クィアアイ
2021年03月27日
きこりのテレビ日記 #31 3月27日(土曜日)
5時10分起床。
なんか昨日治療してもらった歯がまだじんわりと痛いような・・(*_*)
昨日25年ぶりぐらいに奥歯の被せモノの下にできた虫歯の治療をしたのだ。
結局、笑気ガスの件は言い出せなかった。受付にも『当院では笑気吸入鎮静法を採用しています。ご相談下さい』って書いてあったのに・・・_| ̄|〇 il||li
せっかくの笑気吸入チャンスを逃してしまった・・
椅子に座ってお姉さんから本日の施術内容後『まず麻酔をしますね』と言われた時、『麻酔って注射ですよね?(笑気ガスの選択肢あるのかしら?あるなら言って!)』と聞いてみたら『そうです。注射ですよ〜』
怖いよぉ・・・口の中に注射打つのも25年ぶり(しつこい)・・・
例によってハンカチ握りしめて決死の覚悟をしていたのですが・・・
何ということでしょう・・・まったく痛くないのです!!
チクッともしない!びっくりするほど。それとも私の口の中がそもそも鈍感???
思わずお姉さんに『すごいですね〜!全く痛くないです!時代は進んでいるんですね!』と伝えたら『時代も進んでいますがテクニックの問題です。痛くしようと思えばできますよ テクニックがあるから痛くないんです』とのお言葉が( ̄▽ ̄;)アハハ…普通にテクニック自慢?でも自慢も当然の技ですわ〜
治療が始まり『痛かったら手を挙げてくださいね』と言われ、始まってすぐ口内がひやっとしたので、即左手を( ̄▽ ̄;)アハハ…そしたら麻酔を追加してくれたわ。
虫歯は下の一番奥なんで見えない部分もあるらしく『口をこれでもかってぐらいに開けてくださいね〜』との声が何度もあり内心これ以上口開けたら顎外れちゃうよと思いつつ頑張りました。途中さらに2回ほど手を挙げたけど綜合的にみて想像の100分の一ぐらいの辛さでした。
そして治療が終わり(前回2.3時間かかるかもと脅されていたが1時間ですんだ)久しぶりに麻酔で口がふくれあがっているような感覚で帰宅。めったに体験できない感覚なので存分に味わうため飲食をしてみました。じゃがピーと緑のたぬき。
普通に食べられたけど右側の唇の動きをコントロールできないために噛むとブッ!ブッ!と唇から空気が漏れる。その為いつものように噛めず歯とほほ肉との間に食べカスが溜まってしまう。なるほどね〜わたしゃ歯で噛んでいるのかと思っていたが唇の役割が思いのほか重要だとわかりました。
5時20分、ミー太とすずと外へ。
鳥の鳴き声があちこちから聞こえる。いろんな鳥がいるみたいだが姿は見えない。
5時50分テレビの電源オン。
TBS 『まるっと!サタデー』
エンタメコーナーでチョコプラの『悪い顔選手権』について紹介していた。おもしろい〜!!コレ罪状も絶妙(笑)純烈さんの中では「窃盗及び傷害の疑い」で逮捕された「後上翔太容疑者」の顔が最高だった。だがそんな彼よりインパクト大だったのが「暴力団排除条例違反の疑い」で逮捕されたマネージャー氏とレコード会社の方。リアルな雰囲気出ていたわ〜
自分だったらどんな容疑者がハマるかしら・・・(´−`) ンー
『迷惑おばさん』系かな〜布団バンバン叩いてご近所に迷惑かけたおばさんいたじゃない?あんな感じ(笑)道路に毎日同じ時間に変なもん置いて交通の邪魔をするとかね。あ〜逮捕された時の『悪い顔』が見せられないのが残念(笑
7時15分 BSP『澪つくし』第157話〜162話(最終話)
第157話。前回亡くなったと書いてしまったがQべー(津川雅彦)はまだ生きていたゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。亡くなったのはるい(加賀まり子)。Qべーは瀕死の状態で病院に運ばれ、かをると話すことはできたのさ〜親の勝手で「妾の子」にしてしまったことを初めて詫び、かをる(沢口靖子)は『お父さんの子で良かった。お父さんが大好き』と伝えたぞ。Qべーはかをるが頼まれた煙草を探しているうちに亡くなってしまった・・・
あっけないもんだね。これが戦争なんだね。
殺しても死ななさそうだったQべーが抵抗する間もなくやられてしまった。
かをるは入兆で二人を荼毘に付した。入兆関係は他にも何人も亡くなってしまった。『銚子は全滅』と言われていたそうだから本当にひどい空襲だったんだね。
大変な時なのにハマー(根岸季衣)がお線香をあげに来てくれたよ。思えばハマーも入兆と共に生きてきたんだよね。奥様に忠義を尽くし、Qべーには疎まれ結構傷つけられ、納得いかなかっただろうけどかをるを教育したり仕えたり、そして梅木に恋して、結果酷い目に遭わされ・・それでも奉公人として入兆に操を立ててくれた。ハマーの一生だって朝ドラになっていいぐらいだよ。
Qべーとるいがいなくなり、ひとつの時代が確実に終わったという感じだね。戦争で失ったものは大きかったけど無くならなければ新しいものも生まれない。かをるは古い時代と新しい時代が創られていく時を生きるんだね。
第158話。再建のため入兆に残っていたかをるの元に頭(牟田貞三)が戦争が終わった!と知らせにきた。やっと終わったねぇ・・・朝ドラで終戦展開を見る度いつも思うんだけど、みんな戦争が終わったってそんなすぐに信じられたのかなぁ。今みたいにいろんなメディアで伝えてくれたら、そうなんだ〜ってわかるけど、ラジオがあるところも少なかっただろうし、学校とかで集まって聞いたりする場面も見るけどド田舎とかだとどうだったんだろう。人づてに聞いても、そんなのアメリカが流したデマだ!とか思う人もいたんじゃ・・お国が「玉音放送」以外に、そんな積極的に『戦争終わったよ〜負けたんだよ〜』なんて知らせないだろうしさ。
かをるは外川で預かってもらっていた子供たちを引き取りに行ったぞ。そしたら建物を建てるために船の廃材をくれたり、漁師のみなさんがソレを使って建物の修復をしてくれた。
いや〜かつてあんなにいがみ合っていたのにね。とねさんたちには世話になりっぱなしだよ。とっとと再婚した元嫁一族なのにあらゆる場面で支援してくれた。それにとねさんたちの方が考え方がポジティブだと思うワ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…坂東家って、まぁQべーがワンマンだったってのもあるけど、まず否定からだもん。
そしてかをるの諦めの早いこと!梅木は、もう生きてると思っていないってさ( ̄▽ ̄;) 梅木が幽霊になって聞いていたら、ギャフン!だよね。
銚子にも進駐軍が現れ、スティック昭和兄弟(いや〜びっくりするほど学芸会だったよね〜逆に時代を感じて清々しいわ)も子供らしくチョコレートをもらってきたのだが、かをるは『乞食じゃないのよ、お父さんが帰ってきたら叱られますよ。日本人としての誇りを持ちなさい』と叱っとった。で、二人は川に捨てていた〜〜
この食糧難の時になんてことを?!誇りじゃお腹いっぱいにならないっつーの。私がその時代にいたら率先してもらっていただろうな〜何度も(笑
そして遂に律子(桜田淳子)が帰ってきた!かなりやつれはてて・・・
小浜(村田雄浩)はどうなったんだろ?
