あぐり

2021年05月07日

きこりのテレビ日記 #39

 5月3日(月曜日)

 お休み二日目ヽ(゚∀゚)ノ
風が強いけど久しぶりにウォーキング 。7,000歩ナリ。

 『あぐり』第6週「はじめての東京」第31話

 淳之介を義母に預けて東京に旅立ったあぐり(田中美里)だったが、道中二人組の泥棒に(一人が財布が無くなったと騒ぎ、もう一人が助けて安心させたところで盗むという古典的やり口)全財産を奪われてしまう。やっと着いたエイスケ(野村萬斎)が待つはずの家には女が居て・・・

 (´-д-)-3・・・もぅね・・・初めて大都会東京へ行くというのに危機感ゼロのあぐりに呆れたよ。疑り深い私にしたらツッコミ所満載だよ。そこが大物ってことなんだろうが、出会ったばかりの女から宝石もらって(タダほど高いものはないっつーの)言われた通りにお金を胸元に入れて熟睡って・・・( ̄▽ ̄;) 大金は腹巻の中に隠さないと!やっぱりエイスケもだけど、あぐりもお金に困ったことのないお嬢さんなのね〜

 7時30分 BSP 『おちょやん』第22週 「うちの大切な家族だす」第106話

 さて、顔合わせと一回目の読み合わせが始りました。
このラジオドラマで千代(杉咲花)は明るくて人のいいお父さん(塚地武雅)と12人の子供と孫という大家族のお母さんになったぞ。

 いやいやいや、役者さんの名前と役名が一致させられへん・・( ̄▽ ̄;)
お互い早く家族に慣れるために千代の提案で役名で呼び合うことになりました。

 千代は家に帰ったら春子(毎田暖乃)を相手にセリフ合わせに励んでおります。そのやり取りを見ている栗子さん(宮澤エマ)も嬉しそう。
今週のタイトル「うちの家族」とはドラマの中の家族と、春子や栗子、そして遠く離れた場所で千代を応援してくれている人たちのことなんだろうな。

 さて、その道頓堀の家族は新聞で千代がラジオドラマに出演することを知り、大喜び。旦さん(名倉潤)なんて『千代やーーー!!』て雄たけび上げとった。
みつえ(東野絢香)は放送局に千代の居場所聞くて、すぐにも飛び出そうとしたがシズさん(篠原涼子)が止めたんや。
『うちらが行って思い出したないことまで思い出さしてしまうかも分かれへん。
きっと千代は1年以上かかって、やっとまたお芝居やる気になりましたんや。
今はまだそっとしといたげなはれ。
だんない。会えるようになったら向こうから、じき帰ってきますて』
『せやな。その時は、またおいしいうどん食べさしたげるわ』

 この思いやりが沁みるワ・・(ノ∀;`)
『帰ってくる』てなぁ・・・

 鶴亀家庭劇のみんなも千代の復活を喜び、ほっとしたようだす。
一平を除いては。
かなり行き詰っているようで、台本の書き直しを自ら申し出とったが筆は進まない。

 千代というミューズを失って、なんやら抜け殻みたいになっとる。
千代の復活を聞いて焦りもあるんかなぁ。

 別れた男が奪った女とめっちゃ幸せそうでギラギラしてるのも何か腹立つが、落ちぶれてるってのもヤナもんだね ( ̄▽ ̄;)アハハ…ほどほどに元気でほどほどにしみったれていてくれた方が安心だよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 そうして迎えた『お父さんはお人よし』第一回放送日。
この頃はもちろん生放送だす!緊張する〜〜!

 子役の子たちの騒ぎにいら立つ役者さん達をやらかくほぐす千代と当郎さん。
ええ夫婦や。そして女優生命を賭けて臨んだためプレッシャーで青ざめている長女・京子役の子( 大橋梓)を本当のお母さんのように温かくほぐす千代。演じながら、そしてみんなのお母さんになることで千代自身も癒されたんやろなぁ。

 5月4日(火曜日)

 休みも折り返し地点 (-言-)
今日こそは庭の雑草取りと整備をしようと思ったがすごい強風。
全く外に出ず一日家に籠るの巻。

 7時30分 BSP 『おちょやん』第22週 「うちの大切な家族だす」第107話

 連続ラジオドラマ「お父さんはお人好し」第1話「1ダースの子 バンザイ」の放送が始まりました!あちこちに散らばっている千代の家族が緊張しながら、そして喜びに溢れながら見守り、聞いてくれております。

 劇伴も音効も同じ部屋なんだね。
ミスは許されない!マイクの前に歩いていくのもドキドキだよ〜〜

 いい感じでドラマは進み・・・長澤さん(生瀬勝久)も満面の笑顔。
『この感じ・・・懐かしなぁ・・』(千代こころの声)

 ところが・・・ドラの音に驚いた末っ子?か孫かを落ち着かせていた千代がセリフに遅れてしまい・・慌てたもんだから台本を2ページ飛ばしちまった!(;`Д´ノ)ノ
その時、時間が止まった!
スタッフ大慌て。
んが、当郎さんと千代の機転でちゃんと元通り。さすがやなぁ・・
無事一回目の放送は終了しましたぞ!
 
