てかさーー、突然『東京地方検察庁検事の阿南と申します』とかって電話かかってきたらさー、まず詐欺?って思うよね?一時流行ったじゃん。『検察庁からの召喚状』がどうしたこうしたってやつ。このような電話があったら心麦のように、すぐに弁護士に相談しませう。


 毎度おなじみ赤沢家は夫婦そろって怪しいよ。
あの心麦に渡したお守りはGPS的なもん入ってるよね?
でも赤沢、最初はこいつが冤罪を生んだ張本人?とか思ったけど、そんな大それたことできる男じゃないよね?冤罪に関わったとしても上の描いた絵の通りにするよう命じられたか誘導されたか。京子(西田尚美)が暗示していた『(小麦と違って)人に弱さを見せられない弱い人間』って赤沢なんじゃないの?でも最終回あたりで強い人になるのかい?で、死んじゃったり?

 そして京子こそ、まっとうにふるまっているけどヤバイ人だよ( ̄▽ ̄;)
ま、殺人事件には関係ないヤバさだけど。
あの水さーー宗教的なやつ?ねずみ講的なアレとかさーー
株で損したって言ってるけど、どっかに寄付してんじゃないの〜?




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matakita821 at 15:41|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年02月15日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.4 運命が覆る22年間の告白 反転する天国と地獄



『あの時、言えてたら・・・
あの時、そう言えてたら・・
あの時、言えてたら・・
それを伝えられていたら・・
俺の人生は変わっていたかもしれない。

ごめんな・・
最期までだらしない奴で。
心麦ちゃん、ごめんよ。
本当のことが言えなくて。
どうか辿り着いてくれよ。
悟、ごめんよ・・ごめんよ・・』


 染田さん(酒井敏也)は自殺したことになっとるが・・・
マイルドな喪黒福造の声を持つ(声が渋すぎる問題)リュックマンの指示で殺られてしまったのか、あるいは自殺しなければ心麦(広瀬すず)に危害を加えると脅され死を選ばざるを得なかったのか。春生(リリー・フランキー)に恩義を感じている染田さんだし、手放してしまった家族を思い、最期にせめて誰かを守りたいと思ったのか。

 染田さんのつぶらな瞳が忘れられない。
真面目に一生懸命生きてきても、
人生の落とし穴に落ちることがある。
ほんのちょっとしたタイミングで何もかも失ってしまう。
背負っている哀しみの中で生きて行こうとする酒井さんの演技がすばらしかった。

 わたしゃ、救急車で搬送された時、意識不明の状態が続いたのち最終回で目覚めた染田さんが真相を語る・・ちゅー展開か?と期待したのだが・・・亡くなってしまった・・

 そして染田さん亡き後、出て来たのが染田さんの息子・悟問題。
なんであんなに悟をアップにする?
染田さんの会社がつぶれた1990年に悟君は0歳だったということは・・・現在35歳。遠藤友哉(成田凌)ぐらいだよねぇ?あるいは神井(磯村勇斗)・・・どっちにしろ名前違うけど( ̄▽ ̄;)な〜んかどっかで関わっていそうだよねぇ。

 わたしゃ、心麦の友達のありさ(清乃あさ姫)も怪しいと思うよ〜
なんで今頃、大昔のことを懺悔するの?
春生を裁判所で見たって発言も唐突だしさ〜
誰かの指示で来てんじゃないの〜?
(もう全ての登場人物のすべての行動が怪しい)


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matakita821 at 19:08|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年02月08日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.3 逆転 溢れ出す裏切り者の欲望…私の知らない父の顔



 いや〜戸籍抄本で確認したって実子ってことにはならないよね〜
母子手帳は偽造するとしてゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 、病院の医師とかお産婆さんを巻き込んで出生証明書書かせるとかさ〜って、私は普通に非合法な手段しか思いつかなかったけど、ツイッターで『特別養子縁組』に言及されている方がいて(ためになる〜)そっちか!と(笑

 でも血が繋がっていなくても両親だと思うのはいんでない?
愛情たっぷり育ててもらったみたいだし。実子じゃないから叔母さん(原日出子)に保険金奪われる!リフォームし放題かよ?!と思ったが、戸籍に長女って名前が入ってるんなら保険金だって心麦(広瀬すず)のもんだよねぇ?(とにかく保険金の行方が気になる)

