徹子の部屋

2022年12月30日

きこりのテレビ日記 #100

 12月26日(月曜日)

 例年の12月に比べたらそれほど忙しくないんじゃ?と思っていたら、今日から急に年末感。仕事の電話が止まらない。請求書に手が付けられなくてイライラ。悪態も止まらない(笑)(一応電話切ってから悪態をつくようにしておりますが)そのうち足も出そう(誰も居ない時を見計らってモノに当たっておりますが)帰宅したら頭が痛くて、ちょい昼寝。すぐに猫がわらわらと寄ってきた(笑

 『invert 城塚翡翠 倒叙集』#5(最終話) 信用ならない目撃者 後編(録画)(日本テレビ)

 今回も翡翠(清原果耶)の圧倒的な勝利。
翡翠と鐘場(及川光博)の作戦は完璧を期する為、真ちゃん(小芝風花)にも秘密裡に始められていた。

 雲野(杉本哲太)が会って、彼女の恋心を利用しコントロールに成功した!と思った涼見梓(若月佑美)は翡翠が用意したニセモノの目撃者だった(実は元スリの岩戸さんで翡翠のスリ師匠)(雲野だって自分で言ってたじゃん「目撃者ほど信用ならない者はいない」ってさ〜)。本物の涼見梓は実は酔っぱらっていたので雲野のことなんて見ちゃいなかった。そして涼見梓を見つけたのは真ちゃん。警察も彼女の存在を知らなかった。誰も目撃者の存在を知らないし、警察関係者にもその情報は教えていない。なのに雲野はすぐに涼見さんの場所を特定し会いに行った。

「目撃者の場所にすぐ来ることができたのは、目撃者を目撃した犯人だけ」翡翠

 靴下がかかっていたはずのハンガーの移動。消えた靴下。
翡翠は曽根本(鈴之助)の部屋に入った時から雲野が目撃者を見たことに気づいていた。
 コロンボのように雲野に付きまとい、苛立たせながら奴のの本質に迫り、真相を突き止めるも口封じのため殺される探偵の役を演じながら、確信していた。雲野は必ずあの拳銃を出してくると。

「君はまるで化け物だな」雲野

 それはきっと雲野にとって最高の賛辞なのでしょう。
美しくて孤独な化け物、城塚翡翠。これはゲームですらなかった。

「君が『透明な悪魔』を捕まえたという噂は本当らしいな」雲野
あの変態シスコン野郎は人間の心をもっていないので全く尻尾を掴めずに苦戦しましたが、あなたはごく普通の犯罪者です。人間の心を持っている。
あなたの敗因はあなたが奥様を愛していたこと、それに尽きますよ
」翡翠


 妻が亡くなってから絶望し、悪に突き進むことで破滅を求めた雲野。
自分を止められる(ほどの)人間などいないと思いながらも、こうやって自分を膝まづかせる相手を求め続けていた。

「人間は死に取り憑かれるものです。
そこから再び歩み始めることは、一人きりではとても難しい」翡翠


 翡翠自身も死と生の狭間でいまだに苦しんでいるのでいるのか。
殺人者の罪を暴き罰を受けさせる、その為に活動している時だけ生きていると感じられるのか・・・
常人にはない能力を持った者は「化け物」になりえる自分と「人間」である自分の間で揺れ動いている。翡翠は人間で在り続けるために殺人者達を断罪しているのかもしれない。

 そして翡翠にとって真ちゃんは、きっと真が思っている以上に大きくて、この世に繋ぎとめてくれる存在なのかもしれない。真ちゃんがいるから翡翠は人間でいられる。

 嘘をつかれていたと知った真ちゃんに翡翠はボコボコにされたけど、嬉しそうだったなぁ。
そして神妙に謝罪する(初めてか?)姿に衝撃を受けた真ちゃんのお許しがでた。

「許してあげるからさ、いつかあんたのこと教えてよ」真

 大切だからこそ教えないのかも。
二人はいいバディだよ。
地獄をツーステップで涼やかに歩いていくような翡翠と、そんな翡翠に引っ張り回されているように見えながら、翡翠の心の中にすっぽり収まっている真ちゃん。二人が歩いていく道をもっと見ていたい。そして獄中にいても心は常に翡翠を求める香月(瀬戸康史)も気になる。
season2 の放送、心から待っております。




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matakita821 at 16:21|PermalinkComments(0)