中井貴一
2025年05月20日
「続・続・最後から二番目の恋」第6話 どうせならファンキーに年をとりたい
さて、唐突に決まった『事実婚の相手・長倉和平(中井貴一)』を伴った千明(小泉今日子)の帰郷。多分嘘とは思うが(前科アリ)父・隆司(小倉蒼蛙)の具合が悪くなり、うわごとで千明を呼んでいるから戻ってこいと母・有里子(三田佳子)から電話が入ったのさ〜
この前、心配する母親に楽しそうに暮らしていることを証明しようと写真たくさん送ったのに、それが逆効果だったようで・・・
それでもスルーしようとする千明をマイルドに説得する和平さん。
「何度でも騙されてあげてください。
会いたいって言ってくれてる親がそこにいるんですから。
ここにいる長倉家のみんなは
おんなじこと思ってると思いますよ。
我々は早くに親を亡くした子供達ですから。
会いたくても・・・会えない」
さらに千明の中にあるほんのちょっとの不安(万が一本当だったら)を指摘する万理子(内田有紀)。みんな千明のことわかりすぎ〜〜(笑
長倉ファミリー全員で背中を押すのでした。
こんなん言われたら、行くっきゃないでしょうよ〜
婚約者を連れてね(笑
いや〜信州に降り立った和平さん、
シュッとしててかっこ良かったわ〜
さすが中井貴一(笑
家に行く道中で自分が通っていた小学校へ寄り、
思い出話をする千明。
コレ、普通に恋人のスタンスでしょうよ〜
和平さん、興味津々で聞いとる。
友達ですら通ってた小学校になんて興味ないよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
「なんか大人になればなるほど、
おなじような経歴の人達の集合体になっていくんですね〜
なんかそれがつまんないな〜と思って」千明
確かにね〜
同じようなグループの同じぐらいの感じって確認して安心したいのかも。
人間ってどうしても比べたくなるけど、比べたところでたいして変わんないよってメンバーと集っちゃうのかもね。
ドラマの制作現場は、いろんな職種のいろんな経歴の人達が力を出し合ってひとつのものをつくる。それが楽しいそうな。
きっと歩きながら他にもいろんな話をしたんだろうな〜
田舎に帰ってくると都会に住んでる者目線になり、ここに自分の居場所はないな〜と思う、でもかといって鎌倉が自分の居場所だという確信も持てない、揺るぎない根っこがあるとも思えない・・・そんなことをいろいろ考えてザワザワしてしまう。
和平さんはいつも通り、心地よい笑い声とあいづちで聞いていた。
相変わらず邪魔にならず、ほどがよい(笑
これってすごいことなんだよなぁ・・・・
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2025年05月13日
「続・続・最後から二番目の恋」第5話 そっか年取るって悪くないかもね
「悪い酒だったのかな・・・」和平
そうです(笑
まさか自分が騙されるなんてね。
自分を認められて褒められて誘ってもらえて。
行く気はなかったとしても、そりゃ嬉しいさ。
お金引っぱられる前に教えててもらって良かったけど、傷つくよなぁ。
他人の言葉で舞いあがっていた自分が。
心の隙を突かれる自分であったことが。
騙せる人間と見定められたことが。
そして実は自分は辞めた後のことが不安だったんだと気づかされたことが。
悔しいし、悲しいし、腹立つよ。
でもさ、コレ、若い頃にはなかった心境なんだけど、予想外のことが起きてショックを受けたり落ち込んだりすると、あぁ、いまだにこんな失敗して情けない恥ずかしいって、もちろん思うんだけど、その奥で自分はまだこんなふうに失敗できるんだな、そして心が動くし回復もできるんだな・・ってどこかでほっとしたりするんだよな。私だけかい?そして年取ってもいろんなことが起きるもんなんだな〜(じゃなくて自分が起こしてんのか?( ̄▽ ̄;))としみじみするというか。(一種の逃避だべか)だって若い頃は年を取ったら何も起こらないし心が乱されることもないんだろうな〜って思っていたから。面白いよね。
千明ならきっと、こんなこともネタにして笑えるようになるよね。
年をとっても、いろんなことが起きるから退屈しないって。
悪い酒だったけど、いい酒でもあった。
さて、えりな(白本彩奈)デスヨ。
海岸で知り合った青年・優斗(西垣匠)から和平がカフェで自分のことを甘えん坊キャラのように話していたことを知り、千明も交えて和平と3人の席をセッティング。父へ今の自分の素直な気持ちを伝えたぞ。
いや〜コレ、千明が間にいてくれて良かったよね( ̄▽ ̄;)
和平がうまいこと言えない所を千明が解説してあげて、えりなが照れくさくて言えなさそうなとこを背中押してくれてさ。
大人になったよねぇ・・シーズン1の頃は確かにマイルドではあったけどトゲも出しますよってキャラだったもんね。思春期でもあったし、父を思うが故に口に出せないこともあって溜ってしまうものがあったんだろうね。でも、さすが長倉ファミリー。しっかり父への愛情と感謝を伝えられた。 「人として好きだと思う」なんて最高じゃないですか〜いい子に育ったよ〜
ある意味、えりなも自立して和平も子離れの時期が来ているのかな。
庇うべきか弱い存在だったひな鳥はもういない。
いつのまにかひとりの人間として父親に向き合えるほど成長していたんだね。
和平さん、嬉しいねぇ・・そして寂しいけど誇らしいね。
あの世で奥さんに会えたら、胸を張っていいよ。
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そうです(笑
まさか自分が騙されるなんてね。
自分を認められて褒められて誘ってもらえて。
行く気はなかったとしても、そりゃ嬉しいさ。
お金引っぱられる前に教えててもらって良かったけど、傷つくよなぁ。
他人の言葉で舞いあがっていた自分が。
心の隙を突かれる自分であったことが。
騙せる人間と見定められたことが。
そして実は自分は辞めた後のことが不安だったんだと気づかされたことが。
悔しいし、悲しいし、腹立つよ。
でもさ、コレ、若い頃にはなかった心境なんだけど、予想外のことが起きてショックを受けたり落ち込んだりすると、あぁ、いまだにこんな失敗して情けない恥ずかしいって、もちろん思うんだけど、その奥で自分はまだこんなふうに失敗できるんだな、そして心が動くし回復もできるんだな・・ってどこかでほっとしたりするんだよな。私だけかい?そして年取ってもいろんなことが起きるもんなんだな〜(じゃなくて自分が起こしてんのか?( ̄▽ ̄;))としみじみするというか。(一種の逃避だべか)だって若い頃は年を取ったら何も起こらないし心が乱されることもないんだろうな〜って思っていたから。面白いよね。
千明ならきっと、こんなこともネタにして笑えるようになるよね。
年をとっても、いろんなことが起きるから退屈しないって。
悪い酒だったけど、いい酒でもあった。
さて、えりな(白本彩奈)デスヨ。
海岸で知り合った青年・優斗(西垣匠)から和平がカフェで自分のことを甘えん坊キャラのように話していたことを知り、千明も交えて和平と3人の席をセッティング。父へ今の自分の素直な気持ちを伝えたぞ。
