アキカウリスマキ
2014年05月06日
2014年4月に見た映画
4月は旅行に行ったりしてたんで、5本しか見られなかったわ〜
その中ではコレは特別だ!って思えるものはなかったかな〜( ̄ー ̄;)
4月4日(金) 「バーニー みんなが愛した殺人者」 2013年 米 監リチャード・リンクレイター
テキサスの田舎町・カーセージで葬儀屋の助手として働き、その温和で思いやりのある性格から町中の人々に愛されていたバーニー(ジャック・ブラック)が町一番の嫌われ者・富豪の未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)を殺してしまう。
んが、町のみんなはこぞって彼を擁護。殺人すら肯定する流れになり、裁判でも無罪になったら大変ってことで地方検事のダニーは別の町での裁判を申請し認められる。犯人が嫌われすぎていて公正なジャッジができないという理由で申請が通ることはたまにあるそうだけど、犯人が愛されすぎちゃってってのは初めてらしい。
これは実際にあった事件を元に作られた映画でメインキャストは俳優が演じ、挟まれるインタビューは実際にカーセージに暮らしていてバーニーとマージョリーを良く知っている住民のものなんだと〜!
いや〜みんなすごいズバズバマージョリーの悪口を言うから実際の住人とは思わなかったよ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…死んでても、わたしゃここまで言えないワ。呪われそうだし。
こういう構成の作りで俳優さんが住民の体を取っているのかと思った。
バーニーとマージョリーが親しくなったきっかけは彼女の夫のお葬式。
バーニーは自分が担当した葬儀の関係者を慰めたくて、葬儀の後いつも様子を見に行ったりしていたんだよね。性格が悪くて友達もいないマージョリーをあちこちへ誘いだしているうちに気難しい彼女も心を許すようになる。彼女の方から旅行に誘ったり、財産の管理もまかせるようになり、バーニーを自分の遺産相続人にする手続きも完了。
しかし徐々に彼女はバーニーを召使のように扱うようになり、縛りもキツく、自由な行動は一切許さないようになる。逃げるのもダメ。仏のバーニーも精神的に追い詰められ、ついに彼女を撃ち殺してしまう。
いや〜バーニーってさ、確かに誰に対しても優しいし思いやりにあふれているんだけどデキすぎ君ぽくてコワイと思ってしまったわ〜
安月給だというのに、いろんな人に贈るためプレゼント品を大量に購入しているのも病んでる感じだし〜
でも、実際誰に対しても裏表なく接してきたから住民たちもこぞって「あんないい人はいない!」って訴えるんだよね?
「まさかあの人が?!」じゃなくて「あの人がする訳がない」「あの人が殺すなら仕方ない」「見逃してあげてよ〜」的に意見が統一されるって、おもしろいっちゃーおもしろいけど不気味でもある。
これは田舎町特有なのか、この町が特殊なのか・・・
てか、バーニーなら殺した段階でハッ!と思って自首するかと思ったんだけど、半年ぐらい死体を隠して普通に暮らしてたんだよね。彼女のお金を使って。
ジャック・ブラックは本当にいい人なんだろうな〜という中に、でももしかして・・?という1%の疑惑をうまく感じさせてくれたと思います。
ちょっと変わったタイプの映画でした。
ずっと見ようと思っているのに見逃している「スクール・オブ・ロック」見ねばと思ったぞ。
「俺たちニュースキャスター」も町山さんが褒めてたしな。まず、こっち見てみるか?
![バーニー みんなが愛した殺人者 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CE6hy5pOL._SL160_.jpg)
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その中ではコレは特別だ!って思えるものはなかったかな〜( ̄ー ̄;)
4月4日(金) 「バーニー みんなが愛した殺人者」 2013年 米 監リチャード・リンクレイター
テキサスの田舎町・カーセージで葬儀屋の助手として働き、その温和で思いやりのある性格から町中の人々に愛されていたバーニー(ジャック・ブラック)が町一番の嫌われ者・富豪の未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)を殺してしまう。
んが、町のみんなはこぞって彼を擁護。殺人すら肯定する流れになり、裁判でも無罪になったら大変ってことで地方検事のダニーは別の町での裁判を申請し認められる。犯人が嫌われすぎていて公正なジャッジができないという理由で申請が通ることはたまにあるそうだけど、犯人が愛されすぎちゃってってのは初めてらしい。
これは実際にあった事件を元に作られた映画でメインキャストは俳優が演じ、挟まれるインタビューは実際にカーセージに暮らしていてバーニーとマージョリーを良く知っている住民のものなんだと〜!
