夜ドラ「バニラな毎日」

2025年02月06日

夜ドラ「バニラな毎日」 第11夜

『どこに行くの、優美ちゃん!
待って!行かないで!家にいてよ〜!』


 お母さんの声が聞こえ、優美さん(伊藤修子)の手は止まってしまった。
笑顔は消え、苦しそうな表情になった。

「ごめんなさい・・・」
「大丈夫ですか?」葵(蓮佛美沙子)
「すいません・・ちょっと手が・・・
・・・細かい作業慣れてなくて」
「肩の力抜くといいですよ。やりなおせるし」


 気を取り直して再び始めるもうまくいかない。

「あぁ・・・全然あかん・・」優美
「別にいいの。
お菓子作りってね、自由なのよ」佐渡谷
「・・・・そう。自由でいい」葵


 葵から「自由でいい」という言葉が出て、
なんだかこっちが泣きそうになったよ(´;ω;`)
大好きなお菓子の世界だったけど、それゆえにガッチガチに葵を縛る世界でもあったお菓子に対して、そんなふうに言えるようになったなんて。
葵自身も少しづつ自由になってきているんだね。


 二人の言葉に励まされ、優美さんは再び集中。
でも心の中ではお母さんの恨み節が響いている。
その声と自分を守ろうとする優美さん自身が戦っている。

「できた!」

 最後の一個、すんごいきれいにできてる〜!
粉砂糖を振ったら出来上がり。
二人の拍手を受けて優美さんやっと笑顔になった。
するとまた聞こえてきた。

『なんで優美ちゃん笑ってるの?
お母さんを置いていったのに、なんで?
ず〜っとお母さんのそばにいて』


「・・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・
ごめんなさい・・」優美




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matakita821 at 16:47|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年02月05日

夜ドラ「バニラな毎日」 第10夜

 さて、突然の秋山氏(木戸大聖)とのデート。
とっとと終わらせたいんだけど的に「で?」と急かす葵(蓮佛美沙子)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ いくらなんでも冷たすぎじゃろ。

 秋山君は送り返されたバニラビーンズを受け取って欲しくて持ってきたのさ〜オペラを作っている時の葵の姿に感動させてもらったから、そのお礼なんだって。
しかしそんな言葉も品も突っ返す葵(笑

 まぁ、確かにね、高価すぎるもんもらっちゃうと、代わりに何かしなきゃならないんじゃ?とは思うよね。相手はそんなこと思ってなくても葵的には借り作った感が気持ち悪いんだろうね。

 てか、一束だけ頂いたそうな。
だからそれ以上はもらえないと固辞。

「これで好きなお菓子作ってください。
作り続けてください」秋山
「嫌です」葵


 なんかこんなふうにプレゼントで転ぶ女と思われたくないというか?
とにかくブロックブロック!(笑
怖いんだろうな。恋と向き合うことが。
自分がどんなふうになるかわからない。
大事にしていたお菓子と自分だけの世界に恋が入ってきたら・・・

「私は、そういうのに
付き合っている暇ないんです!
今・・・
この時間で私の睡眠時間削られたんです。
これ以上邪魔しないで」


 秋山君が一生懸命気持ちを伝えようとしているのに、取りつく島もありゃしない ( ̄▽ ̄;)
静、ファイティン!


 さて、葵は職場で「マンブラン(マンゴークリームを使ったモンブラン)」の存在を知り、お菓子って意外と何でもありなんだ〜と気づき、優美(伊藤修子)のための新しいモンブランを創作し始めた。

 やっぱり葵ってすごいよね。
発想を得て、すぐに行動する。
様々な配合を試してみて、最適の組み合わせを選び抜く。
経験とひらめきと技術。
想像した味と形を完璧に生み出す。
葵はお菓子を愛しているけど、きっとお菓子にも愛されているんだね。



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matakita821 at 17:49|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年02月04日

夜ドラ「バニラな毎日」 第9夜



「人を殺したことがあるんです」
「!・・・」葵(蓮佛美沙子)
「!・・・」佐渡谷(永作博美)