 ラーメン屋のおっちゃん(酒井敏也)、手紙の偽造認めちゃったけど(も〜昭和の決めつけデカの赤沢(藤本隆宏)がホント不快なんだけど!)嘘だよね〜あの様子だと友哉(成田凌)が偽造したの?そしておっちゃんと友哉が実は親子だったり?(も〜誰が誰の親で子なんだか)信じられるのは松風(松山ケンイチ)だけだよ。でも傍にいる森崎ウィンは怪しい。森崎君がリュックの男?と思ったけど鞄違ったしね〜てか、リュックの男、渋い声だね。初老関係?

 そして春生(リリー・フランキー)は遠藤力郎(酒向芳)の冤罪を告発しようとして殺されてしまったのか?阿南検事とリュックの男が繋がっているってことは(って映像でそう見せようとしているだけかもしれんが)、検察主導で力郎を犯人にしたのけ?怪しさしかない赤沢は現在の友哉の件と同じく検事に誘導されただけ?

 ところでわたしゃ、心麦が見るからにお高そうな服装しているのが、すんごい気になるよ。春生の給料がそんなに良かったとも思えないし(ずっと勤めてきたから結構いいのか?公務員だし)、遺産は叔母さんに取られちゃってるし、多少生活費はもらってるかもしれんが、違和感だぞ〜。貧相な服装をすれとは言わないが、主張も強い感じだし、もうちょっとあの年頃の子が買えるレベルのファッションの方がいいのでは〜?

 そしてラーメン屋のおっちゃんは消されてしまったのだろうか〜

 episode.1 最愛の父が遺した秘密 時代を超えた無上の愛が今、動き出す
 episode 2 地獄に堕ちても知りたい秘密 死刑囚父子が掴んだ光
 episode.4 運命が覆る22年間の告白 反転する天国と地獄
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2025年02月01日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode 2 地獄に堕ちても知りたい秘密 死刑囚父子が掴んだ光

 昨夜見ながら寝ちゃったので、また途中から見直したナリ。
神井(磯村勇斗)よ、もっと下衆さ全開にしていいのよ〜
まだ上品すぎるわ〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ


 てか、心麦(広瀬すず)よ、父からの手紙、あっさり赤沢(藤本隆宏)に預けてたけど、いいんかい?コピーとか取ってあんの?書類でもなんでも人に渡す前にコピーしとかんと。それと親戚でも保証人になっちゃダメよ。

 拘置所の遠藤友哉(成田凌)、父とおなじ目に遭って初めて父が罪を認めたわけも、無念さもわかったなんて辛すぎる。そして子供の頃の友哉は放火しようと思った訳じゃないんだね。母親からのニセ手紙を読んで泣いているところを撮られ嘘の記事を書かれた。あの(地獄に落ちればいい!)女の記者と過ごした時間を燃やして消してしまいたかったんだよね。職場の上司の家に付け火したのは本当だけど他の罪まで擦り付けられてしまった。も〜!何なの?決めつけデカしかいないんかい?

 でも前が冤罪+だったとしても、今回も冤罪とは限らない・・・が、なんか捕まったのは作戦のような感じもするし〜友哉と心麦がおなじように月に手を伸ばしていたのが気になる。このふたりは血が繋がっているの?でも心麦はあの殺人事件で生き残った赤ちゃんなんだよね?わからん・・・最終的に友哉が光を信じられるような展開になって欲しいよ。

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2025年01月25日

「クジャクのダンス、誰が見た?」 episode.1 最愛の父が遺した秘密 時代を超えた無上の愛が今、動き出す

 昨夜見ながら、ちょいちょい舟を漕いでしまったんで録画を見直した( ̄▽ ̄;)
正直、1話目でハマった感じはなくて、主演の方以外は好きな役者さんばかり出ているので、そこへの信頼と期待だけでございます。


 『クジャクのダンス』・・・
「ジャングルの中でクジャクが踊っているのを誰も見ていなければ、
それは存在していないのと同じなのか?という問い。
本当のことを知っているのはクジャクだけ」


 自分が殺されるのを予測していた父・春生(リリー・フランキー)。
手紙には『私が殺されたとしてもやむを得ない部分はありますが』とあった。やっぱり22年前の「東賀山一家6人殺害事件」の犯人・遠藤力郎(酒向芳)がらみかね?春生は逮捕した時には遠藤がやったと思ったけれど、のちに冤罪だと気付いたのかもしれない。本当の犯人のことも。でも沈黙していた?

