妻亡きあとに

2025年03月27日

きこりのテレビ日記 #220

 3月22日(土曜日)雨 のち くもり 風強し

 7時半頃起床。
面倒くさいことはとっとと済ませようと2週間ぶりに実家へ。
以前は義務感から1週間に1回〜2回行っていたのだが、自分の精神衛生のため、無理しないことにした。意外と元気そうだった。以前コードレスクリーナーの充電器が行方不明になり充電することを忘れた母がクリーナーが壊れたと言っていたので、ついでに他の充電器も名札付け。母の新しいスマホの設定を見直したりして1時間ほど。

 朝ごはんは最近見つけたイタリアンの総菜屋さんのパン。きめが細かくて具もたっぷり入っていておいしい。ちと高いけど値段に応える旨さアリ。ニョッキもパスタも美味しいのでついつい買いすぎてしまう。ご夫婦でお店をやっているようで、奥さん(30代後半〜40代)は愛想がないが、私はそれぐらいの方が好き。輝く笑顔でフレンドリーな接客は引いてしまう者ナリ。

 『妻亡きあとに〜近藤正臣群上八幡ひとり暮らし〜』(録画)(NHKBS)


 タイトルから、なんか近藤さんの見たくない顔を見ることになったら嫌だな〜と思い、なかなか見られずにいたが、見て良かった。もちろん伴侶を亡くした寂しさはあるが「生への執着はない」という言葉の通り、一日一日を静かに飄飄と過ごしておられた。「死」が訪れるのを淡々と待っているようにも見える。1年半前に亡くなった奥様の気配が残っている住処、豊かな自然、川、同居ネコの奴、煙草、そういうものが近藤さんの生活に和らぎを与えている。そんな中で奥様を偲びながら、ひとりの生活を作っている。近藤さんを気にかけてくれるお仲間とのほどよい距離感あってこそだが。地域との繋がり、人との繋がり、その塩梅は人によって違う。奥様と一緒に作ってきた繋がりをひとりで繋いでいくのは余計寂しさも募るだろう。

 ラストの方で最近食欲が戻ってきたと仰っててホッとした。老いていくからこその発見、新しい体験があるとの言葉、群れを追われた猿の腹具合の心配、猫との会話、なんだか老いの趣を教えてもらったようなお姿だった。

 3月23日(日曜日)晴れ 風強し

 7時半ぐらいになつ(猫)が来て布団の中の私の左わき腹へ。
せっかく落ち着いているので悪くて動けず、しばらく一緒に丸まる。
結局8時半に起床。
なんか外ではゴロンゴロンってすごい音がしているんだが・・・

 風があってもパトロール〜
FullSizeRender

 スタスタ・・・
FullSizeRender


 土ドラ特別企画『介護スナック ベルサイユ』第1回 客が全員若返る!?年寄りギライ女子入店 最期の給食シチュー(録画)(フジテレビ)


 何の期待もせずに録画してみたんだけど、悪くなかった。
一応介護施設である「スナック ベルサイユ」。客は介護認定された老人達ばかり。店内には元看護師長のママ(宮崎美子)がブレンドした秘密の点滴ボトルがあり、それを受けるとみんな元気に。

 老人嫌いだが金欠のためしかたなくその日だけ働く羽目になった小日向柊(尾碕真花)はヤバイ粉でも入ってんじゃないか?と疑うが白い粉はとろみ成分をつけるための片栗粉であり、点滴も店外秘ではあるが合法的なものらしい。

 「客が全員若返る」・・って、外見が若返るのか?と思ったら、気力が充実するレベル。そして余命宣告されたお客様に出せる特別なワインを飲むと、その人が会いたかった人に会う事ができる。そしてその後は食べたいものを料理人の石井さんが何でも作ってくれるのさ〜。

続きを読む

matakita821 at 15:51|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加