ジャンヌの裁き

2024年02月05日

きこりのテレビ日記 #148

 2月3日(土曜日)晴れ

 いつもは500円〜900円台のワインを買うのだが〜先週、たまたま2,700円ぐらいの赤ワインを買ったら美味しくて、仕事の間中ずっと、家に帰ったらワインと〜まぐろのカルパッチョ〜〜軽く炙って〜、こじゃれた野菜散らして〜、ワサビ醤油と〜粉チーズ〜などと考えながら頑張った。で、帰宅後、その通りにした結果、睡魔に襲われ3時間ほど昼寝。さすがにいつもの時間には寝れず、リアタイ。

 22時 NHK総合『お別れホスピタル』第1話 死ぬってなんだろう

 思っていたよりもかなり重たい内容だった・・・
でも、次回も見ます。

 いろんな病状の患者が一緒の部屋で暮らす療養病棟。
高齢者がほとんどで退院する人は、ほぼいない。
おしゃべり好きな山崎さん(丘みつ子)、反対に誰ともほとんどコミュニケーションを取らない野中さん(白川和子)、認知症傾向のある太田さん(松金よね子)。

 こりゃ大変だ・・・( ̄▽ ̄;)てな喧噪の後の急変。さっきまで楽しそうに喋っていた山崎さんが亡くなり、その隣の野中さんも。そして合わせるように太田さんも亡くなってしまった静かな病室。てんでバラバラだった病室の三人が仲良くお茶会をしているのを想像しながら、一緒にクッキーを食べる歩(岸井ゆきの)。彼女の今いる世界が静かに伝わってくる演出だった。

 そしてちょっとした知り合いだった陽気なおじさん・本庄(古田新太)の入院と自殺。自由に生きてきた結果、家族を失ったと笑って話していた本庄さんが突然、死を選ぶ。かと思えば回復の見込みがなく息子も諦めた植物状態が続くと思われる夫の延命処置を希望し、幸せそうに寄り添う妻もいる。

 本人が書類ででも残さない限り、最期の選択は残された家族にゆだねられる。でも家族でもその考えは一致する訳じゃない。息子は生き続ける母のために人工呼吸器をつけない判断を提案するが、妻はそれでも生きていて欲しいと拒否する。当の本人の意志は確認できる状態じゃない。

 死を選んだ本庄さんの孤独と絶望は本人にしかわからない。
でも、落ちていた3本の吸い殻。もし煙草が一本しかなかったら、本庄さんは部屋に戻ったかもしれない。目の前にある「死」は瞬間で消えたりくっきりしたり・・死に向かう心は偶然の要素にも左右される。

 そんな職場から、呼び出された実家に行けば別の現実が待っている。
中学の時のいじめが原因で摂食障害と自傷行為を繰り返す妹・佐都子(小野花梨)は「死にたい」が口癖。そんな娘を持て余し歩に依存する母加那子(麻生祐未)。

 狂暴になり暴言を吐く佐都子に説教をし、「生きたくても生きられない人もいるだよ!」と叫んでしまう歩。

「そうだね・・・そういう人は死ぬのすごい辛いし、きっと怖いだろうね。
でも、生きるのが辛い人間にとっては楽になれて羨ましい。
そういう人は自分で自分を殺さずに死ねるんだから」佐都子
「・・・・・何言ってんの。
わかんないよ、死ぬとか。わかんないよ・・
つべこべ言わずに生きろよ!!


 がんじがらめで逃げ場のない世界。
妹にしてみたら、あの母親の元で育っても、なんとかうまいことコミュニケーションが取れて、ちゃんと自立して、この家から離れて暮らしている姉への羨望と劣等感と怒りがある。でも、歩も実はギリギリの状態でなんとかやっている。

 誰もいなくなった病室には新しい患者が入院した。
欲が深く猜疑心も強く、家や土地の権利書を持ち込んで「誰にも渡さない!」死にたくな〜い!」と叫ぶ池尻さん(木野花)。
あの世には持っていけないんだが・・・( ̄▽ ̄;)

