しあわせな結婚

2025年09月12日

『しあわせな結婚』最終話 ネルラという妻

『やっぱりこの家はつかれる。
家族は苦手だ』


 妻の寝相は相変わらずひどくて、ベッドは狭い。
捕まえたと思ったらさらりと逃げていく。
理解できたと思っても裏切られる。
それでも・・・

「Quando moriremo, saremo insieme・・・
(「死んでも私達は一緒よ」的な?)」


 この不思議な女性・ネルラを愛さずにいられない。
ネルラはネルラであるからこそすばらしい。
そしてこの妙な家族たちも。
ネルラに付いてくる親族だからじゃない。
幸太郎は寛さん、孝さん、レオ、それぞれと「家族」になる道を選んだ。そして、この独特の感覚で結ばれている人達のパズルに幸太郎はパチッとハマったんだね。鈴木家にとっても幸太郎にとってもしあわせな出会いだった。

 一週間に一度だった食事会は一ヶ月に一回になった。
孝さん(岡部たかし)とレオ(板垣李光人)はマンションを出て行ったけれど(レオを守りすぎた孝さん、孝さんに守られるがままにしていたレオ、お互いにその距離をリセットしてから始めたかったんだと思う)、その日は帰ってくる。

 それは答え合わせをするような時間なのかもしれない。「家族」の時間は「過去」「現在」「未来」、ずっと繋がっている。世間から見たら傷だらけのいびつな一家なのかもしれないけれど、その傷も痛みも恥すらも鈴木家にとっては大切な歴史の一部。その過去のしっぽを感じながら、愛しながら、ともに生きていく。それが鈴木家なんだよね。



 ネルラ(松たか子)の秘密、それは布勢(玉置玲央)の贋作作家であったということ。
遊び心で布勢の画風を真似て描いた絵。それを見た布勢は面白がって、その絵を自分のものとして画商の三杉(森本のぶ)に見せた。すると三杉は今まで以上の高値で買い取ったため、それ以降もネルラが描くことになってしまった。

 自分の絵を真似た絵、最初はその行為を自分への尊敬と捉えていた布勢だったが、回を重ねるごとに自分の画家としての存在を脅かすもの、才能を疑わせるものへと変わっていき、そうさせたネルラを憎むようになっていった。そしてあの事件へと繋がってしまったんだね。




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2025年09月05日

『しあわせな結婚』第8話 最終章! 真犯人は妻!? 夫の決断

「でも・・・私は・・・
こんな結末、望んではいなかった・・
こんなことになるんだったら、
私が犯人だった方が良かったわ」
「君が犯人では俺が嫌なんだよ!
家族も大事だけど、俺たち夫婦は、
これを乗り越えなきゃ幸せにはなれない!
わかるだろ?!」
「わからない!!」

「これまでだって十分幸せだったのに・・
・・・・もう駄目だわ!」
「どうして?!」
「あなたと出会って、すべてが壊れた!
私達は出会ってはならなかったのよ・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・離婚してください!」


 法律家であり、ネルラの夫である幸太郎が考える愛、倫理観、正義、真実、善と悪、救い・・・そんなものは鈴木家の絆の前では意味をなさない。これは理解しようとするものではなく、ただわかるかわからないか。わからないならそれまで。それがはっきりした今、ネルラ(松たか子)が幸太郎(阿部サダヲ)と縁を切るのは必然、・・・なんだろうな。

 私も殺人の罪を隠し続ける辛さ・苦しさから解放してあげる方がレオのためなのでは・・と思ったが、レオはずっと一人で背負ってきた訳じゃないんだよね。誰も口に出さないけれどわかりきったこと。この罪は「乗り越えるもの」なんかではなく、いつもどおり分かち合うものなんだよね。誰のせいでも誰のためでもない。これは鈴木家全員のもの。美味しいものを分け合う時とおんなじ。それが鈴木家の幸せ。