いや〜コレ、千明が間にいてくれて良かったよね( ̄▽ ̄;)
和平がうまいこと言えない所を千明が解説してあげて、えりなが照れくさくて言えなさそうなとこを背中押してくれてさ。
大人になったよねぇ・・シーズン1の頃は確かにマイルドではあったけどトゲも出しますよってキャラだったもんね。思春期でもあったし、父を思うが故に口に出せないこともあって溜ってしまうものがあったんだろうね。でも、さすが長倉ファミリー。しっかり父への愛情と感謝を伝えられた。 「人として好きだと思う」なんて最高じゃないですか〜いい子に育ったよ〜
ある意味、えりなも自立して和平も子離れの時期が来ているのかな。
庇うべきか弱い存在だったひな鳥はもういない。
いつのまにかひとりの人間として父親に向き合えるほど成長していたんだね。
和平さん、嬉しいねぇ・・そして寂しいけど誇らしいね。
あの世で奥さんに会えたら、胸を張っていいよ。
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2025年05月06日
「続・続・最後から二番目の恋」第4話 人生に恋するためにここにいる
『前略 吉野有里子さま
お母さん、私は元気だよ
59歳で一人で生きてる娘が心配なのはわかる
分かるし私だって考えると不安なこといっぱいある
でもね、私、結構幸せだと思うんだ
こんな人たちに囲まれて
ちゃんと生きてます。 千明』
誰もが抱く未来への不安、病気や死の恐怖、生きている意味。
なんとか前を向いて生きていこうと自分を奮い立たせても
それはきれいさっぱりとなくなることはない。
それでも一緒に受け止め、分かろうとしてくれたり、励ましてくれたり、叱ってくれたり、笑い飛ばしてくれたり・・・
そういう人が隣にいてくれたなら生きていける。
その温かさを感じながら、その人のためにも自分らしくありたいと思える。
『幸せ』って、ほんの一瞬のきらめき。
でも幸せって感じられた自分を信じられることが幸せなんじゃないのかな。
成瀬先生(三浦友和)、ついに亡くなられた奥様が千明(小泉今日子)そっくりだとカミングアウトしたわね〜今でも『世界一綺麗な人』だと思っているという先生。こんなふうに表現できるってことはもちろん外見もだけど心根の美しい人だったんだろうね。
まぁ、普通に自分に気があるのかも・・と思っていた千明も熱視線の理由が腑に落ち、先生は別の病院を紹介すると言ったけど、かかりつけ医と患者としてのお付き合い継続を申し出た。
なんか毎週書いているような気がするけど(笑)二人の会話がスッキリさっぱりしていて、ホント気持ちいい(笑)話し方に変な尾ひれがついていない。言葉が言葉としてきれいに成立しているから通じやすいし話が早い(笑)おなじく妙齢婦人として勉強になりマッス!
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お母さん、私は元気だよ
59歳で一人で生きてる娘が心配なのはわかる
分かるし私だって考えると不安なこといっぱいある
でもね、私、結構幸せだと思うんだ
こんな人たちに囲まれて
ちゃんと生きてます。 千明』
誰もが抱く未来への不安、病気や死の恐怖、生きている意味。
なんとか前を向いて生きていこうと自分を奮い立たせても
それはきれいさっぱりとなくなることはない。
それでも一緒に受け止め、分かろうとしてくれたり、励ましてくれたり、叱ってくれたり、笑い飛ばしてくれたり・・・
そういう人が隣にいてくれたなら生きていける。
その温かさを感じながら、その人のためにも自分らしくありたいと思える。
『幸せ』って、ほんの一瞬のきらめき。
でも幸せって感じられた自分を信じられることが幸せなんじゃないのかな。
成瀬先生(三浦友和)、ついに亡くなられた奥様が千明(小泉今日子)そっくりだとカミングアウトしたわね〜今でも『世界一綺麗な人』だと思っているという先生。こんなふうに表現できるってことはもちろん外見もだけど心根の美しい人だったんだろうね。
まぁ、普通に自分に気があるのかも・・と思っていた千明も熱視線の理由が腑に落ち、先生は別の病院を紹介すると言ったけど、かかりつけ医と患者としてのお付き合い継続を申し出た。
なんか毎週書いているような気がするけど(笑)二人の会話がスッキリさっぱりしていて、ホント気持ちいい(笑)話し方に変な尾ひれがついていない。言葉が言葉としてきれいに成立しているから通じやすいし話が早い(笑)おなじく妙齢婦人として勉強になりマッス!
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2025年04月29日
「続・続・最後から二番目の恋」第3話 正しい生き方なんかどこにもない
「私と結婚してください」
もとい、
「私の後継者になってください。
鎌倉市長に立候補しませんか?」
どんな球であろうと受け止めてきた安心と信頼の名キャッチャー・長倉和平(中井貴一)。はたして大リーグボール1号並の、この変化球を受け取れるのか?
う〜む・・・ナンバー1で実力を発揮する人とナンバー2、あるいはナンバー3にいるからこそ実力が発揮できる人、それぞれ適材適所というものがあると思う。和平はナンバー2タイプと見ていたんだが・・・
しかし、ここにきてピッチャーに転向もいいかもしれん。成瀬先生(三浦友和)仕切りによる初めての投球は大失敗して、とんでもないことになってしまったが ( ̄▽ ̄;) 投げてみて初めてわかることもあるし、キャッチャーとは違う景色を見てみるのも面白いかもしれん。
さぁ、どうする和平よ。
長倉家に伝わる「和平エロ本号泣事件」の真相。
いや〜こんな味わい深いおじさんに育っているんだもん、ご両親もさもありなんだけど、素敵なお母様だったんだね。でも帰宅して食卓にあのエロ本が、しかも中身確認された状態で置かれてるって・・・和平少年死んだよね?(笑
この前『上田と女がDEEPに吠える夜』でも性教育のことが語られていて、親として通らねばならないアレとしてもキツイわ〜と思いながら見ていたよ。性について子供と語り合うということは自分自身の性に対する考え方ももちろんバレる訳でゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 人と向き合うってことは自分自身とも向き合う事だから、こっぱずかしくもなる訳で・・・。うちは娘だから注意事項だけで済ませてきちゃったけど、息子だったら私には対応できなかっただろうなぁ。
でもエロ本やアダルトビデオの世界は(もちろん女性も見るだろうが)基本男性のために創られたファンタジーであることを伝えるのは大事だよね。「知りたい」の先にある出会いが与える影響は大きいもの。若ければ若いほど。
和平少年としっかり向き合ったお母様。
でもいつもと違う雰囲気の悲しそうな母の姿に衝撃を受けた和平少年のマイルドなトラウマにはなった模様。
で、そっから名キャッチャー和平が育っちゃったという(笑
恋愛方面でも自分からは、いかない。相手から猛アタックされると傷つけてはいけないと受け入れがち?
