岡田結実

2021年12月17日

「カムカムエヴリバディ」 第7週 1948-1951

 12月13日(月)第31話

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 オフィスの前で別れたロバートさん(村雨辰剛)は、るいへのクリスマスプレゼントを手渡してくれた。ただ相手の幸せだけを願う日、それがクリスマスなんだね。
帰宅した安子(上白石萌音)もるいにプレゼントを渡した。
それは稔さん(松村北斗)さんから預かっていた英和辞典。

『お母さんの宝物じゃ。メリークリスマス、るい』
『メリークリスマス、お母さん』

 そうして安子にも大きなクリスマスプレゼントが!
『クリスマスにサンタがやって来ました』・・(* ̄m ̄)
算太(濱田岳)!よくぞ無事に帰ってきてくれたね!

 安子はこれまでのことを算太に話し、算太は初めて姪っ子のるいと会った。

『安子・・・よう生きとってくれた』算太
『お兄ちゃんこそ・・・生きとってよかった。
お兄ちゃんが生きとって・・・(´;ω;`)』安子
『おうおう・・・安子。泣くな。ハハッ・・』

 算太・・・淡々と受け止めとったように見えたが
内心、みんなの死に目に会えなかったこと、
安子にすべて背負わせてしまったことで、
自分を責めとったんだろうなぁ・・

 雉真家の皆さんにも温かく迎えられ、
南の島で敵から逃れ空腹で動けなくなっていたら
チャップリンが現れ戦争が終わったことを教えてもらい帰ることができたと、おもしろおかしく話す算太(千吉さんも勇さんも、ぽかーーんとしとったが( ̄▽ ̄;) )。

 しかし、千吉さん(段田安則)が金太さん(甲本雅裕)の思いを伝えたら、急に安子に雉真家の嫁になるとはうめぇことやりよったな!って言いだしたり、雪衣さんをセクハラ的にくどいたり、妙な様子に。安子が窘めると『死んだ親父が何ゅう思よろうが知ったことじゃねぇ』と部屋を出ていこうとしたら・・・

 美都里さん( YOU)が現れ、算太を優しく抱きしめた。
『恋しいんじゃろう?
お父さんとお母さんに会いとうてたまらんのじゃろう?』

 算太の脳裏に、南の島で死にそうになった時のできごとが蘇った。

『父ちゃん・・母ちゃん・・・
どうやら、わしゃあここまでのようじゃ・・・』

 倒れて息も絶え絶えになっとる算太に、小しずさん(西田尚美)が近づいて来た。

『算太、久しぶりじゃね。元気しょおった?』
『元気かどうか、見りゃ分かろうが・・・』
『もう戦争は終わっとるんよ』
『えっ?』
『この先に港があるから、そこで船に乗られえ』
『えぇ?』
『フフフ・・・本当にあんたは賢えようで抜けとるんじゃから』

 小しずさんは算太を抱きしめてくれた。


『謝りてぇと思ようった。
今までのこと・・・父ちゃんと母ちゃんに謝って・・・
それから・・・
わしのダンス見てもらいてぇ思ようった。
しゃあけど・・わしゃあ、もう何の気力も湧かんのじゃ・・・』算太
『あほうじゃねぇ・・・
生きとるだけでええんじゃ。
自分らが死んでも、あんたが生きとりゃあそれだけでえぇ。
お父さんもお母さんも、そねん思うとるんよ〜』美都里 

『算太・・よう生きとってくれたねぇ。
算太。お母さん、もうそれだけで十分じゃ』小しず
『母ちゃん・・・母ちゃん・・・母ちゃん・・』

 母を呼びながら泣いている算太の背中を美都里さんはあやすように
優しく、ぽん・・ぽん・・と叩いてくれた。
後悔と自分を責める気持ちから、虚勢を張っていた算太の心を受け止めてくれた美都里さん・・(´;ω;`)ウゥゥ
おかげで算太は素直に母ちゃんの胸で甘えて泣くことができた。
抑え込んでいた自分の思いを吐き出すことができた。

 美都里さんの言葉は稔さんを待っていた母親としての本当の気持ち。
ただ純粋に子供の無事を祈り、生きていることに感謝したい母としての深い愛情。
多分今まで家族も、こんな美都里さんを見たことがなかったんじゃなかろうか。
算太の母を求める気持ちと、美都里さんの稔さんを思う気持ちが結びついてお互いに救いとなった。

 まさか美都里さんに泣かされる日が来ようとは・・・(´;ω;`)
わたしゃ、美都里さんがふら〜〜っと現れた時、『私の稔は帰って来んのに、なんでアンタは帰って来たん?!』って責めるんじゃ?ってヒヤリとしたよ。
許しておくれ・・・
YOUさんからあふれた美しい光のような愛。すばらしかった。
温かく算太を包んでくれてありがとう・・・

 月曜から泣かせないでおくれよぉ・・・(T┏_┓T)