いや〜みんなすごいズバズバマージョリーの悪口を言うから実際の住人とは思わなかったよ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…死んでても、わたしゃここまで言えないワ。呪われそうだし。
こういう構成の作りで俳優さんが住民の体を取っているのかと思った。
バーニーとマージョリーが親しくなったきっかけは彼女の夫のお葬式。
バーニーは自分が担当した葬儀の関係者を慰めたくて、葬儀の後いつも様子を見に行ったりしていたんだよね。性格が悪くて友達もいないマージョリーをあちこちへ誘いだしているうちに気難しい彼女も心を許すようになる。彼女の方から旅行に誘ったり、財産の管理もまかせるようになり、バーニーを自分の遺産相続人にする手続きも完了。
しかし徐々に彼女はバーニーを召使のように扱うようになり、縛りもキツく、自由な行動は一切許さないようになる。逃げるのもダメ。仏のバーニーも精神的に追い詰められ、ついに彼女を撃ち殺してしまう。
いや〜バーニーってさ、確かに誰に対しても優しいし思いやりにあふれているんだけどデキすぎ君ぽくてコワイと思ってしまったわ〜
安月給だというのに、いろんな人に贈るためプレゼント品を大量に購入しているのも病んでる感じだし〜
でも、実際誰に対しても裏表なく接してきたから住民たちもこぞって「あんないい人はいない!」って訴えるんだよね?
「まさかあの人が?!」じゃなくて「あの人がする訳がない」「あの人が殺すなら仕方ない」「見逃してあげてよ〜」的に意見が統一されるって、おもしろいっちゃーおもしろいけど不気味でもある。
これは田舎町特有なのか、この町が特殊なのか・・・
てか、バーニーなら殺した段階でハッ!と思って自首するかと思ったんだけど、半年ぐらい死体を隠して普通に暮らしてたんだよね。彼女のお金を使って。
ジャック・ブラックは本当にいい人なんだろうな〜という中に、でももしかして・・?という1%の疑惑をうまく感じさせてくれたと思います。
ちょっと変わったタイプの映画でした。
ずっと見ようと思っているのに見逃している「スクール・オブ・ロック」見ねばと思ったぞ。
「俺たちニュースキャスター」も町山さんが褒めてたしな。まず、こっち見てみるか?
![バーニー みんなが愛した殺人者 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CE6hy5pOL._SL160_.jpg)
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2014年04月01日
2014年3月に見た映画
三月に見た映画は9本。ほとんど邦画じゃね〜
3月6日(木) 「街のあかり」 2006年 芬 監アキ・カウリスマキ
アキ・カウリスマキ監督の負け犬三部作の三番目らしい。
詳しい記事はこちら。
私は「過去のない男」の方が好きかな〜
![街のあかり [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/510lZhl1HcL._SL160_.jpg)
3月7日(金) 「タイマグラばあちゃん」 2004年 日本 監督澄川嘉彦
BSプレミアムで録画したものを見ました。
以前TVをつけたら偶然放送していて途中から見始めたんだけど、画面に引き込まれてしまったんだよね。
今度は最初から見られて良かったわ〜
岩手県の早池峰山の麓にある開拓地「タイマグラ」に暮らすじいちゃんとばあちゃんが自然と共に生きていく15年の記録です。
じいちゃんの名は向田久米蔵さん、ばあちゃんの名は向田マサヨさん。
人里離れたこの場所に電気が通ったのは昭和の終わり頃らしい。
水道はなく沢から水を引いている。
戦後、この開拓地には何軒かの入植者がいたが徐々にこの場を離れ、残ったのは向田さん夫婦だけ。
最近になって大阪から奥畑さんという若者が住み始めた。
春、雪解けと共に大豆を煮て味噌玉を作る。畑を耕し種を植える。
夏は畑の世話をし、秋には収穫。
冬には大根やいもや柿を干して貯蔵食品を作る。豆腐も作る。
二人の毎日はゆるゆると忙しく充実している。
朝日と共に起き、働いては食べ、暗くなれば眠る。TVはあるけどほとんど見ない。
一日の仕事を終えた夜・・・ばあちゃんが編み棒を動かす音と時計の音、ストーブの上のやかんのお湯がしゅーしゅーする音だけが聞こえる。
ばあちゃんは「極楽だ」と言う。