 幸太郎が児玉教授(佐々木蔵之介)(急に出てきて驚いた)(喜)の力を借りて辿り着いた真実。布勢夕人(玉置玲央)の頭にある2つの殴打痕は傷の形(殴り方)が違うことから犯人は二人。一人は上から両手で燭台を力いっぱい振りかざし、もう一人は横から燭台で殴った。

 ネルラが思い出した孝さん(岡部たかし)の言葉、

「お前はやってない。
いいか?この人を殺したのは俺だ。わかったな」


 ネルラは自分に向けられた言葉と思いこんだ(そう思おうとした)が、レオ(板垣李光人)への言葉だった。ネルラを守ったレオ、そして、そのレオを守った孝さん。喜んで法の裁きを受けようとした孝さんと、その意志(指示)に従うことが愛と信じたレオ。


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2025年08月29日

『しあわせな結婚』第7話 妻の記憶が嘘をつく

 やっぱり犯人はレオ?
孝さん(岡部たかし)の手紙の『過去のことは忘れて、自分を信じ、大きく羽ばたいてください』とは、罪は全部自分が引き受けるから、デザイナーとして自分の才能を信じ、活躍して欲しいという願いが込められているような。

 でも、布勢(玉置玲央)の頭部の殴られた痕が2ヶ所って言ってたよね?
レオ(板垣李光人)が殺したと思って孝さんは自首したけれど、レオが殴ったのは1発で致命傷ではなく(だって当時12,3歳ぐらいじゃ?そんな腕力ないよね?)実はその後にもう1発殴ってとどめを刺した人物がいるんじゃ・・寛さん(段田安則)?それとも別の誰か?画商の三杉は悪人顔だったけど、それじゃつまんないよね〜?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 次回、孝さんの思いを知ったネルラ(松たか子)が、今度はレオと孝さんを守るために動き出すんじゃ・・・


 孝さんは覚悟を決めている。
幸太郎(阿部サダヲ)の弁護を断ったのも、罪が軽くなったり、ましてや無罪になんてなりたくないから。でもその覚悟がレオを追い詰めた。何を燃やしていたのか謎だけど、薬でも飲んだのかな。

 事件前から(実は)ストーカーしていた黒川(杉野遥亮)が犯人?とか、ちょっと前は思っちゃったりもしたけど、孝さんの言葉を鵜のみにせず、ちゃんと事件当時の状況と照らし合わせ疑念を確認しているとこ見ると、本気で犯人を捕まえようとしているようだね。ネルラのために。そして自分自身のために。



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2025年08月23日

きこりのテレビ日記 #250

 8月21日(木曜日)くもり 19度→29度 相変わらず汗拭き手ぬぐいが手放せない

 『最後の鑑定人』第7話 DNA鑑定を覆せ! 土門は冤罪を防げるか? (録画)(フジテレビ)


 科学の力を駆使して見つけ出した残酷な「真実」。
他人のDNAと一致する確率は565京分の1。
法廷でのお父さんの態度がアレだったから、息子を振った紘奈さん(葉月ひとみ)を父親が成敗したのかと思ったら、真犯人は横恋慕した弟(今井柊斗)だった。
冤罪は防げたけれど・・・

 法廷で明らかになった血の繋がりのある『家族』の姿。
兄は弟をかばい、母は息子を信じ続けた。
父親は弟の思いに気づいていたし、もしや・・とも思っていたんじゃないかな。

 てか、あの検事、ひどすぎだろ!能面検事を連れてきなさいよ!
自分の描いた絵に容疑者を落とし込むために2種類のDNA鑑定書の片方を切り捨て。さらに補足説明書の存在すら無視。恐ろしいわ〜、でもそれが土門(藤木直人)の科学者魂に火を点けた!そして相田さん(迫田孝也)の弁護士魂にも!