「・・・・ごめんなさい。
初対面の人には、この話しておくんです。
一応伝えておかないのは、ずるいと思って」


 いきなり始まったんで、録画失敗したかと思っちゃったが( ̄▽ ̄;)
多分、出会ってすぐにこの話を始めたんだろうね。
「殺した」が罪の意識からくるたとえ話なのか、
実際にそうなってしまったのかはわからないけれど、
彼女自身は自分は人を殺したと思いこんでいる。
そしてそんな人間が普通に生活していること、
さらにお菓子教室に来ていることにも苦しんでいる。

「そうね。
お菓子を作ってほっこりしてみない?」佐渡谷
「お菓子を自分で作って、
それを食べると・・・
一瞬いい気分になれるかも・・」葵
「人を救える・・ってことですか?」優美
「うん。私は救われたことがある」佐渡谷


 基本、ネガティブ返しというか・・・
いや、優美さんの心の手前でブロックして返す癖がついているというか。本当の優美さんが隠れて出てこない。表情も辛さが顔に張り付いている。

 それでも相変わらずあるがままを柔らかく受け止め、
お菓子を作る流れに持っていく佐渡谷さん。
葵もだんだん慣れてきたのか、前みたいに段取り重視進行・ついてこられない奴は置いていく!というのではなく、驚いてはいるけれど優美を尊重しようとしている。
やっぱりこのお菓子教室は葵の心のリハビリにもなっているんだよな。



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matakita821 at 13:10|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月31日

夜ドラ「バニラな毎日」 第8夜



 葵(蓮佛美沙子)がオペラにナイフを入れたのを見た秋山君(木戸大聖)は緊急事態とばかりに必死で窓を叩いて入れてもらったぞ。

「ソレ、捨てないでください!!」

 作るところをずっと見ていたと告げると葵は、???

「すごすぎて・・目が離せなくて・・
・・・何にも形のない状態から、
ここまで一人で作ってきたんですよね?」
「お菓子って・・・そういうものですから」
「僕の作業もちょっと似てます・・って言ったら
怒られるかもしれないけれど・・・似てます」
「・・・華やかなミュージシャンと?」
「作り上げていく過程が」


 ゼロから作り上げていく自分の世界。
集中して、突き詰めて、より良いものを。
昨日より今日、今日より明日。
身を削ってと言ったら大げさかもしれないけれど、
葵のケーキも秋山の歌も、
今現在の彼らの人生が注ぎ込められてるように思う。
自分自身のものでありながら多くの人達の心に届くように。

「私・・・これしかやってこなかったんで。
他のこと全然わかんなくて・・・
これしかやれることがないんです」
「・・・・」
「なのにもうできない」


 他の世界を知らない、それほどお菓子の世界に生きてきた。
葵にとってそれはコンプレックスであり誇りなんだね。
店をやっている時はその誇りが葵を支えていた。
でも今は、心のシーソーがコンプレックスの方に傾いている。
やっぱり極端なところが、このふたりは似ているのかな。



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matakita821 at 17:10|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月30日

夜ドラ「バニラな毎日」 第7夜



 さて、さっそくその問題点とやらを拝聴しようかのぅ。

「白井さんには愛を感じない。
お菓子に対してはすごく情熱を感じます。
でも・・・
他人と関わることを避けているというか・・・
あっ・・・怒んないでください。
僕と白井さん、同類だと思うんです」秋山
「・・・・・・」

「何でも自分一人でできるって信じてませんか?」
「・・・・・」
「だから・・・
白井さんは一度人を愛した方がいい」


 言っちゃったね・・・葵(蓮佛美沙子)がずっと見ないようにしてきた心の傷をえぐっちゃったね( ̄▽ ̄;) でもほんとのことだと思う。
多分、葵は母親との関係でトラウマがあるんだね。
今も聞こえる母親の声。

『あなたに私は必要ないのかもね』

 理由はわからないが母親のコンプレックスを刺激したのか、
見放すような言葉を放たれた子供の頃の葵。


 元からそういう関係だったのか、それ以降こじれてしまったのかはわからないが、親から愛されたと思えなかった人間は他人を信じられない。他人が怖い。私もそうだけど、人が近づいてくると距離を作ってしまう。親しくなりたいと思っていても反射的に逃げてしまう。人に認めて欲しいのに人から離れてしまう。