「でもね、恋愛においてはね、
キャッチャーだけじゃダメなんですよ。
捕ったら投げる。投げたら捕るっていう、
こういう何ていうかな・・・キャッチボールだから。
人と人はキャッチボールだからね」
剛腕投手・千明(小泉京子)のお言葉でございます(笑
で、うまいキャッチボールは人が見ていても面白い、心地よい。
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もとい、
「私の後継者になってください。
鎌倉市長に立候補しませんか?」
どんな球であろうと受け止めてきた安心と信頼の名キャッチャー・長倉和平(中井貴一)。はたして大リーグボール1号並の、この変化球を受け取れるのか?
う〜む・・・ナンバー1で実力を発揮する人とナンバー2、あるいはナンバー3にいるからこそ実力が発揮できる人、それぞれ適材適所というものがあると思う。和平はナンバー2タイプと見ていたんだが・・・
しかし、ここにきてピッチャーに転向もいいかもしれん。成瀬先生(三浦友和)仕切りによる初めての投球は大失敗して、とんでもないことになってしまったが ( ̄▽ ̄;) 投げてみて初めてわかることもあるし、キャッチャーとは違う景色を見てみるのも面白いかもしれん。
さぁ、どうする和平よ。
長倉家に伝わる「和平エロ本号泣事件」の真相。
いや〜こんな味わい深いおじさんに育っているんだもん、ご両親もさもありなんだけど、素敵なお母様だったんだね。でも帰宅して食卓にあのエロ本が、しかも中身確認された状態で置かれてるって・・・和平少年死んだよね?(笑
この前『上田と女がDEEPに吠える夜』でも性教育のことが語られていて、親として通らねばならないアレとしてもキツイわ〜と思いながら見ていたよ。性について子供と語り合うということは自分自身の性に対する考え方ももちろんバレる訳でゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 人と向き合うってことは自分自身とも向き合う事だから、こっぱずかしくもなる訳で・・・。うちは娘だから注意事項だけで済ませてきちゃったけど、息子だったら私には対応できなかっただろうなぁ。
でもエロ本やアダルトビデオの世界は(もちろん女性も見るだろうが)基本男性のために創られたファンタジーであることを伝えるのは大事だよね。「知りたい」の先にある出会いが与える影響は大きいもの。若ければ若いほど。
和平少年としっかり向き合ったお母様。
でもいつもと違う雰囲気の悲しそうな母の姿に衝撃を受けた和平少年のマイルドなトラウマにはなった模様。
で、そっから名キャッチャー和平が育っちゃったという(笑
恋愛方面でも自分からは、いかない。相手から猛アタックされると傷つけてはいけないと受け入れがち?
「でもね、恋愛においてはね、
キャッチャーだけじゃダメなんですよ。
捕ったら投げる。投げたら捕るっていう、
こういう何ていうかな・・・キャッチボールだから。
人と人はキャッチボールだからね」
剛腕投手・千明(小泉京子)のお言葉でございます(笑
で、うまいキャッチボールは人が見ていても面白い、心地よい。
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2025年04月22日
「続・続・最後から二番目の恋」第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ
やっぱり千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)は
唯一無二の特別な関係だね。
あえてジャンルづけするとしたら家族以上恋人未満?
グチだけじゃなくて決意や気づき、不安、怒り、時には夢や希望、どうでもいい日常のこと、こんなに何でもお互いのことを受け止めあえる相手ってそうそういない。
もちろんセンスが似ているというのがあるんだろうが、
二人とも人生を真面目に面白がっている。
人との距離感もだけど、人生への距離感が一致しているのかな。
それと二人ともちゃんと相手の話を聞いている。
当たり前のことかもしれないけれど、人の話をちゃんと聞ける人って意外と少なかったりする( ̄▽ ̄;)
食べて飲んで話して、お互いが心地よい。
見ているこっちまで清々するよ。
さて、和平が「困ったことになりそうだ」と言っていた案件(笑
観光協会の通訳のバイトさん・早田律子(石田ひかり)。
ナーバスになっていたかと思うと大胆、
なんで和平に「私も未亡人なんです」って言った?
和まそうとする和平に「厳しく教えてください。ダメ出ししてください」。
まぁ、真面目な頑張り屋さんなんだろうけど、ちょっと面倒なタイプかも( ̄▽ ̄;)
「第二の人生のスタート」・・・
いや〜勇気がいるよね。
たいてい第二期って中年になってからだもん。
年をとれば取るほど新しいことにも場所にも臆病になる。
いい年だからこそめったなことはできない。
きちんとやりたい。
でも初めての場所、初めての人、失敗するかもしれない、迷惑をかけるかもしれない。怖くて怖くてたまらんよ。
そんな中、一歩踏み出した律子。
でも彼女ならすぐに馴染めそう。
一方、素敵なかかりつけ医に出会えた千明は、ドラマならではの偶然で、その成瀬先生(三浦友和)とカフェで相席に。
会話が弾み千明は先生が自分のことを「なんか意識しちゃってる感じ
」と思ったらしいが、それは亡くなった奥様にクリソツだったから。
でも二人の会話を見ていて、千明と話すのはすごく楽しいだろうな〜と思ったよ。
きちんとしていて、でも気さくてあったかくて、興味を持って自分の話を聞いてくれている(ホントに興味があるから)のがわかるから嬉しい。相槌に心がこもっているから、さらに話したくなる。人柄が伝わってくるんだよ。
続きを読む
唯一無二の特別な関係だね。
あえてジャンルづけするとしたら家族以上恋人未満?