 いや〜面白かったわぁ〜〜!ヽ(o´∀`o)ノ『ラヂオの時間』思い出しちゃった。
この現場もっと見たかったよ〜
やっぱりライブっていいね。
緊張感も半端ないけどスタッフもキャストもプロとして燃えたんやろな〜
ドラマ放送を届けるんだという覚悟と使命感。
今日みたいなハプニング、生放送中にはたくさんあったんだろうけど、
みんなで助け合いながら乗り越えたんだろうなぁ・・・
自ずと信頼感や結束力が強まるよね。

 帰宅した千代はご近所さんに迎えられびっくり。
みんな放送聞いて感激して来てくれたんや。
ドラマがみんなのこころをひとつにした ( ;∀;)

 ドラマは大好評。半年後、千代はご近所さんだけでなく
ラジオを聞いた人たち皆から「お母ちゃん」と呼ばれるような存在になっていた。

 これが千代なんだよね。
前は劇団のみんなの面倒みるお母ちゃんだったが
ラジオの中で「お母ちゃん」になることで聞いてくれてるみんなの面倒みているみんなのお母ちゃんになったような。
ラジオから聞こえるお母ちゃんの声に慰められ温められ
家族を得たように思ってくれた人がたくさんいたんだろうなぁ。

 そんな千代の充実ぶりを経てからの一平(成田凌)の近況・・・
熊田さん(西川忠志)から3ヶ月後の新えびす座3周年記念興行で新作を発表し
必ず成功するよう命じられとった。失敗したら後はないゆうことや。

 明るい太陽さんさんの場面から一気に暗転するような一平へ。
このドラマはホンマ容赦ない。でもそこが好き。
それとは別に栗子さんが薬を飲む場面を見ていたら心配になった。
まさか・・・別れが近いんじゃないよね?


 5月5日(水曜日)

 ついに連休最終日・・・・_| ̄|●
いつも休みの日には「テレビ体操」サボっているので連休中ももちろんサボっている。
身体がなまっているので散歩がてら車で15分ほどの、りすのいる神社へ。
前にも行ったことがある場所だが地図で確認しても行き方を思い出せず、ナビ様に案内を頼んだ。しかし誘導されながら、なんかこっちじゃないと思うんだが・・・どんどん離れていくような気がするんだが・・との疑念を抱きつつも従って30分ぐらいで到着。どうみても遠回りさせられたような・・( -᷄ω-᷅ ) 確認したら前に来た時とは反対側の入り口に誘導された模様。このナビには前にも地方の銀行行った時に違う高速出口を伝えられエライ時間かかった覚えがあり信頼関係を築けずにいる。

 まぁいい。強風にも負けずに残っていた桜も見られたし、参拝させてもらって清々しい気持ちになったし、「疫病退散」のチラシ?じゃなくて「為朝ここにあり」と書かれた疱瘡絵を頂いたし〜(平安時代末期に活躍した武将・源為朝はその勇猛さから「疫病神すら退散する」と言われていたそうな)さっそく玄関辺りに貼りましたわ。
55

 7時30分 BSP 『おちょやん』第22週 「うちの大切な家族だす」第108話

 ノリにノッている『お父さんはお人よし』と千代・・・
その頃一平は脚本が全くかけずに苦しんだ末、寛治(前田旺志郎)にその役割を引き継ごうとしていた・・

『もう何書いてもな・・・俺やとあかんね。
ここが・・・限界や・・・
この1年半お前は、ほんまに逞しなった。
せやさかい、お前に頼んでんのや。
寛治、これからの鶴亀新喜劇をよろしゅう頼む…』

ええかげんにしてください!
虫のええこと言うんやないわ。
何もかんも俺に押しつけて、自分一人楽になりたいだけやないか!

『違う。俺は、お前らのこと劇団のこと思て…』
何も分かってへん。
自分一人で負い目背負て苦しんでるつもりかも分かれへんけどな、
そういうあんたの姿見てみんな、おんなじように苦しんできたんや。
覚悟決めたて言うんやったら、
かっこつけんと丸裸になれや!
あんたが大事にしたいこと、目ぇそらしたいこと、
灯子のこと、新平のこと、千代さんのこと、
みんな書かんかい!!
それだけやって・・・
それでもどないしてもあかんかった時は・・・
俺が引導渡したる!


 ホントに寛治は成長したなぁ。男になった。
この言葉を言えるのは寛治だけや。一平のことも千代のことも大切に思っている。
だからこそ言わずにいられなかった言葉。
劇団のみんなに今の一平の、腹を括れていない、じたばた苦しんでいる姿が見えている。でも一平にだけ自分が見えていない。見ようとしていない。
それがもどかしいし憎らしい。
千代を苦しめた情けない自分をしっかり見つめて見つめて、
こんなアホどうしたらいいんでしょう?と笑える本を書いてみい。
それが千代に対する償いであり、今の自分を乗り越える道やないんか?

 さて、『お父さんはお人よし』1時間の特別番組が決定!
ハッスルする出演者の皆さんやったが、にゃんと長澤先生(生瀬勝久)が入院!(盲腸、脚本は口述筆記中)見舞いに行った千代は長澤先生のこの作品に賭ける強い思いを聞いたんや。

『あないな戦争さえなかったら、どうなってたんやろなぁ。
少なくとも僕は、こないな何気ない家族の話なんか書いてなかったと思うわ。
みんな生き別れ、死に別れて、いまだに戦地から帰ってけえへん家族を待ち続けてる人がぎょうさんいてはる。
6年たった今でもや。
そんな人たちに、もっぺん顔を上げてもらいたい。
これはもっともっとたくさんの人たちに「お父さんはお人好し」を聴いてもらう絶好の機会なんや』

 キャストの子供役の子たちも
それぞれ戦争で大切な場所や人を失っていたそうな。

『もちろん芝居のうまい下手もあるけど、あの子たちを選んだ一番の決め手は
今、前を向いて生きてるかどうかです。
竹井さん、あなたもその一人や。
ちゃんと女優として今ここにいてはる。
そういう力は芝居ににじみ出る。みんなを勇気づける。
台本は絶対に間に合わしますから』

 「前を向いて生きているかどうか」・・・
みんなそれぞれ死にたいほど辛い目に遭って、それでもなんとか前を向いて生きる道を選んだ。それはきっと長澤先生自身も。だからこそ同じように苦しんでいる人たちに光を感じてもらえる。先生はそう信じているんや(`;ω;´)
千代、アンタの苦しみはちゃんと糧になっていろんな人たちを笑顔にしているんやで。
一平、アンタもしっかり前を向かんかい!

