読書(マンガ含む)

2019年08月28日

『さよなら、田中さん』鈴木るりか著

 いや〜5、6年ぶり?7,8年ぶり?に小説を読みましたよ。
なんか小説が読めなくて(家にあるものを再読はしていたんだけど新しいものは買ってもなぜか読めなかった。実用書とかノンフィクション的なもんばかりになってた)
もう新しい小説は読むことないのかもな・・なんて思ってたさ( ̄▽ ̄;)

 この本はどこかで講評でも読んだんだったか。
メモしておいたのを図書館で借りてきました。
久しぶりにページを捲るわくわくと、読むのが止められない興奮を味わいました。
そして読み終えたあとの充実感と寂しさ。余韻に浸る幸せ。
懐かしい感覚。

 5編からなる短編集なのですが、そのうちの2作品は著者が小学生4年生と6年生の時に書き「12歳の文学賞」で大賞受賞作品を改稿したもの。
読む前は、早熟な才能・・・きっと鋭いナイフのような・・
あるいは少女の冷めた目で大人を?・・・なんて思ったりしていたのですが

 あるがままを受け入れる力強さと柔らかい目線の心地よさ。
穏やかな光の中にいるような絶妙の軽さとぬくもりを感じました。
そして登場人物一人一人、地に足がついてるから言葉が生きている。

 すごいなぁ・・・作家に年齢は関係ないんだね。
わたしゃ、すっかりファンになっちまったよ。
って、ツイッターじゃタイトル間違ってつぶやいちまって、
『ヤバ!!』と、すぐ削除したけどさ( ̄▽ ̄;)

 どの作品も小学生の花実と工事現場で働いているお母さんとの日常をベースに
花実が出会った人生の事件が描かれている。

お父さんは亡くなったと言われているが、どうもはっきりしない。
お母さんは自分についても父親についても語ろうとしないし
訳ありなのを感じて花実も訊ねなくなっている。

「いつかどこかで」

 自分の父親の謎、偶然関わってしまった友達の優香ちゃんとお父さん(お母さんが離婚して再婚したため何年も会っていなかった)の再会、その後日談。

 読みながら、あ〜私も小学生の頃の方がもっといろんなことが見えていたかも・・なんて思ったよ。
現象を正確に見て、その奥にあるものも感じられた。
しょーもない自我が拡大して感覚がにぶくなっちゃったのかしらね( ̄▽ ̄;)

 子供というのは自分が子供だということを知っている。
花実の小学6年生という時期は、子供でありながらいずれ大人になっていくことがわかっている、子供と大人の世界どちらもクリアに見られる時期なのかもしれないなぁ。

 「花も実もある」

 母の再婚話と、その顛末。

 悩みがありながらも花実の日々はどこか軽やか。
多分、お母さんとの生活で生きる力を蓄えてきたから。
大人の事情に直面しながらも花実からは未来への不安よりも、受け入れながら歩いていくのだという覚悟のようなものが伝わってくる。

 大家さんの息子でニートの賢人との関わりは風で羽毛が動くような緩やかなものだったけれど、二人の人生の点と点がきれいの重なる様子にじわっときたよ。
親子で桃の花見に行ったことを思い出し涙を流す賢人に、人は一瞬でもいい、
心から感動した幸せな瞬間があれば、必ずまた歩き出せるんだな・・と思った。
美しい思い出が種となって、その人の心に根付き、いつかは必ず花が咲くんだと。

さよなら、田中さん14歳、明日の時間割

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2018年08月28日

さくらももこさんのこと

 さくらももこさんが亡くなってしまった。
今日はあちこちでさくらさんの特集が放送されている。
朝、『踊るポンポコリン』と共に画面に映る歌詞を見ていると泣けてきた。
自分でもびっくり・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

 『ちびまる子ちゃん』に出会ったのは姉経由だったと思う。
東京に住む姉は自分の部屋の棚がいっぱいになると、よく実家に
漫画が詰まったダンボールを送ってきていたのだ。

 『ちびまる子ちゃん』・・・?なんだコレ?
正直ヘタウマ系で読みずらそうな印象だったが、そこに描かれた
昭和の日常は自分とも重なり、友達の絵日記を見るように、あるある!
そうなんだよ〜!と懐かしく思い出しながら読む特別な存在となっていった。

 アニメも最初から見ていたぞ。
自分が熱心に読んでいた漫画がアニメ化されたのって初めてかも。
さくらさんが深く関わって製作されたためアニメになっても違和感なし。
原作の大好きな登場人物たちが生き生きと動き回るのを見られるという
アニメーションの喜びを新鮮に感じさせてもらったなぁ。

『サザエさん』の声優が入れ替わると共に見なくなり、
その流れで『ちびまるこちゃん』も見なくなってしまったんだよなぁ・・。

 『コジコジ』はアニメから入ったんですが、あのハッピーでシュールな世界観が
大好きでDVD買っちゃったョ〜

 さくらさんはドラマの脚本も書かれていましたね。
漫画・アニメ・ドラマ、それぞれ場面でその媒体の良さを理解して
こねくり回したりせずシンプルに伝えようとしてくれていたと思います。
さくらさんの潔さ・そして受け手を信じる思いを感じます。

 さくらさんの笑いのセンスが好きでした。
そして文章は私が目指したいものだった。
難しい言葉を使わず誰にでもわかりやすいし読みやすい。
温かみは感じるけどウェット感はなく絡まりすぎない。
落語のように何度読んでも新鮮な驚きと笑いがもらえた。
そして本を閉じた後に、なんだか、しん・・・と切なくなる。
同時に感じるカラッと乾燥した草原で寝っ転がるせいせいするような気持ち良さ。

 さくらさん自身どなたかとの対談で『私はスーパードライなんです』と
おっしゃっていましたが、常に冷静すぎるほどのまっすぐな目で
ご自身を見つめていらしたのだと思う。
だからこそあふれ出るさくらさん自身の人間味が独特の個性と
なって顕れた文章に惹きつけられた。

 まる子と同じように小さいころはとんでもない怠け者でお母さんに叱られて
ばかりだったらしいさくらさん・・
なのに漫画家としてデビューしてからは『アンタ、少しは休みなさいよ』と
心配されるほどだったそうな。

 忙しく駆け抜けた作家としての人生。
53歳は若すぎる。おばあちゃんになったまる子の描く世界が見てみたかった。
でも幸せで充実した時間だったのでしょうね。
エッセイを読むと動物好きだったけど執着せず覚悟をもって付き合ってこられたさくらさん。
自分自身の人生を終えるときも、満足してきっぱりとこの世に別れを告げたのではないかしら・・

 さくらももこさん、ありがとうございました。
あなたと同じ時代に生きて作品に出会うことができて幸せでした。
心からご冥福をお祈りいたします。
あのころ (集英社文庫)ももこの話 (集英社文庫)ももこのおもしろ健康手帖


