城田優
2024年07月15日
プレミアムドラマ「エンジェルフライト」第6話(最終話) 母の最期の旅
『母さま・・・
あなたの言うとおり、あなたに反抗したくて、
私はここに辿り着きました。
あなたのおかげです。
ありがとう』
子供を愛せなかった母親。
子供といることが苦痛でしかたがなかった。
愛せない自分を責め、母親らしい感情が湧かない自分を呪い、それでも変われない自分に苦しんだ。母親にとっても娘にとっても辛い親子関係だった。
苦しみながら出した結論は、『ひとりで生きていく逞しさを身につけた子に育てる』。
自分にはそれぐらいしか教えられない。嫌われても憎まれても。
踏切に自転車が挟まり、電車が近づいているのにただ見ているだけだった母。
凛子(松本穂香)の記憶の中の母・塔子(草刈民代)は助けようともせず踏切の向こうから冷たい目で見ていた。『死ねばいいのに』とでもいうように。でも、今蘇るのは頑張って一人で自転車を運んで危機を脱出した娘を抱きしめてくれた母の手。戸惑いながら背中に添えられた温かさ。
『6. 娘に迷惑をかける』
写真の裏に書かれていたバケットリストの最後のナンバー。
あんなに人に頼ることも頼られることも嫌いだった母が、最期に娘に甘えることを自分に許した。こんな形でしか残すことができなかった親子の絆だけど、凛子も母様らしい・・と思ったんじゃないかな。最期に、娘が選んだ仕事も娘のことも信じて自分の最期の旅を託した。
続きを読む
あなたの言うとおり、あなたに反抗したくて、
私はここに辿り着きました。
あなたのおかげです。
ありがとう』
子供を愛せなかった母親。
子供といることが苦痛でしかたがなかった。
愛せない自分を責め、母親らしい感情が湧かない自分を呪い、それでも変われない自分に苦しんだ。母親にとっても娘にとっても辛い親子関係だった。
苦しみながら出した結論は、『ひとりで生きていく逞しさを身につけた子に育てる』。
自分にはそれぐらいしか教えられない。嫌われても憎まれても。
踏切に自転車が挟まり、電車が近づいているのにただ見ているだけだった母。
凛子(松本穂香)の記憶の中の母・塔子(草刈民代)は助けようともせず踏切の向こうから冷たい目で見ていた。『死ねばいいのに』とでもいうように。でも、今蘇るのは頑張って一人で自転車を運んで危機を脱出した娘を抱きしめてくれた母の手。戸惑いながら背中に添えられた温かさ。
『6. 娘に迷惑をかける』
写真の裏に書かれていたバケットリストの最後のナンバー。
あんなに人に頼ることも頼られることも嫌いだった母が、最期に娘に甘えることを自分に許した。こんな形でしか残すことができなかった親子の絆だけど、凛子も母様らしい・・と思ったんじゃないかな。最期に、娘が選んだ仕事も娘のことも信じて自分の最期の旅を託した。
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matakita821 at 17:31|Permalink│Comments(0)
2024年07月08日
プレミアムドラマ「エンジェルフライト」第5話 那美 VS 究極の悪女
『愛ってなに?』
それは彼女が自分自身にずっと問いかけてきた言葉。
問いかけ続けながら、彼女はその答えをくれる人を渇望していた。
そして本当は誰よりも「愛する人」になりたかったのかもしれない。
三番目の夫(実際には結婚していなかったので愛人だったけど)・サリム(ESSAM SAAD)は最初から第一夫人のナディアの身代わりとしてゆり(松本若菜)に近づいてきた。認知症の影響もあったかもしれない。今までのように男をお金を引き出す道具としか思っていなかったゆりは気にしなかった。でも亡くなったのちもナディアを求め続けるサリムと接しているうちに、こんなふうに愛されたい、愛されるナディアが羨ましいと思うようになったのか。ナディアを演じることで「愛」を手に入れた(本当は違うってわかっているけど)気持ちになりたかったのかもしれない。
妊娠を確認した時の幸せそうな笑顔。
ゆりは初めて自分を誇らしく思えたんじゃないのかな。
そして間違いだと知った時の絶望。
鏡に映っていたのは、一生「愛」なんて手に入れることができない女の顔。
死ぬ直前のケンカは認知症の発作のようなものだった。
それでも「お前はナディアじゃない!出ていけ!」という言葉は。ゆりにとって死刑宣告と同じだった。その言葉に反応し首を絞めてしまった。拒絶ののち、自分を見る怯えたような目、それがゆりの見た彼の最期の顔だった。
彼は死んだかもしれない。
ほっておくと死ぬかもしれない、そう思いながらも、その場から逃げ出した。
手に入れたと思いこもうとしても、すぐにその隙間から落ちていく「愛」。
松本若菜さんが素晴らしかった。
ゆりという女性は愛する顔と憎む顔が同じだったんだと思う。
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matakita821 at 22:03|Permalink│Comments(0)
2024年07月01日
プレミアムドラマ「エンジェルフライト」第4話 アニメに憧れたベトナム人技能実習生
『エンジェルフライト』第4話 アニメに憧れたベトナム人技能実習生(録画)(NHKBS)
「死」が、残された人の心を変える、これから生きていく人の人生を変える。
パワハラ、給料未払い、過酷な労働環境・・本当なら彼女が生きているうちに変わって欲しかった。日本という国に希望を抱いて来た彼女の心に、真摯な努力と懸命な労働にふさわしい形で応えて欲しかった。でも彼女の死が、彼女が残した愛が、あの社長を変えると信じたい。
スアン(リエン)の御遺体を奪って元職場に立てこもった上田(濱津隆之)。「ストーカー」という声を聞いて一瞬ぞっとしたが(家族でも恋人でもない相手に死んだからと言って御遺体袋を開けて見られるのは抵抗あるぞ)、スアンは上田のこと尊敬していたみたいだから許してやっか。それに彼の行動で工場のみんなも勇気を出すことができたし。