「これは科学への冒涜です」土門
「科学だけじゃありません。司法への冒涜です」相田


 いや〜迫田さん、今回の役、すごくいいよね。
高感度グイグイ上がっているんじゃないのぉ?
でも今週の『突然ですが占ってもいいですか?』では、奥さんのストレスがMAXになっていて、すぐにナントカしないと来年捨てられるって言われてたけど〜( ̄▽ ̄;) 迫田さん、頑張って奥様に向き合って〜

 てか、この兄弟、二人ともストーカー気質だよ。
兄(濱田龍臣)の方も「家や職場には何度も行きましたけど(ストーカーじゃないよ)」とか言ってストーカーの自覚なし。弟も走り出したら止まらない危険な男だしよ。何の罪もない紘奈さんの未来を奪った罪は、刑に服しても赦されるものじゃない。生きている限り背負うべきもの。なんだか家族もその傷と罪を一緒に背負っていくってのが、弟にとっては唯一の救いかもしれんが、家族にとっては辛すぎる。他人が犯人だったら、憎む対象が他人だったら・・・いや、どちらを向いても辛すぎるんだが・・・

 てか、尾藤先生(松雪泰子)による土門への『高倉さん 誕生日 サプライズ計画』講習会楽しすぎる(笑)指導がいっこも生きていなかったが・・
かつて『家族』だったふたりは、今は、その枠に収まらない現在進行形の関係を築いている。科学者としての生き方にも通じるのかね?



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2025年08月22日

『しあわせな結婚』第6話 第二部! 疑惑の妻と裏切りの朝

 
 孝さん(岡部たかし)が犯人として出頭・・・
いや〜ホントかなぁ。
誰か庇っているんじゃないのぉ?
そして孝さんが命懸けで身代わりになるとしたらレオとしか思えないんだけど。
でも15年前だとレオって10歳にも満たないか・・・

 じゃあネルラ?
自分で殺したのに覚えていないとか?
「私はすごいやきもち焼きなんです」って言ってたけど、布勢(玉置玲央)殺しも実はそっち絡みだったりしてさ。

 あるいは『オリエント急行殺人事件』系?
ネルラが突き飛ばした→その後、鈴木家の一人が階段から落とした→さらにまた鈴木家の誰かが頭ゴン!とかやってとどめを刺したとか。



 ネルラ(松たか子)に鈴木家からの独立を促した寛さん(段田安則)。
ネルラもその気になったんだけど、ネルラには自覚なしのヤバみがあることに気づいた(でも評判が悪かったのは、天才がタチの悪い女に引っかかったというストーリーの方が面白いしわかりやすいから)幸太郎(阿部サダヲ)は彼女の身を守るために、そしてこれ以上ネルラの敵を増やさないために、この鈴木城に残ることを決断。幸太郎が本物の家族になろうとしてくれているのを実感し幸せを感じるネルラ。

 でも、まだ何かあるよね。
『鈴木家』という箱を開けたら次々と出てくる箱。
最後の箱の中に残っているものって・・・
絶望なのか、希望なのか、予想がつかない。

 今回、ちょっとかわいい黒川(杉野遥亮)が見られたわね( ̄▽ ̄;)
一人でネルラの誕生日祝ってケーキ食べちゃってさ
梶原さん(馬場徹)の釈明会見後の幸太郎の発言に聞き入っていたから、自分も思い切ってネルラに行こうと決意しているのかと思っちゃったべさ。



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『しあわせな結婚』第3話 殺人の記憶、第4話 急展開…! 殺したのはあなた?、第5話 第一部完! 愛妻が隠していた真犯人

 第3話 殺人の記憶

 『ひとり暮らしに戻った』って・・・
ホントに別れちゃうのかしら。ネルラ(松たか子)と離れられるの?
ネルラって人は万人に好かれる人じゃないけれど、何万人かに一人、運命のようにハマった人は離れられないほどの魅力、いや魔力のような力で引寄せられるんじゃないだろうか。布勢夕人(玉置玲央)然り、あの黒川(杉野遥亮)って刑事も然り。もし幸太郎が別れられたんなら、そういう相手じゃなかったってことだよね。


 母親の死、その一年後の6歳の弟の死、巻き込まれた殺人事件。
死と悲劇を受けとめる度に結束が強くなる鈴木家の絆。
ちょっとジョン・アーヴィングの『ホテル・ニューハンプシャー』を思い出した。

