小野花梨
2024年03月15日
「グレイトギフト」 最終回
『Level A May12』、ギフトよりもさらに危険で精度の上がった殺人球菌が誕生していた!そしてそこには「明鏡の皇帝」よりもさらに強く、圧倒的な存在感を放つ美しい女王の姿が。
杏梨(倉科カナ)−−−!
やっぱり最後に笑ったのはアンタだったか。
「いろんな人が助けてくれて」罪にならなかったって言ってたもんね〜 ( ̄▽ ̄;) あちこちのヤバイ情報持っているから喋られちゃ困るってのもあるんだろうけど、「ギフト」は常に需要がある。人間に欲望がある限り。そして「ギフト」を牛耳る者がこの世界の支配者として君臨できる。あらたな「ギフト」を手に入れた杏梨の野心がどこまで行けるのか追ってみたい気もする。そして藤巻と久留米が再び組んで戦う姿も。
さて、白鳥(佐々木蔵之介)にギフトを食らわせて下克上を狙おうとする郡司(津田健次郎)と本坊(筒井道隆)と郡司妻・佳澄。
「ついに白鳥理事長を殺せる![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_pikapika.gif)
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_pikapika.gif)
」いつも通りドライにふわ〜っと殺人計画を遂行しようとする本坊(笑)買って来た珈琲にギフトを入れて飲ませるという安易な作戦だったが、それ以前に佳澄が裏切っていたのでバレバレ。
結局、真犯人と組んだ白鳥が「改良型オクトセブン・Oct7+」により佳澄を殺害する場面を見せられ(その直前の『誰を殺そうかな〜』とぐるぐる回る「死のハンカチ落とし」に笑った)、再度、再再度?の服従を誓わされる(藤巻と久留米は拒否)のであった。
真犯人は、みんなの希望どおり奈良ちゃん(小野花梨)!(笑
ヨッ!待ってました!小野花梨嬢!
偶然生まれた「Oct7」を引き継ぎ、一連の計画に参加することを心から楽しんだ奈良。サイコパスでもなくネガティブな感情からでもない。研究者としてのやりがいを初めて感じ、人間の命を操ることに喜びを感じる無邪気な殺人者。「ギフト」を一番愛し大切に思っていたのは奈良だったのかもしれない。何もなかった彼女に「ギフト」は生きがいを与えてくれたのだから。
「君はなぜ、そんな残酷なことができる?」藤巻
「善悪の天秤にかけても必要だと思うからですかね。
一言で言うと研究者の性です。
私が一番感激したのはギフトが誰からも愛されたことです。
手に入れた人は必ずギフトに魅了される。
今後は白鳥理事長と組んで、もっと魅力的な球菌に育てていきます!
」
いや〜最高だよ、小野花梨様。
最後に締めてくれるって信じてましたよ!
居酒屋で焼うどん頼む時みたいに気楽に事件の経過を話してくれる奈良。
この独特の空気感を出せるのは小野ちゃんだけ。
特効薬のレシピをよこせば一生遊んで暮らせる金を渡すと言われた藤巻(反町隆史)と久留米(波留)だが、ここで金に転んじゃ、それこそ「衝撃の展開」だよ(笑)藤巻は郡司・本坊・神林(尾上松也)に人間として医師として、事務長として、刑事として、初心を思い出して〜!と熱血指導。みんなもこの戦い(裏切ったり失敗したりする度に「白鳥理事長のおっしゃる通りです」と言わされる(3人で合わせるのも大変)のに疲れてきたのかゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 消極的に同意。
続きを読む
杏梨(倉科カナ)−−−!
やっぱり最後に笑ったのはアンタだったか。
「いろんな人が助けてくれて」罪にならなかったって言ってたもんね〜 ( ̄▽ ̄;) あちこちのヤバイ情報持っているから喋られちゃ困るってのもあるんだろうけど、「ギフト」は常に需要がある。人間に欲望がある限り。そして「ギフト」を牛耳る者がこの世界の支配者として君臨できる。あらたな「ギフト」を手に入れた杏梨の野心がどこまで行けるのか追ってみたい気もする。そして藤巻と久留米が再び組んで戦う姿も。
さて、白鳥(佐々木蔵之介)にギフトを食らわせて下克上を狙おうとする郡司(津田健次郎)と本坊(筒井道隆)と郡司妻・佳澄。
「ついに白鳥理事長を殺せる
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_pikapika.gif)
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_pikapika.gif)
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_pikapika.gif)
結局、真犯人と組んだ白鳥が「改良型オクトセブン・Oct7+」により佳澄を殺害する場面を見せられ(その直前の『誰を殺そうかな〜』とぐるぐる回る「死のハンカチ落とし」に笑った)、再度、再再度?の服従を誓わされる(藤巻と久留米は拒否)のであった。
真犯人は、みんなの希望どおり奈良ちゃん(小野花梨)!(笑
ヨッ!待ってました!小野花梨嬢!
偶然生まれた「Oct7」を引き継ぎ、一連の計画に参加することを心から楽しんだ奈良。サイコパスでもなくネガティブな感情からでもない。研究者としてのやりがいを初めて感じ、人間の命を操ることに喜びを感じる無邪気な殺人者。「ギフト」を一番愛し大切に思っていたのは奈良だったのかもしれない。何もなかった彼女に「ギフト」は生きがいを与えてくれたのだから。
「君はなぜ、そんな残酷なことができる?」藤巻
「善悪の天秤にかけても必要だと思うからですかね。
一言で言うと研究者の性です。
私が一番感激したのはギフトが誰からも愛されたことです。
手に入れた人は必ずギフトに魅了される。
今後は白鳥理事長と組んで、もっと魅力的な球菌に育てていきます!
