リボーン最終話

2026年06月10日

「リボーン〜最後のヒーロー〜」第9話(最終話)

「みんながこうしていられるのも
英人のおかげだね〜」更紗
「そうだよな。英人はずっと・・」英治
「僕らの・・ヒーローでした」友野


 そのヒーローの「英人」は、
英人として生きた根尾光誠と、
英人として生まれ根尾光誠として生きて、
野本英人として死んでいった二人の英人のこと。

 二人の英人が『あかね商店街』を救い、
そこに生きる人達の人生を変えた。
そして自分自身の未来をも変えた。
未来を作っていくのは、今を生きようとする人間達。
『今』を生きる瞬間が『明日』という無限の未来に繋がっている。
未来はいつだってその人の手の中にある。

 光誠が英人になって生き直していただけじゃなく、英人も光誠として生きていた。
東郷(市村正親)と一萬田(坪倉由幸)にタンカ切って車に乗り込んだ時、「ようやくすべて終わりました」って、言ってたから、ん?死のうとしてるの?とは思ったが。歴史をなぞろうとして落とされるの待っていたの?で、あの階段から落ちれば自分の役割を終えることができると?光誠になった英人は日記や映像で学習して光誠になったと言っていたから日記に絶望や自殺のことが書かれていたのかな。それとも「根尾光誠」に成りきっていたから必然的に自殺に向かっていったのかしら?

 優しくてお人よしだった英人の魂が根尾光誠に入り、必死にその場で生きていこうともがくうちに彼は根尾光誠以上の「根尾光誠」となった。大切だった人達は離れていき、自分を追い詰め苦しめる存在となった。二人が抱いていた自分自身への偽物感。取って変わられるのではという恐怖。英人になった光誠が自分(中身英人)に嫉妬したように、光誠になった英人も自分(中身光誠)を恐れ退けた(ややこしや〜〜)。

「あなたの残したものが、
僕をけしかけるようになったんです
この世界は娯楽だ!
出来る限りそのゲームを楽しもう!
昇りつめることこそ人生の意味だと!」


 野本英人として生きていたら決して現れてこない冷酷さや野心や闘争心が根尾光誠に入ったことで育まれ、加速する孤独とともに、その人間性を強固にしていった。同じように根尾光誠として生き続けていたら封じ込めたままだった優しさや思いやり・犠牲を厭わない性質がそばにいる人達の愛情のおかげで英人になった光誠の中で育っていった。

「置かれた環境なんだ。
どこに身を置いて、誰といるかで
人の性格なんて変わってしまう」



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matakita821 at 09:02|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加