カムカムエヴリバティ

2022年03月25日

「カムカムエヴリバディ」 第21週 1994-2001 第102話

 ひなた(川栄李奈)は案内役の任務を立派に成し遂げました。
御一行様も榊原さん(平埜生成)も大満足やった。

 さて、昨日から全視聴者の熱視線を集めた、高齢のキュートな女性は、キャスティングディレクターのアニー・ヒラカワという名前だった。

『何かすてきな人やなぁ思て・・・』ひなた

 なぜかひなたを惹きつけてしまう・・・
やはり安子?・・・いやいやいや早計やろ。

 「ヒラカワ」と言えばカムカム英語の平川先生。
もしやミセス・ヒラカワ?・・あるいはその一族?

 そして安子が仕事上「アニーヒラカワ」という名前を使っている説。
偽名というか芸名というかビジネスネームというか・・・
アメリカで活躍した日本人って、こんなふうに英語と日本の苗字組み合わせて名乗るよね?ロッキー青木とか、ソニー千葉とかさ。

 別の人間になって生きようと思った時、自分にとっては大切だけど他人にはバレない偽名を作るはず。安子が英語という翼でアメリカに渡り、生きることができたは平川先生の「カムカム英語」のおかげ。だから彼女が「ヒラカワ」を名乗るってのも無くはない・・・
HPはこちら


 映画の主演は、みなさんご存知マット・ロリンズ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
江戸時代の日本が舞台なんやて。日本人の役者もかなり使うらしい。
アニーヒラカワさんが何人か選んで監督に推薦し、それ以外は大規模なオーディションで決められるそうな。

『戦のシーンとかあるみたいやから何百人規模やと思う。当然、立ち回りとかスタントとかできたら有利やからな。条映の俳優さんや大部屋さんらにもチャンスがあるで』榊原

 思い出すなぁ・・・
「妖術七変化 隠れ里の決闘」のオーディション。


 帰宅したひなたは、押し入れに仕舞っておいた五十嵐(本郷奏多)から贈られた風鈴を出してみた。

『アホやなぁ・・あんたは。
あともうちょっと我慢してたら、
スターになれたかもしれへんのに・・』

 そう思わずにいられないよね。
人生はタイミングだよなぁ・・・(o´д`o)=3

 その後、風鈴は窓辺で風に揺れていた。
やっぱり五十嵐のこと、忘れられないよなぁ・・・






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matakita821 at 17:33|PermalinkComments(2)

2022年03月24日

「カムカムエヴリバディ」 第21週 1994-2001 第101話

 すみれ(安達祐実)の離婚会見を見て、嫌な予感がしたひなた(川栄李奈)は外に出てみた。すると一恵(三浦透子)が泣きながら縋り付いてきた。

『多分榊原さん、酔っ払ったすみれさんに巻き込まれただけやと思うぇ』ひ
『(泣)そやったとしても・・・見たなかった。 
あんな優しい目ですみれさんのこと見てる榊原さん』一
『いや・・・誰でもすみれさんの寝顔見たらそんな顔になるて。
黙ってる時のすみれさんは天使なんやさかい』

 そうなのよ。黙ってさえいりゃ・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
やっぱりさ、芸能人は一般人とは違うのよ。
どうしたって惹きつけてしまう。そういう人だからこそ輝きで人を癒すことができる。
でも、すみれさんだって一恵のこと羨ましいと思ってるかもしれんで。


 そして遅ればせながら榊原(平埜生成)到着。
まぁ一応、家に電話入れたりして探してくれてたみたいや。

 って、すみれ背負ったままかい?(笑
しかも首からすみれのバッグさげて。


『ごめんな。すぐに追いかけられへんかって。
すみれさんは条映にとって大事な女優さんや。
僕が急に立ち上がって怪我させたら、えらいことやし。蕎麦屋に一人でほったらかすわけにはいかへんやろ?』榊原

