土居志央梨

2025年10月20日

「ぼくたちん家」第2話 愛とかいらないんで。親のフリだけしてください

 ほたる(白鳥玉季)の「進路希望調査」には『好きなものを探す』と書かれていた。
「好きなもの」も「やりたいこと」もわからなかったほたるが初めて「未来」を見つめ始めた。これってすごい変化だよね。

 階下に住む変なおじさんとの出会い。
契約書により無理やり始まった親子関係に引きずり込まれた感のある玄一(及川光博)だけど、これがお互いにとって新しい世界への扉に繋がってるんじゃないのかな。



 しかし、ほたるはしっかりしとるのぅ( ̄▽ ̄;)
それがわかっているからこそ、母親のともえ(麻生久美子)も出奔できたし、お金を託せたのかも。スーツケースの中にあったお金の総計は3226万1570円=ともえが横領したとされる金額と同じ。でも、ともえはほたるに「私達のお金」と言っていた。もらえて当然のお金という意味?

 ともえが逃亡し続けているのは、もしかして時効が過ぎるのを待っているのか?
でも『業務上横領罪は7年』『単純横領罪だと5年』ですと。
違いがわからんが・・結構長いぞ。
それとも真犯人が名乗り出てくるのを待っているとか?

 てか、親がそげなことになってクラスで励ましと慰めの寄せ書きって・・・
キツいわ〜「善意」っちゅーもんは怖いね。
そりゃ、ほたる怒るべさ!

 このアパートで一人暮らしを続けているのは母親を待ちたいから。
必ず戻ってきてくれると信じている。
そして真実を知りたいんだろうね。本当に横領したのか?そうなら、なぜそんなことをしたのか?責めるつもりなんてない。ただ知りたいだけ。

 ほたるが玄一に父親になるよう頼んだのは、便宜上の理由が一番だろうが、秘密を一人で抱え続けることに疲れたのかもしれない。まだ15歳の子供だもの。

 そして玄一が父親役を引き受けたのは、一人で生活を背負っているほたるが可哀そうになったってのもあるが、父性愛というか隣人愛?(笑)

「この子には・・・
生活とか、ごはんとか、お金のこととか、
そういうのじゃなくて、
何が好きかとか、誰が好きかとか、
できるだけそういうことで頭をいっぱいにして欲しいなって。
それで・・・だから・・
父親になろうと思いました」


 ゲイであることを意識してから自分を出さず、気づかれないよう、とにかく周りに合わせて生きて来た玄一。秘密を持つ辛さはわかっている。だから少しでも人生を楽しめるよう助けることができたら・・って思ったのかな。


続きを読む

matakita821 at 16:55|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年05月28日

「しあわせは食べて寝て待て」第9話(最終話)



 それは団地の皆さんとのランチ付き井戸端会議から始まった。
通りかかった吉富さん(70代)が仕事を探していると知り、さとこ(桜井ユキ)は彼女のために仕事探しを始めたぞ。

 働く理由は人それぞれ。
働き続けたい人もいれば、働き続けねばならない人もおり、ゆっくり休みたい人もいる。働きたいのに働けないもどかしさを経験しているさとこは、力になりたいと思ったんだね。それと・・・他人事じゃないもんね ( ̄▽ ̄;) 自分のためのシュミレーション的なアレもね。

 で、青葉さん(田畑智子)と話しているうちに
司の言葉を思い出し・・・繋がった!

「働ける場所が見つからないなら、
働ける場所をつくればいいんですよね?」


 いや〜鈴さん(加賀まりこ)も言っていたけど、
さとこ、変わったよね。
こんな積極的な発想になるなんてビックリだよ。

 てか、青葉さんはウズラさん(宮崎美子)が取材を受けてくれることになったのを、さとこに知らせに来てくれたのさ〜ウズラさん、さとこと話して楽しかったからって取材もオッケーしてくれたそうな。司(宮沢氷魚)や鈴さんとの出会いで影響を受けたさとこが他のいろんな人達を刺激し変われるきっかけをくれる人になっている。縁がいい具合に回っているね。