 そんな時、五女・静子役の祥子(藤川心優)が千代のとこに家出してきたんや。
そういえばいきなり「自分の出番増やして!」とか言うてたもんなぁ・・・続きを読む

matakita821 at 19:28|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年04月16日

きこりのテレビ日記 #36

 4月15日(木)

 朝陽とミー太。
66

 6時25分Eテレ 『テレビ体操

 先月までは日曜日にやっていた「ラジオ体操第一・第二連続」が木曜日になり、結構キツイ(だから日曜日はサボっていたのに)。しかし最近ますます疲れやすい。倦怠感というか気力が持たなすぎるというか・・変だなぁ・・にんにく卵黄飲んでるのに。まだ足りないのかしら。それともツイッターでよく見る「気圧のせい」ってやつかい?今までそのような圧を感じたことはなかったが・・・感じたことがないものがどんどん増えてくるのが加齢なんだろうが何だか納得いかん。てか、この前も仕事中のあまりにも働きたくなさ加減に自分に足りないのは体力じゃなくて「根性」とか「我慢」なのでは?とすら思ったほど。私の母も姉も非常に働き者で自立心旺盛なのに、なぜ私だけこんなナマケモノで楽したいとしか考えないのか。

 『あぐり』第3週「謎の女」第16話

 昨日は民ちゃんに酷い事言われて落ち込んでるのを望月家のみなさんが誤解してあぐりに気を使っておった。謎の女・世津子(草笛光子)はエイスケ(野村萬斎)のアレではなく御大(里見浩太朗)の昔の恋人だった。エイスケが東京にいる間面倒を見てくれるようパパが頼んだらしい。それだけではなくエイスケの才能を見抜き小説家になる助けもしているようだす。モガというのでしょうか。洋装が似合う粋な女性でした。偶然出会ったあぐりともすぐに意気投合。長い付き合いになりそう。

 エイスケは世津子を通して出版社の編集長に小説を見てもらったようですが、反応は宜しくなかったようで・・・世津子は『あなたはこのままじゃダメになる』と言い残して東京へ帰っていった。田舎に帰ったぐらいでダメになる才能なら、そもそも才能ないのでは?と思ったりするが・・( ̄▽ ̄;)


 7時30分 BSP 『おちょやん』第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」第94話

 今週も毎回毎回、『ええ最終回やった』と言いたくなる展開でございました。
万太郎はん(板尾創路)は千さん(星田英利)のおかげで最期の花道を飾ることができた。舞台の上で、話せなくなった万太郎さんの意志と呼吸を瞬時に察知し、受けておもしろくできるのは千さんだけやろ。万太郎さんはお客さんの拍手と笑いに見送られて喜劇役者人生に幕を下ろすことができたんや。舞台袖で亡くなった万太郎さんは気持ちよさそうな笑顔だった。こんな幸せな役者としての最期があろうか。千さんはやっぱり兄さんには敵わんなぁ・・と思ったんじゃないかねぇ。

 そうしてやっと帰ってきた寛治(前田旺志郎)だったが、彼が日本に帰ることができたのはヨシヲ(倉悠貴)のおかげだったのさ〜。

 満州で博打に負けてボコボコにされそうなところを救ってくれたのがヨシヲやった。自分が千代の弟だと話さずに千代の近況を寛治から聞き出そうとする姿に(´;ω;`) 寛治が養子になっていると知り、姉のために絶対生きて返そうと思ったんやろな。ずっと面倒見てくれてたそうや。そうして終戦前日に日本に戻るよう必死に説得に来てくれた。その時初めて弟であることを話し、あのガラス玉の入ったお守り袋を寛治に託したんや。

『心配いらん。
姉やんやったら、アホやなぁ言うてお前のこと笑て許してくれる。
あんだけひどいことした俺のことさえ許してくれたんやさけ。
生きて帰るんや。姉やんが待ってる。行け!

 その後、エライ目に遭いながら寛治はなんとか引き揚げを待つ収容所に辿り着いたが、そこでヨシヲが逃げ遅れた人を助けようとして撃たれて亡くなったことを知ったんや。それで寛治は収容所の人たちの役に立つために働きみんなを送り出そうと決めたそうな。だからこんなに帰ってくるのが遅くなったんだね(´;ω;`)

 辛くて何度も死にたくなった寛治の命を繋いでくれたのはヨシヲ。
あのガラス玉を千代に届けなければという思いが寛治を日本に帰らせたんだよね。
ヨシヲ〜〜!アンタのことだって千代は待ってたんやで!
ヽ(`(`(`(`ヽ(`Д´)ノ ウワ・ウワ・ウワ・ウワ・ウワアァァァン!!
千代の望み通り、ヤクザな仕事から離れて(なんか怪しげな店ではあったがゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)たくさんの人の命を救ってくれたんだね。立派だったよ。

 涙を湛えた目で夜空を見上げ『明日も晴れやな・・・ヨシヲ・・』と話しかける千代 (´;ω;`)・・・
あの月にはヨシヲがいる。そしてお母ちゃんもいる。テルヲもな。
戦争は終わらないねぇ・・・

大豆田とわ子と三人の元夫』第1話(録画)(フジテレビ)

 正直、この脚本家さんのドラマでハマったことないわ・・・と思ったら『チェイス〜国税査察官〜』(ラストになんじゃこりゃ感は確かにあった)と『それでも、生きてゆく』(コレは夢中になった。風間俊介君という俳優に出会えたドラマ)はハマっていたワ( ̄▽ ̄;)