亡くなられた後の肉体とはなんだろう。
那美(米倉涼子)に病死した母親の遺体の処置をしてもらって魂が戻ったように感じて、生きている頃の母と向き合うようにお別れをすることができた柊(城田優)。亡くなった後に夫の不倫が発覚し、御遺体となった相手の女性の指を切ってでも指輪を外させたかった妻(高橋由美子)。結局、ギリギリのところで留まってくれたが相手が御遺体となっても復讐せずにはいられなかったのか。離れてくらしていた娘の生きているような姿を前にして、彼女の人生を改めて称え感謝し愛おしむ父。やっぱりお骨で対面するのと御遺体を前にするのでは違うよね。そして8年前に海難事故で夫を亡くしたが遺体が未だに見つからない那美。御遺体を前にお別れをすることができなかったために、彼女は後悔を抱え続け、わかってはいるが生きて戻って来る可能性が捨てられない。
私は父が亡くなった後の遺体を見て、もう「父」はいないんだな、ここにあるのは「父の魂」が入っていた、ただの入れ物なんだなと思ったけれど、その入れ物に、その人の息吹のようなもの、命が感じられたら、死んでしまった者だからこそ与えられるものがあるんじゃないだろうか。目の前の「死」を通してしか伝えられない瞬間の。それは愛かもしれないし、気づきかもしれないし、希望なのかもしれない。
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「死」が、残された人の心を変える、これから生きていく人の人生を変える。
パワハラ、給料未払い、過酷な労働環境・・本当なら彼女が生きているうちに変わって欲しかった。日本という国に希望を抱いて来た彼女の心に、真摯な努力と懸命な労働にふさわしい形で応えて欲しかった。でも彼女の死が、彼女が残した愛が、あの社長を変えると信じたい。
スアン(リエン)の御遺体を奪って元職場に立てこもった上田(濱津隆之)。「ストーカー」という声を聞いて一瞬ぞっとしたが(家族でも恋人でもない相手に死んだからと言って御遺体袋を開けて見られるのは抵抗あるぞ)、スアンは上田のこと尊敬していたみたいだから許してやっか。それに彼の行動で工場のみんなも勇気を出すことができたし。
亡くなられた後の肉体とはなんだろう。
那美(米倉涼子)に病死した母親の遺体の処置をしてもらって魂が戻ったように感じて、生きている頃の母と向き合うようにお別れをすることができた柊(城田優)。亡くなった後に夫の不倫が発覚し、御遺体となった相手の女性の指を切ってでも指輪を外させたかった妻(高橋由美子)。結局、ギリギリのところで留まってくれたが相手が御遺体となっても復讐せずにはいられなかったのか。離れてくらしていた娘の生きているような姿を前にして、彼女の人生を改めて称え感謝し愛おしむ父。やっぱりお骨で対面するのと御遺体を前にするのでは違うよね。そして8年前に海難事故で夫を亡くしたが遺体が未だに見つからない那美。御遺体を前にお別れをすることができなかったために、彼女は後悔を抱え続け、わかってはいるが生きて戻って来る可能性が捨てられない。
私は父が亡くなった後の遺体を見て、もう「父」はいないんだな、ここにあるのは「父の魂」が入っていた、ただの入れ物なんだなと思ったけれど、その入れ物に、その人の息吹のようなもの、命が感じられたら、死んでしまった者だからこそ与えられるものがあるんじゃないだろうか。目の前の「死」を通してしか伝えられない瞬間の。それは愛かもしれないし、気づきかもしれないし、希望なのかもしれない。
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matakita821 at 06:36|Permalink│Comments(0)
2024年06月24日
プレミアムドラマ「エンジェルフライト」第3話 社葬 VS おかめ食堂
二つの御遺体、ふたつのご葬儀。
どちらも優劣なんてつけられやしない。
今まで葬儀なんて、ただの形と思っていたけど、ご葬儀を執り行う家族や身内の中で生き生きと蘇るその人の人生、ともに生きてきた時間、改めて愛情や感謝を伝えられる特別な場なんだね。
前半、御遺体になっても地位や利益が優先されるんかい、順番を優先させろよ!(「王様のレストラン」で大臣よりも先に予約したSPさんの順番を守った千石さんを見習えよ!とムカムカ)、そもそも別の会社に頼んだくせにいばりくさりやがって!と腹立ちを感じながら見ていたが、さすが那美(米倉涼子)、最後まであきらめなかった。
「今まで・・一度も言ってなかったな。
社長・・・こんな俺を・・・拾ってくれて・・
本当にありがとうございました」井村(菅原大吉)
「すまない」じゃなくて「ありがとう」。
その気持ちが伝えられて良かった。
亡くなられた二人に共通しているのは出会いを大切に生きてきたこと。
大波さん(社長)(井上肇)には井村を救ってやったという気は微塵もないと思う。大好きな親分がそばにいてくれたら自分はもっと頑張れる。一緒に働きたい。だからこそ井村さんもかつての自分を捨てて生まれ変わることができた。最期だってホントは女性を必要としていなかったと思うけど、井村の気持ちを立ててくれたんじゃないかな。井村という心から信頼できる相手を得て、子供の頃二人でウキウキと過ごした時のように新鮮な気持ちで仕事に臨めたのかもしれない。
そして「おかめ食堂」の吉崎さん(余貴美子)。
いつだって自分は後回し。働いている時はお客さん優先、家では子供達優先。
でも耐えているふうでもなく、それが吉崎さんらしさだったのかな。
今回のコンサートも、そりゃ推しに会えるんだから嬉しかっただろうけど、子供達の自分への思いが嬉しくて優先させたんだと思う。それなのにチケットを失くしてしまったおばあさんに譲ってあげた。性分なんだね、そのことを後悔はしていないだろうし、ホテルでコンサート楽しんでいるかなとほほ笑んでいたように思う。
亡くなられた方、ご家族、お身内、今回もそれぞれの人生と歴史が伝わってくるすばらしい仕事ぶりだった。脚本もちょっとスリリングで構成も良かった。次も必ず見たくなるドラマだよ。日曜日が楽しみになっている。