 司が旅立って2週間。
司にお世話になった団地のおばさま達も不在の寂しさを感じている。
鈴さんも、さとこといる時、思わず「司!」って呼んじゃったり・・・
そして「ソーイングマーケット」止めちゃったんだって。やっぱり配送手続きが大変らしい。

 コレはヤバイね( ̄▽ ̄;)
なんか扉がひとつ、またひとつと閉まっていく感じ。
鈴さんは元々明るい人だから友達はいっぱいいるけど、司が鈴さんだけでは開けない扉を開く手伝いをいっぱいして、世界を広げてくれていたんだよね。



続きを読む

matakita821 at 17:39|PermalinkComments(6) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年04月23日

「しあわせは食べて寝て待て」第4話

『あのころは具合が悪い中、壁にぶつかると
とことん落ちていった・・・』


 「死にたい」という言葉が普通に口をつく。
そんな自分に
「な〜んて嘘だけどね」と言い聞かせごまかしてきた。

 大人は自分で自分の機嫌を取って、叱咤したりして何とか頑張っている。
落ち込むだけ落ち込んだら上がるだけさ・・なんてつぶやきながら。

 今は自分の気持ちを整えるスープを自分で作っている。
料理って、作っている過程もごちそうなんじゃないかな。
たまにすんごい面倒くさいけどさ( ̄▽ ̄;) 癒し効果あるよね。
切って、炒めて、煮て・・調味料を加えて。
手を動かして、匂いをかいで、味見して。
その過程もエネルギーになる。
そしてできあがったものも、もちろん美味しい。

 黒豆ってこんなふうにスープにするって考えなかったよ。
枝豆とかグリーンピースとかなら入れてたけど、
なんか黒豆差別していたワ( ̄▽ ̄;)
トマトの赤と黒が目にも新鮮。滋養をくれそう。
今度作ってみよ!

 
 佐久間さんのとこの部屋に越して来た高麗さん(土居志央梨)はイラストレーターらしい。引っ越し早々、町内会の強引な勧誘に遭って困っているところを司(宮沢氷魚)が助けたぞ。

 いや〜コレ、ひどかったね( ̄▽ ̄;)
強制加入な感じだったし、入った早々役員って何もわからんのに無理だろ!そんなだまし討ちみたいなことするから町内会から離れていくんだよ(うちの町内も班長やらされるなら町内会抜けますって人多数。ソレ言っていいんなら私だって抜けたいよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)それにプロにタダでポスター描け(「チャチャっとさ」とか言いつつ注文つけるやつ)って失礼すぎるだろ。

 いつもだったらしっかり言い返すのに何だか調子が悪いと伝えた高麗さんに司は、「夏に弱った脾がまだ回復していないんじゃ?それでパワー不足になりがちなんです」とミニ薬膳知識を披露して去っていくのだった。

 なるほど、そういうことかい。
夏にしろ冬にしろ、季節の変わり目には要注意だね。

 で、挨拶に行った高麗さんとさとこ(桜井ユキ)に揚げたて天ぷらセットをおすそ分けしてくれる鈴さん(加賀まりこ)。揚げたの司かしら。

 いや〜美味しそうだった!
サクッ・・・音も食欲誘ったわ〜
あ〜ぁ・・・誰かが揚げてくれた揚げたて天ぷら食べたい・・(´;ω;`)

  かぼちゃ、鶏肉、さつまいも、マイタケ、蓮根。
どれも脾の働きを助ける食材なんですってよー!
あぁーー誰か鶏肉とさつまいもを・・ヾ(-д-;)



続きを読む

matakita821 at 17:11|PermalinkComments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年03月12日

夜ドラ「バニラな毎日」 第30夜

 さて、ヴィクトーと結婚することを報告した佐渡谷さん。

「別に浮かれポンチって訳じゃないのよ」

 わかってるって!(笑
プロポーズする予定だったけど、ヴィクトーの方からしてきたんだって〜!
でも詳しいことは内緒。

 葵(蓮佛美沙子)はお祝いのパーティ開催を宣言!