159話 満州から帰って来た律子は肺結核になっており、かをるが看病の日々。すっかり弱弱しくなって、あんなに似ていないと思った奥様と重なる雰囲気だったよ。人は最期が近づくと懺悔せずにはいられないらしい。強気だった律子も親不孝を悔やんでいた。まぁねぇ、ありとあらゆる親不孝をやり尽くしたとも言える。でもかをるが、Qべーは最期まで律子のことを思っていたことを伝えると『私はお父さんを愛していた。水橋も河原畑も小浜も、心の中で父を求めていた』と白状。
みんなタイプ違うけど、そうだったんだね( ̄▽ ̄;) でもホント似た者親子だった。頑固で人の言う事全く聞かないし、そのくせ内心ビクビクもんだったり、行動で自分を表現するところも似ていた。いい意味でも悪い意味でも自分が揺らがなかった。だからこそ対立ばかりして憎み合ってるみたいになっちゃったけど、それだけ愛情も深かったんだろうね。
てなこと言いあっているとAイチロー(鷲生功)が帰還!足を負傷していたが元ピロシキの職人で元上官(Aイチローをぶん殴っていた時もあったぞ)の赤川が命がけで連れてきてくれたそうな。頭も嬉しそう。『みんなで再建させましょう!』と張り切っとる。
Qべーの死を知ったAイチローは『もう一度父さんに叱られたかったよ』としみじみ。Aイチローほど叱られ続けた者もおるまい。やることなすことけなされ否定ざんまい。若い芽を摘まれっぱなしの青春時代。まぁ、お坊ちゃんだから抜けているが故の失敗も多々あって怒鳴られて縮こまっている印象しかない( ̄▽ ̄;) たまには誉めてやんなよ、Aイチローは誉めて伸びる子・・・かもよ・・・もしかしたら・・ね・・と見守って来た日々が懐かしい。醤油のすばらしさを再認識したAイチローはその美味しさを世界に広めると目を輝かせておった。
そしてついに律子逝く。喀血し病状悪化した律子はかをるに『お姉さんと呼んで!』と頼み、かをるはそれに応えたのだった。(そんな一度も「お姉さん」って呼んだことなかったっけ?呼んで欲しかったんならもっと早く素直に言ってくれりゃかをるとの関係も少し違ったかもしれんのに)最期の言葉は『ごめんなさい・・・もし小浜が帰ってきたら・・』
えっ?!小浜がナニ?なにを言いたかったの?!( ̄□ ̄;)!!
そして目を開けたまま亡くなったのが犬神家っぽくて怖かったよぉ・・・コレはこの世に未練を残しているってことなのかしら・・・ずんこちゃんの律子お嬢様好きだったわ。
そして160話で、ついに梅木の戦死決定。
知らせを受ける前に、かをるがQべー(舞踊担当)・るい・奥様・律子・梅木(鼓担当)が月見の宴を開いている夢を見たんだよね。仲間外れにされ拗ねるかをるにQべーは『まだ来るな』と言っておった。この時点では梅木の生死は不明だったんだけど、コレを見て視聴者は、あぁ死んだのねとわかるパターン。
一緒に行った英治(アミちゃんの弟ね)が梅木の遺骨を持ってきた。瀕死の状態になった梅木は英治に「自分を置いて生き延びろ。家族の幸せを知らずに死ぬのは可哀そうだ。生きて帰って入兆のために尽くしてくれ。昭彦と和彦の中に自分は生きている」てなことを言い残したらしい。
自分のことを語る時、『自分はずっと不幸だった。お前もそうだろう?』って、英治も不幸組に入れるのはいかがなものかと思ったが、最期だから許そう。まぁ家族を持って初めて得られた幸せを強調したかったのでしょう。思えばかをるに会ってから梅木の人生は変わったんだよね。それまでは禁欲的な優等生だったのがかをるの結婚や律子との縁談が瞬時に無くなったり、惣吉が遭難してかをるが出戻ったことでルサンチマンが暴走してしまったというか・・かをるというよりも坂東家に振り回された?人生だったのかなぁ。でも幸せを感じられたって人に言えるぐらいになっていたんなら良かったよ。惣吉がフィリピンに行ってからは平常心取り戻していたしね。後半最も盛り上げてくれた人で賞。
そして梅木の手にはかをる宛の手紙が握られていたのですが・・・
『かをる、私は 』
私はナニ?何が言いたかったの〜〜?!も〜〜〜律子も梅木も〜〜!言いたいことも伝えたかったこともいっぱいあったのに戦争によって断ち切られたってこと?志半ばってこと?
そして梅木の遺影の前で昭彦・和彦に伝える体で「大事なメッセージを伝えますよ感」をビンビン感じさせながらで戦争反対を唱えるかをる。
『もう戦争はこりごり。これでまた日本が戦争をするようなら大バカだわ。昭彦、和彦、もしも日本がまた戦争をするようならあなたたちが止めてちょうだい』
ジェームスの思い受け取ったよ。
戦争部分長かったような気がするが、かなりじっくり描いてくれた印象。この朝ドラは基本、かをると惣吉の恋物語がメインだけど戦前•戦中•戦後という時代も大きな要素。「時代」という川の流れの中で「運命」という船に乗った二人の恋が描かれているのでございます。てか、梅木が死んだってことは惣吉が生きて帰ってくるってこと?そんな二者択一じゃないか・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
そして161話。ついに惣吉が帰ってきた!!外川じゃ大騒ぎ。そりゃそうだよね。二度も生還したんだから。もう惣吉大明神って祀られてもいいぐらいなんじゃ。
その噂はもちろんかをるの元にも届いております。ナレーションによると『(惣吉の帰還は)複雑な感情を抱かせた。かつての夫の幸運を素直に喜びながら梅木の戦死を同情されたくない気持ちがあった。ひょっとすると梅木の心が自分に乗り移っているのではないかと思った』そうな。
うーーーん・・・しつこい梅木ならもちろんとり付くと思われ・・・自分の時だって惣吉が亡くなってから一年も経たないうちに再婚してくれたんだから、今度も・・・そうはさせるかい ヘ(゚д゚ヘ))))))〜
そんなことがありまして・・・Qべーがあんなに望んでいた入兆創業三百周年の記念式典が開かれた。本日よりAイチローはQべーとなります!挨拶をするシン・キューべー、ちょっと逞しくなったような気がするよ。
ハマーもおさみと一緒に参加。挨拶しようとしたら『よっ!闇屋!』の掛け声が(笑
おさみは進駐軍相手に結構儲けているらしい。こうやって新しい時代をずぶとくしたたかに生き抜いている者もいれば、乗り切れず消えていった人もいたんだろうなぁ。夫が商売のやり方を次々と変えようと妻としてガッチリ支え続けるハマー・・・やっぱり嫁になっても有能だのぅ。彼女こそ律子がなりたがっていた『新しい時代の女性』なのかもしれん。
式典の途中に小浜(村田雄浩)が帰って来た!