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2014年04月03日

「僕の音盤青春記 Part2 1976 - 1981」 絵と文・牧野良幸

 さて、part.1を読んだのは7年前なのですが〜
この前本棚の整理をしていて、ふとpart.1を手に取ってしまい、そういえばコレって『CDジャーナル』に連載続いてんだよな〜Part.2出てんのかしら?と思い立ち、調べてすぐにポチッとしてしまいました。
著者のHPはこちら

 いや〜おもしろかったし、続きが気になるよ。
このシト、東京へ行ってどうなったのかしら〜?
こうやって著作が出版されているんだから、なるようになったんだろうけど、いきなり東京へ出て大丈夫だったのかしら〜?
私の中ではもはや風の便りが嬉しいちょっと気になる親戚のお兄ちゃんぐらいな位置になっております。
早くPart.3出ないかなぁ〜〜o(∇)o

 今回は著者が大阪の大学に入学した時から卒業、そして実家に戻り美術教師になるためバイトをしながら勉強していたんだけど、方向転換のため東京へ出る決意をするまでが出会った音楽と共に綴られている。 
調べると、この方、私よりちょっとだけ年上。
だから、似たような時期に出会っている曲が結構あって親近感。
それと、うちは娘がずっと吹奏楽をやっていたので著者が大学から吹奏楽部に入ったのを読み、なぜか息子を応援するような気分に。

 特に気になったのが・・・
TVドラマの主題歌になった『俺たちの旅』・・・イントロを聴くだけであの三人がじゃれ合っている姿がまぶたに浮かぶ。

ピンクレディーの『UFO』・・・・踊れなかったけど焼きそばと共に曲は完全にインプットされた。多分、最後まで歌えるんじゃないか?

子門真人の『およげ!たいやきくん』・・・初めて東京へ行った時、この歌のポスターがあちこちにあって、何だコレ?と思った覚えが・・その後、あんなにヒットしたのに子門真人が5万しかもらっていないと知り哀しみと共に思いだすことに。

サザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』・・・今でも私のサザンのベスト5に入る曲

渡辺貞夫の『カリフォアルニア・シャワー』・・・CMで聴いて気にいり、すぐにアルバムのカセットテープを買ったっけ。ライブにも行きましたよん。

YMOの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』・・・ある時期エンドレスに聴いていたわ〜

寺尾聰の『リフレクションズ』・・・失礼ながら俳優としてよりも歌手として初めて知った。

 映画の話題も懐かしく読みました。コレ以外にもいろいろあるのよ。
映画『タクシードライバー』のトム・スコットのサックス・・・これは今でもipodに入れて聴いています。

『マイ・フェア・レディ』・・・姉がサントラのアルバムを買って聴いていたのが聞こえていた。だから映画よりもサントラの方が先だった。姉は『ジーザス・クライスト・スーパースター』のサントラもよく聞いており、キリストがムチ打たれる場面が印象に残っております。音だけだけど。

『サスペリア』・・・「ゾンゲリア」だの「ファンタズム」だの「悪魔のなんたら」とか「死霊のナントカ」とかいろいろあったよね〜ほとんど見ていないけど。「サスペリア」は新しいタイプのホラーに思えたな〜

『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』・・・映画館で見た時のワクワクと感動は今も忘れない。この映画は事件だったよね。

『サタデー・ナイト・フィーバー』・・・トラボルタの黒パンに衝撃を受けた。サントラはFMラジオから録音したのを何度も聴いたよ。続編の『ステイン・アライブ』は見なきゃよかった的な・・・

『愛の嵐』・・・退廃的という言葉を知った大学生の頃、名画座で見ました。
よく意味もわからんかったけどヴィスコンティの映画も見に通ったな〜
そういう映画を見ている自分が好きだった頃。

僕の音盤青春記 Part2 1976~1981 著者:牧野良幸(CDジャーナルムック)僕の音盤青春記 1971-1976

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2013年12月05日

「きのう何食べた?」第8巻 よしながふみ 著

 ついに8巻が出ましたョ〜ヾ(〃^∇^)ノ
わたしゃ、コミックスになってから読むんで、楽しみで楽しみで〜
帰宅してすぐに読んださ〜♪

 シロさんとケンジの関係は良好。
筧の事務所のエピソードがちょこっとしかなかったのが寂しかったけど、
大先生も修先生も志乃さんもお元気そうで(´┏Д┓`) ほっ.
小日向さんと航カップルとの御付き合いも続いているようだし〜
すぐにでも作りたいレシピ満載で有難かったわ〜

 なんか出産祝いに迷っているシロさんが新鮮だったぞ。
佳代子の娘ミチルは出産間近なんだって〜
本人に希望を聞いたら、「おむつケーキ」という答えが・・・

 コレ、筧も佳代子さんもおむつの形をしたケーキかと思ったみたいだけど、
おむつをケーキ状に並べたものなんだってね。
私も全く知らんかったョ〜!
出産後のお母さんが食べる栄養のあるケーキと思ったさ〜
w( ̄▽ ̄;)w こんなの20年前にもあったっけ?
それとも、最近のものなの〜?

 一番笑ったエピソードはシロさんとケンジが念願の京都旅行へいくもの。
一応9月のケンジの誕生日プレゼントってことで、シロさんが紅葉まっさかりの11月の京都へ行くことを提案。
もちろん費用はシロさん持ち。

 でも、男二人のいかにもな旅行なんて、シロさん嫌がっていたはずなのに・・・どうしたのかしら〜?
一応ケンジが理由を聞いてみたら・・・
「この年まで生きてきて、これだけ長年連れ添ってんのもお前だけだしさ。
とにかくお前と一緒に京都に行きたかったんだよ」というパーフェクトな答えが!

『夢?何コレ、夢!?ねぇ、夢なの!?
あまりにも俺のドリームなんですけど
夢じゃないよね!?
ねぇ、ちょっと神様!!』


 ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!も〜愛い奴よのう・・・
きのう何食べた?(8) (モーニングKC)きのう何食べた? コミック 1-7巻 セット (モーニング KC)

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2012年06月23日

「俺とねこにゃん」 キジトラの章 唐沢なをき 著

 コレは、エッセイ猫マンガでございます。
「俺」のねこにゃんへの激しい愛の日々を描いてきたこのマンガも「キジトラの章」で4巻目デス。
急に巻数の表記方法が変わったから、もしや、ねこにゃんに何かあったのかしらっ?!(;゚ェ゚;)
もしかして、5巻目は「トラネコの章」とかになるのかちら・・なんて心配しちゃったけど、
ねこにゃんは無事でした。良かった・・・ε= (*^o^*)

 今までいろんな猫マンガを読んできました。
ほのぼの系、シュール系、人情系、シリアス系、ファンタジー系・・・
主役でなくても、猫が出てりゃ、つい手に取ってしまうのが猫バカっス。
取りあえず、確認しなきゃ気が済まない・・・

 で、エッセイ猫マンガの飼い主さんと猫との関係をおおざっぱに分けてみると・・・
須藤真澄さんの『ゆず』は大きな愛で包むお母さんと末っ子。
大島弓子さんの『グーグーだって猫である』は、ほどよい距離を保ちつつも面倒見のいいお姉さんと弟。
伊藤理佐さんの『女いっぴき猫ふたり』は、人情味のある大家さんと下宿人・・・てな感じ?