グチだけじゃなくて決意や気づき、不安、怒り、時には夢や希望、どうでもいい日常のこと、こんなに何でもお互いのことを受け止めあえる相手ってそうそういない。
もちろんセンスが似ているというのがあるんだろうが、
二人とも人生を真面目に面白がっている。
人との距離感もだけど、人生への距離感が一致しているのかな。
それと二人ともちゃんと相手の話を聞いている。
当たり前のことかもしれないけれど、人の話をちゃんと聞ける人って意外と少なかったりする( ̄▽ ̄;)
食べて飲んで話して、お互いが心地よい。
見ているこっちまで清々するよ。
さて、和平が「困ったことになりそうだ」と言っていた案件(笑
観光協会の通訳のバイトさん・早田律子(石田ひかり)。
ナーバスになっていたかと思うと大胆、
なんで和平に「私も未亡人なんです」って言った?
和まそうとする和平に「厳しく教えてください。ダメ出ししてください」。
まぁ、真面目な頑張り屋さんなんだろうけど、ちょっと面倒なタイプかも( ̄▽ ̄;)
「第二の人生のスタート」・・・
いや〜勇気がいるよね。
たいてい第二期って中年になってからだもん。
年をとれば取るほど新しいことにも場所にも臆病になる。
いい年だからこそめったなことはできない。
きちんとやりたい。
でも初めての場所、初めての人、失敗するかもしれない、迷惑をかけるかもしれない。怖くて怖くてたまらんよ。
そんな中、一歩踏み出した律子。
でも彼女ならすぐに馴染めそう。
一方、素敵なかかりつけ医に出会えた千明は、ドラマならではの偶然で、その成瀬先生(三浦友和)とカフェで相席に。
会話が弾み千明は先生が自分のことを「なんか意識しちゃってる感じ

でも二人の会話を見ていて、千明と話すのはすごく楽しいだろうな〜と思ったよ。
きちんとしていて、でも気さくてあったかくて、興味を持って自分の話を聞いてくれている(ホントに興味があるから)のがわかるから嬉しい。相槌に心がこもっているから、さらに話したくなる。人柄が伝わってくるんだよ。
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2025年04月15日
「続・続・最後から二番目の恋」第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
『続・最後から二番目の恋』最終回から11年・・・
って、つい最近な気がするワ!( ̄▽ ̄;)
始まったと思ったらコロナ渦の2020年に戻り、そっから描くのかと思ったら、また2025年に戻った。
千明もコロナに罹患し味わったことのない不安と恐怖を味わうが、長倉家のおかげで何とか乗り切れた模様。
『さみしくない大人なんていない
大人は自分の時間が有限なことも
今から大きな素晴らしいことが起きないことも知っているから
そして年を取れば取るほど
こんなに頑張って生きてきたのに・・・
何でこんなに社会に大切にされないんだろうと
生れてきて、やがて老いていくということは
何て切ないことなんだろうと思っているから
でも、こうも思うのだ
老後なのかセカンドライフなのか分からないけど
それを一緒に笑って、ネタにして、共に生きる人がいれば
それならば何とか乗り切れるんじゃないかなと
家族でも夫婦でも友人でも隣人でも・・
何でもいいけど誰かいてくれれば
気の合うやつが隣に』
登場人物の皆様も順調に年を重ね・・・
千明(小泉今日子)は定年を一年後に控え「セカンドライフセミナー」なんぞに出席しとる。
和平(中井貴一)は定年後、「観光推進課指導監」として市役所で働いている。嘱託なのかな?立場は変わったけど相変わらず忙しく働いている。
万理子(内田有紀)は脚本家になっており、でも「千秋専属の」って書いてあったぞ。じゃ千秋が辞めちゃったらどうなるんだ?
真平(坂口憲二)、おかえり!!やっぱりこのドラマには坂口君がいないと。
知美(佐津川愛美)とどうなったんだっけか??と思っていたら、結婚して双子に恵まれとった。カフェは繁盛しているみたいだね〜
典子(飯島直子)は、息子も一人立ちして暇そう( ̄▽ ̄;)
えりなちゃん(白本彩奈)も24歳。小さい頃とおんなじ方が演じているんだね。
美大を卒業してカフェを手伝いながら作品を創っている模様。
千明と和平は相変わらずお互いにツッコミつつ深い話もサラリとできるほどよい距離感を保っている。コロナの時は和平が一晩中見守っていてくれた。なんとも有難く嬉しい近くの他人。
そして新メンバーとして
千明のかかりつけ医の成瀬(三浦友和)。
なんか電車に乗っている千明が見られたらうれしい的な描写があり、もしや恋?と思ったら、亡くなった奥さんと千明がそっくりだったのね。
和平には通訳のバイトで入った律子さん(石田ひかり)。
和平と仲良しだった一条のおじいちゃんの娘。一条さんが亡くなり形見分けに『くらちゃんへ』と残したものを開けてみるとエロ系だったため、和平のことも父と同じようなエロ親父と思っているらしく過剰な反応が・・・( ̄▽ ̄;)
それぞれ恋のライバルが現れるという訳やね。
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って、つい最近な気がするワ!( ̄▽ ̄;)
始まったと思ったらコロナ渦の2020年に戻り、そっから描くのかと思ったら、また2025年に戻った。
千明もコロナに罹患し味わったことのない不安と恐怖を味わうが、長倉家のおかげで何とか乗り切れた模様。
『さみしくない大人なんていない
大人は自分の時間が有限なことも
今から大きな素晴らしいことが起きないことも知っているから
そして年を取れば取るほど
こんなに頑張って生きてきたのに・・・
何でこんなに社会に大切にされないんだろうと
生れてきて、やがて老いていくということは
何て切ないことなんだろうと思っているから
でも、こうも思うのだ
老後なのかセカンドライフなのか分からないけど
それを一緒に笑って、ネタにして、共に生きる人がいれば
それならば何とか乗り切れるんじゃないかなと
家族でも夫婦でも友人でも隣人でも・・
何でもいいけど誰かいてくれれば
気の合うやつが隣に』
登場人物の皆様も順調に年を重ね・・・
千明(小泉今日子)は定年を一年後に控え「セカンドライフセミナー」なんぞに出席しとる。
和平(中井貴一)は定年後、「観光推進課指導監」として市役所で働いている。嘱託なのかな?立場は変わったけど相変わらず忙しく働いている。
万理子(内田有紀)は脚本家になっており、でも「千秋専属の」って書いてあったぞ。じゃ千秋が辞めちゃったらどうなるんだ?