さぁ、かをる!律子の遺言を伝えてあげて!わしらには意味不明でも小浜と律子の間では、あぁアレね!って感じで伝わるかもしれん。
律子の死を知り呆然・・・
そこに赤川の『みんなで胴上げしよう!!』の声が!
意気消沈して幽霊のようになっている小浜を胴上げするピロシキメンバーなのでした。
ええぇーーーー?!Σ(゚口゚;)// シュールすぎる!
胴上げとは・・・
しかし小浜こそ律子にささげた人生だったよね。愚直なほどに一途に思い続け、律子に指示されりゃなんでもやった。軍人になればと言われて軍隊に飛び込みそこそこ偉くなって律子を嫁にすることもできた。でも手に入れた途端結構エラそうにしていたし、満州に行くあたりではかなり律子を粗末に扱っていたのような。不思議だよねぇ。あんなに求め続けていたのに。応えてもらえず追いかけていた時が花だったのかねぇ。結婚して恋は終わっちゃったか。
そしてついに162話!最終話の時がやってきました!
梅木のお墓に入兆再建の様子を報告をしているかをるの元に惣吉が現れた。
惣吉は梅木の墓に花を供えるとかをるに梅木さんの前で話があると向き合った。
『俺はたった今、梅木さんに報告した。
梅木さんに代って俺がかをると幸せにすると言った。
俺は待った。鹿島灘で遭難してから15年待った』
かをるは惣吉が亡くなって梅木と再婚し、梅木が亡くなったら惣吉と再婚なんてできる訳ないと答えた。
『梅木さんなら俺の気持ちをわかってくれるはずだ。
俺の女房はおめぇしかいねぇ』
『私は残りの人生を醤油とともに生きる決心をしています。
やっと再建が始った入兆を見放すことはできません』
『英一郎君がいるじゃないか』
『弟は足が不自由で私が傍に付いて助けなければなりません。
弟は醤油を輸出するという大きな夢を持っています。
私はその夢を叶えてやりたいんです』
『それじゃ・・いつまで待てばいいんだ』
『お願いです・・・どうか・・私のことは・・・』
ここで『澪つくし』の回収を始める惣吉。
『かをる、澪つくしを知ってるな?
船の航路を示す澪つくしのように俺はかをると子ども達を守ってやりたい。
身を尽くして守りたいんだ。それが俺の望みなんだ』
『・・・・・・怒らないでください。
私には父や梅木の、先祖代々の祈りが聞こえるんです。
醤油の命が乗り移っているんです』
ここまで言われちゃ引き下がるしかない。
惣吉にしてみれば『祈り』じゃなくて『呪い』じゃねぇの?と言いたくたくなると思うが、かをるの意志は固かった。あの日の『坂東家の塩になります』宣言は本気だったんだね。回りからの圧力に負けて家のために梅木と一緒になることにしたか・・と思ったが、あの時、自分の生きる道を決めたんだね。
でも、もっと自分の幸せを考えていいと思うが・・・
一緒になれない理由の中には世間体もあると思うぞ。でも世間と戦ってまで惣吉と一緒になる気はないってことは、やっぱり惣吉への思いは断ち切った、終わったってことなのかなぁ。
かをるは古いタイプの女だよね。でも、ジェームスは時代が移り変わっても変わらない、変わろうとしない、変わらせないと過去から受け継いだものを守って生きる女性を描きたかったのか。
去って行く惣吉を涙を流しながら見送るかをる・・・
出会ってから21年って言ってたから、かをるは38ぐらい?
波乱万丈にいろんなことがあったけどまだ若い!
惣吉も『諦める訳ねぇ』って家族に宣言していた。
惣吉はずっとかをるを思い続けるはず。いつか入兆でのかをるの役目が終わった時(でもシン・キューべーが嫁をもらって(コレがまず難関)跡取りが産まれて、醤油の生産が軌道に乗って、輸出の注文が来るようになるまでとか言ってたからなぁ・・・おばあちゃんになっちゃいそう)その時きっと一緒になれるんじゃないかなぁ。
でも、もう、とねさん(草笛光子)は生きていないよね?( ̄▽ ̄;)
シン・キューべーに『惣吉さんが結婚したらどうするの?』と聞かれ『その時はしかたがないわ』と応えていたが・・・かをるには惣吉が自分以外の女と結婚しないという自信があるのですゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
7時26分。ラスト「恋あら」さんがゆっくりとマウンドに立ちました。
『かをるはいつの日かあまねく世界に醤油の味と香りが届けられ、日本人の心が伝えられる日を夢見ていた。そして、その夢が叶えられた時、もう一度惣吉に結婚を申し込んで欲しいと思った』
いや、もう、そこまで待たせたんなら今度は自分からプロポーズしろよ( ̄▽ ̄;)
『恋のあらすじ』が流れる中、かをると惣吉の愛のメモリーが・・・
そして崖の上に立ち海を見つめるかをる。
そこには船に乗った惣吉の姿が・・・
二人の目が合ったかどうかはわからないけど、思いは胸の奥にちゃんとあるってことだね。
このラストには視聴者からのクレームが殺到したのかどうかわからんが・・・その年の紅白歌合戦でかをると惣吉はめでたく祝言をあげましたとさ。
いや〜面白かった!見る前はジェームスのこと軽く見ていたけど、まさに他の朝ドラとは一線を画すジェームス三木さんにしか描けない朝ドラでした。ツッコミを入れつつも見ずにはいられない。ツイッターで実況せずにはいられない。他のみなさんのコメントや考察や推理を読ませてもらい、さらに盛り上がる連ドラの楽しみを満喫させてもらった日々でした。
スティック、スティッカー、スティッケストだった沢口さんもスティッ・・までに成長されたような。でもスティックだろうと関係ない。いや、スティックだからこそ私たち(って誰?)はあなたを愛したゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ あなたは輝いていたし立派なヒロインでした。ラストの年輪を感じさせた美しい表情が素敵でしたわ。
来週から『あぐり』か〜気持ちきりかえられるかしらん・・・
7時30分 BSP 『おちょやん』第16週 第79話〜80話「お母ちゃんて呼んでみ」(月〜水曜日分はこちら)
木曜日。さて、特高VS千代の攻防戦は・・・千代の勝ち〜〜!ヽ(´∀`)ノ
千代が通せんぼした押し入れを特高の刑事たちが開けてみたら・・・出てきたのは寛治。千代は頭を下げて『この子は隠し子だす!』とひとり芝居を始めた。しかも父親は『陸軍のお偉いさん』だと。たまたま持っていた小道具も活用したおかげですっかり騙されて出ていったのでした。
甘い!甘すぎるわ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…この程度の捜索なら意味ないじゃん。おかげでその奥に隠れていた二人のことは気づかれずに済んだ。とっさに思いついたにしては大したもんじゃ。
翌朝、小暮さん(若葉竜也)と百合子さん(井川遥)は旅立って行った。
何も語らずただ抱きしめた百合子さん。
その後ろ姿に千代は頭を下げた。
『百合子さん、おおきに。
うちに役者になるきっかけくれはって・・・おおきに』
またいつか会えるかなぁ・・・もう会えないかなぁ・・・
そんなことがありまして・・・ついに寛治(前田旺志郎)の仮面が剥がれた!