『誰だってその時は自分で決めたい。
でも、自分で決められないこともある。

自分で決めるのが一番いい?
そうとも限らないと思う。
死ぬって何だろう』


 常に「死」と向き合わねばならない職場。
そして「死」を意識した患者さんに寄り添わねばならない場所。
自分の死、そして大切な人の死、死を前にして人は改めて自分の人生、共に生きてきた人の人生を見つめなおす。「死」を考えることは「生」を考えることだと思う。矛盾しているかもしれないけれど本庄さんは自分らしく生きるために死んだのかもしれないし、佐都子の自傷行為は生きたいという思いの現れかもしれない。



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matakita821 at 18:12|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年01月27日

きこりのテレビ日記 #146

 1月24日(水曜日)晴れ

 昨日は積雪60センチぐらいで、2回も雪かきして疲れ切ってしまったよぅ。除雪されていないので学校はお休み。羨ましい。私も子供の頃は大雪が降ると大喜びしたもんだよ。今は忌々しいばかり(笑
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 夜中に除雪車が来たけどおみやげ(道路への出入り口に雪が溜まっていること)を置いていったので、倉庫から戻ったら、また雪かき。手袋忘れたから、すんげ〜久しぶりでしもやけになったよ〜( ̄▽ ̄;)

 雪かきみまもりぃ〜ぬ・・じゃなくて見守り〜にゃ
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 『正直不動産 2』 第3話 もしもピアノが置けたなら(録画)(NHK総合)

 いつのまにか問題がすり替わっちゃってたんだね〜
子どもへの愛情がピアノが置ける広い家への引っ越しマストに。
家族で寄り添い合うために小さな家を買ったのに、小さな家では子供の為にならない、そして売る為に足並みが合わないのも家族のことを考えていない・・みたいに。

 狭い家だからイライラするのではなく、それ以前の心のすれ違いが原因だった。今回もご夫婦の問題を正直マジック(+子供の願い)で解決。なんか不動産屋というよりもよろず相談屋っぽくなっている永瀬(山下智久)( ̄▽ ̄;)。カスタマーファーストすぎる前向きオバケ・月下(福原遥)と組むと余計それが加速ような。相性がいいのか悪いのか。てか、たいていの人って不動産屋が本音を言っていない(歩いて5分が実は15分とか)と思っている(私調べ)から、「正直」というだけでポイント上がるのかもな〜

 火曜ドラマ『Eye Love You』第1話(録画)(TBS)

 韓ドラ展開、満載(笑
・特殊能力
・背負っているものがある女子にグイグイくる無邪気男子
・転びそうな女子を抱きとめる出会い
・インターンと社長として職場で再会
・枯葉舞う中で恋に落ちる

 こりゃ多分、過去に出会っているね(笑
しかしこの韓ドラの行き着く先は・・悲劇ではないことを願う。

 目を見ると心の声が聞こえてしまう侑里(二階堂ふみ)は、その力を利用して父の入院費用を稼いでいる。12年前の事故以来、身体が動かなくなった父は侑里の能力を知っており、二人は侑里が心を読むことで普通に会話をしている。侑里は、その能力ゆえ人生の「苦さ」もたくさん味わってきたが、「甘さ」を守り大事にしようとしている。

 そして留学生で大学院生のテオ(チェ・ジョンヒョプ)は絶滅危惧動物の研究をしている。ラッコが大好き。料理が上手でお腹が空くと怒りモードになってしまう侑里の胃袋をガッチリ掴んだぞ。

 わんこ顔はいいよね〜
てか、テオ、純真無垢すぎるだろ!天使か!
悪い人に騙されないか、おばちゃん心配になるほどよ ( ̄▽ ̄;)

 侑里は昔付き合っていた人に能力のことを打ち明けたら「怖い」と思われたトラウマから恋愛関係に陥ることを避けて生きてきた。その彼女が恋に落ちることができたのは、彼の心の声が韓国語でわからなかったこともあるけど、読まなくても伝わってくる彼のきれいな心を感じることができたから。

「チョアヘヨ(好きです)(←調べたw)」

 侑里に届いたかな?
恋愛ものは苦手だけど次回も見てみます。




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matakita821 at 18:46|PermalinkComments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年01月20日