「私がケーキ作ります!」

 さて、どんなケーキになるんじゃろ。



 その後、秋山君(木戸大聖)と密会する佐渡谷さん(永作博美)の姿が。
ここは秋山君ちなのかしら?(カラオケボックスでした( ̄▽ ̄;))
なんか恋バナで盛り上がっております。

 秋山っち、葵に会いたいけど無理っス!とか言ってたけど、
この前あんなにライブに感激したメッセージもらったんだから、
イケるイケるぅ。

 しかし仕事の話を振るとトーンダウンする静。

「今は歌から逃げてる感じかな」
「あなたの人生長いからね。
ま、太陽でも浴びてゆっくりやってったらええワ」
「フフ・・・
いやいや、そういう訳にいかないんですよ。
マナミンがいなくなる訳だから、
僕が代わりに白井さんを支えないといけないでしょ」


 このふたりの会話もえぇねぇ。
友達みたいな、兄弟みたいな。
秋山君が心を許して預けているのがよくわかる。
やっぱり佐渡谷さんは特別なおばちゃんやね。



続きを読む

matakita821 at 17:06|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年02月26日

夜ドラ「バニラな毎日」 第22夜

 『パティスリー ベル・ブランシュ』を復活させる!
葵が今やりたいことは、

「自分のベストだと思うお菓子を
自分の手で作って、
自分の手でお客さんに渡したい!」


 もちろん佐渡谷さんは喜んでくれた。
んが、ちょっとだけ葵(蓮佛美沙子)よりは冷静だったぞ。

 心配していた通り、
葵はまだ大家さんに話しとらんかった・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

「はよ、大家さんのとこ、行ってきなさい!」佐
はい!




 大家さんも鬼やない。
必死で頼む葵にチャンスをくれた。

「ちゃんと店の経営ができるような
根拠を見せてくれるか?」
「根拠?」葵
「根拠」
「分かりました!根拠・・・」
「根拠」




続きを読む

matakita821 at 17:10|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月24日

夜ドラ「バニラな毎日」 第4夜

 「タルトタタン」、完成!
美味しそうだった〜
粉砂糖を炙ってできた艶がたまらん。
噛む音も味なんだね。

 葵(蓮佛美沙子)、「本当は良くないけど、何事も挑戦ということで」と言いながら柔軟に対応してくれた。きっと今までだったら、そういう妥協を自分にも他人にも許さなかったんじゃないかなぁ。

「失敗作がこんなに美味しいなんて!」順子(土居志央梨)
「そう。失敗したっていいのよ。
いろんなやり方でやり直せる」佐渡谷(永作博美)
「・・・・・」葵


 佐渡谷のさりげない言葉が葵と順子それぞれの心にじんわりと伝わっていく。


 その後、ちょっといいことをした気分で
気持ちよくカフェで働いている葵に事件が。

 店長にお店をやっていたパティシエとバレてクビ宣告さ〜
レシピ盗まれるアレから同業者は雇わない規則になってるんだと。
いやいやいやいや、そんなことするかいな( ̄▽ ̄;)
「お金が必要で!」とすがってみたが問答無用で、もう来なくていいとバッサリさ。

 カフェのバイト代は120,000円、コンビニバイトで70,000円。
銀行への返済が毎月12万。
家賃が45,000円。
カフェのお給料が無くなったら借金返済どころか生活にも困窮してしまう。
絶望・・・・・


続きを読む

matakita821 at 16:55|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月23日

夜ドラ「バニラな毎日」 第3夜

「自分の心の声だけは・・・
聞き逃さないであげてね」佐渡谷
「・・・(うなづく)」順子




 さて・・・順子が帰ってしまった後、残された二人。

「正直私、順子さんが失敗したらいいのにって思っちゃいました。
何か・・ああいう態度でお菓子作られるの
なんかしゃくで」葵(蓮佛美沙子)
「ちょっとお!営業妨害はしないでよね!」佐渡谷(永作博美)
「してないですよ!
むしろ私は失敗しないようにアドバイスしようとしたのに、
アレ、わざと失敗させました?」
「う〜ん・・・・」


 何かを察した佐渡谷さんは、失敗を恐れることないよ・・と伝えたかったんじゃないかな。だから、ホラ、一緒に失敗してみようよ?大丈夫だよと見守っていた。
葵に声をかけたのは彼女の作るお菓子に惚れていたのと場所が欲しかったってのが一番だろうけど、好きなことをしているのに、どこか生きずらそうな葵をほっとけなかったのかもしれない。

