ミッドナイトタクシー第20話

2026年07月03日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.20

「ひどいわ!ひどい!
どうしてこんなことするのよ?!
こんな知らない町の、
こんな所に連れてきて。
私の気持ち知ってたから、
こんなことするのよね?!
もういいわ・・」ちひろ


 怒って去って行こうとするちひろ(筒井真理子)を鎌田という青年が迎えに来た。GPSかなんかで場所検知したのかしら。青年はちひろの息子らしい。象子は『ミチさん』について聞いてみた。

「母は23歳の時に結婚しました。
その時の自分に戻ってるんです。
母にとって『ミチさん』はどんな存在なのか、
僕にはわからない。
いや、わかりたくないだけかもしれませんけど」


 象子は帰る前に二人で話す時間をもらった。
名前を呼ぶとちひろは機嫌を直し、
『ミチさん』とちひろのことを話してくれた。

「自分の家に帰るのに
地図を見る人がいてもいいと思います。
そういう人がいても、いいと思います」象子
「・・・・どうしてここに連れてきたの?」
「導かれたんだと思います。
存在しなかった、
存在できなかった未来に」


 同じクラスになった『ミチさん』が話しかけてくれてすごく嬉しかったこと、『ミチさん』に今までなかった新しい未来を感じたこと、一緒に先生に怒られたこと、親とか先生に怒られる時、『ミチさん』が素直に怒られるのに驚いたこと、卒業式に別れるのがすごく寂しくて悲しかったけど、あえて「またね」と言わなかったこと。

「ミチさん思うと、
胸があったかいのに、
苦しくなるの。
この気持ちが何なのか知るのが怖くって。

でもね、今なら思うわ。
好きとか、そういう言葉に
当てはめる必要なんかないのよね。
心に残る大事な人。
・・・大事な人」


 ちひろは象子の顔に触れ、抱きしめた。

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matakita821 at 16:37|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加