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_cute.gif)
いや〜最高だよ、小野花梨様。
最後に締めてくれるって信じてましたよ!
居酒屋で焼うどん頼む時みたいに気楽に事件の経過を話してくれる奈良。
この独特の空気感を出せるのは小野ちゃんだけ。
特効薬のレシピをよこせば一生遊んで暮らせる金を渡すと言われた藤巻(反町隆史)と久留米(波留)だが、ここで金に転んじゃ、それこそ「衝撃の展開」だよ(笑)藤巻は郡司・本坊・神林(尾上松也)に人間として医師として、事務長として、刑事として、初心を思い出して〜!と熱血指導。みんなもこの戦い(裏切ったり失敗したりする度に「白鳥理事長のおっしゃる通りです」と言わされる(3人で合わせるのも大変)のに疲れてきたのかゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 消極的に同意。
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2021年12月24日
「カムカムエヴリバディ」 第8週 1951-1962
12月20日(月)第36話
『わしと結婚してほしい。
わしゃあ、甲子園には行けなんだ。
大学野球も志半ばじゃった。
じゃけど進駐軍との試合に勝てたら、アメリカに勝てたら、
そん時ゃあ、兄さんも認めてくれる。
そねん思うて戦うたんじゃ。
これからは、わしが守りてぇ。おめえのことも、るいのことも』
プロポーズされている時の安子(上白石萌音)の表情を見たら、
あ、コレ、全然ダメだわ・・と気づくと思うが〜〜(;´・ω・)ウーン・・・
勇(村上虹郎)としては精いっぱいの自分としての誠意で
進駐軍に勝ったら、兄(松村北斗)にも許してもらえる、
安子も納得できる・・と考えたんだろうが・・・
まぁ、兄嫁を弟がもらうってのも無い話じゃないしさ・・
でも、安子にしたら野球の勝負とかどうでもいいっていうか〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
勝ったからどうとか言われても全くしっくり来ず・・・
ポカーーン・・てな感じだよね。
稔さんを殺したアメリカ軍に敵討ちを!って発想ないもの。
コレ、すぐに返事しなかったのは安子も混乱しちゃったのかな?
ロバートさんと会っていなかったら勇と一緒になったのかな?
NOならすぐに返事しないと勇も期待してるよ〜〜
HPはこちら
安子は心の友・きぬちゃん(小野花梨)に相談。
きぬちゃんはズバッと指摘してくれた。
『これまでが不自然じゃったんじゃ思うよ。
再婚もせんと雉真の家におって、
おはぎゅう売りながらるいちゃん育てるじゃなんて。
勇ちゃんのこたあ、好きじゃろう?』
『もちろんじゃ』安子
『じゃったら、何が問題なん?』
そこに偶然ロバートさん(村雨辰剛)が現れ・・・
2人の話す様子を見ていた察しのいいきぬちゃんは「問題」に気づいたさ。
『安子ちゃん・・・
自分が、どねんしてんかはっきりさせんといけんよ』
きぬちゃん、さすがじゃ。
いつだって安子の一番の味方で安子の気づかないことをきっちり教えてくれる。
カウンターに並んで仲良く話す安子とロバートさんをマスター(世良公則)は嬉しそうに見守ってくれとる。
安子はロバートさんには夢を語ることができる。
ロバートさんは安子が何を大切にして何を生きがいにしているかを知っている。
そして、これから何がしたいかを安子に聞いてくれる。
ロバートさんとの間には「未来」へと繋がる「今」があるけど
勇との間には「過去」しかないんじゃなかろうか・・
勇は安子のこと、何も知らないんじゃないのかな・・
ロバートさんは安子のおはぎが美味しいのは『あなたの子供の頃の思い出の味、悲しみの味、それから、るいちゃんへの愛情の味なのです(英語)』と伝えてくれた。
そして別れ際に、いつも通り花を買っているから奥様のためかと思ったら、安子へ。
『I'm very impressed by you.
You are an amazing woman.』
(あなたには感服です。あなたはすばらしい女性です)
『See you around, Yasuko.』
(では、また。安子)
『Take care ・・・Robert』
(はい、また。・・・・ロバート)
安子、初めて「ロバート」と!
そしてロバートさんも初めて安子へお花を!!
2人の間だけに流れる特別な時間・・・に、
見ているこちらもにんまりしてしまったのだがーーーー
何ということでしょう!
勇が見ていた!!(;`Д´ノ)ノ
怖い顔でロバートを睨んどる!