 榊原さんの頭を叩くすみれ(笑

『えっ、痛・・』
バカねぇ!榊原、そういうとこよ!
そうやっていっつも頭の片隅に仕事があるとこ。
一恵なんて偉そうにお茶の指導なんかしてるけど、着物着てなきゃ、そこらへんの若い女とな〜んにも変わんないんだから。
たまにはまっすぐ自分のこと見てほしいのよ
』す

 思いがけずすみれの援護が・・
いいこと言ってくれるじゃん。
てか、すみれ、目が覚めてたんならとっとと降りんかい!(笑


『一恵ちゃん。一恵ちゃんと会うた頃から時代劇は衰退する一方で・・・』
『いや、そやから仕事の話は・・』ひ

『僕は万年係長から・・・
やっと名ばかりの課長になったけど、
その間に一恵ちゃんは・・・
お茶の先生になってた。
そやからずっと会われへんかった。
言われへんかった・・・』
『・・・・』一恵
僕は毎朝、一恵ちゃんのお茶が飲みたい。
お茶室のお茶やなくて、
台所で急須でお茶をいれてほしい


 ヤッターー!!ついにプロポーズ!!ヾ(≧∇≦*)/
なんや、榊原さん、そないな事気にしとったんかい?
お茶の先生やいうても、いつだって榊原さんの前ではただの一人の女だったのに。


 てか、乱れ髪の榊原さんを初めて素敵と思ったぞ(笑
これからは、そんな無造作ヘアの方がいいんじゃ。


 でもヒグマ背負って
バッグ首から下げて
汗だくで・・・
シュールすぎる(笑
思わず笑ってしまう一恵。


『そんな大事なことを、ひなちゃんちで。
そんな姿で』一恵
『ホンマですよ!榊原さん』ひ
『真面目も行き過ぎると滑稽よ!』す
『まぁ、ええわ。
一恵ちゃんが機嫌よう笑てくれたらそれで

 ソレ、一恵が一番欲しかった言葉だよ。
良かったなぁ・・・(´;ω;`) もう大丈夫や。


 そして、いろいろ察して飲みに誘うひなただったが(大人になったなぁ)、ハリウッドの話を知ったすみれは大勝負をかけようとしていた。

出演が決まるまで断酒するわ』す
『フフフッ・・・頑張ってください』ひ
私を誰だと思ってるの?美咲すみれよ

 なんかじーーんときたよ (ノ∀;`)
すみれさん、カッコいいぞ!
「女優!女優!女優!!」
いい役掴んでおくれ!





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2022年03月18日

「カムカムエヴリバディ」 第20週 1993-1994 第97話

 その日は終戦記念日だった。

 るい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)は健一さんが淹れた美味しいコーヒーを飲み、「On the Sunny Side of the Street」のレコードを聴かせてもらった。

 場所も違うし、レコードも安子(上白石萌音)と稔さん(松村北斗)が聴いたものではなかったけれど、「Dippermouth Blues」で聞く「On the Sunny Side of the Street」は特別だった。

 この場所が持つ力が、引き継がれてきた思いが、
るいの心を素直に昔の思い出へと向かわせてくれた。HPはこちら


 2人はあの神社に来ていた。
安子が何度も何度も祈ったあの場所に。
いや、きっと安子以外にもたくさんの人達が祈ったことだろう。


『よかったなぁ、会えて』ジョー
『うん』るい
『定一さんの息子さんとそれにお孫さんにまで』
『うん』
それとるいのお父さんとお母さんにも。
すごく腑に落ちた。
定一さんの店でデートして、サッチモ聴いて。
それで生まれてきた娘にるいって付けたんやって


 ジョーはるいの中にある思い出の点を線で繋いでくれる。
るいの代りに。


 その頃、ひなたはるいの写真を見付けようとして、昭和21年の英語会話のテキストを見つけた。そこには「Yasuko」「Rui」と名前が記されていた。

 終戦記念日のサイレンが鳴る中、ひなた(川栄李奈)は、その古いテキストを読みふけった。すると人の好さそうなおっちゃんが窓から声をかけてきた。
で、ひなたは何をしても英語が中々身に付かないとボヤいた。