 で、この『俺とねこにゃん』ですが・・・もちろんお姫様(オスだけど)と下僕デスヨ!
この下僕はお姫様のことが大好き。尽くして尽くして、尽くしまくるのが生きがいなのです。
推定ですが、約82%の飼い主は、このタイプでしょう・・・私もいれてね・・・( ̄∀ ̄)

 でも、この作者ほど捨身の愛情を見せるプロの下僕はいないでしょう。
例をあげてみましょうね。

・ 作者は漫画家なのだが、締め切りが迫っててギリギリの状態でも、ねこにゃんにせがまれれば遊びの相手を務めた。結果、締め切りに間に合わず原稿を落としてしまったという・・・

・坊主にした「俺」の頭のざらざら感が気に入ったねこにゃんが頭を舐め始めた。「俺」は猫のザリザリ舌の痛みに耐えながら、いつまでも舐めさせ続けたため、頭は猫餌の匂いがつきひりひり痛んだという・・・

・ 胆石の手術で入院した「俺」は自分の留守の間に妻とねこにゃんの絆がどんどん深まっているのを知り、嫉妬で逆上。ねこにゃんに忘れられては大変と退院しようと無理したもんだから、余計入院期間が延びたという・・

 まぁ、ここまでは普通の猫好きですよね。
ここからは、ちょっとマニアックな世界になりますよ〜ついてこられるかな〜?
俺とねこにゃん キジトラの章 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)俺とねこにゃん 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)俺とねこにゃん 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)続きを読む

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2012年01月30日

「みさおとふくまる」 写真・文 伊原美代子

 書店で飾られていたこの本を手に取ったのは、二人の表情があまりにも良くて、
その秘密が知りたかったから。

 みさおは86歳のおばあちゃん、ふくまるはオッドアイの白猫。
8年前、生まれつき耳が聞こえないこの猫と出会ったみさおばあちゃんは、「ふくまる」と名付けて一緒に暮らし始めました。
みさおばあちゃんとふくまるは、毎日一緒に畑に出かけ、働き、休み、風を感じます。
ふくまるは大好きなみさおばあちゃんのために、一生懸命働けることが嬉しくてたまらないのです。
土にまみれたその顔は誇りに満ちて輝いています。
そして、そんなふくまるを見つめるみさおばあちゃんの目も嬉しそうに命がみなぎってるのです。

 花を摘んだり、干し柿を作ったり、藁をよったり、料理をしたり、洗濯をしたり・・・居眠りをしたり・・・
みさおばあちゃんの隣には、いつもふくまるがいて、同じ方向を見つめている。
写真を見て、涙がでるほど愛しく感じるのは、二人が今の時間を大切に、共に生きているのが伝わってくるから。

 どうか、この楽園のような二人の時間が少しでも長く続いていて欲しい。
ページをめくりながら、私自身も充たされた気持ちで思ったのでした。
みさおとふくまる

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2012年01月04日

「前進する日もしない日も」 益田ミリ 著

 これは、正月に夫の実家に向かう汽車(わたしゃ、どうしても電車とは言えん・・)の中で読んだ本。
汽車の旅はいいねぇ・・
わたしゃ、渋滞が嫌いだし、冬場は道路状況によって滑るのが怖いし、トイレも近いんで、絶対、汽車の旅派だよ。
でも、夫はだんぜん車派。向うへ着いてからも移動が楽だし、荷物もいちいち持たなくていいしな。

 で、どっか行くってなると、必ずモメる。
今回ももちろんモメた。
最終的に夫が「好きにすればいいべや!」とキレて、私が好きにするという・・・これも、いつものパターン。

 本当は駅弁も食べたかったけど、朝ごはん食べたのが遅かったんでさすがに入らなかった。
わたしゃ、駅弁も好きだ。
コンビニ弁当買うなら、ちょっと遠くても、駅に行って駅弁買うほど好きだ。
何だろうねぇ・・旅気分を少しでも味わいたいのか?昼飯にすら付加価値を求めるとは、私も案外貪欲だな・・

 で、汽車の座席に座ると、すぐに本を開く。
なんかね、本を読める時間って、寝る前か汽車の中なんだよなぁ・・・
でも、寝る前は、私、すんごく寝付きいいんで、1ページがやっとで、すぐに寝ちゃうんですョ。
 仕事昼までなんだから、読む時間一杯あるだろ!って夫に言われるけど、ところがどっこい、落ち着いて読む暇がないんだよなぁ・・
まず、ブログの記事書いたりとかしてるし、そうじゃなかったら、片付けたり、何かの準備していたり・・ちょこまかちょこまか動いていて、じっくり本を読むことができないのさ〜

 でも、読みたい本は買ってしまう。で、1,2ページ読んでは積んどく。
あるいは後で読もうと思って積んどく。そんな感じの悲しい本が去年は10冊ぐらいあったよ・・
でもね、こんまり先生も言っていた通り、今読まなきゃ読まないんだよね。積んどいちゃダメ!

  今年の目標! 
買った本はすぐ読む!!

 って、いつになったら益田ミリの本の話すんだよ!前置きなげぇよ!ってね・・・(´∀`;)
前進する日もしない日も (幻冬舎文庫)泣き虫チエ子さん 1 (愛蔵版コミックス)僕の姉ちゃん続きを読む

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2011年11月03日

「きのう何食べた? 5」のバナナパウンドケーキ

 さっ、本日のテキストはこちら。
もう、おなじみですね?よしながふみ先生の「きのう何食べた?」でございます。
冷蔵庫の中で黒くなってしまったバナナを使いますよ〜

 うちって、食べる時はすぐになくなるんだけど、食べない時は全く食べないんですよね・・(´Д`ι)
で、前から作ってみようと思った「バナナパウンドケーキ」に挑戦ですョ。
娘からこの前、「お菓子はちゃんと計らなきゃダメ!」と指導されたので、
今回は真面目に書かれたとおりに作りたいと思いまふ・・・
きのう何食べた?(5) (モーニングKC)

 用意するものは、黒くなったバナナ3本・・・
あ、今確認したら、「完熟バナナ」だった(´∀`;)
どっこにも「黒くなったバナナ」とは書いてないワ。
それと、バター100g、砂糖70g、卵MSサイズを2個(私のLだった!)、
ホットケーキミックス150g(私は「お豆と雑穀のホットケーキミックス」を使用したので
色も変わっております)
018

 バターはどろどろにならない程度にレンジで柔らかくして、
砂糖と合わせて白っぽくなるまで泡だて器でよく混ぜる。
普段ケーキとか作んないと白っぽくなるまでって、どの程度なのかもわからんわ・・・σ(´-ε-`)
019

 そこに溶き卵2個分を少しづつ混ぜあわせます。
この辺でオーブンを180度に余熱でセット。
020

 水分が出ないようフォークでバナナをつぶしたら、ボウルに入れて、
ゴムべらで混ぜあわせます。
023

 最後にホットケーキミックスを投入し、
ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる・・・・
ホントにこんなザックリ程度でいいのか?
024