 佐渡谷が次に順子(土居志央梨)と作ろうと決めたのは「タルトタタン(葵提案)」。
なんとか彼女を誘い出すことに成功。
今回は葵が積極的に誘導し成功体験を味わってもらうつもり。

 緊張しながら作業を開始した順子だったが、バニラビーンズを入れるタイミングを見計らっているうちに失敗したトラウマが蘇ってしまった。職場で成果を上げられなかった結果、受けた処遇、責める声、呆れた言葉、叩きのめされた自信。過呼吸なのかな。そんな順子さんを救ったのはバニラビーンズの香りだった。

 香りって大事だよねぇ。
パン屋さんに入ってもあの匂いに癒されるもんね〜
美味しそうな匂いは幸せをくれる。

 「本物」の材料を使ってきたことで赤字を出してしまった葵も
佐渡谷に本物のすばらしさをわかってもらえ、だからこそ順子に届いたのを実感できて嬉しかったみたい。バニラの香りは葵をもリラックスさせた模様。教え方も表情も優しくなった。



続きを読む

matakita821 at 18:40|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

夜ドラ「バニラな毎日」 第2夜

「何でですか・・・
何で失敗するのがわかってたのに
教えてくれなかったんですか?
たったこの数時間に
私がいくらお支払いしたか分かってますよね?
なのに・・・
なんでこんな失敗したものを私が?!
私はあなたたちのクライアントでしょ?!
クライアントの要望に応えるのが
あなた達の仕事ですよね?!
仕事をなめすぎじゃないですか?!」順子
「言い過ぎじゃないですか・・?」葵


 衝撃的な展開に驚き戸惑う葵(蓮佛美沙子)。
でも佐渡谷さん(永作博美)は全く動じない。


  作っている最中も順子(土居志央梨)の勘の悪さや遅さ、センスの無さにイライラし、手や口を出したくてたまらない葵(顔に出てたけどな( ̄▽ ̄;) )と、終始「大丈夫、大丈夫」と穏やかな顔であるがままを受け止める佐渡谷さんが対照的だった。
 
 多分、失敗するのが耐えられない順子さんは、「自由に」という言葉が苦手だ。勉強も試験も好きだったろうし難なくクリアしてきたのだろう。なのになぜ、たかがお菓子つくりがうまくいかないのだろう。頭ではわかっているのに、できないのがもどかしく腹立たしい。

 多分、料理自体ほとんどしたことがないんじゃ?( ̄▽ ̄;)
おかずを作ったりする料理とスウィーツでは多分違うんだろうけど(わたしゃ、計量が面倒くさいし適当にやりがちなので手を出せない)、やっていればある程度、作業の予想はつくと思う。

 ならばなぜ順子は見るからに難しそうなフルーツタルトを作ろうと思ったのか?
もっと簡単なシフォンケーキとか(いや、それすらも私は作ったことないが)から始めればいいじゃんか。今まで失敗したことないから過信したのか?自分の能力にショックを受けた順子は怒りを二人にぶつけ(あの言葉はいつも彼女が仕事の際に言われているものなんだろうか)、去って行った。発作起こしたみたいになってたけどトラウマでもあるのかしら。どうなるんかのぅ・・・

 第1夜 第3夜 第4夜
 第5夜 第6夜 第7夜 第8夜
 第9夜 第10夜 第11夜 第12夜
 第13夜 第14夜 第15夜 第16夜




人気ブログランキング
人気ブログランキング
ドラマランキング
ドラマランキング
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

matakita821 at 17:11|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

夜ドラ「バニラな毎日」 第1夜



「あなた、ここで何しようとしてるんですか?!」
「(にま〜〜)・・・お菓子教室」


 こだわりぬいた厨房をベタベタと触り、がさつに開け閉めする佐渡谷(永作博美)にイライラキリキリする葵(蓮佛美沙子)。余裕で応える佐渡谷の空気に、もう飲まれている(笑)これだけでも二人の性格がよくわかる。

