小林よしひさ
2021年12月10日
「カムカムエヴリバディ」 第6週 1948
12月6日(月)第26話
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
続きを読む
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
続きを読む