一平(成田凌)が捜していた芝居の準備金300円を盗んだのが寛治と判明。そんなことをした理由を千代が聞いてみたら・・・
『千代さんも一平さんも、ええ人や。
せやさかい見ててイラつくねん。
そうやってええ顔して、きれい事並べてる奴ほど、
ほんまは自分のことしか考えてへん。
僕は、よう分かってる。親父がそやったさかいな』
『お父ちゃんのこと嫌うてたん?』
『嫌てたんやない・・・嫌われてたんや』
親父・・・ちいちゃい頃は優しゅうて僕のことホンマに可愛がってくれた。
せやけど・・何べんか子役として舞台に立つうちに分かったんや思うわ。
こいつには才能がないて。
僕は親父に見捨てられた。
僕は二度と板に立つな言われて劇団の雑用全部やらされた。
そんなんが何年も続いた。
せやさかい、おやじが病気で死んだ時は心の中で万歳三唱したったわ』
なるほど〜そういうことか・・・そりゃ人間不信の根が深いな。
劇団の人も誰も助けてくれなかったんやろか。
しかし父親が舞台に出さなかったのは寛治の才能に嫉妬したゆうことないか?
どっちにしろ救われんけど。
のちの藤山寛美だから、そう考えちゃうのかな。
それと寛治は千代や一平が苦労知らずだからいい人でいられるみたいに思ってるかもしれんが、二人とも何周もした結果の「いい人」だからね。いろいろあった結果の今の一平であり千代であることを選んできた。子供の寛治にはわからないだろうけど。
『何が「お母ちゃんて呼び」や。そんなもんいらんねん!
僕は、はよ大人になって1人で生きていくんや。
分かったやろ。
僕はアンタが思てるようなやつと違う。
さっさと警察突き出して。ほんで全部しまいや』
寛治ヤケになっとるけど、まだ大人を試しているようにも見える。
千代は開き直った寛治を大山社長(中村鴈治郎)の元へ連れて行き謝るよう言った。その場には熊田はん(西川忠志)も千之助(星田英利)たちもいる。寛治はふてくされた態度のまま。
どうやらこんなことは初めてではなさそうなのよ〜それでたらい回しになっていたらしい。社長は鶴亀家庭劇なら寛治の更生に一役買ってくれると思って預けたそうな。このガキは変わらんとジャッジした社長は警察に引き渡すと決めたが・・・
『大山社長、すんまへんだした。
寛治のこと、どうか許したっとくなはれ』千代
『ちょっと待ちいな、何で千代が・・・』
『今、この子の面倒見てんのはうちだす。
寛治が謝れへんねやったらうちが代わりに謝ります。
ご迷惑おかけしてほんまに申し訳ございまへなんだ』
『またそれか。もうええ!』寛治
『ええことあれへん!
アンタと一緒に暮らしてまだ半月にもなってへんけどな、うちはアンタにいろんなこと教えてもろた。
大山社長、寛治にもっぺんだけやり直す時間をあげてもらわれしまへんやろか。
うちら大人にはあの子を守る責任がありますのや。
人生はもっともっと楽しいんやてこと、
うちらが見せてあげな誰が見せたげられますのや!』
『もうやめてくれや!何やねん・・・何なんや・・・
関係あらへんやろ。赤の他人やで。せやのに・・・』
千代だって何度も絶望して、どうなったっていいと思ったことあるはずや。でも回りの大人たちが、ハナさんやシズさん、お茶子倶楽部の姉さんたちや道頓堀のみなさんが子供だった千代に手を差し伸べ救ってくれた。それは千代が特別だった訳ではなく、大人として子供を守り導いていく責任を全うしただけ。そういう大人たちのおかげで千代は明日を信じることができた。そんな千代が今は大人として寛治に向き合う。恩返しやし誇らしいと思うワ。
金曜日。
千代と一平は寛治を座らせて自分らの生い立ちを話して聞かせた。
『芝居の勉強してる時にな、家族連れのお客さんが
みんなで笑て泣いてものすご楽しそうにしててな。
そないなどこにでもいてるような人たちのために芝居を作りたい思たんや。
俺は家庭いうもんを、よう知らん。
けどな、この一座が俺の家庭や思てる。
愛情いうもんをよう知らんかったけどな。
家庭劇のみんなと千代と一緒に暮らしてるようなってな、
そういうもんがちょっとは分かるようなってきてる気がする』
びっくりしながらも、ちゃんと聞いていたなぁ。
旺志郎君、繊細な表情のできるいい役者さんだねぇ・・
『寛治・・・うちらと一緒に暮らせへんか?
うちは、どない逆立ちしてもあんたのほんまのお母ちゃんにはなられへん。
せやけどな、あんたのこと心配やねん。
心配でたまれへんねん。
せやさかいそばにいてて。
うちらがあんたのこと守ったげるさかい。
あんたは、またきれい事やて言うかも分かれへんけどな、うちは悩んだで。
悩んで悩んで、ほんでやっと出した答えなんや。
だんない。うちらはあんたを絶対に裏切れへん。
何でか分かる?
うちらはあんたの痛みを分かってるから。
せやさかい、なっ、一緒に暮らそ』
『また、そんな・・・無理やろどうせ。だまされへんで、僕』
『笑わんかてええ。
笑いたないのに無理に笑うことなんかあれへんね』
『せ・・・せやけど、泣くよりええやろ・・』
『泣きたい時は思いっきり泣いてええのや。ええんやで』
3人で抱き合う姿に (´;ω;`)
ひとりだった千代がひとりだった一平と出会い家族になって
今またひとりだった寛治という家族が増える。
親を信じられなくて人を信じられない辛さも
無理して笑ってしまう悲しい笑顔も千代と一平は知っている。
「あんたを絶対に裏切れへん」という千代の言葉を何度も聞いたような気がするが、その言葉の持つ意味と決意は千代の生き方を見てきたからよくわかる。
寛治も信じられると思ったはずや。
一平はソ連に渡った小暮さんと百合子さんへの餞の思いを込めて書いた『人生双六』という芝居をトリに上演することにした。
にゃんと舞台の上には寛治もおりますョ〜
って・・・アレ?寛治、やっぱり才能を妬まれたんじゃなくてあっちの方だったかもしれんゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 藤山寛美は努力の人であったか。ま、千代も最初は酷かったもんなぁ。
でも、寛治は舞台の上で千代のことを『お母ちゃん!』て呼んでましたで。
一平がセリフに込めたメッセージも一生懸命聞いていたし、この子も舞台の上で人生を学んで、舞台の上でなら自分の本当の思いを表現できるんだね。
千代と同じ。さすが親子や。
そして時代は太平洋戦争へ突入。画面上のすごろくの上がりは『真珠湾攻撃』やったけれど、こっからが長い長いぬかるみの時代の始まりやった。続きを読む
なんか昨日治療してもらった歯がまだじんわりと痛いような・・(*_*)
昨日25年ぶりぐらいに奥歯の被せモノの下にできた虫歯の治療をしたのだ。
結局、笑気ガスの件は言い出せなかった。受付にも『当院では笑気吸入鎮静法を採用しています。ご相談下さい』って書いてあったのに・・・_| ̄|〇 il||li
せっかくの笑気吸入チャンスを逃してしまった・・
椅子に座ってお姉さんから本日の施術内容後『まず麻酔をしますね』と言われた時、『麻酔って注射ですよね?(笑気ガスの選択肢あるのかしら?あるなら言って!)』と聞いてみたら『そうです。注射ですよ〜』
怖いよぉ・・・口の中に注射打つのも25年ぶり(しつこい)・・・
例によってハンカチ握りしめて決死の覚悟をしていたのですが・・・
何ということでしょう・・・まったく痛くないのです!!