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どちらも優劣なんてつけられやしない。
今まで葬儀なんて、ただの形と思っていたけど、ご葬儀を執り行う家族や身内の中で生き生きと蘇るその人の人生、ともに生きてきた時間、改めて愛情や感謝を伝えられる特別な場なんだね。
前半、御遺体になっても地位や利益が優先されるんかい、順番を優先させろよ!(「王様のレストラン」で大臣よりも先に予約したSPさんの順番を守った千石さんを見習えよ!とムカムカ)、そもそも別の会社に頼んだくせにいばりくさりやがって!と腹立ちを感じながら見ていたが、さすが那美(米倉涼子)、最後まであきらめなかった。
「今まで・・一度も言ってなかったな。
社長・・・こんな俺を・・・拾ってくれて・・
本当にありがとうございました」井村(菅原大吉)
「すまない」じゃなくて「ありがとう」。
その気持ちが伝えられて良かった。
亡くなられた二人に共通しているのは出会いを大切に生きてきたこと。
大波さん(社長)(井上肇)には井村を救ってやったという気は微塵もないと思う。大好きな親分がそばにいてくれたら自分はもっと頑張れる。一緒に働きたい。だからこそ井村さんもかつての自分を捨てて生まれ変わることができた。最期だってホントは女性を必要としていなかったと思うけど、井村の気持ちを立ててくれたんじゃないかな。井村という心から信頼できる相手を得て、子供の頃二人でウキウキと過ごした時のように新鮮な気持ちで仕事に臨めたのかもしれない。
そして「おかめ食堂」の吉崎さん(余貴美子)。
いつだって自分は後回し。働いている時はお客さん優先、家では子供達優先。
でも耐えているふうでもなく、それが吉崎さんらしさだったのかな。
今回のコンサートも、そりゃ推しに会えるんだから嬉しかっただろうけど、子供達の自分への思いが嬉しくて優先させたんだと思う。それなのにチケットを失くしてしまったおばあさんに譲ってあげた。性分なんだね、そのことを後悔はしていないだろうし、ホテルでコンサート楽しんでいるかなとほほ笑んでいたように思う。
亡くなられた方、ご家族、お身内、今回もそれぞれの人生と歴史が伝わってくるすばらしい仕事ぶりだった。脚本もちょっとスリリングで構成も良かった。次も必ず見たくなるドラマだよ。日曜日が楽しみになっている。
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2024年06月17日
プレミアムドラマ「エンジェルフライト」第2話 テロに打ち砕かれた開発支援
無差別テロにより失われた命。
本当に誰を恨めばいいのか。
自分で選んだ道とは言え、志なかばで命を奪われた時、残された家族は心の中でどう折り合いをつければいいんだろう。
改めて「エンジェルハース」の仕事の意味をつきつけられた回。
御遺体修復と死化粧は大切だ。対面した最後が凄惨なままだったら、家族はその姿を一生忘れられず苦しむだろう。自分を責め、家族を責め、悲しみの地獄がより深くなる。死化粧は、死者のためでもあるけれど、これからも生き続ける家族のためだ。命が奪われたのは許せない、テロリストは憎い、でも死に顔が安らかで眠っているようだったら、せめて救われる。「おかえり」と言って迎えてあげることで、やっと死と向き合うことができる。
『死と向き合うってことは生と向き合うこと』
途切れてしまった命を見届け、その人の思い、歩いて来た道、人生そのものを受け止める。そして受け止めながら、自分も生きて行く。
生きることで、いなくなってしまった家族と共に生きていく。
前回もだったけど、見ていると涙が止まらない。
大切な人の死と向き合おうとする家族の、その愛に。エンジェルハースのメンバーの、故人とご家族に寄り添い仕事を全うしようとする真摯な姿に。
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本当に誰を恨めばいいのか。
自分で選んだ道とは言え、志なかばで命を奪われた時、残された家族は心の中でどう折り合いをつければいいんだろう。
改めて「エンジェルハース」の仕事の意味をつきつけられた回。
御遺体修復と死化粧は大切だ。対面した最後が凄惨なままだったら、家族はその姿を一生忘れられず苦しむだろう。自分を責め、家族を責め、悲しみの地獄がより深くなる。死化粧は、死者のためでもあるけれど、これからも生き続ける家族のためだ。命が奪われたのは許せない、テロリストは憎い、でも死に顔が安らかで眠っているようだったら、せめて救われる。「おかえり」と言って迎えてあげることで、やっと死と向き合うことができる。
『死と向き合うってことは生と向き合うこと』
途切れてしまった命を見届け、その人の思い、歩いて来た道、人生そのものを受け止める。そして受け止めながら、自分も生きて行く。
生きることで、いなくなってしまった家族と共に生きていく。
前回もだったけど、見ていると涙が止まらない。
大切な人の死と向き合おうとする家族の、その愛に。エンジェルハースのメンバーの、故人とご家族に寄り添い仕事を全うしようとする真摯な姿に。
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2024年06月11日
プレミアムドラマ「エンジェルフライト」第1話 スラムに散った夢
『陽平、よく頑張った!』
彼がどんなにその言葉を求めていたか。
失望されるのが怖い。それでも彼は遠い地で夢を見つけた。
思いつきだったのかもしれないけれど、彼はそこで本当の仲間に出会えた。
家族と思って心から泣いてくれる人達と一緒に過ごしていた。
『死を扱うってことは、生を扱うってことだろ。
遺された人達は前を向いて生きてかなきゃならない。
そのために、せめて最期のお別れをさせてあげて、
とことん悲しんでもらう。それが私達の仕事』
縁を切るような形で日本を飛び出した陽平君(葉山奨之)。