『誰?今の人。誰なら?』勇
『違うんじゃ!』安子
『違う?』
安子も普通に「テキスト作るの手伝ってる人だよ〜」って答えりゃいいものを、
あわわわわ・・ってしどろもどろになったもんだから、
勇も気づいてしまったワ( ̄▽ ̄;)
そして答えながら安子もわかったんだと思う、
ロバートさんは自分にとって特別な人なんだって。
勇は家に帰らず、ヤケ酒。
ラジオから流れる英語を消せ!と騒ぎ、暴れるのでした。
勇・・・振られたらストーカーになるタイプ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
かわいさ余って憎さ100倍になりそうで怖いんだけどーー
安子は千吉(段田安則)に家を出る意志を伝えたさ。
それで千吉は何もかも理解した模様。
こっからの詰め方はさすが一代で財を築いた雉真繊維社長。
るいと離れないという安子に、赤ん坊のるいを任せた結果怪我を負わせたこと、この前医者にるいの傷を見せたこと、治る可能性はあるが手術を何回もせねばならず、かなりの費用がかかることを話した。
『おはぎの小商いで賄える額じゃねぇ。
途方もねぇ金がかかることじゃ。
雉真繊維の力がなかったら治してやれん。
それでも・・るいを連れて、この家を出る言んか。
本当に、それがるいのためじゃ思よんか。
雉真の子として生きていく。
それが、るいにとっては一番えんじゃ』
千吉さんにとって「雉真の子」であるるいが一番かわいい。
安子はるいの母親にすぎない。
それでも千吉さんなりに安子の自由を認めてやらせてきたんだと思う。
じゃが家は出る、るいも連れて行くというのは決して許さない。
安子の「自由」はあくまで千吉の加護の元許されていた。
本当の意味で自由に日なたの道歩くにはまだまだ時間がかかりそうじゃ・・
安子の代では叶わんのかのぅ・・
って、算太(濱田岳)も雪衣さん(岡田結実)に、ある意味プロポーズ。
算太の場合は雪衣さんの気持ちが勇にあるってわかっていての・・だが・・・
雪衣さん、どう答えたんじゃろ・・
安子が勇と一緒になるんなら辛いから算太と一緒になるのもアリかもしれんが、
安子が出ていくのなら・・・(  ̄〜 ̄;)ウーン…
12月21日(火)第37話
雉真家を出ていくなら、るいとは暮らせない・・・
従うしかなく、るいを泣きながら抱きしめる安子なのでした・・
コレさ〜るいが男の子なら後継ぎだからって、しかたなくも納得できるけど、女の子なのにさ〜それにこれから勇が結婚したら子供生まれるじゃんね〜そしたらどうすんのよ?るいを母親から離して辛い思いさせる意味あるんかい?( -᷄ω-᷅)
飲み屋でケンカして傷だらけになった勇が帰宅。
安子と勇の雰囲気から状況を察知していた雪衣さんは赤チンでお灸を・・
『無様ですね。
そねんことでお酒ょう飲んで暴れるじゃなんて。
雉真の坊ちゃんの面目丸潰れじゃね』
この時、お、意外と雪衣さんと勇合ってるかも・・って思ったんだよね。
勇って、こういう言い方する人好きそうじゃん ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
出ていこうとする雪衣さんの腕を掴んだ勇じゃった・・
『ひでぇ人じゃね。
今も・・・たった今も安子さんのことを思うとるくせに』雪衣
『分かっとるんじゃったら出ていきゃあええが・・・
出ていけぇ…』
出て行かなかったようです・・・( ̄▽ ̄;)
勇は雪衣さんの気持ちを知っていたんだね。そこに甘えた。
そして雪衣さんも自分に気持ちがないことをわかりながら結ばれることを望んだ。
勇への思いをスッパリ捨てたのかと思ったが、この時だけでいいと思ったのか・・
勇がロバートと一緒にいる安子を見なければ、この展開は無かっただろうなぁ・・・
そして・・朝、勇の部屋から出て来る艶っぽい雪衣さんと
会ってしまった算太・・・
その日はよりによって「たちばな」再建のために信用金庫からお金を借りる相談をしに行く日・・・
安子は必死に貯めたお金の入った通帳と判子を算太に託した・・・
_| ̄|● ・・・
こんな精神状態の算太に銭持たせちゃダメだぁ・・って心配していたよ・・・
信金に算太は現れることなく・・この町からも消えた・・
算太・・・ひどいよ・・ひどすぎるよ・・
そりゃショックだったろうさ・・・雪衣さんのいるこの町から逃げたいと思うだろうさ、それなら通帳と判子置いてけよ!
アンタには仁義ってもんがないんかい?!
安子がどんな思いで貯めたと思ってるんじゃヽ(`Д´)ノ
てか、安子も算太の様子が変だな〜とは思わなかったのかね?
信じきっとったのかもしれんが・・・
このドラマ、意外とみんな思い込みで行動しとるぞ。
勇も安子がどんな人間か知ろうとしていないし、
安子も算太が何を考えて生きているのか、
雪衣さんを好きだったことにも気づいていない。
みんな自分のことだけで精一杯な時代だったのかもしれんが・・・
安子はお金を借りる話がまとまったら、おはぎを作る店で自分は算太とに暮らすが、るいはこの家に残るということを伝えた。
『これは、るいのためなんじゃ。
るいが幸せになるために必要なことなんじゃ』
るいに納得できる訳がない。
自分は母親に捨てられたんだと思ってしまうよ・・・
なぜるいだけ残らねばならないのか、
「たちばな」再建が安子にとって幸せの大前提であること、
その幸せをるいにも味合わせたいがために頑張っていること、
せめて「たちばな」が軌道に乗ったら迎えに行くまでの辛抱だと、ちゃんと伝えてあげて欲しかった。
きぬちゃんが言っていたように「いつかはわかってくれる」かもしれないが・・・
「今」のるいは孤独だよ。
ひとりで「カムカム英語」のテーマ曲をつぶやくように歌っているるいが不憫でならない。
大阪で2人で暮らした時にるいに怪我をさせたことで安子は母親として自信を失い臆病になり、千吉さんの言葉に従うしかないと思ったんだろうが・・
自由に生活しているように見えても安子は他の朝ドラの主人公のような女傑タイプではなく、普通の気立ての良いおなごだからなぁ・・時代もあるし、自然と縛られとるものがあるんだろうなぁ。
そして・・
算太出奔を知った安子は大阪に行ったことを突き止め、捜すために大阪へ。
慌てて荷物を詰めている安子をるいが不安そうに見とる。
『たちばなのお店のことで大事な用ができたんじゃ。
算太伯父さんが先に行っとるからお母さんも行かんと』安子
『早う帰ってきてね』るい
『もちろんじゃ』
これもな〜はっきり算太がいなくなったから捜しに行くって言っちゃダメだったのかな〜
大人の事情は子どもに伝えるべきじゃない?伝えた方がいいよ〜
それとこの件、千吉さんは知っているのかい?
