小泉今日子

2025年06月24日

「続・続・最後から二番目の恋」第11話(最終話) いくつになっても、未来に恋していたい

「われわれは、
ず〜〜っとこのまんまいくんですかねぇ〜」和平
「どうなんでしょうねぇ〜〜」千明


 そうしてなされた、あのベロベロに酔っぱらった夜の
プロポーズの記憶の確認。
もちろんお互いに覚えておりました。

「でもなんか〜〜
ちょっと怖いんですよね〜
うん・・・怖いの・・かな?
あなたと一緒に暮らしたりしたら、
楽しいだろうし、
素敵だな・・と思うんです。
結構ちゃんと、大好きです」千明


 でも、別れることが怖い。
それは和平もおんなじ。

「大切な人と・・・別れるのは・・
・・・もう嫌ですね。
もうそういう経験はしたくない。
ホントに嫌です」和平
「うん」
「なんかこう大切な誰かと一緒にいて、
そっからはもう、ひとりにはなりたくない。
怖いのかな。やっぱり」
「じゃあ一緒ですね」


 年をとればとるほど別れが怖い。
若いころよりも辛いし忘れられない。
別れに耐えられない、別れで変わってしまう自分がいるんじゃ?と怯える。

「じゃあ・・このままでも・・いいですかね?
このままでも・・隣にいてくれます・・か?」千明
「もちろん。喜んで」和平


 和平さんらしい答え。
そしてふたりらしい答え。

「でも、ひとつ約束しません?
シラフの約束。
いつか心が解けて、怖さが薄くなったら、
一緒に暮らしましょう。
起きた時、
すっぴんのあなたがいる暮らしがしてみたい」
「え〜〜フフ・・いやぁ・・・・
・・・うん・・・べつに・・いいよ」
「じゃあ約束」
「・・・えへへ・・」


 約束があるって素敵だ。
今話し合ったふたりの関係。
でもちょっと違うふたりになるかもしれない約束。
その約束を守るのか、忘れたフリをするのかは、お互い次第。まだわからない。
変わらないようでいて変わっていくふたり。
ワクワク、ドキドキする未来に向かって楽しみながらゆっくりと歩いている。


 ちゃんと失恋した律子と成瀬先生のお話デスヨ〜。

 恋をしている自覚も、その恋が実らないことも、どんどん好きになったら辛い未来しか待っていないことも見えるし、わかっている年齢。そして自分でストップをかけることもできるし、どんな関係を作っていくかを選び取ることができるのもわかっている。律子(石田ひかり)が選んだのは和平(中井貴一)とずっと友達でいること。

 お互いに鎌倉で生れ、鎌倉で育ったのに、多分何回もすれ違ってきたであろうに、出会わなかった律子と和平。人生ひと山もふた山も越えて、やっと出会ったことの意味もあるはず。

「鎌倉に帰ってきて良かったです」律子




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2025年06月17日

「続・続・最後から二番目の恋」第10話 大人って、立派じゃなきゃダメですか?

 いや〜もぅ、広行(浅野和之)がお子ちゃますぎて、イヤッ!(笑
「少年のような」とか「少年の心をもつ」と「お子ちゃま」では違いすぎる。典子(飯島直子)じゃなくても「今はいいや」、あるいは「もう(永遠に)いいや」だよな〜( ̄▽ ̄;) 典子の場合はタイミングもあるけどね。夫や息子以外に大切なものが自分の中に芽生えてきたところだからなぁ。

 どうかまた一人で荒野へと向かってくださいませ。
和平さん(中井貴一)巻き込むんじゃねーぞ!
あの「痛い!痛い!」って声に笑っちゃたけど。


 しかしやっぱり、和平さんと千明(小泉今日子)にとってお互いが唯一無二の存在なんだよね。
なんかあった時、なかった時、最後に顔を見たいのはお互い。
聞いて欲しいのも相槌が欲しいのもこの人なんだよね。

「悲しいけど、それがわかっちゃうのが
大人でね・・・」成瀬(三浦友和)


 若い頃なら見えないフリをして突っ走れたけど、今は、相手の思いの深さが見えてしまうし、その相手の気持ちを尊重してあげたい、背中を押してあげたい、好きだからこそ。ホント、成瀬先生、さらりとスマートでカッチョよかった。

 そしてそんな和平さんには千明の大丈夫じゃ無さ加減も手に取るようにわかる。

「いい歳したって抱きしめてもいいじゃないですか。
泣いていいですよ。
ぐしゅぐしゅになっても大丈夫。
ジャージですから」


 和平さんもカッコ良かったぞ!
でも焼き鳥屋のおじさん、気まずいぞ!(笑

 最高傑作と思われる月9企画書を提出した後に怖くなった千明。
最後におっきな花火をぶち上げてみんなで楽しもうと思ったんだが〜
コレがダメだったら、何もなくなる。
責任の重さとみんなへの思い。

 そして間違って送信されたラインにショックを受け震えていた祥子(渡辺真起子)を思う涙。やるせなくて、切なくて、悔しくて。
ホント、自分のことならなんとでもなるんだけど、まさか祥子の職場に怒鳴りこみに行く訳にもいかず。みんな一生懸命やっているのに、それでも若い世代にしてみたら目障りな存在・・・

 祥子さん、気づかなかったフリして明日からまた頑張るんだろうな。
こういうの私もどっちの立場になったこともあるけど、言い訳をしても傷は広がるばかり。もう黙々と自分の信じる仕事をするしかないよね。



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2025年06月10日

「続・続・最後から二番目の恋」第9話 一緒にわちゃわちゃ生きていければ幸せ



 さて、冒険に出た双子たちは、ゼーゼー言いながらも子供の頃の夢を叶えたようです。
頂上で飲むコーヒー旨し!