真平(坂口憲二)、おかえり!!やっぱりこのドラマには坂口君がいないと。
知美(佐津川愛美)とどうなったんだっけか??と思っていたら、結婚して双子に恵まれとった。カフェは繁盛しているみたいだね〜
典子(飯島直子)は、息子も一人立ちして暇そう( ̄▽ ̄;)
えりなちゃん(白本彩奈)も24歳。小さい頃とおんなじ方が演じているんだね。
美大を卒業してカフェを手伝いながら作品を創っている模様。
千明と和平は相変わらずお互いにツッコミつつ深い話もサラリとできるほどよい距離感を保っている。コロナの時は和平が一晩中見守っていてくれた。なんとも有難く嬉しい近くの他人。
そして新メンバーとして
千明のかかりつけ医の成瀬(三浦友和)。
なんか電車に乗っている千明が見られたらうれしい的な描写があり、もしや恋?と思ったら、亡くなった奥さんと千明がそっくりだったのね。
和平には通訳のバイトで入った律子さん(石田ひかり)。
和平と仲良しだった一条のおじいちゃんの娘。一条さんが亡くなり形見分けに『くらちゃんへ』と残したものを開けてみるとエロ系だったため、和平のことも父と同じようなエロ親父と思っているらしく過剰な反応が・・・( ̄▽ ̄;)
それぞれ恋のライバルが現れるという訳やね。
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2024年09月29日
特集ドラマ「母の待つ里」最終話 藤原ちよの場合
ちよさん(宮本信子)の訃報を聞いた松永(中井貴一)は、すぐに村に向かい、『ホームタウン・サービス』に電話を入れたが・・・
「ヴィレッジやマザーが消滅した場合、
いつでも新たな故郷、新たなお母さまをご提供できる準備があります。
現在待機中なのは青森県・・」
「ふるさとは一つです。おふくろは一人です」松永
夏生(松嶋菜々子)と精一(佐々木蔵之介)も村へ。
カード会社のサプライスであって欲しいと願いながら。
しかしちよさんは亡くなっており、通夜が営まれていた。
前方の席に案内された二人は最前列に座っていた松永と会い、3人とも『ホームタウンサービス』の利用者だと知った。
不思議な縁だよね。
この3人がそれぞれこの家で「お母ちゃん」と「息子」「娘」として過ごしてきた。そして心から「母」がいなくなったことを悲しんでいる。村の住人のみなさんも3人のことを「利用者さん」ではなく、ちよの家族と思ってくれているのがわかる。
ちよさんを発見したのはシンコさん(菜葉菜)で、朝、雨戸を開けに行ったら、いろりのそばでコロンと横になっていて眠っているかと思ったそうな。鶴を折りながら突然逝ってしまったらしい。そばにはちよさんが折った鶴がたくさん置いてあった。
通夜振舞はジンギスカンだった。
ちよさんがあったかくなったら子供達と一緒に食べたいと言っていたそうで、住人のみなさんが用意してくれたのさ〜
鍋を囲む3人。
「亡くなった人の思い出さ語ると、
あの世のその人に花びらが降るんだと。
きれいな花びらに埋もれて、いい香りにつつまれで。
私は、それが供養だと思うのす」和尚(伊武雅刀)
この人、ホントに和尚さんだったんだね( ̄▽ ̄;)
その言葉を受けてお母ちゃんとの思い出話を始める三人。
続きを読む
「ヴィレッジやマザーが消滅した場合、
いつでも新たな故郷、新たなお母さまをご提供できる準備があります。
現在待機中なのは青森県・・」
「ふるさとは一つです。おふくろは一人です」松永
夏生(松嶋菜々子)と精一(佐々木蔵之介)も村へ。
カード会社のサプライスであって欲しいと願いながら。
しかしちよさんは亡くなっており、通夜が営まれていた。
前方の席に案内された二人は最前列に座っていた松永と会い、3人とも『ホームタウンサービス』の利用者だと知った。
不思議な縁だよね。
この3人がそれぞれこの家で「お母ちゃん」と「息子」「娘」として過ごしてきた。そして心から「母」がいなくなったことを悲しんでいる。村の住人のみなさんも3人のことを「利用者さん」ではなく、ちよの家族と思ってくれているのがわかる。
ちよさんを発見したのはシンコさん(菜葉菜)で、朝、雨戸を開けに行ったら、いろりのそばでコロンと横になっていて眠っているかと思ったそうな。鶴を折りながら突然逝ってしまったらしい。そばにはちよさんが折った鶴がたくさん置いてあった。
通夜振舞はジンギスカンだった。
ちよさんがあったかくなったら子供達と一緒に食べたいと言っていたそうで、住人のみなさんが用意してくれたのさ〜
鍋を囲む3人。
「亡くなった人の思い出さ語ると、
あの世のその人に花びらが降るんだと。
きれいな花びらに埋もれて、いい香りにつつまれで。
私は、それが供養だと思うのす」和尚(伊武雅刀)
この人、ホントに和尚さんだったんだね( ̄▽ ̄;)
その言葉を受けてお母ちゃんとの思い出話を始める三人。
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特集ドラマ「母の待つ里」第3話 室田精一の場合
室田精一(佐々木蔵之介)、61歳。
定年後、退職金が振り込まれた日に妻・怜子(坂井真紀)から離婚を切り出され、しかたなく受け入れる。離婚後、荒み切った心で故郷へ帰ってきた。
問題の多い男デスヨ。
離婚に全く納得しておらず、離婚成立したその日に妻に急に感謝の言葉を伝え告白。「友達から始めてみませんか?」とか言うももちろん拒否される。奥さんのことナメてるよね ( ̄▽ ̄;) 離婚したいって言うから大人しく言う事聞いてやったんだからさ〜気分直してさ・・ってのが丸見え。気分で離婚決意する訳ないじゃん。とにかくわかっていない男。
村に着いたら「エキストラ困らせ問題」。
アドリブの利かない昔馴染の住民役のおじいちゃんや寺の和尚さん(伊武雅刀)にグイグイ話しかけて固まらせとる。和尚なんて同じセリフ繰り返しちゃったよ。
出迎えてくれたアルゴス(のこ)も無視。
(アルゴス、今日もいい仕事だったよ!)
「これが50万の旅かよ」
しかし家で迎えたちよさん(宮本信子)は息子のどんな態度にも合わせるプロ。
アドリブも自然よ。さすがの精一も毒気が抜けてきた。
そして夜、お待ちかねの寝物語。
今回は「姥捨て山」。
それを聞いた精一は布団をかぶって嗚咽しとった。
この「ホームタウンサービス」、心理学者とかのサポートでもあるのかね?