 考(岡部たかし) とネルラが残されたレオ(板垣李光人)を守ると誓ったように、守られて来たレオも家族のためなら殺人もいとわないかもしれない。現場にいたのは誰か。 意外とストーカーだったあの刑事だったりしてね( ̄▽ ̄;)
不思議なドラマだわ。

 エンディングのOasisの「Don’t Look Back In Anger」が、すごくしっくりくる。
過去の悲劇に縛られているネルラと鈴木家。
その過去と決別し、自由になれる日が来るんだろうか。


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『しあわせな結婚』第1話 50歳で電撃婚…愛する妻と裏の顔、 第2話 愛する妻と殺人事件

 第1話 50歳で電撃婚…愛する妻と裏の顔

 まだどんなもんだかわからんが・・・
一応来週も見てみます。


 元検事で弁護士の原田幸太郎(阿部サダヲ)はバリバリの独身主義者だったが、番組収録中に倒れ、緊急搬送→手術→入院という経験をし、初めて生き方を見直してしまった。そんな時、病院のエレベーターで美術教師の鈴木ネルラ(松たか子)と出会い、退院後彼女の部屋に同居→結婚へ。

 まぁねぇ・・人生はタイミングですから( ̄▽ ̄;)
どんな女性と付き合っても幸太郎の独身主義が揺らぐことはなかったのに、入院がね〜大きかった。初めて感じた強烈な孤独と、一人で生きていくことへの迷い・不安、そんな時に現れたちょっと変わった雰囲気の女性・ネルラ。二人同時に引き合うってのが不思議だが( ̄▽ ̄;)まぁ、一応運命ってことにしておきましょう。

 父・寛(段田安則)所有のMSにネルラと幸太郎は住んでいるのだが、別フロアーに叔父・考(岡部たかし)、弟・レオ(板垣李光人)も住んでいる。

 ちょっと面倒くさいよねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
週に一度の食事が決まってるってのも、ヤダなぁ。
で、鈴木家の中にいる幸太郎はすごく平凡な男にみえる。

「結婚は思っていた通り心地よいものではないよ。
一点突破の魅力があれば、
それでうっとうしさは一瞬で消えるけど」幸太郎


 結婚生活は想定通りだったけど、そのわずらわしさも一瞬で消してくれるほどミルラには魅力があった。しかしそこに思いがけぬ情報が・・・
ミルラに、15年前事故死とされていた婚約者・布勢夕人(玉置玲央)殺人容疑がかかっているというのさ。

 再捜査を決めた黒川(杉野遥亮)って刑事もなんか怪しいよねぇ。
15年間もずっとひっかかっていたって言うけどホント?他にもいろいろ事件あるだろうに。もしや15年前ミルラに一目惚れして、また会いたくなって再捜査を申し立てた・・とかさ。再捜査の意欲と恋愛感情をごっちゃにしているとかさ。

 殺された布勢さんとやらも別れ話を切り出され、ストーカー的に(?)殺された体を装って自分で階段から落ちたとかさ。ミルラを苦しめ、自分を忘れさせないために。玉置さんなら、あるよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 そんな突飛な想像を普通に掻き立てさせるようなものがミルラにはある。
松たか子さんは適役。
対する阿部サダヲさん演じる幸太郎も複雑そうで単純、ドライな雰囲気で相性良し。
家族もみんな個性的というよりは、いびつ感もありナイスキャスティング。
誰もがどう出るか予想がつかない。次回がちょっと楽しみ。



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2025年08月16日

きこりのテレビ日記 #248

 8月14日(木曜日)くもり 21度→27度 お盆休み後半ってかい?

