リーガルドラマ

2024年12月17日

「モンスター」 #10 信じたい者たちへ 

「ところで、こちらのデータは、知らない、わからないを追求するために取っていたデータなのではないですか?」神波
「そうです」
「請けおっている、いくつかの産廃物のうち帝東電機のものを扱う従業員に健康被害が出ることを、最近になって突き止めたのではないですか?」
「そうです」
「つまり、本当に追及すべきなのはサカミクリーンではなく、帝東電機なのではないでしょうか?
以上です」


 にんまりと微笑む粒来(古田新太)。
ヒントを出していたとはいえ、想定通りの展開。
それは娘の、神波先生の能力を信じていたから。

「さ〜て・・・
ここから本当のゲームの始まりだ!」粒来


 粒来が顧問弁護士になったのは、サカミクリーンが帝東電機の産廃処理を請け負わねばならない裏事情を知っていたから。
その為、群馬に住み、地道にデータを集め、機会を待った。
自分の身体を実験台にして。

 社員の健康データだけでは環境汚染の証拠にはならない。
有害物質は出ているはずなのに特定できない。
粒来の身体が語ってくれるのかしら?
命をかけた親子タッグのゲームの行方は?


 群馬から訪ねてきた妊婦・横沢さくら(前田敦子)は環境汚染の疑いがあるとして、地元の山遥村にある産廃処理場・サカミクリーンに賠償請求と営業停止の訴えを起こしたいと話した。

 んーーー個人でこういう訴えを起こすのは珍しいため、もちろん杉浦先生(ジェシー)は断る方向に持っていきたかったようだが〜神波先生(趣里)を止められないこともわかっている。だってサカミクリーンの顧問弁護士が粒来だったから。

 てか、そもそも弁護士費用払えるの?( ̄▽ ̄;)
神波先生が有名だから(実は粒来の誘導)って来たみたいだけど、有名どころは指名料もバカ高いってご存じないのかしら。勝てば賠償金で払おうと思ったって・・・世間知らずもいいとこだべ。

 それでも動いていた杉浦先生だったが〜
サカミクリーン建設に反対していた最後の一人・内海泰造さんが自殺(不審死)、サカミクリーンは反社のフロント企業、水質検査の結果もシロ、有害物質は見つからない、さくらの身の安全保障もできないとなり、珍しく神波に嚙みついたぞ。

「粒来先生相手に裁判やりたいだけですよね?
粒来先生とのゲームに勝ちたいだけですよね?
前は負けたから」杉浦
「・・・・」神波
「それだけなのに周りを巻き込んでいい訳?!
いい訳ないよね!
巻き込まないでくれる?!」


「・・・わかった。
杉浦先生のことは巻き込まない。
降りれば?杉浦先生は」
「裁判続けるっていうこと?」
「行ってきまーーす!」
裁判はゲームじゃないんだよ!


 珍しく腹式呼吸の発声 ( ̄▽ ̄;)
いつもは、語尾かすれがちなのに〜





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matakita821 at 16:53|PermalinkComments(2)

2024年12月03日

「モンスター」 #08 数字の鎖

「検察の見立てを覆し、
裁判員を手なづけた上、
橘さんの戸籍偽造での裁判での
情状酌量にも繋がりかねない弁論でした。
お見事でした」藤吉
「恐れ入ります」神波


『チッ!食えねぇ弁護士だな。
父親にそっくりだぜ』

そんな藤吉検事(近江谷太朗)の心の声が聞こえてくるようだった(笑

「こちらに都合の良いストーリーを作り上げる。
使える材料は全部使って、でっちあげる」

「橘さんは子供の遊びに付き合っただけだから、
栗本さんは無実ってストーリーで説得できる?」杉浦
「できてもできなくても、
そのまま臨場感で巻き込む」
「臨場感?!」
「これは裁判員裁判。
裁判員は一般の人だから」
はあ?!
「使えるもんは全部使う」


 その通り、裁判が始まったばかりの頃は「闇バイトに手を出してイージーに罪を犯す少年」へ呆れ、不快感と怒りを露わにし、この子のためにも罰すしなければ!と正義感に燃えていた裁判員のみなさんは、橘さんの「無罪」という証言と神波の涙の訴えに引き込まれ、共感・同情し、こんな人が自分の罪を告白してまで証言したんだからこの子は無罪に決まっていると思わせる流れを作った。

 でも、この話に乗って、堂々と証言した橘さん(石野真子)も並のタマじゃないと思うぞ。『戸籍偽造』の罪に問われた後のことはやってみなきゃわからない。でも、橘さんは、その目と心でジャッジして、これは栗本君(坂元愛登)のためにもやってみる価値はあると判断した。そしてその役割を完璧に演じた。すごい人だよ。

 てか、橘さんに同情する体で堪えきれずに涙を流す神波先生(趣里)を見て、
『ええっ?!』となる杉浦先生(ジェシー)(笑

 「裁判は単なる勝ち負けのゲームじゃないんです!」にも
「え?」って声漏らしちゃうしーー(笑
アンタ、こっち側でしょうがー!!