きこりのテレビ日記 #145

 1月17日(水曜日)曇り −17度

 お寒うございます・・・
3時半頃、目が覚めてから眠れず。結局、4時半起床。
30分早いと余裕だわ〜〜

 『ウチ、”断捨離”しました!』#196 中学生の娘とバトル のんびりママの奮戦ふたたび(録画)(BS朝日)

 3年前に断捨離に挑戦した「のんびりママ」がリバウンドにより再挑戦。中学生になった娘さんと断捨離に臨むという回。名前の通り、のんびり屋さんで・・( ̄▽ ̄;) 確か前に見た時にもイライラしたはず(笑)

 仕事の忙しさもあり、すべての収納場所に突っ込めるだけ突っ込んで迷宮化するタイプ。ウォーキンクロゼットもモノがあふれていて収拾がつかない。そもそも床にもモノが置いてあってウォーキンできない。もうね、こういう人は収納場所作っちゃダメさ。あると入れて、でも整理できないから中のモノや状態を把握できず見ないことにしてしまう。てか、お金はあるみたいだから、いっそ定期的にプロに掃除と整理やってもらったらいいんじゃ?全部自分ですることないよね。人には得手不得手あるんだからさ。必ず整理整頓スキル身につけなきゃイカンってことないもん。

 今回は判断の早い娘さんのサポートでなんとか整った。素直で礼儀正しくてかわいいお嬢さん。おおらかで愛情深い(ちょっと過干渉では?とも思ったが)ママだからこそ、こんなふうに育ったのかもな・・またリバウンドすると思うけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 親子関係もうまくいってるみたいだし、協力しながらなんとかやっていくでしょう。



 『正直不動産 2』第2話 思いを伝える(録画)(NHK総合)

 こちらに関しては「1」は見ていなくて、お正月にスペシャルを途中から見ただけというドラマ歴でございます。なんか祟り的なアレで嘘がつけなくなっちゃったんでしょ?山Pだけど、なんとな〜く見る気になれなくてスルーしてたんだが、おディーン様が出るとのことで先週から見ております。

 なんで、おディーン様はタップの呪いにかかってるのか知らんが、永瀬(山下智久)はかつて神木教に入信していたんだね。でも嘘がつけなくなり改宗。神木(ディーン・フジオカ)は違法スレスレの営業行為を繰り返しており、今度見つかったら逮捕されるかもしれんそうな。なのにまったくスタイルを変えようとしないのはナンバー1になりたいというよりも永瀬をターゲットに絞りギャフンと言わせたいのか?

 今回祖父と孫が住んでいるにも関わらず荷物を処分して追い払おうとしたが、永瀬が頼んだら一時保留にしてくれた。鬼なら永瀬の言葉も聞かずに、どんどん搬出続けると思うが、そうではないんだね。神木の心の鍵を開けることができるのは永瀬だけなのかも。

 社長(草刈正雄)の「使用貸借契約」アドバイス→永瀬が弁護士紹介のおかげで孫とおじいちゃんは家を出て行かずにすんだし、咲良(福原遥)の出張捜査で(確かに不動産屋の仕事ではないかもしれん・・( ̄▽ ̄;) )家族間の誤解も解け、再出発することができた。一銭にもならないって部長は言っていたけど、永瀬たちと寺島家の間には確かな信頼が築かれた。もし、いつかあの家を売る時がきたら永瀬に頼みたいと思うだろうし、他の人にも自信をもって推薦してくれるんじゃないかな。こういう長い目で見た営業スタイルは昭和なのかもしれないけど、永瀬はお金には代えられないものを得ているような気がする。

 咲良のおせっかいが永瀬へのナイスアシストにもなっている。無邪気で素直な頑張りを見せる咲良が清々しい。てか、山Pのお顔とスタイルは別もんだね ( ̄▽ ̄;) 他の出演者さんも実際見たらスゴイんだろうけど、山P様、画面ごしにも輝きが伝わってきて、おばちゃんも思わず見とれてしまふ。