 今回のドラマを見てまず思うのは、ナレーションが多い!ナレーションがとにかくどこに行ってもついてくる。ハマれば、むしろ来い!来い!ってなるのかもしれないが、初回は煩いと感じた(伊藤沙莉さんの声は好き)。でもキャスティングはすごく好み(二番目の夫がちょっと納得いかないが)だし、フジ(コレは関テレだが)はタイトルバック(オープニングもラストも)の作り方(曲も画面も)のセンスがすこぶる良いので、それに乗せられて見てしまう傾向はある。

 しかし元夫が三人もいたらみんなでいろいろ話せるからいいね。
とわ子のことで話題は尽きないだろうしさ。こんなグループライン持ってる人、めったにいないよね?(笑)松たか子さんは何をやっても絶対に下品にならない。それが唯一の欠点と言ってもいいほどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。毎回新しい男性と出会いがあるのかしら・・今回は結婚詐欺師の斎藤工さんがナイスな味わいを魅せていた。昭和の詐欺師みたいに船長さんの制服着て『出航!』てねぇ・・(´^ё^`)工様、とっても良かったわ。

 結婚詐欺師かぁ・・・若い頃は騙されんぞ、ナメられんぞ!ってバリッバリに警戒心丸出しでガードしてたけど(誰も騙さないしナメとらん ( ̄▽ ̄;) )妙齢婦人になった今となっては、むしろ騙されたいよ。おもしろい体験だよなぁ(いや、金が絡むとおもしろいとか言ってられないが)。ま、とにかく来週も見てみます。

 4月16日(金)

 やっと金曜日。でもまだ土曜日もあるのだった。
庭のチオノドクサが満開ヽ(´∀`)ノ 一方、畑は雑草が青々と生長中。
あぁ・・・また長い戦いが始まる・・・
666

 7時15分 BSP『あぐり』第3週「謎の女」第17話

 御大(里見浩太朗)がエイスケ(野村萬斎)に後を継がせるために骨折を装う(朝ドラあるある)が、すぐバレてエイスケは一人東京へ旅立ってしまった。あぐりとは同志愛的なものが育まれていると思ったが、かなりせっぱ詰まっていたのかしら〜?何の挨拶もなく行ってしまったぞ。でも東京行ったからと言ってどうなんでしょうねぇ( ̄▽ ̄;)

 7時30分 BSP 『おちょやん』第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」第95話

 千さん(星田英利)が練習に参加しないまま「お家はんと直どん」は初日を迎えた。お家はんは千代(杉崎花)が演じたぞ。舞台は大成功。弱っていた大山社長も立ち上がって万歳する出来栄えやった。千さんなしでも成功してしまった・・・

 この脚本は万太郎一座と天海天海一座が一緒になって新しい喜劇を創っていくということとリンクしているのかと思ったが、一座と千さんの新しい旅立ちの話でもあった。

『これから、まるで違う家のもん同士が一緒になっていきますのや。
考えが食い違うこともようけありますやろ。
せやけどな、昔に縛られて今を見失うたらあかん。なぁ、直どん』
『ああ、そうですな。
あんたら若いもんがこれからの世の中引っ張っていくんや。頼んだで』


 千代と同じように千さんも舞台の上が人生の人や。
舞台の上で生き、役と共に成長し、演じることで自分を表現してきた。
それがセリフを思い出せなかったり、いつものツッコミが出なかったりで、舞台の上で今までのように演じる(生きる)ことができなくなってしまった自分と向き合い、引き際を考えていたんだろうなぁ。役者として他のもんにも厳しかったが自分にも厳しかった。万太郎さんが亡くなったことも大きかったやろ。
千さんは道頓堀を去って行った。

ええ芝居やった。
天海・・・お前のお父ちゃんにやっと義理果たせたわ
』千さん
『今までほんまにありがとうございました。
あなたから貰たもんは何一つ無駄にはしません』一平
『元気での』

 振り返らずに歩いていく千さんの姿・・・りっぱな花道やった。
最後にやっと一平のことを「天海」と呼んでくれたねぇ・・
どんなにうれしかったか。
正直、中の人は好きじゃなかったけど、彼が創り上げた千さんはすばらしかった。
泥臭くいじわるで情けないところもあって、でも一平にとって父親のようであり、
母のようでもあり、隠しても温かさが滲み出てしまう。
芝居が好きで好きで骨の髄まで役者として生きてきた人間くさい人。
彼がこれからどこへ行き、どんなふうに生きていくのか気になってしょうがない。
一観客として芝居を楽しめる日がくるのかわからんが、いつか会いに来てほしいねぇ。

 てか、「花籠の人」は誰なんじゃろ?
もしや千さん?って思ったりしたけど、そんな最初っから千代のこと注目していたかねぇ?候補だった人たちは次々と鬼籍に入っちゃったし・・・
熊田さんとかだったら怒るよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

続きを読む

matakita821 at 20:54|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年04月10日

きこりのテレビ日記 #35

 4月8日(木)

 今日は亡くなった父の誕生日。だからといって何をする訳でもなし。生きていれば91歳か〜と思うぐらい。お釈迦様と同じ誕生日だって自慢していたな。

 『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』#1 「上中里」(録画)(フジテレビ)
 事前情報何もナシでタイトル名だけで録画してみました。ムロさん主演だったとは( ̄▽ ̄;) 面白かったよ。まぁ、絶対見る!ってアレじゃないけど、見るとのんびりできるというか。それと劇伴が好みだった。

