プロジェクト・ランウェイ18

2021年07月07日

きこりのテレビ日記 #45

 7月2日(金曜日)霧雨

 改めて思うが『霧雨じゃ。濡れて行こう』って名セリフだよなぁ・・霧雨の時、誰もが脳内に思い浮かべるんじゃなかろうか(昭和世代は)。って、誰のセリフなんだろ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 調べたら、元は新国劇でドラマや映画にもなった「月形半平太」らしい。内容は知らないけど名前だけは聞いたことあるワ。正しくは『春雨じゃ。濡れて参ろう』なんですと。霧雨みたいな降ってるんだか降ってないんだかって時は傘なんて差すより、濡れていった方が風情があるというか、粋な感じがするよね。

 6時25分Eテレ 『テレビ体操』 
やっと金曜日。でも明日も仕事。
大ちゃんの 「よいしょ!」の声に 励まされ

 『ライオンのおやつ』第1話(録画)(BSP)

 余命宣告を受けた29才の雫(土村芳)は美しい島にあるホスピス「ライオンの家」を終の棲家に選び旅立った。育ての親である叔父夫婦にも何も告げずに。彼女はひとり。でも彼女からは悲壮な雰囲気は感じられない。それは彼女が「孤独」を自分の中にすっぽりと取り込んでいて、その柔らかな光が彼女の内部から彼女自身を照らしているから。孤独は友達であり、孤独であることが彼女のアイデンティティになっているのかもしれない。ほんのり寂しそうでほんのり楽しい。

 「ライオンの家」では24時間看護師やヘルパーが常駐しゲスト(入居者)の生活を支えている。呼び名は自分が呼んで欲しい名前(ニックネームもOK)で呼んでもらう。規則は特になし。『あえて言うなら自由に過ごすことが規則』。見の回りのこと(掃除や洗濯など)は基本自分でやってもらうが辛い時は手伝ってくれる。『無理をする必要はありません』。建物の中も病院というよりも、保養所というか別荘のような雰囲気。

『何かホスピスと言うよりも助産院みたい』雫
『生まれてくることと旅立つことは背中合わせなのかもしれません。
要はどちら側のドアを開けるかの違いだけ。
こちらから見ると出口でも向こうから見れば入口です。
終わりや始まりもなくて。
私たちはぐるぐると形を変えて回っているだけなのだと思います』マドンナ(鈴木京香)

 さて、「ライオンのおやつ」とは?
ライオンの家ではおやつのリクエストボックスがあり、そこに自分が食べたい思い出のおやつをリクエストすると作ってくれることになっている。

 今回のおやつは先週亡くなった夏子さんのリクエスト、「チョココロネ」。
夏子さんが残したメッセージを紹介した後、みんなで味わいます。
手紙には夏子さんがライオンの家に来て決めたことが書かれていた。

『最期までちゃんと生ききる。
どうせすぐ終わるんだからとなげやりにならず
チョコのたっぷり詰まったコロネのように
人生を味わいつくすこと』


 夏子さんは雫が入った部屋に住んでいた。
チョココロネに込められた祈りと希望。
それは雫にも引き渡されたように思う。
夏子さんは満足して逝ったのかしら。
美味しいものって神聖でもあるよね。

『私もこんなふうに生きられたらなぁ・・』雫

 雫が心を開けたのは、死んでいく自分自身を見つめたからだけでなく、島の自然の美しさやライオンの家で出会った人たちのおかげなのかな。自分はずっと無理をして生きてきたと気づき、田陽地(竜星涼)に、その気持ちを話すことができた。誕生日にも欲しいものを言ったことがない。叔父さん(石丸幹二)が結婚すると言った時も本当は裏切られたと思ったけど喜んでいるフリをした。

『自分に正直な人になりたかったな・・』雫
『終わってないじゃないですか。雫さんの人生は・・
生きてるじゃないですか、雫さんは。
だから・・・変われますよ』田陽地
『変われるのかな・・私』
『はい』
『変わりたい・・変わりたいな』
『変われますよ』

 死ぬためにやってきた「ライオンの家」。
でもまだ雫の人生は続いている。
心は動き続けるし、本当に変わりたいと思えば変わることができる。私はそう思っている。
雫のキスは自分の生を諦めないという意志の表れ。
生きている自分の確認。もう、正直になれているよ。