ご両親とは一切連絡を取らなかっただろう。遺された御遺体は彼がどんなふうに生きていたかを知るたったひとつの手がかり。
凛子(松本穂香)たちの仕事は御遺体と一緒に彼の心をも届けること。
最初はご両親がもういいって言ってんだからいいじゃん!と思ったが( ̄▽ ̄;) 残された御家族はこれからも生きて行かなければならない、絶対後悔する(多分それは彼女自身の経験からだろう)との思いから無鉄砲とも思える行動にでた那美(米倉涼子)。
人は変わる。会えなかった時間に陽平君も成長していたはず。
でもご両親の中にあるのは小さかった頃の彼であり、ろくでもないことをやらかすガキの姿であり・・・その空白の時間を繋ぐのが那美達の仕事なのかなぁ。
『死』からスタートする物語。辛いけど視聴決定だす。
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彼がどんなにその言葉を求めていたか。
失望されるのが怖い。それでも彼は遠い地で夢を見つけた。
思いつきだったのかもしれないけれど、彼はそこで本当の仲間に出会えた。
家族と思って心から泣いてくれる人達と一緒に過ごしていた。
『死を扱うってことは、生を扱うってことだろ。
遺された人達は前を向いて生きてかなきゃならない。
そのために、せめて最期のお別れをさせてあげて、
とことん悲しんでもらう。それが私達の仕事』
縁を切るような形で日本を飛び出した陽平君(葉山奨之)。
ご両親とは一切連絡を取らなかっただろう。遺された御遺体は彼がどんなふうに生きていたかを知るたったひとつの手がかり。
凛子(松本穂香)たちの仕事は御遺体と一緒に彼の心をも届けること。
最初はご両親がもういいって言ってんだからいいじゃん!と思ったが( ̄▽ ̄;) 残された御家族はこれからも生きて行かなければならない、絶対後悔する(多分それは彼女自身の経験からだろう)との思いから無鉄砲とも思える行動にでた那美(米倉涼子)。
人は変わる。会えなかった時間に陽平君も成長していたはず。
でもご両親の中にあるのは小さかった頃の彼であり、ろくでもないことをやらかすガキの姿であり・・・その空白の時間を繋ぐのが那美達の仕事なのかなぁ。
『死』からスタートする物語。辛いけど視聴決定だす。
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2022年04月08日
「カムカムエヴリバディ」 最終週 2003-2025 第112話(最終回)
最終回。
ひなた(川栄李奈)が講師を務めるラジオの英会話番組でテキストが読まれる形で、再会した安子(森山良子)とるい(深津絵里)、そしてこの家族と共に生きてきた人々のその後が伝えられました。
しろたんとひなたは英語で伝えてくれたけど、面倒くさいから日本語で書きますヨ( ̄▽ ̄;)アハハ…
HPはこちら
「Dippermouth Blues」の健一(世良公則)を訪ねた安子は「たちばな」のおはぎとも再会することができた。
それは横須賀に本店があり、
健一さんがずっとひいきにしているお店のおはぎだった。
『何でも岡山の闇市でおはぎゅう売りょうった店のおやじに、商いの楽しさを教えてもろうたんがきっかけじゃあて。
その店の表に「たちばな」いう文字がはためきょうったんをうっすらと覚えとったんじゃあて・・・』健一
やっぱり!
「たちばな」復興のため動き出した金太さん(甲本雅裕)がおはぎを託した少年。
御菓子司 たちばな 代表・・・
あの子は高野信治さんという名前だったんだね。
創業五十周年を迎えたそうな。
しおりには
「どんなに辛く苦しいことがあっても、
甘くておいしいお菓子を食べれば、
きっと笑顔になれる。
そう信じて、皆様に笑顔になっていただけるような
お菓子をこれからも真心を込めてお届けいたします。」と記されていた。
彼は「たちばな」の心もしっかり受け継いでくれていた (´;ω;`)
そして、ずっと金太さんの信頼に応えようと頑張って生きてきたんだね。
金太さんも、算太(濱田岳)も喜んでいるはずだよ。
安子が感激していると勇ちゃん(目黒祐樹)が店に飛び込んできた。
家で会う約束じゃったのに待っていられんかったらしい(笑
『わしら、もうええ年なんじゃ。
早うせんと、いつどっちが
スリーアウト試合終了!になるか分からんで!』
『相変わらずじゃねぇ、勇ちゃん』安子
(* ̄m ̄) ぷっ・・・
ほんにかわいいおじいちゃんじゃねぇ・・・
勇ちゃんは最期まで勇ちゃんだろうなぁ。
勇ちゃんは、なんときぬちゃん(小野花梨)の孫・花菜(小野花梨)を連れて来てくれた。
きぬちゃんは今は美作市に住んでおり、長いこと入院しているそうな。
夫の力さん(小林よしひさ)が亡くなってから、めっきり弱ってしまったが、ラジオであの安子の告白を聞いて、
『急に目ょお輝かせて、安子ちゃんじゃあ言うて・・・』花菜
『絶対会いに行くいうて、きぬちゃんにそねえ伝えてちょうだい』安子
きぬちゃんもいつも聞いていたとは・・・
「みんなあつまれ磯村 吟です」かなりの人気番組なのか?ご長寿番組だよねぇ・・・
「永六輔の誰かとどこかで」みたいな感じ?
続きを読む
ひなた(川栄李奈)が講師を務めるラジオの英会話番組でテキストが読まれる形で、再会した安子(森山良子)とるい(深津絵里)、そしてこの家族と共に生きてきた人々のその後が伝えられました。
しろたんとひなたは英語で伝えてくれたけど、面倒くさいから日本語で書きますヨ( ̄▽ ̄;)アハハ…
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「Dippermouth Blues」の健一(世良公則)を訪ねた安子は「たちばな」のおはぎとも再会することができた。
それは横須賀に本店があり、
健一さんがずっとひいきにしているお店のおはぎだった。
『何でも岡山の闇市でおはぎゅう売りょうった店のおやじに、商いの楽しさを教えてもろうたんがきっかけじゃあて。
その店の表に「たちばな」いう文字がはためきょうったんをうっすらと覚えとったんじゃあて・・・』健一
やっぱり!
