古川琴音

2026年07月10日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第6週 ep.24

 なんとか墓じまいのことを伝えたくて「はか・・」と象子が言ったところから、柴崎(中村蒼)の妄想トークが始まっちゃったよ( ̄▽ ̄;)

「え?葉加瀬太郎?
いや、俺、葉加瀬太郎に似ているって
言われたのは初めてだなぁ。
役所広司(←コレも誤解)の次は
葉加瀬太郎・・・
芸術味も増してきたか。
うん。嬉しい。じゃあね」


 ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 一人で完結してんじゃねーよ!
ご両親も呆れてっぞ。
納得しない多鶴(三宅弘城)と宮子(西田尚美)に後を追いかけるよう言われ、1時間休憩を取ることにした象子(古川琴音)。いや〜厳しいぞ、この状況。

 で、柴崎を見つけたのだが〜
麗華(伊藤万理華)と待ち合わせしていたらしく・・・
メニューで顔隠していたが、すぐにバレ・・・

「え?なんで?
何で、いるんですか?(なまってるw)」象子
「友達・・・以上かもね
「はあ?!」
「ねぇ?この人達だれ?」


 あら!麗華にも視えるんだ?
視えてないのは柴崎だけという・・・
で、三人が食べるところを隣の席でず〜っと見ている柴崎両親。

 シュールな時間が流れたが、落ち着いたところで本題に。

「墓じまいを考え直して欲しいそうです」
「え?なにソレ・・」柴崎
「ご両親が、そう伝えてくれと」
「親父とおふくろが?」


 見えんけどおる・・らしいと了解。

「俺の目に見えたら、ぶっとばすのに」

MOJACAT
Kan Sano
ORIGAMI PRODUCTIONS
2026-04-22


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2026年07月09日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第6週 ep.23

 あらっ!象子さん(古川琴音)乗車拒否?と思ったら・・・
ちゃんと乗っていた。二人も。
行き先は『エルシアタワー』。
象子がちょっと変な顔になったのは、
いつも行ってる所だからなんだね。
劇伴は奇妙な揺らぎを感じさせつつ車は発車。

 二人の会話に出てくる『八雲』って・・
ついに愛を見つけた柴崎(中村蒼)のことかい?( ̄▽ ̄;)

 到着して立派な建物に感心する夫と思われる男・多鶴(三宅弘城)と妻らしき女・宮子(西田尚美)が、出て来た人を見て「八雲!」と驚いていたと思ったら、柴崎が近づいてきた。そして夫婦は消えていた・・(ちゃんとお金払ったの?( ̄▽ ̄;))

 柴崎、変な夢(両親が訪ねてくる夢)を見て寝不足だそうな。
ご両親、一応、夢で知らせてはいたのね。
柴崎の大学の入学式には二人で来たって言ってたから、その後に亡くなられたのかしら。

「ミスミスの親ってどんな人?」
「どんなって?」
「仕事は?」
「父は動物学者で、母は象使いです」
「さすがミス・ミステリアス。
なかなか本当のことは言ってくれない」


 いや、ホントのこと言ってると思うよ( ̄▽ ̄;)
ミスミスならそういう両親って納得しそうだけどな。


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2026年07月08日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第6週 ep.22

 タイムマシンが消えて、ショックを受ける男(鈴木浩介)。
象子(古川琴音)は、多分、車は大森南署に運ばれたと思うし、罰金も3万ぐらいなので元の時代に戻れないことはないとアドバイス。

「ずいぶんと冷静に言いますね。
タイムマシンとか、
普通、頭が変だと思うでしょ?」
「・・未来から来たんですか?
過去から来たんですか?」
「未来です」
「この広い東京なので、
未来から来た人ぐらいいるかと」
「・・・・」

「私としては
未来から来ようが何だろうが、別に。
均等にお客様なので。
お金さえ払っていただければ」
「・・・・・」
「あ、失礼ですが、
お金持ってらっしゃいますか?
たまにいらっしゃるんですよね、
自分の国の通貨で払おうとする方」
「あります」
「良かったです」

「僕以外にもいるんですか?
そういう・・類いの人って」
「宇宙人と魔法使いは一回」


 『魔法使い』は第2週第5話に登場したが、宇宙人っていたっけ?( ̄▽ ̄;)
まぁ、とにかくお客様でさえあれば(料金払ってくれれば)半魚人だろうと大魔神だろうと無問題さ。

 男は自分自身のことを語り始めた。
2080年の世界で探偵のような仕事をしていて、担当は『依頼者の後悔をなくすこと』だそうな。

 未来になっても人間の後悔と過去を変えたいという思いは変わらない。
やっぱり、あの雨宿りで恋が生れそうなところを邪魔したのは男性からの依頼だったんだね。雨宿りがきっかけで交際を始めた二人だったが、痴情のもつれでケンカになり、女に階段から突き落とされて足が不自由になった。

「あいつにさえ出会わなければ・・って」男

 いやいやいや、痴情がもつれないようにしたら良かったんじゃ?( ̄▽ ̄;)
出会いを止めたから男性の足も未来の状態も変わったのかな。


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2026年07月07日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第6週 ep.21

 象子(古川琴音)は雑誌の30歳の女性のキャリア特集『30歳、今ここに立つということ』というインタビュー候補者になったらしい。厳密に言うと、あと13日で30なのだが、雑誌発売時に30になっていればセーフらしい。

 受けるかどうか決めていないという象子にちょっと驚く平良さん(小林桃子)

「先輩、表に出たりとか、
そういうの嫌いそうだから」
「・・・・・」
「あ、もしかして、
見て欲しい人がいるとかですか?」


 平良さん、鋭い( ̄▽ ̄;)
でも「私は別に」と返すと特に深堀りするでもなく帰っていった。
平良さんもアッサリしてるよね〜。

 インタビューの資料には質問内容が書かれていた。
『あなたにとって働くとはどういうことですか?』

 テーマが大きすぎて答えずらい( ̄▽ ̄;)
今週のテーマは『働くこと』?