チクッともしない!びっくりするほど。それとも私の口の中がそもそも鈍感???
思わずお姉さんに『すごいですね〜!全く痛くないです!時代は進んでいるんですね!』と伝えたら『時代も進んでいますがテクニックの問題です。痛くしようと思えばできますよ テクニックがあるから痛くないんです』とのお言葉が( ̄▽ ̄;)アハハ…普通にテクニック自慢?でも自慢も当然の技ですわ〜
治療が始まり『痛かったら手を挙げてくださいね』と言われ、始まってすぐ口内がひやっとしたので、即左手を( ̄▽ ̄;)アハハ…そしたら麻酔を追加してくれたわ。
虫歯は下の一番奥なんで見えない部分もあるらしく『口をこれでもかってぐらいに開けてくださいね〜』との声が何度もあり内心これ以上口開けたら顎外れちゃうよと思いつつ頑張りました。途中さらに2回ほど手を挙げたけど綜合的にみて想像の100分の一ぐらいの辛さでした。
そして治療が終わり(前回2.3時間かかるかもと脅されていたが1時間ですんだ)久しぶりに麻酔で口がふくれあがっているような感覚で帰宅。めったに体験できない感覚なので存分に味わうため飲食をしてみました。じゃがピーと緑のたぬき。
普通に食べられたけど右側の唇の動きをコントロールできないために噛むとブッ!ブッ!と唇から空気が漏れる。その為いつものように噛めず歯とほほ肉との間に食べカスが溜まってしまう。なるほどね〜わたしゃ歯で噛んでいるのかと思っていたが唇の役割が思いのほか重要だとわかりました。
5時20分、ミー太とすずと外へ。
鳥の鳴き声があちこちから聞こえる。いろんな鳥がいるみたいだが姿は見えない。
5時50分テレビの電源オン。
TBS 『まるっと!サタデー』
エンタメコーナーでチョコプラの『悪い顔選手権』について紹介していた。おもしろい〜!!コレ罪状も絶妙(笑)純烈さんの中では「窃盗及び傷害の疑い」で逮捕された「後上翔太容疑者」の顔が最高だった。だがそんな彼よりインパクト大だったのが「暴力団排除条例違反の疑い」で逮捕されたマネージャー氏とレコード会社の方。リアルな雰囲気出ていたわ〜
自分だったらどんな容疑者がハマるかしら・・・(´−`) ンー
『迷惑おばさん』系かな〜布団バンバン叩いてご近所に迷惑かけたおばさんいたじゃない?あんな感じ(笑)道路に毎日同じ時間に変なもん置いて交通の邪魔をするとかね。あ〜逮捕された時の『悪い顔』が見せられないのが残念(笑
7時15分 BSP『澪つくし』第157話〜162話(最終話)
第157話。前回亡くなったと書いてしまったがQべー(津川雅彦)はまだ生きていたゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。亡くなったのはるい(加賀まり子)。Qべーは瀕死の状態で病院に運ばれ、かをると話すことはできたのさ〜親の勝手で「妾の子」にしてしまったことを初めて詫び、かをる(沢口靖子)は『お父さんの子で良かった。お父さんが大好き』と伝えたぞ。Qべーはかをるが頼まれた煙草を探しているうちに亡くなってしまった・・・
あっけないもんだね。これが戦争なんだね。
殺しても死ななさそうだったQべーが抵抗する間もなくやられてしまった。
かをるは入兆で二人を荼毘に付した。入兆関係は他にも何人も亡くなってしまった。『銚子は全滅』と言われていたそうだから本当にひどい空襲だったんだね。
大変な時なのにハマー(根岸季衣)がお線香をあげに来てくれたよ。思えばハマーも入兆と共に生きてきたんだよね。奥様に忠義を尽くし、Qべーには疎まれ結構傷つけられ、納得いかなかっただろうけどかをるを教育したり仕えたり、そして梅木に恋して、結果酷い目に遭わされ・・それでも奉公人として入兆に操を立ててくれた。ハマーの一生だって朝ドラになっていいぐらいだよ。
Qべーとるいがいなくなり、ひとつの時代が確実に終わったという感じだね。戦争で失ったものは大きかったけど無くならなければ新しいものも生まれない。かをるは古い時代と新しい時代が創られていく時を生きるんだね。
第158話。再建のため入兆に残っていたかをるの元に頭(牟田貞三)が戦争が終わった!と知らせにきた。やっと終わったねぇ・・・朝ドラで終戦展開を見る度いつも思うんだけど、みんな戦争が終わったってそんなすぐに信じられたのかなぁ。今みたいにいろんなメディアで伝えてくれたら、そうなんだ〜ってわかるけど、ラジオがあるところも少なかっただろうし、学校とかで集まって聞いたりする場面も見るけどド田舎とかだとどうだったんだろう。人づてに聞いても、そんなのアメリカが流したデマだ!とか思う人もいたんじゃ・・お国が「玉音放送」以外に、そんな積極的に『戦争終わったよ〜負けたんだよ〜』なんて知らせないだろうしさ。
かをるは外川で預かってもらっていた子供たちを引き取りに行ったぞ。そしたら建物を建てるために船の廃材をくれたり、漁師のみなさんがソレを使って建物の修復をしてくれた。
いや〜かつてあんなにいがみ合っていたのにね。とねさんたちには世話になりっぱなしだよ。とっとと再婚した元嫁一族なのにあらゆる場面で支援してくれた。それにとねさんたちの方が考え方がポジティブだと思うワ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…坂東家って、まぁQべーがワンマンだったってのもあるけど、まず否定からだもん。
そしてかをるの諦めの早いこと!梅木は、もう生きてると思っていないってさ( ̄▽ ̄;) 梅木が幽霊になって聞いていたら、ギャフン!だよね。
銚子にも進駐軍が現れ、スティック昭和兄弟(いや〜びっくりするほど学芸会だったよね〜逆に時代を感じて清々しいわ)も子供らしくチョコレートをもらってきたのだが、かをるは『乞食じゃないのよ、お父さんが帰ってきたら叱られますよ。日本人としての誇りを持ちなさい』と叱っとった。で、二人は川に捨てていた〜〜
この食糧難の時になんてことを?!誇りじゃお腹いっぱいにならないっつーの。私がその時代にいたら率先してもらっていただろうな〜何度も(笑
そして遂に律子(桜田淳子)が帰ってきた!かなりやつれはてて・・・
小浜(村田雄浩)はどうなったんだろ?