 ムロさん、ちゃんと清野さんぽい顔と服装と雰囲気になってる!(「東京都北区赤羽」の漫画でしか見たことないが)思いつきでそういうことしそうな感じになってる!(笑)東京はいいなぁ。ちょっと電車に乗れば知らない街に行ける。こっちだと車で1時間とか〜〜( ̄▽ ̄;)アハハ…遠いし変わり映えしない景色だよ。今回は「上中里」とやら。「また絶対来るよ 」とか言ってたけど絶対行かないでしょ(笑

 『ガンバレ!引っ越し人生』(録画)(NHK総合)

 不定期に放送されている番組みたいで前にも一回見たかな。引っ越しって何かワクワクするんだよね。今回は二組の家族が紹介されたんだが前半の青森から専門学校のある東京へ引っ越し(お兄ちゃんが東京に住んでいる。お兄さんは弟と住むために張り切って一軒家を見付けて先に引っ越し)た息子さん、めっちゃいい子だった。なんか純真というか、若いのに『引っ越しで家族との絆を確認できた』と言ってたし。いい御家庭で育ったんだろうな〜と伝わってきたよ。弟に美味しいもん食べさせてあげたいって言ってたお兄ちゃんも早速作ってたし。このお兄ちゃんがいるなら遠く離れた東京でも安心だね。

 駅まで見送ったお母さんがもう抱きしめることはできないから(もうおっきいし男の子だし)頬にちょっと触れてお別れして、旅立った後泣いている姿を見たら、こっちもしんみりしちゃったよ。私もいまだに東京に帰る娘を見送った後泣けてきちゃうもんね(笑)で、自分にもこんな母親らしい面があったんだな〜なんて嬉しくなったりしてねゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 後半はシステムエンジニアを退職されてみかん農家になるため湯河原に引っ越しされるご夫婦。旦那さんは56歳。いや〜思い切ったね。退路を断つために住んでいたマンション売りに出して行くってよ。研修期間の一年間は無給だそうな。ご夫婦共に健康だからこそできるチャレンジ。すごい勇気だと思うワ。私も今の仕事(自営)辞めて雑貨屋やりたいな〜とか別の仕事につきたいな・・とかいろいろ考えるけど失敗して一文無しになると思うとキリギリス人生長い私でも踏み出せない(笑)
春・・・新天地で始めるそれぞれの生活。羨ましいような怖いような・・・応援しておりますョ〜

 4月9日(金)

 今週後半は、また朝は氷点下。洗おうと思って洗濯かごに入れておいた毛糸の帽子を取り出してかぶる(一週間ぐらい入っている。我ながらいつ洗うんや)。コレがあるとないとじゃ違うのよ〜ぼさぼさの髪も隠せるしね。

 7時15分 BSP『あぐり』 第2週 「エイスケの秘密」第11話

 既成概念にとらわれないというか自由というか・・なんとなく実は合うんでないの?というあぐり(田中美里)とエイスケ(野村萬斎)だったが、まだお互いに心は許していない様子。
 さて、あぐりが登校途中に出会った「変なおじさん」はエイスケの友人・森潤(森本レオ)だった。なんでも文壇で注目されている「放浪の文士」なんだって〜年齢は離れているみたいだが、おもしろがりポイントが同じらしく、エイスケの描いた暗闇の街の絵に感心しとった。さらに二人はあぐりの着物を着て化粧し外へ飛び出す問題行動を。エイスケを自分の跡継ぎにしようと考えている父上(里見浩太朗)は森と縁を切らせようと札束入りの封筒を渡し、彼もすんなり受け取った。

 その事にエイスケがショックを受けたのかどうかはわからないけど、わたしゃ、「受け取りません!」なんて清廉潔白を気取るより、有難く頂く人の方が好き。だってきっとお金受け取っても森さんって、またエイスケに会うに決まってるもん。持ってる人がどうぞ〜って渡すなら受けとってバンバン使ってあげなきゃ ♪ヽ(*´∀`)ノ

続きを読む

matakita821 at 21:16|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年04月07日

きこりのテレビ日記 #34

 4月6日(火)

 『イチケイのカラス』第1話(録画)(フジテレビ)
面白かった〜!好きな感じよ。梅雀様も出ているし〜♬ やっぱり竹野内様良いわね。しかし人情派すぎるだろ!( ̄▽ ̄;)
被告人のお父さんの死が自殺じゃないってわかって良かった。彼が知りたかったのは真実。不正献金疑惑についてもこれから明らかになるはず。父親が関わっていたとしても亡くなる直前に選んだ道や死の原因を知るか知らないかで彼の人生は大きく変わってくるんじゃないかな。そしてみちおが言っていたように被告人が納得しない形で刑を執行すると再犯の可能性が高くなる。判決を下す裁判官(刑事や検察官・弁護士にもその機会はある)には被告人を犯した罪に向き合わせるという役目もあると思う。だから考えて考えて・・・でも考えても考えても完璧な判決なんてものはない。だからみちおはギリギリまでとことん事件と、被告人と、罪とにフェアな目で向き合い続けるんだね。
 
 みちおは11年前までは弁護士で冤罪事件と思われる裁判に関わったのかな?その後小日向さんにスカウトされて裁判官へ。『いずれこの国の司法を裁く』とか言っていたが、この時の事件に司法関係者がいたってこと?あるいは法の抜け道的な?