『そんなはずありませんよ。
み〜んな英語の赤ちゃんなんですから』
『英語の赤ちゃん・・・?』ひ

 するとラヂオから玉音放送が流れ始め・・・
それを訳した英語も聞こえてきた。


 さて、皆さまご存知さだまさしさん演じる平川唯一さんが満を持して登場!
平川さんからひなたへ「カムカム英語」の講師になるきっかけが語られました。

『ある時、国際課の方から依頼されたんです。
ラジオの英語講座の講師をやってみないかと。
私はすぐにお引き受けしました。
あの頃の弱り切った日本を元気づけたかった。
ラジオを通して、英語を通して、明るく楽しい暮らしを取り戻してほしかった。そう思いましてね


 平川さんと向き合って「カムカム昔話」を聞くひなた((*´∀`*))
テーマ曲の「証城寺の狸囃子」も歌ったぞ。


日本を明るくするのにぴったりの曲です』平川

 外国の曲じゃなくて誰もが知っている日本の歌だったからこそ、日本人の心に響いて、おっ、なんか楽しそうだぞ、おもしろそうだぞって思わせてくれたんだよね。共に口ずさむことで、みんながカムカム仲間になれた。




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2022年03月17日

「カムカムエヴリバディ」 第20週 1993-1994 第96話

『算太さんと「たちばな」を建て直す。
あの頃の安子さんはその一心じゃった』雪衣(多岐川裕美)
『・・・・・』るい(深津絵里)

 雪衣さんが話す安子の姿、それもまたひとつの真実なんだよね。
るいの知らなかった安子。


『あの通帳、返しに来はったんやな。
10年前、偶然ひなたと出会て、
るいが京都にいること知って・・・
それから、仕事する度に貯めてたんやと思う。
謝りたかったんやと思うよ。
るいと、それからるいのお母さんに』ジョー

『それやったら・・・それやったらすぐに
そない言うてくれたらええのに・・・』るい
最後に、少しだけ欲しかったんと違うかなぁ。
家族と過ごす時間が。最後に少しだけ


 「最後に少しだけ」・・・(ノω;`) ジョー・・・どうしてそんなに優しく人に寄り添えるんだい・・ジョーがるいのそばに居てくれて良かった。この旅にはジョーが必要だよ。

 そして算太・・・
ずっと自分を許さなかったんだね。
でも、もっと早くに来て欲しかったよ。その「少しだけ」の時間は、るいやひなた達にとっても幸せな時間だったろうから。


 みんなで楽しく夕食を頂いている時、勇ちゃん(目黒祐樹)は突然泣き出してしまった。

あの日・・・るいが岡山ぁ出る言うた日。
わしにゃあ分かっとった。
るいが居場所を知らせる気も、
手紙やら電話やらよこす気もねえいうことを。
もう二度と岡山に帰って来る気がねぇいうことを。
それが、こねぇして元気な姿見せてくれて・・
(泣
旦那さんやら娘やら息子やら
連れてきてくれるたぁ・・・
うぅ・・・こ・・こねん嬉しいこたあねぇ
(涙』

 わかってたんだね・・・(´;ω;`)
それでもるいの気持ちを尊重して、見送ってくれたんだね。
そして多分口には出さずに来たけど、ずっと心配してくれていた。

 もしかしたら千吉さん(段田安則)が無理やり安子(上白石萌音)を捜したせいで、母子が別れる結果になってしまったと思って、あえて捜さずにいてくれたのかな。るいが雉真家とは離れて作った場所を壊すことになってはいけないと。