 オープニングの説明、一回目とかにあったっけ?(←すでに忘れている・・)
なんか声の調子も映像も昭和っぽくていいわぁ。
あ〜〜リリーさんだったね。

『蘭象子 29歳。
職業 タクシードライバー。
特別話がおもしろい訳でも、
特別気配りができるわけでもない。
しかしなぜだか
彼女に出会った人はみな、
ふと、その夜のことを思い出す』


 今夜のお客は柴崎(中村蒼)。
後輩の送別会だったそうだが、しきりと臭いを気にしているもんだからデートだってバレてるぞ。「ファミレスで愛が待ってるみたいですし」とか象子に言われて狼狽えとる(笑

「純粋な人なんだぁ〜〜
ファミレスのメニュー見るだけで
目を輝かせるぐらい」


 なんて言いながら、このまえ目撃した(第5週20話 ファミレス前での畑中君との会話)男性について質問したのだが〜「人違いです」で通す象子。まぁ、そうなるよね( ̄▽ ̄;)


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2026年07月03日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.20

「ひどいわ!ひどい!
どうしてこんなことするのよ?!
こんな知らない町の、
こんな所に連れてきて。
私の気持ち知ってたから、
こんなことするのよね?!
もういいわ・・」ちひろ


 怒って去って行こうとするちひろ(筒井真理子)を鎌田という青年が迎えに来た。GPSかなんかで場所検知したのかしら。青年はちひろの息子らしい。象子は『ミチさん』について聞いてみた。

「母は23歳の時に結婚しました。
その時の自分に戻ってるんです。
母にとって『ミチさん』はどんな存在なのか、
僕にはわからない。
いや、わかりたくないだけかもしれませんけど」


 象子は帰る前に二人で話す時間をもらった。
名前を呼ぶとちひろは機嫌を直し、
『ミチさん』とちひろのことを話してくれた。

「自分の家に帰るのに
地図を見る人がいてもいいと思います。
そういう人がいても、いいと思います」象子
「・・・・どうしてここに連れてきたの?」
「導かれたんだと思います。
存在しなかった、
存在できなかった未来に」


 同じクラスになった『ミチさん』が話しかけてくれてすごく嬉しかったこと、『ミチさん』に今までなかった新しい未来を感じたこと、一緒に先生に怒られたこと、親とか先生に怒られる時、『ミチさん』が素直に怒られるのに驚いたこと、卒業式に別れるのがすごく寂しくて悲しかったけど、あえて「またね」と言わなかったこと。

「ミチさん思うと、
胸があったかいのに、
苦しくなるの。
この気持ちが何なのか知るのが怖くって。

でもね、今なら思うわ。
好きとか、そういう言葉に
当てはめる必要なんかないのよね。
心に残る大事な人。
・・・大事な人」


 ちひろは象子の顔に触れ、抱きしめた。

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2026年07月02日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.19



 畑中君(佐久間悠)が持っていた紙は、死なせてしまった患者さんの『退院したらやりたいことリスト』。「ストリートミュージシャン」以外は、

「仕事帰りにコンビニで晩酌したい」
「Lサイズのポップコーン食べながら
映画館で一日中映画を見る」
「電車に乗って、
特に目的もなく遠くまで行きたい」

その他は見えなかった・・( ̄▽ ̄;)

 『償い』という訳でもないけれど、そういう気持ちでやっていた。
そしたら、そんな時に象子に再会してしまった。

 不思議な巡り合わせ。
人生にはたまに、そんな偶然があるんだと思う。
それがプレゼントなのかびっくり箱なのかはわからないけれど。

 畑中君は来週裁判があるので、裁判所までの送り迎えを頼みたいと言ってきた。

「それは・・・客として言ってる?
それとも畑中君として言ってる?」
「・・・・俺として言ってる」
「だったらごめん。引き受けられない」

「あぁ・・なんで?
あぁ・・・殺人犯を乗せるなんて嫌か。
しかもそれが初恋の人だったら尚更」
「・・・」
「蘭さんは、僕のこと好きじゃなかった?」
「・・・わからない。
私にとって畑中君は・・・
分からない」
「ごめん・・・言い過ぎた」


 畑中君は降りていった。
ミュージシャンのギターケースにお金を入れたかったけど財布の中にお金は無かった。しかたなく「牛丼無料券(5枚綴)」を置いたのだが、「肉食べないんですよ」と言われ財布に戻す畑中君。
その背中を劇伴が優しく見送ったけど・・・

 リストに書いてあった「ストリートミュージシャンにちょっと多めのお金をあげて驚かせたい」は叶えてあげられなかった。裁判の日、せめて初恋の人に送迎してもらえれば耐えられるかもしれないと思ったのかな。あんな余計な言葉を言う畑中君ではなかった。かなり追い詰められている。