 12月14日(火)第32話

 すっかり元気になった算太は安子とるいが煮ている小豆の匂いで目が覚めた。
『小豆の声を聴けえ。時計に頼るな。目を離すな。
何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。
おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ』安子・るい

 この言葉も匂いも橘家のもんにはお守りのようなもんなんだろうなぁ。
算太もやっと帰ってきたと思えたべ。

 安子の作ったおはぎを食べた算太は「たちばな」再建を申し出た。
安子は戦後の焼け野原で金太が言っていた言葉を伝えたさ。

『たちばなを建て直すで。
たちばなの菓子で救われる人がきっとおるはずじゃ』


『まいったのう・・・
親父ゃあ、何でもお見通しじゃ』算太

 その「救われる人」の中には算太も入っていたと思う。
金太さんは算太のためにも「たちばな」を残しておきたかったんじゃ。

 さて、勇(村上虹郎)は社長に雉真繊維で野球部を作ることを提案。
千吉さんは『また野球かよ・・』って顔になったが(( ̄▽ ̄;)アハハ…)、
林専務が援護(林専務!グッジョブ!)。

『父さん、わしゃあ、兄さんのようにはなれん。
わしのやり方でしか雉真の後継ぎにはなれんのんじゃ』勇

 勇、それでいいんじゃ!

 安子が仕事に行っている間はるいは美都里さんと一緒に過ごしとる。
安子が持ってきたおはぎを半分こして食べる2人の優しい時間。

 雉真家に帰ってくることにした時、どんな恐ろしい展開が待っているのかと怯えたが、帰ってきて本当に良かったねぇ(´;ω;`)
るいと一緒に過ごすことで美都里さんがどんなに癒されたことか。
稔さんが小さかった頃にも、こうやって二人で半分こしておやつを食べたのかねぇ。

『るいのお父さんもおはぎが好きじゃった』美都里
『本当?』るい
『本当じゃ。
大学予科の初めての夏休みに、おはぎゅう買うてきてくれたんじゃ。
大阪で買いそびれたから、朝丘町の「たちばな」いう
お店で買うてきたよ言うて・・・』

『おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ、
おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ』
美都里さんの頭をなでるるい・・・

『何じゃ?』
『おいしい餡子のおまじないじゃ。
食べる人が笑うてくれますようにいうてお願いするんじゃ』
『そっか・・・そっかそっか・・・
おいしゅうな〜れ言うんか。ハハッ・・・そっかそっか』

 なんだか美都里さんの表情が・・どんどん浄化されてるというか・・
一時は安子のことも恨み全てを呪っただろうが、今は懐かしい大切な思い出として輝いている。
美都里さんは悲しみを越えて、
こんなにも美しく尊い存在になったんだね(´;ω;`)

 野球部を作ったことで雉真繊維の社員たちの結束は強まり、
なんと売り上げも伸びて来たそうな。
安堵するように勇を誉める千吉さんに美都里さんは

『今更何を言よんでぇ。
当たり前じゃろう。私が産んだ子なんじゃから。
自慢の息子じゃ。稔も勇も』
『そうじゃな・・うん。ありがとう、美都里』千吉

『再びクリスマスが近づく頃に美都里は稔のいる空の向こうへと旅立ちました』

 ゥア────。゚(゚´Д`゚)゚。────ン!! 
美都里さん、なんちゅう一生を見せてくれるんぢゃ!
あんたはすばらしい母親じゃったよ。愛の人だった。
るいの心の中に大きなもんを残していってくれた・・
もちろん安子や算太にも。

 クリスマス。
おはぎを売り歩いている安子の元にロバートさんが現れた。
岡山を撤退するそうでお別れに来てくれたのさ〜
安子はおはぎの代金を貰わなかった。
『It's Christmas day !』

 去年、ロバートさんから貰った言葉をそのままお返し。

『Mrs.Kijima、英語の勉強これからも続けてください。
きっとあなたをどこか思いも寄らない場所まで連れていってくれますよ』ロバート
『Merry Christmas!』安子
『Merry Christmas!』

『長かった戦争は本当に終わったのだと、その時安子は思いました』

 敵同士だった国のもんが、心から相手の幸せを祈りあっている・・
それはクリスマスだからというだけではないだろう。
みんな戦争の傷から立ち直り、前を向いて歩いて行こうとしていた・・




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matakita821 at 17:19|Permalink│Comments(4)│ このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年12月10日

「カムカムエヴリバディ」 第6週 1948

 12月6日(月)第26話

 雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。

『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』

 なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・

 雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。

 引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。

『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん
』

 子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・

 安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・

 安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。

 コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・

 そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。

 わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。

 本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。

『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』

 きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。

 さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。

 その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・

 そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら

 12月7日(火)第27話

 事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。

 辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・

 安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。

 一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。

 んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。

『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん
』

 お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。

 前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?

 命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・

 そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)

 勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。

 さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。

 最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。

 そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・




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matakita821 at 19:08|Permalink│Comments(2)│ このエントリーをはてなブックマークに追加