159話 満州から帰って来た律子は肺結核になっており、かをるが看病の日々。すっかり弱弱しくなって、あんなに似ていないと思った奥様と重なる雰囲気だったよ。人は最期が近づくと懺悔せずにはいられないらしい。強気だった律子も親不孝を悔やんでいた。まぁねぇ、ありとあらゆる親不孝をやり尽くしたとも言える。でもかをるが、Qべーは最期まで律子のことを思っていたことを伝えると『私はお父さんを愛していた。水橋も河原畑も小浜も、心の中で父を求めていた』と白状。
みんなタイプ違うけど、そうだったんだね( ̄▽ ̄;) でもホント似た者親子だった。頑固で人の言う事全く聞かないし、そのくせ内心ビクビクもんだったり、行動で自分を表現するところも似ていた。いい意味でも悪い意味でも自分が揺らがなかった。だからこそ対立ばかりして憎み合ってるみたいになっちゃったけど、それだけ愛情も深かったんだろうね。
てなこと言いあっているとAイチロー(鷲生功)が帰還!足を負傷していたが元ピロシキの職人で元上官(Aイチローをぶん殴っていた時もあったぞ)の赤川が命がけで連れてきてくれたそうな。頭も嬉しそう。『みんなで再建させましょう!』と張り切っとる。
Qべーの死を知ったAイチローは『もう一度父さんに叱られたかったよ』としみじみ。Aイチローほど叱られ続けた者もおるまい。やることなすことけなされ否定ざんまい。若い芽を摘まれっぱなしの青春時代。まぁ、お坊ちゃんだから抜けているが故の失敗も多々あって怒鳴られて縮こまっている印象しかない( ̄▽ ̄;) たまには誉めてやんなよ、Aイチローは誉めて伸びる子・・・かもよ・・・もしかしたら・・ね・・と見守って来た日々が懐かしい。醤油のすばらしさを再認識したAイチローはその美味しさを世界に広めると目を輝かせておった。
そしてついに律子逝く。喀血し病状悪化した律子はかをるに『お姉さんと呼んで!』と頼み、かをるはそれに応えたのだった。(そんな一度も「お姉さん」って呼んだことなかったっけ?呼んで欲しかったんならもっと早く素直に言ってくれりゃかをるとの関係も少し違ったかもしれんのに)最期の言葉は『ごめんなさい・・・もし小浜が帰ってきたら・・』
えっ?!小浜がナニ?なにを言いたかったの?!( ̄□ ̄;)!!
そして目を開けたまま亡くなったのが犬神家っぽくて怖かったよぉ・・・コレはこの世に未練を残しているってことなのかしら・・・ずんこちゃんの律子お嬢様好きだったわ。
そして160話で、ついに梅木の戦死決定。
知らせを受ける前に、かをるがQべー(舞踊担当)・るい・奥様・律子・梅木(鼓担当)が月見の宴を開いている夢を見たんだよね。仲間外れにされ拗ねるかをるにQべーは『まだ来るな』と言っておった。この時点では梅木の生死は不明だったんだけど、コレを見て視聴者は、あぁ死んだのねとわかるパターン。
一緒に行った英治(アミちゃんの弟ね)が梅木の遺骨を持ってきた。瀕死の状態になった梅木は英治に「自分を置いて生き延びろ。家族の幸せを知らずに死ぬのは可哀そうだ。生きて帰って入兆のために尽くしてくれ。昭彦と和彦の中に自分は生きている」てなことを言い残したらしい。
自分のことを語る時、『自分はずっと不幸だった。お前もそうだろう?』って、英治も不幸組に入れるのはいかがなものかと思ったが、最期だから許そう。まぁ家族を持って初めて得られた幸せを強調したかったのでしょう。思えばかをるに会ってから梅木の人生は変わったんだよね。それまでは禁欲的な優等生だったのがかをるの結婚や律子との縁談が瞬時に無くなったり、惣吉が遭難してかをるが出戻ったことでルサンチマンが暴走してしまったというか・・かをるというよりも坂東家に振り回された?人生だったのかなぁ。でも幸せを感じられたって人に言えるぐらいになっていたんなら良かったよ。惣吉がフィリピンに行ってからは平常心取り戻していたしね。後半最も盛り上げてくれた人で賞。
そして梅木の手にはかをる宛の手紙が握られていたのですが・・・
『かをる、私は 』
私はナニ?何が言いたかったの〜〜?!も〜〜〜律子も梅木も〜〜!言いたいことも伝えたかったこともいっぱいあったのに戦争によって断ち切られたってこと?志半ばってこと?
そして梅木の遺影の前で昭彦・和彦に伝える体で「大事なメッセージを伝えますよ感」をビンビン感じさせながらで戦争反対を唱えるかをる。
『もう戦争はこりごり。これでまた日本が戦争をするようなら大バカだわ。昭彦、和彦、もしも日本がまた戦争をするようならあなたたちが止めてちょうだい』
ジェームスの思い受け取ったよ。
戦争部分長かったような気がするが、かなりじっくり描いてくれた印象。この朝ドラは基本、かをると惣吉の恋物語がメインだけど戦前•戦中•戦後という時代も大きな要素。「時代」という川の流れの中で「運命」という船に乗った二人の恋が描かれているのでございます。てか、梅木が死んだってことは惣吉が生きて帰ってくるってこと?そんな二者択一じゃないか・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
そして161話。ついに惣吉が帰ってきた!!外川じゃ大騒ぎ。そりゃそうだよね。二度も生還したんだから。もう惣吉大明神って祀られてもいいぐらいなんじゃ。
その噂はもちろんかをるの元にも届いております。ナレーションによると『(惣吉の帰還は)複雑な感情を抱かせた。かつての夫の幸運を素直に喜びながら梅木の戦死を同情されたくない気持ちがあった。ひょっとすると梅木の心が自分に乗り移っているのではないかと思った』そうな。
うーーーん・・・しつこい梅木ならもちろんとり付くと思われ・・・自分の時だって惣吉が亡くなってから一年も経たないうちに再婚してくれたんだから、今度も・・・そうはさせるかい ヘ(゚д゚ヘ))))))〜
そんなことがありまして・・・Qべーがあんなに望んでいた入兆創業三百周年の記念式典が開かれた。本日よりAイチローはQべーとなります!挨拶をするシン・キューべー、ちょっと逞しくなったような気がするよ。
ハマーもおさみと一緒に参加。挨拶しようとしたら『よっ!闇屋!』の掛け声が(笑
おさみは進駐軍相手に結構儲けているらしい。こうやって新しい時代をずぶとくしたたかに生き抜いている者もいれば、乗り切れず消えていった人もいたんだろうなぁ。夫が商売のやり方を次々と変えようと妻としてガッチリ支え続けるハマー・・・やっぱり嫁になっても有能だのぅ。彼女こそ律子がなりたがっていた『新しい時代の女性』なのかもしれん。
式典の途中に小浜(村田雄浩)が帰って来た!