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2024年01月13日

きこりのテレビ日記 #144

 1月11日(木曜日)寒い・・・

 5時25分起床。5時38分外へ。
すんげ〜久しぶりにちょうど出て来た隣家の親父に会ったが、灯りが漏れていたので驚かないで済んだ。でも、−18度だよ?そこまでして煙草吸いたいか?しかも『グホッ!ゴホッ!グア!』ってバカでかい咳してるし。アンタ、まず煙草止めなさいよ・・と思いつつ挨拶だけ交わし合った。50メートルぐらい離れても咳が響いていた。

 『となりのナースエイド』第1話 くせ者ナースエイド誕生!(録画)(日本テレビ)

 多分、澪(川栄李奈)は医師免許持ってるよね?竜崎(高杉真宙)と同じく外科医だった?
でも何等かの事件で血に拒絶反応が出てオペができなくなり休職中。でも医療に関わる仕事がしたいというか、患者の痛みを感じるための修行として最も患者さん近い存在であるナースエイドになった・・?それは火神教授(古田新太)も了承済み、というのが私の見立てでございます。

 どちらにしろ『前向きバカ』の前向きがどこまで本気なのか見たいから次回も見てみます。竜崎もただの俺様バカじゃなくて患者を救うためなら人の言葉に耳を傾けるひたむきさがあるし。

 ところで、このドラマの予告で『このドラマには裏がある』ってしきりに言ってたけど、どうなんですかね。ソレ、言う必要あるかな。ただの『前向きバカ』の話じゃないから最後まで見てね!ってことか?でも、見てきた途中で『裏』がわかった方が面白いと思うけど。視聴者のことあんまり信用してないのかな?



 『プロジェクト・ランウェイ 19』#1〜5(録画)(wowow)

 月曜日から『プロジェクト・ランウェイ 20』が始まるので番宣的意味あいの再放送。前にも見たんだけど、誰が優勝したんだっけな〜?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 部分的に憶えてるんだけど(この人すぐに消えたはず・・とか、ここでケンカ勃発したよな〜とか)ほぼ忘れているので楽しめた。てか、前にも書いたと思うが参加者、やっぱりクリスチャン(指導役)のことナメてるよね?せっかくクリスチャンがアドバイスしてくれてんのに素直じゃないぞ。と言いつつ、すぐに従うと、オマエには自分というもんがないのか?!デザイナーなら自分のデザインに自信を持たんと!とか思いがち(笑

 でも、クリスチャンもヘタかもね。言い方とかタイミングがちょっとアレだよな(終了1時間前に否定されても方向転換できないよ。あと、急かすこと多し(笑)(自分は手早かったもんね)あんまりあったかみを感じないというか(この番組カットされている部分あるみたいだから映っていないところでは親身なのかしら?)・・・

 と言いつつ明日、明後日も放送あるので、もちろん見るわ〜『20』も楽しみ。



 1月13日(土曜日)晴れ

 8時20分起床。本日は月に一度の土曜休み。
最近、仕事を辞める時期や辞めた後の日々を考える。姉とも正月に会った時、話したのだが昔から勤勉で独立心旺盛で自立していた姉はできるだけ長く働き続けたいと言っていたが、私は昔から怠け者で『働きたくない』と公言している奴。

 あと10年ぐらいかな〜とは思うんだけど、辞めたら多分ほとんど外に出なくなるし、友人も少ないから、そもそも人と話すこと自体なくなる。そうなるとボケ街道まっしぐら?今、認知症傾向のある実家の母には私がいるが、私がそうなった時には娘は東京にいるから頼れるのは公助だけ。そのためには銭を貯めねば。少なくとも仕事に行けば、人と話すし多少は頭も使う、イライラすることも多いけど感情の動きもある。健康のためにも続けるべきなのか?等と、起きぬけのぼーーっとした頭で考える。

 『A-Studio+』ゲスト:玉木宏 様(録画)(TBS)

 朝から癒されたわ〜顔も良くて、性格も良くて、スターなのに生活を大切に過ごしていて、家事に関してもやってやった感ゼロ。自転車のサドル上げたままだと妻に叱られるから、下げたままでガニマタで運転してお子さんのお迎えに行っているという、珍しく日常のエピソードも聞けて、ますます好きになったわ〜できるなら玉木家の子供に生まれ変わって玉木宏様の作ったお弁当食べてみたいゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

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matakita821 at 19:25|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加