「たちばな」復興のため動き出した金太さん(甲本雅裕)がおはぎを託した少年。
御菓子司 たちばな 代表・・・
あの子は高野信治さんという名前だったんだね。
創業五十周年を迎えたそうな。
しおりには
「どんなに辛く苦しいことがあっても、
甘くておいしいお菓子を食べれば、
きっと笑顔になれる。
そう信じて、皆様に笑顔になっていただけるような
お菓子をこれからも真心を込めてお届けいたします。」と記されていた。
彼は「たちばな」の心もしっかり受け継いでくれていた (´;ω;`)
そして、ずっと金太さんの信頼に応えようと頑張って生きてきたんだね。
金太さんも、算太(濱田岳)も喜んでいるはずだよ。
安子が感激していると勇ちゃん(目黒祐樹)が店に飛び込んできた。
家で会う約束じゃったのに待っていられんかったらしい(笑
『わしら、もうええ年なんじゃ。
早うせんと、いつどっちが
スリーアウト試合終了!になるか分からんで!』
『相変わらずじゃねぇ、勇ちゃん』安子
(* ̄m ̄) ぷっ・・・
ほんにかわいいおじいちゃんじゃねぇ・・・
勇ちゃんは最期まで勇ちゃんだろうなぁ。
勇ちゃんは、なんときぬちゃん(小野花梨)の孫・花菜(小野花梨)を連れて来てくれた。
きぬちゃんは今は美作市に住んでおり、長いこと入院しているそうな。
夫の力さん(小林よしひさ)が亡くなってから、めっきり弱ってしまったが、ラジオであの安子の告白を聞いて、
『急に目ょお輝かせて、安子ちゃんじゃあ言うて・・・』花菜
『絶対会いに行くいうて、きぬちゃんにそねえ伝えてちょうだい』安子
きぬちゃんもいつも聞いていたとは・・・
「みんなあつまれ磯村 吟です」かなりの人気番組なのか?ご長寿番組だよねぇ・・・
「永六輔の誰かとどこかで」みたいな感じ?
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2021年11月02日
「古見さんは、コミュ症です。」 最終話
さて、文化祭当日。
万場木さん(吉川愛)が只野(増田貴久)への思いを無理やり振り切ろうとしているのを感じた古見さん(池田エライザ)は彼女と話し合いたいと待っていた。
こういう所、すごくいいね。自分の勝手な思い込みで突き進まない。しっかりと相手を理解しようとしている。古見さんは会話で自分の思いを伝えることに慣れていないかもしれないけれど、相手への思いや姿勢は伝わってくるよね。そしてそれに素直に応えようとする万場木さんもしゅてきぢゃ。
二人は只野への思いを確認しあったさ。
でも・・・二人の只野像は微妙に違っております。
万場木さんにとっての只野は、空気みたいに気を遣わずにすんで、自分のことよりみんなのことを気にしてしまう人。
古見さんにとっての只野は、カッコ良くて、一緒にいると安心感を与えてくれる、そしていつもみんなのことを良く見ていてくれる、優しくてあったかくて、笑った顔がかわいい・・・語りが止まらない!(笑
潔く自分は諦める宣言をする万場木ちゃんだったが・・・
『わかりません・・
どうして同じ人を好きになったら諦めるんですか?』古見さん
これは「好き」初心者の古見さんの思いがまだ育っていないからとも言えるけど・・・きっと古見さんの「好き」には競い合うとか優劣とかは、ないんだと思う。自分の「好き」と同じように相手の「好き」も大切にしたい。尊重したい。
万場木さんは「好き」から始まった思いに楽しいだけじゃないいろんな感情が付いてくること、それが友情に影響を及ぼすことを知っている。自分の「好き」が相手を傷つけ、そのことで自分の「好き」が揺らいでしまうことを恐れている。
『私は只野君のことも好きだけど、古見さんのことも好きなんだよ。
大好きなんだよ』
『・・・』
って、古見さんが何か言おうとしたら二人を捜していた只野が来た。
間が悪いわ〜(笑
人によって見えている姿は違う。
万場木さんと古見さんの只野像がちょっと違っていたように。
それは自分自身についても同じ。
万場木さんにとって古見さんは美人で性格も良い、特別な女性。
古見さんと比べたら自分が選ばれる訳がないと思っている。
そんな古見さんは自分のことをみんなが普通にできることもできない、周りに負担ばかりかけてしまう存在と思っている。そして古見さんにとっての万場木さんは、あったかくて優しくておおらかで、自分にはないものをたくさん持っている素敵な女の子なんだよね。
HPはこちら
メイド服に着替えた二人はとってもかわいい
でも只野、古見さんを見る時の方が目が輝いていたよね・・(* ̄m ̄)w
古見さんは今までずっと学校行事ではひとりだったこと、話かけられてもうまく返せず、みんなとうまくやりてくでもやれなくて、みんなを手伝えなくて申し訳なく思ってきたことを万場木さんに伝えた。
『だから・・私・・・
万場木さんと・・・万場木さんとメイドさん一緒にやれるの
すごく・・すごく・・・嬉しい。
私も・・・万場木さん・・・大好きなので・・・
一緒にやりたい・・・メイドさん・・一緒にやらせてください・・』
『うん!一緒にやろ!』
(´;ω;`)う・・うぅ・・伝えられた!
良かったねぇ・・古見さん・・・万場木さんと出会えて・・
そして、そんな二人をお父さんのように見守っている只野よ(笑
さて、メイド喫茶開店前・・・
成瀬(城田優)とクラスのみんなは話し合って、古見さんを特別枠にすることに決定!苦手な接客はしなくていい。
シンボルのようにただ座っていてくれればオッケー!
あらーーーー( ̄▽ ̄;)
そんな〜〜あんなにみんなと参加できることを楽しみにしていたのに・・
優しさからってのはわかるけど、古見さんは特別扱いを望んでないよ〜
それは逆に差別じゃ・・・
でも、自分を思ってのことだとわかっている古見さんは受け入れようとしている・・・
さぁ、只野、今こそ、余計なお世話力を発揮するんだ!!