知らなかったら千吉さんも勇もるいを置いて安子が消えたと思うんじゃ・・
広い大阪どうやって捜すんぢゃ・・
ロバートに頼るしかない。
安子はロバートが集めてくれた情報を元に算太の知り合いを尋ね歩き続けた。
見つからないまま日は過ぎて、疲労で憔悴した安子は雨の中自転車にぶつかって倒れてしまった・・・
まさか・・このまま・・?
そんなーーー?!!
雉真家でカムカムのテキストをお守りのように見つめている
るいはどうなるんだよーー?!
いろんな悪いタイミングが重なり過ぎた・・
もし、あの時勇に見られていなければ・・
もし、算太があの瞬間を見ていなければ・・
もし・・・ってどんどん遡りたくなるよ・・( ̄▽ ̄;)
続きを読む
『わしと結婚してほしい。
わしゃあ、甲子園には行けなんだ。
大学野球も志半ばじゃった。
じゃけど進駐軍との試合に勝てたら、アメリカに勝てたら、
そん時ゃあ、兄さんも認めてくれる。
そねん思うて戦うたんじゃ。
これからは、わしが守りてぇ。おめえのことも、るいのことも』
プロポーズされている時の安子(上白石萌音)の表情を見たら、
あ、コレ、全然ダメだわ・・と気づくと思うが〜〜(;´・ω・)ウーン・・・
勇(村上虹郎)としては精いっぱいの自分としての誠意で
進駐軍に勝ったら、兄(松村北斗)にも許してもらえる、
安子も納得できる・・と考えたんだろうが・・・
まぁ、兄嫁を弟がもらうってのも無い話じゃないしさ・・
でも、安子にしたら野球の勝負とかどうでもいいっていうか〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
勝ったからどうとか言われても全くしっくり来ず・・・
ポカーーン・・てな感じだよね。
稔さんを殺したアメリカ軍に敵討ちを!って発想ないもの。
コレ、すぐに返事しなかったのは安子も混乱しちゃったのかな?
ロバートさんと会っていなかったら勇と一緒になったのかな?
NOならすぐに返事しないと勇も期待してるよ〜〜
HPはこちら
安子は心の友・きぬちゃん(小野花梨)に相談。
きぬちゃんはズバッと指摘してくれた。
『これまでが不自然じゃったんじゃ思うよ。
再婚もせんと雉真の家におって、
おはぎゅう売りながらるいちゃん育てるじゃなんて。
勇ちゃんのこたあ、好きじゃろう?』
『もちろんじゃ』安子
『じゃったら、何が問題なん?』
そこに偶然ロバートさん(村雨辰剛)が現れ・・・
2人の話す様子を見ていた察しのいいきぬちゃんは「問題」に気づいたさ。
『安子ちゃん・・・
自分が、どねんしてんかはっきりさせんといけんよ』
きぬちゃん、さすがじゃ。
いつだって安子の一番の味方で安子の気づかないことをきっちり教えてくれる。
カウンターに並んで仲良く話す安子とロバートさんをマスター(世良公則)は嬉しそうに見守ってくれとる。
安子はロバートさんには夢を語ることができる。
ロバートさんは安子が何を大切にして何を生きがいにしているかを知っている。
そして、これから何がしたいかを安子に聞いてくれる。
ロバートさんとの間には「未来」へと繋がる「今」があるけど
勇との間には「過去」しかないんじゃなかろうか・・
勇は安子のこと、何も知らないんじゃないのかな・・
ロバートさんは安子のおはぎが美味しいのは『あなたの子供の頃の思い出の味、悲しみの味、それから、るいちゃんへの愛情の味なのです(英語)』と伝えてくれた。
そして別れ際に、いつも通り花を買っているから奥様のためかと思ったら、安子へ。
『I'm very impressed by you.
You are an amazing woman.』
(あなたには感服です。あなたはすばらしい女性です)
『See you around, Yasuko.』
(では、また。安子)
『Take care ・・・Robert』
(はい、また。・・・・ロバート)
安子、初めて「ロバート」と!
そしてロバートさんも初めて安子へお花を!!
2人の間だけに流れる特別な時間・・・に、
見ているこちらもにんまりしてしまったのだがーーーー
何ということでしょう!
勇が見ていた!!(;`Д´ノ)ノ
怖い顔でロバートを睨んどる!