「どんな気持ちですか?今」万里子
「・・・・・・う〜ん・・・
命の心配しなくていいのは嬉しいんだけどさ、
ちょっとピンときてないっていうか・・」真平
「はい」
「どうしていいのかわからないっていうのがさ、
正直なところ」
「うん」


「ず〜っと今日死ぬかもしれないと思って
生きてきたからね。40年近く」
「そうですね。
・・・・怖いですよね。
急に何かが変わるのは怖いです。
素晴らしいことでも怖いですよね」
「うん。怖いね」
「でも、良かったです」


 ず〜っと病気の自分、死と隣り合わせの自分としか向き合ってこなかったんだもん。それが無くなると、いい変化だとわかっていても怖さは生れる。急に目の前に「自由」が攻めてきたみたいで戸惑う。これからだよね。人生やっと半分まで来たところ。少しづつ健康な自分に慣れていけばいいさ。

 書初めの課題「生きる」「生きろ」と書いた万里子(内田有紀)。
シンプルでまっすぐな祈りが真平(坂口憲二)を支えてきたんだね。

 そして千明(小泉今日子)は万里子からの手紙と草案を受け取っていた。
万里子の手紙には成長していく自分への実感と喜び、そしてそこまで導いてくれた千明への感謝と愛情が詰まっていた。そんな瞬間に立ち会えた千明も誇らしかっただろうね。

 『すべての文字が私が選択した意志でできてます』という言葉が本当に素敵だと思ったよ。選ぶことも進むことも怖がっていた万里子が一人の人間として自分の意志で歩きだし、未来を選ぼうとしている。なんか泣けるぜ。

 それに対する千明の手紙も人間性が伝わってきてグッときたよ。
万里子の思いも行動もすべて受け止め、そして優しく背中を押してくれている。
さすが万里子が惚れ込んだ人だよ。

 自分の背中を見つめ一生懸命ついてきていた子が、いつのまにか一人の作家として自分を刺激し、感動させ、パワーをくれる存在になっている。
こんな嬉しいことないよね (´;ω;`)

『今までは仕事上の恋人だったけど、
今度は溶け合いたいです。
作品でひとつになりたい』


 やられたよ・・・最高のラブレターじゃんか。
草案は千明と万里子が往復書簡のように書き加え、その後「チーム千明」のみんなにも参加してもらい、さらに推敲することになったぞ。

 まさにチームのみんなで創り上げる作品。
万里子にとっても嬉しいやね。



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2025年06月03日

「続・続・最後から二番目の恋」第8話 泣いても笑っても愛おしい人生



 真平(坂口憲二)から長倉ファミリー(千明含む)に招集がかけられた。
隔離されたメンバーはもしや3人目ご懐妊では?等と予想して勝手に喜んでいたが、病気完治の報告だった。大きな病院でいろんな検査をしてもらった結果、脳幹部の腫瘍と思われた影は無くなったと言われたのさ〜!

 常に最悪の状況になるかもしれない未来を見すえながら、それでも必死に前向きに生きて来た真平。支えてきた知美さん(佐津川愛美)と子供達。やっと晴れ晴れとした気持ちで生きていけるね。

 心配や不安というネガティブな思いだろうと、ずっと抱えてきたら、その人の一部になっている。だからそれが無くなることに不安も感じている。それは当たり前さぁ・・ずっと無理をしないように疲れないようにって制限をかけた生活してきたんだから。それでも嗚咽を抑えるような「とにかく今は嬉しいです!嬉しい!」という言葉は大きい(´;ω;`) 人生が大きく変わるね。

 みんなに感謝を伝えながら、真平が一番に気遣ったのは万里子(内田有紀)。
双子という特別な繋がりゆえに真平が抱える死の恐怖をも万里子は共有してきてしまったんだね。万里子が感じてきた未来への不安や違和感は、真平のものでもあった。

 親離れを迎えた万里子だったけど、同じく真平も新たなステージに向かう時が来ているんだろうね。和平さん(中井貴一)の乾杯の言葉に泣けた (。•́ωก̀。)…

「よく頑張った。
よく生きてくれた。
真平がさっき、あのぅ・・・病気が治ったって言ったけど
俺は治ったんじゃなくて、治したんだと思う。
お前と知美ちゃんと二人で病気を治したんだ。
もちろんおっちゃんやそうも、それを手伝ってくれた。
家族の愛が病気に勝ったんだ」


 報告を聞いて静かに感動している和平さんの背中をさすってあげたり、胸いっぱいでなかなか挨拶できない背中をポンポン叩いてあげる千明(小泉今日子)、二人を見ているとまさに阿吽の呼吸で長年連れ添った夫婦のようだった。

 さて、すべてをリセットしたい衝動にかられたのでしょうか〜?
断捨離を始めようとしたが一人ではにっちもさっちもいかず千明に助けを求めた(ら和平もついてきた)典子(飯島直子)だったが〜

 千明に「無理してなしにしなくてもいい、それ(過去と現在)も含めて、あんたという人間ができあがったわけでしょ?」と言われ腑に落ちた模様( ̄▽ ̄;) やっぱりさ〜一人で考え込むより、友のひとことさ。

「見た目の整理より、心の整理・・かな」

 でもね、見た目の整理をすると心も整理されるよ(笑
まずね、3人暮らし仕様のままだから〜一人ぐらし用に変えましょうよ。
捨てるもん捨てて、自分好みに変えるのさ〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ




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2025年05月27日

「続・続・最後から二番目の恋」第7話 ときめきに、年齢制限なんかない



 さて、『ナガクラ』に関係者様御一同が集合した夜から数日後、
千明(小泉今日子)の家で女子会が開かれた。
メンバーは啓子(森口博子)、祥子(渡辺真起子)、典子(飯島直子)、万里子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)、知美(佐津川愛美)、律子(石田ひかり)。

 えりなにはちょっと刺激が強いかな〜と思うし、
なんで律子も?とも思うぞ( ̄▽ ̄;) まぁいい。来る者は拒まずの千明ハウスさ。

 一方、和平(中井貴一)は成瀬先生(三浦友和)を『ナガクラ』に呼び出してサシ飲み。で、どちらでも話題になったのが千明と和平との関係。

「そういうアレじゃない・・っていうのは・・
どういうアレなの?」成瀬
「いや、どういうアレって言われても・・・
いや、何かこう・・・
・・・説明するのが難しいっていうか」和平
「(結婚の約束とかしている)そういうアレでは
ないってことだね?」
「そういう・・・アレじゃない・・って
訳でも・・・ないっていう・・」


 女子会の方で口火を切ったのは、もちろん律子( ̄▽ ̄;)
でも、実はメンバーもみんな理解している訳ではない。

「付き合ってるとか、付き合ってないとか、
そういう感じじゃ・・・ないんだよね」千明


 本人達も、もうわかんないよね。
なんというか〜既成の概念を越えた存在?

