僕の姉ちゃん

2022年07月30日

きこりのテレビ日記 #86

 7月27日(水曜日)暑い

 『TAROMAN』(6)「美ってものは、見方次第なんだよ」

 ファッショナブルな大都会に生きる科学特捜隊のマミ隊員は「もっと美しくなりたい」という煩悩を抱えていた。そこに現れたタローマン。彼女を「奇獣 見つめ合う愛」たちの住む惑星ゲルダへ連れて行った。奇獣たちが自分と同じような悩みを抱えているのを知り、己を俯瞰で見ることができたマミ隊員は悩み解消。「絶対的な美」を獲得するわ!という野心を胸にタローマンと地球へ帰るのでした。

「若者の心に寄り添う巨人」タローマン、奇獣と戦ったり、地球乙女に気づきを与えたり、意外と多ジャンルに活躍しているぞ。君の隣にもタローマンは、いる!

 今日の山口君はタローマンTシャツ着用。奇獣・喉から手が出るほど欲しい。

 『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』 鍵 (録画)(BSP)

 いつもとちょっと違うメルヘンチックな雰囲気。あの星新一の世界をこんなふうにも創りあげられるんだね。新鮮。そんな世界観にぴったりでクリーミィな存在感の玉鉄。

 鍵を拾った男(玉山鉄二)は、その鍵にぴったり合う鍵穴を求めて世界中を旅するが見つからない。いつしか年老いた男は鍵穴を制作してもらい、やっと鍵を開けることができた。そこに待っていたのは幸運の女神。女神に願いを聞かれた男は「今の自分に必要なのは思い出だけ。そしてそれはもう持っている」と満足げに答えるのでした。

 鍵と共に生きてきた男は鍵穴を探す旅をしながら、たくさんの人と出会い、喜びと悲しみを分かち合ってきた。鍵は夢であり、希望であり、男の人生のすべて。って、唯一の目的である鍵穴見つけたら、ポックリ逝っちゃいそうでアレだけどさ( ̄▽ ̄;) 玉鉄は欲のない男が似合う。イソップ童話に出てくる賢者っぽい。




 7月28日(木曜日)霧深し

 朝、倉庫から帰ってきてボーっとソファに座っていたら、足元に毛虫が!この前はアリがいた。ここは2階なのにどうやって来た?もしかして家の中に私の知らない虫の通り道ができてる?

 わたしゃ、昔、朝起きたらアリに取り囲まれていたトラウマがあるんで、ホント恐怖。あの時も最初は1匹とか2匹から始まったのよね。あの頃は助けを求めたら大家さん(お爺さん、何かと世話をしてくれた)が掃除機を持ってきてアリを退治して敷地にはアリ駆除剤をまいてくれた。でも、もう大家さんはいない・・・毛虫に取り囲まれようと、強盗に押し入られようと一人で対応せねば。とりあえず、ドラッグストアでアリ殺し買ってきます・・・

『TAROMAN』(7)好かれるやつほどダメになる

 奇獣・赤い手&青い手が現れ、タローマンの活躍を期待する人々。タローマンは全人類の期待を背負う万能ヒーロー。みんな大好きタローマン!いつでも応援しています、タローマン!タローマンパン美味しいよ!

 そんな風潮に逆風を立てるタローマン。戦わず「青い手」「赤い手」にこねくり回されビジュアルも見慣れたものではなくなり、失望したみなさんは去って行った。

 でも、これでいいのです。期待や好意になんて応えたくないし、そんなものはどうでもいい。いつでも自由、変幻自在。でもタローマン!期待を裏切り続けるスゴイ奴、それがタローマンなのです。

 山口さん、人気商売故のアーティストとしての苦悩を吐露されていました。



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matakita821 at 18:40|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加