事前アンケートから利用者のウィークポイントを掴んで、昔話もセレクトして接し方とかも指導してるんじゃ?( ̄▽ ̄;)
翌日、お墓参りに連れて行くちよさん。
不思議に思いながらもついていくとちよさんが墓前で話し始めた。
「お父さん、精一が会社ば勤め上げてけえって来たぞ。
お父さん、褒めてやってくなんせ」
『会社の人間も家族も退職する俺に形式的な言葉をかけるだけだった。
テーマパークのキャストの言葉が初めて心に沁みた。
ウソの世界に真実(まこと)があった』
突発的に「ここで暮らしたい!この墓に入れてください!」と言い出す精一。
ちよさんも住職さんも、「いいね、そうしなよ!」という訳にもいかず困って下向いてるじゃん!
以外とちょろい男なのか?
家庭でも会社でも威張りくさって人の意見なんて聞いてこなかったであろう精一。どの場面でも本来の精一自身を出すタイミングを失ってパワハラ男として突っ走るしかなかったのか?でも変わろうとしなければ、人から見えている姿がアンタ自身なんだぞ。
で、延泊決定 ( ̄▽ ̄;) 住民大慌て。
「故郷」を見つけちゃった精一は来た時とはまったく違う顔になっております。
続きを読む
定年後、退職金が振り込まれた日に妻・怜子(坂井真紀)から離婚を切り出され、しかたなく受け入れる。離婚後、荒み切った心で故郷へ帰ってきた。
問題の多い男デスヨ。
離婚に全く納得しておらず、離婚成立したその日に妻に急に感謝の言葉を伝え告白。「友達から始めてみませんか?」とか言うももちろん拒否される。奥さんのことナメてるよね ( ̄▽ ̄;) 離婚したいって言うから大人しく言う事聞いてやったんだからさ〜気分直してさ・・ってのが丸見え。気分で離婚決意する訳ないじゃん。とにかくわかっていない男。
村に着いたら「エキストラ困らせ問題」。
アドリブの利かない昔馴染の住民役のおじいちゃんや寺の和尚さん(伊武雅刀)にグイグイ話しかけて固まらせとる。和尚なんて同じセリフ繰り返しちゃったよ。
出迎えてくれたアルゴス(のこ)も無視。
(アルゴス、今日もいい仕事だったよ!)
「これが50万の旅かよ」
しかし家で迎えたちよさん(宮本信子)は息子のどんな態度にも合わせるプロ。
アドリブも自然よ。さすがの精一も毒気が抜けてきた。
そして夜、お待ちかねの寝物語。
今回は「姥捨て山」。
それを聞いた精一は布団をかぶって嗚咽しとった。
この「ホームタウンサービス」、心理学者とかのサポートでもあるのかね?
事前アンケートから利用者のウィークポイントを掴んで、昔話もセレクトして接し方とかも指導してるんじゃ?( ̄▽ ̄;)
翌日、お墓参りに連れて行くちよさん。
不思議に思いながらもついていくとちよさんが墓前で話し始めた。
「お父さん、精一が会社ば勤め上げてけえって来たぞ。
お父さん、褒めてやってくなんせ」
『会社の人間も家族も退職する俺に形式的な言葉をかけるだけだった。
テーマパークのキャストの言葉が初めて心に沁みた。
ウソの世界に真実(まこと)があった』
突発的に「ここで暮らしたい!この墓に入れてください!」と言い出す精一。
ちよさんも住職さんも、「いいね、そうしなよ!」という訳にもいかず困って下向いてるじゃん!
以外とちょろい男なのか?
家庭でも会社でも威張りくさって人の意見なんて聞いてこなかったであろう精一。どの場面でも本来の精一自身を出すタイミングを失ってパワハラ男として突っ走るしかなかったのか?でも変わろうとしなければ、人から見えている姿がアンタ自身なんだぞ。
で、延泊決定 ( ̄▽ ̄;) 住民大慌て。
「故郷」を見つけちゃった精一は来た時とはまったく違う顔になっております。
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2024年09月22日
特集ドラマ「母の待つ里」第1話 松永徹の場合
いかにも仕立ての良さそうなコートを着て、鞄も靴も高級そうなものを身につけた男・松永徹(中井貴一)が40年ぶりに故郷に帰ってきた。電車を乗り継ぎ、バスに乗り、隠れ里のような村に。『故郷に錦を飾る』のだ。
いくら40年ぶりと言ったって家に帰る道もわからない、久しぶりに会った母親ともぎこちなさすぎる。もしかしてこの人死んでる?ここは黄泉の里?と思ったが( ̄▽ ̄;)母親の名前を尋ねる姿に思い当たった。昔、ホンジャマカのコントに『レンタルお父さん』というのがあったが、これは『レンタルお母さん』なのだと。
カード会社の企画プラン『ホームタウン・サービス』。
一泊50万円で故郷と、そこで待つ母を提供してくれる。
村をあげての事業。出会う人も話しかけてくれる住人も、もちろん母親もすべて創りもの。
最初は他人行儀で距離の取り方がわからず敬語だった徹も温かな母親の態度にリラックスし、方言で応えるようになる。おふくろの味を堪能し、歓待され、懐かしい気持ちで一晩すごした徹は「完全な幸せ」を壊したくなくて早めに村を後にする。
東京生まれの徹には、そもそも故郷は無く、母親も30年前に亡くなっている。
それでも彼が「故郷」を求めるのは何故だろう。
演技だと知りつつ「故郷」の「母」を訪ねるのは何故だろう。
60代後半?大手食品メーカーの社長にまでなった成功者。
帰る所なんてないのに湧き上がる「帰りたい」という思いは、人間というものにあらかじめセットされている感情なんだろうか。心の奥に隠してきた後悔や寂しさが「帰りたい」という思いに繋がるのか。死に向かっている今を意識した時、誰かに自分の生きてきた道を無条件に肯定し受け止めて欲しいと望むのか。あるいは現在の自分の位置を確認するために「母」が必要なのか。
「故郷」がある、「母」が待っているという記憶を手に入れた松永は、嘘と知りつつ自分の中に活力が蘇るのを感じる。いそいそと2回目の予約を入れ、再び「故郷」へと向かう。「母」と設定の確認をしながらも、この「母」と自分だけの「故郷」つくりに励む。友人からは新手の詐欺なんじゃ?と心配されながらも。
なんかお母さん(宮本信子)が息子(松永)にする昔話がホラーすぎるんだが ( ̄▽ ̄;)
一泊50万のプランに申し込むのはリッチな成功者だけ。好奇心もあると思うが現実世界で満たされない心の空洞をお金で埋めようともがいているんだろうか。村をあげての詐欺疑惑も捨てがたいが、すべてはファンタジーというか、この里自体が幻のようにも見える。