 そしてみちおの言っていた『カラスになれ』の意味とは?
あの絵のカラスは三本足だったよね?カラスっていうとゴミステーション荒らしのイメージしかないが神話に出てくるカラスは神の使いで正しい道に導く存在なんだと。みちおは千鶴(黒木華)に司法の世界でそのような存在になって欲しいと期待しているのかしら。そしてもしや11年前の件にケリをつける際の公平な証人であり裁判官であって欲しいと???もちろん視聴決定。来週も見ますよん。

 『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』 #147 神奈川&ブルガリア

 木曜日に移動した一回目。
ヒロシの事務所から「旅すること遥か46km」・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
前半は神奈川稲川ヶ崎駅。
鎌倉・・・懐かしいわぁ・・2年前の6月にお邪魔しました。
IMG_0368

IMG_0354

IMG_0396

旅行もアレ以来行ってないよ。
行けても1年に一回だけど、マジでどっか行きたいって心の底から思うワ。違う場所の景色見ているだけで癒されるって実感しとるよ。

 てか、ホントに電車と住宅が近いね。
塀の上歩いている猫がいたら危ないんじゃ・・それに紫陽花シーズンじゃなかったら、こんなに空いてんの?稲村ナントカ駅だから?お寺とかはやっぱり混んでんの?いっつもあんなんかと思ってうんざりしたけど今度は4月に行ってみよっかな〜゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

 鎌倉の古い日本家屋いいわぁ・・縁側憧れるよ (´−`) 私も家建てる時縁側作りたかったのよ。でもね、北海道だとそんなもん作ったら寒くて寒くて・・・実現不可能なんですワ。デッキスペース作る人は多いけどね。違うのよ、そっちじゃないのよ。

 後半はブルガリア・ソフィア中央駅。市場めぐりは楽しいねぇ。ハーブティなんて買って、ヒロシ飲むのかねぇ。そしてお食事。今回はいい食堂選んだんじゃない?実物を見て選べるってのはいいよね。でもいつもよりギャンブル度低くてアレだったが。

 4月7日(水)

 7時5分 BSP『あぐり』第9話
あぐり(田中美里)が嫁入りして半月が過ぎたようだが、相変わらずエイスケ(野村萬斎)とはすれ違い。というか嫁というよりも望月家の養女になったというか、ただの居候だよね ( ̄▽ ̄;) お嬢様とか呼ばれているけどさ。

 あぐりったら家に居た時と同じようにマイペースで行動。朝も光代さん(お姑)(星由里子)から一番早く食卓につきなさいって言われてたのに変わっとらんし。言われなきゃエイスケを起こさないし。習い事あるのに普通に寄り道しとるしよ。さすがに光代さんもキレるんじゃ・・( ̄▽ ̄;)日に日に目が険しくなっとる。

 わたしゃ、あぐりの母親の美佐(松原智恵子)にムカついてしょうがないよ。嫁入り前になんも教えんと嫁ぎ先まかせ。しつけも何も望月家に丸投げだもんね。自分達への経済的援助のためだけにあぐりを売り飛ばしたと言っても過言ではないと思ふ。

 学校では親友だった民子(笹峰愛)から裏切り者呼ばわりされ口を聞いてもらえない。でもエイスケが遊郭通いだと言う情報だけは与えるという・・・恨みが深そう( ̄▽ ̄;)

 学校帰りに下働きのかよちゃんに遭遇し無理やり汁粉屋(だっけ?)に連れて行き『友達になろう』宣言。変にエラそうにしているより好感は持てるが、はっきり言ってかよちゃんにはちと迷惑な友情じゃ?案の定、帰るのが遅くなってかよちゃんは女中頭から怒られていたし(ちゃんとあぐりが理由を説明していたのは良し)かよちゃんはアンタみたいに気楽な身分じゃなくて忙しいんだからさ。


 7時30分 BSP 『おちょやん
 7時30分『おちょやん』第18週「うちの原点だす」第88話

 なんという事だ・・・福助(井上拓哉)が戦死してしまった・・・
なんかさ、ただ『戦死しました』なんて電報もらっても信じられないよね。災害の場合もだけど、ご遺体と会えないというのは本当に辛いと思う。なんか帰ってきそうで私ならずっと待っちゃうかもな。

 一福(歳内王太)は『お国のために立派に戦うて死んだんや。本望やったに違いあれへん。お父ちゃん誇りに思います』と言い切っとったが・・・内心葛藤しとるんやないやろか。本当にこの戦争は正しいんやろか・・て。負けたのを知ったら絶望して生きていけなくなるんじゃ・・

 そして悲しみのあまり布団から出てこられないみつえ(東野絢香)にシズさんが喝!
ええかげんにしなはれ!何だすそのざまは。
傷ついてんのはアンタだけやあれへん!!


 いやいやいやいや・・・まだ戦死知って数日でしょうがーー
そっとしていてあげなよーースパルタすぎるよーーこういう励まし方しかできないんだろうけどさ。それと『傷ついてんのはアンタだけじゃない』って言葉嫌い。たとえたくさんの人が傷ついていたとしても、みつえの悲しみはみつえだけのものだもん。

 そして百久利さん(坂口涼太郎)も・・・(´;ω;`)
身近な人間の戦死を受け、一平(成田凌)は初めて愛国ものの芝居を創ってきたことの責任を感じたようや。戦争を賛美した訳ではないけれど時流に乗っかって芝居の中で兵隊さんたちが戦争に参加することを肯定し、戦場へ行くよう背中を押したもんなぁ。でも、この時代に生きていた人たちは多分こんなふうな後悔や無念さをそれぞれ抱えているんだと思う。あのエラッそうだった国防婦人会のおばさんだって、芝居やめろ!って怒っていた警官だって。戦争を始めたのは自分達じゃないけれど、反対できなかったこと、お国にただ従ってしまったこと、生き残ってしまったことで自分責めながら生きてきたのかもなぁ。

 千代(杉咲花)がいつもながめて救われていた夜空に敵機がたくさん飛んでいた。夜空が恐ろしいものに変わってしまった。そして農家のおばさんから役者であることを全否定され歩く帰り道・・・すべて憶えていたセリフが思い出せない・・・

 役者であることに救われ、舞台に立つことで自分自身を発見し表現してきた千代・・・その千代がセリフを思い出せない。千代の千代である部分が欠けてきている。戦争がいろんな人の人生を削って失わせていく。