マンガでは長方形のパウンド型に2つに分けて入れていたんだけど、
我が家にはないんで・・・
コレに入れて、表面を均等にならす・・・と。意外と難しいぞ( ´△`;)
025

 180度で40分。
20〜30分経って表面が焦げそうだったら、その後は170度に落として焼く。
40分経った頃、竹串で刺して生地がくっついてこなければオッケー。
焼きが足りないようなら、160度に下げて、さらに6,7分焼く。
完全に冷めたら、乾燥を防ぐためにアルミホイルで包んでできあがり。

 って、パウンドケーキ自体めったに食べないので、
コレで正解なのか、よーわからんが・・・・
穴あいとるし・・・
027

普通に美味しかったぞ!私でもできた〜!ヽ(゚∀゚)ノ
できたても美味しいけど、次の日になってもイケたわ〜
「できあがりから3日以内にお召し上がり下さい」と書いてあったよ。
すごく簡単なので、お試しあれ〜

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2011年09月28日

「きのう何食べた?」 5 よしながふみ 著 勝手にキャスティング

 5巻目が出ましたね〜
夫が「僕はビートルズ」見たさにモーニングを毎週買ってるから、読んではいるんだけど、やっぱりまとまって読むと楽しいわ〜(n´v`n)

 読まれたことのない方のために書いておくと、これは筧史朗(47歳)(現在の年齢。連載始まった頃は43歳)と矢吹賢二(45歳)というゲイカップルが主人公のマンガです。
モーニングの公式HPはこちら

 筧史朗は弁護士。背が高くてお顔もハンサム、年齢のわりにはスリムなスタイルをキープしている。
それは、史朗が食生活に気を使って、日々、丁寧なご飯つくりをしているから。
性格はドライで几帳面。無駄遣いが大嫌い。買った食材をすべて使い切ると喜びを感じる。
 職場ではめんどくさいので、ゲイであることは公表していない。
なので、言動やファッションが「ゲイ」を連想させないか、とっても気にしている。
でも、連載当時と比べて、かなり基準が緩くなってきており、5巻では、ご近所であるにも関わらず賢二が腕を組んできても(疲れのため)黙認したり、ペアリングを購入(女避け)したりしている。

 矢吹賢二は美容師で、職場のみなさんにはカムアウト済み。
人当たりがとっても良くて、職場では「爆弾処理班」(とてつもなく難しいお客様の対応を得意とする)と呼ばれ頼られている。
明るくて単純なタイプであるが、それ故、難しい性格の史朗の癒しとなっている。
シロさん(史朗)愛が時々嫉妬心となって現れるが、しつこくはない。
シロさんの料理をすんご〜く美味しそう〜に食べる姿はとってもカワユイ。

 このマンガは史朗と賢二のほのぼの同棲物語ではあるんだけど、実はメインは史朗が作る料理のレシピ。
買い物の段階から始まって、材料の切り方や作る過程を丁寧にわかりやすく描いてくれているので、読んでいると、あ、これ作りたい!って自然と思えてくるのさ〜
きのう何食べた?(5) (モーニングKC)きのう何食べた?(4) (モーニングKC)きのう何食べた? 3 (モーニングKC)続きを読む

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2011年07月03日

「プリンセス・トヨトミ」 万城目学 著

 映画を見る前に読まねば!という強い義務感にかられ読み始めたこの小説・・・
寝る前に読んでたもんだから、えらい時間かかっちゃったけど(寝付きがいいもんで・・・)、ラスト3分の1は読むのを止めることができなかったよ。
さすが万城目さんだよ!期待以上のおもしろさ。すぐに『偉大なる、しゅららぼん』買いに行くよっ ヽ(*゚∀゚*)ノ

 始まりは会計検査院調査官である松平・鳥居・旭が検査のため大阪を訪れたことからだった。
いや、実は、彼らが出張の準備をする前から始まっていた。
本当は・・・・35年前に、いや、400年前に始まっていた。

 にゃんと、大阪には国家から独立を認められた「大阪国」が存在していた!
その事は人の口にのぼることは決してないが厳然とした事実であり、大阪の男達は400年の間、その秘密を守り続けてきたのだった。
 社団法人OJOの検査の過程で「大阪国」の存在を知った松平は調査官として、大阪国総理大臣真田幸一と、そして大阪国国民たちと対峙することになるのさ〜

 いやはや、いつもの万城目ワールド全開の奇想天外ストーリーです。
日常に存在するかもしれないファンタジーを描いてきた万城目さんが、今回は人間の心の中にあるファンタジーをしっかりと見せてくれました。
 そのファンタジーは、強い意志で信じ続ければ、歴史になる。
その歴史には大阪男の心意気と家族への思い、大阪女の優しさがしっかり織り込まれていました。
読み終わった後、北海道人の私も大阪国の存続を心から祈り、その秘密を守り続ける大阪国民に拍手を送りたくなったよ〜
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)偉大なる、しゅららぼん
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2010年10月27日

最近読んだ本など・・・

 10月も終りですなぁ〜

札幌では初雪も見られ、冷え込みが激しくなっている北海道です。

まだ、帯広では雪は降ってないんですが、時間の問題でしょう・・・

この前、雪虫が飛んでましたから。



 って・・・今年になってからこのブログ何度更新したかちら・・・(´∀`;)

このような「管理人逃亡気味」のブログを覗いてくださってる皆様・・・

すいませんね・・・(;^◇^;)ゝそして、ありがとうございます。



 本来は食べ物のブログなんだけど、自分で作ってると、それほど珍しいものでもないのに、記事に載せるのはどうであろうか?とか思ったり、

写真撮ったの2,3週間前だと、どんな材料使って、調味料は何使ったんだかどんどん忘れてしまうという有様・・・



 まぁ、一番の問題はネタがないってことだな・・・(ノ∀`;)

で、今回は読んだ本の感想でも書いてみますわ・・・

新・片づけ術「断捨離」

 これは、ちょっと前に読んだんですが、「断捨離」って、最近よく聞くワードですよね。

著者によりますと、『断捨離』とは『モノの片付けを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術』だそうです。



 まぁ、簡単に言うと、身の回りの使ってないものやいらないものを整理して、

身も心もすっきりしましょう・・って事かしら・・・



 捨てる基準は、そのモノが「今」の自分と生きた関係にあるかどうか。

まぁ、簡単ちゃー簡単ですわな。

わたしゃ、コレに力を得て、どんどん捨てましたよ。



 「捨てる」のって快感ですよね〜?

何かモノが減ると嬉しいのって何なんだろ・・・

てか、いかに無駄なモノが多かったかって事なんだけどさ・・・(´∀`;)



 でも、夫の部屋には見ていないビデオテープや、聞いていないカセットテープ、

読んだんだかどうかわからん雑誌や、私にとってはガラクタ的なごちゃごちゃしたモノがいっぱい!

 あ〜捨ててすっきりしたい!この部屋のモノを全部捨てたらどんなにすっきりするだろう・・



 夫は「いつか使うかもしれない」って言うけど、10年以上も使ってなかったら今後も使うことないんじゃないの〜?