第2話 古賀夏生の場合
第3話 室田精一の場合
最終話 藤原ちよの場合

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いくら40年ぶりと言ったって家に帰る道もわからない、久しぶりに会った母親ともぎこちなさすぎる。もしかしてこの人死んでる?ここは黄泉の里?と思ったが( ̄▽ ̄;)母親の名前を尋ねる姿に思い当たった。昔、ホンジャマカのコントに『レンタルお父さん』というのがあったが、これは『レンタルお母さん』なのだと。
カード会社の企画プラン『ホームタウン・サービス』。
一泊50万円で故郷と、そこで待つ母を提供してくれる。
村をあげての事業。出会う人も話しかけてくれる住人も、もちろん母親もすべて創りもの。
最初は他人行儀で距離の取り方がわからず敬語だった徹も温かな母親の態度にリラックスし、方言で応えるようになる。おふくろの味を堪能し、歓待され、懐かしい気持ちで一晩すごした徹は「完全な幸せ」を壊したくなくて早めに村を後にする。
東京生まれの徹には、そもそも故郷は無く、母親も30年前に亡くなっている。
それでも彼が「故郷」を求めるのは何故だろう。
演技だと知りつつ「故郷」の「母」を訪ねるのは何故だろう。
60代後半?大手食品メーカーの社長にまでなった成功者。
帰る所なんてないのに湧き上がる「帰りたい」という思いは、人間というものにあらかじめセットされている感情なんだろうか。心の奥に隠してきた後悔や寂しさが「帰りたい」という思いに繋がるのか。死に向かっている今を意識した時、誰かに自分の生きてきた道を無条件に肯定し受け止めて欲しいと望むのか。あるいは現在の自分の位置を確認するために「母」が必要なのか。
「故郷」がある、「母」が待っているという記憶を手に入れた松永は、嘘と知りつつ自分の中に活力が蘇るのを感じる。いそいそと2回目の予約を入れ、再び「故郷」へと向かう。「母」と設定の確認をしながらも、この「母」と自分だけの「故郷」つくりに励む。友人からは新手の詐欺なんじゃ?と心配されながらも。
なんかお母さん(宮本信子)が息子(松永)にする昔話がホラーすぎるんだが ( ̄▽ ̄;)
一泊50万のプランに申し込むのはリッチな成功者だけ。好奇心もあると思うが現実世界で満たされない心の空洞をお金で埋めようともがいているんだろうか。村をあげての詐欺疑惑も捨てがたいが、すべてはファンタジーというか、この里自体が幻のようにも見える。
第2話 古賀夏生の場合
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2022年11月16日
きこりのテレビ日記 #96
11月14日(月)風つよし
5時15分起床。昨夜は珍しくいろいろ考えていて眠れなかった。
5時25分、ミー太と外へ。
今日は新聞集配所休みかも?と思ったら、やっぱりそうだった。
配達員さん達の出入りもないし寂しいわね。
先週から社長がコロナ陽性のためお休み。
本日から出勤とのことだが、どうであろう。
『霊媒探偵・城塚翡翠』第5話(最終話)VS. Eliminator Part II(録画)(日本テレビ)
なんだよぅ〜めっちゃ面白いじゃん!
「すべてが、伏線」・・・そういうことか!
そして「invert」への華麗なプロローグとなっている。
私も香月と同じですっかり騙されとった。
そして清原果耶さんをキャスティングしたことに納得。
全視聴者と香月をまるっと騙せるのは清原果耶だけ。
「お前は何者なんだ?!」香月(瀬戸康史)
「霊媒探偵・城塚翡翠とでも名乗っておきましょう」翡翠
「シャーロック」もビックリの知識と頭脳と観察力と推理力を持つ奇術師でインチキ霊媒師。
そして翡翠を世間知らずのお嬢様キャラに見せる重要な役割を演じていた真ちゃん(小芝風花)は情報収集する武闘派アシスタントだった。何か翡翠に秘密を握られて一緒にいるようだが、翡翠にとっては唯一の友であり対等な関係の相棒のように見えたわ〜来週からの活躍が楽しみ。
香月を殺人に駆り立てたのは美しい義姉への恋心と罪の意識だった。
強盗に襲われ、ナイフで刺された姉を見つけた幼い香月がそのナイフを引き抜いたことにより失血死で亡くなった。その時、彼女は痛かったのか痛くなかったのか、自分を恨んでいたのか許していたのか・・・それが知りたくて彼女に似た女性を殺し続けた。
翡翠が香月に下した最終ジャッジは「気持ちの悪い性欲を発散させているだけの、ただの最低下劣な『変態シスコン野郎』」・・・
「闇の伴走者」を思い出したよ。
彼も好きだったお姉さんの死ぬ間際の表情で得た愉悦を再現したくて女性を殺し続けた。ある者にとって「死」はトラウマでありながら甘美な体験なのでしょう。
「僕が君を愛していたのは本当だ」香月
「えぇ。だからこそ私で実験したいのでしょう?」翡翠
翡翠はハンターでありながら、いやハンターだからこそ、その恐るべき臭覚で香月のすべてを知った一番の理解者だったのかもしれない。もしかしたら、翡翠のワトソンにだってなりえたのに(真ちゃん談)。ま、翡翠の悪を憎む気持ちは強いようだから、犯人確定した時点でナシだけどね。
香月の殺人に至るすべては、翡翠が抜き取った香月のスマホから蛯名(須賀健太)へとライブ中継されていた。抵抗する暇もなかった。鮮やかな幕引き。香月は鐘場(及川光博)らに引っ立てられて行った。そもそも鐘場から翡翠に持ち掛けた作戦だったんだね。
翡翠の霊媒能力は本当にインチキなのか。
それともそう見せたがっているだけなのか。
思っていた以上に複雑、時に単純、自分を変幻自在に作り上げる。
圧倒的な魅力と存在感の城塚翡翠・・・
いや〜久々に胸のすく最終回を見せてもらいました。
もちろん来週からの「invert 城塚翡翠 倒叙集」にも期待。
「すべてが、反転」を見せてもらいましょう!
『孤独のグルメ season10』第6話 岐阜県下呂市のとんちゃんとけいちゃん(録画)(テレビ東京)
あらっ、下呂市!
♬〜上呂もあるのね、下呂だけじゃないのね〜♬(@「さらば下呂温泉」)と歌い始めたら、五郎さんが降り立ったのは上呂駅。ホントに小さい駅だ〜( ̄▽ ̄;)
なんと今回、五郎さん(松重豊)は同級生が校長(松下由樹)をしている中学校で講演をするのです!