続きを読む

matakita821 at 20:35|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年03月31日

きこりのテレビ日記 #32

 3月29日(月)

 6時25分Eテレ 『テレビ体操
今週からタイトルバックの猫ちゃんも春仕様。
後ろのスクリーンも薄いグリーンとブルーで爽やか〜〜
そして「みんなの体操」から始まらない月曜日
まさかなくなったんじゃ・・・
わりかし優しめの新しい体操が始まる。
なのに両手指を順番に折っていく体操でつまづく。
そして月曜日はラジオ体操第一のはずなのに第二!
このちょっとした「聞いてないよ」感が脳への刺激になるの鴨。

 7時15分BSP『あぐり』「花嫁は15歳」第1話
まだ私の中の「澪つくし」は終わっていないのだが始まってしまった。
初見。主人公誕生の時から始まるのって最近じゃあんまりないかも。
明治40年父親が弁護士の川村家の三女として誕生。
結構大きな家でお手伝いさんも二人いたかな?
男の子を望んでいた父は、これで最後の女の子という意味で「あぐり」と名付けた。
ちなみに5人目でやっと男子誕生したらしい。

 その後、一気に11年経過。成長したあぐり(秋定里穂)は朝ドラ史上かなり高レベルのおてんば?と言うよりも男勝りに成長。元気はつらつ。
ケンカでは男の子には負けていない、むしろやっつける。女子が苦手系の虫・動物ウェルカム(ウシガエルを収集し母上の寿命を縮ませた)。
本日はカラスの卵がかえるのを見守ろうと一晩中木の上にいたため警察まで動員する騒ぎとなったのにケロッと帰宅し『カラスが孵った〜!』と報告するあぐりが描かれた。

 母親の美佐(松原智恵子)が心配のあまりに『あんな子、産むんじゃなかった』と嘆く場面がありギョッとしたが、あぐりが生まれてから事件の連続で気が休まることがなかったそうな。まぁね、友人の男の子も小さい時やんちゃだったから、彼女は『謝り続けの人生だよ』とボヤいとった( ̄▽ ̄;)
そんなあぐりがサブタイトルによると15歳で嫁入りか・・・当時はみんなこれぐらいの年齢だったのかしら。


 7時30分 BSP 『おちょやん』第17週「うちの守りたかった家庭劇」第81話

 昭和16年に始まった太平洋戦争は最初は大勝利をおさめていたが18年には戦況は悪化。それに伴い敵性語を使うことは禁止され看板もレコードも英語のものは排除された。

 バッカみたいだよね。そんなことしても意味ないのに。アメリカじゃ反対に日本や日本語のことを勉強していたっていうのにさ。

 そして昭和19年1月、道頓堀は人出もなくうら寂しい雰囲気。劇場も入りが悪いワ。そりゃそうだよね。男の人たちは出征していないし、残った人たちも芝居に行く気持ちも経済的にも余裕がない。内容も愛国もんばかりじゃ飽きられるしさ。

 さすがに一平(成田凌)の中にも揺らぐものが。
『今から俺が何聞いても「ええで」言うてくれな。
こないな時やのに、芝居やっててええねやろか・・』
『何でそないなこと…』千代(杉咲花)
ええで。ええんですて』寛治(前田旺志郎)
『せやな。ええねやんな』一平
『・・・うん』千代
『・・・うん』一平

 「うん」と同意しつつもなんかスッキリせん。
戦時だけでなく非常時にも自然と沸き上がる疑問だよね。ワシはこういう時こそエンタメは人々の力や癒しになるから平常運行して欲しいと思う。いつも通りに笑えたり楽しんだりすることで、人は本来の自分自身を確認できる。そうして生きている自分を実感できるんじゃなかろうか。そりゃ食べ物があって寝る場所があってこそだろうし、楽しむことへの罪の意識もふわぁ〜っと起きたりするんやけど。

 そして福助(井上拓哉)に赤紙がきた。
みつえ(東野絢香)が言うには前に楽団で慰問に行った時、軍歌なんか演奏したくないて反抗したから目ぇつけられたんやないかて・・・
福助は千代と一平に頭を下げて頼んどった。

『みつえと一福のことよろしゅう頼んます。
僕のいてへん間どうか2人のこと…』

 あぁ・・・戦争は嫌だ。ホントに嫌だよ。
なんで国の命令で人を殺しに行かなきゃならないんだよ。

 そしてご寮人さんはついに岡安を閉めることにしたそうだす。
シズ(篠原涼子)から報告を受けた菊さん(いしのようこ)の『ほうか』が重かった。そして『うちがやっていけてんのは戦争のおかげだす。せやさかい、文句言われしまへん』という言葉も。

  本日の注目ポイント

 カイロ代わりに猫を抱っこしていた小山田さん(曽我廼家寛太郎)に千さん(星田英利)から『何やソレ。晩飯かい』のツッコミが。食糧難の時代だからリアルにブラックジョークが響いた( ̄▽ ̄;)アハハ…



 『おじさまと猫』第12話(最終話)(録画)(テレビ東京)

 ついにおじさま(草刈正雄)と再会し、お家に帰ることができたふくまる(神木隆之介)。
良かったねぇ・・・(´;ω;`) 懐かしい我が家の匂いを確認する姿がいじらしい。辛かった日々が蘇り泣けてしまうふくまるを『大丈夫だから』と抱きしめるおじさま。いっぱい甘えて一緒に眠って・・・もう安心にゃ・・・