『誰?今の人。誰なら?』勇
『違うんじゃ!』安子
『違う?』
安子も普通に「テキスト作るの手伝ってる人だよ〜」って答えりゃいいものを、
あわわわわ・・ってしどろもどろになったもんだから、
勇も気づいてしまったワ( ̄▽ ̄;)
そして答えながら安子もわかったんだと思う、
ロバートさんは自分にとって特別な人なんだって。
勇は家に帰らず、ヤケ酒。
ラジオから流れる英語を消せ!と騒ぎ、暴れるのでした。
勇・・・振られたらストーカーになるタイプ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
かわいさ余って憎さ100倍になりそうで怖いんだけどーー
安子は千吉(段田安則)に家を出る意志を伝えたさ。
それで千吉は何もかも理解した模様。
こっからの詰め方はさすが一代で財を築いた雉真繊維社長。
るいと離れないという安子に、赤ん坊のるいを任せた結果怪我を負わせたこと、この前医者にるいの傷を見せたこと、治る可能性はあるが手術を何回もせねばならず、かなりの費用がかかることを話した。
『おはぎの小商いで賄える額じゃねぇ。
途方もねぇ金がかかることじゃ。
雉真繊維の力がなかったら治してやれん。
それでも・・るいを連れて、この家を出る言んか。
本当に、それがるいのためじゃ思よんか。
雉真の子として生きていく。
それが、るいにとっては一番えんじゃ』
千吉さんにとって「雉真の子」であるるいが一番かわいい。
安子はるいの母親にすぎない。
それでも千吉さんなりに安子の自由を認めてやらせてきたんだと思う。
じゃが家は出る、るいも連れて行くというのは決して許さない。
安子の「自由」はあくまで千吉の加護の元許されていた。
本当の意味で自由に日なたの道歩くにはまだまだ時間がかかりそうじゃ・・
安子の代では叶わんのかのぅ・・
って、算太(濱田岳)も雪衣さん(岡田結実)に、ある意味プロポーズ。
算太の場合は雪衣さんの気持ちが勇にあるってわかっていての・・だが・・・
雪衣さん、どう答えたんじゃろ・・
安子が勇と一緒になるんなら辛いから算太と一緒になるのもアリかもしれんが、
安子が出ていくのなら・・・(  ̄〜 ̄;)ウーン…
12月21日(火)第37話
雉真家を出ていくなら、るいとは暮らせない・・・
従うしかなく、るいを泣きながら抱きしめる安子なのでした・・
コレさ〜るいが男の子なら後継ぎだからって、しかたなくも納得できるけど、女の子なのにさ〜それにこれから勇が結婚したら子供生まれるじゃんね〜そしたらどうすんのよ?るいを母親から離して辛い思いさせる意味あるんかい?( -᷄ω-᷅)
飲み屋でケンカして傷だらけになった勇が帰宅。
安子と勇の雰囲気から状況を察知していた雪衣さんは赤チンでお灸を・・
『無様ですね。
そねんことでお酒ょう飲んで暴れるじゃなんて。
雉真の坊ちゃんの面目丸潰れじゃね』
この時、お、意外と雪衣さんと勇合ってるかも・・って思ったんだよね。
勇って、こういう言い方する人好きそうじゃん ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
出ていこうとする雪衣さんの腕を掴んだ勇じゃった・・
『ひでぇ人じゃね。
今も・・・たった今も安子さんのことを思うとるくせに』雪衣
『分かっとるんじゃったら出ていきゃあええが・・・
出ていけぇ…』
出て行かなかったようです・・・( ̄▽ ̄;)
勇は雪衣さんの気持ちを知っていたんだね。そこに甘えた。
そして雪衣さんも自分に気持ちがないことをわかりながら結ばれることを望んだ。
勇への思いをスッパリ捨てたのかと思ったが、この時だけでいいと思ったのか・・
勇がロバートと一緒にいる安子を見なければ、この展開は無かっただろうなぁ・・・
そして・・朝、勇の部屋から出て来る艶っぽい雪衣さんと
会ってしまった算太・・・
その日はよりによって「たちばな」再建のために信用金庫からお金を借りる相談をしに行く日・・・
安子は必死に貯めたお金の入った通帳と判子を算太に託した・・・
_| ̄|● ・・・
こんな精神状態の算太に銭持たせちゃダメだぁ・・って心配していたよ・・・
信金に算太は現れることなく・・この町からも消えた・・
算太・・・ひどいよ・・ひどすぎるよ・・
そりゃショックだったろうさ・・・雪衣さんのいるこの町から逃げたいと思うだろうさ、それなら通帳と判子置いてけよ!
アンタには仁義ってもんがないんかい?!
安子がどんな思いで貯めたと思ってるんじゃヽ(`Д´)ノ
てか、安子も算太の様子が変だな〜とは思わなかったのかね?
信じきっとったのかもしれんが・・・
このドラマ、意外とみんな思い込みで行動しとるぞ。
勇も安子がどんな人間か知ろうとしていないし、
安子も算太が何を考えて生きているのか、
雪衣さんを好きだったことにも気づいていない。
みんな自分のことだけで精一杯な時代だったのかもしれんが・・・
安子はお金を借りる話がまとまったら、おはぎを作る店で自分は算太とに暮らすが、るいはこの家に残るということを伝えた。
『これは、るいのためなんじゃ。
るいが幸せになるために必要なことなんじゃ』
るいに納得できる訳がない。
自分は母親に捨てられたんだと思ってしまうよ・・・
なぜるいだけ残らねばならないのか、
「たちばな」再建が安子にとって幸せの大前提であること、
その幸せをるいにも味合わせたいがために頑張っていること、
せめて「たちばな」が軌道に乗ったら迎えに行くまでの辛抱だと、ちゃんと伝えてあげて欲しかった。
きぬちゃんが言っていたように「いつかはわかってくれる」かもしれないが・・・
「今」のるいは孤独だよ。
ひとりで「カムカム英語」のテーマ曲をつぶやくように歌っているるいが不憫でならない。
大阪で2人で暮らした時にるいに怪我をさせたことで安子は母親として自信を失い臆病になり、千吉さんの言葉に従うしかないと思ったんだろうが・・
自由に生活しているように見えても安子は他の朝ドラの主人公のような女傑タイプではなく、普通の気立ての良いおなごだからなぁ・・時代もあるし、自然と縛られとるものがあるんだろうなぁ。
そして・・
算太出奔を知った安子は大阪に行ったことを突き止め、捜すために大阪へ。
慌てて荷物を詰めている安子をるいが不安そうに見とる。
『たちばなのお店のことで大事な用ができたんじゃ。
算太伯父さんが先に行っとるからお母さんも行かんと』安子
『早う帰ってきてね』るい
『もちろんじゃ』
これもな〜はっきり算太がいなくなったから捜しに行くって言っちゃダメだったのかな〜
大人の事情は子どもに伝えるべきじゃない?伝えた方がいいよ〜
それとこの件、千吉さんは知っているのかい?