 このドラマは視聴決定。
鈴木京香さんがコスプレっぽいけど、それに「マドンナ」と自称するのはいかがなものかと思うけど( ̄▽ ̄;)アハハ…でも妖精っぽいキャラであることでメッセージを伝えやすいし、ゲストの人たちも負担に感じずに過ごせるのかも。そして雫のファッションが好みだわ〜「mina perhonen」のものもあったよね。さらに小豆粥の朝ご飯がすごく美味しそうだった。

 7月5日(月曜日)

 いつも5分もあれば眠りにつくのに珍しく中々寝られず・・12時頃に寝たと思ったら2時過ぎに目が覚めて寝られなくなってしまった。久しぶりに怖くて。2時って丑三つ時だし〜〜普段は全く怖いなんて感じないのに感じるということは何かいつもと違う空気だったのかしら・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…今日って何の日だっけ?父の命日とも違うし、知り合いでこの日に亡くなった人もいないし・・・そもそも幽霊とか見る能力ないしな・・・と思いつつ・・・一度だけアレは何だったのかな?と思い出す体験がある。

 小学校4年生ぐらいの時だったかな・・私は子供部屋の二段ベッドの上に寝ていた(姉は別の部屋)んだけど、夜中に目が覚めて、ふと見たら、暗闇の中に人の姿は見えないのに目だけが見えた。こちらを睨んでいた。すぐに布団をかぶって明るくなるまで隠れていた。今でもアレが幽霊ってもんなのかよくわからない。その時以来、そげな現象には出会っていないし(20代の頃に金縛りには2.3回遭ったけど)精神的に不安定な頃だったからなのか。その夜から顔を出して寝られなくなった。仰向けに寝るのもよろしくない(上に乗っかられるそうな)から寝る時は横向き。そしてそれ以来ラジオが夜の友となった。目が覚めて怖くなってもラジオのスイッチをひねれば明るい雰囲気に悪霊退散(笑)。てか、布団に入ったらラジオの時間だったよ(笑)『欽ちゃんのドンといってみよう!』と『エミ子の長いつきあい』(山野楽器提供!(笑))は必ず聞いていたなぁ。親が見回りに来たら、即オフにして寝たふり・・・

 って、話がそれちゃったけど、そんな訳で久しぶりにビクビクしながらすごした夜明け前までの時間。4時過ぎにすず姐さん(猫)が来てくれたおかげで1時間ぐらい眠れたかな〜猫のゴロゴロマジック・・・ありがたや。

 『プロジェクト・ランウェイ 18』#11 アスリートの勝負ドレス (録画)(wowow)

 5回目ぐらいから見たんだけど(WOWOWの視聴止めたり再加入したりを何回か繰り返しているんで( ̄▽ ̄;))今シーズンは圧倒的に強いデザイナーはいないね。ダヨンがいいと思っていたけど途中リタイアしちゃったもんなぁ。この番組を見ていると肉体的にも精神的にもタフじゃなきゃ勝てないということがリアルに伝わってくる。たとえ才能があっても繊細すぎて立ち直るのに時間がかかったり体力が持たず気力が萎えると実力が発揮できない。セルジオみたいに常に自信満々で『俺は完璧!』ってのもどうかと思うが、コレぐらいのメンタルの人の方がいいのかも・・と思ったり。

 残っているのは6人。今回のモデルでクライアントは東京オリンピックに出場予定の女性アスリートの皆さん。優勝はナンシーで2位はビクトリア。そしてなんと今回は脱落者なし!残りの4人はみんなどんぐりの背比べって感じで大した差もないってことなのかしら。全員がアスリート達を満足させるものを創ったからだそうだが、この企画、もっと前の方が良かったんじゃ。これじゃ決勝に進む人を決められないよ〜



俺、つしま』第1話 (YouTube)(Asmik Ace)

 北海道では入らないみたいなのでYouTubeで視聴。つしまの声が良すぎてシビれる(笑)原作の雰囲気が生きているから違和感なし!1話は、つしま君とおじいちゃん、同居猫のみなさんとの出会い。短いけど来週も楽しみよ。



続きを読む

matakita821 at 20:53|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加