勇叔父さん。
長い間心配かけてごめんなさい
』るい

 ずっと気になっていたのはるいも同じ。
岡山には未練は無かっただろうが、何の連絡も入れずにきたことに罪悪感を感じてきただろう。お互いのために再会できて良かったよ。
でも鎧を脱いで再会するためには30年以上の時間が必要だったんだね。

HPはこちら




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2022年02月20日

きこりのテレビ日記 #71

 2月16日(水曜日)−8度

 4時半に目が覚め5時に起床。
昨日滑って転んで強打した膝が痛い。
昨日は歩くだけでも痛くて足を引きずる羽目になり
「膝」「皿が割れたらどうなる」等と検索していたのだが
昨日よりはマシになったような。
昨日の痛みが10としたら7ぐらい?

 『あさイチ』(録画)(NHK総合)

 華丸さんがコロナ感染でお休み、大吉先生は陰性だったがお休みということで、代役のぐっさん3日目。さびしい。ぐっさんは好きでも嫌いでもないが何か違う〜〜華丸大吉さんと鈴木アナの朝ドラ受けをすごく楽しみにしているのを再確認したわ〜。華丸さん、体調にもよるだろうけど『カムカム』のこと語りたいだろうな〜とか思ふ。早く戻って来て〜!

 『カムカム』で「ガラスの仮面」の話題が出て、ダメ!手に取っちゃダメ!(読み始めたら最後まで読んじゃうから)と思いつつも我慢できずに本棚から出してしまったわ〜でも23巻から(マヤが「ふたりの王女」のオーディション受けるところから)にした。
何度読んだかしれないのに、何度読んでも面白い!
結局29巻の白熱する「忘れられた荒野」の練習に入るまで読んじゃった。

 『賢い山村生活』#2(録画)(スカパー)(Mnet)

 『賢い医師生活』のメンバーが人里離れた村で自給自足の生活を送るというバラエティ。仕事の都合でジョンウォン役のユ・ヨンソクさんだけ遅れるが、それ以外のチョ・ジョンソクさん、チョン・ギョンホさん、キム・デミョンさん、チョン・ミドさんが集結。

 自給自足と言っても周りには様々な種類の野菜畑があり、自由に採っていい。在庫の食品(そうめんや米等)も使っていいルール。
#1では慣れないながらも、仕事を分担し合い、レンガでかまどを作ったり、火を起こしたり、雨だったので濡れないようテントを張り、食事を作っていたが、翌日はもうそれぞれ段取りよく動いていた。とにかくチームワークがすごくいいのが伝わってくる。親し気だが慣れ合っている雰囲気ゼロなのも気持ちいい。

 そして、みなさんとにかくキャンプや家事のスキルが高い。
特にチョン・ギョンホさん、普段からいろんな料理を作っているのか、包丁まで持参。メニューの知識も豊富だし、手早い。

 そして二日目の朝にギョウル役のシン・ヒョンビンが参入。
みんなには仕事があると言っていたそうなのでドッキリ状態で大歓迎だった。
彼女はお母さんの漬けたキムチと豚肉を持ってきてくれたのだが、キムチは食してオッケーだったが、豚肉は外から買ってきたものとの判断で買取をすることに(お代はその日の労働(唐辛子取り)で支払う)。
やはり肉の力は大きく、みなさん目が輝いていたわ〜(笑

 食事風景を見ていたらドラマの設定と同じく、ギョンホさんが食いしん坊なのには笑った。自分の茶碗だけ大きくしていたし、「お腹が空いて倒れそうなんだ」と訴えていたぞ。ミドさんの方は、そんな大食いじゃないのね・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

 とにかく作られたどの料理も美味しそう!外で食べているってのもあるのかもしれないが大鍋効果かしら・・
朝食は、前日の残りの白菜を使った味噌汁・採れ立てサンチュとレタスの浅漬け・ヒョンビンのキムチ・前日の釜に残ったおこげを柔らかくしたもの・目玉焼き。