 やっぱり怪しいのは、って、みんな怪しいんだけどさ ( ̄▽ ̄;) 警察組織だよね。
で、全部知っているのは赤沢(藤本隆宏)?
春生を殺して自宅に火をつけたとされる遠藤友哉(成田凌)が犯人である理由を完璧に組み立てているのがね〜22年前も同じことしたんじゃ?「間違いなく犯人だよ」って心麦(広瀬すず)に断定して伝えるのもな〜心麦が実家に行った理由を聞く時も何かを確認しようとしている感じだったし。

 心麦が住んでる部屋って見張られてるよね?
心麦が帰って来た時、向かいのアパートでカーテン閉めた奴だと思われ。
やっぱり組織的に動いてるような。

 どう考えても保険金使いこもうとしているとしか思えん叔母・夏美(原日出子)も怪しいけど、お金への執着が強いだけで、殺人とかはできない小者と思ふ。

 週刊誌記者の神井(磯村勇斗)も怪しさぷんぷんだけど、こいつは「東賀山一家6人殺害事件」に取り憑かれているだけでないかい?真実を突き止めるためという免罪符の元、やりたい放題なのか?磯村君、にじみ出る下衆い雰囲気がすばらしい(笑)でも外見ほど悪い人間では無いような気もする。

 酒井敏也さん演じるラーメン屋のおっちゃんは・・春生との付き合い長そう。もしかしたら前科持ちかもしれんし、情報屋みたいなことやってたりして。

 容疑者として逮捕された遠藤友哉。
「理由を知っているのはクジャクだけです」
クジャク=真犯人。遠藤は春生を殺してはいないけれど、彼の復讐心を知っている真犯人の誘導で放火はしたのかも。てか、成田さんずっと拘置所なのかしら?( ̄▽ ̄;) 早く出て来て〜

 そして我らがマツケンだよ。
心麦が初めて事務所に来た時の表情、もしかして心麦が訪ねてくるのを予想してた?
心麦の覚悟を見るためプリンをコーヒー漬けにしたが、躊躇なく食べた彼女の残りを頂いていた。心麦と一緒に戦うという決意表明。どこかシニカルというか面倒くさいというか・・・もしかしたら松風(松山ケンイチ)は冤罪被害者の家族とかなのかも。それで春生は彼を選んだような。

 心麦は22年前に殺害された一家の唯一生き残っていた赤ちゃんだよね?
なぜ春生が引き取ることになったのか。
真犯人について沈黙していたのは心麦を守るため?

 クジャクのダンスを見た者はいないとしても踊ったクジャクは、わかっているし決して忘れない。そしてそのクジャクの存在を完璧に隠しおおせたと思っても、同じ森の中でその気配を感じた者や、クジャクが消えた後、気づいて追い始める者もいるはず。罪を消すことはできない。

 あれ?結構ハマっているのか?(笑

 episode.2 地獄に堕ちても知りたい秘密 死刑囚父子が掴んだ光
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2024年02月25日

『お別れホスピタル』 第4話(最終話) 未来のわたし

『これが、私。
ここは一度来たら
元気になって退院していく人は、ほぼいない。
そういう場所だ。
でも、私たちは死ぬことの手助けをしている訳じゃない。

ここは病院だ。
人が生ききるための場所だ』


 ここは死に向かっているかもしれないけど、死とともに生きる患者さんたちと一緒に生きている私たちの職場だ。死を意識しながら患者さんも家族も、改めて人生を見つめ直す。本当の自分自身と向き合わざるを得ない。逃げてきた人も、そうじゃない人も。残された時間の中で。

 権利証を食べて逝った池尻さん(木野花)。それは捨てきれなかった欲なのかもしれないけれど、これが私の生き方だよ!という強い意志とエネルギーを感じた。池尻さんの人生が鮮明に残った。捨て鉢になっていた大土屋さん(きたろう)の赤根さんへの声にならなかった言葉・「生きろ」。奉仕する側・される側ではなく、患者さん達の叫びやため息、伝えたい思いを受けながら看護師も自分の人生を見つめ、悩み、力を貰いながら、同じように必死に生きている。

 生きていくってなんだろう。
死んでいくってなんだろう。
そう問いかけ続けながら。

 振り返ってみますか・・・

 リハビリを頑張り、ベルとバラと再会する池尻さん。
生き生きとしていたね〜。
その場面を見ていたら歩(岸井ゆきの)は気づいちゃった!