さぁ、かをる!律子の遺言を伝えてあげて!わしらには意味不明でも小浜と律子の間では、あぁアレね!って感じで伝わるかもしれん。
律子の死を知り呆然・・・
そこに赤川の『みんなで胴上げしよう!!』の声が!
意気消沈して幽霊のようになっている小浜を胴上げするピロシキメンバーなのでした。
ええぇーーーー?!Σ(゚口゚;)// シュールすぎる!
胴上げとは・・・
しかし小浜こそ律子にささげた人生だったよね。愚直なほどに一途に思い続け、律子に指示されりゃなんでもやった。軍人になればと言われて軍隊に飛び込みそこそこ偉くなって律子を嫁にすることもできた。でも手に入れた途端結構エラそうにしていたし、満州に行くあたりではかなり律子を粗末に扱っていたのような。不思議だよねぇ。あんなに求め続けていたのに。応えてもらえず追いかけていた時が花だったのかねぇ。結婚して恋は終わっちゃったか。
そしてついに162話!最終話の時がやってきました!
梅木のお墓に入兆再建の様子を報告をしているかをるの元に惣吉が現れた。
惣吉は梅木の墓に花を供えるとかをるに梅木さんの前で話があると向き合った。
『俺はたった今、梅木さんに報告した。
梅木さんに代って俺がかをると幸せにすると言った。
俺は待った。鹿島灘で遭難してから15年待った』
かをるは惣吉が亡くなって梅木と再婚し、梅木が亡くなったら惣吉と再婚なんてできる訳ないと答えた。
『梅木さんなら俺の気持ちをわかってくれるはずだ。
俺の女房はおめぇしかいねぇ』
『私は残りの人生を醤油とともに生きる決心をしています。
やっと再建が始った入兆を見放すことはできません』
『英一郎君がいるじゃないか』
『弟は足が不自由で私が傍に付いて助けなければなりません。
弟は醤油を輸出するという大きな夢を持っています。
私はその夢を叶えてやりたいんです』
『それじゃ・・いつまで待てばいいんだ』
『お願いです・・・どうか・・私のことは・・・』
ここで『澪つくし』の回収を始める惣吉。
『かをる、澪つくしを知ってるな?
船の航路を示す澪つくしのように俺はかをると子ども達を守ってやりたい。
身を尽くして守りたいんだ。それが俺の望みなんだ』
『・・・・・・怒らないでください。
私には父や梅木の、先祖代々の祈りが聞こえるんです。
醤油の命が乗り移っているんです』
ここまで言われちゃ引き下がるしかない。
惣吉にしてみれば『祈り』じゃなくて『呪い』じゃねぇの?と言いたくたくなると思うが、かをるの意志は固かった。あの日の『坂東家の塩になります』宣言は本気だったんだね。回りからの圧力に負けて家のために梅木と一緒になることにしたか・・と思ったが、あの時、自分の生きる道を決めたんだね。
でも、もっと自分の幸せを考えていいと思うが・・・
一緒になれない理由の中には世間体もあると思うぞ。でも世間と戦ってまで惣吉と一緒になる気はないってことは、やっぱり惣吉への思いは断ち切った、終わったってことなのかなぁ。
かをるは古いタイプの女だよね。でも、ジェームスは時代が移り変わっても変わらない、変わろうとしない、変わらせないと過去から受け継いだものを守って生きる女性を描きたかったのか。
去って行く惣吉を涙を流しながら見送るかをる・・・
出会ってから21年って言ってたから、かをるは38ぐらい?
波乱万丈にいろんなことがあったけどまだ若い!
惣吉も『諦める訳ねぇ』って家族に宣言していた。
惣吉はずっとかをるを思い続けるはず。いつか入兆でのかをるの役目が終わった時(でもシン・キューべーが嫁をもらって(コレがまず難関)跡取りが産まれて、醤油の生産が軌道に乗って、輸出の注文が来るようになるまでとか言ってたからなぁ・・・おばあちゃんになっちゃいそう)その時きっと一緒になれるんじゃないかなぁ。
でも、もう、とねさん(草笛光子)は生きていないよね?( ̄▽ ̄;)
シン・キューべーに『惣吉さんが結婚したらどうするの?』と聞かれ『その時はしかたがないわ』と応えていたが・・・かをるには惣吉が自分以外の女と結婚しないという自信があるのですゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
7時26分。ラスト「恋あら」さんがゆっくりとマウンドに立ちました。
『かをるはいつの日かあまねく世界に醤油の味と香りが届けられ、日本人の心が伝えられる日を夢見ていた。そして、その夢が叶えられた時、もう一度惣吉に結婚を申し込んで欲しいと思った』
いや、もう、そこまで待たせたんなら今度は自分からプロポーズしろよ( ̄▽ ̄;)
『恋のあらすじ』が流れる中、かをると惣吉の愛のメモリーが・・・
そして崖の上に立ち海を見つめるかをる。
そこには船に乗った惣吉の姿が・・・
二人の目が合ったかどうかはわからないけど、思いは胸の奥にちゃんとあるってことだね。
このラストには視聴者からのクレームが殺到したのかどうかわからんが・・・その年の紅白歌合戦でかをると惣吉はめでたく祝言をあげましたとさ。
いや〜面白かった!見る前はジェームスのこと軽く見ていたけど、まさに他の朝ドラとは一線を画すジェームス三木さんにしか描けない朝ドラでした。ツッコミを入れつつも見ずにはいられない。ツイッターで実況せずにはいられない。他のみなさんのコメントや考察や推理を読ませてもらい、さらに盛り上がる連ドラの楽しみを満喫させてもらった日々でした。
スティック、スティッカー、スティッケストだった沢口さんもスティッ・・までに成長されたような。でもスティックだろうと関係ない。いや、スティックだからこそ私たち(って誰?)はあなたを愛したゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ あなたは輝いていたし立派なヒロインでした。ラストの年輪を感じさせた美しい表情が素敵でしたわ。
来週から『あぐり』か〜気持ちきりかえられるかしらん・・・
7時30分 BSP 『おちょやん』第16週 第79話〜80話「お母ちゃんて呼んでみ」(月〜水曜日分はこちら)
木曜日。さて、特高VS千代の攻防戦は・・・千代の勝ち〜〜!ヽ(´∀`)ノ
千代が通せんぼした押し入れを特高の刑事たちが開けてみたら・・・出てきたのは寛治。千代は頭を下げて『この子は隠し子だす!』とひとり芝居を始めた。しかも父親は『陸軍のお偉いさん』だと。たまたま持っていた小道具も活用したおかげですっかり騙されて出ていったのでした。
甘い!甘すぎるわ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…この程度の捜索なら意味ないじゃん。おかげでその奥に隠れていた二人のことは気づかれずに済んだ。とっさに思いついたにしては大したもんじゃ。
翌朝、小暮さん(若葉竜也)と百合子さん(井川遥)は旅立って行った。
何も語らずただ抱きしめた百合子さん。
その後ろ姿に千代は頭を下げた。
『百合子さん、おおきに。
うちに役者になるきっかけくれはって・・・おおきに』
またいつか会えるかなぁ・・・もう会えないかなぁ・・・
そんなことがありまして・・・ついに寛治(前田旺志郎)の仮面が剥がれた!