 秋山君(木戸大聖)の『愛がない』という言葉で思い出したのが、
今再放送されている朝ドラ「カムカムエヴリバディ」だ。
和菓子屋に生まれた安子(上白石萌音)は小さい頃から祖父と父・職人さん達が餡子の鍋を囲みながら、愛おし気につぶやいているのを見て来た。

『美味しゅうなあれ・・・
美味しゅうなあれ・・・』


 それは食べてくれる人の幸せを願うおまじない。
餡子を食べて笑顔になって欲しいという祈りだった。


 多分、葵にはお客さんが見えていないんだと思う。
お菓子と自分の世界。
納得できる材料を使って完璧に作るお菓子。
誰も褒めてくれないけど完璧にできあがったお菓子、その存在だけが葵を認め癒してくれる存在だったんじゃないのかな。



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matakita821 at 16:28|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月29日

夜ドラ「バニラな毎日」 第6夜



 店の外では秋山(木戸大聖)ファンがかしましいけど、当の本人はケーキを作っているうちに落ち着いてきて楽しんでいる模様。

 活動休止しているのはスランプに陥ったからだそうな。
以前は恋をしても失恋しても作品に繋がったのに、最近はその『パッション』が出てこないんだって。なんか恋人が切れたことないって言ってたもんね ( ̄▽ ̄;) なぜそのような生活をしているのか。

「ブラウニーとオペラが自分の中にあるんです」

 なんやらハッスルする時とだらける時の差が大きいらしい。
それで振られたと思ったら、また次の恋へ。

 あ〜〜極端なんだね。
100かゼロか。
その端から端を行き来している間にわかんなくなっちゃったんだね。
失恋の悲しみを癒せないから次の恋にも行けない。
も〜〜どうしたらいいの?

 で、彼はカウンセリングの先生に
「癒しを一度丁寧につくることから味わってみるのはどうですか?」とアドバイスされ、ここに来たそうな。てか、カウンセリングの先生は佐渡谷さん(永作博美)の姪っ子なんだって。ここに至って葵(蓮佛美沙子)は患者さん→カウンセラー→佐渡谷→お菓子教室(自分)という流れを理解したぞ。

 佐渡谷が治療に関わることが無責任に思える葵だったが・・・

「無責任だからいいのよ。気楽でしょ?
この時この場所だけで会う人、
言いたいことを気軽に言えて
嫌になったら会わなければいい。
ここはサードプレイス。
ここではしがらみなんか忘れちゃって
脱力系の自分でいていいの」


 わかるわ〜
行きずりの人だから、二度と会わない人だからこそ
心の中を正直に話せることあるよね。
わかってもらわなくていいの。
やっぱり人って、ただ聞いて欲しいんだな。

 そしてお菓子作りって最高のリハビリかも。
サポートしてもらいながらお菓子を完成させる達成感。
作りながら話を聞いてもらえる心地よさ(葵は無関心だけど ( ̄▽ ̄;) )。
そして甘くて美味しいケーキに心もお腹も満たされる。



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matakita821 at 17:15|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月28日

夜ドラ「バニラな毎日」 第5夜

『こんな風景があったんだ。
いつも帰るのが夜中で、
生活にも心にも余裕がなくて
何も見えてなかった。

夢を持つ若者に優しい町だった。
古い町並みに残っていた古民家や空家を再生し町を活性化させる。
私はそのプロジェクトのおかげで安く物件を借りることができた。
それなのに・・・』


 商店街の賑わい、傍らで遊ぶ子供達、
家庭菜園の収穫をしながら
おしゃべりを楽しむおばちゃん達、
普通の人達のいつもの日常が葵にとっては新鮮で珍しい。

 それだけ必死にお菓子やお店のことだけを考えて
生きてきたってことだよね。
恋愛する余裕も、趣味を楽しむゆとりもなかった。
真面目にわき目もふらずお菓子と向き合い続けた。
もっと力抜かんと倒れちゃうよ・・・
葵の働く姿を見た佐渡谷は思ったのかもしれない。


 今回の生徒さんは挙動不審の青年。
怯えたように扉を叩き『開けて!』と訴える声。
マスクにサングラス。
戸締りを厳重チェック。
人目を避けたいのか勝手に窓のカーテン閉めちゃうし。