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万場木さん(吉川愛)が只野(増田貴久)への思いを無理やり振り切ろうとしているのを感じた古見さん(池田エライザ)は彼女と話し合いたいと待っていた。
こういう所、すごくいいね。自分の勝手な思い込みで突き進まない。しっかりと相手を理解しようとしている。古見さんは会話で自分の思いを伝えることに慣れていないかもしれないけれど、相手への思いや姿勢は伝わってくるよね。そしてそれに素直に応えようとする万場木さんもしゅてきぢゃ。
二人は只野への思いを確認しあったさ。
でも・・・二人の只野像は微妙に違っております。
万場木さんにとっての只野は、空気みたいに気を遣わずにすんで、自分のことよりみんなのことを気にしてしまう人。
古見さんにとっての只野は、カッコ良くて、一緒にいると安心感を与えてくれる、そしていつもみんなのことを良く見ていてくれる、優しくてあったかくて、笑った顔がかわいい・・・語りが止まらない!(笑
潔く自分は諦める宣言をする万場木ちゃんだったが・・・
『わかりません・・
どうして同じ人を好きになったら諦めるんですか?』古見さん
これは「好き」初心者の古見さんの思いがまだ育っていないからとも言えるけど・・・きっと古見さんの「好き」には競い合うとか優劣とかは、ないんだと思う。自分の「好き」と同じように相手の「好き」も大切にしたい。尊重したい。
万場木さんは「好き」から始まった思いに楽しいだけじゃないいろんな感情が付いてくること、それが友情に影響を及ぼすことを知っている。自分の「好き」が相手を傷つけ、そのことで自分の「好き」が揺らいでしまうことを恐れている。
『私は只野君のことも好きだけど、古見さんのことも好きなんだよ。
大好きなんだよ』
『・・・』
って、古見さんが何か言おうとしたら二人を捜していた只野が来た。
間が悪いわ〜(笑
人によって見えている姿は違う。
万場木さんと古見さんの只野像がちょっと違っていたように。
それは自分自身についても同じ。
万場木さんにとって古見さんは美人で性格も良い、特別な女性。
古見さんと比べたら自分が選ばれる訳がないと思っている。
そんな古見さんは自分のことをみんなが普通にできることもできない、周りに負担ばかりかけてしまう存在と思っている。そして古見さんにとっての万場木さんは、あったかくて優しくておおらかで、自分にはないものをたくさん持っている素敵な女の子なんだよね。
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メイド服に着替えた二人はとってもかわいい
でも只野、古見さんを見る時の方が目が輝いていたよね・・(* ̄m ̄)w
古見さんは今までずっと学校行事ではひとりだったこと、話かけられてもうまく返せず、みんなとうまくやりてくでもやれなくて、みんなを手伝えなくて申し訳なく思ってきたことを万場木さんに伝えた。
『だから・・私・・・
万場木さんと・・・万場木さんとメイドさん一緒にやれるの
すごく・・すごく・・・嬉しい。
私も・・・万場木さん・・・大好きなので・・・
一緒にやりたい・・・メイドさん・・一緒にやらせてください・・』
『うん!一緒にやろ!』
(´;ω;`)う・・うぅ・・伝えられた!
良かったねぇ・・古見さん・・・万場木さんと出会えて・・
そして、そんな二人をお父さんのように見守っている只野よ(笑
さて、メイド喫茶開店前・・・
成瀬(城田優)とクラスのみんなは話し合って、古見さんを特別枠にすることに決定!苦手な接客はしなくていい。
シンボルのようにただ座っていてくれればオッケー!
あらーーーー( ̄▽ ̄;)
そんな〜〜あんなにみんなと参加できることを楽しみにしていたのに・・
優しさからってのはわかるけど、古見さんは特別扱いを望んでないよ〜
それは逆に差別じゃ・・・
でも、自分を思ってのことだとわかっている古見さんは受け入れようとしている・・・
さぁ、只野、今こそ、余計なお世話力を発揮するんだ!!
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matakita821 at 19:59|Permalink│Comments(0)
2021年10月19日
「古見さんは、コミュ症です。」 第7話
『好き』が渦巻く文化祭準備中
(♡´艸`)ウフフ♡ 文化祭前夜はいろんな秘密とドキドキが飛び交っていたよね〜
古見さん界では5人しか残ってなかったけど、私の高校ではほぼみんな残っていたよ。確か10時ぐらいまでだったけど緩いとこだったから12近くまでみんなうろうろしてた(笑)作業終わってもなんかテンションあがっちゃってさ。
うちの高校では文化祭二日目の夜にフォークダンスがあったので
その前、つまり「文化祭前夜」に告白する人が多数いたよ(笑
もうお約束。だから前夜に呼び出されたら決まりさ。
懐かしいねぇ・・
わたしゃ、そんな華やかな話は無かったんで地味にトンカチ振るってたよ( ̄▽ ̄;)
そんな何かが起こりそうな文化祭前日。
例によって次々と用事を頼まれ、そして快く引き受ける只野君(増田貴久)。
そしてメイド服製作中の古見さん(池田エライザ)も器用さを見込まれ頼まれている。やっぱりこの二人、似ているよね。
でも・・・先週の古見さんの『もう大丈夫です』発言を受けて只野はいつものペースが出ない・・・いや、出さない。古見さんに対してだけ。
なんか余計なお世話かな〜とか思ってしまう。
古見さんもペースを崩している。只野に対してだけ。
『好き』という新たな感情をどう扱っていいかわからない。
只野君のことが『好き』・・・なのかしらん・・・
教室に二人残って、それぞれ作業中。
お互いに相手のことが気になって見てしまうけど、タイミングがうまいことズレて、常にお互いの背中を見つめてしまう。
古見さんが針で指を刺した気配に気づき黙って絆創膏を置く只野。やっぱり自然と優しさが身についている。そして古見さんは、もちろん『うれしい゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚』と伝えたい!でも只野に用がある女生徒が入ってきたんで言えなくなってしまった。
二人っきりになって再度『ありがとう』チャレンジを試みるが『好き』が渦巻いて言えやしない古見さん。その無言を『うまく貼れないから貼って欲しいのかな』と推察し貼ってあげる只野。違ってるけど、それもまた嬉しい古見さん。
(*´pq`)ぷっ・・・
もう二人の間に言葉はいらないじゃん!
『絆創膏を貼り終え、「ここでいいかな?」とひと安心の只野君。
気恥ずかしい古見さん。
「余計なことをしてしまった」と、ちょっと後悔する只野君。
依然として気恥ずかしい古見さん。
「やっぱり余計なことだったんだ!」と落ちこむ只野君。
ドギマギして顔をそらす古見さん。
チラッ。
そらす。
チラッ。
そらす。
チラッ。
そらす。
そらす。
チラッ。
チラッ。』
も〜〜!!二人とも心の中では、なんて雄弁なの!