「え?ナニ?
もしかしてプロポーズとかしてる?」成瀬


 一応しているんデスヨ〜
コレは2014年に放送された「続・最後から二番目の恋」最終回での二人の会話でございます。

「お前、悔しかったらしてみろよ。
私にプロポーズ!」千明
「いいですよ。俺と結婚しろ。吉野千明」和平
「嫌だね〜へへへ・・・」
「断りやがって」

「でも、吉野千明。これだけは言わしてもらう」
「何だよ?」
「ちょっとお前の耳の穴かっぽじって、よく聞け」
「よし、聞こうじゃねぇか」
「他の男と結婚することだけは絶対に許さねぇ。
分かったか?!」
「分かりました!そんな予定も ございませんが。
フフフ・・・残念」
「よし、よし!分かった。よし。残念だな」
「ジャガジャン!」
「ジャガジャンだな」
「っていうか、もう長倉!オイオイオイ・・・
何かギュッて抱き締めるとかそういうことできねぇのかよ?そろそろ」
「バカだね」
「バカじゃねぇよ。バカかな?バカか?」


 そのまま二人ともぐでんぐでんに酔っぱらって
ソファで寄り添ったまま寝ちゃったんだよね。
だからお互い相手は憶えていないと思っている。
そしてそれでいいと思っている・・のかな?
今の、この、説明しようのないけれど心地いい関係が続けばそれでいいというか。

「『付き合ってるの?』『恋人なの?』って聞かれれば、『いや、違います』としか・・・
言いようがない。
まぁ、違う・・・違うんですよね。
でも一番大切な人であることは間違いない。
ずっとそばにいてもらいたいと思いますし、
幸せであって欲しいとも思っています。
結論を出したくないって言うのかな・・・
だから楽しいっていうか・・・」和平


 男子にも女子達にもわかってはもらえなかったが、千明も同じように思っているんだよね。
若い頃だったら、白黒ハッキリつけただろうけど、
今はこの形容しがたいけど楽しい関係がいいんだろうね。



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2025年05月20日

「続・続・最後から二番目の恋」第6話 どうせならファンキーに年をとりたい



 さて、唐突に決まった『事実婚の相手・長倉和平(中井貴一)』を伴った千明(小泉今日子)の帰郷。多分嘘とは思うが(前科アリ)父・隆司(小倉蒼蛙)の具合が悪くなり、うわごとで千明を呼んでいるから戻ってこいと母・有里子(三田佳子)から電話が入ったのさ〜

 この前、心配する母親に楽しそうに暮らしていることを証明しようと写真たくさん送ったのに、それが逆効果だったようで・・・
それでもスルーしようとする千明をマイルドに説得する和平さん。

「何度でも騙されてあげてください。
会いたいって言ってくれてる親がそこにいるんですから。
ここにいる長倉家のみんなは
おんなじこと思ってると思いますよ。
我々は早くに親を亡くした子供達ですから。
会いたくても・・・会えない」


 さらに千明の中にあるほんのちょっとの不安(万が一本当だったら)を指摘する万理子(内田有紀)。みんな千明のことわかりすぎ〜〜(笑
長倉ファミリー全員で背中を押すのでした。

 こんなん言われたら、行くっきゃないでしょうよ〜
婚約者を連れてね(笑

 いや〜信州に降り立った和平さん、
シュッとしててかっこ良かったわ〜
さすが中井貴一(笑

 家に行く道中で自分が通っていた小学校へ寄り、
思い出話をする千明。

 コレ、普通に恋人のスタンスでしょうよ〜
和平さん、興味津々で聞いとる。
友達ですら通ってた小学校になんて興味ないよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

「なんか大人になればなるほど、
おなじような経歴の人達の集合体になっていくんですね〜
なんかそれがつまんないな〜と思って」千明


 確かにね〜
同じようなグループの同じぐらいの感じって確認して安心したいのかも。
人間ってどうしても比べたくなるけど、比べたところでたいして変わんないよってメンバーと集っちゃうのかもね。

 ドラマの制作現場は、いろんな職種のいろんな経歴の人達が力を出し合ってひとつのものをつくる。それが楽しいそうな。

 きっと歩きながら他にもいろんな話をしたんだろうな〜
田舎に帰ってくると都会に住んでる者目線になり、ここに自分の居場所はないな〜と思う、でもかといって鎌倉が自分の居場所だという確信も持てない、揺るぎない根っこがあるとも思えない・・・そんなことをいろいろ考えてザワザワしてしまう。

 和平さんはいつも通り、心地よい笑い声とあいづちで聞いていた。
相変わらず邪魔にならず、ほどがよい(笑
これってすごいことなんだよなぁ・・・・


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2025年05月13日

「続・続・最後から二番目の恋」第5話 そっか年取るって悪くないかもね

「悪い酒だったのかな・・・」和平

 そうです(笑
まさか自分が騙されるなんてね。
自分を認められて褒められて誘ってもらえて。
行く気はなかったとしても、そりゃ嬉しいさ。

 お金引っぱられる前に教えててもらって良かったけど、傷つくよなぁ。
他人の言葉で舞いあがっていた自分が。
心の隙を突かれる自分であったことが。
騙せる人間と見定められたことが。
そして実は自分は辞めた後のことが不安だったんだと気づかされたことが。
悔しいし、悲しいし、腹立つよ。

 でもさ、コレ、若い頃にはなかった心境なんだけど、予想外のことが起きてショックを受けたり落ち込んだりすると、あぁ、いまだにこんな失敗して情けない恥ずかしいって、もちろん思うんだけど、その奥で自分はまだこんなふうに失敗できるんだな、そして心が動くし回復もできるんだな・・ってどこかでほっとしたりするんだよな。私だけかい?そして年取ってもいろんなことが起きるもんなんだな〜(じゃなくて自分が起こしてんのか?( ̄▽ ̄;))としみじみするというか。(一種の逃避だべか)だって若い頃は年を取ったら何も起こらないし心が乱されることもないんだろうな〜って思っていたから。面白いよね。

 千明ならきっと、こんなこともネタにして笑えるようになるよね。
年をとっても、いろんなことが起きるから退屈しないって。
悪い酒だったけど、いい酒でもあった。


 さて、えりな(白本彩奈)デスヨ。
海岸で知り合った青年・優斗(西垣匠)から和平がカフェで自分のことを甘えん坊キャラのように話していたことを知り、千明も交えて和平と3人の席をセッティング。父へ今の自分の素直な気持ちを伝えたぞ。

 いや〜コレ、千明が間にいてくれて良かったよね( ̄▽ ̄;)
和平がうまいこと言えない所を千明が解説してあげて、えりなが照れくさくて言えなさそうなとこを背中押してくれてさ。

 大人になったよねぇ・・シーズン1の頃は確かにマイルドではあったけどトゲも出しますよってキャラだったもんね。思春期でもあったし、父を思うが故に口に出せないこともあって溜ってしまうものがあったんだろうね。でも、さすが長倉ファミリー。しっかり父への愛情と感謝を伝えられた。 「人として好きだと思う」なんて最高じゃないですか〜いい子に育ったよ〜