 やっと落ち着いてメガネとマスクを取った青年は、『これで挙動不審の理由がわかるでしょ?』とばかりに微笑んだが、葵(蓮佛美沙子)には、さっぱり・・
『あれ?・・・まさか・・・俺のことご存じない?』的ショックを受けた表情になった後、涙ぐみ、『そうだよな・・知らない人もいるよな、俺ってバカだな』てな感じで自嘲的に笑顔を作る青年。情緒不安定?葵は怖くなっちゃったぞ(笑)

 それでもその子は何とか立て直し、秋山静(木戸大聖)と名乗った後、笑顔で握手の手を差し出してきたんだが、受ける葵はルール徹底。

「す・・すいません。
先に手洗ってもらっていいですか?
白井です」


 その後も別れた元カノの話始めたと思ったら泣きそうになるし、
葵に個人的な質問グイグイしてくるかと思ったら褒めてくるし、
気まずいったらありゃしない。
佐渡谷さん(永作博美)にダッシュで来るようライン送ったさ。

 その間も落ち着かずうろうろして、準備しておいたものを落とす秋山に、葵はイライラ。全く意に介さず自分語りを始める彼だったが、クールにスティック対応する葵。
決して距離を縮ませない(笑



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matakita821 at 16:29|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月24日

夜ドラ「バニラな毎日」 第4夜

 タルトタタン、完成!
美味しそうだった〜
粉砂糖を炙ってできた艶がたまらん。
噛む音も味なんだね。

 葵(蓮佛美沙子)、「本当は良くないけど、何事も挑戦ということで」と言いながら柔軟に対応してくれた。きっと今までだったら、そういう妥協を自分にも他人にも許さなかったんじゃないかなぁ。

「失敗作がこんなに美味しいなんて!」順子(土居志央梨)
「そう。失敗したっていいのよ。
いろんなやり方でやり直せる」佐渡谷(永作博美)
「・・・・・」葵


 佐渡谷のさりげない言葉が葵と順子それぞれの心にじんわりと伝わっていく。


 その後、ちょっといいことをした気分で
気持ちよくカフェで働いている葵に事件が。

 店長にお店をやっていたパティシエとバレてクビ宣告さ〜
レシピ盗まれるアレから同業者は雇わない規則になってるんだと。
いやいやいやいや、そんなことするかいな( ̄▽ ̄;)
「お金が必要で!」とすがってみたが問答無用で、もう来なくていいとバッサリさ。

 カフェのバイト代は120,000円、コンビニバイトで70,000円。
銀行への返済が毎月12万。
家賃が45,000円。
カフェのお給料が無くなったら借金返済どころか生活にも困窮してしまう。
絶望・・・・・


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matakita821 at 16:55|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年01月23日

夜ドラ「バニラな毎日」 第3夜

「自分の心の声だけは・・・
聞き逃さないであげてね」佐渡谷
「・・・(うなづく)」順子




 さて・・・順子が帰ってしまった後、残された二人。

「正直私、順子さんが失敗したらいいのにって思っちゃいました。
何か・・ああいう態度でお菓子作られるの
なんかしゃくで」葵(蓮佛美沙子)
「ちょっとお!営業妨害はしないでよね!」佐渡谷(永作博美)
「してないですよ!
むしろ私は失敗しないようにアドバイスしようとしたのに、
アレ、わざと失敗させました?」
「う〜ん・・・・」


 何かを察した佐渡谷さんは、失敗を恐れることないよ・・と伝えたかったんじゃないかな。だから、ホラ、一緒に失敗してみようよ?大丈夫だよと見守っていた。
葵に声をかけたのは彼女の作るお菓子に惚れていたのと場所が欲しかったってのが一番だろうけど、好きなことをしているのに、どこか生きずらそうな葵をほっとけなかったのかもしれない。

 佐渡谷が次に順子(土居志央梨)と作ろうと決めたのは「タルトタタン(葵提案)」。
なんとか彼女を誘い出すことに成功。
今回は葵が積極的に誘導し成功体験を味わってもらうつもり。

 緊張しながら作業を開始した順子だったが、バニラビーンズを入れるタイミングを見計らっているうちに失敗したトラウマが蘇ってしまった。職場で成果を上げられなかった結果、受けた処遇、責める声、呆れた言葉、叩きのめされた自信。過呼吸なのかな。そんな順子さんを救ったのはバニラビーンズの香りだった。