そんな二人の独特の空気に入れないものを感じる万場木さん(吉川愛)。
HPはこちら
しかし『好き』初心者ではない万場木さんは、果敢に只野に『好きな人はいるか』聞いてみた。言いよどんだものの『いないです』(どう見たっているって答え方だろ!)(そしてこの質問されたらピンとこなきゃダメだろ!)確認のため古見さんの名前を出すも『ないない、ないです!』と罪作りな発言を・・・
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(♡´艸`)ウフフ♡ 文化祭前夜はいろんな秘密とドキドキが飛び交っていたよね〜
古見さん界では5人しか残ってなかったけど、私の高校ではほぼみんな残っていたよ。確か10時ぐらいまでだったけど緩いとこだったから12近くまでみんなうろうろしてた(笑)作業終わってもなんかテンションあがっちゃってさ。
うちの高校では文化祭二日目の夜にフォークダンスがあったので
その前、つまり「文化祭前夜」に告白する人が多数いたよ(笑
もうお約束。だから前夜に呼び出されたら決まりさ。
懐かしいねぇ・・
わたしゃ、そんな華やかな話は無かったんで地味にトンカチ振るってたよ( ̄▽ ̄;)
そんな何かが起こりそうな文化祭前日。
例によって次々と用事を頼まれ、そして快く引き受ける只野君(増田貴久)。
そしてメイド服製作中の古見さん(池田エライザ)も器用さを見込まれ頼まれている。やっぱりこの二人、似ているよね。
でも・・・先週の古見さんの『もう大丈夫です』発言を受けて只野はいつものペースが出ない・・・いや、出さない。古見さんに対してだけ。
なんか余計なお世話かな〜とか思ってしまう。
古見さんもペースを崩している。只野に対してだけ。
『好き』という新たな感情をどう扱っていいかわからない。
只野君のことが『好き』・・・なのかしらん・・・
教室に二人残って、それぞれ作業中。
お互いに相手のことが気になって見てしまうけど、タイミングがうまいことズレて、常にお互いの背中を見つめてしまう。
古見さんが針で指を刺した気配に気づき黙って絆創膏を置く只野。やっぱり自然と優しさが身についている。そして古見さんは、もちろん『うれしい゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚』と伝えたい!でも只野に用がある女生徒が入ってきたんで言えなくなってしまった。
二人っきりになって再度『ありがとう』チャレンジを試みるが『好き』が渦巻いて言えやしない古見さん。その無言を『うまく貼れないから貼って欲しいのかな』と推察し貼ってあげる只野。違ってるけど、それもまた嬉しい古見さん。
(*´pq`)ぷっ・・・
もう二人の間に言葉はいらないじゃん!
『絆創膏を貼り終え、「ここでいいかな?」とひと安心の只野君。
気恥ずかしい古見さん。
「余計なことをしてしまった」と、ちょっと後悔する只野君。
依然として気恥ずかしい古見さん。
「やっぱり余計なことだったんだ!」と落ちこむ只野君。
ドギマギして顔をそらす古見さん。
チラッ。
そらす。
チラッ。
そらす。
チラッ。
そらす。
そらす。
チラッ。
チラッ。』
も〜〜!!二人とも心の中では、なんて雄弁なの!
そんな二人の独特の空気に入れないものを感じる万場木さん(吉川愛)。
HPはこちら
しかし『好き』初心者ではない万場木さんは、果敢に只野に『好きな人はいるか』聞いてみた。言いよどんだものの『いないです』(どう見たっているって答え方だろ!)(そしてこの質問されたらピンとこなきゃダメだろ!)確認のため古見さんの名前を出すも『ないない、ないです!』と罪作りな発言を・・・
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matakita821 at 18:06|Permalink│Comments(0)
2021年10月12日
「古見さんは、コミュ症です。」 第6話
さて、夜の公園でブランコに乗りながら、ひとりシャボン玉をしている古見さん(池田エライザ)・・・
『人との会話やコミュニケーションが苦手とする人・・・。
そういう人間はえてして、「あ〜〜何であの時ああしたんだろう・・」と後々考えてもやもやする。
古見さん、今、そのもやもやの真っ最中』
わかるわ。この歳になってももやもやするよ。年取ればそんなこと気にしなくなるかと思っていたけど違う。そしてどんなに親しくなっても、もやもや考えてしまう。もしかしたら、あの言葉・・違うふうに取られたかも・・・そんなつもり無かったけど、もしかしたら・・・
なんでもっと違うふうな伝え方をしなかったんだろう・・・バカバカバカ!(-公- ll)
古見さんの場合は・・・
万場木さん(吉川愛)に『好きな人はいるの?』って聞かれたんだけど、いまいちその感情が掴めなくて突っ込んだ質問をしようとしたら只野(増田貴久)が現れたんで、会話がバツッと終わってしまった。友達としてコレは失礼だったんじゃないか・・・という反省のシャボン玉だったのです。
で、翌朝、満を持して靴箱の影で万場木さんを待ち伏せ。
『す・・・す・・・すき』古見
古見さんが一生けん命話そうとしている!
人目についたら注目を浴びて古見さんは話せなくなってしまう!
万場木さんは慌てて古見さんを体育館の隅っこに連れていったぞ。
『ゆっくりでいいよ〜!(大丈夫!聞く態勢とれてるよ!)
「好き」?!(まで、ちゃんと聞いたからね!次どうぞ〜!でも急がなくていいよ)』
『好き』古見
『すき焼き?!』万場木
連想ゲームじゃないのよ( ̄▽ ̄;)
一生懸命古見さんを応援しながら待っている万場木さん。
ええ子や〜〜
古見さんも何とかこの前の会話を続けたかった意志を伝えられた。
万場木さんは筆談を促し、気を遣わせないように椅子に着席。
『好き、とは 具体的にどんな感情でしょう?』
『めっちゃ古見さんぽい質問だね。
あーーー何だろうなぁ・・・一緒にいて楽しいとか、
嬉しい〜!とか、何となく気になるとか?』万
『・・・・???』『万場木さんは 好きな人いるんですか?』
『私は・・・今はいないかな・・・
(只野の顔が浮かんだくせにぃ〜コノコノ( ´∀`)σ)゚Д゚;) )
何となく気になるっていうのは、「好き」とはちょっと違うのかもしれない』
『・・・・・』
『待って待って!わかった!
今まで出会ったことのない感情だよ!