 お昼はギョンホさん特製のゆで豚(味噌も入れて煮てた)・ヒョンビン特製コチュジャンたっぷり入ったタレのビビンククス。ゆで豚にキムチや刻み唐辛子を乗っけてたのがめっちゃ美味しそうだった。

 夜は焼き名人ジョンソクさんの焼いたサムギョプサル(新鮮野菜とともに)・具沢山味噌チゲ(あとでカクテキを足して雑炊へ)。
デカい鍋で焼くサムギョプサルが食べたくて食べたくて・・・( ´p` )
いつも思うんだけど、サムギョプサルの味付けってどうなってるんだろ?
今回は塩とコショー振って、食べる時にタレとか付けていたような。

 作る時も片づける時も段取りが良くて素早い。
洗う、拭く、片づける、明日の準備をする・・・
何も言わなくてもそれぞれがパパッとやれるという・・・

 夕食の時のマダン劇(音楽の歌声に合わせてミュージカル風の動きをする)もっと見たかったわ〜
お酒入るとみんな同じだね。ジョンソクさんがうまかったけど、一番ウケたのはギョンホさん。みんな泣きながら爆笑していたよ。

 翌日、朝食の準備をしている所にヨンソクさんが現れギョンホさんが奇声を上げ(笑)、みんなも大興奮で迎えたところで#3に続く。
とにかく楽しい。

 2月18日(金)晴れ −15度

 5時20分起床。5時30分ミー太と外へ。
左足の痛みが大分おさまってきた。
階段を降りる時や急に動いたりしたら痛むけど
皿は割れてもいないしヒビも入ってなかったようだ。良かった〜( ̄▽ ̄;)

 静かだわ〜
雪を踏みしめる音・・・じゅっじゅっ・・?ぎゅっ?サクッ?ムファ?
どういう擬音で表現したらいいかわからんが、ASMRでイケるんじゃ。
冷気の向こうの空にまん丸い朧月が見える。
と言っても乱視なので2重になっているが。

 『あさイチ』(録画)(NHK総合)

 本日の代打MCはコージー今田。
プレミアムトーク」のお客様は「カムカムエヴリバディ」劇伴作曲者の金子隆博さん。

 いや〜サントラ作曲者って心の底から尊敬するわ〜だって映像全く見ておらず、だいたいのストーリーだけ聞いてイメージ膨らませて、あんなにぴったりな曲を作るんだよ〜特に今回はヒロインが3人いるから3人分創らなきゃならないもんね。さらに大変でしょうよ〜

 すばらしい劇伴は、ほどよく場面に寄り添い引き立てながら、その音楽の美しさも残してくれる。たまにガチャガチャ煩い劇伴のドラマを見るとがっかりしちゃう。主張しすぎなんだよ、役者さん達の邪魔してるよ〜って。

 今回の劇伴は登場人物達の存在感をさらにパワーアップさせる(いや、役者さん達皆さん達者な方たちばかりなんだけど)というか、その場を包んで輝かせる力を持っているような。金子さん、ノッてくるとどんどん創ってしまう方みたいなので、その楽しんだ気持ちが散りばめられているような気がする。

 金子さんは、42歳でジョーと同じように発病し(ジストニアという病名)突然サックスが吹けなくなったそうな。わたしゃ、トランペットが吹けなくなるって、ドラマの中のジョーのために作った病気なのかと思っていたので衝撃を受けたよ。ジョーと同じように地獄から復活されたんだね。金子さんは『(20年働いていないって言われているけど)ジョーを責めないで〜』とおっしゃっていたわ〜

 ラストの金子さんと「日本のサッチモ」外山喜雄さんと井上陽介さんのセッションには涙が出るほど感動したよ〜〜(´;ω;`) いや〜いいもん見せてもらったわ〜

 2月22日(火)の『うたコン』は「カムカムエヴリバディ」特集。
SPゲストが川栄李菜さん、そしてにゃんと!定一さん(世良公則)が「On the Sunny Side of the Street」を披露してくれるんですってよ、奥さん!
コレは絶対見なきゃダメだわ〜!ヽ(´∀`)ノ