一平(成田凌)が捜していた芝居の準備金300円を盗んだのが寛治と判明。そんなことをした理由を千代が聞いてみたら・・・
『千代さんも一平さんも、ええ人や。
せやさかい見ててイラつくねん。
そうやってええ顔して、きれい事並べてる奴ほど、
ほんまは自分のことしか考えてへん。
僕は、よう分かってる。親父がそやったさかいな』
『お父ちゃんのこと嫌うてたん?』
『嫌てたんやない・・・嫌われてたんや』
親父・・・ちいちゃい頃は優しゅうて僕のことホンマに可愛がってくれた。
せやけど・・何べんか子役として舞台に立つうちに分かったんや思うわ。
こいつには才能がないて。
僕は親父に見捨てられた。
僕は二度と板に立つな言われて劇団の雑用全部やらされた。
そんなんが何年も続いた。
せやさかい、おやじが病気で死んだ時は心の中で万歳三唱したったわ』
なるほど〜そういうことか・・・そりゃ人間不信の根が深いな。
劇団の人も誰も助けてくれなかったんやろか。
しかし父親が舞台に出さなかったのは寛治の才能に嫉妬したゆうことないか?
どっちにしろ救われんけど。
のちの藤山寛美だから、そう考えちゃうのかな。
それと寛治は千代や一平が苦労知らずだからいい人でいられるみたいに思ってるかもしれんが、二人とも何周もした結果の「いい人」だからね。いろいろあった結果の今の一平であり千代であることを選んできた。子供の寛治にはわからないだろうけど。
『何が「お母ちゃんて呼び」や。そんなもんいらんねん!
僕は、はよ大人になって1人で生きていくんや。
分かったやろ。
僕はアンタが思てるようなやつと違う。
さっさと警察突き出して。ほんで全部しまいや』
寛治ヤケになっとるけど、まだ大人を試しているようにも見える。
千代は開き直った寛治を大山社長(中村鴈治郎)の元へ連れて行き謝るよう言った。その場には熊田はん(西川忠志)も千之助(星田英利)たちもいる。寛治はふてくされた態度のまま。
どうやらこんなことは初めてではなさそうなのよ〜それでたらい回しになっていたらしい。社長は鶴亀家庭劇なら寛治の更生に一役買ってくれると思って預けたそうな。このガキは変わらんとジャッジした社長は警察に引き渡すと決めたが・・・
『大山社長、すんまへんだした。
寛治のこと、どうか許したっとくなはれ』千代
『ちょっと待ちいな、何で千代が・・・』
『今、この子の面倒見てんのはうちだす。
寛治が謝れへんねやったらうちが代わりに謝ります。
ご迷惑おかけしてほんまに申し訳ございまへなんだ』
『またそれか。もうええ!』寛治
『ええことあれへん!
アンタと一緒に暮らしてまだ半月にもなってへんけどな、うちはアンタにいろんなこと教えてもろた。
大山社長、寛治にもっぺんだけやり直す時間をあげてもらわれしまへんやろか。
うちら大人にはあの子を守る責任がありますのや。
人生はもっともっと楽しいんやてこと、
うちらが見せてあげな誰が見せたげられますのや!』
『もうやめてくれや!何やねん・・・何なんや・・・
関係あらへんやろ。赤の他人やで。せやのに・・・』
千代だって何度も絶望して、どうなったっていいと思ったことあるはずや。でも回りの大人たちが、ハナさんやシズさん、お茶子倶楽部の姉さんたちや道頓堀のみなさんが子供だった千代に手を差し伸べ救ってくれた。それは千代が特別だった訳ではなく、大人として子供を守り導いていく責任を全うしただけ。そういう大人たちのおかげで千代は明日を信じることができた。そんな千代が今は大人として寛治に向き合う。恩返しやし誇らしいと思うワ。
金曜日。
千代と一平は寛治を座らせて自分らの生い立ちを話して聞かせた。
『芝居の勉強してる時にな、家族連れのお客さんが
みんなで笑て泣いてものすご楽しそうにしててな。
そないなどこにでもいてるような人たちのために芝居を作りたい思たんや。
俺は家庭いうもんを、よう知らん。
けどな、この一座が俺の家庭や思てる。
愛情いうもんをよう知らんかったけどな。
家庭劇のみんなと千代と一緒に暮らしてるようなってな、
そういうもんがちょっとは分かるようなってきてる気がする』
びっくりしながらも、ちゃんと聞いていたなぁ。
旺志郎君、繊細な表情のできるいい役者さんだねぇ・・
『寛治・・・うちらと一緒に暮らせへんか?
うちは、どない逆立ちしてもあんたのほんまのお母ちゃんにはなられへん。
せやけどな、あんたのこと心配やねん。
心配でたまれへんねん。
せやさかいそばにいてて。
うちらがあんたのこと守ったげるさかい。
あんたは、またきれい事やて言うかも分かれへんけどな、うちは悩んだで。
悩んで悩んで、ほんでやっと出した答えなんや。
だんない。うちらはあんたを絶対に裏切れへん。
何でか分かる?
うちらはあんたの痛みを分かってるから。
せやさかい、なっ、一緒に暮らそ』
『また、そんな・・・無理やろどうせ。だまされへんで、僕』
『笑わんかてええ。
笑いたないのに無理に笑うことなんかあれへんね』
『せ・・・せやけど、泣くよりええやろ・・』
『泣きたい時は思いっきり泣いてええのや。ええんやで』
3人で抱き合う姿に (´;ω;`)
ひとりだった千代がひとりだった一平と出会い家族になって
今またひとりだった寛治という家族が増える。
親を信じられなくて人を信じられない辛さも
無理して笑ってしまう悲しい笑顔も千代と一平は知っている。
「あんたを絶対に裏切れへん」という千代の言葉を何度も聞いたような気がするが、その言葉の持つ意味と決意は千代の生き方を見てきたからよくわかる。
寛治も信じられると思ったはずや。
一平はソ連に渡った小暮さんと百合子さんへの餞の思いを込めて書いた『人生双六』という芝居をトリに上演することにした。
にゃんと舞台の上には寛治もおりますョ〜
って・・・アレ?寛治、やっぱり才能を妬まれたんじゃなくてあっちの方だったかもしれんゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 藤山寛美は努力の人であったか。ま、千代も最初は酷かったもんなぁ。
でも、寛治は舞台の上で千代のことを『お母ちゃん!』て呼んでましたで。
一平がセリフに込めたメッセージも一生懸命聞いていたし、この子も舞台の上で人生を学んで、舞台の上でなら自分の本当の思いを表現できるんだね。
千代と同じ。さすが親子や。
そして時代は太平洋戦争へ突入。画面上のすごろくの上がりは『真珠湾攻撃』やったけれど、こっからが長い長いぬかるみの時代の始まりやった。続きを読む