知らなかったら千吉さんも勇もるいを置いて安子が消えたと思うんじゃ・・
広い大阪どうやって捜すんぢゃ・・
ロバートに頼るしかない。
安子はロバートが集めてくれた情報を元に算太の知り合いを尋ね歩き続けた。
見つからないまま日は過ぎて、疲労で憔悴した安子は雨の中自転車にぶつかって倒れてしまった・・・
まさか・・このまま・・?
そんなーーー?!!
雉真家でカムカムのテキストをお守りのように見つめている
るいはどうなるんだよーー?!
いろんな悪いタイミングが重なり過ぎた・・
もし、あの時勇に見られていなければ・・
もし、算太があの瞬間を見ていなければ・・
もし・・・ってどんどん遡りたくなるよ・・( ̄▽ ̄;)
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2021年12月10日
「カムカムエヴリバディ」 第6週 1948
12月6日(月)第26話
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
続きを読む
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
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2021年11月19日
「カムカムエヴリバディ」 第3週 1942-1943
11月15日(月曜日)第11話
日常を浸食する戦争の影響。
衣料品を自由に買えなくなり、不足を実感するようになってきた。
小しずさん(西田尚美)がチョッキを編むための毛糸も手に入りにくい。
「Dippermouth Blues」ではコーヒー豆の入手が困難になり、レコードをかければ石が飛んできた。
非常時に顕れる人間性。
ケチ兵衛(堀部圭亮)は衣類を買い占めし高く売る気満々。
いつの時代にもいる「正義マン」になることでうっぷん晴らしをする者。
さて、稔さん(松村北斗)に銀行の頭取の娘さんとの見合い話がもちあがる。
もちろん政略結婚ぢゃ。
そこで稔さん頑張った!
安子(上白石萌音)のことを話し、『父さんの決めた相手と結婚することはできません』ときっぱりと(稔さんの胸の震えが伝わってくるようじゃった)伝えたさ。
今まで親の言う事に逆らったことのない優秀でどこに出しても自慢でできる息子が真正面から楯突いたんだからね〜千吉さん(段田安則)は心底驚いただろうし、
美都里さん(YOU)は相手の娘を誘惑した悪い奴としか思っとらん( ̄▽ ̄;)
しかも稔さんに『母さんは黙っていてください!』なんて言われたもんだから
いつも大人しい稔さんが私にこんな口を・・?!┏┗(´ิ田´ิ#)┓┛キイーーーー!!と怒りの炎を燃やし、お菓子を注文し安子を呼び寄せたさ。
こえぇぇーーーーー!!(゚Д゚;∬アワワ・・・
YOUさんがさすがの存在感。
世間知らずのお嬢様育ちで自分が受けて来た教育や考え方以外認めない。
自分の言動が相手を傷つけるなんて思いもしない。
安子を呼び出したのも身分違いだってわかってないバカな子みたいだから教えてやらなきゃ、てなもん。今週はキツイ展開になりそうだなぁ・・・
HPはこちら
11月16日(火曜日)第12話
安子(上白石萌音)を前に、じーーーーーっと見つめる美都里(YOU)。
息子が好きになった娘がどんな子か・・見定めることすらしない。
まるでそこらの石ころでも眺めるような美都里の目。
(ビー玉のようなYOUさんの目がさすがだった・・・)
不意打ちを受け、怯えるばかりの安子。
美都里は夫が「小せe商店街のぇ商店街の小せぇ店」で買った菓子を好むのが不思議だったと話し、稔さん(松村北斗)が大学に入った年、初めての帰省の時に手土産に買ってきたのが始りだったと確認。
『その時、稔を知ったんじゃね』と、
あくまで安子の一方的な思いであるように語った。
そして菓子はそのまま持って帰るよう命じ、多すぎる菓子代を置いた。
『暮らしの足しにしてちょうだい』
呆然と立ち尽くす安子に最後の一撃。
『二度と稔に近づかないで!』
最小の言葉で最大の攻撃力。
安子は打ちのめされてしまったさ。
異変を感じ尋ねた金太(甲本雅裕)にも安子は何があったのかは話さなかった。
『ごめんなさい。私が間違うたんです』
察しのいいきぬちゃん(小野花梨)(ずっと見たことあるよな〜と思いながら見ていたが、今日調べたら、やっぱり『鈴木先生』のか〜べ〜だ!この時も難しい役をさらっと演じてたなぁ。よその店なのに普通に掃除する姿に育ちと人柄が見えて良かった!)が黙っていられる訳がない。安子には内緒で「Dippermouth Blues」で稔さんを待ち伏せ。返せずに困っていたお金を渡した。