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matakita821 at 17:11|PermalinkComments(2)

2024年11月12日

「モンスター」 #05 信じたいもの

「私、思いつきで弁護士になったって
思ってたんですけど、
なんで今更、弁護士なのかわかりました。
この日を待ってたんだと思います」


 決して勝てなかったオセロ。
相手が娘でも容赦なく追い詰める。
勝っと思いこませて、どん底に突き落す。
父のやり方は忘れない。

「さ〜て・・・ゲームを始めるか」粒来

 この親子はやっぱり似ている。
二人とも、この初めてのゲームにワクワクしている。
でも求めていたのは対決なのか、
親子の対面なのか。
多分どちらも。
こういう形でしか会えないし、
こういう形でしか関わり合えない親子なんだろうな。

 今回の依頼人はアメリカから来たエマ・サトウ(秋元才加)。
癌になった父親のサトウマサル氏(石橋凌)が日本の「岡本プレミアクリニック」主催の代替医療ツアーに参加したのち、気力を失い治療も拒否し亡くなってしまった。
その病院がインチキな治療をしたことを証明して欲しいそうな。
損害賠償金額は30億!
裁判費用に制限なし!ドーン!

 太客来たーーー!
って、英語ができない(村尾さんからは「東大なのに?」とツッコミ有)杉浦先生(ジェシー)が神波先生がペラペラと対応している間も一生懸命腹痛の演技続行していたのが泣かせる〜(笑

 『代替治療』とは『西洋医学では治り難い病気を別の療法で治療する医学の総称』らしい。民間療法みたいなもん?信じる者は救われる的な ( ̄▽ ̄;)

 マサルさんが受けた治療は「P2カクテル」という何か花から抽出した物質を点滴するんだと。怪しすぎるべ。

 早速、あちこちの医師を訪ね「P2カクテル」についての効果や科学的根拠への見解を聴取。疑問や意見を迷いなくぶつける神波先生の隣で、いちいちヒヤヒヤを顔に出す杉浦先生(笑

 コレ、実際にもありそうだけど、代替治療だけ続けていて奇跡的に治った人もいれば、西洋医学と併用して代替治療受けていたり・・・その人の体質や病気のレベルにもよるだろうし、いろんなパターンありそうだから正確なデータ取るの難しいよね。両者が協力し合わないと。

 「岡本プレミアクリニック」院長の岡本久嗣(内村遥)は二代目。
先代の岡本輝久(阿南健治)が院長を務めていた「岡本病院」は保険診療の総合病院だったが経営的に苦しかった。久嗣が富裕層向け自由診療の代替医療へと方針を変え儲かっているらしい。

 で、その「岡本プレミアクリニック」に来た二人。
神波の潜入を制した杉浦先生が激しいお腹の痛みを訴えしゃがみこんだ。
その姿を歓喜に満ちた目で見つめる神波・・(笑









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matakita821 at 17:40|PermalinkComments(2)

2024年10月29日

「モンスター」 #03 幸せの形

 今回は神波先生(趣里)は、それほど興味を持てない案件だったのか、
『杉浦先生(ジェシー)で遊ぼう!』の巻。

 SNS上のやり取りで精子提供を受けた女性・長岡茉由(吉本実憂)が相手の男性・斉藤文哉(佐藤寛太)の東大卒という経歴詐称に対する訴えを起こした。しかし事務所に現れたのはその女性ではなく、同じく精子提供を受け妊娠した五条亜佐美(佐津川愛美)と、その夫・五条和彦(渋谷謙人)。和彦が無精子症で妊娠不可能であるため、SNSを頼って精子提供を受けたそうだが、事が大事になり自分たちのことがバレるのを恐れ、斎藤の弁護士となり示談を成立させ事件を終わらせよという依頼さ。

 なんか精子提供のやり取りが適当でこんなんズルしようと思えばいくらでもできるじゃん!とか思ったぞゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ たくさんの人に自分の精子を配りたいっていう趣味の人もいるかもしれないしさ〜。それに闇だと、衛生上の問題もどうなんでしょ。亜佐美の場合は医師の知り合いがいたから大丈夫だったけど、病院通さないで精子提供受ける場合は凍結しないで自分で運んで処置する場合もあるってドキュメンタリーで見たことあるし。亜佐美の場合は嫁としての義務というか夫の指示で始めたことだけど、どうしても子供が欲しい人の気持ちを利用するヤカラもいそうだよね。

 てか、「華麗なる一族」と呼ばれているらしい五条グループの御曹司なのに、お人柄がペラッペラというかヒナヒナというか・・・( ̄▽ ̄;) 無精子症って親にも知られたくないの?こんだけ学歴に拘るんなら自分が率先して精子提供者を選んで、提供の場にも立ち会ったらいいと思うんだけど、奥さんにまかせっきりって・・
 まぁ、「無精子症」という現実に向き合いたくないんだろうが、子供を持つって大変なことなのに話し合い放棄かい?そりゃ奥さんも元カレの精子使いましょ・・ってなるよ。

 そしてこの亜佐美も神波の事情聴取にしどろもどろ。
なぜ子供を持ちたいのか、なぜこのような危ない橋を渡り精子提供を受けたのか。彼女自身もイージーに生きて来たというか、自分で決断してきていないんだよね。




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matakita821 at 19:08|PermalinkComments(0)