イギュヒョン

2021年11月03日

「刑務所のルールブック」 第14話・15話・16話(最終話)

 刑務所ものって暴力描写が必ずありそうで
(『あしたのジョー』のトラウマ( ̄▽ ̄;) )怖くて見られなかったんだけど、
友人からそんなんでもないよとの言葉をもらい勇気を出して見て見ました。
すごくおもしろかった!!コレはお勧めします!脚本が絶妙。職人技だわ〜。

 刑務所だから登場人物多いんだけど、一人一人キャラがしっかり立ってる。そして犯罪を犯してしまう経緯のそれぞれのエピソードの描き方も簡潔で自然。
ドライな笑いのセンスも好きだわ〜

 メジャーリーグ入りが決まっていた野球のスター選手キム・ジェヒョク(パク・ヘス)は妹を暴行しようとした男を過剰防衛で殺してしまい一年間のムショ生活を送ることになってしまう。パク・ヘスさんは初めてだったんだけど、すっかりファンになってしまったわ〜天然で、いわゆる野球バカで野球以外のことはなんもできない。元恋人のジホが何度も『彼はバカなの!』って言うけどホントそう(笑)でも、いいバカだよ。

 同じ部屋の受刑者達も最初はスーパースターが来た!って感じでドキドキしながら敬うというか気を使ってたんだけど、わかってきたら『あいつは何も考えていない』って(笑)いい意味で(笑)ホントのおバカさん。

 でも男としても人間としても信じられる、そして守ってあげたくなる、そんな人。多くを語ることはないけど行動で、まなざしで示してくれる。刑務所の中でも愚直とも思えるほど普通にいい人として行動してしまうから、そのせいでワルに目をつけられ何度も危険な目に遭ったり死んでもおかしくない局面に立たされるんだけど、策を弄しない策が成功するというか、余計なことを考えないことで救われるというか・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…面白いんだよねぇ。

 しかし、最後の最後まで気が抜けなかった・・・
ここからは14話〜最終話のネタバレを書きます。




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matakita821 at 16:57|PermalinkComments(0)