まんぷく

2024年03月31日

きこりのテレビ日記 #157

 3月29日(金曜日)雨

 7時30分 BSP『ブギウギ』 第26週「世紀のうた 心のうた」126話(最終話)

 終わっちゃったね〜寂しいけれど、笑顔で別れることができる。半年間、もちろん泣かされる場面も多々あって、目薬刺してから出勤したこともあったし、感動して丸まっちゃった時もあったけど、楽しかった〜!という思いの方が強い。今まで見て来た朝ドラとの別れでは味わったことのない清々しい気持ちですっきりと見送ることができる。

 正直、見る前は趣里さんにそんなに期待はしていなかった。よく知らなかったしね。でも、今は趣里さんだからこその「ブギウギ」だったし、その凄さに立ち会うことができた幸せを感じている。演じるとはこういうことなんだなぁ・・・笠置シヅ子というモデルを芯に福来スズ子という新しい人物を創り上げ、その時代とともに、歌い、愛し、義理と人情を胸に生きる。趣里さんという役者は消え、確かな存在感で福来スズ子だけがいる。そこには笠置シヅ子すらいない。ブギの女王・福来スズ子が居た世界線だけが残る。

 そしてこの人がいなければ福来スズ子は福来スズ子ではなかった、羽鳥先生。でも羽鳥先生もスズ子という歌手と出会うことでワクワクしながら音楽の世界で子供のように遊んでこられたんだよね。

 今までわたしゃ、つよぽん苦手だったんで一切ドラマ見てこなかっただが、「ブギウギ」に登場してからすぐに解消(笑)。一見、スティックっぽい(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)んだけど、完璧にできあがっているから、目の動きや眉毛の表情だけの繊細な表現だけで確かに伝わってくる。つよぽんって、すごい人だったんだね ( ̄▽ ̄;)

 歌手としての幸せを味わってきたスズ子が、愛子と血の繋がらない家族とともにすごす平凡な幸せも実感しながら生きていくラストも良かった。なんかいろんな人がつぶやいているけど、朝ドラ終わったら1週間ほど余韻を味わう時間が欲しいよね。次のも面白そうなのはわかるんだけど、なんかすぐ次に行けない( ̄▽ ̄;) だもんで2,3週間はもやもやしながら見ているのよね。



 韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』(Netflix)

 いや〜面白かった。
って、正直、7話見終わるまでに1年ぐらいかかってるんのよね ( ̄▽ ̄;) 騙したり騙されたり、殺したり殺されたり、助かった!と思ったらやられるとか・・ホラ、ヒヤヒヤするのイヤだからさ〜ちょっと見ては休憩して別のラブコメとか見て、また見て・・を繰り返していたのよ。でも10話あたりから止まらなくなった。なんだよ、コレ、私の大好きな世界じゃん!また最初っから見直したいぐらい。なんせ完走までに時間かかってるから最初の頃の話忘れてるしね・・・

 面白く無かったら1話の10分でやめる私がマイリストから外せなかったのは、ヴィンチェンツォと鳩のインザーギとの関係が気になったから。なんでこのテイストに鳩が?変なの(褒め言葉)、妙なセンス(褒め言葉)。で、やっぱり最後まで見て良かった。クールなのにあったかい、ハチャメチャなのに根っこが揺るがないから安心してノレる、ファンタジーなのにリアル、残酷なのに美しい、恐ろしいのに笑える。

 どうしたらこんなへんてこりん(褒め言葉)な設定と次々展開する物語が構築できて、映像に表現できるんだろう。サスペンスとコメディの配合具合も絶妙だったし恋愛パートは香る程度なのも好みだった。この脚本家パク・ジェボムさんと演出のキム・ヒウォンさんの他の作品も見たい。

 そしてやっぱり主演は好みのお方じゃなくちゃね。
「太陽の末裔」第一話15分ぐらいでリタイアした私だが、このドラマのソン・ジュンギ様は、も〜〜とにかくかっこよくて美しくてぇ〜〜アクションもきれいなのよ。そうだ、ずっとスーツだったのも得点高し(笑。「悪魔を苦しめることができるのは、もうひとりの悪魔だけ」という言葉通り、目的のためにはどこまでも冷酷で非情になれる男。これからも悪人として生きる覚悟のある男。

