アガサ愛の失踪事件
2011年05月05日
2011年 DVD鑑賞日記 その11
4月20日(水) 「瞳の奥の秘密」 (2009年 アルゼンチン 監督・フアン・ホセ・カンパネラ)
これはレンタルしてきたDVDに入っていた予告で見て気になってたので、借りました。
アメリカ映画ともフランス映画とも違う色と匂いが感じられました。
刑事裁判所を定年退職したベンハミン(リカルド・ダリン)は、25年前の未解決暴行殺人事件の事を小説に書く決意をする。
「書く」という行為は嫌でも自分自身と向きあうはめになるよね。
アルゼンチンの定年退職の年齢は65歳・・まぁ老年の入り口に入ったとこでしょうか?
死を意識し始める年齢になった時、消そうとしても消せない思いが浮かび上がる。
忘れられない人、決着を付けたい事・・・
「時の流れ」につれて、その思いは消えてしまうのか・・・あるいは変容してしまうのか・・・
ラストに見せられた妻を殺された男のひとつの愛の形。
愛と共に「今」を生きるとはどういうことなのか・・考えさせられました。
「扉をしめてちょうだい」という言葉がこんなに素敵な言葉だったとはね。
10点満点で8.5点。
4月21日(木) 「アガサ 愛の失踪事件」(英・米 1979年 監督・マイケル・アプテッド)
この映画は1926年に実際に起きた、推理小説作家アガサ・クリスティの11日間の失踪事件を題材にキャサリン・タイナンが書いた原作を映画化したものです。
ずっと気になってたんだけど、この前BSで放送してくれたんで、やっと見られました。
クリスティーファンにとっては、興味深い内容ですョ〜
でも、ファンじゃない人にとっては物足りないかも。
でも20年代の優雅なイギリスの雰囲気やファッションが味わえるし、失踪したアガサは何をやろうとしているのかという推理小説的なおもしろさもあります。
何よりアガサ役のヴァネッサ・レッドグレイヴとアメリカ人コラムニストウォーリー役のダスティン・ホフマンの二人の演技が見ごたえ充分なので、ま、いっか・・
10点満点で7.8点。続きを読む
これはレンタルしてきたDVDに入っていた予告で見て気になってたので、借りました。
アメリカ映画ともフランス映画とも違う色と匂いが感じられました。
刑事裁判所を定年退職したベンハミン(リカルド・ダリン)は、25年前の未解決暴行殺人事件の事を小説に書く決意をする。
「書く」という行為は嫌でも自分自身と向きあうはめになるよね。
アルゼンチンの定年退職の年齢は65歳・・まぁ老年の入り口に入ったとこでしょうか?
死を意識し始める年齢になった時、消そうとしても消せない思いが浮かび上がる。
忘れられない人、決着を付けたい事・・・
「時の流れ」につれて、その思いは消えてしまうのか・・・あるいは変容してしまうのか・・・
ラストに見せられた妻を殺された男のひとつの愛の形。
愛と共に「今」を生きるとはどういうことなのか・・考えさせられました。
「扉をしめてちょうだい」という言葉がこんなに素敵な言葉だったとはね。
10点満点で8.5点。
4月21日(木) 「アガサ 愛の失踪事件」(英・米 1979年 監督・マイケル・アプテッド)
この映画は1926年に実際に起きた、推理小説作家アガサ・クリスティの11日間の失踪事件を題材にキャサリン・タイナンが書いた原作を映画化したものです。
ずっと気になってたんだけど、この前BSで放送してくれたんで、やっと見られました。
クリスティーファンにとっては、興味深い内容ですョ〜
でも、ファンじゃない人にとっては物足りないかも。
でも20年代の優雅なイギリスの雰囲気やファッションが味わえるし、失踪したアガサは何をやろうとしているのかという推理小説的なおもしろさもあります。
何よりアガサ役のヴァネッサ・レッドグレイヴとアメリカ人コラムニストウォーリー役のダスティン・ホフマンの二人の演技が見ごたえ充分なので、ま、いっか・・
10点満点で7.8点。続きを読む