 ある意味、えりなも自立して和平も子離れの時期が来ているのかな。
庇うべきか弱い存在だったひな鳥はもういない。
いつのまにかひとりの人間として父親に向き合えるほど成長していたんだね。
和平さん、嬉しいねぇ・・そして寂しいけど誇らしいね。
あの世で奥さんに会えたら、胸を張っていいよ。


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2025年05月06日

「続・続・最後から二番目の恋」第4話 人生に恋するためにここにいる

『前略 吉野有里子さま
お母さん、私は元気だよ
59歳で一人で生きてる娘が心配なのはわかる
分かるし私だって考えると不安なこといっぱいある
でもね、私、結構幸せだと思うんだ
こんな人たちに囲まれて
ちゃんと生きてます。  千明』


 誰もが抱く未来への不安、病気や死の恐怖、生きている意味。
なんとか前を向いて生きていこうと自分を奮い立たせても
それはきれいさっぱりとなくなることはない。
それでも一緒に受け止め、分かろうとしてくれたり、励ましてくれたり、叱ってくれたり、笑い飛ばしてくれたり・・・
そういう人が隣にいてくれたなら生きていける。
その温かさを感じながら、その人のためにも自分らしくありたいと思える。

 『幸せ』って、ほんの一瞬のきらめき。
でも幸せって感じられた自分を信じられることが幸せなんじゃないのかな。


 成瀬先生(三浦友和)、ついに亡くなられた奥様が千明(小泉今日子)そっくりだとカミングアウトしたわね〜今でも『世界一綺麗な人』だと思っているという先生。こんなふうに表現できるってことはもちろん外見もだけど心根の美しい人だったんだろうね。

 まぁ、普通に自分に気があるのかも・・と思っていた千明も熱視線の理由が腑に落ち、先生は別の病院を紹介すると言ったけど、かかりつけ医と患者としてのお付き合い継続を申し出た。

 なんか毎週書いているような気がするけど(笑)二人の会話がスッキリさっぱりしていて、ホント気持ちいい(笑)話し方に変な尾ひれがついていない。言葉が言葉としてきれいに成立しているから通じやすいし話が早い(笑)おなじく妙齢婦人として勉強になりマッス!


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2025年04月29日

「続・続・最後から二番目の恋」第3話 正しい生き方なんかどこにもない

「私と結婚してください」

 もとい、

「私の後継者になってください。
鎌倉市長に立候補しませんか?」


 どんな球であろうと受け止めてきた安心と信頼の名キャッチャー・長倉和平(中井貴一)。はたして大リーグボール1号並の、この変化球を受け取れるのか?

 う〜む・・・ナンバー1で実力を発揮する人とナンバー2、あるいはナンバー3にいるからこそ実力が発揮できる人、それぞれ適材適所というものがあると思う。和平はナンバー2タイプと見ていたんだが・・・

 しかし、ここにきてピッチャーに転向もいいかもしれん。成瀬先生(三浦友和)仕切りによる初めての投球は大失敗して、とんでもないことになってしまったが ( ̄▽ ̄;) 投げてみて初めてわかることもあるし、キャッチャーとは違う景色を見てみるのも面白いかもしれん。
さぁ、どうする和平よ。


 長倉家に伝わる「和平エロ本号泣事件」の真相。
いや〜こんな味わい深いおじさんに育っているんだもん、ご両親もさもありなんだけど、素敵なお母様だったんだね。でも帰宅して食卓にあのエロ本が、しかも中身確認された状態で置かれてるって・・・和平少年死んだよね?(笑

 この前『上田と女がDEEPに吠える夜』でも性教育のことが語られていて、親として通らねばならないアレとしてもキツイわ〜と思いながら見ていたよ。性について子供と語り合うということは自分自身の性に対する考え方ももちろんバレる訳でゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 人と向き合うってことは自分自身とも向き合う事だから、こっぱずかしくもなる訳で・・・。うちは娘だから注意事項だけで済ませてきちゃったけど、息子だったら私には対応できなかっただろうなぁ。

 でもエロ本やアダルトビデオの世界は(もちろん女性も見るだろうが)基本男性のために創られたファンタジーであることを伝えるのは大事だよね。「知りたい」の先にある出会いが与える影響は大きいもの。若ければ若いほど。

 和平少年としっかり向き合ったお母様。
でもいつもと違う雰囲気の悲しそうな母の姿に衝撃を受けた和平少年のマイルドなトラウマにはなった模様。

 で、そっから名キャッチャー和平が育っちゃったという(笑
恋愛方面でも自分からは、いかない。相手から猛アタックされると傷つけてはいけないと受け入れがち?

「でもね、恋愛においてはね、
キャッチャーだけじゃダメなんですよ。
捕ったら投げる。投げたら捕るっていう、
こういう何ていうかな・・・キャッチボールだから。
人と人はキャッチボールだからね」


 剛腕投手・千明(小泉京子)のお言葉でございます(笑
で、うまいキャッチボールは人が見ていても面白い、心地よい。



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2025年04月22日

「続・続・最後から二番目の恋」第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ

 やっぱり千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)は
唯一無二の特別な関係だね。
あえてジャンルづけするとしたら家族以上恋人未満?

 グチだけじゃなくて決意や気づき、不安、怒り、時には夢や希望、どうでもいい日常のこと、こんなに何でもお互いのことを受け止めあえる相手ってそうそういない。
もちろんセンスが似ているというのがあるんだろうが、
二人とも人生を真面目に面白がっている。
人との距離感もだけど、人生への距離感が一致しているのかな。
それと二人ともちゃんと相手の話を聞いている。
当たり前のことかもしれないけれど、人の話をちゃんと聞ける人って意外と少なかったりする( ̄▽ ̄;)

 食べて飲んで話して、お互いが心地よい。
見ているこっちまで清々するよ。

  
 さて、和平が「困ったことになりそうだ」と言っていた案件(笑
観光協会の通訳のバイトさん・早田律子(石田ひかり)。
ナーバスになっていたかと思うと大胆、
なんで和平に「私も未亡人なんです」って言った?
和まそうとする和平に「厳しく教えてください。ダメ出ししてください」。
まぁ、真面目な頑張り屋さんなんだろうけど、ちょっと面倒なタイプかも( ̄▽ ̄;)

