カポーティ

2025年04月17日

きこりのテレビ日記 #224

 4月13日(日曜日)雨 のち くもり 寒し 4度→8度

 6時半起床。
ミー太を外に出して(雨だからすぐUターン)、猫たちにご飯だして、
寒いから今朝は紅茶の気分だわ・・と熱い紅茶を飲みながら、『アンパンマン』見て(北海道は日曜朝7時から放送)(朝ドラ効果でこういう人多いかも)、日曜日のお楽しみ『シングル男のハッピーライフ』見ながら朝ごはん。ナレの作るテーブルいっぱいの名節料理美味しそう。私の方はまだお腹が本調子じゃないので卵粥。

 雨の日はみんなのんびり。
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 久しぶりに紙で読みたくなって買ったカポーティの『夜の樹』(文庫)。「ミリアム」を読み、どんより( ̄▽ ̄;) 主人公のミセス・ミラー、昔読んだ時は結構なおばあちゃんだと思っていたが、61歳だった。ぜんぜん若いじゃん!未亡人で友達もなく、カナリアのトミーといつも決まった流れの生活をくりかえす日々(私とほぼ同じだよ)。突然現れたミラー夫人と同じ名を持つミリアムという少女に生活を乱され、侵略されるような恐怖を味わい、自我崩壊寸前・・・という( ̄▽ ̄;)

 「ミリアム」については、いろんな解釈ができると思う。
名前が同じであることから、ミラー夫人自身が抱えてきた闇(解決できない葛藤)が具現化したもの、死が近づいてきたミラー夫人に人生の総決算の時期が迫っている証拠?孤独から生まれた幻覚、あるいは買い物中に見知らぬじいさんが挨拶を交わしてきたことから(ミリアムは以前はおじいさんと暮らしていたと言っていた)、実際に年寄りに寄生して生きる少女・・・等。どちらにしろ気が晴れる話ではない(笑

 って、読みながら私は山岸涼子先生の「雨の訪問者」を思い出していたぞ。
こちらも中年独身女性が突然現れた少女に生活のペースを乱される話なのだが、ハッピーエンドというかハッピーな未来を知らせに来てくれた少女だった。こちらは幼女だったが、「少女」という存在は「魔」と「聖」が共存するのかもしれんなぁ。

 21時 TBS 『キャスター』 episode.1 まさかの嘘が、はじまった!


 まぁ、まずは阿部ちゃんの圧倒的な存在感だよね。
進藤(阿部寛)が、局の皆さんにあんなに態度がデカいのは、たぶん「キャスター」が目的ではなく手段だから。キャスターという立場を利用して追求し制裁を加えたい存在がある。多分、羽生剛(北大路欣也)系。そのためならなんでもする覚悟ができている。お金を受け取ったのも、羽生側を油断させ情報を入手するためなのでは?

 進藤のやり方に反発し挑戦状を叩きつけた崎久(永野芽郁)。
でも「真実」とか「正義」とかを掲げて相手を詰める人ってけっこう危ないよねぇ・・( ̄▽ ̄;) 今後進藤の影響を受け変化していくんだろうが。

 一回目見終わっても、それほど強く惹かれた訳ではないけれど、阿部ちゃんなので、次回も見てみます。ところで阿部ちゃんの「あなた嘘をついていますね?」ってセリフ(来週も言うらしい)を聞くと「新参者」みがあって、おんや?と思ったのは私だけじゃあるまい。

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matakita821 at 18:26|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加