てか、1年使わなきゃ捨てていいよ!

 でも、さすがに捨て欲の塊の私でも、人のモノを勝手に捨てる事はできんからなぁ・・横目で見ながら通りすぎております。

お墓はなくてもいい (幻冬舎文庫)

 「お墓はなくてもいい」!恐ろしいタイトルでしょうか?

でも、わたしゃ、お墓とか葬式に疑問を抱いていたので、おもしろく読みました。

「霊魂はあるのか?」「葬式はなぜ行うのか?」「墓はなぜ建てるのか?」

「死んだらどうなるのか?」

これらの疑問に著者が明解にやさしく答えてくれます。

 読んだ後、仏教に興味がわいて、もっと知りたくなりましたわ〜



 ちなみに、今の所、私は葬式はやらなくていいので、焼いてもらって庭に散骨希望デス。

ひとり上手な結婚

 コレは読み始めたばっかり。

山本文緒さんと伊藤理佐さんが、結婚生活に関する様々なお悩みに応えるというものです。



 最初の悩みは、「夫はとってもいい旦那様なのですが、時々一人になりたい欲が高まる」というもの。

 コレ、すごくわかる。

私も、結婚生活なんて絶対無理だと思ってましたもん・・・

いつも側に人がいるのって、いくら好きな相手でも無理だよ・・って。



 でも、実際結婚したら、夫は昼ぐらいから夜9時ぐらいまでの仕事で、

私は9時〜5時の仕事だったから、夫が帰ってくるまでは、一人の時間が結構あったんだよね。

あと、休みの曜日も違ったんで、うまいぐあいに(?)ズレて、お互いに一人の時間が持てたから、それほど苦痛ではなかったかな〜



 ちなみに、一人の時間に何をするかっていうと山本文緒さんの場合は、まず、脱毛だそうな。

確かにね〜((´∀`*)) 私もそうだったわ〜

あと、パンツ一丁で歩きまわったり、読書したり、音楽かけて大声で歌ったりとかね・・

くっだらないことなんだけど、人前ではちょっとねぇ・・・ってことしてたかな〜



 お悩みは、この他にも「食材を使い切るのが苦手」「共働きの場合の生活費の割合は?」

「夫婦は似た顔じゃないとうまくいかないの?」「夫の家族が嫌い」「夫が不潔」など多岐に渡っており、いい感じに赤裸々なお二人の回答は現実的でにやりとさせてくれます。

 寝る前に読むのに、ちょうどいいかも。



 さて、娘が4泊5日の修学旅行から帰ってきました。

楽しい時間を過ごしたそうで、「この経験を元にもう一度旅行したい」と言ってました。

 行き先は東京〜京都〜広島〜大阪(海遊館・天保山)〜奈良〜

東京は2日間あるけど、2日目は大学見学だから、結構、忙しいスケジュールだよね〜



 でも、飛行機や新幹線使ってるから、アレか・・・

私の頃は夜行列車&フェリー(まだ青函トンネルできてなかった)の移動だったから1週間は行ってたような・・・

しかも、ずっと制服だったから(娘は大学訪問時以外は私服)、スカートなんてヒダが無くなってたような気がするぞ。



 おみやげは・・・生八つ橋と

015



グリコのハンカチと

雷門のストラップ。













019

くいだおれ太郎の

ストラップ。



欲しかったんだ〜コレ!











021

10年以上前に、大阪出身の

友人からもらった、

キーホルダーが

こんなんなっちゃってたからさ〜



顔なし太郎・・・







ちなみに、夫へのおみやげは新選組Tシャツでした。


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2010年06月08日

「カーサの猫村さん 1」 ほしよりこ 著

 皆様、あの働き者のスーパーキャット猫村さんのことは、もちろんご存知よね?
村田家政婦紹介所にいて、犬神家というお屋敷に仕えているのよね・・
すさんでバラバラだった犬神家のみなさんの心に、いつのまにかほんわか優しい灯をともしていく様子も知ってらっしゃるわよね?

 じゃあ、あの猫村さんにもうひとつの顔があることには気付いていた?
なんかね、猫村さん、「カーサブルータス」さんって建築の雑誌を作っている会社でも働くことになったみたいなの・・
 この職場はね、外国の方と電話で話したり、海外出張に行ったりもする国際的なところなんですって・・

 だから、猫村さんはいつもの仕事の他に編集会議に参加したり、デジカメで写真を撮る練習を
したり、三輪車で配本に行ったり、毎日新しい経験を積んでらっしゃるのよ。

 「グルメ」や「インテリア」のことも勉強しはじめました。
お馴染みのエプロンの結び目を気合を入れて締めなおし、ハッスルハッスルでお勤めに励む毎日です。
そんな忙しい日々を送っていても、猫村さんはいつでもほんわかほっこり・・
いつのまにか鼻歌を口ずさんで、楽しく働いておりますよ〜

 「カーサ」さんには猫村さんが、初めて出会う個性的で熱い方々がいっぱい・・
だから、猫村さんも刺激を受けて発奮しているみたい。

 学校に行きながら働いている「バイトくん」、
いつもイロイロな報告を聞きながらイロイロ片付けていく編集長さん。
とってもイカスレディなのに、自転車で配本に回られるのよ・・

 若い頃、苦い経験をされてから波が苦手な西田副編集長さん、
パンツ一丁で編集会議に臨まれるシビヤさん、
昔はやんちゃだったVシネ副編集長さん、
「気合満タン、現金で!」の時は、シャツのボタンを半分以上開けるクールビズさん、
「カーサブルータス」の中のことをいろいろ教えてくれる苦労人のミトミさん、
いつのまにか猫村さんのことが気になってしょうがいない「新人のバイト」さん。

 そんなみなさんに囲まれて、猫村ねこ、今日も元気です!
ところどころお色が入っているのも嬉しい。
最後のページには「カーサ」さん仕様の猫村さんシールという感激のプレゼントも付いております。
 犬神家での猫村さんとは、ちょっと違う猫村さんをあなたも体験されてはいかが?
カーサの猫村さん 1Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2006年 01月号きょうの猫村さん 4

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 ダ・ヴィンチ「きょうの猫村さん すりすり大特集」
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 「きょうの猫村さん 2」
 「きょうの猫村さん 3」
 「きょうの猫村さん 4」
ねこちゃん


「きょうの猫村さん」実写映画化決定!(大ウソ)
見たいような怖いような企画・・・でも愛猫家の方なら妄想が広がるわね(*゚益゚*)

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2010年03月16日

「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目 学 著

 おもしろかったわ〜
「鹿男あをによし」や「鴨川ホルモー」とは、また違った雰囲気の物語です。
視点を変えることによって景色を変える日常というか・・・
もしかしたら、自分が気付かないだけで、不思議の世界への扉っていつも日常と繋がっているのかもしれない・・って思わせてくれるような・・・