 でも、畑中君の人生の大事な局面に立ちあえるほど象子(古川琴音)の中に彼への確かな思いがある訳ではない。同情や勢いで受けていい話じゃない。象子にとって学生時代唯一笑顔で思い出せる存在の人であったとしても。だからこそ。

 「わからない」それが正直な気持ちなんだと思う。「恋」とも「友情」とも名付けられない。あえて名づけずに置いておいた思いなのかもしれない。
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2026年07月01日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.18

 畑中君(佐久間悠)が告げた行先は「ストリートミュージシャンがいそうな所」。
で、道中、当然昔話になる訳さ。

 象子(古川琴音)はクラス会とか行かないだろうな〜と思ったけど、畑中君も行ったことないらしく、同級生の話題は出ない。行ったところで二人とも話すような相手いないそうな(畑中君は否定。友達がいなかった訳じゃなく象子が好きだから一緒にいたんだと)。

「畑中君は、畑中君じゃないみたい」
「どういう意味?」
「もっと言いたいことが喉まで出かかっているのに、
そのまま喉につかえたままみたいな人だった」


 こっからは二人の高校時代エピソード。
二人とも、ぜんぜん高校生いけるぞ(笑。

 畑中君が手相の本を読み、象子の手相を観ていたのを見ていた他の女子が、私も占ってぇ〜ん 的に近づいてきて、それから学内で二人で手相占い(畑中が観て診断、象子がわかりやすく相手に伝える)をするようになり、顧客も増え、要求してないのに代金払ってくれるようになり結構儲けていたらしい。

 畑中君、自分の将来がどんなもんなのか知りたかったのもあるだろうが、象子の手を握りたかったって男子の思いもあったんじゃ(笑)象子は手取られても平常心ぽかったが( ̄▽ ̄;)てか、手出してと言われて拳突き出すって(笑

 しかし生徒間での金銭取引が教師達にバレ、翌日呼び出されるらしいという情報を畑中がキャッチ。怯える畑中に象子は貯めたお金を「使いきろう」と提案。

 面白いよなぁ・・
象子の、このどんな状況でも動じず受け入れ、楽しもうとするのっていつからなんだろう。とにかく発想が特別。


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2026年06月30日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.17

 ムリさん(和久井映見)と麗華(伊藤万理華)の会話が楽しい。
って、まだ先週の銭湯の件をムリさんは怒っとる( ̄▽ ̄;)

 話は麗華の新ドラマ、『恋が何味かなんて わたしたちは 考えもしなかった』に。
HPのトップページではブロッコリーを手にした麗華が男性に抱き留められとった。どういう状況?と象子(古川琴音)が聞いてみたら・・・

 麗華と相手役・コージとの出会いはブロッコリーだった。
コージは趣味が筋トレでササミとブロッコリーしか食べないのだが、買い忘れたブロッコリーを買ってきた帰りに麗華とぶつかりそうになる・・二人は同じMSに住んでいた・・という・・


 韓ドラみあるね( ̄▽ ̄;)
主人公の心情について理解できない部分をムリさんに尋ねる麗華。恋をしたことがないのでわからない部分があるそうな。ムリさんからツッコミが入る。

「よくその感情の解像度で女優やってるわね!」

 俳優界における派閥、『清純派』『演技派』『個性派』の他に『はっはっ派』が欲しいとあっけらかんと提示する麗華に笑ってしまった。

 二人の会話を聞いている象子の表情がリラックスしている。
この二人のいつもの会話に癒されているのかもなぁ。


 ところで、今週のテーマは『恋』?
タクシーから降りてMSに向かっていたら足がグキッとなって転びそうになった麗華を、にゃんと柴崎(中村蒼)が抱き留めた。しかも手にしていたブロッコリーを放り投げて。そのブロッコリーをブーケトスみたいに麗華がきれいにキャッチ!

「コージ?」麗華
「・・・・役所ですか?」
「え・・・?」
「俳優さんみたいって言われることは
たまにあるんですけど、
役所広司に似てるって言われたのは初めてだなぁ・・」
「・・・・」
「筋トレで渋みが出てきたか。
うん。嬉しいです」


 噛み合ってない。全く嚙み合ってないよ!
でも、恋は誤解から?

「あなたこそ女優の寿々木麗華さんにそっくりですね」
「本人です」
「え?」
「寿々木麗華です
「・・・柴崎八雲です」


 あら〜〜麗華の初めての恋、始まっちゃったかしら?
そして愛の狩人・柴崎、ついに『愛』を見つけちゃうのかしら〜?


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2026年06月26日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第4週 ep.16

 川に入ろうとしていたのは『筒の人(第4週 ep.13)』だった。
自殺でもなく、何か落としたのでもなく、
単なる酔っ払いだった( ̄▽ ̄;)

 中々戻ってくれなかったが、彼女(礼真琴)の言葉から象子(古川琴音)が執事的口調(どういう設定?)で戻るよう頼むと、大人しくついてきた。で、車に乗せると爆睡。こういう場合は普通警察に連絡するらしいが・・・麗華(伊藤万理華)が行先変更。

「お風呂入りに行こう。みんなで。
風邪ひくといけないし、
この人も頭すっきりするかもだし」


 麗華って、いい意味で自由なんだね。
目の前の場面を躊躇なく変える決断ができる。
そして有名女優らしいのだが、垣根がない。

 そんな訳で一応、象子も止めたのだが〜(→その後バレて、ムリさん激おこ)
目が覚めて「筒置いて来た車の運転手」だと気づいた女性も賛成したため、3人で銭湯へ。

 いや〜そんな仲でもなさそうなのに裸になるってハードル高そうだけど、象子ってそういうのは大丈夫なのかね?( ̄▽ ̄;)

