ガウ

2024年12月04日

「宙わたる教室」 第9話 恐竜少年の仮説

「勝手に終わらせてんじゃねーよ!
・・・科学部があんたの実験かどうかなんてどうでもいい。
俺はただ、俺たちの実験を続けたい。
俺たちの装置を使ってクレーターを作りたい。
それだけだ」柳田


 みんなも同じ気持ちだよ (´;ω;`)

「あんたはどうしてぇんだ?
なあ?!・・・なあ!!」柳田
「・・・・・」藤竹
「ここは諦めたもんを取り戻す場所なんじゃねぇのかよ?!
なぁ・・本当の気持ちを聞かせてくれよ!」
「私も聞きたいです」名取
「先生」アンジェラ
「・・・・」長嶺


「・・・・・・諦めたくない。
・・・・楽しかった。君たちといるのが。
科学はこんなにも楽しいものなんだって・・
もう一度感じさせてもらいました。
・・・・君たちと、もっともっと・・
新しい景色が見たい」藤竹
「だったら、やるしかねーじゃん!
・・・なあ?」柳田
「うん」
「だいたいさ、あんたの実験が失敗か
どうかなんて、誰が決めたんだよ?」

「そうですよ。
先生がやろうとしていたのは、
誰もやったことのない実験ですよね?
だったら、失敗なんてないです」名取
「本当だよね」アンジェラ
「そうだよ」長嶺
「あんたの仮説、俺たちが証明してやるよ。
だから俺たちをもっとその気にさせろ」柳田

「・・・・・・
もう締切まで10日もないですからね」
「わかってるよ」柳田
「わかりました。
皆さん、覚悟はいいですね」
「あったりめえだろ!
俺たちで日本の科学界に殴り込もうぜ!」


 みんな、藤竹の想像以上に強くたくましく成長していた。
藤竹の植えた科学の芽は、しっかり根付き育っていた。
そして、大空に向かってさらに伸びていこうとしている。

 ここは「諦めたものを取り戻す場所」。
科学部のみんなのおかげで藤竹も取り戻すことができた。
ただ知りたい学びたいと科学の世界で純粋に探求する心を。
あの頃のドキドキする思いを。

 ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!・・・
もう後半、涙が止まらなかったっての!
振り返ってみましょう・・・

 あれから柳田(小林虎之介)は学校にも来なくなり、
科学部は空中分解。
物理実験室に来る者はいなかった。

 憔悴している藤竹(窪田正孝)を気遣い、木内先生(田中哲司)が飲みに誘った。断る気力もなかったのかゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 珍しく同意。
ここで初めて藤竹の「実験」への思いが語られました。


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matakita821 at 19:12|PermalinkComments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加