「第二の人生のスタート」・・・
いや〜勇気がいるよね。
たいてい第二期って中年になってからだもん。
年をとれば取るほど新しいことにも場所にも臆病になる。
いい年だからこそめったなことはできない。
きちんとやりたい。
でも初めての場所、初めての人、失敗するかもしれない、迷惑をかけるかもしれない。怖くて怖くてたまらんよ。

 そんな中、一歩踏み出した律子。
でも彼女ならすぐに馴染めそう。

 一方、素敵なかかりつけ医に出会えた千明は、ドラマならではの偶然で、その成瀬先生(三浦友和)とカフェで相席に。
会話が弾み千明は先生が自分のことを「なんか意識しちゃってる感じ」と思ったらしいが、それは亡くなった奥様にクリソツだったから。

 でも二人の会話を見ていて、千明と話すのはすごく楽しいだろうな〜と思ったよ。
きちんとしていて、でも気さくてあったかくて、興味を持って自分の話を聞いてくれている(ホントに興味があるから)のがわかるから嬉しい。相槌に心がこもっているから、さらに話したくなる。人柄が伝わってくるんだよ。



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2025年04月15日

「続・続・最後から二番目の恋」第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる

 『続・最後から二番目の恋』最終回から11年・・・
って、つい最近な気がするワ!( ̄▽ ̄;)
始まったと思ったらコロナ渦の2020年に戻り、そっから描くのかと思ったら、また2025年に戻った。

 千明もコロナに罹患し味わったことのない不安と恐怖を味わうが、長倉家のおかげで何とか乗り切れた模様。

『さみしくない大人なんていない
大人は自分の時間が有限なことも
今から大きな素晴らしいことが起きないことも知っているから

そして年を取れば取るほど
こんなに頑張って生きてきたのに・・・
何でこんなに社会に大切にされないんだろうと
生れてきて、やがて老いていくということは
何て切ないことなんだろうと思っているから

でも、こうも思うのだ
老後なのかセカンドライフなのか分からないけど
それを一緒に笑って、ネタにして、共に生きる人がいれば
それならば何とか乗り切れるんじゃないかなと

家族でも夫婦でも友人でも隣人でも・・
何でもいいけど誰かいてくれれば
気の合うやつが隣に』



 登場人物の皆様も順調に年を重ね・・・
千明(小泉今日子)は定年を一年後に控え「セカンドライフセミナー」なんぞに出席しとる。

和平(中井貴一)は定年後、「観光推進課指導監」として市役所で働いている。嘱託なのかな?立場は変わったけど相変わらず忙しく働いている。

万理子(内田有紀)は脚本家になっており、でも「千秋専属の」って書いてあったぞ。じゃ千秋が辞めちゃったらどうなるんだ?

真平(坂口憲二)、おかえり!!やっぱりこのドラマには坂口君がいないと。
知美(佐津川愛美)とどうなったんだっけか??と思っていたら、結婚して双子に恵まれとった。カフェは繁盛しているみたいだね〜

典子(飯島直子)は、息子も一人立ちして暇そう( ̄▽ ̄;)

えりなちゃん(白本彩奈)も24歳。小さい頃とおんなじ方が演じているんだね。
美大を卒業してカフェを手伝いながら作品を創っている模様。

 千明と和平は相変わらずお互いにツッコミつつ深い話もサラリとできるほどよい距離感を保っている。コロナの時は和平が一晩中見守っていてくれた。なんとも有難く嬉しい近くの他人。

 そして新メンバーとして
千明のかかりつけ医の成瀬(三浦友和)。
なんか電車に乗っている千明が見られたらうれしい的な描写があり、もしや恋?と思ったら、亡くなった奥さんと千明がそっくりだったのね。

 和平には通訳のバイトで入った律子さん(石田ひかり)。
和平と仲良しだった一条のおじいちゃんの娘。一条さんが亡くなり形見分けに『くらちゃんへ』と残したものを開けてみるとエロ系だったため、和平のことも父と同じようなエロ親父と思っているらしく過剰な反応が・・・( ̄▽ ̄;)

 それぞれ恋のライバルが現れるという訳やね。



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2024年11月04日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 最終回

     『新年の目標』

その1 
「まつ」で学んだホットケーキの腕を生かして、営業日も、営業時間も、メニューも、適当なカフェをどこかで開く!店番はノエチ! by なっちゃん            
常勤講師の仕事をがんばる! by ノエチ

その2 
空ちゃんの絵本を描く!

WEBの連載を本にする!

その3! 
家族団地親友を大切にする!


 団地は続くよ、どこまでも。続く限り(笑
いつもの日常をなっちゃんとノエチ、そしておばちゃん達も、東山さんも、いつも通り重ねていく。それが幸せ。

 いや〜ノエチ、通勤時間さらに伸びて2時間15分て!
お疲れ様です!( ̄▽ ̄;)
「空ちゃんの絵本」はなっちゃんとノエチの共作になるよね。
ずっと3人は一緒。
「親友」って、そう思っていても中々口に出せないけれど、この年になると、もう言っちゃっていいのかも。「言ったね〜優等生!」というなっちゃんのツッコミ。そしてノエチの「イヒヒヒ!」という照れた笑いがふたりらしかった。 

 いい最終回でした。
ふりかえってみますか。

 夕陽を見ながら切なく団地に別れを告げたふたりでしたが・・・
よもや「人生のまさか」がここで来ようとは( ̄▽ ̄;)

 にゃんと勢いづいていた団地建替え計画は大手デベロッパー撤退で一気に崩壊。
責任を取りノエチパパ(橋爪功)は団地管理組合理事長を辞任。過労とストレスで倒れた昌夫さんは10日間寝たきりに。さらにやっと理事長職から解放されたかと思いきや、なり手がなく結局また理事長を引き受ける羽目になったという・・・

 いや〜町内会の役員とかもそうだよね ( ̄▽ ̄;)
みんな嫌がるから(私もその一人。順番に回ってくる班長のみやっている)同じ人が続けることになるんだよね〜まぁ、そもそも町内会に入らない選択をする人も出て来たからな〜(そんな選択アリなら私も脱退したいよ)安心のノエチパパ続投・・・さらに寝込んだ昌夫さんはリハビリが必要なほど弱ってしまい、サポートをするために今まで介助されていた節子さん(丘みつ子)が復活。良かったんだかどうなんだか。



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matakita821 at 14:25|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年10月28日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第9回