 銭湯初体験の麗華は子供みたいにはしゃいでる。
で、当然「寿々木麗華」とバレてサインを求められとる。
こういう邪気のない子だから象子も好きになったんだろうなぁ。

 女性は筒を捨てさせたことを謝り、中身は感謝状だと言った。
高校生の時、さっきの川で死のうとしているおじさんを助けたことがあり、その感謝状らしい。その頃は『人の役に立ちたい』と純粋に思っていたから、助けることができて嬉しかったし、勉強も運動もイマイチだった彼女は初めて自分が認められたと思えたそうな。

「でも・・いざ自分が社会に出てみたら・・
だんだんあのおじさんの気持ちがわかるようになって、
あのおじさん、私が感謝状もらって誇らしげな時、
どんなこと思ってたんだろう・・・
今、何してんだろう・・・
生きてんのかな・・・
そんなこと考えるようになっちゃって・・」


 役に立てたと思ったのに、おじさんにとってはそうじゃなかったのかもしれない。輝いてみえた感謝状が今は自分のとんちんかんさを証明するもののように思えてしまったのかな。重い。でも捨てられない(いや、シュレッダーにかければ・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)で、象子に託したという訳さ。

「どんだけちっぽけなんだろ・・私。
本当の意味で人の役に立ってる人って
ああいう人(麗華)のこと言うんですよね。
みんなを自然と笑顔にする」

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2026年06月25日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第4週 ep.15

「二の腕」象子
「・・・・・ありがたいけどさ」陽斗


 陽斗は医者がいいってもんしか食べないことにしているそうな。
それ聞いて、白玉をパクパク食べ始める象子(笑

「あ、ずるい!
二の腕食ってて、ずるい!」陽斗


 ここで陽斗から、手の甲に白玉をつけてという要望が。
しかたなく白玉で、ポム してあげたぞ。
目をつぶって白玉を目いっぱい感じとる(笑

「うっひょ・・・
え・・も一1回・・・・
うっひょ〜〜!


「どうですか?刺激の方は」象子
「すげぇよ!
白玉でこんなに興奮できる日が来るなんて」


 陽斗からは、もう一回リクエストがあったが、象子が飽きたんで終了。
残念でした。
でも、もうちょっとで止めといた方が白玉ドリーム続きそう。

 白玉を作ってきたことを「すがすがしいくらい偽善」と自分で言った象子だったけど、今日は、さらに付け加えたぞ。

「でも・・・『身の丈』って言葉使うの、
もう少し先の未来でいいんじゃないかなって思った」
「・・・・・」
「ねぇ、人の役に立ちたいって思ったことある?」
「え?」
「あ・・・何か変な質問だった?」
「いや。
人の役に立ちたいって僕の世話しにくる人いるけど、
自分でそんなこと考えたことなかった・・・」
「・・・そう」


「いいね。いいかも。
人の役に立ちたいかも・・・」
「どうして?」
「自分も社会の一員としていていいんだって、
思える気がするから・・」
「・・・・・」
「働いてみようかな・・」


「カフェがあるんだって。
分身ロボットでも働ける。
・・・で、理想の二の腕に出会う」陽斗
「勝手にすれば?じゃあ」
「象子・・・
今日は・・ありがとう」
「・・・(頭を下げる)」


 象子、平良さん(小林桃子)の気持ちを知りたくていろいろやってみたんだね。でも、確かに陽斗の役に立ったよ。何気なく言った象子の言葉が陽斗の中でパチンと弾けて夢や希望になって広がった。考えたこともない新しい世界への扉が開いた。

 そして陽斗も象子の役に立ったと思われ。誰かのために動くということをやってみて象子も自分の知らなかった自分自身と出会えたんじゃないかな。何より、陽斗の「ありがとう」という言葉がじわじわと心の中で光っている。


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2026年06月24日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第4週 ep.14

 あのロボットは遠隔で操作している『分身ロボット』なんだと。
持ち主は矢野陽斗君(兵頭功海)。
病気で生れた時から寝たきりらしい。

 今日の目的は源さん(竹中直人)によると「大人の遠足」。
陽斗が遠足に行ったことがないと言ったので誘ったんだと。
陽斗は源さんと二人っきりだと思っていたようだが、源さん的には3人の方が面白いかなと思ったそうな。

 ところで象子をタクシードライバーにスカウトしたのって源さんだったんだね。そして源さんも昔、タクシードライバーだった。象子にタクシードライバーとしての資質を見出したのかね?