 にゃんと、いつも歩をツネるのは、
わんこにしているようなかわいがいりだった!(笑
そういえば岸井さんってわんこ顔だもんねゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 体調を崩してお見舞いに来ていなかった久美さん(泉ピン子)が久々に現れたが、広野(松山ケンイチ)に会うと「仮病だった」と謝った。

「お父さん見てるのが辛くて・・・
こうして生きていることを望んでたのかなって思ったら・・・
一日でも長くって言ったの私なのにね」
「・・・・僕はその時の気持ちでいいと思います」広野
「・・・そうね」


 見守る側の思いは日々揺れ動いている。
そばに居続けた時間、自分自身の体調や感情によっても変わる。そして自分の変わる心を責めてしまい、求めていたものに確信が持てなくなっていく。広野の言葉は救いになったと思うよ。

 そしてナースコールで自分を呼び出し続ける大土屋さんにいつになくキレる赤根さん(内田慈)。何かを感じた歩がカラオケに誘うと(赤根さん、歌うま!)ライブっぽくカミングアウト。

「え〜では、ここで私からみなさんにお知らせがあります!」
「えっ?なになに〜?!」歩
「えっへへ・・え〜〜私、癌になりました。
下咽頭癌、ステージ3です!
え〜なので、しばらく治療に専念します」


 明るく前向きに必ず仕事に復帰する、息子が第一志望の大学に合格したからそのためにも稼がなきゃならない、人生にはハードルがあった方が馬力が出る、看護師だから医療を信じていると話す赤根さんだったが・・・

「全部うそ。
・・・・死んだらどうしよう」
「・・・・・」歩


 看護師だって人間だ。
死の恐怖に怯えながら、何とか戦おうとするひとりの患者になる。

 それはいつも穏やかで優しい福山さん(樫山文枝)も同じ。
激しい痛みに苦しみ、「助けて!」と叫びしがみつく。
目の前にぶらさがっている死の恐怖と戦っている。

 今後の治療方針を決める為に同居している息子さんと話し合いたいと伝えるも、福山さんにしてはめずらしくやんわりと拒否。



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matakita821 at 19:04|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年02月18日

『お別れホスピタル』 第3話 サンタさんはいるの?

「あ・・あぁ・・・!
わかっています。これは私の勘違い。
でも・・・今、この子、私を見た」寛子(筒井真理子)
「おめでとう」池尻(木野花)


 生きていくことはサンタを信じることなのかもしれない。
サンタさんの真実を知ってしまっても、
それでもいつか来てくれると願うことで生きていける。

 クリスマス会の準備が始まった病棟。
しかし看護師に暴言を吐き続ける安田さん(木村祐一)、
ケアワーカーさんを泥棒呼ばわりする池尻さん(木野花)、
相変わらずのケンさん愛で南(長村航希)にチューを迫る幸村さん(根岸季衣)、
ナースコールの鬼・大土屋さん(きたろう)、
いろんな音や叫び声・怒声が飛び交っております( ̄▽ ̄;) 大変だぁ

 そんな中、変わらぬ優しい時間が流れている佐古ひとみさんの病室。
母親の寛子さんは10年前脳出血で倒れ運動機能の回復は見込めず意識が戻らない娘さん・ひーちゃん(大後寿々花)に、毎日声をかけ続けている。

『私たちが慌ただしいということは患者さんに活気があって、
意外と明るい日だったりする。
逆に妙に重苦しい日もあって・・・』


 寛子さんは寒くなると手足のこわばりが強くなる娘の状態を広野(松山ケンイチ)に相談。リハビリを増やすことにした。そしてリハビリの効果が出ず、また小さな脳梗塞を起した可能性もある池尻さん。苛立ちと失望、明日が見えない日々。