 6時45分起床。
本日は『燃えるゴミの日』。
9時近くまで待って、他に誰も投げる人がいないのを確認し、猫砂他、計8個のゴミを捨てた。4往復したら汗だくじゃーい!でも、まだ倉庫には、たんまりゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 9時すぎに実家へ。
おかずと果物を仏壇へ。
生前、父が『母さんは仏壇の掃除とかできないから、お前がやってくれ』と言っていたが、ホントにその通りだな〜と思いつつ、軽く掃除して桃と長いものサラダ的なものをお供えした。お供えに長いもって・・と、我ながら思ったけど父が好きだったので、たまにはね( ̄▽ ̄;)

 『最後の鑑定人』第6話 バラバラ白骨遺体の謎・・・土門尾藤の合同捜査(録画)(フジテレビ)

 
「一歩一歩愚直に、
あるかないか分からない証拠を捜すのも
結局は研究の役に立つんじゃないかって。
だからこのまま科警研で研究も科学捜査も両方取る」
「そうか」

「それから・・・あの時の返事。
私も別にやり直すつもりはないんだけど、
あの頃私達に足りなかったものを・・
主にあなたが原因で足りなかったと思うんだけど、
今からひとつひとつ、少しづつ組み合わせて、
当時見えなかったものを復元してみましょ。
そうすればきっと、また違った形で
いい関係になれると思う。どう?」
「まるで科学だな」
「ふっ・・そうね」


 やっぱりこのふたりの息は合っている。
土門先生を理解できるのは尾藤先生で、
尾藤先生をわかっているのも土門先生。
『空想科学少年』は変わらないけれど、今の土門先生(藤木直人)は自分に足りないものがあったことは自覚できている。やっとスタート地点に立った感じ?( ̄▽ ̄;)

 科学という同じ道を歩み続ける同志、そして科学者としても人間としても唯一(加賀先生以外ね)認めている、ライバルでもあるふたりの新たな始まりなんだね。

 今回も地道なフィールドワークと科学的検証があったからこそ見えてきた真実。
娘を守るための殺人。
埋めた3年後に白骨遺体の移動。
バレないための行動が逆に発見に繋がってしまった。
でも正直に自白していたから、彼女も隠し続ける限界を感じていたのかもな・・

 今後も尾藤先生(松雪泰子)との協力関係は続くってことは、科警研の高性能機器借り邦題ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイやっぱり土門先生のそばには尾藤先生がいてくれなきゃね。高倉さん(白石麻衣)も土門という人間のことはわかってきたようだけど、特に彼に情を感じてはいないしね ( ̄▽ ̄;) ソレぐらいの距離感の方が、こっちも見やすいしさ。



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2025年08月09日

きこりのテレビ日記 #246

 8月7日(木曜日)雨 のち くもり のち 雨 

 湿気が入るけど窓は開けっぱ。
閉めたらモアモアしすぎて死ぬ。

 『最後の鑑定人』第5話 事故死か?他殺か?水死体と都丸刑事の後悔(録画)(フジテレビ)


「あの時、土門先生がいてくれれば。
僕が室田を逮捕できてれば。
糸川さんはこんな目に遭わなかったと思います。
俺のせいです」都丸
「じゃあ、私達も頑張らなきゃですね。
どんなときでも真実を
明らかにできるようにです。
土門先生や尾藤先生みたいに。
糸川さんが教えてくれたんですから」
「そうですね。約束します」


 いや〜都丸よ、アンタ今回、結構「決めつけデカ」だったからね?
死体見た段階で「殺しだ!」「室田が殺したんだ!」だもん。
それに「俺のせい」「俺のせい」って、捜査は一人でするもんじゃないでしょうよ。
責任感と正義感が間違った方向に行く可能性もあるあるな危険人物だよ( ̄▽ ̄;)
三浦係長(阿部亮平)にしっかり指導してもらわにゃ。

 確かに室田(佐野岳)に薬物を強要されたせいで糸川さんは温泉で溺死することになった。恐喝されていた疑いもある。でも証拠はない。(→今後の土門の調査に期待)

 それでも死に至るまでの経過は推察することができた。
土門(藤木直人)と尾藤先生(松雪泰子)による科学捜査がなければ導き出されなかった真実だよね。都丸ときたら、「鑑識が見つけられなかった薬物使用の痕跡をい見つけて!」→「糸川翠が他殺だったという証拠を見つけて!」→「室田のアリバイを崩して!」(科学捜査でも何でもないわよ・・と尾藤のツッコミあり)だもんな〜( ̄▽ ̄;)

 でも都丸、土門を動かすコツを掴んだかしら〜?

