デート

2015年01月27日

「デート 〜恋とはどんなものかしら〜」 第2話 あなたに寄生したい !! 高等遊民に恋できますか?

「しかし、あんな無残なプロポーズは初めて見たな。
あんなに惨敗するもんかね・・・」宗太郎(松尾諭)
「携帯で撮ってる人いたね」佳織(国仲涼子)
「動画サイトに上げられるかもな」
「死ぬしかない・・・」巧

 当たって木端微塵に砕け散り灰になってしまった巧に明日はあるのか?
高等遊民継続への道は険しいようです。
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 さて、「結婚とは契約。好きかどうかは無問題」ということで意見一致。
結婚へまっしぐらの予定だった巧(長谷川博己)と依子(杏)でしたが、
周囲の同意を得るのは難しく、俊雄(松重豊)を安心させるためにも、
お互いの相性を確認するという目的で第二回目のデートを行う事になりました。

 宗太郎と佳織に見送られ、デートに向かう巧の後ろ姿は哀愁漂い、足取りは異常に重い。
実は本日、巧はプロポーズを決行することになっているのだ。


 依子から2回目のデートの連絡をもらい焦った巧はすぐに宗太郎たちに相談へ行った。
「彼女は今、奇跡的に僕と結婚しようと思ってる」巧
「奇跡的って分かってんだ」佳織
「それが普通のカップルみたいなデートを繰り返していたら、いずれ我に返る。
全然楽しくないって気付いてしまう。そうなったらおしまいだ。
この機を逃したら、僕は永遠に今の生活から抜け出せない。なぁ、どうしたらいいんだ?」
「一気に結婚に持ち込むしかねぇだろ」宗太郎
「そのためにはどうしたらいいんだよ?」
「プロポーズだろ」
「プロポーズ・・・」
「感動的なプロポーズで女心をがっちり掴んじまうんだよ」

 という訳で留美(風吹ジュン)からもらった10万円(最初は100万要求)で、宗太郎のコネを使って12万のものを10万に負けてもらい婚約指輪を購入。
宗太郎たちが立てた「フラッシュモブ・プロポーズ」の段取りに従い、ダンスの練習も積み備えましたぞ。
開始は6時半。それまでは、どんなに辛くてもしのがなければいけません。

 目的地は巧にとっての鬼門・テーマパーク。
あらゆる面から情報収集した結果、そこそこの山に登る装備をした感じの依子が待っております。


「本日は 第2回目のデートよろしくお願いいたします」
「よろしく・・・」
「本来なら今日は結婚の契約内容を協議し締結まで進める予定でしたのに
このようなデートという事態になってしまい申し訳ありません」
「いえ、いいんです・・・」 
宗太郎から割り勘にするなと言われているため依子に気づかれずに支払をするミッションで頭がいっぱい・・・(→ 一応成功)

「事情は電話でお話ししたとおりなんです。
私自身は直ちに結婚することに何の不安もないので非常に不本意なのですが仕方ありません。
デートなんて、さぞ苦痛でしょうがお許しください」依子
「いや・・・別に苦痛ってほどじゃ・・・」
「私は苦痛です。正直にいきましょう」
「苦痛です」
「本日はその苦痛を少しでも克服することが目標です。頑張りましょう」

 デートの時間を有意義に過ごしていることを俊雄にアピールするために定期的に写真を撮り報告することになっております。
無理やり笑顔を作る蒼ざめた顔の巧はジョーカーのよう・・・


 目標も定まり、達成に向けて努力への第一歩を踏み出した二人なのですが、
入場して15メートルで挫折しそうな巧・・・
「地獄絵図のようだ・・・_| ̄|●」
「気を確かに!」依子

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matakita821 at 15:16|PermalinkComments(10)