『時々、ハッとする。
私の目の前にいる人達は日々、風の中の蝋燭みたいな命と向き合っている。
頼りない命を前にして人は最期に何を望むんだろう』


 そうは思いながらも歩(岸井ゆきの)は寛子さんから「ひーちゃん、目覚ましますよね?」と聞かれた時、何も答えられなかった。

「ええ。そのうちきっと」赤根(内田慈)
「・・・きっと!」寛子

 歩の気持ちもわかるよなぁ。嘘を言えないというか、希望を持たせても叶わなかったら、さらに深く絶望してしまうんじゃ・・とか、いろいろ考えちゃうよね。

「サンタさん・・みたいなものよ。
子どもに『サンタさん来るかなあ?』って聞かれたら何て答える?」赤根
「・・・あぁ」歩
「『んなもんいない』なんて言ったら、世界からクリスマスが消滅するじゃない?で、子供が泣くでしょ」


 なるほど・・・サンタさんは子供たちの希望であり喜び。
ファンタジーでありながら現実でもある。
寛子さんはもう子供じゃないからサンタさんの真実を知っている。
それでも「サンタさんはいる」と言葉にしてもらえれば、希望を見出すことができる。たとえそれが、すぐに消えてしまう光だとしても。



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matakita821 at 18:35|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年02月11日

『お別れホスピタル』 第2話 愛は残酷

『「君じゃないと駄目なんだ」って、
あの言葉は呪いだったのかも。
52年間、
愛してたんだか憎んでたんだか、わからない。
でも私たちはこれで良かったんです』


 今日子さん(高橋惠子)はすっきりした笑顔で去って行った。
望まれて結婚、19才の時から旦那さんの一挙手一投足に気を使い、先回りして夫の願う通りになんでもやってきた。そういうもんなんだと受け入れて違和感を打ち消してきたのかもしれない。52年間。思考も行動も習慣化し、自分の本当の気持ちなんてわからなくなった。でも介護状態になった夫と過ごすうちに、自分はずっと不満だったんだ、この人のことなんて好きではないんだという気持ちが芽生えてしまった。

 それが介護疲れからくるものなのか、彼女がずっと押し隠してきた本当の気持ちなのか、彼女自身にも今となってはわからないのかもしれない。

「これでもういいでしょ。早く逝ってください」

 最期に初めて今日子さんは旦那さんに本当の自分を見せたんだと思う。
旦那さんの愛情(執着?)には十分すぎるほど応える努力をしてきたという気持ちもあったろう。そして、その言葉を言うと夫の心臓が止まるだろうことも予想できた。

『人は愛に生きる・・・のかもしれない。
でも、それは美しいけど残酷で。
最後はどっちも抱えていくしかないんだ』


 愛なのか憎しみなのかわからない関係。
夫はただ単に自分のいう事を聞く人間をそばに置いておきたかっただけなのかもしれない、あるいは本当に今日子さん以外の女性は目に入らないくらい愛していたのかもしれない、愛し方が今日子さんの望んでいたものと違うだけで。

 それでも今日子さんは夫と過ごした52年の時間と、自分の一言で逝かせたあの瞬間を決して忘れずに生きていくんだと思う。「自分」というものを消した、奪われた時間だったのかもしれないけれど、それもまた必死に生きてきた自分の人生だもの。
今日子さんの覚悟が伝わってくるような笑顔だった。



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matakita821 at 17:13|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年02月05日

きこりのテレビ日記 #148

 2月3日(土曜日)晴れ

 いつもは500円〜900円台のワインを買うのだが〜先週、たまたま2,700円ぐらいの赤ワインを買ったら美味しくて、仕事の間中ずっと、家に帰ったらワインと〜まぐろのカルパッチョ〜〜軽く炙って〜、こじゃれた野菜散らして〜、ワサビ醤油と〜粉チーズ〜などと考えながら頑張った。で、帰宅後、その通りにした結果、睡魔に襲われ3時間ほど昼寝。さすがにいつもの時間には寝れず、リアタイ。

 22時 NHK総合『お別れホスピタル』第1話 死ぬってなんだろう

 思っていたよりもかなり重たい内容だった・・・
でも、次回も見ます。

 いろんな病状の患者が一緒の部屋で暮らす療養病棟。
高齢者がほとんどで退院する人は、ほぼいない。
おしゃべり好きな山崎さん(丘みつ子)、反対に誰ともほとんどコミュニケーションを取らない野中さん(白川和子)、認知症傾向のある太田さん(松金よね子)。