事情を聞いた稔は激怒。
美都里を怒鳴りつけ、お金を床に叩きつけた。
(初めて見る稔さんの顔。でも、前からちょいちょいお母さんにはキツイ口調だったもんね。バカにしている訳ではないけど尊敬もしていないんだろうなぁ)
そこに帰宅し、すぐに事態を理解した千吉さん(段田安則)は
美都里さんに『こういうつまらんことをするんじゃねぇ』とピシャリ。
『安子さんと一緒になります』と宣言する稔さんの言葉を受け、
『好きにしたらえぇ』と冷静に返した。
『その代り、家を出え。
雉真の名を捨てて、あの菓子屋の婿になりゃあええ。
その覚悟があるんか』
『それしかないと・・言うんじゃったら!』と答えた稔さんだったが
その覚悟が無いのはあきらかだった。
雉真家の長男として家業を継ぎ、嫁には安子をもらう。
そうとしか考えていなかったろう・・
『ええか。菓子屋じゃろうが服屋じゃろうが、
商いは大学の勉強でどねんかなるもんじゃねぇ。
まして今は戦争中じゃ。
ちょっと気ぃ抜いたら隙ゅう見せたらたちまち潰されてしまう。
そういう時勢じゃ。
雉真の長男としてぬくぬく育ってきたおめえの手に負えることじゃねえ。
今のおめえにできるんは、せいぜい親の言うことを聞いて
会社の益になるおなごと婚約することぐれえじゃ。
そうしたら、いずれ戦争が終わった時、
おめえが好きなように商いするだけの財産を残してやれるんじゃ。
分かったら世まい言を言うとらんときっぱりと別れてけえ』
家族と家業を守るために必死に生きて来た人の言葉だった。
千吉さんの中には美都里のような「たちばな」を蔑む気持ちはない。
同じ商売人として生きていく厳しさも生き残る大変さもわかっているから。
だからこそ、そんな父の言葉は稔さんに深く刺さったと思う。
そして自分の覚悟のなさに気づかされ、
足元が崩れるようなショックで呆然としたのだろう。
「たちばな」の前から立ち去っていく稔さんに気づいた金太は
声をかけずにはいられなかったさ。
『会うてやってください。
それが一時、安子を苦しめることになっても
どうか安子に会うて、ちゃんと話うしてやってください。
お願いします』
辛い・・・
娘に別れ話をしてやってくれと頭を下げて頼むなんて・・
でも金太さんの父親としての深い愛情が伝わってきた。
そうしないと安子はずっとひきずって苦しみ続ける。
一緒になれないのなら、せめて大好きだった稔さんからはっきりと引導を渡して欲しい。それが心を通わせあった者への礼儀だし愛情だと思う。
別れ話は両方辛いけど、ここで逃げちゃダメなんだよ。
父の言葉を聞いて安子を諦めるつもりになっていた稔さんだったが
会うと気持ちが揺らぐ。
『時間はかかるかもしれんけど戦争が終わったら・・・
大学卒業したら・・・きっと・・・』
そんなの決断の先延ばしだよ。
安子に希望を持たせるのは残酷すぎる。
だから安子の方から終わらせた。
稔さんをこれ以上苦しめたくないから。
『間違うとったんです。最初から。
分かっとったはずじゃのに夢を見てしまいました。
長うて甘え夢を見続けてしまいました。
ラジオの講座がのうなったら、覚えた英語忘れてしもうた。
稔さんのこともきっと忘れられます』
辛い・・・(ノω;`)
何も考えずかけおちに走ることができる二人じゃない。
稔さんにはその勇気がなかったし、
安子は捨てられないほど「たちばな」も大切に思っているから。
そうして初めて見えた稔さんの弱さ。
「夢から覚めた」悲しさとさびしさがじわじわと伝わってくる回でした。
稔さんも、初めて本当の自分自身を知ったんじゃなかろうか。
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日常を浸食する戦争の影響。
衣料品を自由に買えなくなり、不足を実感するようになってきた。
小しずさん(西田尚美)がチョッキを編むための毛糸も手に入りにくい。
「Dippermouth Blues」ではコーヒー豆の入手が困難になり、レコードをかければ石が飛んできた。
非常時に顕れる人間性。
ケチ兵衛(堀部圭亮)は衣類を買い占めし高く売る気満々。
いつの時代にもいる「正義マン」になることでうっぷん晴らしをする者。
さて、稔さん(松村北斗)に銀行の頭取の娘さんとの見合い話がもちあがる。
もちろん政略結婚ぢゃ。
そこで稔さん頑張った!