 団地の建替え計画は正式合意となり、
委員会も設置され本格的に動き出した。

 ホントに建て替えるんだね〜
住民の皆さんもまだ実感ないだろうけど。

 そんな時ノエチ(小泉今日子)の母・節子(丘みつ子)が脳梗塞で倒れた。
家族の目の前で倒れたことと処置が早かったことから大事には至らず、退院の日を迎えることができた。手足の多少の痺れはあるのでリハビリ中。

 まぁ家族間でのお世話の仕方は塩梅が難しいけどね。
何でもこっちでやっちゃうとリハビリにならないし、仕事を奪っちゃう感じになって気持ち的に自分は必要ないんだ〜って落ち込む場合もあるもんね。見守るって難しい。

 エレベーターのない団地暮らしは今の節子さんにはかなり不便だし、転んで骨折でもしたら大変と厚兄(杉本哲太)は自分の家で一緒に住まないかと進言。奥様も説得した模様。

 確かにね〜古いから段差も多いし。
そういう目で見ると危険がいっぱいと言えないこともないよね。

 そこで浮上したのが両親が厚兄のところへ行ったらノエチどうする問題。
さすがに一緒についていくことはできないとノエチもわかっているから、一人で暮らすためのアパートを捜すつもりらしい。なっちゃん(小林聡美)が「近所で一緒に住んじゃう?」と誘ったが、移るんなら大学の近くにしたいらしい。

 確か何時間もかけて通ってるって1話目で言ってたもんね。
年取ると移動がとにかく面倒くさいよね ( ̄▽ ̄;) 荷物も持ちたくないしさ。

 お母ちゃんが病気になると家庭が回らない。
買い物も食事作りもノエチは苦手だけど率先してやっている。
でも、そこはさすがなっちゃん。ちゃーんとお昼も夜の分もお弁当とおかずを太田家の分を作っておいてくれた。

 ありがたいよね〜!
気の置けない関係ってホント負担なく甘えられるから最高。



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matakita821 at 18:49|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年10月21日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第8回

「まぁ、私も、ひっそりでいいから、
自由に自分らしく生きていたいよ」なっちゃん
「うん、私も〜
自分らしくのんびりね」ノエチ
「この団地でね!」
「うん!この団地の映画だったら
私達主役じゃない?」
「そうよ!」


『私達にとっては大切な団地も
福田さんにとっては仮の住まいだったのかもしれない』


 国際ロマンス詐欺疑惑も捨てられないけど・・・( ̄▽ ̄;)
たとえ詐欺に遭ったとしても、福田さんなら楽しかったからいっか・・
よし!次いこう〜!!ってなるんじゃないかね。

 なにものにも代えがたい大切な場所を守ろうとするのもいいけれど、
こんなふうに世界中どこでも自分の家って思えるのも素敵だよね。
どこにいたって福田さんは福田さん。
あでやかに逞しく生きていくんだろうなぁ。

 さて・・・
夕日野団地建替え計画が浮上し、住人説明会が開かれたぞ。

 一応話し合いを経て建替えるかどうか決める体になっているけど、
コレはもう決定事項だよねぇ( ̄▽ ̄;)
あとは住民の皆さんをどう納得させるか・・・

 築58年のこの団地では何度も建替え案が出て来たそうなんだが、
その度に東山さん(ベンガル)が潰してきたんだって。
遅れて現れた東山さん、圧がすごい。

 今回の建替え計画は本気だ。
もちろん長年住んでいるおばさま連も、いつもとは違う流れに不安や怒りを感じております。詳しい情報を聞こうと会場から出たなっちゃん(小林聡美)とノエチ(小泉今日子)を確保し『喫茶 まつ』に監禁。

 んが、建替え反対なんだかウェルカムなのか、日常のぐち発散の場なのかわからん会話の連続。なっちゃん達が意見を言う間もないというか、求められもしないし( ̄▽ ̄;) 求められても情報持ってないしね。

 狭い階段で棺桶運ぶのもアレだけど、エレベーターあっても大きくないと入らないし、結局棺桶縦にしないと乗らないんじゃ?うちも周り階段だからね〜棺桶問題は考えているよ。多分私は家で死んでいると思うから、検視に回されるよね。その時は死後硬直も過ぎて柔らかくなっているからゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ うまいこと身体を曲げて・・・いや、担架とかに乗せて2階のベランダから搬出か?病院まで行ってもらえれば、あとは火葬場に直行だからいいよね。

 高齢者が多いから引越しの苦労を思うと憂鬱にもなるさ。
こういう場合って引越し代とか援助してもらえないのかな?もらえても5千円ぐらいか?人数多いもんね。引っ越した後も半年ぐらいじゃ戻ってこられないでしょ?1年〜2年?普通のアパートだったら家賃は団地の倍以上するんじゃないの?いろいろ考えたらめんどくさくてやんなるよね。

 で、結論としては・・・

「建替えしてもいいけど、
やるんなら私が死んでからにしてもらいたい!」佐久間(由紀さおり)




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matakita821 at 17:40|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年10月14日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第7回

「え〜今日は、これから餃子のタンタンに行って餃子を買うよ。
で、ノエチが来ない間に静岡から送られてきた
いいお茶といいお米を炊いて〜今日の夜は餃子だ

(今夜は来るよね?)」な

「お〜〜なっちゃんの焼く餃子はさ、羽がパリッパリしてて、
美味しいんだよね〜」ノ
「そうなの〜餃子の焼き方だけは自信あるの」
「じゃあ、仕事を早く終えて帰ってきちゃうね

(もちろん、一緒に食べるよ!)
「オーケー!(わかり!)
「あぁ〜〜餃子だけじゃないよ。
なっちゃんの料理は、いつも何でも美味しい!

(いつもありがとう!これからもよろしくね)

 『ごめんね』は言わない。
でもお互いに分かっている。
悪いところもいいところも。
そしてやっぱり一緒にいる時間がないと
気が抜けた自分になっているって。

 なっちゃん(小林聡美)とノエチ(小泉今日子)がケンカをした。
たしかにどうってことない内容だけど、わかるわ〜( ̄▽ ̄;)

 友人の中澤(眞島秀和)の個展に行く約束したのになっちゃんは忘れて寝坊。
ノエチは準備万端だったのに。
仕事かと思ったら「異邦人」の演奏を録音編集していた。

 個展に行く途中、なっちゃんはノエチに運転指示。
最速で着きたいくせにトイレに行ったついでにピエロのパフォーマンス見ていたなっちゃん(マイペースすぎるよ〜( ̄▽ ̄;) )
ノエチ、結構待たされた。
嫌味で「気まぐれな飼い主のお世話に疲れたわんこが死んでしまう(『墓守にされた犬』」絵本描いたら?と言うノエチ(わかりずらすぎる・・)

 どんどん悪い歯車が回っていく〜〜( ̄▽ ̄;)
中澤に会うためにデキる女ふうに装おうとするノエチにイラッとするなっちゃん。
言わないでねと言ったのに、中澤と会う為におしゃれしたことやブタラー大量購入したことをペラペラ話すなっちゃんにムカーーー!