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2021年11月19日

「カムカムエヴリバディ」 第3週 1942-1943

 11月15日(月曜日)第11話

 日常を浸食する戦争の影響。
衣料品を自由に買えなくなり、不足を実感するようになってきた。
小しずさん(西田尚美)がチョッキを編むための毛糸も手に入りにくい。
「Dippermouth Blues」ではコーヒー豆の入手が困難になり、レコードをかければ石が飛んできた。

 非常時に顕れる人間性。
ケチ兵衛(堀部圭亮)は衣類を買い占めし高く売る気満々。
いつの時代にもいる「正義マン」になることでうっぷん晴らしをする者。

 さて、稔さん(松村北斗)に銀行の頭取の娘さんとの見合い話がもちあがる。
もちろん政略結婚ぢゃ。
そこで稔さん頑張った!
安子(上白石萌音)のことを話し、『父さんの決めた相手と結婚することはできません』ときっぱりと(稔さんの胸の震えが伝わってくるようじゃった)伝えたさ。

 今まで親の言う事に逆らったことのない優秀でどこに出しても自慢でできる息子が真正面から楯突いたんだからね〜千吉さん(段田安則)は心底驚いただろうし、
美都里さん(YOU)は相手の娘を誘惑した悪い奴としか思っとらん( ̄▽ ̄;)
しかも稔さんに『母さんは黙っていてください!』なんて言われたもんだから
いつも大人しい稔さんが私にこんな口を・・?!┏┗(´ิ田´ิ#)┓┛キイーーーー!!と怒りの炎を燃やし、お菓子を注文し安子を呼び寄せたさ。

 こえぇぇーーーーー!!(゚Д゚;∬アワワ・・・
YOUさんがさすがの存在感。
世間知らずのお嬢様育ちで自分が受けて来た教育や考え方以外認めない。
自分の言動が相手を傷つけるなんて思いもしない。
安子を呼び出したのも身分違いだってわかってないバカな子みたいだから教えてやらなきゃ、てなもん。今週はキツイ展開になりそうだなぁ・・・
HPはこちら

 11月16日(火曜日)第12話

 安子(上白石萌音)を前に、じーーーーーっと見つめる美都里(YOU)。
息子が好きになった娘がどんな子か・・見定めることすらしない。
まるでそこらの石ころでも眺めるような美都里の目。
(ビー玉のようなYOUさんの目がさすがだった・・・)
不意打ちを受け、怯えるばかりの安子。

 美都里は夫が「小せe商店街のぇ商店街の小せぇ店」で買った菓子を好むのが不思議だったと話し、稔さん(松村北斗)が大学に入った年、初めての帰省の時に手土産に買ってきたのが始りだったと確認。
『その時、稔を知ったんじゃね』と、
あくまで安子の一方的な思いであるように語った。
そして菓子はそのまま持って帰るよう命じ、多すぎる菓子代を置いた。
『暮らしの足しにしてちょうだい』

 呆然と立ち尽くす安子に最後の一撃。
二度と稔に近づかないで!

 最小の言葉で最大の攻撃力。
安子は打ちのめされてしまったさ。

 異変を感じ尋ねた金太(甲本雅裕)にも安子は何があったのかは話さなかった。
ごめんなさい。私が間違うたんです

 察しのいいきぬちゃん(小野花梨)(ずっと見たことあるよな〜と思いながら見ていたが、今日調べたら、やっぱり『鈴木先生』のか〜べ〜だ!この時も難しい役をさらっと演じてたなぁ。よその店なのに普通に掃除する姿に育ちと人柄が見えて良かった!)が黙っていられる訳がない。安子には内緒で「Dippermouth Blues」で稔さんを待ち伏せ。返せずに困っていたお金を渡した。