 やっともった自分の店を5年で閉めることになった葵。
お客さんが並ぶほど繁盛していたけど(最終日だったからか?)
内情は燃え盛る火の車〜( ̄▽ ̄;)
閉店日に手伝ってくれた友達の「こだわりすぎたんじゃないの?」という言葉が痛い。
そんなことわかっている。
でも材料の質を落としたくないし、お客様に自信を持って提供できるケーキを作りたい。
納得のいかないものを出すのはプライドが許さない。
その結果がこれだった。

 借金返済のためバイトを掛け持ちし忙しく過ごしている葵に声をかけてきた謎の関西系のおばちゃん。いきなり店を貸して欲しいというのさ〜
胡散臭いったらありゃしない(笑)
調べたら素人に毛が生えたレベルの料理研究家。
レシピも適当で手抜きにしか見えない。

 なんか気になるドラマ。
そして永作博美さんと蓮佛美沙子さんという二人の役者さんへの信頼感から見てみようと思います。

 第2夜 第3夜 第4夜
 第5夜 第6夜 第7夜 第8夜
 第9夜 第10夜 第11夜 第12夜
 第13夜 第14夜 第15夜 第16夜




人気ブログランキング
人気ブログランキング
ドラマランキング
ドラマランキング
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

matakita821 at 17:09|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年11月16日

「無能の鷹」第6羽 会社に行かない主義の君へ

「ところで、鶸田君。
結局、同期ってなんだっけ?」鷹野


『同期や同僚は友達と違って不思議な関係だと思う。
僕はこの関係がずっと続くと思っていたんだ。
この時までは・・・』


 えぇーーー?!
なになに?この鶸田の不穏なつぶやきは・・・
いったい何が起こるっていうのさ?

 朱雀部長(高橋克実)が償いの韓国家族旅行へ行ってしまい、『サンキューポイント』とやらの導入を頼まれた鴫石部長(安藤玉恵)が説明に来た。

 『サンキューポイント(通称サンポ)』とは・・・社内の人に感謝を伝えたい時、その相手にポイントを贈るというシステム。ポイントが貯まると景品がもらえるそうな。

 景品・・ったってさ〜どうせたいしたもんじゃないんでしょ?( ̄▽ ̄;)
いらんもん貰ってもな〜特別休暇とか高級ホテル宿泊券とかだったら頑張るけど。

 営業部内でも普通にサンポのやり取りが行われるようになり、鳩山さん(井浦新)と鶸田(塩野瑛久)の間にはあったか〜いムードが。しかし鷹野に一日10回以上感謝する鳩山さんを批判する雉谷(工藤阿須加)、それに珍しくイラッとする鳩山さん、さらにサンポの強要をする鵜飼(さとうほなみ)に困惑する人々(その後、鵜飼のサンポ搾取はヒートアップ。不正取引に手を出すようになりサンポ警察に捕まってしまった)雰囲気がギスギスしてきております。

 そして鶸田は初めて大きな案件をまかされ緊張とプレッシャーの日々を過ごしていた。クライアントは老舗菓子メーカー・貝塚製菓さん。
必死にプレゼン資料を制作しているが、相棒の鷹野(菜々緒)は例によってお菓子食べてるだけ(一応貝塚製菓さんの『シーフーダ!』)。

 そんな時、烏森(永田崇人)が現れ、学生の会社訪問の営業部担当を命じられた。一応、その部の若手が担当することになってるんだって。そんな余裕ないと断る鶸田に慈愛に満ちた顔で「協力しよう」と話す鷹野 ( ̄▽ ̄;)

 ちなみに烏森製作「社内相関図」で、この二人への評価は・・・
鶸田→影キャの役立たず
鷹野→無能


 憂欝な会社訪問対応の相談をする鶸田。
そしていつものように想定問答を演じ応える雉谷。
(って、この突然照明が消えて始まる舞台劇みたいな演出好き〜)

「・・・てな感じで〜
人事が求める愛社精神あふれる模範社員を憑依させて
きれいごと並べときゃいいんだよ」
「そんなの雉谷さんにしかできないですよ〜」鶸田
「ていうか、詐欺だよね〜」鵜飼
「慈善事業です」雉谷


 まぁね〜ここはブラックではないけれど、
いいことしか言わない場だよね〜( ̄▽ ̄;)
まさかパワハラ部長がいますとか、残業週50時間ですなんて教える訳ないもん。



続きを読む

matakita821 at 20:44|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加