廊下に張ってある告知ボスターには、そっくりの似顔絵(校長が描いたのか?( ̄▽ ̄;))と共に
「輸入雑貨商 井之頭五郎」
「世界を股にかけた
ビジネスで培われた
グローバルな思考に 迫る!!」
「東京から来たる!!」って煽り文句が、また昭和だね( ̄▽ ̄;)
講演の内容聞きたかったなぁ。
無事講演を終え、ちょいとセンチメンタルな気持ちを味わった五郎さんは即、飯処探し。田舎町でやっと見つけた「大衆食堂 大安」へ直行。
いいね〜このだだっ広い空間にテーブルとパイプ椅子。
飲み物や小鉢は自分で勝手に取るスタイルってのも気楽でいいわ〜
タイトルのとんちゃんのトンは豚、けいちゃんのケイは鶏でございました。
とんちゃんにするか、けいちゃんにするか迷う五郎さん。
私ならとんちゃんだね。いや、ぎゅうちゃんも捨てがたい。
五郎さんが選んだのはとんちゃんけいちゃんWの定食。
味噌ダレがうまちょ〜だった〜
すき焼き風も良かったが、とんけいTKGは最高でしょうよ。
からの〜マトンそば、五郎オリジナルマトキム丼!
五郎さんの美味しそうな顔、ごちそう様でした!
続きを読む
5時15分起床。昨夜は珍しくいろいろ考えていて眠れなかった。
5時25分、ミー太と外へ。
今日は新聞集配所休みかも?と思ったら、やっぱりそうだった。
配達員さん達の出入りもないし寂しいわね。
先週から社長がコロナ陽性のためお休み。
本日から出勤とのことだが、どうであろう。
『霊媒探偵・城塚翡翠』第5話(最終話)VS. Eliminator Part II(録画)(日本テレビ)
なんだよぅ〜めっちゃ面白いじゃん!
「すべてが、伏線」・・・そういうことか!
そして「invert」への華麗なプロローグとなっている。
私も香月と同じですっかり騙されとった。
そして清原果耶さんをキャスティングしたことに納得。
全視聴者と香月をまるっと騙せるのは清原果耶だけ。
「お前は何者なんだ?!」香月(瀬戸康史)
「霊媒探偵・城塚翡翠とでも名乗っておきましょう」翡翠
「シャーロック」もビックリの知識と頭脳と観察力と推理力を持つ奇術師でインチキ霊媒師。
そして翡翠を世間知らずのお嬢様キャラに見せる重要な役割を演じていた真ちゃん(小芝風花)は情報収集する武闘派アシスタントだった。何か翡翠に秘密を握られて一緒にいるようだが、翡翠にとっては唯一の友であり対等な関係の相棒のように見えたわ〜来週からの活躍が楽しみ。
香月を殺人に駆り立てたのは美しい義姉への恋心と罪の意識だった。
強盗に襲われ、ナイフで刺された姉を見つけた幼い香月がそのナイフを引き抜いたことにより失血死で亡くなった。その時、彼女は痛かったのか痛くなかったのか、自分を恨んでいたのか許していたのか・・・それが知りたくて彼女に似た女性を殺し続けた。
翡翠が香月に下した最終ジャッジは「気持ちの悪い性欲を発散させているだけの、ただの最低下劣な『変態シスコン野郎』」・・・
「闇の伴走者」を思い出したよ。
彼も好きだったお姉さんの死ぬ間際の表情で得た愉悦を再現したくて女性を殺し続けた。ある者にとって「死」はトラウマでありながら甘美な体験なのでしょう。
「僕が君を愛していたのは本当だ」香月
「えぇ。だからこそ私で実験したいのでしょう?」翡翠
翡翠はハンターでありながら、いやハンターだからこそ、その恐るべき臭覚で香月のすべてを知った一番の理解者だったのかもしれない。もしかしたら、翡翠のワトソンにだってなりえたのに(真ちゃん談)。ま、翡翠の悪を憎む気持ちは強いようだから、犯人確定した時点でナシだけどね。
香月の殺人に至るすべては、翡翠が抜き取った香月のスマホから蛯名(須賀健太)へとライブ中継されていた。抵抗する暇もなかった。鮮やかな幕引き。香月は鐘場(及川光博)らに引っ立てられて行った。そもそも鐘場から翡翠に持ち掛けた作戦だったんだね。
翡翠の霊媒能力は本当にインチキなのか。
それともそう見せたがっているだけなのか。
思っていた以上に複雑、時に単純、自分を変幻自在に作り上げる。
圧倒的な魅力と存在感の城塚翡翠・・・
いや〜久々に胸のすく最終回を見せてもらいました。
もちろん来週からの「invert 城塚翡翠 倒叙集」にも期待。
「すべてが、反転」を見せてもらいましょう!
『孤独のグルメ season10』第6話 岐阜県下呂市のとんちゃんとけいちゃん(録画)(テレビ東京)
あらっ、下呂市!
♬〜上呂もあるのね、下呂だけじゃないのね〜♬(@「さらば下呂温泉」)と歌い始めたら、五郎さんが降り立ったのは上呂駅。ホントに小さい駅だ〜( ̄▽ ̄;)
なんと今回、五郎さん(松重豊)は同級生が校長(松下由樹)をしている中学校で講演をするのです!
廊下に張ってある告知ボスターには、そっくりの似顔絵(校長が描いたのか?( ̄▽ ̄;))と共に
「輸入雑貨商 井之頭五郎」
「世界を股にかけた
ビジネスで培われた
グローバルな思考に 迫る!!」
「東京から来たる!!」って煽り文句が、また昭和だね( ̄▽ ̄;)
講演の内容聞きたかったなぁ。
無事講演を終え、ちょいとセンチメンタルな気持ちを味わった五郎さんは即、飯処探し。田舎町でやっと見つけた「大衆食堂 大安」へ直行。
いいね〜このだだっ広い空間にテーブルとパイプ椅子。
飲み物や小鉢は自分で勝手に取るスタイルってのも気楽でいいわ〜
タイトルのとんちゃんのトンは豚、けいちゃんのケイは鶏でございました。
とんちゃんにするか、けいちゃんにするか迷う五郎さん。
私ならとんちゃんだね。いや、ぎゅうちゃんも捨てがたい。
五郎さんが選んだのはとんちゃんけいちゃんWの定食。
味噌ダレがうまちょ〜だった〜
すき焼き風も良かったが、とんけいTKGは最高でしょうよ。
からの〜マトンそば、五郎オリジナルマトキム丼!
五郎さんの美味しそうな顔、ごちそう様でした!
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