「起きてぇ時起きて、寝てぇ時寝て、食べてぇ時に食べて、飲みたい時飲む。
極楽だぁ・・」
私も、この二人の生活が理想に思える。
仕事があって、生活が事足りて、穏やかな時間を生きている。
お二人ともすごくいい顔をされているんだよね。
年をとると地金が出てくるっていうか、本当の自分自身が否応もなく固まって来て、私なんて怖くなるけど、このじいちゃんとばあちゃんの姿を見ているとこちらまで無心になれるっていうかねぇ・・
アレが欲しいコレが欲しいとすぐにポチッとし、都会での買い物計画に胸躍らせる欲望優先の私の生活だけど、こういう生活をいつも夢みている。
もしかしたら、持たなければ持たないほど幸せになれるのかもしれない。
って、じいちゃん91歳だよ〜亡くなったのは92歳ぐらいなのかな〜半年ほど寝込んで亡くなったんだけど最後まで頭もしっかりしていたしトイレにも自分で行ってたらしい。
「百姓貴族」のおばあちゃんも始末のいい亡くなり方だったらしいもんね。
90過ぎまで元気で、ある日ぽっくり亡くなる。
しかも農閑期で四十九日は春の種の巻き終わる頃。
さらに葬式用の写真も半年前に着物を着てぴったりの写真を撮ってあり、写真入れの一番上に入れてあったという・・
家族の『本当に迷惑のかけないばあさんだな!』という驚嘆の声に笑ったよ。
ばあちゃんは亡くなる2年ぐらい前に心臓を悪くして山を下りて入院し、一度お盆に帰省したけど山に戻ることはできなかった。
亡くなる前の『山のことはいつも夢にみる』という言葉が忘れられない。
心焦がれるほどの土地への思いは私にはないから。
羨ましさと切なさで胸が締め付けられる。
ばあちゃんから教えられた仕事が奥畑さん一家に受け継がれているのが嬉しかったなぁ・・
命は消えないんだね。

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3月6日(木) 「街のあかり」 2006年 芬 監アキ・カウリスマキ
アキ・カウリスマキ監督の負け犬三部作の三番目らしい。
詳しい記事はこちら。
私は「過去のない男」の方が好きかな〜
![街のあかり [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/510lZhl1HcL._SL160_.jpg)
3月7日(金) 「タイマグラばあちゃん」 2004年 日本 監督澄川嘉彦
BSプレミアムで録画したものを見ました。
以前TVをつけたら偶然放送していて途中から見始めたんだけど、画面に引き込まれてしまったんだよね。
今度は最初から見られて良かったわ〜
岩手県の早池峰山の麓にある開拓地「タイマグラ」に暮らすじいちゃんとばあちゃんが自然と共に生きていく15年の記録です。
じいちゃんの名は向田久米蔵さん、ばあちゃんの名は向田マサヨさん。
人里離れたこの場所に電気が通ったのは昭和の終わり頃らしい。
水道はなく沢から水を引いている。
戦後、この開拓地には何軒かの入植者がいたが徐々にこの場を離れ、残ったのは向田さん夫婦だけ。
最近になって大阪から奥畑さんという若者が住み始めた。
春、雪解けと共に大豆を煮て味噌玉を作る。畑を耕し種を植える。
夏は畑の世話をし、秋には収穫。
冬には大根やいもや柿を干して貯蔵食品を作る。豆腐も作る。
二人の毎日はゆるゆると忙しく充実している。
朝日と共に起き、働いては食べ、暗くなれば眠る。TVはあるけどほとんど見ない。
一日の仕事を終えた夜・・・ばあちゃんが編み棒を動かす音と時計の音、ストーブの上のやかんのお湯がしゅーしゅーする音だけが聞こえる。
ばあちゃんは「極楽だ」と言う。
「起きてぇ時起きて、寝てぇ時寝て、食べてぇ時に食べて、飲みたい時飲む。
極楽だぁ・・」
私も、この二人の生活が理想に思える。
仕事があって、生活が事足りて、穏やかな時間を生きている。
お二人ともすごくいい顔をされているんだよね。
年をとると地金が出てくるっていうか、本当の自分自身が否応もなく固まって来て、私なんて怖くなるけど、このじいちゃんとばあちゃんの姿を見ているとこちらまで無心になれるっていうかねぇ・・
アレが欲しいコレが欲しいとすぐにポチッとし、都会での買い物計画に胸躍らせる欲望優先の私の生活だけど、こういう生活をいつも夢みている。
もしかしたら、持たなければ持たないほど幸せになれるのかもしれない。
って、じいちゃん91歳だよ〜亡くなったのは92歳ぐらいなのかな〜半年ほど寝込んで亡くなったんだけど最後まで頭もしっかりしていたしトイレにも自分で行ってたらしい。