 目的地はゲームセンター。
で、『ワニワニパニック』に挑戦するも反応が鈍すぎる源さん( ̄▽ ̄;)
そして瞬発力ありすぎる象子(古川琴音)(笑

『楽しかった?』陽斗
「所詮はプロブラミングされたワニだね」象子
「まるで本物見たことあるような言い方」源
「フン!」


 いや、きっと見たことあるんだと思うよ( ̄▽ ̄;)
お次はクレーンゲームを御所望。

 例によって全く取れないながらも頑張ってトライし続ける源さんに陽斗はモニターで指示を出しとる。不満を漏らしながらダメ出ししたり呆れたりする陽斗の態度に象子はイラッ。

「あなたが遠隔操作していいのは
ロボットであって源さんじゃないから」
『・・・・・・』


 怒りパワーで次々とぬいぐるみを釣り上げる象子(笑
空間認知能力高すぎ。
腕いっぱいにぬいぐるみを抱えてモニターに映った。

「取った」
『象子がね』
「あげる」
『いらない』
「なんで?」
『自分で取りたかった!』

「これはあなたが取った。
正確には取らせた。
私はあなたに腹が立った。
それが原動力になった。
だからこれはあなたが取ったもの」
『そんな理不尽・・』
「遠足は理不尽を学ぶものでもあると思います」


 確かに。学校行事は理不尽なこと多いワ(笑
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2026年06月23日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第4週 ep.13

 女性のお客さんがシートに置いていった筒状のもの。
付箋が貼ってあった。
『中は見ないで、捨てておいてください』

 自分では捨てられないけど、そばには置いておきたくないもの?
普通だと卒業証書っぽいけど、結構カサカサ音していたから写真とか?

 象子(古川琴音)は指示通り見ようとせずロッカーにしまったが・・・
後輩の平良さん(小林桃子)は興味を示した。

「先輩は玉手箱、絶対に開けない人ですよね。
なんなら開けないでいるうちに存在も忘れてそう。
で、大掃除の時に引き出しの奥から見つけて、
『なんだっけ・・これ』って」
「開けて結局、おばあちゃんになっちゃう?」
「そうです」


 玉手箱問題、深く考えてこなかったけど、平良さんの言う通りかも。
おみやげ風に見せておいて、開けたら老ける・・罪(?)と罰が釣り合ってないぞ。やはりビリビリするぐらいが丁度いいような気も。

 あ、でも乙姫様も「開けちゃダメ」って言ってたか・・
てか、開けちゃダメなもん渡すなよってね ( ̄▽ ̄;)
やっぱりあの玉手箱は人間性クイズ的なもんってことなのかしら。

 そしていつものように「つかれしらず」に行き、
『筒状の食べもの』を注文する象子。

 最初は「それはないなぁ・・」と答えて、お、ついにない日がきたか!と思わせといて、ちゃんと作ってくれるマスター(竹中直人)。
中身は・・・アスパラの豚肉巻?、とろろ昆布みたいので巻いた太巻き?、伊達巻・・?みたいのん。マスターの力の抜けきった「召し上がれ」が好き(笑

 で、マスターに休みの日に運転手を頼まれたんだが、きっぱり断っとった。

「休みの日にバイトしたら、
休みじゃなくなる」


 そうだけれどもぉ〜〜( ̄▽ ̄;)
普段世話になってるんだから〜とか思ったけど、象子にはそういう交換的な思考は、なさそう。

 ↓音楽担当のKan Sanoさんのアルバム
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2026年06月19日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第3週 ep.9 〜 ep.12

  ep.9

 一人目の客は「ムリさん」(弥生)(和久井映見)。
ムリさん情報によると麗華(伊藤万理華)は、本気で動物園創設しようとしているらしい・・( ̄▽ ̄;)
てか、ムリさんって今さらジローだけど象子(古川琴音)の伯母なんだね。HPによると、いなくなった母親の代わりに象子を育ててくれた。

 ムリさんが渡した昔の写真を見ながらピースサインをしてみる象子。
同じ髪型、同じポーズ、自分はずっと変わっていないのか?
それとも自分で気づかないだけで変わっているんだろうか?

 二人目のお客さんは怪しい水が売れずに社長(池田鉄洋)に脅されている営業の男・亀村(シソンヌじろう)。クビになりたくなかったら、次、目が合った人に水(不思議な変化の力がある『変化の水』)全部(20本)売りつけてこいと命じられ・・・目が合ったのが象子だった。

 ムリでしょ・・・( ̄▽ ̄;)
でも、とりあえず乗車してマニュアル通りの営業トークを開始する亀村。
まずはAさんの例から。

「つまりこの水、
マイナス20歳を演出できちゃうんです!」
「それって例えば・・・
6歳の猫が1ヶ月飲んだら、
1歳半の猫になるってことですか?」
「猫・・・」
「6歳の猫は人間に換算すると40歳です」
「1歳半は二十歳・・」
「はい」
「(調べながら)猫ちゃん、飼ってるんですか?」
「飼ってないです。
ふと、気になっただけです」


 一瞬、迷宮に入りそうになったが頑張って『体力不足に悩んでいた70代のBさん』について話し始める亀村。

「70代で人生で一番の筋肉美を
手に入れたって訳なんですね。
いかがです?筋肉美の変化」
「筋肉は好きです」
「それは何よりです!」

「たとえば陸上5000m走の選手の
筋肉の尽き方ってあると思うんですけど、
あれはコップ何杯飲めばなれますか?」
「陸上・・・5000m・・・
(調べながら)陸上、お好きなんですか?}
「好きではないです。
ふと、気になっただけです」


 また一瞬、思考が宇宙に飛んでしまったが、まだ頑張る亀村。
今度は『内面の活性化という変化を得た20代のCさん』について語り始めたが、例によって象子のふと気になった質問により集中力を削がれてしまった( ̄▽ ̄;)

「さっきからずっと気になってたんですけど・・
変化って幸せなんですか?
変わらないことを幸せに思うのはムリなんですかね?」


 もうムリ!(笑
禅問答みたいな問いかけされてもマニュアルに答えは載っていない。
追い詰められた亀村がポッケから取り出したものは何?