 コレ、もう家族みたいな関係になってるからかね?
よく家族だけが知る恥ずかしい話を嬉しそうに他人話すことあるよね。
トークのために身内を犠牲にするっていうか・・・( ̄▽ ̄;)

 個展会場を出て車に乗るとお互い感じる固まってしまった空気。
穏やかな言い合い→ノエチの説教→なっちゃんシャッターガラガラ→お互い無言。

 いや〜雰囲気よく出ているワ。
見てて誰もが友達とのケンカ思い出したんじゃないかね(笑



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2024年10月07日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第6回

 日本の女性の平均寿命は87歳。
現在55歳のなっちゃんとノエチには、あと32年ある。
ノエチが大学を卒業し、なっちゃんが短大を出て、お互い人生いろいろあって、団地に戻ってきて〜とおんなじ長さが、これから待っている。

「長いね〜〜」なっちゃん
「長いね〜〜」ノエチ
「気が遠くなるね」
「なるね」

「でもさ、考えようによってはさ、
何でもできそうって気がしなくない?」な
「ちょっと待って。ソレ本気で言ってんの?
じゃあ、なっちゃんは〜
これから何か始められるとしたら
何がしたいの?」ノ


 「カフェ」とか言うなっちゃんに賛同するノエチだけど、お互い本当にやりたいことは口にすると叶わないような気がして、心の中にしまっておく。

「でもさ、結局、何だかんだ言って
ダラダラ生きてるかもね。今までみたいに」な
「なんせ私達ですからね」ノ
「そうですね。ハハハハハ」
「ホホホホホ」


 それが一番。
おだやかに、美味しいもんを一緒に味わって、
笑い合って、ぐちったり怒ったり、
自分にできる仕事をして、のんびりと。
いつもの日常を。続くところまで。

 ノエチ(小泉今日子)の更年期あるあるグチが止まらない。
汗が止まらない、イライラが止まらない、「おばさん」と呼ばれイライラ加速、いつもの太極拳にも集中できない(いい年して「おしゃべりは控えましょうね」と叱られる等)。

 なっちゃん(小林聡美)が『すべてを更年期のせいにしたいらしい』と言ってたけど、そう思えちゃうんだよね〜( ̄▽ ̄;) 汗っかきになった(地球温暖化?)のも、イライラが止まらない(昔からイライラマン)のも、全く痩せない(運動せずに食べていると普通は痩せない)のも、やる気が起こらない(昔から覇気なし)のも更年期のせいさ〜。

 パイセンに更年期の過ごし方を聞いてみると・・・

「気にしないで楽しくすごしていたら、
あっと言う間に通り過ぎちゃう」佐久間さん(由紀さおり)


 生理と同じで、更年期も人それぞれ。
重い軽い症状いろいろだろうからねぇ・・( ̄▽ ̄;)

「恋が一番の薬よ〜〜」福田(名取裕子)

 特殊な例というか・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
あんまり現実的に思えないのは私だけ〜?
この年になると女性ホルモンなんて絞っても絞っても出ないような気がするが。

 そんな事がありまして・・・
なっちゃんのところに春菜ちゃん(大井怜緒)パパ(田川賢一)(塚本高史)から『折り入って話があります』と連絡がきた。囃し立てる佐久間さんと福田さんだが、もちろんなっちゃんにその気はない。

 指定されたカフェに行ってみると(ノエチは父上の病院同行)、天気とか温暖化について言及するばかり。イライラするわ〜(笑)気まずいから、とっとと話しなさいよ〜( ̄▽ ̄;) 回りくどしの介!やっと白状したところによると春菜ちゃんが学校のサマーキャンプに行くんだが、しおりに『生理用品は各自用意しましょう』と書かれており、対応できずに困っていたそうな。



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2024年09月30日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第5回

 『今週のお買い物』

・「家庭用かき氷機 1,150円」
 『ウルカイ』で買ったのかしら?

・「夏祭りステージ衣装4人分 6,500円 / ノエチと割り勘!」
 結構高かった ( ̄▽ ̄;) お揃いの帽子が似合っていたね〜

・「スーパー銭湯入浴料 1人分 850円」
 大事!そして丁度いいお値段(笑

 団地の夏の一大イベント「夕日野夏祭り」が近づきカラオケ大会の準備に頭を悩ませるなっちゃん(小林聡美)とノエチ(小泉今日子)。小4の頃から45年、途中諸事情で参加できない時もあったけれど、最近は毎年出場しているふたり。なんせ団地では若手だから期待されとる。

 今まで歌ってきた曲は、あみん「待つわ」、ピンクレディー「UFO」、キャンディーズ「年下の男の子」、PUFFY「アジアの純真」、「浪速恋しぐれ」、「浪花節だよ人生は」などなど。時代を感じるね〜80年代〜90年代?21世紀になり、AKBの歌も歌ったらしい。頑張った!しかし歌番組を見なくなった、歌番組自体もほぼ無くなった現在、ふたりとも「今の歌」がわからない。

 万策尽きたふたりは今年は新味を求め春菜ちゃん(大井怜緒)に協力を要請。
子供と動物はいつでもどこでも人気者だからね。
この団地年寄り多いしゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
春菜ちゃんに好きな歌を聞いたら、

「ミセスの『ケセラセラ』とか〜
リョクシャカの『キャラクター』とか。
でも一番好きなのはME:I」


 春菜ちゃん・・略さないで〜( ̄▽ ̄;)
ますますわかんなくなるぅ〜〜
ふたりもちんぷんかんぷん。




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2024年09月23日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第4回

「ねぇ・・私達もこの先ずっと、
この団地に住むのかな?」なっちゃん
「そうだねぇ。他に行くところないしね」ノエチ
「ノエチ、そこは『住むよ!このすばらしい団地にね!』って言うとこでしょ!」
「あっ・・ごめ〜ん・・」


 のんきに楽しく、仲良く。この団地でね (*´艸`)ウフフ
佐久間さんや節子さんみたいに、団地村の長老としてなくてはならない存在になりそう。

 なっちゃん(小林聡美)が買った韓国製高級パックをしているふたり。

「今更頑張っても何になるというの?」ノ
「人間、諦めちゃいかんよ。
『諦めたら、そこで試合終了だよ』」な
「『私だけかね、まだ勝てると思っているのは』」
「ふふっ・・ふふ・・」


「ねぇ、コレってさぁ〜尹君への恋心のため?
それとも下降の一途をたどっているこのお肌のためなの?」
「両方だね」


 尹君は身近で会える推しだもんね。
日常にちょっとした華やぎを与えてくれる貴重な存在。
そういう推しでも作らないとお肌の手入れなんてやる気にならんよ ( ̄▽ ̄;)
私もキム・スヒョン様に会う事なんてないとはわかっちゃいるけど、北海道旅行したことあるから、また来るかも等の、もしもの時のためになら頑張ってお肌の手入れしちゃうよ(笑
てか、2時間って長くないか?