 マドレーヌ夫人とはアカトラのメスの猫さんのこと。
ゲリラ嵐の日、柴犬の玄三郎の小屋に避難して以来、かのこちゃんの家の猫になりました。
焼いたマドレーヌと同じような色をしているからってことで、「マドレーヌ」と名づけられたの・・

 かのこちゃんは小学一年生になったばかり。
指しゃぶりが止められずお母さんを心配させましたが、マドレーヌのおかげできっぱり卒業。
その日から、かの子ちゃんの目は外の世界に広がり、興味が尽きることはありません。

 さて、かのこちゃんにはもちろんお父さんもいます。
このお父さん、鹿と話ができるらしい。
『かのこ』という名前も鹿から授けられたんだってョ・・
 って、ここまで読んだら、あら、このお父さん『鹿男あをによし』のあの人なのかしら?って思うでしょうが、お父さんの詳しいプロフィールはいっさい明かされません。

 さらに自由業っぽい日常の過ごし方や、かのこの言動をおもしろがるそのスタンス、
不思議現象もあっさり受け入れてくれそうな柔らかな雰囲気から著者の万城目さんをも彷彿とさせます(何となく・・(´∀`;)エッセイ読んだ印象・・)
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)ザ・万歩計ノラネコの研究 (たくさんのふしぎ傑作集)続きを読む

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2009年09月01日

「きょうの猫村さん 4」 ほしよりこ 著

 ニャッホー!!みなさまは、もう読まれたかしら〜?
やっと猫村さんの4巻目が出ましたよぉ〜
清く明るく人情味たっぷりに、犬神家にお仕えする猫村さんは今日も元気です。
きょうの猫村さん 42010年「きょうの猫村さん」卓上カレンダー

 ご近所の怖がりの奥さんとは、たまに張り合っちゃったりするけど、
仕事は楽しいし、学ぶ事もいっぱい。
新しい出会いもありました。
迷子になった電気屋のたけし君、
犬神家のたかしぼっちゃんのイカス先輩岸カオルさん・・
実は岸さんは奥様と・・・おっといけない、しゃべりすぎはいけませんわね(=^‥^=;)

 そうそう、ぼっちゃんに会う日のために横文字を勉強しはじめたんですョ。
今はまだABCしか話せないけど、いつかは堂々とスピーキングされる猫村さんが見られるかも・・

 さて、忙しい毎日を過ごしながらも猫村さんは常に考えています。
スケ子さんと別れた旦那様と奥様の今後のこと。
そして奥様が出会った禁断の恋のこと・・
尾仁子お嬢様の集会のこと。
木曜ドラマ『黒い別珍』のこと。
商店街に押し寄せる国際化の波のこと。
奥様とデトックスのこと・・・・気になることはいっぱいです。
 今回も悩みながらも、ほがらかに歌い働く猫村さんに癒されましょう♪

 今回の私の萌えポイントは・・
・『黒い別珍』の名場面を思い出して泣きながら洗いものをする猫村さん

・ショッキングな出来事に混乱する奥様の話を聞いているうちに自分も混乱して毛づくろいを始める猫村さん

・みみずのマネをする猫村さん

・『♪ ホット〜ケ〜キがア 焼けました〜 あ〜 はあ〜ホットケ〜キがア ♪』と歌いながらトーストとココアを持ってくる猫村さん

・帯に書かれていた『いまどきめずらしい速度』という文

 さア、あなたもすぐに猫村さんに会いにいってさしあげて〜HPはこちら

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あぁ、猫村さんが作ったポークカツカレーが食べたい!
そう思ったあなたもぽちっとにゃ〜( ^ω^ )

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2009年03月21日

「大阪ハムレット」 第3巻 森下裕美 著

 う〜ん・・毎回読み終わった後、心地よい充足感を与えてくれる「大阪ハムレット」・・・
第3巻も期待を裏切らないおもしろさでしたわ〜

 「女忍者の夏」
忍者博物館で働いているミキは給料日が来るとドキドキする。
それは職場を出たところで兄が待っており、うむを言わせず給料を剥奪されるから・・
兄は小さい頃の夢・正義の忍者になるという夢を叶えたのだ。

 一人暮らしのおばあちゃんの病院の送迎、職のない人の仕事の世話をしたり、
不良の話を聞いたり、そして生活に困っている人にはお金をあげる。
 そんな兄のことを母はりっぱだというし、姪も誇りに思ってるようだ。
でも、ミキにとっては悪魔にしか見えない・・
どんなに一生懸命働いても、兄の正義のために奪われてしまう・・
ミキは自分自身が生きていくために、家族を捨てて大坂に旅立つことを決めるのだが・・

 いつもうまいところ突いてくるな〜と思うけど、今回も1本目からやられたわ・・
兄のことを利用している人間の存在を知っても、兄の気持は揺るがない。
自分には決して受け入れることのできない兄の正義。
 このままだと、母も兄の娘も兄のために苦労する運命だろう・・と思いながらも
兄のためには生きたくないという思いが勝って、ミキは家族と決別する道を選ぶ。

 自分の意志で生きていくってことは、もしかしたらただそれだけで他の人を裏切ることなのかもしれない。
なぜ小さい頃のままでいられないんだろう・・・
あの頃のように兄を追って、一緒に生きられたら・・・
切ないけど、思いっきり泣いた後のようなほっとした気持になれる一編です。
大阪ハムレット (1) (ACTION COMICS)大阪ハムレット 2 (2) (アクションコミックス)大阪ハムレット 3 (3) (アクションコミックス)
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2009年02月10日

「ラウンダバウト」渡辺ペコ、「もっさい中学生」グレゴリ青山、「中学生日記」Q.B.B. まったく中学生ってやつぁ・・・

 ども・・・
アメトーーク」の「中学の時イケてない芸人トーク」を毎回非常に楽しみにしている者です。
そんな私がお勧めする中学生ライフを綴った漫画・・
 
 まず、さわやか編・・・
渡辺ペコの「ラウンダバウト」全3巻!
こちらは、いろんなタイプの子が集まっていて、
クラスの中では地味に目立っているグループかな・・?

 幼くて、でも背伸びしたくて、純粋で、好奇心があって・・・
固い殻をふっつけてるような不自由さがあって、
自信と不安がコロコロと入れ替わる。
たくさんある色鉛筆の中からどれを選んだらいいか分からないような気持。
そんな特別な時期、中学2年生から3年生までの女子たちの姿が
淡々とした中ににもにやりと笑える感じで描かれています。
ラウンダバウト 2 (2) (クイーンズコミックス)
先生と生徒、姉と妹、母親と娘、お父さんと娘・・・
いろんな関係の中で、
少しづつ自分らしさに気づいていく姿が良かったわ〜

 「グレゴリ青山のもっさい中学生」

 さて、こちらはもっとお気楽で騒がしいグループ・・・
男子とも普通にバカな事を言い合ったり、教室でモノマネを披露するような女子たちョ。
 「もっさい」とは「野暮ったくてあかぬけないさま。京都でよく使用される言葉」だそうな・・・
なんか、私が抱いている京都のイメージと違うんだけど・・・( ̄∇ ̄;)  
グレゴリ青山の もっさい中学生
作者のグレゴリ青山さんが中学時代を過ごしたのは70年代末期から80年代初頭・・
聖子ちゃんカットが流行り、「ザ・ベストテン」をほとんどの学生が見ていた。
「MANZAI」ブームに火がつき始めた頃でもあり、まだ正統派のヤンキーが存在していた時代ですな・・・