「百姓貴族」のおばあちゃんも始末のいい亡くなり方だったらしいもんね。
90過ぎまで元気で、ある日ぽっくり亡くなる。
しかも農閑期で四十九日は春の種の巻き終わる頃。
さらに葬式用の写真も半年前に着物を着てぴったりの写真を撮ってあり、写真入れの一番上に入れてあったという・・
家族の『本当に迷惑のかけないばあさんだな!』という驚嘆の声に笑ったよ。
ばあちゃんは亡くなる2年ぐらい前に心臓を悪くして山を下りて入院し、一度お盆に帰省したけど山に戻ることはできなかった。
亡くなる前の『山のことはいつも夢にみる』という言葉が忘れられない。
心焦がれるほどの土地への思いは私にはないから。
羨ましさと切なさで胸が締め付けられる。
ばあちゃんから教えられた仕事が奥畑さん一家に受け継がれているのが嬉しかったなぁ・・
命は消えないんだね。

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2014年02月06日
「ル・アーヴルの靴みがき」 2011年 仏/独/芬 監 アキ・カウリスマキ
年末にwowowで録画しておいたものを見ました。
アキ・カウリスマキ監督の作品は久しぶりです。
「マッチ工場の少女」「コントラクト・キラー」「ラヴィ・ド・ボエーム」「白い花びら」までは見たかな〜
突き放したような淡々とした描き方、不幸過ぎて笑っちゃうというような独特のユーモアセンスが好きでした。
主演俳優のマッティ・ペロンパーが亡くなってからは見なくなってしまった。
この作品は「ラヴィ・ド・ボエーム」の後日譚で、三人組の一人、
作家だったマルセルを中心に描いております。
いや〜「ラヴィ・ド・ボエーム」見たはずなんだけどね〜(-_-;ウーン
うすぼんやりとしか思いださんのよ〜
で、昔買ったパンフレット読みなおしたんだけど、
それでも、もやがかかった感じにしか記憶が戻らないわ〜
で、「ル・アーヴルの靴みがき」デスヨ。
やっぱりこの監督の描く世界が好きだわ。
この監督さん、昔より優しくなったんでない?
それと主役のおじさんが結構喋るからびっくりした。
アキ・カウリスマキ監督の映画に出てくる人って
寡黙な人が多かった印象だからさ〜。
あえて喋らないというコミュニケーション手段をとっているというか・・・
今回のマルセルも物静かな方には入ると思うけど、お馴染さんとは普通におしゃべり楽しんでるし黙っていても心の中から語りかけている思いが伝わってくる。
昔は黙っていたら、本当に「無」って感じだったんだよな・・・
でも、独特の間と変なおかしみは相変らずで、飾り気のない画面を見ていて何度もニヤリとしてしまったわ。

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アキ・カウリスマキ監督の作品は久しぶりです。
「マッチ工場の少女」「コントラクト・キラー」「ラヴィ・ド・ボエーム」「白い花びら」までは見たかな〜
突き放したような淡々とした描き方、不幸過ぎて笑っちゃうというような独特のユーモアセンスが好きでした。
主演俳優のマッティ・ペロンパーが亡くなってからは見なくなってしまった。
この作品は「ラヴィ・ド・ボエーム」の後日譚で、三人組の一人、
作家だったマルセルを中心に描いております。
いや〜「ラヴィ・ド・ボエーム」見たはずなんだけどね〜(-_-;ウーン
うすぼんやりとしか思いださんのよ〜
で、昔買ったパンフレット読みなおしたんだけど、
それでも、もやがかかった感じにしか記憶が戻らないわ〜
で、「ル・アーヴルの靴みがき」デスヨ。
やっぱりこの監督の描く世界が好きだわ。
この監督さん、昔より優しくなったんでない?
それと主役のおじさんが結構喋るからびっくりした。
アキ・カウリスマキ監督の映画に出てくる人って
寡黙な人が多かった印象だからさ〜。
あえて喋らないというコミュニケーション手段をとっているというか・・・
今回のマルセルも物静かな方には入ると思うけど、お馴染さんとは普通におしゃべり楽しんでるし黙っていても心の中から語りかけている思いが伝わってくる。
昔は黙っていたら、本当に「無」って感じだったんだよな・・・
でも、独特の間と変なおかしみは相変らずで、飾り気のない画面を見ていて何度もニヤリとしてしまったわ。

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