安子(上白石萌音)のことを話し、『父さんの決めた相手と結婚することはできません』ときっぱりと(稔さんの胸の震えが伝わってくるようじゃった)伝えたさ。
今まで親の言う事に逆らったことのない優秀でどこに出しても自慢でできる息子が真正面から楯突いたんだからね〜千吉さん(段田安則)は心底驚いただろうし、
美都里さん(YOU)は相手の娘を誘惑した悪い奴としか思っとらん( ̄▽ ̄;)
しかも稔さんに『母さんは黙っていてください!』なんて言われたもんだから
いつも大人しい稔さんが私にこんな口を・・?!┏┗(´ิ田´ิ#)┓┛キイーーーー!!と怒りの炎を燃やし、お菓子を注文し安子を呼び寄せたさ。
こえぇぇーーーーー!!(゚Д゚;∬アワワ・・・
YOUさんがさすがの存在感。
世間知らずのお嬢様育ちで自分が受けて来た教育や考え方以外認めない。
自分の言動が相手を傷つけるなんて思いもしない。
安子を呼び出したのも身分違いだってわかってないバカな子みたいだから教えてやらなきゃ、てなもん。今週はキツイ展開になりそうだなぁ・・・
HPはこちら
11月16日(火曜日)第12話
安子(上白石萌音)を前に、じーーーーーっと見つめる美都里(YOU)。
息子が好きになった娘がどんな子か・・見定めることすらしない。
まるでそこらの石ころでも眺めるような美都里の目。
(ビー玉のようなYOUさんの目がさすがだった・・・)
不意打ちを受け、怯えるばかりの安子。
美都里は夫が「小せe商店街のぇ商店街の小せぇ店」で買った菓子を好むのが不思議だったと話し、稔さん(松村北斗)が大学に入った年、初めての帰省の時に手土産に買ってきたのが始りだったと確認。
『その時、稔を知ったんじゃね』と、
あくまで安子の一方的な思いであるように語った。
そして菓子はそのまま持って帰るよう命じ、多すぎる菓子代を置いた。
『暮らしの足しにしてちょうだい』
呆然と立ち尽くす安子に最後の一撃。
『二度と稔に近づかないで!』
最小の言葉で最大の攻撃力。
安子は打ちのめされてしまったさ。
異変を感じ尋ねた金太(甲本雅裕)にも安子は何があったのかは話さなかった。
『ごめんなさい。私が間違うたんです』
察しのいいきぬちゃん(小野花梨)(ずっと見たことあるよな〜と思いながら見ていたが、今日調べたら、やっぱり『鈴木先生』のか〜べ〜だ!この時も難しい役をさらっと演じてたなぁ。よその店なのに普通に掃除する姿に育ちと人柄が見えて良かった!)が黙っていられる訳がない。安子には内緒で「Dippermouth Blues」で稔さんを待ち伏せ。返せずに困っていたお金を渡した。
事情を聞いた稔は激怒。
美都里を怒鳴りつけ、お金を床に叩きつけた。
(初めて見る稔さんの顔。でも、前からちょいちょいお母さんにはキツイ口調だったもんね。バカにしている訳ではないけど尊敬もしていないんだろうなぁ)
そこに帰宅し、すぐに事態を理解した千吉さん(段田安則)は
美都里さんに『こういうつまらんことをするんじゃねぇ』とピシャリ。
『安子さんと一緒になります』と宣言する稔さんの言葉を受け、
『好きにしたらえぇ』と冷静に返した。
『その代り、家を出え。
雉真の名を捨てて、あの菓子屋の婿になりゃあええ。
その覚悟があるんか』
『それしかないと・・言うんじゃったら!』と答えた稔さんだったが
その覚悟が無いのはあきらかだった。
雉真家の長男として家業を継ぎ、嫁には安子をもらう。
そうとしか考えていなかったろう・・
『ええか。菓子屋じゃろうが服屋じゃろうが、
商いは大学の勉強でどねんかなるもんじゃねぇ。
まして今は戦争中じゃ。
ちょっと気ぃ抜いたら隙ゅう見せたらたちまち潰されてしまう。
そういう時勢じゃ。
雉真の長男としてぬくぬく育ってきたおめえの手に負えることじゃねえ。
今のおめえにできるんは、せいぜい親の言うことを聞いて
会社の益になるおなごと婚約することぐれえじゃ。
そうしたら、いずれ戦争が終わった時、
おめえが好きなように商いするだけの財産を残してやれるんじゃ。
分かったら世まい言を言うとらんときっぱりと別れてけえ』
家族と家業を守るために必死に生きて来た人の言葉だった。
千吉さんの中には美都里のような「たちばな」を蔑む気持ちはない。
同じ商売人として生きていく厳しさも生き残る大変さもわかっているから。
だからこそ、そんな父の言葉は稔さんに深く刺さったと思う。
そして自分の覚悟のなさに気づかされ、
足元が崩れるようなショックで呆然としたのだろう。
「たちばな」の前から立ち去っていく稔さんに気づいた金太は
声をかけずにはいられなかったさ。
『会うてやってください。
それが一時、安子を苦しめることになっても
どうか安子に会うて、ちゃんと話うしてやってください。
お願いします』
辛い・・・
娘に別れ話をしてやってくれと頭を下げて頼むなんて・・
でも金太さんの父親としての深い愛情が伝わってきた。
そうしないと安子はずっとひきずって苦しみ続ける。
一緒になれないのなら、せめて大好きだった稔さんからはっきりと引導を渡して欲しい。それが心を通わせあった者への礼儀だし愛情だと思う。
別れ話は両方辛いけど、ここで逃げちゃダメなんだよ。
父の言葉を聞いて安子を諦めるつもりになっていた稔さんだったが
会うと気持ちが揺らぐ。
『時間はかかるかもしれんけど戦争が終わったら・・・
大学卒業したら・・・きっと・・・』
そんなの決断の先延ばしだよ。
安子に希望を持たせるのは残酷すぎる。
だから安子の方から終わらせた。
稔さんをこれ以上苦しめたくないから。
『間違うとったんです。最初から。
分かっとったはずじゃのに夢を見てしまいました。
長うて甘え夢を見続けてしまいました。
ラジオの講座がのうなったら、覚えた英語忘れてしもうた。
稔さんのこともきっと忘れられます』
辛い・・・(ノω;`)
何も考えずかけおちに走ることができる二人じゃない。
稔さんにはその勇気がなかったし、
安子は捨てられないほど「たちばな」も大切に思っているから。
そうして初めて見えた稔さんの弱さ。
「夢から覚めた」悲しさとさびしさがじわじわと伝わってくる回でした。
稔さんも、初めて本当の自分自身を知ったんじゃなかろうか。
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