「先生でもさすがに無理ですか?」
「やってできないこともない(ニヤリ)」


 土門先生、無理難題ほど燃えるタイプ?(笑
そしてその土門も尾藤先生への殺し文句が。

「君が一番信用できる」
「わかった。やればいいんでしょ!」


 思いがけず似た者夫婦な面が・・・
このドラマ、毎回安定した点数(75点ぐらい)(私的には高得点)と満足感をはじき出していると思う。コレってすごいことだよね。



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2025年08月02日

きこりのテレビ日記 #244

 7月31日(木曜日)くもり 19度→27度

 7月も今日で終わり。明日から8月。
「夏」が一歩一歩終わりに近づいていると言ってもいいですよね?
さすがに9月に30度以上なんてありえないから、あと一ヶ月の辛抱ですよね?

 熱中症の心配をせずに寝られるっていいね。
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 『最後の鑑定人』第4話 土門の過去が明らかに・・・科捜研を辞めた理由(録画)(フジテレビ)


 土門誠(藤木直人)が唯一解決できなかった事件。
そして彼に科捜研を去る道を選ばせた事件。
7年前の「連続通り魔事件」。
それがかつて捜査をしていた西村葉留佳さん(佐藤めぐみ)の死によって呼び覚まされた。

「僕のせいだ。
僕があの時、
もっと有力な証拠を見つけ出せていれば、
こんなことにならなかった。
それだけじゃない。
あの時僕は自分の鑑定を信じ切れなかった。

科学は嘘をつかない。
しかし僕自身が科学を裏切ってしまった。
だから僕は科捜研を去った。
最後まで見届けなきゃいけなかったんだ。
僕のせいで多くの人生が狂ってしまった。
だからやらなきゃいけない。
必ず僕が犯人を見つけ出す」


 「自分の問題だから一人でやる」とイキっていた土門(藤木直人)だったが、もちろん高倉(白石麻衣)も参戦。尾藤(松雪泰子)も責任問題を賭けて全面協力。

 てか、やっぱり二人は元夫婦だったんだね。
この事件をきっかけに相談もなく科捜研を辞め、勝手に離婚届を送り付けたという・・・まぁ、らしいっちゃーらしいが ( ̄▽ ̄;) 土門という人間を理解している尾藤には彼が科捜研を辞めた理由も、自分から去った理由も、わかっていたと思う。真摯に科学に向き合い、科学とともに生きてきた彼がつけたケジメ。だからこそ、それでも科学から離れなかった彼を陰ながら支えてきた。

 西村さんは刑事としても人間としても行ってはいけないことをした。
殺人事件の犯人を知りながら隠匿し、その決定的証拠を隠し持っていた。
いくら彼に思い入れがあり、彼の境遇を自分と重ねて同情したとはいえ、絶対に許されない。あの戸木(西垣匠)って男も人を殺しておきながら、よく無かったことにして生きてこられたよ。無理やりやらされたから、そいつらから逃れられない状況だったから、これからまともに生きるから、と自分に様々な言い訳を許し罰から逃れた。そこにさらに刑務所に入りたいホームレスのおじさんが関わってきちゃったからなー。余計、罪を無かったことにする理由ができてしまった。

 でも真実からは逃れられない。
犯人を知る西村さんが再就職先で被害者の息子さんと出会ったのは必然だったと思う。なのに戸木に自首を勧めに来たはずが、彼の幸せを壊したくなくて、再び同じ道を選んでしまった。そんな自分が許せなくて命を絶つことで彼の罪も罰も引き受けた。でも罪を代わりに引き受けることはできないよ。元刑事の矜持を持って、むりやりにでも自首させて事件を終わらせて欲しかった。そうできないのも人間だけれど。

 土門にとっても尾藤にとっても、やっと事件は終わった。
感謝の気持ちで土門が尾藤にプレゼントしたのは「ホワイトパズル」・・・
いらねーーー!!( ̄▽ ̄;)
でも本当に渡したかったのは紙片に書いた「ありがとう」。
もーーーかわいい奴め(笑
そりゃクールな尾藤さんも離れられんワ。