 こりゃ大変だ・・・( ̄▽ ̄;)てな喧噪の後の急変。さっきまで楽しそうに喋っていた山崎さんが亡くなり、その隣の野中さんも。そして合わせるように太田さんも亡くなってしまった静かな病室。てんでバラバラだった病室の三人が仲良くお茶会をしているのを想像しながら、一緒にクッキーを食べる歩(岸井ゆきの)。彼女の今いる世界が静かに伝わってくる演出だった。

 そしてちょっとした知り合いだった陽気なおじさん・本庄(古田新太)の入院と自殺。自由に生きてきた結果、家族を失ったと笑って話していた本庄さんが突然、死を選ぶ。かと思えば回復の見込みがなく息子も諦めた植物状態が続くと思われる夫の延命処置を希望し、幸せそうに寄り添う妻もいる。

 本人が書類ででも残さない限り、最期の選択は残された家族にゆだねられる。でも家族でもその考えは一致する訳じゃない。息子は生き続ける母のために人工呼吸器をつけない判断を提案するが、妻はそれでも生きていて欲しいと拒否する。当の本人の意志は確認できる状態じゃない。

 死を選んだ本庄さんの孤独と絶望は本人にしかわからない。
でも、落ちていた3本の吸い殻。もし煙草が一本しかなかったら、本庄さんは部屋に戻ったかもしれない。目の前にある「死」は瞬間で消えたりくっきりしたり・・死に向かう心は偶然の要素にも左右される。

 そんな職場から、呼び出された実家に行けば別の現実が待っている。
中学の時のいじめが原因で摂食障害と自傷行為を繰り返す妹・佐都子(小野花梨)は「死にたい」が口癖。そんな娘を持て余し歩に依存する母加那子(麻生祐未)。

 狂暴になり暴言を吐く佐都子に説教をし、「生きたくても生きられない人もいるだよ!」と叫んでしまう歩。

「そうだね・・・そういう人は死ぬのすごい辛いし、きっと怖いだろうね。
でも、生きるのが辛い人間にとっては楽になれて羨ましい。
そういう人は自分で自分を殺さずに死ねるんだから」佐都子
「・・・・・何言ってんの。
わかんないよ、死ぬとか。わかんないよ・・
つべこべ言わずに生きろよ!!


 がんじがらめで逃げ場のない世界。
妹にしてみたら、あの母親の元で育っても、なんとかうまいことコミュニケーションが取れて、ちゃんと自立して、この家から離れて暮らしている姉への羨望と劣等感と怒りがある。でも、歩も実はギリギリの状態でなんとかやっている。

 誰もいなくなった病室には新しい患者が入院した。
欲が深く猜疑心も強く、家や土地の権利書を持ち込んで「誰にも渡さない!」死にたくな〜い!」と叫ぶ池尻さん(木野花)。
あの世には持っていけないんだが・・・( ̄▽ ̄;)

『誰だってその時は自分で決めたい。
でも、自分で決められないこともある。

自分で決めるのが一番いい?
そうとも限らないと思う。
死ぬって何だろう』


 常に「死」と向き合わねばならない職場。
そして「死」を意識した患者さんに寄り添わねばならない場所。
自分の死、そして大切な人の死、死を前にして人は改めて自分の人生、共に生きてきた人の人生を見つめなおす。「死」を考えることは「生」を考えることだと思う。矛盾しているかもしれないけれど本庄さんは自分らしく生きるために死んだのかもしれないし、佐都子の自傷行為は生きたいという思いの現れかもしれない。



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matakita821 at 18:12|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年02月04日

『お別れホスピタル』 第1話 死ぬってなんだろう

 思っていたよりもかなり重たい内容だった・・・
でも、次回も見ます。

 いろんな病状の患者が一緒の部屋で暮らす療養病棟。
高齢者がほとんどで退院する人は、ほぼいない。
おしゃべり好きな山崎さん(丘みつ子)、反対に誰ともほとんどコミュニケーションを取らない野中さん(白川和子)、認知症傾向のある太田さん(松金よね子)。