 象子は別に亀村を煙に巻こうとか、撃退してやろうとかって気は全くないんだよね。ただ、何でも質問して下さいって言われたから、ホントに『ふと気になったこと』を聞いているだけ。私もそういうとこあるからわかるわぁ。ただ知りたい、聞いてみたいだけ(笑


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2026年06月12日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第2週 ep.5 〜 ep.8


  ep.5

 さて・・・
大掃除を決意した象子(古川琴音)だったが・・・

『大掃除 どうするべきか わからない』→書いた紙丸めてポイ!→拾って象を折る

 象好きなのかしら・・
部屋にも象のポスター貼ってあるし・・
まぁ、『しょうこ』って象子(ぞうこ)とも書くしな( ̄▽ ̄;)

 で、車の中に置いてあったその象に興味を持ち、勝手に鶴に折り替える鶴を飼いたい若手女優の寿々木 麗華(伊藤 万理華)。友達のような口調。象子はいつものペースだけど麗華の言葉に自分の言葉を即座に添えるとこみると妹みたいに感じているのかしら?彼女から言われた『夢とか・・野望・・』について考えてみる。

 次の乗客は、あら!ヒデキ(吉村界人)(@ひらやすみ)じゃないの!相方は・・・薮宏太さん?なぜか箒を2本持って移動中。で、妙な会話をしていると思ったら・・・自分達は人間界にワーキングホリデーで来た魔法使いだとカミングアウト。

 でも普通に受け入れる象子に拍子抜けする藪さん(笑
二人は人間界を去るらしいがヒデキは人間界で夢を見つけたから帰りたくないと言い出した。

「俺・・アイドルになりたい」ヒデキ
「助けてください!」藪
「無理です」象子


 毎回ラストがなんとも言えず変な感じでいいんだよな〜(笑
二人が本当に魔法使いなのかどうなのかはどうでもいい。
タクシーの車内という密室はアナザーワールド。その瞬間の感覚がすべて。確かに広い東京だから魔法使いもいるかもね・・

  ep.06

 魔法使い達の事情と思い出、そして夢。
歌もヘタならダンスも踊れない。
なんでアイドルになれると思った?( ̄▽ ̄;)
でも二人の会話がじわじわきたし、彼らの友情が微笑ましかった。
いい二人だった。

「ねぇ、ムリさん、
夢って人を狂わせると思う?」象子(古川琴音)
「生きものなんて、みんな元々狂ってるわよ。
私は夢を持った方がかっこいいとも、
一生懸命生きてるだけで十分とも言わない。
生きるってシビアなの」弥生(和久井映見)


 マスター(竹中直人)とも違った刺さり方をする言葉。
彼女の人生が見える、彼女自身の言葉。

 今回の『つかれしらず』特別メニュー・「パクチーの面白いやつ」。
象子さん、あの二人にこの店を紹介したんだね。

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matakita821 at 15:57|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2026年06月05日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第1週 ep.1 〜 ep.4


  ep.1

 どんなもんかな〜?と見てみました。
なんか好きかも。

 主演は『魯山人のかまど』の人だよね?
あの頃から、ちょっと面白い役者さんだな・・と思ってたのよ〜

 そこにいるのに存在していないかのような扱いをされたり、勝手に会話に組み込まれたり、お客さんの都合で役割が変わるタクシードライバー。
自分から話し振ってくる人や、いらんこと言ってくる運転手さんもいるけど象子(古川琴音)は常にクールで、話しかけられたら対応はするが深く関わらない感じ。
いろんなことを聞いているし知っているけど余計なことは言わない。
バックミラーで一瞬交わされる目と目。

 一人目の客は、いつも象子指名の色男・柴崎(中村蒼)。
恥ずかしげもなく女性とイチャイチャ。
なんか中村さん、新鮮だわぁ〜(笑
刑務官もいいけど、こっちもいいわね。

 二人目の客は女性二人連れ。
同じ店で一人で誕生を祝っていたどうしと、一人(常松祐里)がグイグイ友達絡みしてくるが、もう片方(さとうほなみ)は嫌がっているふう。
さてさて、車内でどんな話が繰り広げられるのか。
とりあえず今週いっぱい見てみます。



  ep.2

 「やっぱり降ります!」って42歳の彼女がタクシーから降りた時、泣きそうになっちゃった。なんかこの世界観好き鴨。良質なショートショートを読んだような爽快感と満足感。

 狭い車内の中で始まる諍い、懺悔、嘘とホント。
その人を信じるかどうかって言葉ではないのかもしれない。
嘘という設定だから言える本音の隠された言葉。
ゆきずりの相手(空間)だからこそ言えるホント。

 そうして運転手さんは飴を舐めていなかったので、言っていることはぜんぶホントなのだった。
名前は蘭象子。アフリカ生れのもうすぐ30歳。

 古川琴音さんの存在感がイマジネーションを刺激してくれる。
蘭象子という人間に惹きつけられていく。

  ep.3

 サスペンスゥ〜〜
40年前に自分を捨てた父をタクシーで追う女とその息子。
そして自転車で追いかけてきた女の夫。

「あいつがお母さんのこと捨てなければ、
こんな恥ずかしい目に遭う事はなかったんだ。
だから俺は・・・あいつを許さない!」


 なんだソレ・・(笑
15分の、どの場面のどのセリフも見逃せない。
無駄がないのにゆるやかに流れてる。
そして劇伴がめっちゃ好み。

 父親の居場所を探偵を使って探した女性の言葉がなにやら刺さっているっぽい象子(古川琴音)。自分の生い立ちと重なる部分があるんだろうか。

 喫茶『つかれしらず」の『いちご定食』・・・
何かチキンぽいものの上に緑色のソースといちご、
右側のは、もしやいちごスープ?
左側のグラタンぽいものの上にいちご・・・
あれば何でも作ってくれるんかい?( ̄▽ ̄;)