 香りって大事だよねぇ。
パン屋さんに入ってもあの匂いに癒されるもんね〜
美味しそうな匂いは幸せをくれる。

 「本物」の材料を使ってきたことで赤字を出してしまった葵も
佐渡谷に本物のすばらしさをわかってもらえ、だからこそ順子に届いたのを実感できて嬉しかったみたい。バニラの香りは葵をもリラックスさせた模様。教え方も表情も優しくなった。



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matakita821 at 18:40|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

夜ドラ「バニラな毎日」 第2夜

「何でですか・・・
何で失敗するのがわかってたのに
教えてくれなかったんですか?
たったこの数時間に
私がいくらお支払いしたか分かってますよね?
なのに・・・
なんでこんな失敗したものを私が?!
私はあなたたちのクライアントでしょ?!
クライアントの要望に応えるのが
あなた達の仕事ですよね?!
仕事をなめすぎじゃないですか?!」順子
「言い過ぎじゃないですか・・?」葵


 衝撃的な展開に驚き戸惑う葵(蓮佛美沙子)。
でも佐渡谷さん(永作博美)は全く動じない。


  作っている最中も順子(土居志央梨)の勘の悪さや遅さ、センスの無さにイライラし、手や口を出したくてたまらない葵(顔に出てたけどな( ̄▽ ̄;) )と、終始「大丈夫、大丈夫」と穏やかな顔であるがままを受け止める佐渡谷さんが対照的だった。
 
 多分、失敗するのが耐えられない順子さんは、「自由に」という言葉が苦手だ。勉強も試験も好きだったろうし難なくクリアしてきたのだろう。なのになぜ、たかがお菓子つくりがうまくいかないのだろう。頭ではわかっているのに、できないのがもどかしく腹立たしい。

 多分、料理自体ほとんどしたことがないんじゃ?( ̄▽ ̄;)
おかずを作ったりする料理とスウィーツでは多分違うんだろうけど(わたしゃ、計量が面倒くさいし適当にやりがちなので手を出せない)、やっていればある程度、作業の予想はつくと思う。

 ならばなぜ順子は見るからに難しそうなフルーツタルトを作ろうと思ったのか?
もっと簡単なシフォンケーキとか(いや、それすらも私は作ったことないが)から始めればいいじゃんか。今まで失敗したことないから過信したのか?自分の能力にショックを受けた順子は怒りを二人にぶつけ(あの言葉はいつも彼女が仕事の際に言われているものなんだろうか)、去って行った。発作起こしたみたいになってたけどトラウマでもあるのかしら。どうなるんかのぅ・・・

 第1夜 第3夜 第4夜
 第5夜 第6夜 第7夜 第8夜




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matakita821 at 17:11|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

夜ドラ「バニラな毎日」 第1夜



「あなた、ここで何しようとしてるんですか?!」
「(にま〜〜)・・・お菓子教室」


 こだわりぬいた厨房をベタベタと触り、がさつに開け閉めする佐渡谷(永作博美)にイライラキリキリする葵(蓮佛美沙子)。余裕で応える佐渡谷の空気に、もう飲まれている(笑)これだけでも二人の性格がよくわかる。

 やっともった自分の店を5年で閉めることになった葵。
お客さんが並ぶほど繁盛していたけど(最終日だったからか?)
内情は燃え盛る火の車〜( ̄▽ ̄;)
閉店日に手伝ってくれた友達の「こだわりすぎたんじゃないの?」という言葉が痛い。
そんなことわかっている。
でも材料の質を落としたくないし、お客様に自信を持って提供できるケーキを作りたい。
納得のいかないものを出すのはプライドが許さない。
その結果がこれだった。

 借金返済のためバイトを掛け持ちし忙しく過ごしている葵に声をかけてきた謎の関西系のおばちゃん。いきなり店を貸して欲しいというのさ〜
胡散臭いったらありゃしない(笑)
調べたら素人に毛が生えたレベルの料理研究家。
レシピも適当で手抜きにしか見えない。

 なんか気になるドラマ。
そして永作博美さんと蓮佛美沙子さんという二人の役者さんへの信頼感から見てみようと思います。

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matakita821 at 17:09|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加