戸塚純貴
2025年12月18日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」最終話 思い出の八分坂
「この世はすべて舞台。
男も女も役者にすぎぬ。
ノーシェイクスピア!
ノーーラーーイフ!」
軽やかに自転車をこいでいた久部。
その足に力が入り、どんどん早くなる。
前しか見ていない。
どうしてもここに戻ってきてしまう。
ゼロではないゼロ。
そしてまた、ここから始まる。
八分坂で得たものをすべて失い、そして残っていた『シェイクスピア全集』まで自ら手放した久部(菅田将暉)。芝居からも舞台からも離れ、今はジェシーが経営する『スッカスカ弁当』の配達員。
若さと愚かさから失くしてしまったもの。
見失った自分自身。
でも、『WS劇団』のみんなは上演する予定のない芝居の練習を続けている。
楽しそうに生き生きと。
少なくとも久部は、みんなに演じること、芝居の中で生きることの喜びは伝えられたんだね。
火を点けた(大火事になって焼け落ちちゃったけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)久部が今度はみんなに火を灯される。さぁ、また燃えだしたこの火を久部はどうするんだろう。
八分坂に来た頃、重すぎて持ちあぐねた『シェイクスピア全集』。
今は軽々と運べているだろうか。
あるいは、その重さを心地よく感じているんだろうか。
いや〜まさかここまで久部のクズっぷりを見せられるとは( ̄▽ ̄;)
オフィーリアに抜擢したリカは、やる気なし才能もなし(今まで雰囲気だけでやってきた)、個性際立ってきた他のメンバーにくらべて大根振りが目立っている。演技がイマイチと分かっていながらリカに拘る久部は蓬莱(神木隆之介)から外すよう進言されても反発。
劇団のスターになっている大瀬(戸塚純貴)への嫉妬から、朝雄君の絵をめちゃくちゃにした犯人に(昔のバレエ漫画の主役のトゥシューズに画びょう入れるやつだよ( ̄▽ ̄;))仕立て上げ、孤立させ、『自分を見失わないこと』と教え諭す久部。見失ってんのはお前だろ!そもそも勝手に人の絵に、いらん手を加えるんじゃないよ。
人が器以上の立場についてしまったら起きる悲劇。
大きく見せようとしても、見せようとすればするほど真実が際立つ。
わかっていながら自分を抑えられない久部。
まぁ、元々自分の功名心のために立ち上げた劇団だったけど、それでも彼の中にはいい芝居を作りたいという思いがあったはず。なのに今は芝居や舞台、役者たちがどうなろうと知ったこっちゃない。そんな久部を悲しい目で見つめる樹里(浜辺美波)。
でもクズにも三分の理がある。
こちらもクズだけど罠にハマり(まぁ、それも久部のせいだけど)お酒を飲んでしまった是尾礼三郎(浅野和之)の名誉を守るという・・・か、自分の中にある尊敬の思いを、その時間を、否定したくなかったんだろうな。役者の意地で最後の舞台を演じ切った是尾さん。役者であり続けるということは、なんと難しいことか。
で、劇団の金・51万(一万は口止め料)横領・・がバレて責められるも開き直るという・・・しまいにゃ、ダンカン(小池栄子)に無心されて渡したと大嘘をつき信じてもらえない寂しさを訴えながら退場。
見ているこっちの方が寂しいよ・・・
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男も女も役者にすぎぬ。
ノーシェイクスピア!
ノーーラーーイフ!」
軽やかに自転車をこいでいた久部。
その足に力が入り、どんどん早くなる。
前しか見ていない。
どうしてもここに戻ってきてしまう。
ゼロではないゼロ。
そしてまた、ここから始まる。
八分坂で得たものをすべて失い、そして残っていた『シェイクスピア全集』まで自ら手放した久部(菅田将暉)。芝居からも舞台からも離れ、今はジェシーが経営する『スッカスカ弁当』の配達員。
若さと愚かさから失くしてしまったもの。
見失った自分自身。
でも、『WS劇団』のみんなは上演する予定のない芝居の練習を続けている。
楽しそうに生き生きと。
少なくとも久部は、みんなに演じること、芝居の中で生きることの喜びは伝えられたんだね。
火を点けた(大火事になって焼け落ちちゃったけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)久部が今度はみんなに火を灯される。さぁ、また燃えだしたこの火を久部はどうするんだろう。
八分坂に来た頃、重すぎて持ちあぐねた『シェイクスピア全集』。
今は軽々と運べているだろうか。
あるいは、その重さを心地よく感じているんだろうか。
いや〜まさかここまで久部のクズっぷりを見せられるとは( ̄▽ ̄;)
オフィーリアに抜擢したリカは、やる気なし才能もなし(今まで雰囲気だけでやってきた)、個性際立ってきた他のメンバーにくらべて大根振りが目立っている。演技がイマイチと分かっていながらリカに拘る久部は蓬莱(神木隆之介)から外すよう進言されても反発。
劇団のスターになっている大瀬(戸塚純貴)への嫉妬から、朝雄君の絵をめちゃくちゃにした犯人に(昔のバレエ漫画の主役のトゥシューズに画びょう入れるやつだよ( ̄▽ ̄;))仕立て上げ、孤立させ、『自分を見失わないこと』と教え諭す久部。見失ってんのはお前だろ!そもそも勝手に人の絵に、いらん手を加えるんじゃないよ。
人が器以上の立場についてしまったら起きる悲劇。
大きく見せようとしても、見せようとすればするほど真実が際立つ。
わかっていながら自分を抑えられない久部。
まぁ、元々自分の功名心のために立ち上げた劇団だったけど、それでも彼の中にはいい芝居を作りたいという思いがあったはず。なのに今は芝居や舞台、役者たちがどうなろうと知ったこっちゃない。そんな久部を悲しい目で見つめる樹里(浜辺美波)。
でもクズにも三分の理がある。
こちらもクズだけど罠にハマり(まぁ、それも久部のせいだけど)お酒を飲んでしまった是尾礼三郎(浅野和之)の名誉を守るという・・・か、自分の中にある尊敬の思いを、その時間を、否定したくなかったんだろうな。役者の意地で最後の舞台を演じ切った是尾さん。役者であり続けるということは、なんと難しいことか。
で、劇団の金・51万(一万は口止め料)横領・・がバレて責められるも開き直るという・・・しまいにゃ、ダンカン(小池栄子)に無心されて渡したと大嘘をつき信じてもらえない寂しさを訴えながら退場。
見ているこっちの方が寂しいよ・・・
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