井上真央

2023年03月18日

「100万回言えばよかった」最終回 今が奇跡のとき

 前回、成仏したはずなのに肉体を持った直木が登場し騒然となったわけだが・・・
理由として私が思いついたのは

 弟(実は双子だったので顔がそっくりという韓ドラ展開)に乗り移った。

 衣装が黒いのは死神と契約でもしたのでは〜?

 実は悠依も死んでいて、ここは幽霊アパート。あるいはあの世に行く前のお休み処

 このドラマすべてが悠依の仮想現実だったため、直木を生かすも殺すも自由

 ・・・・だったが、
そのどれでもなく理由は不明だが期限付きで生き返った。
たぶん生きている間にかなり徳を積んだので神様から特別プレゼントが下されたのであろう。
 
 顔を見て触れ合える幸せを感じる二人。
いや〜恋愛ドラマで久々に素直に心揺さぶられたというか、わたしゃもう恋愛系は韓ドラじゃないとダメな体質になったと思っていたが、そげなことはなかった。
いい時間だったわ〜

 早速、直木(佐藤健)の「思い残し」解消にかかる悠依(井上真央)。

・魚住(松山ケンイチ)との再会

 ドッキリ大成功。驚く魚住にスリスリする直木(笑

・悠依希望の二人で普通のデート

 二人が普通の時間を過ごしている姿を見ていると、良かったねと思いながらも切なくて辛くなる。「思い残し」は亡くなった人なら誰でもあるだろう。でも直木のように誰かによって殺され、突然日常を断ち切られた者には際限なくあると思う。悠依と生きるはずだった未来、過ごすはずだった時間、実現したかった夢、求めたかった思い、その全てが突然失われた。

 期限付きとは言え、こんな時間が得られたのは二人にとっても癒しになったとは思うが、二人が穏やかに笑顔で過ごす姿を見ていると、なぜこんなことに・・と怒りがおさまらん。私も英介(荒川良々)は許さんぞ。

・直木の両親を呼んで直木のハンバーグを食べてもらう(直木は影から確認)

 直木の死が二人の心に大きな変化をもたらした。
二人の狂気と闇を溶かし、人間に戻ることができた。
「私たちは弱かった」と父親は言っていたが本当にそうだ。直木は誰よりも強く気高く美しい魂の人間だった。親だから子供より人間ができてる、子供だから親より人間的に劣っているということはない。

 母親は「ごめんなさい」と言っていたけれど、直木は彼らの「思い残し」(ふがいない存在でしかなかったこと、直木を苦しめたこと)を解消させてあげたかったんだと思う。子はどんな親であろうと親を思ってしまうんだよね。



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matakita821 at 21:11|PermalinkComments(0)