 今回はいつも以上に永ちゃんの『真実』が沁みたよ。
こういう推理ものドラマって、いろんな事情てんこ盛り・人間ドラマ交錯しまくりにしてみましたよ〜と差し出しながらスッカスカも内容のものも多いけれど、このドラマは複雑具合がほどよくていいね。魅せたい部分を絞っているからスッキリ見られる。


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2025年07月26日

きこりのテレビ日記 #242

 7月24日(木曜日)気温40度いったと思われ・・・

 昨夜も居間で寝た。
でも1時半ぐらいから眠れなくなり、しかたなく4時に起床。
で、猫の水を変えたり洗濯物畳んだりと階段を上り下りしていたら、心臓の鼓動が早くなりクラ〜。この心臓の鼓動が急に早くなるって、たっま〜にあるけど1分ぐらいで収まっていたんだが、今回は長くてちょっと焦った。涼しかったんで窓を開けていたので、ここで私が意識不明になったら、今日なんて危険な暑さになるというのに猫達が熱中症になってしまうーーーー!意識失う前にせめてエアコンオンにせねば!!猫たちのためにも今死ぬ訳にはいかない!と座り込んで30分ほど。なつを抱っこしながら深呼吸をしたり、もしや熱中症?と思ったのでOS-1飲んだり、水飲んだりしているうちに回復。
猫が私の命を繋いだ!・・違うか・・( ̄▽ ̄;)

 前日からの私の祈りも空しくやはり本日は39度に。
暑い夏が始まって以来、よくTV中継される駅前の温度計は40度ぐらいまで測れるのかしら?振り切れちゃって計測不能状態に( ̄▽ ̄;)やっぱりね、予報で39度とか言われていても直射日光当たる場所はそれ以上になるのよ。絶対予報より高くなるんだって!でも、一応今日がヤマのはず・・・明日は35度予報だけど今日よりはマシ・・・

 今日は洗面所の工事がお休みだったので出勤し、11時頃銀行へ行くため車に乗ったのだが〜車の温度計がエンジン入れた瞬間は32度だったのに、すぐにぐんぐん上がり38度に( ̄▽ ̄;)ヤメテーー!視覚的にも私を苦しめるのは!銀行へ行った後、猫草を買いに(暑さですぐやられる)(育て中)行ったのに猫缶だけ買って猫草を忘れてしまった。帰宅し猫達の無事を確認した後はエアコンの前でTV見たり昼寝したり、いつも以上にボーーーーーーっとすごしていたが4時ぐらいから、冷たい蕎麦を食べてやっと回復。今日もなんとか生き延びられた・・・

 『最後の鑑定人』第3話 放火事件の真実に迫る!高倉の過去と後悔・・・(録画)(フジテレビ)


『科学捜査は事実を積み上げていく作業だ。
積み上げた事実は真実を明らかにする。
そしてその先には必ず希望がある。
きっとまた誰かの真実に向き合う日がくるだろう』


 土門(藤木直人)の信念が高倉(白石麻衣)の心を動かし、行動させた。
そしてその結果顕れた希望の光が土門にもそそがれる。尾藤(松雪泰子)が指摘したように、高倉の成長が土門の成長にも繋がっている。

 科学は嘘をつかない。
でもその科学を扱うのは人間。
事実に対峙し、揺さぶられる心と闘いながら向き合った者のみが、その光を感じることができるのかもしれない。

 始まりは相田さん(迫田孝也)の依頼(レギュラー決定?)。
放火の動機を突き止めてって、ナニ言ってんの?それは科学とは関係ないんじゃ?紅蓮次郎(船越英一郎)に頼む案件では〜と思ったら、科学でした( ̄▽ ̄;)
土門によると『燃焼残渣』とやらを調べることで何が燃えたかがわかる。そこから動機が見えてくるかもしれないというのさ〜出て来た物質は『ブタン』と『テルペン』。そして判明した2回の火災。一回目は事故、2回目はその事故を隠ぺいするための放火。

