一本うどん

2014年04月16日

東京おのぼりさん日記 その5 (2014年4月11日〜13日 その1)

 さて、桜の時期も終わりかけだというのに東京へ行ってまいりました。

二泊三日。



 も〜去年の10月、娘の引っ越しの手伝いで行った時はどこにも行けなかったからね〜

一度姉と姪と一緒にハンバーグ店に行ったけど(私が指定したんだけど美味しくなかったし・・)

それ以外はずっと段ボールに詰めたり掃除しながらコンビニで買ってきたおにぎりとかパン食べてたしー

せめて帰りの日はゆっくり回ろうと思ったのに、チケットの日にち取り違えで(自分のせい(-言-))

やっと取れたチケットが早い時間だったから帰る直前までバタバタヒーヒーほんと慌ただしかったのよね〜

だから、戻ってからすぐにこの旅の準備を始めたさ〜



 旅のお伴はコレ。

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「ことりっぷ」とJTBのMOOK「詳細地図 東京」

(すごく見やすい。私は行く場所のだけ破って持って歩きます)

あとは携帯の乗継案内アプリね( ̄▽ ̄;)

コレのおかげでどんだけ助かっているか。



 で、9時半の飛行機に乗って昼前には付きましたョ〜

いや〜暖かいとは聞いていたけど、薄手のコートを着ていたら暑いぐらいだったわ〜

本日は娘と一緒に谷中を回る予定なんで日暮里駅で待ち合わせ。

3日間ずっと穏やかないい天気でね〜本当に気持ちいい時間を過ごせました。



 一日目は谷中エリアをぐるっと一回りする予定。

日暮里駅でスーツケースを預けた後(わたしゃ方向オンチだから預けたら、

後でわからなくならないようにその周りをカメラで写しますだよ)を出たらすぐに「ルノアール」があって感激するわしら・・・( ̄m ̄〃)

「去年ルノアールで」を見て以来、ルノアールに遭遇する度に注目してしまうのです。

「毛布出してくれんのかな〜」

「一度入って見たいよね〜」等と言いながら通り過ぎる。



 谷中は猫が多いそうで、猫グッズの店がたくさんありました。

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 でも、猫には一匹しか出会えなかったわ〜

路地奥のドアの前にちょこんと。開けてくれるの待ってるのかしら・・・

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 谷中銀座は車も入ってこないからのんびりゆったり歩けました。

お店を覗きながら、夕焼けがキレイに見えるという「夕焼けだんだん」へ。

まだ3時ぐらいだったから明るいけどね。

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 娘が夕方から用事があったので短いコースにしたんですが2時間ぐらいで回れました。

で、駅の近くの佃煮が何種類も並んでいる中野屋さんでわかさぎの佃煮を買いましたョ〜

明日の朝ごはんにするのさ〜♪



 娘と別れたあと、どこか回ろうかな〜と思ったんだけどスーツケースが重くて〜(;´д`)

何かおかず作っていって〜と娘に言われていたので大人しく帰りました。

なんせ娘のアパートまで1時間以上かかるんで・・・

今晩は娘の部屋に泊まります。



 って、娘のとこってレオパレスなんだけど、台所が狭くてホントイヤ!

IHのコンロが二つあってすぐ横は小さなシンク。

で、調理するスペースが全くないのよーー

レオパレスっていってもピンからキリまであるんだろうけど、ここって生活用のアパートじゃないよね〜

長期出張とかで泊まるアレなんじゃないのかねぇ・・・(ーΩー )

娘には言わないけど、この狭い台所マジストレスだわーー



 晩御飯は親子丼。おかずは二品ほど作り置きしました。

9時頃帰ってきたんで私はビール、娘はチューハイを飲みながら食べました。

いつのまにか飲めるようになったんだねぇ・・・(o^-^o)

久しぶりにゆっくり話しましたョ〜

 一日目 12657歩(普段は大体5000歩)



 翌日は「深川」に行きました。

「清澄白河駅」で降りたら「深川資料館通り」へ。

こちらも昔ながらの商店街なのですが、思わず入りたくなる良さげな雰囲気の古本屋さんが結構ありました。

清潔で取りやすい棚に店主の個性が感じられる本が納められています。

絵本もたくさんあるし、地元の人が自分の家の本棚のように寄れる店って感じかしら。



 聞くところによると、深川は古本屋さんが中心となって町を盛り上げていっているらしい。

娘はジャズ関連の本(多分彼氏の影響(¬w¬*))、私は高峰秀子関連の本を二冊購入。

歩くのが楽しくなる町ですなぁ・・・



 その後、「深川江戸資料館」へ。

ここには江戸時代の長屋が再現されているんですョ〜



 矢印のところには猫がいて、ときどき「にゃああああーー!」と鳴くんだけど、その度に娘がビクッ!としてたわ〜

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 長屋の中。結構広いぞ。

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いや〜全体的に暗いんだけど、

当時はこんなもんだったんだろうな〜

八百屋さんには野菜が並んでいて

大根や菜っ葉、蓮根にごぼうに人参・・・

現在とそんなに変わらない品揃えだったわ〜















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 火の見櫓の前にあるのは移動蕎麦屋さん。

これをかついで江戸の町を歩いてたんだね〜

もちろん二人で担いでいるふうの写真を撮りましぞ。



 御茶屋さんの前には座る場所があって、

たまに落語やお芝居が見られるんだって〜

いいね〜













 こちらは天ぷらの屋台。

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 船宿の前にはちゃんと舟があって、店内はこんな感じ。りっぱなもんだよね〜

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 楽しかったわ〜

さて、昼ご飯ですが、深川に来たらやっぱり「深川めし」でしょうよ。

「鬼平犯科帳」にも出てきたもんね〜

あちこちに「深川めし」「深川丼」の張り紙やのぼりが出とります。

迷ったけど直感でココ。

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 にゃんと、入口に「一本うどんあります」の張り紙が!

「鬼平犯科帳」に木村忠吾の好物として出てきたんだけど、

ぶっというどんが一本だけってどんなん???ってずっと気になっていたのよ〜!

でも、深川めしも食べたい!

という訳で娘を一本うどん頼むよう誘導し、私は深川めしを注文。



 来たよ、来ましたよ〜!「一本うどん」が!

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 円形のものを想定していたんだけど、ところてんみたいだね〜

うどんについているのは甘味噌ふう。

タレには本わさびを擂り降ろしたのとねぎを入れて食べるんですが

蕎麦つゆともまた違った味なんだよねぇ・・・



娘に感想を聞くと

「・・・・うどんだねぇ・・」

一口もらうと「確かにうどんだわ・・」

ビジュアルから甘味があるんじゃ?って思ったりしたけど

ホントにうどんの太い版って感じ。

おもしろいわーー



 そして深川めしですョ〜

パンフレットによると「深川めし」には「ぶっかけめし」「炊き込みご飯」「どんぶり系」等いろいろあるらしい。

基本はあさりと長ネギ。

こちらのは、ご飯と汁が別々にくるぶっかけタイプ。お蕎麦や桜エビの佃煮もついてきました。

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 いや〜うまかった!!あさりのダシがよくでててあっさりしているのにコクがある。

うちの夫も絶対好きな味だわ〜

娘も「おいしい〜!」とバクバク食べていました。

鬼平様も食べたのかしらね〜。満足満足。

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 「東京おのぼりさん日記 その6」につづく・・・




matakita821 at 23:22|PermalinkComments(6) このエントリーをはてなブックマークに追加