 そこに非常ベルが鳴り、団地内放送で「8号棟で火災発生」の連絡が!
あわててパックつけたまま外に出るふたり。

 発生元は森山さん(ムロツヨシ)ち。
鶏の丸焼きを作っていたオーブンから煙が出て、それを火事と勘違いした誰かが非常ベルを押したそうな。まぁ、大事に至らなくて良かったよ。
コレ以降森山は、なっちゃん命名により「ボヤ男」と呼ばれることに。
そして団地内放送便利だね。

 その日からなぜか「ボヤ男」はふたりを微妙な距離で見つめてくるようになった。
気づいたらヤツがいる!

 そしてある日突然急接近!
ふたりに相談にのって欲しいんだって。
なんでもずっと一緒に暮らしていた恋人がメール一通で別れを告げていなくなってしまったそうな。

 「ボヤ男」は森山リョウと言って、フラワーアーティストをしているとのこと。
レストランやホテルで仕事をしているらしい(実は結構有名)。
で、家に呼ばれちゃったよ。

 いや〜急激に距離縮めすぎでしょ( ̄▽ ̄;)
怖いよね〜普通は宗教とかマルチを疑うよね。
もちろん二人もソレを疑ったさ。
(なっちゃんから『何を奪うのよ?私達から』との声あり)
それにそんなに親しくないから、たいしたアドバイスもできないよね。

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matakita821 at 17:30|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年09月16日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第3回


 なっちゃん(小林聡美)とノエチ(小泉今日子)は馴染の釣り堀へ。
いいねぇ〜気のおけない相手とするど〜でもいい会話、最高よ(笑

「10代はつぼみ・・20代で咲き始めて」な
「30で花開くかな〜と思ったら」ノ
「すぐにしぼみ始めて・・あとは余生だけ」
「ちょっと待ってぇ。私達って余生なの?」
「平日の昼間っから釣りしてるって、立派な余生じゃん?」


 仲間がいれば余生もまた楽し(笑
近すぎず、そういえば居るなって距離感のふたり。
同じ話を何度話されようと、うんうん・・って初めて聞いたように聞く仲。

 そして本日も美味しさ確実の「なっちゃん飯」。
梅とたかしのおにぎり、いろんな野菜いっぱい炒め with きのこ、みそ汁。
私、人の作ったおにぎりはアレだけど、なっちゃんが作ったおにぎりは即食べちゃいそう。

 そんな時話題に上った「春日部 靖」
『二人と小中一緒だった2号棟に住んでいた男の子』
『サッカーが上手で、頭も良くて、おまけに顔も性格もいい』
(たまにいるよね〜もはや妬む気にもなれない)
『関西の大学行って、商社に行った』
『ノエチの初恋の人』
『中学のバレンタインの時、なっちゃんが徹夜で作ってくれたチョコレートを渡して振られた』
んだって〜!(昔っから、なっちゃんが作ってノエチが食べる人だったんだね)

 まったく思い出さないノエチ(笑
振られたことも忘れている(笑
その春日部君がお母さんと団地に戻ってきたんだって。

 『初恋の人』なんて、そんなもんかもね ( ̄▽ ̄;)
私も見ながら『初恋の人』・・・誰だっけ?・・えーと・・・って、やっと名前思い出したもん。スポーツができて勉強もそこそこできて、顔はクラス一ぐらい、お母さんがお上品な感じだったな〜姉に書いてもらったラブレター渡したよ。

 こっからは佐久間さん(由紀さおり)情報。
春日部君のご両親は団地に住んでいたんだけど、お父さんが亡くなった後は世田谷のおうちに同居していたが、嫁姑の折り合いが悪くて団地に戻って来たんじゃないかしら〜?


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2024年09月10日

プレミアムドラマ『団地のふたり』 第2回

 さて・・・週末になると網戸張替え巡りをしているなっちゃん(小林聡美)とノイチ(小泉今日子)。
業者だよ・・・( ̄▽ ̄;)
ノイチ、ツナギ購入しているし。

 そしてお礼はなぜかみなさん揃ってピザ!
アレかね?一人暮らしで普段注文できないから、ここぞとばかりにピザを?
そして1,000円入りぽち袋。
いや〜少ないべ!せめて一人2,000円だべ!
業者に頼むと5000円以上はすると思うぞ。

 今回張替えを頼んできたのは福田陽子さん(名取裕子)。
結構いってると思うが艶っぽいぞ。
団地の夏祭りでは浴衣姿で『天城越え』熱唱したり、
座頭市のモノマネしたりして楽しませてくれるそうな。

 すごいね。歌だけならまだしも、座頭市までやってくれるのはホンモノだよ( ̄▽ ̄;) 片平なぎささんもそうだけど、年齢を超えたお嬢さんぶりでおじさん達に人気ありそう。昔から女ともだちできなかったって言ってたけど、何かわかる〜(笑)そして今もおばさん達に警戒されとる。てか、『天城越え』って、こんな怖い歌詞だったのね〜改めて聞いてびっくり(笑)。

 仕事の後は佐久間さん(由紀さおり)も誘って『喫茶 まつ』でホットケーキ。
(一応、佐久間さんにはこれ以上網戸の件を広めないよう柔らかい釘を刺しておいた)

 うまちょ〜だった〜!
こういう余計なもんの乗っていない普通のホットケーキがいいのよ〜。
バターとメープルシロップ(または、はちみつ)。
『六花亭』の喫茶室のがちょうどこんな感じ。
小さい頃は行く度頼んだよ。
この厚みは、ゆっくり火を通すことでできるようにはなったんだけど、弾力あるのに柔らかくてってのが難しい。そしてお代わりできるほど軽い。


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