伊藤理佐
2006年06月29日
「女いっぴき猫ふたり」「猫ラーメン」
最近読んだ猫漫画で一番おもしろかったのがこれ。
伊藤理佐さんは、夫が買ってくる週間文春の
「おんなの窓」のひとコマ漫画で
おもしろいよな〜とは思っていたのですが
絵に特徴がありすぎて、
見ずらいかもな〜と思っていて手を出さなかったのです。
さて、著者は、ご近所の皆さんには「漫画家さんだから・・」と
色んな事を許されて生きている33歳(ウェブマガジン開始当時)、独身。
猫は「アメショウのちょっとよくないやつ」で
「池袋西武デパートの売れ残り」のニャコ、9歳、オスと
「思いっきり雑種」で「川越街道沿いのペットショップの売れ残り」のクロ、メス、9歳。
そんないっぴきとふたりの日常。
いちおう猫漫画っぽいんだが、「猫愛」全開じゃないところがいい。
内容も猫6:自分のこと4ぐらいだからね。
私が非常にシンパシーを感じたのは・・・
このように前足が
きちんと揃えて
並んでたり・・・
こんなふうにちんまりと
おみ足が揃ってたりして・・・
「猫がかわいいことしてると、それをぶっこわしたくなりませんか?」
ってとこですかね〜
わかるわ〜
私も、そーやがきゅっと猫饅頭になってるとこ見ると
その巻きをほぐしてやりたくて、真ん中から手をぐいぐい入れたりするも。
で、これがすごいおもしろかったので、彼女の
「やっちまったよ一戸建て!!」が読みたくなって本屋に走ったのですが、
なかなか棚に見当たらなくて、店員の人に
「あの〜伊藤理佐の「やっちまったよ一戸建て」っていう漫画ありますか?」
っていちいち(3軒ぐらい回った)聞くのが、何かすんごい恥ずかしかった。
「猫ラーメン」
これは、はっきり言ってくだらないです。
でも、私の脳は本屋で「猫」という文字が目に入ると
自動的にレジに向かうようになっている。
猫の大将がラーメン屋をやってるんだけど、
そのラーメンが激まず・・・
なのに弟子が入って来たり、二号店までできたり・・
ランチにおにぎりつけようとしたら、手にねちねちくっついちゃって握れないとか、
新ラーメン開発したと思ったら猫缶入りとか・・・
まあ・・愛猫レベル9以上の人じゃなきゃ許せない漫画かも・・・