「たまには無理に考えるのもいいかもね。
大掃除と一緒だよ。
掃除しててさ、『あれ?そういえばこんなの買ってたな〜』なんてもの見つけたりさ、『あ、そういえば、アレ買ったけど、どこいったんだ?』探してみたりするじゃないか」


 なるほどね〜面白い発想。
今後もマスター(竹中直人)の発言には注目だな。
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matakita821 at 22:00|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2026年06月02日

きこりのテレビ日記 #308

 5月31日(日曜日)晴れ 風強し 11度→24度

 『タツキ先生は甘すぎる!』第8話 お前の好きにすれば良かったじゃないか(録画)(日本テレビ)

 海音(池村碧彩)の父親は自分が算数を苦しいものにしてしまったと理解したようだけど、教育虐待をしていたという自覚はないよね。そしてタツキ(町田啓太)の父親(杉本哲太)は自分がしたことを忘れてしまっていた。タツキは気が抜けたように笑っていたけど、わたしゃ笑えなかったよ。

 でもそんなもんなんだろうね。
「お前の好きにすれば良かったじゃないか」・・・
好きにできる状況でも関係でもなかったことに気づいていない。タツキの苦しみなんて想像したこともないなんだろうし今後も知ることはない。

 リタイアして精神的に余裕ができた父親は人が変わったのではなく、抑え込んできた自分自身を出すことができるようになったのか。こちらもまさか自分が虐待をしていたつもりはない。「道を踏み外さないように。失敗しないように」導いてきただけ。無神経で子供を傷つけた意識もない母親(松下由樹)にも腹が立つけど、この人達はなぜ自分がこんなことをしてしまったのか、自分の何がそうさせてしまったのかを顧みて欲しいよ。

 タツキの中で父親のイメージ、父と息子の関係は上書きできただろうか。
簡単ではないけれど時の流れが少しづつタツキの中の少年を癒していくのかな。

 そしてタツキと蒼空(山岸想)問題だよ( ̄▽ ̄;)
「ごめん・・また連絡する」って・・
「また」があると思ってんの?今、この瞬間を大事にできないなら次はないでしょうよ。家族だからって甘えてんじゃないのかね。

 そして暴力的になっている蒼空。
自分の中に溜まった怒りが出口を求めている。
なんか昔の「積木くずし」思い出しちゃったぞ。
もう家族だけではどうこうできなくなっている。そもそも3人とも「家族」や「家庭」というものがわからなくなっているからなぁ。



 『ムショらん三ツ星』第2話 俺んちのカレー(録画)(NHK総合)

 カテゴリ作りました。
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2026年04月23日

「魯山人のかまど」第4話(最終話) 冬編

「山に春の気配が満ちてきたワ・・・
『春はあけぼの 
ようよう白くなりゆく山ぎわ 
すこしあかりて
むらさきだちたる雲の 
細くたなびきたる』
あぁ・・・」


 先生の『あぁ・・』は、
ため息なのか、絞り出す気力なのか。

 人生の冬を迎えて、ほっとしたのもつかの間。
また春がやってくる。
五感で感じる始まりの予感。
魯山人先生は、その春を持て余しているのだろうか。
それともまた巡ってきた春から始まる季節の移ろいを生き切ろうと思えたんだろうか。

 ひとりでいること。
北大路魯山人であること。
春の匂いと気配に戸惑いつつ、
今日も先生は己と戦いながら生きている。

 石油王のロックフェラー三世(サイモン・ペッグ)と奥様が魯山人先生(藤竜也)を訪問。呼び出されたヨネ子(古川琴音)が料理を手伝い、お迎えした。

 いやいやいやいや、ヨネ子さん、料理人じゃないんだからさ〜と思ったけど、先生は「上手はいらん。丁寧にやればええんや」と任せた。

「きれいにそろいません・・」ヨネ子
「そろえんでええ。
畑に揃ったもんなんかないやろ。
自然から学びや。なぁ・・・」


 先生のそばにいて、言葉を受けとめ、ともにいる。
それだけでどれだけ多くの滋養がヨネ子の中に沁みてくるか。

 先生の料理への向きあい方も時とともに変わってきたんだと思う。
小説家の書くものがその人自身であるように、
先生にとっての料理も先生自身の作品。
最高の素材を使って、最上の感覚を持つ料理人の腕で提供される料理。
若い頃の魯山人先生にとって、それは勝負だったのかもしれない。

 でも今の先生は、ひとつの空間の中で、作った者と食べる者という関係で終わらず、食に向き合いながらお互いが創り上げる時間と心の動きを大切にしているように思う。
一期一会と言ってもいい特別な時間を共有したいと願っている。

 ロックフェラー夫妻は、この魯山人の心がわかる本物の人間だった。
出されたものを心も舌も素直に受けとめ、五感を広げ味わう。その瞬間、瞬間に生まれた感覚を大切に生きている人たちに見えた。