 こりゃ大変だ・・・( ̄▽ ̄;)てな喧噪の後の急変。さっきまで楽しそうに喋っていた山崎さんが亡くなり、その隣の野中さんも。そして合わせるように太田さんも亡くなってしまった静かな病室。てんでバラバラだった病室の三人が仲良くお茶会をしているのを想像しながら、一緒にクッキーを食べる歩(岸井ゆきの)。彼女の今いる世界が静かに伝わってくる演出だった。

 そしてちょっとした知り合いだった陽気なおじさん・本庄(古田新太)の入院と自殺。自由に生きてきた結果、家族を失ったと笑って話していた本庄さんが突然、死を選ぶ。かと思えば回復の見込みがなく息子も諦めた植物状態が続くと思われる夫の延命処置を希望し、幸せそうに寄り添う妻もいる。

 本人が書類ででも残さない限り、最期の選択は残された家族にゆだねられる。でも家族でもその考えは一致する訳じゃない。息子は生き続ける母のために人工呼吸器をつけない判断を提案するが、妻はそれでも生きていて欲しいと拒否する。当の本人の意志は確認できる状態じゃない。

 死を選んだ本庄さんの孤独と絶望は本人にしかわからない。
でも、落ちていた3本の吸い殻。もし煙草が一本しかなかったら、本庄さんは部屋に戻ったかもしれない。目の前にある「死」は瞬間で消えたりくっきりしたり・・死に向かう心は偶然の要素にも左右される。

 そんな職場から、呼び出された実家に行けば別の現実が待っている。
中学の時のいじめが原因で摂食障害と自傷行為を繰り返す妹・佐都子(小野花梨)は「死にたい」が口癖。そんな娘を持て余し歩に依存する母加那子(麻生祐未)。




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2023年03月18日

「100万回言えばよかった」最終回 今が奇跡のとき

 前回、成仏したはずなのに肉体を持った直木が登場し騒然となったわけだが・・・
理由として私が思いついたのは

 弟(実は双子だったので顔がそっくりという韓ドラ展開)に乗り移った。

 衣装が黒いのは死神と契約でもしたのでは〜?

 実は悠依も死んでいて、ここは幽霊アパート。あるいはあの世に行く前のお休み処

 このドラマすべてが悠依の仮想現実だったため、直木を生かすも殺すも自由

 ・・・・だったが、
そのどれでもなく理由は不明だが期限付きで生き返った。
たぶん生きている間にかなり徳を積んだので神様から特別プレゼントが下されたのであろう。
 
 顔を見て触れ合える幸せを感じる二人。
いや〜恋愛ドラマで久々に素直に心揺さぶられたというか、わたしゃもう恋愛系は韓ドラじゃないとダメな体質になったと思っていたが、そげなことはなかった。
いい時間だったわ〜

 早速、直木(佐藤健)の「思い残し」解消にかかる悠依(井上真央)。

・魚住(松山ケンイチ)との再会

 ドッキリ大成功。驚く魚住にスリスリする直木(笑

・悠依希望の二人で普通のデート

 二人が普通の時間を過ごしている姿を見ていると、良かったねと思いながらも切なくて辛くなる。「思い残し」は亡くなった人なら誰でもあるだろう。でも直木のように誰かによって殺され、突然日常を断ち切られた者には際限なくあると思う。悠依と生きるはずだった未来、過ごすはずだった時間、実現したかった夢、求めたかった思い、その全てが突然失われた。

 期限付きとは言え、こんな時間が得られたのは二人にとっても癒しになったとは思うが、二人が穏やかに笑顔で過ごす姿を見ていると、なぜこんなことに・・と怒りがおさまらん。私も英介(荒川良々)は許さんぞ。

・直木の両親を呼んで直木のハンバーグを食べてもらう(直木は影から確認)

 直木の死が二人の心に大きな変化をもたらした。
二人の狂気と闇を溶かし、人間に戻ることができた。
「私たちは弱かった」と父親は言っていたが本当にそうだ。直木は誰よりも強く気高く美しい魂の人間だった。親だから子供より人間ができてる、子供だから親より人間的に劣っているということはない。

 母親は「ごめんなさい」と言っていたけれど、直木は彼らの「思い残し」(ふがいない存在でしかなかったこと、直木を苦しめたこと)を解消させてあげたかったんだと思う。子はどんな親であろうと親を思ってしまうんだよね。



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matakita821 at 21:11|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加