 そしてクムガ・プラザの住人達も回が進むにつれて次々と隠していた部分が出て来て、ますます一人一人の個性が際立ってくるし、それがストーリーにハマりながら進行していくのよね〜。コレ、演じる側もすごく楽しかったと思う。人が死にすぎるのがアレだけど、私の中の殿堂入り韓ドラがまたひとつ増えたわ〜


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matakita821 at 10:26|PermalinkComments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年11月03日

きこりのテレビ日記 #134

 10月31日(火曜日)くもり ハロウィーンらしい

 今日で10月も終わり。久しぶりに父の夢を見た。
父の車に後ろから私も車でついていくのだが、道はどんどん細くなったり、建物の中に入ったりしてしまう。しまいに階段を下って行って見えなくなり、こんなとこ絶対無理だよ・・行けやしないよ・・と途方に暮れているという・・( ̄▽ ̄;) コレにはどういった教えが?父が霊界から「オマエはまだまだだ」と言ってきているのでしょうか〜?

 7時15分 BSP 『まんぷく』第5週 信じるんです! 第26話

 も〜生きて行くにもやっとなのに「自分の着物は売らない!」って言ったり、いちいち萬平さん(長谷川博己)に当てこすりを言うブシムス(松坂慶子)に毎回ムカッとするんだけど、萬平さんが腹膜炎の時はお百度参りしてくれたし、なんだかんだ言っても、こうやってお尻を叩いてくれた存在があったからこそ、萬平さんも必死に活路を見出そうと判子を思いついたのかな〜と思ったり。

 松坂さんの鈴さんが憎らしいけどかわいいし、しょうがないな〜と思わせてくれる絶妙の演技で萬平さんラブの福子(安藤サクラ)、仙人ぽいけどたまに狂気の萬平、二人の間で怒ったり拗ねたりボヤいたりして不思議なバランスを作ってくれてるような気もする(笑

 今週、塩軍団かと思ったら、来週だったワ。


 7時30分 BSP 『ブギウギ』第5週 ほんまの家族や(22)

 最近、「まんぷく」から「ブギウギ」にすぐに気持ちが切り替えられない( ̄▽ ̄;)
特に今週は。

 趣里さんのスズ子の圧倒的な存在感。深い悲しみと衝撃、混乱・・・ウェットに陥らない演技と演出がさわさわとこちらの心に染みわたっていく。
そして大西家に戻ってきたびしゃびしゃに濡れた着物のスズ子を迎えた六郎(黒崎煌代)が拭いてくれる。

「抱き締めてくれ。ワテも体が・・バラバラになってまいそうや」スズ子
「大丈夫や。バラバラになんかせえへん」六郎
「お母ちゃん・・・お母ちゃ〜ん!
「いや、ワイ、六郎やで」
アホ!知ってるわ!


 アホで純粋な六郎だからこそ癒すことができる。
スズ子の「お母ちゃーん」を受け止めることができる。
いや〜このための六郎のキャラか・・と恐れ入ったよ。

 大阪に戻り「香川でのことは内緒や」と六郎に約束させるスズ子。
でも、お母ちゃんの顔を見たスズ子に再会してツヤさん(水川あさみ)は、わかったはず。スズ子がどんな思いでこの家に戻ってきたか、そして一人で心の始末をつけてきたことを。大人になったんだよね、スズ子は(´;ω;`)

 梅丸に戻ったスズ子はいつもそうするように歌って気持ちを切り替えていた。このことがスズ子の歌に深みと味わいをさらに与えてくれるのかもしれん。この場所があって本当に良かった。

 てか、川に入っていくスズ子の歩き方がツヤさんそっくりでびっくりした。
やっぱりお母ちゃんの子なんやなぁ。

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matakita821 at 18:28|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加