 ごはんの味は日本人の心そのもの。
時間による香りや味わいの繊細な変化にもしっかり向き合ってくれた。
心もお腹も満足し、寄り添って眠る夫妻を見ていると、こちらも笑顔になってしまったよ。自然なふるまい、それこそが先生の望みだもんね。

「質問があります。
なぜご飯を三回に分けたのですか?」

「最初にお出ししたのは、
はしりと言いまして、
生れたばかりの清いものです。
二番目のは、
さかりと言って働き盛り。
そして最後のは、
なごりと言います。
年齢を重ねたものです。
老いたご飯も味があって、いいもんでしょう?」

「ご飯の一生を頂いたのですね」
「老いも、またよし。
老いも死も恐れるものではありません」


 お互いにとって美しく、特別な、忘れられぬ時間になったと思う。



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matakita821 at 18:12|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2026年04月16日

「魯山人のかまど」第3話 秋編


 イサム・ノグチ(筒井道隆)と妻・山口淑子(一青窈)が先生(藤竜也)の元にやって来た。彼は広島の原爆モニュメントを作るために来日したのだが、立ち消えとなり、気落ちしているらしい。

 芸術家としてのイサム・ノグチを尊敬している先生は、自分は「日本の父の邪魔者。日本に家ない」という彼を温かく迎え入れ、敷地内の離れに住むよう言った。そんな魯山人をイサムも『パパ魯山人』と心から慕った。
 
 景色と料理の彩で季節が伝わってくる。
丁寧に焼いた炭色の茄子、
皮を剥いた茄子の柔らかな緑
夜でも鮮やかな紅葉の紅、
わずかに冷気を帯びた夜空に浮かぶ月。

 まさに『自然に勝るアートない』ですな。
どんな色もケンカせずにお互いを引き立てあってそこに在る。
二人の美味しそうな顔を肴に酒を飲む先生。

 先生は自分で食べることより、
食べさせることが好きだったんだろうな。
器はもちろんだけど、料理が先生の芸術表現であり、愛情表現だもの。

 美術評論家の大山(尾美としのり)が訪問し、先生を織部焼の人間国宝に推薦したいと伝えた。先生は「名誉とか勲章とは無縁でありたい」と断ったけど、やらしい話、人間国宝になると作品の値段もグイーーンと上がるらしい。

 大山が帰った後、松山さん(満島真之介)と春子さん(中村優子)が畳に頭を擦り付けるようにして先生に頼んだ。なんと経済的にひっ迫しており、使用人達の給料は払えず、土や釉薬も買えない。すぐに作陶もままならぬ日がくるとのこと。

 先生にモノ申し上げるなんて、よほどのことだったと思う。
きっとこの二人はずっと給料ももらっていないんじゃないかな。それでも良しとしていたけれど、他の使用人達はそういう訳にいかない。

「是非、人間国宝へのご推薦をお受けください」松
「人間国宝、お受けくださいませ」春
「あんたらの覚悟はわかった」


 でも先生は辞退した。



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matakita821 at 20:07|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2026年04月10日

「魯山人のかまど」第2話 晩夏編

 魯山人先生の人生の盛り、ギラギラと太陽が輝くような夏は終わり、今はその名残りを味わっているのかもしれない。先生はそんな自分を楽しんでいるようだけど、時々、思いがけず心の中でカッ!と炎が勢いづく瞬間があるんだろうなぁ。枯れることを望みながらも、先生の中には炭火のような火が静かに燃え続けている。

 このドラマで印象に残る自然の色の美しさ。青空、わさびの葉の深い緑、すりおろしたわさびの薄みどり、海の中で泳ぐイカの透明な輝き、みずみずしい茄子の紫。そして炎の赤。心まで浸みわたる彩は命そのもの。在るものも受けるものも自分の生を全うしている証拠なのかもしれない。

 お金を借りるための料理の芝居。
先生も覚悟して臨んだはずだが・・・(笑
いや〜入ってきた時から、この人、先生(藤竜也)と絶対合わんだろ・・と思ったが、そうなるよねぇ・・・大河原議員(伊武雅刀)、粋とは真逆にいる感じだもん( ̄▽ ̄;) 星岡茶寮という場所への特権意識だけで、料理そのものと向き合っていない。

 ついにキレた先生、加勢するヨネ子(古川琴音)→乱闘。
春子さん(中村優子)さんに無言で引きずられていくヨネ子の姿に笑った。

 先生の根っこにある、自然の中で生きている命の美しさへの敬意、食材として使わせてもらうことへの申し訳なさと感謝、その命を頂くという意識、それはもはや信仰と同じなのかもしれない。

「命あるものはな、
人生を全うさせてやらんとあかんのです」
「魚も野菜も人と同じですのね」春子
「そや。もう人間は無駄ばっかりやけどな、
野菜や、この魚の方がよっぽど美しい人生を全うしよる」


 残った料理と食材をすべて使い切って作った先生の料理は、ひとつひとつの食材が生き生きとしていて、それでいて一体感で輝いていて、本当に美味しそうだった。食材も幸せを感じているんじゃなかろうか。「いただきます」という言葉の意味と重さが伝わってきたよ。いつもは必ずひとりで食べる食卓。それがみんなで家族のように料理を囲んで食べる。

 食べてくれる人のことを思いながら真心こめて作る料理、その料理を美味しそうに食べている姿を見ることが、先生にとって一番のごちそうなのかもしれない。


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matakita821 at 14:40|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加