 事情を聞いた稔は激怒。
美都里を怒鳴りつけ、お金を床に叩きつけた。
(初めて見る稔さんの顔。でも、前からちょいちょいお母さんにはキツイ口調だったもんね。バカにしている訳ではないけど尊敬もしていないんだろうなぁ)

 そこに帰宅し、すぐに事態を理解した千吉さん(段田安則)は
美都里さんに『こういうつまらんことをするんじゃねぇ』とピシャリ。
『安子さんと一緒になります』と宣言する稔さんの言葉を受け、
『好きにしたらえぇ』と冷静に返した。

その代り、家を出え。
雉真の名を捨てて、あの菓子屋の婿になりゃあええ。
その覚悟があるんか


それしかないと・・言うんじゃったら!』と答えた稔さんだったが
その覚悟が無いのはあきらかだった。
雉真家の長男として家業を継ぎ、嫁には安子をもらう。
そうとしか考えていなかったろう・・

『ええか。菓子屋じゃろうが服屋じゃろうが、
商いは大学の勉強でどねんかなるもんじゃねぇ。
まして今は戦争中じゃ。
ちょっと気ぃ抜いたら隙ゅう見せたらたちまち潰されてしまう。
そういう時勢じゃ。
雉真の長男としてぬくぬく育ってきたおめえの手に負えることじゃねえ。
今のおめえにできるんは、せいぜい親の言うことを聞いて
会社の益になるおなごと婚約することぐれえじゃ。
そうしたら、いずれ戦争が終わった時、
おめえが好きなように商いするだけの財産を残してやれるんじゃ。
分かったら世まい言を言うとらんときっぱりと別れてけえ

 家族と家業を守るために必死に生きて来た人の言葉だった。
千吉さんの中には美都里のような「たちばな」を蔑む気持ちはない。
同じ商売人として生きていく厳しさも生き残る大変さもわかっているから。
だからこそ、そんな父の言葉は稔さんに深く刺さったと思う。
そして自分の覚悟のなさに気づかされ、
足元が崩れるようなショックで呆然としたのだろう。

 「たちばな」の前から立ち去っていく稔さんに気づいた金太は
声をかけずにはいられなかったさ。

会うてやってください。
それが一時、安子を苦しめることになっても
どうか安子に会うて、ちゃんと話うしてやってください。
お願いします


 辛い・・・
娘に別れ話をしてやってくれと頭を下げて頼むなんて・・
でも金太さんの父親としての深い愛情が伝わってきた。
そうしないと安子はずっとひきずって苦しみ続ける。
一緒になれないのなら、せめて大好きだった稔さんからはっきりと引導を渡して欲しい。それが心を通わせあった者への礼儀だし愛情だと思う。
別れ話は両方辛いけど、ここで逃げちゃダメなんだよ。

 父の言葉を聞いて安子を諦めるつもりになっていた稔さんだったが
会うと気持ちが揺らぐ。
『時間はかかるかもしれんけど戦争が終わったら・・・
大学卒業したら・・・きっと・・・』

 そんなの決断の先延ばしだよ。
安子に希望を持たせるのは残酷すぎる。
だから安子の方から終わらせた。
稔さんをこれ以上苦しめたくないから。

『間違うとったんです。最初から。
分かっとったはずじゃのに夢を見てしまいました。
長うて甘え夢を見続けてしまいました。
ラジオの講座がのうなったら、覚えた英語忘れてしもうた。
稔さんのこともきっと忘れられます

 辛い・・・(ノω;`)
何も考えずかけおちに走ることができる二人じゃない。
稔さんにはその勇気がなかったし、
安子は捨てられないほど「たちばな」も大切に思っているから。

 そうして初めて見えた稔さんの弱さ。
「夢から覚めた」悲しさとさびしさがじわじわと伝わってくる回でした。
稔さんも、初めて本当の自分自身を知ったんじゃなかろうか。
 



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matakita821 at 17:04|PermalinkComments(6)