 翌日は森山(小関裕太)のライブの日。ふくまると一緒にいたいおじさまは迷うけれど、結局会場へと向かった。んが、ライブは始まっておらず、ステージで森山は立ち尽くしていた。にゃんとメンバーが当日キャンセル!ひどいことするにゃ〜そんな奴等には音楽の神様からの天罰が下るにゃ!
 困っている森山君を救え!おじさまがステージに上がると日比野(平山浩行)とその仲間たちも続いた。

 楽譜置いていってくれたのかしら?「いくらでも合わせる」って言ってたけど歌に合わせるって???何曲演奏したのかしら?曲の順番わかってんの?まさか一曲のみ?等の疑問が湧きあがりましたがすべてふくまる効果でクリア ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 無事ライブは終了したのです。そしておじさまは久々に舞台で演奏することができたのでございます。

 『神田先生のおかげです!』と頭を下げる森山におじさまは『私がステージに立てたのはみなさんのおかげです。一人では不可能です。勇気をくださってありがとうございます。皆さんのおかげです』と伝えるのでした。この謙虚で上品でかわいげのあるおじさまを体現できるのは草刈様だけ。もうず〜〜っと見ていたいわよ。

 そして星空を眺めていたおじさまとふくまるは流れ星に『ず〜〜っと一緒にいられますように』とお願いしたのです。1年後、おじさまはコンサートを開いておりました。そのポスターにはふくまるも映っていました。

 にゃんて素敵なポスターヽ(´∀`)ノ いや〜楽しくてしみじみと癒されるドラマでした。原作を愛読していたのでドラマ化が決まってふくまるがぬいぐるみと知り、う〜〜む・・・どうじゃろうねぇ・・・原作読んでる人は脳内でイメージをうまいことアレできると思うけど未読の視聴者はついてこられるかしら?と心配しとった。でも終わってみると不可能が可能になった!(笑

 ぬいぐるみのふくまるに命を吹き込んだのは、すばらしい表現力の神木君と、ふくまるへの深い愛情が伝わってくる草刈さんの温かなまなざし、そしてもちろん人形操演の人形劇団プークのみなさんの匠の技術、そしてスタッフ・キャストの皆様のお互いへの信頼と愛でしょうなぁ。よくぞドラマ化してくださった!ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。原作はまだまだ続いております。いつかシーズン2でふくまるファミリーに再会できることを願っております。




 『貴族からの招待状』『イタリア シチリア』(録画)(BSP)

 貴族様の生活が見てみたくて録画しました( ̄▽ ̄;) 侯爵夫人様が我々平民の為にお住まいをご案内してくださいます。最初はエリザベス女王もお越しになられた事があり、あのヴィスコンティの映画のロケにも使われたという「ヴァルグアルネーラ・ガンジ宮殿」。いや〜キンキラキンは私の趣味ではないけれど、てぇしたもんだ。こんな所に住んでいたらどんな性格になるんだろうねぇ・・(平民の感想)てか、維持費が大変でしょうよ〜と思っていたら、とにかく修復に銭がかかる!26年前から修復を初めて(それでも85%しか終わっていない)65億円は超える金額かかったってよ!ひゃーーー!!助けてーーー!!┗(;´Д`)┛その費用は先祖が残してくれた資産や宮殿意外の施設を貸し出したりして賄ってるんだって〜

 お次は1476年に建てられた「アッリアータ・ディ・ピエトラタッリャータ宮殿」。こちらも2年前からずっと修復中。侯爵様と侯爵夫人が迎えて下さったわ〜家具や調度品も歴史あるものばかり。でもちゃんとそういうものを修復する職人さんの技術も受け継がれているんだろうね。お孫さんはこの広い宮殿の中でかくれんぼするんだってさ。でも広すぎて鬼一人では探せないから隠れるブロック決めておくと言ってた。このお坊ちゃま、こんなお家に生まれてくるなんて前世どれだけ徳を積んだのかしら?・・・てな感じで何軒も(いや、宮殿ってどう数えるの?)続くんだけど三分の二ぐらいで飽きてきちゃった ( ̄▽ ̄;)アハハ…いろんなタイプの貴族様達がいたけれど宮殿を受け継ぐということはご先祖様から伝わる家族の哲学をも受け継ぐことなんだろうね。そして本当の持てる者はその義務というか為すべきことをも当然のこととして受け継いでいる。貴族というのは立場ではなくて生き方なのかも。だからなのか侯爵様たちが宮殿にいると思われるご先祖様の幽霊の存在を肯定し友好的に迎えようとしているのが印象的だったわ〜

  3月30日(火)

 5時20分、ミー太となつと一緒に外へ。倉庫が近づいて来たら煙草の匂いが・・・コレは隣家のおっさんが玄関で吸っているね・・と思ったらやはりいた。冬だと暗くて姿が見えないから急に声かけられて寿命縮まったが、もう大丈夫。しかしおっさん、顔色が赤黒いというか失礼ながら非常に不健康な濁った血の色を感じさせる。煙草ぐらい家の中で吸わせてやれよと内心思っていたが、健康を心配する奥さんからの戒めなのかも。

 庭の花がすこしづつ芽吹いて来た。
左上がキャットニップ、その隣が多分ムスカリ。
左下はビオラ。その隣がチューリップ。
春

 6時25分Eテレ 『テレビ体操
今日は「みんなの体操」あったわ。

 7時15分BSP『あぐり』「花嫁は15歳」第2話

 今回は嫁に行った長女・紀美子(白鳥夕香)と見舞いに行った次女の富美子(山崎宏美)がスペイン風邪で亡くなってしまった。熱に浮かされた紀美子が欲しがったアイスクリームをあぐりに頼まれ、もう店閉めたのに作ってくれたレストランのシェフ、優しいよぉ・・・作るのに時間もかかるのに。一瞬スペイン風邪患者の家族だからって差別するんじゃ・・とか思っちゃってごめんよ〜続きを読む

matakita821 at 21:34|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加