 スケキヨというあだ名の先生、ぶりっ子になるため努力したこと、
ヤンキーになっちゃった友達のこと、試験勉強、修学旅行、TV番組のこと・・
かわいくなろうとしてもなりきれない、モテようとしても空回り・・・
パッとしなかったけど、懐かしきもっさい日々が愛情をこめて描かれております。

 私は地味〜で暗くて平凡な中学生だったので、こういう突き抜けた感じの女子がすごく羨ましかったなぁ・・。゚+.(*`・∀・´*)b))゚+.゚
いつも遠くから見て、心の中で会話をしていたわ〜

 さて、もう一冊は男子編、前にも紹介したことがありますが、
も〜男子ってバカなんだから・・・・
こういう男子いたいた!っていうネタ満載の一冊。
「中学生日記」・・・・サブタイトルに「一生で一番ダサい季節」とあります。
中学生日記 (新潮文庫)新・中学生日記 (2)中学生日記 (扶桑社文庫 く 3-2) (扶桑社文庫)
ここには、いろんなグループのいろんな男子が登場します。
中学男子ならではのこだわり、かっこつけ、大恥、教室での出来事、日常・・・
誰もが通ったダサくて笑っちゃう時代が四コマ漫画で綴られております。
コレは笑ったわ〜!家族全員で回し読み状態・・・
も〜自信を持ってお勧めできます!
3冊の中では一番シンパシー感じたかも・・
今年の4月から中学生になる友達の息子にあげよっかな〜

 いや〜しかし、中学時代イケてない芸人さんたちのエピソードはスゴイ!
私なんて完璧にイケてない派だったのに、そんな鉄板ネタないもんな〜
笑い飯の西田だけちょっと違った感じだったけど・・

 オープニングのあだ名紹介では毎回笑うわ・・・
一番好きなのはサバンナ高橋の「リュックぴちゃ男」かな・・
博多大吉の「捕虜」もすごいけど・・・(  ̄m ̄)プッ
私は中学の時、名前で呼ばれてたからあだ名はなかったんだけど、
仲間内で言っていたクラスの男子のあだ名で覚えてるのは「生首」(落ち武者的な顔だった)
と「りっぱ人間」(委員長タイプでとにかくりっぱそうだった)ぐらいだな〜
あとは古典的なあだ名だったもんな・・

 ちなみに高校の時は私、「首のない女」と言われておりました。
授業中いつもこっくりこっくりうなだれて居眠りしてたから・・・(ll∀)ァハハ-
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2008年06月11日

ナンシー関さんのこと

 ナンシー関さんが亡くなって、もう6年が過ぎたそうだ・・
彼女の死亡が伝えられた時の衝撃は今でも憶えている。
もうナンシーさんのコラムは読めないんだ・・ハンコも見られない・・
つまらないなぁ・・・これからどうやってTVを見たらいいんだ?
何で死んじゃったのかなぁ・・

 ナンシーさんのすごさを今さら私なんかが書いてもアレだけど・・
彼女は天才だった。テレビを見る天才。
 TVというものは、かなり正直にその人物を映し出してくれるものだと思うが、
ナンシーさんは画面に映った情報から、その奥にちらりと見えるものを見逃さず、
分析し、拡大して、わかりやすく表現してくれた。
テレビを見てて感じる何かもやもやした奥歯にものがはさまったような・・
でもどう表現したらいいのかわからないものを、いつもナンシーさんがすっきりさせてくれたもんだった・・・

 「なに様のつもり」シリーズ(「何をいまさら」「何の因果で」「何もそこまで」など)はもちろん、TV消灯時間シリーズのTVコラムは90年代の著書だが、今読んでも納得のおもしろさがある。
 そして、対談シリーズ(「無差別級」「超弩級」など)では
どちらかというとぬるい会話を続けてるようなのに、いつのまにか
相手の真実の姿がくっきりと浮かび上がるというナンシーマジックを見せてくれた。

 あとナンシーさんには大月隆寛や町山広美さんらを相方にして、硬軟様々な現象を語り合う本もあるんだけど、私が一番好きなのはリリー・フランキーを相方にした
「リリーとナンシーの小さなスナック」。
 常にリリーさんのナンシーへの深い尊敬が感じられるし(姉のように慕ってるというか)
ナンシーさんもバカな息子を「しょうがないね」って迎えるような優しさがあるんだよね。
この二人は考え方が似ているのかなぁ・・
でも、オカマ二人の会話みたいなんだけどね・・・かなり深いんだけど・・

 彼女のコラムを読んで学んだことは、ものを書くときは対象への愛がなきゃ書かない方がいいってことと、書き始めたら最後まで自分で責任を持ってしめるってことかな・・
今さらながらに、彼女の偉大さが偲ばれる6月11日でした。合掌・・・


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2008年06月08日

「西洋骨董洋菓子店」よしながふみ著 と ドラマ「アンティーク西洋骨董洋菓子店」

 よしながふみは気になる存在だが、な〜んか敷居が高いような気がして
「愛すべき娘達」「フラワー・オブ・ライフ」「愛がなくても喰ってゆけます。」
「きのう何食べた?」しか読んでなかったのよね・・・
この「西洋骨董洋菓子店」もバリバリボーイズ・ラブ満載の世界なんじゃ・・と勝手に
思って敬遠しておりました。

 ところが、文庫化になって何気に読み始めたらおもしろいったらありゃしない。
もちろんお約束のゲイのお兄さんも出てくるんだけど、
とにかく一人一人のキャラクターが完成されててすばらしく魅力的。
 突然商社を辞めて、洋菓子店を始めた超辛党の男(というかスウィーツ音痴)橘圭一郎、32歳。
ある財閥の会長の孫、頭もいいし、器用で何でもこなす自他共に認める大人な男。

 天才パティシエ小野祐介、32歳。
実は出逢った男をノンケからゲイまで惑わせてしまうという魔性のゲイ。
しかし、すばらしいひらめきとセンス、繊細さをケーキに表現する真の仕事人。

 元天才ボクサー神田エイジ、21歳。
試合で網膜はく離になり引退、その後、小野のケーキと出会い弟子入りする。
おバカだが心根は美しく、実はパティシエとしての才能も持っていた。

 小早川千影、34歳。
母親が橘家に勤めていたため、幼少の頃より圭一郎を「若」と呼んで世話をしてきた。
しかし、実は何をやらせても不器用でおっちょこちょいであるため
圭一郎の方がめんどうを見てきたと言ってもいい。
目が弱く、恥ずかしがりやさんであるため、常にサングラス着用。

 この四人がそれぞれタイプの違うイケメンさんなですよ・・
そりゃ夢中にもなるさ・・
前半は、お客様との関わりのなかで4人のキャラをじっくりと描き、
後半はちょいミステリー風味になり、圭一郎が子供の頃に出会った事件の謎が
明らかになります。
 ここからはネタバレありです。
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2008年04月04日