 いや〜わたしゃ片桐仁が出て来た瞬間に、社長への不信感が噴き出したよ(笑)。絶対いい人じゃないじゃん!(笑)まったく!わざわざ外国から技能を学びに来た実習生たちに何やらせてんだよ(# ゚Д゚) 最後にお縄にかかってホッとしたワ。本来なら100叩きの上、市中引き回しだよ。都丸君(中沢元紀)、高倉にデレているだけかと思ったら、ちゃんと仕事していたのね。

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2025年07月19日

きこりのテレビ日記 #240

 7月17日(木曜日)くもり 20度→32度 もわ〜ん・・と暑い

 いつまで続くぬかるみぞ〜
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 『最後の鑑定人』第2話 遺産目当ての殺人か承諾殺人か?銃声の謎(録画)(フジテレビ)


「捕まるのは、あの人でいいじゃないですか!
私には使命があるんです。
助けを待っている人達がいます。
私と佐枝子さん、
どっちが世の中に必要な存在ですか?
私ですよね?!
そうですよね?!違いますか?!」一美(菅野莉央)


 この親子はよく似ている。
プライドが高く、自己中心的。人の心を見ようとしない。

 そんな娘ですら、人生を賭けて守ろうとした佐枝子(恒松祐里)。
家族が欲しかった。母親と呼ばれて幸せだった。
土門(藤木直人)が真実を解明しなければ、何も言わず殺人犯として刑に服しただろう。

 警察も検察もおざなりな捜査しかしなかったのは、思いこみやマスコミの情報に惑わされていた(乗った)のか。二つの銃声と二つの弾丸から、殺人現場では拳銃が2丁使われており、被害者以外に二人の人物がいたことを導き出した土門。なぜ検察と科捜研は調べなかったのか。

 榊さん(須田邦裕)との会話から、科捜研は検察の下請け的アレだと判明( ̄▽ ̄;) 検察が鑑定必要なしと判断し依頼しなければ科捜研は動けない。いや、調べてもいいらしいが・・・勝手にやると越権行為と見なされるらしい。なんか土門が科捜研を出た理由がわかるような。

 その事を問われた榊さんが「科学から逃げたあなたに言われても説得力がない」と反論し、その時は何も言えなかった土門だったが、改めて証拠品の鑑定を頼んだ時、断言していたね。

「僕は組織を去ることによって大きな後ろ盾を失った。
しかし君のようにしがらみに囚われることはない。
科学を信じ続けることができる」
「僕が科学を信じていないとでも?」榊
「検察の言いなりじゃないか」
「・・・・・・」
「僕達は科学を裏切ってはいけないんだ。
それが科学捜査を志す者の矜持だろ!」

「僕はもう二度と科学を裏切りたくないだけだ」
「僕は組織の人間だ。あなたとは違う」榊
「でも、同じ科学者じゃないか」


 もしかして、かつて土門も榊さんと同じように、検察の言いなりになっていた時があるんだろうか。そのことが科学者としても人間としても土門の深い傷となり科捜研を去った?でも今は、科捜研を出たことを全く後悔していないのがわかる。

 今回は尾藤さん(松雪泰子)のプッシュがあったから調べたと言っていたけど、榊さんの科学者としての誇りにも刺さったんだろうね。まぁ、民間よりも科捜研鑑定というお墨付きがあれば、検察も認めざるを得ないしな( ̄▽ ̄;)

 高倉さん(白石麻衣)、今回は積極的に心理学のスキルを活用していたね。そして彼女自身の勉強にもなった感じ( ̄▽ ̄;)この職場にいる意義を感じてくれたかしら〜?営業からギャラ交渉、土門にできない日常の雑事までこなしてくれる彼女は無くてはならない存在。まぁ、土門も内心じゃわかっていると思うけど。

 なんかテレビ朝日じゃないのが不思議な感じ(笑
このドラマは好きです。視聴決定よん。


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matakita821 at 19:12|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加