あーー、メモんなくて大丈夫!んーー何だろうな、
胸キュン だったり、ほわってあったかくなったり 』
『きゅん・・・』
『うん!』
『ふわっ・・・』
『ドキドキドキッとか!』
『ドキドキドキ』
『「何だろう・・この気持ち。今までにない気持ち。
今まで出会ったことのない気持ち。
そうか!これが好きっていうことなのね!」』万
この小芝居はいったい・・・( ̄▽ ̄;)
でも、万場木さんも、もちろん古見さんも、二人でこんなふうに「恋バナ」できたことがすごく嬉しかったみたい。ところで「マブダチ」という言葉はまだ学生さん達の間では生きているの?
HPはこちら
そんな充実した時間をすごしてからのテストの時間。
そんな時にも葛藤は訪れる。
床にペンを落としてしまったけど、先生に伝えることができない古見さんの状況を察知した只野はわざと自分のペンも落としてから挙手し、ペンを拾って欲しい旨を先生に伝えたぞ。
そして古見さんも、只野が消しゴムを忘れて困っているのを察知。自分の消しゴムを定規でゴリゴリ削って二つに割って、渡してくれるのかと思ったら床にポン!その意図を察した只野がまたしても先生にお願いして消しゴム入手成功!二人とも話さなくてもわかってるね〜
てか、この心の声を叫ぶ場面の撮影風景見てみたい(笑
『LIFE!』とかでやってくんないかな〜(´m`)
その後の中途半端な時間にやってきた転校生のアイツ。
上履きがデカい。
黒板いっぱいに名前を書いて自己主張。
鏡を見付けたら、場所も人目もはばからず髪型調整。
ジャケットを脱いだり来たり、身をよじったり。
朝陽の中で輝いている俺!成瀬詩守斗(城田優)!
いや〜!城田さんいいわ〜!
みなさんの票を集める時の軽やかなステップ(笑
片居君(溝端淳平)の抜けた穴を華麗に埋めてくれたわ〜
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『人との会話やコミュニケーションが苦手とする人・・・。
そういう人間はえてして、「あ〜〜何であの時ああしたんだろう・・」と後々考えてもやもやする。
古見さん、今、そのもやもやの真っ最中』
わかるわ。この歳になってももやもやするよ。年取ればそんなこと気にしなくなるかと思っていたけど違う。そしてどんなに親しくなっても、もやもや考えてしまう。もしかしたら、あの言葉・・違うふうに取られたかも・・・そんなつもり無かったけど、もしかしたら・・・
なんでもっと違うふうな伝え方をしなかったんだろう・・・バカバカバカ!(-公- ll)
古見さんの場合は・・・
万場木さん(吉川愛)に『好きな人はいるの?』って聞かれたんだけど、いまいちその感情が掴めなくて突っ込んだ質問をしようとしたら只野(増田貴久)が現れたんで、会話がバツッと終わってしまった。友達としてコレは失礼だったんじゃないか・・・という反省のシャボン玉だったのです。
で、翌朝、満を持して靴箱の影で万場木さんを待ち伏せ。
『す・・・す・・・すき』古見
古見さんが一生けん命話そうとしている!
人目についたら注目を浴びて古見さんは話せなくなってしまう!
万場木さんは慌てて古見さんを体育館の隅っこに連れていったぞ。
『ゆっくりでいいよ〜!(大丈夫!聞く態勢とれてるよ!)
「好き」?!(まで、ちゃんと聞いたからね!次どうぞ〜!でも急がなくていいよ)』
『好き』古見
『すき焼き?!』万場木
連想ゲームじゃないのよ( ̄▽ ̄;)
一生懸命古見さんを応援しながら待っている万場木さん。
ええ子や〜〜
古見さんも何とかこの前の会話を続けたかった意志を伝えられた。
万場木さんは筆談を促し、気を遣わせないように椅子に着席。
『好き、とは 具体的にどんな感情でしょう?』
『めっちゃ古見さんぽい質問だね。
あーーー何だろうなぁ・・・一緒にいて楽しいとか、
嬉しい〜!とか、何となく気になるとか?』万
『・・・・???』『万場木さんは 好きな人いるんですか?』
『私は・・・今はいないかな・・・
(只野の顔が浮かんだくせにぃ〜コノコノ( ´∀`)σ)゚Д゚;) )
何となく気になるっていうのは、「好き」とはちょっと違うのかもしれない』
『・・・・・』
『待って待って!わかった!
今まで出会ったことのない感情だよ!
あーー、メモんなくて大丈夫!んーー何だろうな、
胸キュン だったり、ほわってあったかくなったり 』
『きゅん・・・』
『うん!』
『ふわっ・・・』
『ドキドキドキッとか!』
『ドキドキドキ』
『「何だろう・・この気持ち。今までにない気持ち。
今まで出会ったことのない気持ち。
そうか!これが好きっていうことなのね!」』万
この小芝居はいったい・・・( ̄▽ ̄;)
でも、万場木さんも、もちろん古見さんも、二人でこんなふうに「恋バナ」できたことがすごく嬉しかったみたい。ところで「マブダチ」という言葉はまだ学生さん達の間では生きているの?
HPはこちら
そんな充実した時間をすごしてからのテストの時間。
そんな時にも葛藤は訪れる。
床にペンを落としてしまったけど、先生に伝えることができない古見さんの状況を察知した只野はわざと自分のペンも落としてから挙手し、ペンを拾って欲しい旨を先生に伝えたぞ。
そして古見さんも、只野が消しゴムを忘れて困っているのを察知。自分の消しゴムを定規でゴリゴリ削って二つに割って、渡してくれるのかと思ったら床にポン!その意図を察した只野がまたしても先生にお願いして消しゴム入手成功!二人とも話さなくてもわかってるね〜
てか、この心の声を叫ぶ場面の撮影風景見てみたい(笑
『LIFE!』とかでやってくんないかな〜(´m`)
その後の中途半端な時間にやってきた転校生のアイツ。
上履きがデカい。
黒板いっぱいに名前を書いて自己主張。
鏡を見付けたら、場所も人目もはばからず髪型調整。
ジャケットを脱いだり来たり、身をよじったり。
朝陽の中で輝いている俺!成瀬詩守斗(城田優)!
いや〜!城田さんいいわ〜!
みなさんの票を集める時の軽やかなステップ(笑
片居君(溝端淳平)の抜けた穴を華麗に埋めてくれたわ〜
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matakita821 at 18:35|Permalink│Comments(0)