「番線(バンセン)〜本にまつわるエトセトラ〜」久世番子

 さて、「暴れん坊本屋さん」では本屋さんのお仕事や裏側、版元(出版社)や取次(問屋)の事情などが赤裸々に描かれましたが、
この本では「本」に関するあれこれ(大雑把だぞ、ウォイ!!)が愛を持って描かれてますよぉ〜

・本の貸し借りについて
・編集者サイドから見たアオリの真実
・どんな雑誌を読んでいたかで人生が見える雑誌履歴書とは?
・本の装丁について
・活字中毒者の本棚事情
・写植職人の取材
・教科書の思い出
・エロを感じた本の思い出
・国立国会図書館にある本のお医者さんとは?
・謎のベールに包まれた国立国会図書館の裏側とは・・
・校正のお仕事とは?
・何故カタカナ名の登場人物が憶えられないか・・
・辞典編集者の悩みとは・・

 ほら〜すんごい多岐にわたってるでしょ〜?
休日には本屋に行かずにはいられない方だったら、興味がありますよね〜?

 この中で特に興味深く読んだのが、国会図書館の裏側でしょうか?
国会図書館には出版されている全ての本があると聞いておりましたので、
エロ本とか、普通には買えないアダルティな御本を閲覧できるのかしら?
それとも、どっかの市立図書館みたいにそういう部分は塗りつぶしてあったり、
切り取ってあったりするのかしら???とか・・・
莫大な数の本の中からどうやって指定された本を探し出すのかしら?とか
謎はつきないですよね。

 私の疑問は解明されませんでしたが、びっくりしたのは広大な書庫にはトイレがないそうな・・
湿気とかの問題だろうけどね・・
まぁ、要求された本をスピーディに届けなきゃなりませんから、トイレになんて
寄ってる暇はないだろうけど、年に何日かは本の整理とかこまかい作業が書庫であるはずですよね〜
 そんな時、職員の方は困らないのかしら?
私なんて本屋とか図書館にいるとかなりの確率でもよおすのになぁ・・・

 さて、「雑誌履歴書」とは・・・
過去にどんな雑誌を読んでいたのか?それを知ればその人の人生がわかるのでは?という・・・
ちなみに番子さんは・・
小学校時代は「小学一年生」〜「小学三年生」「りぼん」
中学時代は「アニメディア」「アニメV」「ファンロード」「アニメージュ」など
高校時代は「ニュータイプ」
大学では「アサヒグラフ」「サライ」
その後「ダ・ヴィンチ」など・・

 う〜ん・・やはり中学・高校の読書傾向でその人の方向性は決まっちゃってるのかしら〜?
ちなみに私は(記憶が定かじゃないんだけど・・)
幼児の時はたまに「めばえ」(叔父さんが買ってきてくれた)

小学生の時は「学研の学習」(姉が「科学」)を取ってた。
「なかよし」(姉が「りぼん」を買っていた)
あと床屋さんで「少年チャンピオン」みたいのよく読んでたな〜

中学生の時は「中一コース」(時代派とコース派に別れたよね〜)
確か、申し込むと万年筆がもらえたんだよな〜

高校の時は「セブンティーン」「スクリーン」「ロードショー」

大学の頃は「本の雑誌」「宣伝会議」「写楽」「ビックリハウス」「バラエティ」
とにかく気になる雑誌は片っ端から読んでたなぁ・・
独身時代は「WITH」(これも「MORE」派と別れてたな〜WITHの方が庶民派っつーかね・・
あと、たまに「anan」とかね・・

妊娠中は「たまごくらぶ」「マタニティ」など

現在はたまに「クロワッサン」「ダ・ヴィンチ」「きょうの料理」「雑貨カタログ」かなぁ・・
「ほんとうにあった怖い話」は必ず立ち読みします。

 うわ〜興味がモロに見える感じね・・・
まっ、私のことは置いておいて・・番子さんの導きでもっと本の世界が知りたいあなた・・・手に取ってごらんなさ〜い




番線―本にまつわるエトセトラ (UNPOCO ESSAY COMICS)


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2008年03月24日

「ザ・万歩計」万城目学 著

 これは、夫が本屋で見つけて買ってきてくれたんですが・・
「え・・?私、別に「鹿男あをによし」は好きだけど、別にこの人にそんなに興味ないんだけどなぁ・・」私
「えっ・・そうなの・・・( ̄ロ ̄lll)」夫
「まぁ、読んでみるけどさ・・( ̄ヘ ̄)」私

 てな感じで読み始めた、万城目先生のエッセイなのですが、
これがかなりおもしろかったのですよ。
もうこれは「鴨川ホルモー」読むしかないじゃん!
「ホルモー六景」も買うしかないでしょ・・って感じだったのです。

 万城目先生・・・写真とか見たことないですが・・
(って、本の表紙に似顔絵みたいのいっぱい描いてあるけどさ)
多分、この方は一見すごくさわやかな好青年という感じなのでしょう・・・
でも、中身は・・・ちょっとした変人なのかも・・それと妄想族だね・・
 全体的にいい具合に枯れてるというか・・対象との距離感が独特なんですョ。
熱すぎず、冷たすぎず、ぬるすぎず・・なのにおもしろがりやさんな感じが伝わってきて・・・読んでたら、いつのまにかにやりとしてしまうっていうか・・

 何かね・・・クラスでも目立たなくて全然話したことがない人と、
たまたまに二人っきりになっちゃってしかたなく話題を捜してちょっと話してみたら・・
思いがけずおもしろい反応が返ってきて・・
アレッ、なんだこの人、すごいおもしろいじゃん!(すいません・・(; ̄ー ̄A )
何で、もっと早く話さなかったんだろう・・
地味におもしろいじゃん!!みたいな・・
 うまく伝えられないわ・・・(;^_^A

 ただ、読んでいてこの人は日常生活を送りながらでも、普通にファンタジー的な目線でものを見たりするんだな〜ってとことが「鹿男あおによし」の作者っぽかったかな?
 意外だったのは、この方結構いろんな場所に旅をされてるのですね。
そして、ハードな体験もされてるのに飄々とした態度が一貫してるんですョ・・
そういうところも独特かも・・

 小説を書こうと思ったきっかけとなった高校二年の現代文の授業の「発想飛び」の
宿題の話、
突然、会社を辞めて東京に来て親戚の持つ雑居ビルの最上階に潜伏しながら
書き続けた日々のこと・・・、
会社時代、隣のデスクにいたカンゲキさんの秘密、DVD「工場萌えな日々」を見て思い出したこと・・・
 そして、モンゴルで過ごした体験とそこで出会ったトナカイからある真実を告げられたことが「鹿男」を書くきっかけになったこと、など・・
 ドラマや万城目さん著書を読んだことがない人でも、この出会いをおもしろく感じられる不思議な一冊だと思う。
「鹿男」を読まれた方なら、この方の発想のヒントに触れることができるかもしれません。


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